JP2011084951A - ダブルロック式車両用ドアロック装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ダブルロックを成立させ、ワンモーションまたはダブルプル作動が得られるインサイドドアハンドルのドア開操作時の操作フィーリングを向上させること。
【解決手段】車両用ドアロック装置Aoは、インサイドドアハンドルのドア開操作時に作動するインサイドオープンレバー32と、これと連係作動可能なオープンリンク33と、これの位置を切り替えるロック機構A3と、これの作動を規制または許容するダブルロック機構A4を備えている。ロック機構A3は、アクティブレバー41、サブレバー43、コントロールレバー44を備えるとともに、第1のストッパ41b、第2のストッパ41c、トーションスプリング45(付勢部材)を備えている。ダブルロック機構A4は、ダブルロックレバー51と連結部材52を備えている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、車両用ドアロック装置、特に、ロック機構とダブルロック機構を備えているダブルロック式車両用ドアロック装置に関する。
この種の車両用ドアロック装置の一つとして、車両のドアに組付けられて同ドアをボデーに対して閉じた状態で保持可能なラッチ機構と、前記ドアに回転可能に連係され前記ドアの車内側に設けたインサイドドアハンドルの操作に伴って駆動されるインサイドオープンレバーと、前記ドアに回転可能に連係され前記インサイドオープンレバーと前記ラッチ機構が備えるリフトレバーとの間に設けられて前記インサイドドアハンドルのドア開操作に伴う前記インサイドオープンレバーのドア開方向作動を前記リフトレバーに伝えるアンロック位置と前記リフトレバーに伝えないロック位置とに切り替え可能なオープンリンクと、このオープンリンクを前記アンロック位置または前記ロック位置に切り替えるためのロック機構と、このロック機構の作動を規制するダブルロックセット状態または前記ロック機構の作動を許容するダブルロックアンセット状態に切り替えることが可能なダブルロック機構を備えているものがあり、例えば、下記特許文献1に示されている。
特開2002−38797号公報
上記した特許文献1に記載されている車両用ドアロック装置においては、ダブルロック機構にてダブルロックアンセット状態とされていて、ロック機構の作動が許容されているときに、オープンリンクがロック位置にあって、インサイドドアハンドルのドア開操作に伴って、インサイドオープンレバーがドア開方向に作動されると、ロック機構にて、所謂、ワンモーション作動(またはダブルプル作動)が得られて、オープンリンクがロック位置からアンロック位置に切り替えられて、インサイドドアハンドルのドア開操作によってドアを開くことが可能である。なお、上記したワンモーション作動が得られるように設定されていると、インサイドドアハンドルを一度ドア開操作(シングルプル操作)することで、ドアを開くことが可能である。また、上記したダブルプル作動が得られるように設定されていると、一度ドア開操作したインサイドドアハンドルを一旦戻して再度ドア開操作(ダブルプル操作)することで、ドアを開くことが可能である。
(発明が解決しようとする課題)
上記した特許文献1に記載されている車両用ドアロック装置においては、上記したワンモーション作動が得られるように設定されていて、インサイドオープンレバーのドア開方向作動によってロック位置からアンロック位置に回転駆動されるロッキングレバー(特許文献1ではロック操作レバーと記載されているロック機構の構成部材)と、これに組付けられて一体的に回転駆動可能な被掛止レバー(特許文献1では線状のバネ鋼材によって形成されていて、ロック機構におけるアクティブレバーとの力の伝達時に弾性変形可能であるロック機構の構成部材)によって、アクティブレバー(オープンリンクに連係しておりオープンリンクをアンロック位置またはロック位置に切り替えることが可能である)をロック位置からアンロック位置に移動させる構造が採用されている。
このため、上記したワンモーション作動が得られるときに、被掛止レバーが弾性変形して撓みながらアクティブレバーに力を伝達することとなり、インサイドドアハンドルのドア開操作に対して、アクティブレバーのロック位置からアンロック位置への移動初期に遅れ感が生じて、操作フィーリングを損なうおそれがある。なお、上記した被掛止レバーの撓みは、被掛止レバーの形状や素材等を変更することで、小さくすることが可能であるが、その場合には、当該装置の大型化やコストアップが生じるおそれがある。
(課題を解決するための手段)
本発明は、上記した課題に対処すべくなされたものであり、上記したダブルロック式車両用ドアロック装置において、
前記ロック機構が、前記ドアに回転可能に連係されてアンロック位置またはロック位置に保持可能なアクティブレバーと、このアクティブレバーに対して所定量相対回転可能に組付けられていて前記オープンリンクに連係しており前記オープンリンクを前記アンロック位置または前記ロック位置に切り替えることが可能なサブレバーと、前記アクティブレバーに設けられて前記サブレバーを第1の定位置にてアンロック方向の回転を規制する第1のストッパと、前記サブレバーを前記第1の定位置に向けてアンロック方向に付勢する第1の付勢部材を備えるとともに、前記アクティブレバーと前記サブレバーに対して相対回転可能で前記アクティブレバーに対して連結・解除可能であり前記インサイドオープンレバーのドア開方向作動によって第2の定位置からアンロック方向に回転可能なコントロールレバーと、前記アクティブレバーに設けられて前記コントロールレバーを前記第2の定位置にてロック方向の回転を規制する第2のストッパと、前記コントロールレバーを前記第2の定位置に向けてロック方向に付勢する第2の付勢部材を備えていて、
前記アクティブレバーが前記アンロック位置から前記ロック位置に移動することによって前記オープンリンクが前記アンロック位置から前記ロック位置に切り替えられる際には、前記サブレバーが前記アクティブレバーと一体で動作し、前記アクティブレバーが前記ロック位置から前記アンロック位置に移動することによって前記オープンリンクが前記ロック位置から前記アンロック位置に切り替えられる際には、前記サブレバーが前記第1の付勢部材を介して前記アクティブレバーと連動するように設定されており、
前記ダブルロック機構が、前記ドアに回転可能に連係されて前記ダブルロックアンセット状態とするアンセット位置または前記ダブルロックセット状態とするセット位置に切り替え可能なダブルロックレバーと、前記コントロールレバーに対して径方向に移動可能かつ回転方向に一体的に組付けられていて前記ダブルロックレバーの回転によって前記コントロールレバーの径方向に移動可能で前記アクティブレバーに対して係合・離脱可能な連結部材を備えていて、
前記ダブルロックレバーが前記アンセット位置にあるときには、前記アクティブレバーと前記コントロールレバーが前記第2のストッパと前記連結部材によって一体回転可能に連結された状態で前記ダブルロックレバーに対して相対回転可能とされ、前記アクティブレバーがロック位置にあり前記ダブルロックレバーが前記セット位置にあるときには、前記アクティブレバーが前記ダブルロックレバーによって前記アンロック位置への移動を規制されるとともに、前記連結部材が前記アクティブレバーから離脱して、前記コントロールレバーが前記第2の定位置から前記第2の付勢部材の付勢力に抗した移動を許容されるように設定されていることに特徴がある。
なお、一般的なダブルロック式車両用ドアロック装置は、ドアの車外側に設けたアウトサイドドアハンドルの操作に伴って駆動されるアウトサイドオープンレバーも備えていて、アウトサイドドアハンドルのドア開操作に伴うアウトサイドオープンレバーのドア開方向作動によっても、上記したインサイドドアハンドルのドア開操作に伴うインサイドオープンレバーのドア開方向作動と同様に、オープンリンクを駆動可能に設定されている。しかし、アウトサイドドアハンドルのドア開操作によっては、ワンモーション作動(またはダブルプル作動)が得られないように設定されている。
(発明の作用効果)
本発明によるダブルロック式車両用ドアロック装置においては、ロック機構によってオープンリンクがアンロック位置とされていて、ロック機構がアンロック状態であり、かつ、ダブルロック機構がダブルロックアンセット状態であるとき(アンロック時)、インサイドドアハンドルがドア開操作されると、このドア開操作に伴うインサイドオープンレバーのドア開方向作動がアンロック位置にあるオープンリンクを介してラッチ機構のリフトレバーに伝えられて、ラッチ機構が開作動し、インサイドドアハンドルのドア開操作によって、ドアを開くことが可能である。なお、このとき(アンロック時)には、アウトサイドドアハンドルがドア開操作されると、このドア開操作に伴うアウトサイドオープンレバーのドア開方向作動がアンロック位置にあるオープンリンクを介してラッチ機構のリフトレバーに伝えられて、ラッチ機構が開作動し、アウトサイドドアハンドルのドア開操作によっても、ドアを開くことが可能である。
また、ロック機構によってオープンリンクがロック位置とされていて、ロック機構がロック状態であり、かつ、ダブルロック機構がダブルロックアンセット状態であるとき(ロック時)、インサイドドアハンドルのドア開操作に伴って、所謂、ダブルプル作動が得られるように設定されておれば、インサイドドアハンドルのダブルプル操作(初回のプル操作と、インサイドドアハンドルを一旦戻した後の二回目のプル操作)によって、ラッチ機構を開作動させて、ドアを開くことが可能となる。
このとき(ロック時)には、インサイドドアハンドルの初回のドア開操作(初回のプル操作)の初期及び中期において、インサイドドアハンドルのドア開操作に伴うインサイドオープンレバーのドア開方向作動によって、コントロールレバー、アクティブレバー、サブレバー等がロック位置からアンロック位置に切り替えられず、ロック位置にあるオープンリンクが駆動される。また、初回のプル操作の後期において、インサイドオープンレバーのドア開方向作動によって、コントロールレバー、アクティブレバー、サブレバー等がロック位置からアンロック位置に向けて切り替えられるとともに、オープンリンクが引き続き駆動される。
このため、初回のプル操作の初期及び中期においては、オープンリンクの動きがラッチ機構のリフトレバーに伝えられず、ラッチ機構は閉状態(ラッチ状態)に維持されて、ドアを開くことができない。また、初回のプル操作の後期においては、コントロールレバー、アクティブレバー、サブレバー等がロック位置からアンロック位置に向けて切り替えられることで、オープンリンクがロック位置からアンロック位置に向けて切り替えられるものの、このときには、オープンリンクが所定量駆動されていて、所謂、パニック状態となるため、オープンリンクからラッチ機構のリフトレバーに駆動力が伝えられなくて、ラッチ機構が開作動せず、ドアを開くことができない。
なお、上記したパニック状態では、コントロールレバーとアクティブレバーがアンロック位置に切り替えられて保持されているが、サブレバーがアクティブレバーに対し第1の付勢部材の付勢力に抗して所要量相対回転していてアンロック位置に切り替えられていない。このため、上記したパニック状態は、インサイドドアハンドルが一旦戻されるときに、オープンリンクが復帰位置に向けて移動する過程で、サブレバーが第1の付勢部材の付勢力によってアクティブレバーに対してアンロック方向に回転されることで解消されて、サブレバーとオープンリンクがアンロック位置に切り替えられる。
したがって、インサイドドアハンドルの二回目のプル操作時においては、コントロールレバー、アクティブレバー、サブレバー等がアンロック位置に切り替えられていて、オープンリンクがアンロック位置に移動しているため、上述したアンロック時と同様に、インサイドドアハンドルのドア開操作に伴うインサイドオープンレバーのドア開方向作動がアンロック位置にあるオープンリンクを介してラッチ機構のリフトレバーに伝えられて、ラッチ機構が開作動し、インサイドドアハンドルの二回目のドア開操作によって、ドアを開くことが可能である。
ところで、このロック時においては、アクティブレバーとコントロールレバーが第2のストッパと連結部材によって一体回転可能に連結された状態でダブルロックレバーに対して相対回転可能とされているため、インサイドドアハンドルのドア開操作に伴うインサイドオープンレバーのドア開方向作動によってコントロールレバーがアンロック方向に回転されるとき、アクティブレバーがコントロールレバーと一体でアンロック方向に回転する。したがって、インサイドドアハンドルのドア開操作に対して、アクティブレバーのロック位置からアンロック位置への移動初期に遅れ感が生じなくて、インサイドドアハンドルのドア開操作時の操作フィーリングを向上させることが可能である。なお、かかる作用効果は、ロック時において、インサイドドアハンドルのドア開操作に伴って、所謂、ワンモーション作動が得られるように設定されている場合においても、同様に得られるものである。
また、ロック機構によってオープンリンクがロック位置とされていて、ロック機構がロック状態であり、かつ、ダブルロック機構がダブルロックセット状態であるとき(ダブルロック時)には、アクティブレバーがロック位置にあり、ダブルロックレバーがセット位置にあって、アクティブレバーがダブルロックレバーによってアンロック位置への移動を規制されるとともに、連結部材がアクティブレバーから離脱して、コントロールレバーが第2の定位置から第2の付勢部材の付勢力に抗した移動(アンロック方向の移動)を許容されている。
このため、このとき(ダブルロック時)には、インサイドドアハンドルの如何なるドア開操作においても、その後期において、インサイドオープンレバーのドア開方向作動によってコントロールレバーがアンロック方向に回転されるもののアクティブレバーに対して空振りして、ロック位置にあるアクティブレバーがアンロック位置に向けて回転されない。したがって、このときには、ロック機構がロック状態に維持されて、インサイドドアハンドルのドア開操作によって、ドアを開くことができない。
なお、上述したロック時及びダブルロック時においては、アウトサイドドアハンドルが如何にドア開操作されても、コントロールレバー、アクティブレバー、サブレバー等がロック位置からアンロック位置に切り替えられることがなくて、オープンリンクはロック位置に維持される。このため、上述したロック時及びダブルロック時において、アウトサイドドアハンドルがドア開操作されると、このドア開操作に伴うアウトサイドオープンレバーのドア開方向作動が、ロック位置にあるオープンリンクに伝達されるものの、ロック位置にあるオープンリンクからラッチ機構のリフトレバーに伝えられない。したがって、このときには、ラッチ機構が開作動せず、アウトサイドドアハンドルのドア開操作によって、ドアを開くことができない。
上記した本発明の実施に際して、前記サブレバーを前記第1の定位置に向けてアンロック方向に付勢する前記第1の付勢部材と、前記コントロールレバーを前記第2の定位置に向けてロック方向に付勢する前記第2の付勢部材が単一部材で共用されていることも可能である。この場合には、第1の付勢部材と第2の付勢部材を別部材で構成する場合に比して、当該ドアロック装置をシンプルかつ安価に構成することが可能である。
また、上記した本発明の実施に際して、当該ドアロック装置が前記ドアに回転可能に連係されて前記アクティブレバーに連動可能に連結されているロッキングレバーを備えていて、このロッキングレバーは前記ドアの車内側に設けたロックノブに連動可能に連結されていることも可能である。この場合には、ダブルロック時において、ロッキングレバーと連動するアクティブレバーがダブルロックレバーによってアンロック位置への移動を規制されてロック位置に保持されているため、ロックノブを操作しても、ロックノブ及びロッキングレバーが動かなくて、ロッキングレバーをロック位置からアンロック位置に移動させることができない。このため、当該ドアロック装置の防犯性を向上させることが可能である。
本発明によるダブルロック式車両用ドアロック装置の一実施形態(但し、ハウジングの車両内側部材を取り外した状態)を車両の車内側からみた側面図である。 図1に示した車両用ドアロック装置における各構成部材の重合関係をも示した側面図である。 図1に示した車両用ドアロック装置のロック機構がアンロック状態でありダブルロック機構がダブルロックアンセット状態であるとき(アンロック時)の要部構成を車両の車内側からみた側面図である。 図3の4−4線に沿った断面図である。 図1に示した車両用ドアロック装置におけるラッチ機構の分解斜視図である。 図1に示した車両用ドアロック装置のロック機構がロック状態でありダブルロック機構がダブルロックアンセット状態であるとき(ロック時)の要部構成を車両の車内側からみた側面図である。 図1に示した車両用ドアロック装置のロック機構がロック状態でありダブルロック機構がダブルロックセット状態であるとき(ダブルロック時)の要部構成を車両の車内側からみた側面図である。 図7に示した状態でインサイドドアハンドルが開操作されたときの側面図である。
以下に、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1〜図5は本発明によるダブルロック式車両用ドアロック装置Aoの構成を示していて、この車両用ドアロック装置Aoは、車両の後方右側に装備される右後方のドア(図示省略)に装着されるものであり、ラッチ機構A1を備えるとともに、このラッチ機構A1とともにドアに組付けられるハウジング10を備えている。また、この車両用ドアロック装置Aoは、ハウジング10に組付けられるオープン機構A2とロック機構A3とダブルロック機構A4を備えている。なお、図1及び図2では、ハウジング10の車両内側部材(カバー)が取り外されて図示されている。また、図6〜図8は本発明によるダブルロック式車両用ドアロック装置Aoの各作動状態を示している。
ラッチ機構A1は、ドアをボデー(図示省略の車体)に対して閉状態(ドアが閉じられた状態)で保持するためのもので、図5に示したように、ボデーに固定されたストライカ(図示省略)と係脱可能なラッチ21を備えている。なお、ラッチ機構A1は、例えば、図3にてリフトレバー23以外が図示省略されているが、図5にて分解した状態で図示されていて、ハウジング10に組付けられた状態でドアに組付けられている。
このラッチ機構A1は、ラッチ21がストライカに係合することで、ドアを閉状態に保持すること(ラッチ状態とすること)が可能である。また、ドアの閉状態において、ラッチ機構A1は、ラッチ21がストライカから離脱することで、ドアを閉状態から開状態(ドアがボデーに対して開放可能な状態)に移行させること(アンラッチ状態とすること)が可能である。
ラッチ機構A1は、図5に示したように、ラッチ21、ポール22、リフトレバー23、ストッパ24を備えるとともに、クッションC1,C2、ラッチ用トーションスプリングS1、ポール用トーションスプリングS2を備えていて、これらの構成部品は、ベースプレート25、ケース26、サブベースプレート27に、スクリュー28、ピン29を用いて組付けられている。なお、ベースプレート25は、図5に示したシール部材91を介してドアに組付けられる。
オープン機構A2は、ドアをボデーに対して開放可能な状態とすべく、ラッチ機構A1(図1、図2及び図5参照)をラッチ状態からアンラッチ状態に作動させるためのものであり、アウトサイドオープンレバー31(図1、図2及び図5参照)と、インサイドオープンレバー32(図1、図2及び図8参照)と、オープンリンク33(図1〜図3と、図6〜図8参照)を備えている。
アウトサイドオープンレバー31は、トーションスプリングS3(アウトサイドオープンレバー31を初期位置に向けて図5の時計回り方向に付勢するばね)とともにハウジング10に回転可能に組付けられていて、周知のように、ハウジング内端部31a(図2及び図5参照)にてオープンリンク33の下端部33a(図2参照)に直接連係されるとともに、ハウジング外端部31b(図5参照)にてドアの車外側に設けられるアウトサイドドアハンドル(図示省略)にリンク機構(図示省略)を介して連係されている。このため、アウトサイドオープンレバー31は、アウトサイドドアハンドルのプル操作(ドア開操作)により、トーションスプリングS3の付勢力に抗して回転作動する。なお、アウトサイドオープンレバー31には、クリップ31c(図5参照)が組付けられている。
インサイドオープンレバー32は、ドアに回転可能に連係されていて、図1及び図2に示したように、第1インサイドオープンレバー32Aと、第2インサイドオープンレバー32Bを備えるとともに、これらを連結・分離可能な連結ピン32C及びスライダ32Dを備えている。第1インサイドオープンレバー32Aは、ハウジング10に設けられた支持シャフト11に回転可能に組み付けられていて、ドアの車内側に設けられるインサイドドアハンドル(図示省略)に周知の構成で連係されており、インサイドドアハンドル(図示省略)のプル操作(ドア開操作)により図1及び図2の反時計回り方向に回転作動する。
この第1インサイドオープンレバー32Aは、支持シャフト11を中心とする円弧状長孔32a1と、この円弧状長孔32a1の一端に形成されて支持シャフト11の径方向に延びる直線状長孔32a2を有している。また、この第1インサイドオープンレバー32Aは、インサイドドアハンドル(図示省略)に連結される連結部32a3を有するとともに、後述するロック機構A3におけるコントロールレバー44の係合突部44bに係合・離脱可能な突起32a4(折り曲げ部)を有している。
第2インサイドオープンレバー32Bは、ハウジング10に設けられた支持シャフト11に回転可能に組み付けられていて、連結ピン32C及びスライダ32Dが図1及び図2の位置(連結位置)に保持されている状態(チャイルドプルーフOFF状態)では、第1インサイドオープンレバー32Aと一体で回転作動可能であり、連結ピン32C及びスライダ32Dが図1及び図2の位置より所定量上方に移動した位置(分離位置)に保持されている状態(チャイルドプルーフON状態)では、第1インサイドオープンレバー32Aから分離されて回転作動不能とされる。
この第2インサイドオープンレバー32Bは、周知のように、その先端部(図1及び図2の状態では、チャイルドプルーフレバー32Eによって覆われている)にてオープンリンク33のL字状の押動部33c下面に対して係合・離脱可能であり、図1及び図2の状態にて第1インサイドオープンレバー32Aが図1及び図2の反時計回り方向に回転作動する際に、第1インサイドオープンレバー32Aと一体的に回転作動して、オープンリンク33を図1の上方に押動可能である。また、この第2インサイドオープンレバー32Bは、支持シャフト11の径方向に延びてスライダ32Dが摺動可能に嵌合する直線状アーム部32b1を有している。
連結ピン32Cは、スライダ32Dに一体的に組付けられていて、第1インサイドオープンレバー32Aの円弧状長孔32a1または直線状長孔32a2に嵌合しており、チャイルドプルーフレバー32Eによってスライダ32Dとともに第2インサイドオープンレバー32Bの直線状アーム部32b1に沿って移動可能である。
チャイルドプルーフレバー32Eは、連結ピン32C及びスライダ32Dを第2インサイドオープンレバー32Bの直線状アーム部32b1に沿って移動させるためのものであり、その中間部分にてハウジング10に傾動可能に組付けられていて、ハウジング10外に突出して手動で操作可能な操作ノブ32e1と、図1のチャイルドプルーフOFF状態にて支持シャフト11を中心とする円弧状長孔32e2を有している。
このチャイルドプルーフレバー32Eは、図1の状態から時計回り方向に所定の位置まで傾動可能であり、図1の状態では、連結ピン32Cが第1インサイドオープンレバー32Aの直線状長孔32a2に嵌合していて、第1インサイドオープンレバー32Aと第2インサイドオープンレバー32Bを一体的に連結している。このため、インサイドドアハンドル(図示省略)のプル操作時には、第1インサイドオープンレバー32Aと第2インサイドオープンレバー32Bが一体的に回転作動し、連結ピン32C及びスライダ32Dがチャイルドプルーフレバー32Eの円弧状長孔32e2に沿って移動する。
また、チャイルドプルーフレバー32Eが所定の位置まで傾動した状態では、連結ピン32Cが第1インサイドオープンレバー32Aの円弧状長孔32a1に嵌合して、連結ピン32C及びスライダ32Dによる第1インサイドオープンレバー32Aと第2インサイドオープンレバー32Bの連結が解かれる。このため、インサイドドアハンドル(図示省略)のプル操作時には、第1インサイドオープンレバー32Aのみが回転作動し、第2インサイドオープンレバー32Bは回転作動しない。
オープンリンク33は、ハウジング10内にて各オープンレバー31,32とラッチ機構20が備えるリフトレバー23との間に設けられていて、その下端部33aにてアウトサイドオープンレバー31のハウジング内端部31aに揺動自在に連結支持されており、ロック機構A3の構成部品であるサブレバー43により、図1〜図3に示すアンロック位置と図6〜図8に示すロック位置との間で揺動(回転)可能である。
このオープンリンク33は、図1〜図3の状態で上下方向に延びる長孔33bを上端部から中間部に有するとともに、中間部にL字状の押動部33cを有している。押動部33cは、オープンリンク33が図1〜図3に示すアンロック位置にある状態で、ドアを開状態にすべくラッチ機構20のリフトレバー23に係合可能(各オープンレバー31,32のドア開方向作動をリフトレバー23に伝えることが可能)であり、オープンリンク33が図6〜図8に示すロック位置にある状態で、ラッチ機構20のリフトレバー23に係合不能(各オープンレバー31,32のドア開方向作動をリフトレバー23に伝えることが不能)である。
また、オープンリンク33は、アウトサイドオープンレバー31のドア開方向作動(アウトサイドドアハンドルのプル操作)を下端部33aにて受けて、または、インサイドオープンレバー32のドア開方向作動(インサイドドアハンドルのプル操作)を押動部33c(詳細には、その下面)にて受けて、図示位置(復帰位置)から所定量図示上方の押動位置に動かされる。このため、ドアの閉状態において、オープンリンク33が、図1〜図3に示すアンロック位置にあって、アウトサイドオープンレバー31またはインサイドオープンレバー32のドア開方向作動を下端部33aまたは押動部33cにて受けて上方向に動かされた場合、ラッチ機構A1のリフトレバー23がオープンリンク33の押動部33c上端によって押されて回動し、ラッチ機構A1がラッチ状態からアンラッチ状態に作動する。これにより、ドアは、閉状態から開状態に移行する。つまり、オープンリンク33が図1〜図3のアンロック位置にある時、ドアは解錠されている。
一方、ドアの閉状態において、オープンリンク33が、図6〜図8に示すロック位置にあって、アウトサイドオープンレバー31またはインサイドオープンレバー32のドア開方向作動を下端部33aまたは押動部33cにて受けて上方向に動かされた場合、オープンリンク33の押動部33c上端はラッチ機構A1のリフトレバー23と係合せず、ラッチ機構A1がラッチ状態のまま保持される。これにより、ドアは、閉状態のまま保持される。つまり、オープンリンク33が図6〜図8のロック位置にある時、ドアは施錠されている。
ロック機構A3は、オープンリンク33を図1〜図3のアンロック位置または図6〜図8のロック位置に切り替えるためのものであり、アクティブレバー41、ロッキングレバー42、サブレバー43、コントロールレバー44およびトーションスプリング45を備えている。アクティブレバー41は、ハウジング10に設けられた支持シャフト12にサブレバー43、コントロールレバー44およびトーションスプリング45とともに組み付けられていて、支持シャフト12に回転可能に支持されている。
このアクティブレバー41は、ロッキングレバー42と連係する係合長孔41aを有するとともに、サブレバー43の突起43bと係合・離脱可能な第1のストッパ41bと、コントロールレバー44の突起44cと係合・離脱可能な第2のストッパ41cを有している。また、アクティブレバー41は、後述するダブルロック機構A4におけるダブルロックレバー51の突起51bと係合・離脱可能な係合段部41dを有するとともに、後述するダブルロック機構A4における連結部材52のピン部52aと係合・離脱可能なアーム部41eを有している。
第1のストッパ41bは、アクティブレバー41に設けられていて、アクティブレバー41に対してサブレバー43を、例えば図3の図示した第1の定位置にて、アンロック方向(図示反時計回り方向)の回転を規制している。第2のストッパ41cは、アクティブレバー41に設けられていて、アクティブレバー41に対してコントロールレバー44を、例えば図3の図示した第2の定位置にてロック方向(図示時計回り方向)の回転を規制している。
ロッキングレバー42は、支持シャフト11に回転可能に組付けられていて、ウォーム46(図1参照)に噛合するセクタギヤ42aを有するとともに、アクティブレバー41の係合長孔41aに連係する係合ピン部42b(図2参照)を有していて、ウォーム46が正逆回転可能な電気モータ47によって回転駆動可能である。なお、アクティブレバー41は、ハウジング10内に組付けた、所謂、タコスプリングS4によって、アンロック位置(図1〜図3、図8の位置)またはロック位置(図6、図7の位置)にて保持されるように構成されている。
このため、電気モータ47によってウォーム46が回転駆動されると、ロッキングレバー42が傾動して、アクティブレバー41が図1〜図3のアンロック位置から図6のロック位置に、または、図6のロック位置から図1〜図3のアンロック位置に回転駆動される。なお、電気モータ47は、ロック操作とアンロック操作(例えば、キーブレードに設けたロック・アンロックスイッチの車外でのリモートコントロール操作)に応じて駆動される公知のものである。
また、ロッキングレバー42には、ドアの車内側に設けられるロックノブ(図示省略)と連係する操作部42c(図3及び図6〜図8参照)が設けられている。操作部42cは、セクタギヤ42aおよび係合ピン部42bと一体的に傾動するように構成されている。このため、ドアの車内側に設けられるロックノブ(図示省略)が操作されて、操作部42cが傾動すると、ロッキングレバー42の係合ピン部42bが一体的に傾動して、アクティブレバー41が回転駆動される。なお、このときには、セクタギヤ42aも一体的に回動して、ウォーム46と電気モータ47が連れ回るように回転する。
サブレバー43は、支持シャフト12に回転可能に組付けられていて、アクティブレバー41に対して所定量相対回転可能であり、オープンリンク33の長孔33bと連係する係合ピン部43a(図3及び図6〜図8参照)を有している。また、サブレバー43は、アクティブレバー41の第1のストッパ41bに対して係合・離脱可能な突起43bを有するとともに、トーションスプリング45の一端が係合する係止部43cを有している。
コントロールレバー44は、支持シャフト12に回転可能に組付けられていて、支持シャフト12の径方向に延びるアーム部44aを有するとともに、第1インサイドオープンレバー32Aの突起32a4と係合・離脱可能な突部44b(図1及び図8参照)を有している。また、コントロールレバー44は、アクティブレバー41の第2のストッパ41cに対して係合・離脱可能な突起44c(図3及び図6〜図8参照)を有するとともに、トーションスプリング45の他端が係合する係止部44dを有している。
トーションスプリング45は、サブレバー43とコントロールレバー44間に介装されていて、サブレバー43をアクティブレバー41に対して図3の反時計回り方向(アンロック方向)に回転付勢し、コントロールレバー44をアクティブレバー41に対して図3の時計回り方向(ロック方向)に回転付勢している。このため、図3の状態では、サブレバー43の突起43bがアクティブレバー41の第1のストッパ41bに弾撥的に係合し、コントロールレバー44の突起44cがアクティブレバー41の第2のストッパ41cに弾撥的に係合している。
これにより、サブレバー43は、ロック方向(図3の時計回り方向)に関しては(アクティブレバー41のロック方向への回転に伴ってオープンリンク33が図1〜図3のアンロック位置から図6〜図8のロック位置に切り替えられる際には)、アクティブレバー41と一体で回転し、アンロック方向(図3の反時計回り方向)に関しては(アクティブレバー41のアンロック方向への回転に伴ってオープンリンク33が図6〜図8のロック位置から図1〜図3のアンロック位置に切り替えられる際には)、コントロールレバー44とトーションスプリング45を介してアクティブレバー41と連動して回転する。
ダブルロック機構A4は、ロック機構A3の作動を規制するダブルロックセット状態またはロック機構A3の作動を許容するダブルロックアンセット状態に切り替えることが可能であり、ダブルロックレバー51と、連結部材(ブッシュ)52を備えている。ダブルロックレバー51は、ハウジング10内にて、ハウジング10に設けられた支持シャフト13に回転可能に組付けられていて、ダブルロックアンセット状態とするアンセット位置(図1〜図3または図6の位置)またはダブルロックセット状態とするセット位置(図7または図8の位置)に切り替え可能である。
このダブルロックレバー51は、ウォーム53に噛合するセクタギヤ51aを有するとともに、アクティブレバー41の係合段部41dに係合・離脱可能な突起51bと、ダブルロックアンセット状態にて支持シャフト12を中心とする円弧状長孔51cを有していて、ウォーム53が正逆回転可能な電気モータ54によって回転駆動可能である。なお、ダブルロックレバー51は、ハウジング10内に組付けた、所謂、タコスプリングS5によって、アンセット位置(図1〜図3、図6の位置)またはセット位置(図7、図8の位置)にて保持されるように構成されている。
このため、図6に示したロック状態にて、電気モータ54によってウォーム53がセット方向に回転駆動されると、ダブルロックレバー51が図6のアンセット位置から図7のセット位置に回転駆動される。また、図7に示したダブルロック状態にて、電気モータ54によってウォーム53がアンセット方向に回転駆動されると、ダブルロックレバー51が図7のセット位置から図6のアンセット位置に回転駆動される。なお、電気モータ54は、セット操作とアンセット操作(例えば、キーブレードに設けたセット・アンセットスイッチの車外でのリモートコントロール操作)に応じて駆動される公知のものである。
連結部材52は、図3及び図4に示したように、ダブルロックレバー51の円弧状長孔51cに摺動可能に嵌合されて貫通しているピン部52aと、コントロールレバー44のアーム部44aに対して径方向に移動可能かつ回転方向に一体的に組付けられているスライド部52bを有している。この連結部材52は、ダブルロックレバー51の回転(傾動)によって、コントロールレバー44の径方向(アーム部44aの延出方向)に移動可能であり、ピン部52aの先端部分(ダブルロックレバー51を貫通して突出している部分)にてアクティブレバー41のアーム部41eに対して係合・離脱可能である。
ところで、この実施形態においては、ダブルロックレバー51がアンセット位置にあるとき(図1〜図3、図6の時)には、アクティブレバー41とコントロールレバー44が第2のストッパ41cと連結部材52によって一体回転可能に連結された状態でダブルロックレバー51に対して相対回転可能とされ、アクティブレバー41がロック位置にありダブルロックレバー51がセット位置にあるとき(図7、図8の時)には、アクティブレバー41がダブルロックレバー51によってアンロック位置への移動を規制されるとともに、連結部材52がアクティブレバー41のアーム部41eから離脱して、コントロールレバー44がその定位置(図7の位置)からトーションスプリング45の付勢力に抗した移動(アンロック方向の移動)を許容される(図8参照)ように設定されている。
また、この実施形態においては、図6に示したように、ロック機構A3がロック状態であり、かつ、ダブルロック機構A4がダブルロックアンセット状態であるとき(ロック時)に、インサイドドアハンドルのドア開操作に伴って、所謂、ダブルプル作動が得られるように、第1インサイドオープンレバー32Aの突起32a4とコントロールレバー44の係合突部44bとの係合タイミング(インサイドオープンレバー32によるコントロールレバー44の駆動開始タイミング)が、第2インサイドオープンレバー32Bの先端部によるオープンリンク33の押動タイミング(インサイドオープンレバー32によるオープンリンク33の駆動開始タイミング)に比して、所定量遅くなるように設定(ロック位置にあるオープンリンク33をアンロック位置に移動させるタイミングを遅くするように設定)されている。
上記のように構成したこの実施形態においては、図3に示したように、ロック機構A3によってオープンリンク33がアンロック位置とされていて、ロック機構A3がアンロック状態であり、かつ、ダブルロック機構A4がダブルロックアンセット状態であるとき(アンロック時)、インサイドドアハンドルがドア開操作されると、このドア開操作に伴うインサイドオープンレバー32のドア開方向作動がアンロック位置にあるオープンリンク33を介してラッチ機構A1のリフトレバー23に伝えられて、ラッチ機構A1が開作動し、インサイドドアハンドルのドア開操作によって、ドアを開くことが可能である。
なお、このとき(アンロック時)には、アウトサイドドアハンドルがドア開操作されると、このドア開操作に伴うアウトサイドオープンレバー31のドア開方向作動がアンロック位置にあるオープンリンク33を介してラッチ機構A1のリフトレバー23に伝えられて、ラッチ機構A1が開作動し、アウトサイドドアハンドルのドア開操作によっても、ドアを開くことが可能である。
また、図6に示したように、ロック機構A3によってオープンリンク33がロック位置とされていて、ロック機構A3がロック状態であり、かつ、ダブルロック機構A4がダブルロックアンセット状態であるとき(ロック時)、インサイドドアハンドルのドア開操作に伴って、所謂、ダブルプル作動が得られて、インサイドドアハンドルのダブルプル操作(初回のプル操作と、インサイドドアハンドルを一旦戻した後の二回目のプル操作)によって、ラッチ機構A1を開作動させて、ドアを開くことが可能となる。
このときには、インサイドドアハンドルの初回のドア開操作(初回のプル操作)の初期及び中期において、インサイドドアハンドルのドア開操作に伴うインサイドオープンレバー32のドア開方向作動によって、コントロールレバー44、アクティブレバー41、サブレバー43等がロック位置からアンロック位置に切り替えられず、ロック位置にあるオープンリンク33が駆動(上方に押動)される。また、初回のプル操作の後期において、インサイドオープンレバー32のドア開方向作動によって、コントロールレバー44、アクティブレバー41、サブレバー43等がロック位置からアンロック位置に向けて切り替えられるとともに、オープンリンク33が引き続き駆動(上方に押動)される。
このため、初回のプル操作の初期及び中期においては、オープンリンク33の動きがラッチ機構A1のリフトレバー23に伝えられず、ラッチ機構A1は閉状態(ラッチ状態)に維持されて、ドアを開くことができない。また、初回のプル操作の後期においては、コントロールレバー44、アクティブレバー41、サブレバー43等がロック位置からアンロック位置に向けて切り替えられることで、オープンリンク33がロック位置からアンロック位置に向けて切り替えられるものの、このときには、オープンリンク33が所定量駆動(上方に押動)されていて、所謂、パニック状態(オープンリンク33における押動部33cの側面がリフトレバー23の側部に係合する状態)となるため、オープンリンク33からラッチ機構A1のリフトレバー23に駆動力(回転)が伝えられなくて、ラッチ機構A1が開作動せず、ドアを開くことができない。
なお、上記したパニック状態では、コントロールレバー44とアクティブレバー41がアンロック位置に切り替えられてタコスプリングS4によって保持されているが、サブレバー43がアクティブレバー41に対しトーションスプリング45の付勢力に抗して所要量相対回転していてアンロック位置に切り替えられていない。このため、上記したパニック状態は、インサイドドアハンドルが一旦戻されるときに、オープンリンク33が復帰位置に向けて移動する過程で、サブレバー43がトーションスプリング45の付勢力によってアクティブレバー41に対してアンロック方向に回転されることで解消されて、サブレバー43とオープンリンク33がアンロック位置に切り替えられる。
したがって、インサイドドアハンドルの二回目のプル操作時においては、コントロールレバー44、アクティブレバー41、サブレバー43等がアンロック位置に切り替えられていて、オープンリンク33がアンロック位置に移動しているため、上述したアンロック時と同様に、インサイドドアハンドルのドア開操作に伴うインサイドオープンレバー32のドア開方向作動がアンロック位置にあるオープンリンク33を介してラッチ機構A1のリフトレバー23に伝えられて、ラッチ機構A1が開作動し、インサイドドアハンドルの二回目のドア開操作によって、ドアを開くことが可能である。
ところで、このロック時においては、アクティブレバー41とコントロールレバー44が第2のストッパ41cと連結部材52によって一体回転可能に連結された状態でダブルロックレバー51に対して相対回転可能とされているため、インサイドドアハンドルのドア開操作に伴うインサイドオープンレバー32のドア開方向作動によってコントロールレバー44がアンロック方向に回転されるとき、アクティブレバー41がコントロールレバー44と一体でアンロック方向に回転する。したがって、インサイドドアハンドルのドア開操作に対して、アクティブレバー41のロック位置からアンロック位置への移動初期に遅れ感が生じなくて、インサイドドアハンドルのドア開操作時の操作フィーリングを向上させることが可能である。
また、図7に示したように、ロック機構A3によってオープンリンク33がロック位置とされていて、ロック機構A3がロック状態であり、かつ、ダブルロック機構A4がダブルロックセット状態であるとき(ダブルロック時)には、アクティブレバー41がロック位置にあり、ダブルロックレバー51がセット位置にあって、アクティブレバー41がダブルロックレバー51によってアンロック位置への移動を規制されるとともに、連結部材52がアクティブレバー41から離脱して、コントロールレバー44が第2の定位置(図7の位置)からトーションスプリング45の付勢力に抗した移動(アンロック方向の移動)を許容されている。
このため、このとき(ダブルロック時)には、インサイドドアハンドルの如何なるドア開操作においても、その後期において、インサイドオープンレバー32のドア開方向作動によってコントロールレバー44がアンロック方向に回転されるもののアクティブレバー41に対して空振りして、ロック位置にあるアクティブレバー41がアンロック位置に向けて回転されない。したがって、このときには、ロック機構A3がロック状態に維持されて、インサイドドアハンドルのドア開操作によって、ドアを開くことができない。
なお、上述したロック時及びダブルロック時においては、アウトサイドドアハンドルが如何にドア開操作されても、コントロールレバー44、アクティブレバー41、サブレバー43等がロック位置からアンロック位置に切り替えられることがなくて、オープンリンク33はロック位置に維持される。このため、上述したロック時及びダブルロック時において、アウトサイドドアハンドルがドア開操作されると、このドア開操作に伴うアウトサイドオープンレバー31のドア開方向作動が、ロック位置にあるオープンリンク33に伝達されるものの、ロック位置にあるオープンリンク33からラッチ機構A1のリフトレバー23に伝えられない。したがって、このときには、ラッチ機構A1が開作動せず、アウトサイドドアハンドルのドア開操作によって、ドアを開くことができない。
また、この実施形態においては、トーションスプリング45によって、サブレバー43がアンロック方向に付勢され、コントロールレバー44がロック方向に付勢されていて、サブレバー43を第1の定位置(例えば、図2の図示位置)に向けてアンロック方向に付勢する第1の付勢部材と、コントロールレバー44を第2の定位置(例えば、図2の図示位置)に向けてロック方向に付勢する第2の付勢部材がトーションスプリング45にて共用されている。このため、第1の付勢部材と第2の付勢部材を別部材で構成する場合に比して、当該ドアロック装置をシンプルかつ安価に構成することが可能である。
また、この実施形態においては、アクティブレバー41に連動可能に連結されているロッキングレバー42がドアの車内側に設けたロックノブに連動可能に連結されている。このため、ダブルロック時において、ロッキングレバー42と連動するアクティブレバー41がダブルロックレバー51によってアンロック位置への移動を規制されてロック位置に保持されているため、ロックノブを操作しても、ロックノブ及びロッキングレバー42が動かなくて、ロッキングレバー42をロック位置からアンロック位置に移動させることができない。このため、当該ドアロック装置の防犯性を向上させることが可能である。
上記した実施形態においては、サブレバー43をアクティブレバー41に対してアンロック方向に付勢する第1の付勢部材と、コントロールレバー44をアクティブレバー41に対してロック方向に付勢する第2の付勢部材を、トーションスプリング45で共用して実施したが、上記した第1の付勢部材と第2の付勢部材を別個に構成して実施することも可能である。
また、上記した実施形態においては、インサイドドアハンドルのドア開操作に伴って、所謂、ダブルプル作動が得られるように構成した車両用ドアロック装置Aoに本発明を実施したが、本発明は、インサイドドアハンドルのドア開操作に伴って、所謂、ワンモーション作動が得られるように構成(ロック位置にあるオープンリンク33をアンロック位置に移動させるタイミングを上記した実施形態に比して早くなるように構成)した車両用ドアロック装置にも同様に実施することが可能である。
また、上記した実施形態においては、インサイドオープンレバー32の第1インサイドオープンレバー32Aと第2インサイドオープンレバー32Bが、チャイルドプルーフレバー32Eによって移動される連結ピン32C及びスライダ32Dにより、連結・分離可能に構成されているが、インサイドオープンレバーの第1インサイドオープンレバー32Aに相当する部分と第2インサイドオープンレバー32Bに相当する部分が一体的に構成されている車両用ドアロック装置(チャイルドプルーフ機能が設定されていない車両用ドアロック装置)にも本発明は同様に実施することが可能である。
また、上記した実施形態においては、ロッキングレバー42がドアの車内側に設けたロックノブに連動可能に連結されるように構成して実施したが、ロッキングレバー42がロックノブに連結されないように構成して実施(ロックノブを設けないで実施)することも可能である。また、上記した実施形態においては、車両の後方右側に装備される右後方のドアに装着される車両用ドアロック装置Aoに本発明を実施したが、本発明は左後方のドアに装着される車両用ドアロック装置は勿論のこと、右前方または左前方のドアに装着される車両用ドアロック装置にも同様に実施することが可能である。
Ao…車両用ドアロック装置、A1…ラッチ機構、A2…オープン機構、A3…ロック機構、A3…ダブルロック機構、10…ハウジング、23…リフトレバー、31…アウトサイドオープンレバー、32…インサイドオープンレバー、33…オープンリンク、41…アクティブレバー、41b…第1のストッパ、41c…第2のストッパ、42…ロッキングレバー、43…サブレバー、44…コントロールレバー、45…トーションスプリング(付勢部材)、51…ダブルロックレバー、52…連結部材

Claims (3)

  1. 車両のドアに組付けられて同ドアをボデーに対して閉じた状態で保持可能なラッチ機構と、前記ドアに回転可能に連係され前記ドアの車内側に設けたインサイドドアハンドルの操作に伴って駆動されるインサイドオープンレバーと、前記ドアに回転可能に連係され前記インサイドオープンレバーと前記ラッチ機構が備えるリフトレバーとの間に設けられて前記インサイドドアハンドルのドア開操作に伴う前記インサイドオープンレバーのドア開方向作動を前記リフトレバーに伝えるアンロック位置と前記リフトレバーに伝えないロック位置とに切り替え可能なオープンリンクと、このオープンリンクを前記アンロック位置または前記ロック位置に切り替えるためのロック機構と、このロック機構の作動を規制するダブルロックセット状態または前記ロック機構の作動を許容するダブルロックアンセット状態に切り替えることが可能なダブルロック機構を備えているダブルロック式車両用ドアロック装置において、
    前記ロック機構が、前記ドアに回転可能に連係されてアンロック位置またはロック位置に保持可能なアクティブレバーと、このアクティブレバーに対して所定量相対回転可能に組付けられていて前記オープンリンクに連係しており前記オープンリンクを前記アンロック位置または前記ロック位置に切り替えることが可能なサブレバーと、前記アクティブレバーに設けられて前記サブレバーを第1の定位置にてアンロック方向の回転を規制する第1のストッパと、前記サブレバーを前記第1の定位置に向けてアンロック方向に付勢する第1の付勢部材を備えるとともに、前記アクティブレバーと前記サブレバーに対して相対回転可能で前記アクティブレバーに対して連結・解除可能であり前記インサイドオープンレバーのドア開方向作動によって第2の定位置からアンロック方向に回転可能なコントロールレバーと、前記アクティブレバーに設けられて前記コントロールレバーを前記第2の定位置にてロック方向の回転を規制する第2のストッパと、前記コントロールレバーを前記第2の定位置に向けてロック方向に付勢する第2の付勢部材を備えていて、
    前記アクティブレバーが前記アンロック位置から前記ロック位置に移動することによって前記オープンリンクが前記アンロック位置から前記ロック位置に切り替えられる際には、前記サブレバーが前記アクティブレバーと一体で動作し、前記アクティブレバーが前記ロック位置から前記アンロック位置に移動することによって前記オープンリンクが前記ロック位置から前記アンロック位置に切り替えられる際には、前記サブレバーが前記第1の付勢部材を介して前記アクティブレバーと連動するように設定されており、
    前記ダブルロック機構が、前記ドアに回転可能に連係されて前記ダブルロックアンセット状態とするアンセット位置または前記ダブルロックセット状態とするセット位置に切り替え可能なダブルロックレバーと、前記コントロールレバーに対して径方向に移動可能かつ回転方向に一体的に組付けられていて前記ダブルロックレバーの回転によって前記コントロールレバーの径方向に移動可能で前記アクティブレバーに対して係合・離脱可能な連結部材を備えていて、
    前記ダブルロックレバーが前記アンセット位置にあるときには、前記アクティブレバーと前記コントロールレバーが前記第2のストッパと前記連結部材によって一体回転可能に連結された状態で前記ダブルロックレバーに対して相対回転可能とされ、前記アクティブレバーがロック位置にあり前記ダブルロックレバーが前記セット位置にあるときには、前記アクティブレバーが前記ダブルロックレバーによって前記アンロック位置への移動を規制されるとともに、前記連結部材が前記アクティブレバーから離脱して、前記コントロールレバーが前記第2の定位置から前記第2の付勢部材の付勢力に抗した移動を許容されるように設定されていることを特徴とするダブルロック式車両用ドアロック装置。
  2. 請求項1に記載のダブルロック式車両用ドアロック装置において、前記サブレバーを前記第1の定位置に向けてアンロック方向に付勢する前記第1の付勢部材と、前記コントロールレバーを前記第2の定位置に向けてロック方向に付勢する前記第2の付勢部材が単一部材で共用されていることを特徴とするダブルロック式車両用ドアロック装置。
  3. 請求項1または2に記載のダブルロック式車両用ドアロック装置において、前記ドアに回転可能に連係されて前記アクティブレバーに連動可能に連結されているロッキングレバーを備えていて、このロッキングレバーは前記ドアの車内側に設けたロックノブに連動可能に連結されていることを特徴とするダブルロック式車両用ドアロック装置。
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