JP3542953B2 - シーケンス制御回路 - Google Patents

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    • F15B11/16Servomotor systems without provision for follow-up action; Circuits therefor with two or more servomotors
    • F15B11/20Servomotor systems without provision for follow-up action; Circuits therefor with two or more servomotors controlling several interacting or sequentially-operating members
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の流体圧シリンダを流体圧でシーケンス制御するシーケンス制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
拡幅施工の要求が高まりつつある近年、特許第2656210号公報に示されるような2段伸縮スクリード装置を搭載したアスファルトフィニッシャが要望されている。
【0003】
このアスファルトフィニッシャは、図3に示されるように、舗装機械本体1の後部に連結された主スクリード2と、この主スクリードの後部に横方向移動可能に取付けられた左右の2段伸縮スクリード装置3とを備え、舗装機械本体1はダンプカーよりホッパ4に受取った舗装材料をバーコンベア5により後部まで搬送し、舗装すべき路面に落下させてスクリューコンベア6で横方向に広げた上、前進しながら主スクリード2と2段伸縮スクリード装置3とにより、舗装材料を所定の幅員に舗装する。
【0004】
左右の2段伸縮スクリード装置3は、主スクリード2の後方に主スクリード2に平行して第1段目の伸縮スクリード3aが配置され、これらの第1段目の伸縮スクリード3aは、それぞれ第1の油圧シリンダ7により左右に水平移動される。また、これらの第1段目の伸縮スクリード3aの後方には、これらに平行して第2段目の伸縮スクリード3bが配置され、これらの第2段目の伸縮スクリード3bは、それぞれ第2の油圧シリンダ8により左右に水平移動される。
【0005】
そして、舗装機械の輸送中は、第1段目および第2段目の伸縮スクリード3a,3bの各油圧シリンダ7,8は、それらのピストンロッドを収縮して、両伸縮スクリード3a,3bを主スクリード2の幅内に収めている。
【0006】
舗装作業中は、第1段目および第2段目の伸縮スクリード3a,3bが舗装の幅員に応じて広げられる。すなわち、第1の油圧シリンダ7のピストンロッドを一杯に伸張させると、第1段目の伸縮スクリード3aが一杯に広がり、さらに、舗装幅を広げることが望まれる場合は、この状態から第2の油圧シリンダ8のピストンロッドを伸張させることにより、第2段目の伸縮スクリード3bを広げる。こうして、主スクリード幅の2倍以上のスクリード幅が得られる。
【0007】
このように、2段伸縮スクリード装置3は、2段ともに油圧シリンダ7,8が装備されているが、第1段目および第2段目の伸縮スクリード3a,3bの各油圧シリンダ7,8は、2段同時作動の必要がないため、従来は、シリンダ作動油を方向制御するためのシリーズに設けられた2つの電磁式の切換弁と、これらの電磁式の切換弁をそれぞれ操作する2つの操作スイッチとにより、それぞれ制御されている。
【0008】
また、一般道路施工において、特に路肩に電柱・マンホールなどの障害物がある現場では、頻繁なスクリード伸縮作業が必要となる場合がある。しかし、この2段伸縮スクリード装置3は2段の伸縮スクリード3a,3bのどちらを操作するかの判断が必要であるため、オペレータの作業が煩雑になっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
このように、従来は、複数の流体圧シリンダの伸縮動作をそれぞれ制御するための複数の操作スイッチによりそれぞれ操作される切換弁が必要であるとともに、それらの操作が煩雑になる問題がある。
【0010】
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、複数の流体圧シリンダの伸縮動作を1つの切換弁により簡単に制御できるようにすることを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
求項に記載された発明は、流体圧ポンプから供給される作動流体を方向制御する一方および他方の出力ポートを有する切換弁と、切換弁の一方の出力ポートと他方の出力ポートとの間に並列に接続された順次動作される複数の流体圧シリンダと、動作順位上位の流体圧シリンダの一定のストローク作動によりその流体圧シリンダから出力されたパイロット信号圧により連通動作されて動作順位下位の流体圧シリンダに作動流体を供給する複数のパイロット操作逆止弁とを具備したシーケンス制御回路において、複数の流体圧シリンダが、一の流体圧シリンダおよび他の流体圧シリンダを備え、複数のパイロット操作逆止弁は、切換弁の一方の出力ポートに一の流体圧シリンダと共に並列に接続され一の流体圧シリンダの一定のストローク作動により一の流体圧シリンダから出力されたパイロット信号圧により連通動作されて一方の出力ポートから他の流体圧シリンダに作動流体を供給する一のパイロット操作逆止弁と、切換弁の他方の出力ポートに他の流体圧シリンダと共に並列に接続され他の流体圧シリンダの一定のストローク作動により他の流体圧シリンダから出力されたパイロット信号圧により連通動作されて他方の出力ポートから一の流体圧シリンダに作動流体を供給する他のパイロット操作逆止弁とを具備したシーケンス制御回路であり、そして、切換弁の切換により、動作順位上位の流体圧シリンダが一定のストローク作動すると、その流体圧シリンダから出力されたパイロット信号圧によりパイロット 操作逆止弁が連通動作して、相対的に動作順位下位の流体圧シリンダが作動する。このように、複数の流体圧シリンダの動作を1つの切換弁によりシーケンス制御する。特に、切換弁を一方の切換位置にして一の流体圧シリンダを作動し、一定のストローク作動した一の流体圧シリンダから出力されたパイロット信号圧により一のパイロット操作逆止弁を連通動作させて、他の流体圧シリンダを作動する。また、切換弁を他方の切換位置にして他の流体圧シリンダを逆方向に作動し、一定のストローク作動した他の流体圧シリンダから出力されたパイロット信号圧により他のパイロット操作逆止弁を連通動作させて、一の流体圧シリンダを逆方向に作動する。このように、一の流体圧シリンダおよび他の流体圧シリンダの伸縮動作を1つの切換弁によりシーケンス制御する。
【0012】
請求項に記載された発明は、請求項1記載のシーケンス制御回路における切換弁を、操作スイッチから入力される電気信号により切換操作可能の電磁式の切換弁としたものであり、そして、1つの操作スイッチにより1つの電磁式の切換弁を切換操作するだけで、複数の流体圧シリンダを制御する。
【0013】
請求項に記載された発明は、請求項または記載のシーケンス制御回路における一の流体圧シリンダおよび他の流体圧シリンダが、アスファルトフィニッシャにおける2段伸縮スクリード装置の第1段目の伸縮スクリードおよび第2段目の伸縮スクリードをそれぞれ伸縮作動する油圧シリンダであり、そして、アスファルトフィニッシャにおける2段伸縮スクリード装置の伸縮スクリードを、第1段目・第2段目の順序で拡幅し、また、第2段目・第1段目の順序で格納する。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図1を参照しながら、また、他の実施の形態を図2を参照しながら説明する。なお、この実施の形態は、作動流体を作動油とする油圧回路を例示し、流体圧ポンプは油圧ポンプであり、流体圧シリンダは油圧シリンダである。
【0015】
図1はシーケンス制御回路の一例を示し、タンク11に流体圧ポンプ12の吸込口が連通され、この流体圧ポンプ12の吐出口に接続された吐出通路13には、ポンプ吐出圧を設定圧に維持するリリーフ弁14が設けられている。
【0016】
吐出通路13には、流体圧ポンプ12から供給される作動流体を方向制御する切換弁15が設けられている。この切換弁15は、吐出通路13が接続された供給ポート16、タンク11にタンク通路17を経て接続された排出ポート18、一方の出力ポート19および他方の出力ポート20を有する3位置4ポート切換弁である。
【0017】
さらに、この切換弁15は、操作スイッチ21からソレノイド22,23に入力された電気信号により双方向へ切換操作可能の電磁式の切換弁でもあり、操作スイッチ21をA側に切換えると、電磁式の切換弁15を一方の切換位置aに切換え、また、操作スイッチ21をB側に切換えると、電磁式の切換弁15を他方の切換位置bに切換えることができる。
【0018】
この切換弁15の一方の出力ポート19と他方の出力ポート20との間に、通路24,25,26,27,28,29,30,31により、順次動作される複数の流体圧シリンダ32,33が並列に接続されている。
【0019】
シリンダ伸長動作時は、流体圧シリンダ32が動作順位上位の流体圧シリンダ、流体圧シリンダ33が動作順位下位の流体圧シリンダとなり、また、シリンダ収縮動作時は、流体圧シリンダ33が動作順位上位の流体圧シリンダ、流体圧シリンダ32が動作順位下位の流体圧シリンダとなる。
【0020】
切換弁15の一方の出力ポート19には、一の流体圧シリンダ32と共に一のパイロット操作逆止弁34が並列に接続されている。この一のパイロット操作逆止弁34は、一の流体圧シリンダ32の一定のストローク作動により、一の流体圧シリンダ32からパイロット通路35を経て出力されたパイロット信号圧により連通動作されて、一方の出力ポート19から他の流体圧シリンダ33に作動流体を供給するものである。
【0021】
また、切換弁15の他方の出力ポート20には、他の流体圧シリンダ33と共に他のパイロット操作逆止弁36が並列に接続されている。この他のパイロット操作逆止弁36は、他の流体圧シリンダ33の一定のストローク作動により、他の流体圧シリンダ33からパイロット通路37を経て出力されたパイロット信号圧により連通動作されて、他方の出力ポート20から一の流体圧シリンダ32に作動流体を供給するものである。
【0022】
次に、この図1に示された実施形態の作用を説明する。
【0023】
操作スイッチ21をA側に操作して、切換弁15を図示された中立位置から一方の切換位置aに切換えると、一方の出力ポート19から一の流体圧シリンダ32のヘッド側に作動流体が供給され、一の流体圧シリンダ32が伸張方向に作動し、そのピストン32aが2点鎖線で示された一定のストローク作動する。
【0024】
これにより、一の流体圧シリンダ32からパイロット通路35にパイロット信号圧が出力され、このパイロット信号圧により一のパイロット操作逆止弁34が連通動作されて、一方の出力ポート19から他の流体圧シリンダ33のヘッド側に作動流体が供給され、他の流体圧シリンダ33が伸張方向に作動する。
【0025】
また、操作スイッチ21をB側に操作して、切換弁15を他方の切換位置bに切換えると、他方の出力ポート20から他の流体圧シリンダ33のロッド側に作動流体が供給され、他の流体圧シリンダ33が逆方向すなわち収縮方向に作動し、そのピストン33aが2点鎖線で示された一定のストローク作動する。
【0026】
これにより、他の流体圧シリンダ33からパイロット通路37にパイロット信号圧が出力され、このパイロット信号圧により他のパイロット操作逆止弁36が連通動作されて、他方の出力ポート20から一の流体圧シリンダ32のロッド側に作動流体が供給され、一の流体圧シリンダ32は逆方向すなわち収縮方向に作動する。
【0027】
このようなシーケンス制御回路における一の流体圧シリンダ32および他の流体圧シリンダ33を、図3に示されたアスファルトフィニッシャにおける2段伸縮スクリード装置3の第1段目の伸縮スクリード3aおよび第2段目の伸縮スクリード3bをそれぞれ伸縮作動する油圧シリンダ7,8に適用する。
【0028】
すなわち、第1段目の伸縮スクリード3aを一の流体圧シリンダ32で伸縮作動するとともに、第2段目の伸縮スクリード3bを他の流体圧シリンダ33で伸縮作動するようにする。
【0029】
この場合、2段伸縮スクリード装置3は、第1段目の流体圧シリンダ32、第2段目の流体圧シリンダ33の順序で伸張して、第1段目の伸縮スクリード3a、第2段目の伸縮スクリード3bの順序で拡幅し、また、第2段目の流体圧シリンダ33、第1段目の流体圧シリンダ32の順序で収縮して、第2段目の伸縮スクリード3b、第1段目の伸縮スクリード3aの順序で格納する。
【0030】
通常の施工において、2段伸縮スクリード装置3は第2段目の伸縮スクリード3bのみを拡幅するという作業は必要ないので、このようなシーケンス動作で良い。
【0031】
このように、複数のパイロット操作逆止弁34,36と、これらのパイロット操作逆止弁用の通路26,27,30,31,35,37のための配管とを設け、複数の流体圧シリンダ32,33の伸縮動作を1つの電磁式の切換弁15によりシーケンス制御する回路であるから、1つの操作スイッチ21により1つの電磁式の切換弁15を切換操作するだけで、複数の流体圧シリンダ32,33の伸縮動作を簡単に制御できる。
【0032】
すなわち、2段伸縮スクリード装置3の第1段目の伸縮スクリード3aおよび第2段目の伸縮スクリード3bを、1つの電磁式の切換弁15と操作スイッチ21のみで簡単に操作することができ、これらの伸縮スクリード3a,3bを操作するオペレータの作業が容易になる。
【0033】
次に、図2は、他の実施の形態を示す。なお、図1に示された実施の形態と同様の部分には同一符号を付して、その説明を省略する。
【0034】
流体圧ポンプ(図示せず)から供給される作動流体を方向制御する一方および他方の出力ポート19,20を有する切換弁15と、切換弁15の一方の出力ポート19と他方の出力ポート20との間に並列に接続された複数の流体圧シリンダ32,33,41と、動作順位上位の流体圧シリンダの一定のストローク作動によりその流体圧シリンダから出力されたパイロット信号圧により連通動作されて動作順位下位の流体圧シリンダに作動流体を供給する複数のパイロット操作逆止弁34,36,42,43とを具備したシーケンス制御回路である。
【0035】
流体圧シリンダ33とパイロット操作逆止弁42との間には、パイロット通路44が設けられ、また、流体圧シリンダ41とパイロット操作逆止弁43との間には、パイロット通路45が設けられている。
【0036】
シリンダ伸長動作時の動作順位は、流体圧シリンダ32、流体圧シリンダ33、流体圧シリンダ41の順番となり、また、シリンダ収縮動作時の動作順位は、流体圧シリンダ41、流体圧シリンダ33、流体圧シリンダ32の順番となる。
【0037】
そして、切換弁15を一方の切換位置aに切換えて、一方の出力ポート19から動作順位上位の流体圧シリンダ32に作動流体を供給すると、この流体圧シリンダ32が伸長方向に作動し、一定のストローク作動すると同時に、この流体圧シリンダ32からパイロット通路35にパイロット信号圧が出力され、このパイロット信号圧によりパイロット操作逆止弁34が連通動作されて、一方の出力ポート19から相対的に動作順位下位の流体圧シリンダ33に作動流体が供給され、この流体圧シリンダ33が伸長方向に作動する。
【0038】
さらに、この流体圧シリンダ33が一定のストローク作動すると同時に、この流体圧シリンダ33からパイロット通路44にパイロット信号圧が出力され、このパイロット信号圧によりパイロット操作逆止弁42が連通動作されて、一方の出力ポート19から相対的に動作順位下位の流体圧シリンダ41に作動流体が供給され、この流体圧シリンダ41が伸長方向に作動する。
【0039】
また、切換弁15を他方の切換位置bに切換えて、他方の出力ポート20から流体圧シリンダ41に作動流体を供給すると、この流体圧シリンダ41が逆方向すなわち収縮方向に作動し、一定のストローク作動すると同時に、この流体圧シリンダ41からパイロット通路45にパイロット信号圧が出力され、このパイロット信号圧によりパイロット操作逆止弁43が連通動作されて、他方の出力ポート20から流体圧シリンダ33に作動流体が供給され、この流体圧シリンダ33は逆方向すなわち収縮方向に作動する。
【0040】
さらに、この流体圧シリンダ33が一定のストローク作動すると同時に、この流体圧シリンダ33からパイロット通路37にパイロット信号圧が出力され、このパイロット信号圧によりパイロット操作逆止弁36が連通動作されて、相対的に動作順位下位の流体圧シリンダ32に作動流体が供給され、この流体圧シリンダ32が収縮方向に作動する。
【0041】
切換弁15は、図1に示されたものと同様に操作スイッチ21から入力される電気信号により切換操作可能の電磁式の切換弁とすると、1つの操作スイッチ21により1つの電磁式の切換弁15を切換操作するだけで、複数の流体圧シリンダ32,33,41の伸縮動作をシーケンス制御できる。
【0042】
以上のように、図1および図2に示された本回路は、電磁式の切換弁の代替品としてパイロット操作逆止弁34,36,42,43を用いた単純な油圧シーケンス制御であるため、すなわち、リミットスイッチなどを用いた電気制御や複雑な電子的制御は不要であるため、信頼性も保証されており、かつ大幅な設計変更も不要であるため、実用化も容易である。
【0043】
なお、本制御回路は、空圧回路にも適用でき、流体圧ポンプ12および流体圧シリンダ32,33,41は、空圧ポンプおよび空圧シリンダでも良い。
【0044】
【発明の効果】
求項記載の発明によれば、切換弁の切換により、動作順位上位の流体圧シリンダが一定のストローク作動すると、その流体圧シリンダから出力されたパイロット信号圧によりパイロット操作逆止弁が連通動作して、相対的に動作順位下位の流体圧シリンダが作動するから、複数の流体圧シリンダの動作を1つの切換弁により簡単にシーケンス制御できる。特に、切換弁を一方の切換位置にして一の流体圧シリンダを作動すると、一定のストローク作動した一の流体圧シリンダから出力されたパイロット信号圧により一のパイロット操作逆止弁を連通動作させて、他の流体圧シリンダを作動でき、また、切換弁を他方の切換位置にして他の流体圧シリンダを逆方向に作動すると、一定のストローク作動した他の流体圧シリンダから出力されたパイロット信号圧により他のパイロット操作逆止弁を連通動作させて、一の流体圧シリンダを逆方向に作動できるから、一の流体圧シリンダおよび他の流体圧シリンダの伸縮動作を1つの切換弁により簡単にシーケンス制御できる。
【0045】
請求項記載の発明によれば、1つの操作スイッチにより1つの電磁式の切換弁を切換操作するだけで、複数の流体圧シリンダを簡単に制御でき、操作が容易になる。
【0046】
請求項記載の発明によれば、1つの切換弁を操作するだけで、アスファルトフィニッシャにおける2段伸縮スクリード装置の伸縮スクリードを、第1段目・第2段目の順序で拡幅できるとともに、第2段目・第1段目の順序で格納でき、2段伸縮スクリード装置の伸縮スクリードを操作するオペレータの作業が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシーケンス制御回路の一実施の形態を示す回路図である。
【図2】本発明に係るシーケンス制御回路の他の実施の形態を示す回路図である。
【図3】アスファルトフィニッシャを示す平面図である。
【符号の説明】
3 2段伸縮スクリード装置
3a 第1段目の伸縮スクリード
3b 第2段目の伸縮スクリード
7,8 油圧シリンダ
12 流体圧ポンプ
15 切換弁
19,20 出力ポート
21 操作スイッチ
32,33,41 流体圧シリンダ
34,36,42,43 パイロット操作逆止弁

Claims (3)

  1. 流体圧ポンプから供給される作動流体を方向制御する一方および他方の出力ポートを有する切換弁と、
    切換弁の一方の出力ポートと他方の出力ポートとの間に並列に接続された順次動作される複数の流体圧シリンダと、
    動作順位上位の流体圧シリンダの一定のストローク作動によりその流体圧シリンダから出力されたパイロット信号圧により連通動作されて動作順位下位の流体圧シリンダに作動流体を供給する複数のパイロット操作逆止弁とを具備したシーケンス制御回路において、
    複数の流体圧シリンダは、
    一の流体圧シリンダおよび他の流体圧シリンダを備え、
    複数のパイロット操作逆止弁は、
    切換弁の一方の出力ポートに一の流体圧シリンダと共に並列に接続され一の流体圧シリンダの一定のストローク作動により一の流体圧シリンダから出力されたパイロット信号圧により連通動作されて一方の出力ポートから他の流体圧シリンダに作動流体を供給する一のパイロット操作逆止弁と、
    切換弁の他方の出力ポートに他の流体圧シリンダと共に並列に接続され他の流体圧シリンダの一定のストローク作動により他の流体圧シリンダから出力されたパイロット信号圧により連通動作されて他方の出力ポートから一の流体圧シリンダに作動流体を供給する他のパイロット操作逆止弁と
    を具備したことを特徴とするシーケンス制御回路。
  2. 切換弁は、操作スイッチから入力される電気信号により切換操作可能の電磁式の切換弁である
    ことを特徴とする請求項1記載のシーケンス制御回路。
  3. 一の流体圧シリンダおよび他の流体圧シリンダは、
    アスファルトフィニッシャにおける2段伸縮スクリード装置の第1段目の伸縮スクリードおよび第2段目の伸縮スクリードをそれぞれ伸縮作動する油圧シリンダである
    ことを特徴とする請求項または記載のシーケンス制御回路。
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