JP2011082137A - 誘導加熱調理器、誘導加熱調理器の制御方法 - Google Patents
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Abstract
加熱前に火力または温度を予め設定して調理を開始しても、加熱が強すぎたり、逆に少し弱めであったりして、使用者はその都度設定値を変えながら調理動作を継続する必要があった。特に煮込みや茹で等の調理においては、所望の火加減を維持するために火力又は温度を頻繁に変化させて加熱状態維持しなければならず、使用者の入力操作により調理中の加熱状態を、使用者が所望する火加減状態で維持することが出来る加熱調理器を得る。
【解決手段】
加熱中の被加熱物4の温度を検出する温度検出手段10と、加熱中の被加熱物4へ投入される電力を検出する電力検出手段9と、被加熱物の内容物の加熱状態から使用者が維持したいと判断した所望の加熱状態を、使用者の入力操作により加熱維持を指示する操作部5とを備える。
【選択図】 図2
Description
図1はこの発明の実施の形態における誘導加熱調理器の構成を示す構成図である。また図2は、この発明の実施の形態における誘導加熱調理器を示すブロック図である。
以上の実施の形態1では、火加減維持モードの動作目標値を火加減維持入力が行われた場合の被加熱物温度として動作するようにしたものであるが、次に火加減維持モード動作において動作目標値は火加減維持入力時の被加熱物温度とし、さらに電力検出手段9aで検出する電力に制限を設ける場合について、実施の形態を示す。
以上の実施の形態1、2では、火加減維持の動作を説明したものであるが、本実施の形態3は実施の形態1、2で説明した火加減維持キー5dを他の操作部キーと兼用するように構成したものについて説明する。
以上、実施の形態1、2及び3では、使用者による火加減維持モードの設定とその動作及び、操作キーを兼用する場合について説明したが、本実施の形態では、火加減維持モードでの動作中に、そのモードを解除する場合について説明する。
以上、実施の形態4では火加減維持モードでの動作中に、そのモードを解除する場合について説明したが、本実施の形態ではそのモードを解除する別の方法について説明する。
実施の形態5では火加減維持モード動作の解除は被加熱物4の検出温度によって行われる動作として説明したが、本実施の形態では、その解除を火加減維持モード動作中の電力の変化量によって解除する方法について説明する。
実施の形態5、6では火加減維持モード動作の解除を被加熱物4の検出温度または電力値の変化量によって行われる動作として説明したが、本実施の形態では、その解除を火加減維持モード動作経過時間によって解除する方法について説明する。尚、本実施の形態の誘導加熱調理器は時間を計る計時手段を備え、計時手段が計測した時間を制御部8に出力する、若しくは制御部8に計時機能を内蔵しているものとする。
尚、S702aで検出電力を火加減維持の目標とする場合も実施の形態1と同様に操作部5で所定の操作がされて火加減維持モードが入力されたとき、若しくはその前後で電力検出手段9が検出する電力値とする、つまり、火加減維持キーが入力された瞬間を含む所定時間内に検出される電力値であれば良い。
このように大きな電力を消費する調理時は火加減維持モード動作時間が短く設定されるので、被加熱物4の内容物の蒸発による空焚きによる被加熱物の破損や、使用者の不注意による高火力での長時間加熱による調理物の焦付きなどの調理失敗を防ぎ、より一層安全性を向上することが可能になるという効果を奏する。
本実施の形態では図15乃至図17に基づいて所定時間分の電力変化、温度変化のデータを記録しておき、それらのデータに基づいて行う火加減維持モードの制御動作について説明する。図15は本実施の形態の誘導加熱調理器における時間tと電力P、温度Tの関係を示した図であり、図16は本実施の形態の誘導加熱調理器における電力変更後の時間と電力Ptと温度Tの関係を示した図であり、図17は本実施の形態の制御動作のフローチャート図である。
5 操作部、 6 表示部、 7 駆動部、 8 制御部、
9 電力検出手段、 10 温度検出手段、 11 加熱コイル、
Claims (17)
- 加熱コイルを高周波の出力電力にて駆動する駆動部と、
前記駆動部で駆動された加熱コイルが加熱する被加熱物の温度を検出する温度検出手段と、
前記駆動部を駆動する条件を設定して操作する操作部と、
前記操作部で所定の操作がされると前記温度検出手段が検出する温度を前記駆動部を制御して維持する制御部と、
を備えたことを特徴とする誘導加熱調理器。 - 前記制御手段は前記所定の操作がされたとき又はその前後で前記温度検出手段が検出する温度を維持することを特徴とする請求項1に記載の誘導加熱調理器。
- 前記出力電力若しくは前記駆動部に入力される入力電力を検出する電力検出手段を備え、前記制御部は前記操作部で所定の操作がされたときの前記電力検出手段が検出する電力を最大値として前記駆動部を制御することを特徴とする請求項1に記載の誘導加熱調理器。
- 前記出力電力若しくは前記駆動部に入力される入力電流の電力を検出する電力検出手段と、
前記電力検出手段が検出する電力を記録する記録部とを備え、
前記所定の操作がされると前記記録部に記録された電力に基づいて前記制御部が前記駆動部を制御する
ことを特徴する請求項1に記載の誘導加熱調理器。 - 前記記録部は前記温度検出手段が検出する温度を記録し、
前記所定の操作がされると前記記録部に記録された温度に基づいて温度範囲を定め、前記温度検出手段が検出する温度が前記温度範囲になるように前記制御部が前記駆動部を制御することを特徴とする請求項4に記載の誘導加熱調理器。 - 入力手段を前記操作部に設け、前記入力手段を入力することを前記所定の操作とすることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の誘導加熱調理器。
- 前記入力手段で前記加熱コイルから前記被加熱物に与える熱量を調整することを特徴とする請求項6に記載の誘導加熱調理器。
- 前記所定の操作がされたことを表示する表示部を備えたことを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の誘導加熱調理器。
- 加熱コイルを高周波の出力電力にて駆動する駆動部と、前記駆動部を制御する制御部と、
前記加熱コイルにより加熱される被加熱物の温度を検出する温度検出手段と、を備えた誘導加熱調理器において、
操作部で設定された条件で運転を行う第1工程と、
前記操作部で所定の操作がされたとき又はその前後で前記温度検出手段が検出する温度を維持するように前記制御部が前記駆動部を制御する運転モードで運転を行う第2工程と、
前記第2工程の運転モードを解除する第3工程と、
を備えたことを特徴とする誘導加熱調理器の制御方法。 - 前記第3工程は前記操作部が操作されると前記第2工程の運転モードを解除することを特徴とする請求項9に記載の誘導加熱調理器の制御方法。
- 前記第3工程は前記操作部に設けられた前記加熱コイルから前記被加熱物に与える熱量を調整する調整手段が操作されると前記第2工程の運転モードを解除することを特徴とする請求項10に記載の誘導加熱調理器の制御方法。
- 前記第3工程は前記温度検出手段で検出する温度が予め設定した温度以上の場合に前記第2工程の運転モードを解除することを特徴とする請求項9に記載の誘導加熱調理器の制御方法。
- 前記出力電力若しくは前記駆動部に入力される入力電力を検出する電力検出手段を備え、
前記第3工程は前記電力検出手段が検出する電力が予め設定した変化量以上の場合に前記第2工程の運転モードを解除することを特徴とする請求項9に記載の誘導加熱調理器の制御方法。 - 前記第3工程は前記第2工程の前記運転モードの動作時間が所定時間経過した場合に前記第2工程の運転モードを解除することを特徴とする請求項9に記載の誘導加熱調理器の制御方法。
- 前記第2工程中の設定温度が所定値以上の場合は前記所定時間を短く設定し、前記設定温度が所定値より低い場合は前記所定時間を長く設定することを特徴とする請求項14に記載の誘導加熱調理器の制御方法。
- 前記出力電力若しくは前記駆動部に入力される入力電力を検出する電力検出手段を備え、
前記第3工程は前記第2工程の前記運転モードの動作時間が所定時間経過した場合に前記第2工程の運転モードを解除し、
前記操作部で所定の操作がされたとき又はその前後で前記電力検出手段が検出する電力が所定値以下の場合は前記所定時間を長く設定し、前記所定値より大きい場合は前記所定時間を短く設定することを特徴とする請求項9に記載の誘導加熱調理器の制御方法。 - 前記第3工程によって行われる動作は、前記制御部によって前記加熱コイルへの通電を停止し、被加熱物の加熱を停止することを特徴とする請求項9乃至請求項16に記載の誘導加熱調理器の制御方法。
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