JP2009218050A - 誘導加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】オーバル形状などの大型の鍋を加熱分布に偏りが生じないようにして加熱するために、複数の加熱コイルに対向するトッププレート上に同一の鍋が載置されているか、別々の鍋が載置されているかを判別可能な、誘導加熱調理器を提供する。
【解決手段】誘導加熱調理器は、調理容器を載置するトッププレート(1)と、トッププレートの下方に配置された第1及び第2の加熱コイル(2a、2b)と、第1及び第2の加熱コイルの加熱制御を行う制御部(7)と、第1及び第2の加熱コイルのそれぞれに対向するトッププレート上に調理容器が載置されているかどうかを判別する第1及び第2の鍋載置判別部(4a、4b)と、第1及び第2の加熱コイル間に対向するトッププレート上に調理容器が載置されているかどうかを判別する第3の鍋載置判別部(6)と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、調理容器を誘導加熱する誘導加熱調理器に関し、特に複数の加熱部を用いて1つの大型の鍋を加熱可能な誘導加熱調理器に関する。
近年、鍋などの調理容器を加熱コイルにより誘導加熱する誘導加熱調理器が普及している。従来の誘導加熱調理器には、複数の加熱コイルを備えているものがある。例えば、特許文献1に記載の誘導加熱調理器は、3つの加熱コイルを備えている。従来、1つの調理容器は、1つの加熱コイルに対向するトッププレート上に載置され、1つの加熱コイルにより、加熱されている。
特開2007−18786号公報
しかしながら、オーバル形状などの形状をもつ大型の鍋の場合、鍋底のサイズが加熱コイルの外径サイズよりもはるかに大きいため、一つの加熱コイルで一つの大型の鍋を加熱すると、加熱分布に偏りが生じ、調理性能が損なわれるという問題があった。
加熱分布に偏りが生じないようにして大型の鍋を加熱する方法として、一つの鍋を複数の加熱コイルで加熱することが考えられる。そのためには、複数の加熱コイルに対向するトッププレート上に一つの鍋が載置されていることを判別しなければならない。しかし、従来の誘導加熱調理器は、トッププレート上に鍋が載置されているかどうかの判別を加熱コイル毎に行っているため、複数の加熱コイルに対向するトッププレート上に載置された鍋が別個の鍋であるのか、又は1つの鍋であるのかを検出することができなかった。
本発明は、上記問題を解決するものであって、オーバル形状など形状をもつ大型の鍋を加熱分布に偏りが生じないようにして加熱するために、複数の加熱コイルに対向するトッププレート上に同一の鍋が載置されているか、別々の鍋が載置されているかを判別可能な、誘導加熱調理器を提供することを目的とする。
本発明の誘導加熱調理器は、調理容器を載置するトッププレートと、トッププレートの下方に配置され、調理容器を加熱する、異なる円心を有する、第1及び第2の加熱コイルと、第1及び第2の加熱コイルの加熱制御を行う制御部と、第1及び第2の加熱コイルのそれぞれに対向するトッププレート上に調理容器が載置されているかどうかを判別する第1及び第2の鍋載置判別部と、第1及び第2の加熱コイル間に対向するトッププレート上に調理容器が載置されているかどうかを判別する第3の鍋載置判別部と、を有する。
上記誘導加熱調理器は、制御部によって制御されて第1の加熱コイルに電力を供給する第1のインバータと、制御部によって制御されて第2の加熱コイルに電力を供給する第2のインバータと、をさらに有してもよい。この場合、制御部は、第1の鍋載置判別部と第2の鍋載置判別部と第3の鍋載置判別部の全てが調理容器が載置されていると判別した場合に、第1の加熱コイルと第2の加熱コイルの両方が加熱動作を行うように、第1のインバータ及び第2のインバータを制御してもよい。ここで、インバータから加熱コイルの電力を供給するとは、高周波電流を加熱コイルに供給することに相当する。
この場合、制御部は、第1の鍋載置判別部と第2の鍋載置判別部と第3の鍋載置判別部の全てが調理容器が載置されていると判別したときに、第1の加熱コイル及び第2の加熱コイルに対向するトッププレート上に一つの調理容器が載置されていると判断し、第1の加熱コイルと第2の加熱コイルの両方で一つの調理容器を加熱するように、第1インバータ及び第2のインバータを制御してもよい。
第1の鍋載置判別部と第2の鍋載置判別部と第3の鍋載置判別部のうち、少なくとも1つが、調理容器が載置されていないと判別した場合、制御部は、第1の加熱コイル及び第2の加熱コイルが独立して加熱動作を行うように、第1のインバータ及び第2のインバータを制御してもよい。
第1の鍋載置判別部と第3の鍋載置判別部が、調理容器が載置されていると判別し、且つ第2の鍋載置判別部が、調理容器が載置されていないと判別した場合、制御部は、第1の加熱コイルで調理容器を加熱するように第1のインバータを制御し、第2の加熱コイルによる加熱動作を行わないように第2のインバータを制御してもよい。
制御部は、第1の加熱コイルと第2の加熱コイルの両方で一つの調理容器を加熱する場合に、第1のインバータの動作と第2のインバータの動作を連携させてもよい。制御部は、第1の加熱コイル及び第2の加熱コイルによる、加熱の開始、加熱の停止、火力の変更のうち、少なくともいずれか一つのタイミングが一致するように、第1のインバータ及び第2のインバータの動作を連携させてもよい。第1のインバータ及び第2のインバータは、第1の加熱コイルの電力量と第2の加熱コイルの電力量の比が一定になるようにそれぞれ電力を供給してもよい。
第3の鍋載置判別部は、トッププレートの下方であって且つ第1の加熱コイルと第2の加熱コイルとの間に対向する位置に、トッププレートから入射される外乱光を検出する光検出部を有してもよい。この場合、第3の鍋載置判別部は、光検出部が外乱光を検出したときは、第1の加熱コイルと第2の加熱コイルとの間に対向するトッププレート上に調理容器が載置されていないと判断し、光検出部が外乱光を検出していないときは、第1の加熱コイルと第2の加熱コイルとの間に対向するトッププレート上に調理容器が載置されていると判断してもよい。
第3の鍋載置判別部は、トッププレートの下方であって且つ第1の加熱コイルと第2の加熱コイルとの間に対向する位置に、調理容器の温度を検出する温度検出部を有してもよい。この場合、第3の鍋載置判別部は、温度検出部が所定時間内に所定量の温度上昇を検出した場合に第1の加熱コイルと第2の加熱コイルとの間に対向するトッププレート上に調理容器が載置されていると判断してもよい。
第2の鍋載置判別部は、トッププレートの下方であって且つ第2の加熱コイルの外縁の内側に対向する位置に、トッププレートから入射される外乱光を検出する光検出部を有してもよい。この場合、第2の鍋載置判別部は、光検出部が外乱光を検出したときは、第2の加熱コイルに対向するトッププレート上に調理容器が載置されていないと判断し、光検出部が外乱光を検出していないときは、第2の加熱コイルに対向するトッププレート上に調理容器が載置されていると判断してもよい。
第2の鍋載置判別部は、トッププレートの下方であって且つ第2の加熱コイルの外縁の内側に対向する位置に、調理容器の温度を検出する温度検出部を有してもよい。この場合、第2の鍋載置判別部は、温度検出部が所定時間内に所定量の温度上昇を検出した場合に第2の加熱コイルに対向するトッププレート上に調理容器が載置されていると判断してもよい。
第1の鍋載置判別部は、第1の加熱コイルに対向するトッププレート上に載置された調理容器の電気的特性を検出し、第2の鍋載置判別部は、第2の加熱コイルに対向するトッププレート上に載置された調理容器の電気的特性を検出してもよい。この場合、制御部は、第1の鍋載置判別部と第2の鍋載置判別部と第3の鍋載置判別部の全てが調理容器が載置されていると判別し、且つ第1の鍋載置判別部と第2の鍋載置判別部から検出された電気的特性が同一である場合に、第1の加熱コイル及び第2の加熱コイルに対向するトッププレート上に同一の調理容器が載置されていると判断してもよい。
制御部は、第1のインバータと第2のインバータの動作周波数が同一となるように制御してもよい。
本発明の誘導加熱調理器によれば、加熱コイル間に対向するトッププレート上に鍋が載置されているかどうかを判別する鍋載置判別部を新たに設けたことによって、複数の加熱コイルに対向するトッププレート上に同一の鍋が載置されているか、別々の鍋が載置されているかを判別することができる。よって、例えば、複数の加熱コイルに対向するトッププレート上に一つの大型の鍋が載置されていることを判別したときに、複数の加熱コイルを連携させて駆動することが可能となる。その結果、加熱分布に偏りが生じず、調理性能を損なうことなく、一つの大型の鍋を加熱することができるようになる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
《実施形態1》
1.1 誘導加熱調理器の構成
図1に、本発明の実施形態1の誘導加熱調理器の構成を示す。本実施形態の誘導加熱調理器は、機器上面に設けられたトッププレート1と、トッププレート1の下方に設けられた、第1の加熱コイル2a、第2の加熱コイル2b、及び第3の加熱コイル2cとを有する。トッププレート1は、ガラスなどの電気絶縁物からなり、光を透過する。鍋10などの調理容器は、トッププレート1上に載置される。
図2に、トッププレート1の上面図を示す。図2に示すように、第1の加熱コイル2a、第2の加熱コイル2b、及び第3の加熱コイル2cは、それぞれ異なる円心を有する。第1の加熱コイル2a、第2の加熱コイル2b、及び第3の加熱コイル2cは、高周波電流を供給されることによって高周波磁界を発生し、トッププレート1上に載置された鍋10を加熱する。
図1に示すように、誘導加熱調理器は、さらに、第1の加熱コイル2aに高周波電流を供給する第1のインバータ3aと、第2の加熱コイル2bに高周波電流を供給する第2のインバータ3bと、第3の加熱コイル2cに高周波電流を供給する第3のインバータ3cと、第1のインバータ3a、第2のインバータ3b、及び第3のインバータ3cの出力を制御する制御部7とを備える。トッププレート1の使用者側に、加熱の開始/停止や火力設定を指示する制御命令がそれぞれ割り当てられた複数のスイッチで構成される操作部5が設けられている。制御部7は、使用者から操作部5を介して入力された制御命令に基づいて、第1のインバータ3a、第2のインバータ3b、及び第3のインバータ3cの出力を制御し、加熱の開始/停止や火力設定などを行う。
誘導加熱調理器は、さらに、第1の加熱コイル2aに対向するトッププレート1上に鍋10が載置されているかを判別する第1の鍋載置判別部4aと、第2の加熱コイル2bに対向するトッププレート1上に鍋10が載置されているかを判別する第2の鍋載置判別部4bと、第3の加熱コイル2cに対向するトッププレート1上に鍋10が載置されているかを判別する第4の鍋載置判別部4cと、を有する。第1の鍋載置判別部4aは、第1の加熱コイル2aに対向するように載置された鍋10の電気的特性を検出することによって、第1の加熱コイル2aに対向するトッププレート1上に鍋10が載置されているかどうかを判別する(図3及び図4参照)。同様に、第2の鍋載置判別部4b及び第4の鍋載置判別部4cは、それぞれ、第2の加熱コイル2b及び第3の加熱コイル2cに対向するように載置された鍋10の電気的特性を検出することによって、第2の加熱コイル2b及び第3の加熱コイル2cに対向するトッププレート1上に鍋10が載置されているかどうかを判別する。
制御部7は、使用者から加熱開始の指示が入力されると、これらの鍋載置判別部4a〜4cが鍋10の電気的特性を検出できるように、加熱開始が要求された加熱コイルに関連するインバータを制御して加熱コイルを通電させる。例えば、第1の加熱コイル2aによる加熱を開始するよう指示が入力されたとき、第1の鍋載置判別部4aと第2の鍋載置判別部4bが鍋10の電気的特性を検出できるように、第1のインバータ3a及び第2のインバータ3bを制御して第1の加熱コイル2a及び第2の加熱コイル2bを順次通電する。
本実施形態の誘導加熱調理器は、さらに、第1の加熱コイル2aと第2の加熱コイル2bとの間に対向するトッププレート1上に鍋10が載置されているかどうかを判別する第3の鍋載置判別部6を有する。第1の加熱コイル2aと第2の加熱コイル2bの間には、加熱コイルが存在しないため、第3の鍋載置判別部6は、鍋10の電気的特性に基づいて、鍋10が載置されているかどうかを判別することができない。そこで、第3の鍋載置判別部6は、外乱光の入射が鍋10に遮られているかどうかに基づいて、鍋10がトッププレート1に載置されているかどうかを判別する。そのため、第3の鍋載置判別部6は、トッププレート1を通過する光を検出する光検出部61を備えている。
図2を参照し、光検出部61の載置場所を説明する。光検出部61は、トッププレート1の下方で且つ第1の加熱コイル2aと第2の加熱コイル2bとの間の領域600内に設けられる。第1の加熱コイル2aと第2の加熱コイル2bとの間に対向するトッププレート1上に鍋が載置されている場合は、外乱光の入射が鍋によって遮られるため、光検出部61は外乱光を検出しない。一方、第1の加熱コイル2aと第2の加熱コイル2bとの間に対向するトッププレート1上に鍋が載置されていない場合は、外乱光が光検出部61に到達する。第3の鍋載置判別部6は、光検出部61が外乱光を検出しているかどうかに基づいて、鍋が第1の加熱コイル2aと第2の加熱コイル2bの間に対向するトッププレート1上に載置されているかどうかを判別する。
以下、本明細書において、第1の加熱コイル2aに対向するトッププレート1上に鍋が載置されていることを「第1の加熱コイル2a上に鍋が載置されている」という。同様に、第2の加熱コイル2bに対向するトッププレート1上に鍋10が載置されていることを「第2の加熱コイル2b上に鍋が載置されている」という。さらに、第1の加熱コイル2aと第2の加熱コイル2bとの間に対向するトッププレート1上に鍋10が載置されていることを「第1の加熱コイル2aと第2の加熱コイル2bとの間に鍋が載置されている」という。
図2に示すように、操作部5は、加熱コイル2a〜2cにそれぞれ対応させて設けられた操作部5a〜5cを含む。
図3に、第1の鍋載置判別部4aの構成を示す。第2の鍋載置判別部4bと第4の鍋載置判別部4cの構成は、第1の鍋載置判別部4aと同一である。第1の鍋載置判別部4aは、交流電源11から第1のインバータ3aに流れる入力電流Iinを検出する入力電流検出部41と、第1のインバータ3aから第1の加熱コイル2aに流れるコイル電流ILを検出するコイル電流検出部42と、入力電流Iin及びコイル電流ILの検出値に基づいて、第1の加熱コイル2a上に鍋10が載置されているかどうかを判別する判別部43とを含む。判別部43の判別結果は、制御部7に出力される。鍋10が第1の加熱コイル2a上に載置されていない場合と載置されている場合とでは、コイル電流IL−入力電流Iinの特性値が異なる。
図4に、所定の動作周波数で第1のインバータ3aを駆動したときの、ある材質の鍋のコイル電流IL−入力電流Iinの特性401と、第1の加熱コイル2a上に鍋が載置されているときと載置されていないときのコイル電流IL−入力電流Iinの特性の範囲を示している。鍋が第1の加熱コイル2a上に載置されているときと載置されていないときとでは、所定の動作周波数で第1のインバータ3aを駆動したときの、コイル電流IL−入力電流Iinの特性の範囲が異なる。つまり、鍋がないときは範囲402内に特性が含まれ、鍋があるときは範囲402以外の範囲に特性が含まれる。図4に示すコイル電流IL−入力電流Iinの特性401の値は範囲402以外の鍋ありの範囲内に含まれているため、この特性から鍋があることが分かる。このように、鍋の電気的特性として入力電流Iin及びコイル電流ILの値を検出することによって、第1の加熱コイル2a上に鍋が載置されているかどうかを判別することができる。なお、鍋の電気的特性として、コイル電流IL−入力電流Iinを示したが、これ以外にも、コイル電圧−入力電流Iinなど他の電気的特性であってもよい。
1.2 誘導加熱調理器の動作
1.2.1 鍋載置の判別
図5(a)、(b)、(c)に、種々の大きさの鍋がトッププレート1上に載置される例を示す。図5(a)は、通常の大きさの2つの鍋10a、10bがそれぞれ加熱コイル2a、2b上に載置される例を示している。この場合、第1の鍋載置判別部4a及び第2の鍋載置判別部4bは、それぞれ、鍋10a、10bの電気的特性を検出することによって、第1の加熱コイル2aと第2の加熱コイル2b上に鍋10a、10bが載置されていると判断する。一方、光検出部61の上には、鍋10a、10bが載置されていないため、外乱光がトッププレート1を通って光検出部61に到達する。これにより、第3の鍋載置判別部6は、加熱コイル2a、2bの間に対向するトッププレート1上には、鍋が載置されていないと判断する。よって、制御部7は、加熱コイル2a、2b上に載置された鍋10a、10bが別個の鍋であると判断し、第1のインバータ3aの動作と第2のインバータ3bの動作が独立するようにそれぞれ制御する。これにより、第1の加熱コイル2aによる鍋10aの加熱と、第2の加熱コイル2bによる鍋10bの加熱とが、それぞれ独立して行われる。このとき、制御部7は、操作部5aから入力された制御命令に基づいて第1のインバータ3aを制御し、操作部5bから入力された制御命令に基づいて第2のインバータ3bを制御する。
図5(b)は、1つのやや大きい鍋10cが加熱コイル2a上に載置されている例を示している。この場合、第1の鍋載置判別部4aは、鍋10cの電気的特性を検出することによって、第1の加熱コイル2a上に鍋10cが載置されていると判断する。光検出部61の上には鍋10cが載置されているため、外乱光はトッププレート1を通って光検出部61に到達しない。よって、第3の鍋載置判別部6は、第1の加熱コイル2aと第2の加熱コイル2bとの間に鍋10cが載置されていると判断する。一方、第2の鍋載置判別部4bは、第2の加熱コイル2b上に鍋10cが載置されていないと判断する。この場合、制御部7は、第1のインバータ3aのみを動作させて、第1の加熱コイル2aで鍋10cを加熱する。このとき、制御部7は、操作部5aから入力された制御命令に基づいて第1のインバータ3aを制御する。
図5(c)は、オーバル形状の1つの大鍋10dが加熱コイル2a、2b上にまたがって載置される例を示している。この場合、第1の鍋載置判別部4aと第2の鍋載置判別部4bは、鍋10dの電気的特性を検出することによって、それぞれ第1の加熱コイル2aと第2の加熱コイル2b上に鍋10dが載置されていると判断する。この鍋10dは光検出部61の上にも載置されているため、外乱光はトッププレート1を通って光検出部61に到達しない。よって、第3の鍋載置判別部6は、第1の加熱コイル2aと第2の加熱コイル2bとの間に鍋10dが載置されていると判断する。制御部7は、第1の加熱コイル2aと第2の加熱コイル2bの上に同一の鍋が載置されていると判断して、第1の加熱コイル2a及び第2の加熱コイル2bの双方で一つの鍋10dを加熱するよう、第1のインバータ3aの動作と第2のインバータ3bの動作とを連携させる。このとき、制御部7は、操作部5a及び/又は操作部5bを介して入力される制御命令に基づいて、第1のインバータ3a及び第2のインバータ3bの両方を制御する。好ましくは、操作部5aから加熱開始の制御命令が入力されたときは、操作部5aから入力される制御命令に基づいて、第1のインバータ3a及び第2のインバータ3bの両方を制御する。また、操作部5bから加熱開始の制御命令が入力されたときは、操作部5bから入力される制御命令に基づいて、第1のインバータ3a及び第2のインバータ3bの両方を制御する。
以下、本実施形態においては、第1の加熱コイル2a及び第2の加熱コイル2bを用いた加熱制御に関連する動作について説明する。
図6に、本実施形態の誘導加熱調理器における概略のインバータの駆動制御を示す。本実施形態において、使用者から第1の加熱コイル2a用の操作部5a又は第2の加熱コイル2b用の操作部5bを介して加熱の開始が指示されると、第1、第2、第3の鍋載置判別部4a、4b、6は、それぞれ鍋が載置されているかどうかを判別する(S501)。第1、第2、第3の鍋載置判別部4a、4b、6の全てが、鍋が載置されていることを判別すると(S501でYes)、制御部7は、第1のインバータ3aと第2のインバータ3bの動作が連携するように制御する(S502、図5(c)参照)。第1、第2、第3の鍋載置判別部4a、4b、6の少なくとも1つが、鍋が載置されていることを判別しなかった場合(S501でNo)、制御部7は、第1のインバータ3aと第2のインバータ3bとが独立して、すなわち、単独で動作するように制御する(S503、図5(a)、(b)参照)。
図7に、図6をさらに詳細にした動作フローを示す。図7は、使用者が第1の加熱コイル2aに対応する操作部5aを操作して、加熱開始の指示を入力した場合の動作を一例として示している。制御部7は、操作部5aから加熱開始の指示が入力されたかどうかを判断する(S601)。加熱開始が指示されると(S601でYes)、第1の鍋載置判別部4aは、鍋の電気的特性を検出することによって、第1の加熱コイル2a上に鍋が載置されているかどうかを判別する(S602)。なお、このとき、第1の鍋載置判別部4aが鍋の電気的特性を検出できるようにするため、制御部7は第1のインバータ3aを駆動して、第1の加熱コイル2aを通電している。
加熱開始が指示されても、第1の加熱コイル2a上に鍋が載置されていない場合(S602でNo)、制御部7は加熱を行わない。このとき、制御部7は、鍋の電気的特性を検出するために駆動していた第1のインバータ3aを停止させる。
第1の加熱コイル2a上に鍋が載置されている場合(S602でYes)、第3の鍋載置判別部6によって、外乱光の検出に基づいて、第1の加熱コイル2aと第2の加熱コイル2bとの間に鍋が載置されているかどうかを判断する(S603)。第1の加熱コイル2aと第2の加熱コイル2bとの間に鍋が載置されている場合(S603でYes)、第2の鍋載置判別部4bは、鍋の電気的特性を検出することによって、第2の加熱コイル2b上に鍋が載置されているかどうかを判断する(S604)。なお、このとき、第2の鍋載置判別部4bが鍋の電気的特性を検出できるようにするため、制御部7は第2のインバータ3bを駆動して、第2の加熱コイル2bを通電している。第2の加熱コイル2b上にも鍋が載置されている場合(S604でYes)、制御部7は、第1の加熱コイル2a及び第2の加熱コイル2bの両方に対向するトッププレート1上に一つの大鍋が載置されていると判断して、第1のインバータ3aと第2のインバータ3bの両方を連携して動作させる(図5(c)参照)。これにより、一つの大鍋は、第1の加熱コイル2aと第2の加熱コイル2bの両方で加熱される(S605)。
第1の加熱コイル2a上に鍋が載置されていても第1の加熱コイル2aと第2の加熱コイル2bとの間に鍋が載置されていない場合(S602でYes且つS603でNo、図5(a)参照)、制御部7は第1のインバータ3aを単独で動作させて、第1の加熱コイル2aで鍋を加熱する(S606)。第1の加熱コイル2a上と、第1の加熱コイル2a及び第2の加熱コイル2bの間に鍋が載置されている場合であっても、第2の加熱コイル2b上に鍋が載置されていない場合(S602でYes、S603でYes、且つS604でNo、図5(b)参照)、制御部7は第1のインバータ3aを単独で動作させて、第1の加熱コイル2aで鍋を加熱する(S606)。第2の加熱コイル2bで鍋を加熱しない場合(S606)、制御部7は、鍋の電気的特性を検出するために駆動していた第2のインバータ3bを停止させる。
制御部7は、操作部5aが操作されて加熱終了の指示が入力されたかどうかを判断する(S607)。加熱終了の指示が入力されると(S607でYes)、制御部7は、加熱を終了させる。
1.2.2 インバータの制御
図8を用いて、第1の加熱コイル2aと第2の加熱コイル2bの両方で一つの鍋を加熱する際の、第1のインバータ3aと第2のインバータ3bの連携動作について説明する。図8(a)は、操作部5a又は操作部5bを介して使用者により設定される火力設定(W)を示している。図8(b)及び(c)は、第1のインバータ3a及び第2のインバータ3bを連携動作させる場合の、第1の加熱コイル2aの加熱電力(W)と第2の加熱コイル2bの加熱電力(W)をそれぞれ示している。制御部7は、第1の加熱コイル2aと第2の加熱コイル2bの加熱電力量が、使用者によって設定された火力設定に対応し、且つ、第1の加熱コイル2aと第2の加熱コイル2bの電力比が常に略一定(A’/A≒B’/B)となるように、第1のインバータ3aと第2のインバータ3bとを連携動作させる。
図9に、第1のインバータ3a及び第2のインバータ3bを単独動作させる場合と、連携動作させる場合についての、第1の加熱コイル2a及び第2の加熱コイル2bの加熱電力量をそれぞれ示す。第1のインバータ3a及び第2のインバータ3bの単独動作時、第1の加熱コイル2aと第2の加熱コイル2bの加熱電力量は、個別に、火力設定に対応した値に設定される。例えば、火力設定「1」のときの第1の加熱コイル2aと第2の加熱コイル2bの加熱電力量は共に150Wである。また、火力設定「8」のときは、第1の加熱コイル2aの加熱電力量が3000Wであり、第2の加熱コイル2bの加熱電力量は1400Wである。このように、単独動作の場合、第1の加熱コイル2aと第2の加熱コイル2bの電力量は、それぞれ独立して設定される。
これに対して、第1のインバータ3a及び第2のインバータ3bの連携動作時、第1の加熱コイル2aと第2の加熱コイル2bの加熱電力量は、電力比(第2の加熱コイル2b/第1の加熱コイル2a)が常に略一定(ここでは、「約1/2」)となるように、火力設定に応じて設定される。例えば、火力設定が「1」のとき、第1の加熱コイル2aの加熱電力量は100Wで、第2の加熱コイル2bの加熱電力量は50Wである。火力設定が「8」のとき、第1の加熱コイル2aの加熱電力量は2000Wで、第2の加熱コイル2bの加熱電力量は1000Wである。また、第1のインバータ3a及び第2のインバータ3bの連携動作時の第1の加熱コイル2aと第2の加熱コイル2bの合計の電力量は、第1のインバータ3aを単独動作させるときの第1の加熱コイル2aの加熱電力量と等しくなるように設定されている。
1.3 まとめ
第1の鍋載置判別部4aと第2の鍋載置判別部4bが、共に鍋10が載置されていると判断するだけでは、第1の加熱コイル2aと第2の加熱コイル2bに対向するトッププレート1上に、それぞれ異なる鍋が載置されているのか(図5(a))、又は大きな一つの鍋が載置されているのか(図5(c))を判別することができない。しかし、本実施形態の誘導加熱調理器によれば、第1の加熱コイル2aと第2の加熱コイル2bとの間に対向するトッププレート1の下方に第3の鍋載置判別部6を設けて、第1の加熱コイル2aと第2の加熱コイル2bとの間のトッププレート1上に鍋が載置されているかどうかを判別している。よって、第1の鍋載置判別部4aと第2の鍋載置判別部4bの判別結果に加えて、第3の鍋載置判別部6の判別結果を用いることができる。これにより、第1の鍋載置判別部4aと第2の鍋載置判別部4bと第3の鍋載置判別部6の全てが、鍋が載置されていると判別した場合に、第1の加熱コイル2a上に載置された鍋と第2の加熱コイル2b上に載置された鍋とが同一であると判断することができる。この判断結果に基づいて、制御部7が、第1のインバータ3aと第2のインバータ3bの動作が連携するように制御することによって、一つの鍋を2つの加熱コイル2a及び2bで加熱することができる。よって、鍋の加熱分布に偏りが生じず、調理性能が損なわれることもない。
1.4 変形例
なお、本実施形態においては、連携動作時に、第1の加熱コイル2aと第2の加熱コイル2bの電力比が常に略一定となるように、それぞれの電力量を決定しているが、火力設定が小さいときは電力量を低く抑えることが難しい。そのため、火力設定が小さいときは、加熱コイルへの電力供給時間を低減することによって所定時間当たりの電力量を下げても良い。図10に、電力供給時間を低減する場合の例を示している。図10(a)は使用者により設定された火力設定を示し、図10(b)は第1の加熱コイル2aの加熱電力を示し、図10(c)は第2の加熱コイル2bの加熱電力を示している。図10(a)〜(c)では、100W未満の電力量に抑えることが難しい場合について例示している。火力設定が「2」のとき(時刻t1〜t2)の第2の加熱コイル2bの電力量は100Wであるため、第2のインバータ3bは100Wの電力を第2の加熱コイルに供給し続ける。一方、火力設定が「1」に変更されると(時刻t2)、第2の加熱コイル2bの電力量を50Wまで下げなければならない(図9参照)。そこで、所定時間当たりの合計の電力量が50Wになるように、第2のインバータ3bは、第2の加熱コイル2bに電力を供給する時間を50%にしている(時間t2〜t3)。すなわち、加熱コイル2bに電力を供給する時間と供給しない時間とを設けている。これにより、時間t2〜t3の見かけ上の電力量が50Wになる。このように、所定の電力量(振幅)に抑えることが難しい場合は、電力供給時間(幅)を低減することによって、見かけ上の電力量が所定量になるように制御しても良い。
なお、本実施形態においては、連携動作時の第1の加熱コイル2aと第2の加熱コイル2bの加熱電力の電力比は常に略一定であったが、必ずしも常に一定にする必要はなく、火力設定に応じて電力比を可変にしてもよい。例えば、火力設定が大きくなるほど電力比が大きくなるようにしてもよい。
なお、連携動作時において、火力設定に応じた電力比を設定せずに、第1のインバータ3aと第2のインバータ3bの動作タイミングを合わせるだけでもよい。例えば、制御部7は、加熱のオン/オフの指示がされたタイミングに応じて、第1の加熱コイル2aと第2の加熱コイル2bによる加熱を同時に開始し及び同時に停止するように、第1のインバータ3aと第2のインバータ3bの動作タイミングを合わせるだけでもよい。また、火力設定の変更のタイミングに応じて、第1の加熱コイル2aと第2の加熱コイル2bの電力量の変更のタイミングを合わせるだけでもよい。
なお、本実施形態においては、第3の鍋載置判別部6のみが光検出部61を備えていたが、さらに第1の鍋載置判別部4a及び第2の鍋載置判別部4bが光検出部を備えてもよい。すなわち、第1の鍋載置判別部4a及び第2の鍋載置判別部4bについても、外乱光の検出によって、第1の加熱コイル2a及び第2の加熱コイル2b上に鍋が載置されているかどうかをそれぞれ判別してもよい。この場合、第1の鍋載置判別部4aの光検出部は、第1の加熱コイル2aの外縁の内側に設けることが好ましい。また、第2の鍋載置判別部4bの光検出部は、第2加熱コイル2bの外縁の内側に設けることが好ましい。
なお、第1のインバータ3aの動作周波数と第2のインバータ3bの動作周波数が異なる場合、その差が可聴音なり、使用者に聞こえてしまう。よって、第1のインバータ3aと第2のインバータ3bとを連携させて動作させる場合、制御部7は、第1のインバータ3aと第2のインバータ3bの動作周波数が同一となるように制御することが好ましい。
《実施形態2》
本発明の実施形態2では、第1の加熱コイル2a及び第2の加熱コイル2bに対向するトッププレート1上に載置された鍋が同一かどうかの判断についての他の方法を説明する。具体的には、本実施形態では、第1〜第3の鍋載置判別部4a、4b、6の鍋載置の判別結果に加えて、さらに鍋の材質を判別することによって、第1の加熱コイル2aと第2の加熱コイル2bに対向するトッププレート1上に載置された鍋が同一かどうかを判断する。本実施形態において、誘導加熱調理器の構成は実施形態1の図1と同一である。
本実施形態において、第1の鍋載置判別部4aと第2の鍋載置判別部4bは、それぞれ加熱コイル2a、2bに対向するように載置された鍋の電気的特性を検出して、制御部7に出力する。制御部7は、第1の鍋載置判別部4aと第2の鍋載置判別部4bから検出された電気的特性が同一であれば、第1の加熱コイル2a上と第2の加熱コイル2b上に載置された鍋が同一の鍋であると判断する。
図11(a)及び(b)に、鍋の電気的特性をそれぞれ示す。具体的には、図11(a)は、インバータの動作周波数と加熱コイルに流れるコイル電流の特性を示している。図11(a)に示すように、鍋の材質A、Bによって、動作周波数−コイル電流の特性は異なる。具体的には、加熱コイルとインバータの共振コンデンサとによって決定される共振周波数が鍋の材質によって異なるため、制御部7が所定の動作周波数でインバータを駆動するときの加熱コイルの電流値が鍋の材質によって異なる。よって、例えば、所定の動作周波数におけるコイル電流値ILA、ILBを基準値ILREFと比較することによって、鍋の材質を特定することができる。
図11(b)は、インバータの入力電流と加熱コイルに流れるコイル電流との特性を示している。図11(b)に示すように、鍋の材質A、Bによって、入力電流−コイル電流の特性が異なる。具体的には、鍋の高周波抵抗の違いによって、入力電流−コイル電流の特性が異なる。よって、例えば、入力電流−コイル電流を基準値IREFと比較することによって、鍋の材質を特定することができる。
このように、第1の加熱コイル2a上と第2の加熱コイル2b上に載置された鍋の電気的特性(動作周波数−コイル電流の特性及び/又は入力電流−コイル電流)は、鍋の材質によって異なる。よって、制御部7は、第1の鍋載置判別部4aと第2の鍋載置判別部4bによって検出された鍋の電気的特性を比較することによって、より具体的には、第1の鍋載置判別部4aと第2の鍋載置判別部4bによって検出された鍋の電気的特性を基準値ILREF及び/又は基準値IREFと比較して特定した鍋の材質を比較することにより、第1の加熱コイル2a上と第2の加熱コイル2b上に載置された鍋の材質が同一かどうかを判別することができる。
図12に、本実施形態の誘導加熱調理器の動作を示す。図12は、図7と同様に、第1の加熱コイル2a用の操作部5aが操作されて加熱開始の指示が入力された場合を示している。図12では、第2の鍋載置判別部4bによる判別ステップS1103及び第3の鍋載置判別部6による判別ステップS1105の順序が、図7のステップS603及びS604と逆になっており、これらのステップS1103とS1105の間に、鍋の材質を判別するステップS1104が新たに追加されている。それ以外のステップについては、図12は図7と同一である。同一ステップについては、説明を省略する。
誘導加熱調理器は、第1の鍋載置判別部4aと第2の鍋載置判別部4bが、それぞれ鍋が載置されていると判別した後(S1102でYes且つS1103でYes)、第1の加熱コイル2aと第2の加熱コイル2b上に載置された鍋の材質が同一であるかどうかを判別している(S1104)。具体的には、制御部7が、第1の鍋載置判別部4aと第2の鍋載置判別部4bから検出された電気的特性に基づいて、第1の加熱コイル2a上の鍋と第2の加熱コイル2b上の鍋の材質が同一かどうかを判断する。
第1の加熱コイル2a上の鍋と第2の加熱コイル2b上の鍋の材質が同一であれば(S1104でYes)、第3の鍋載置判別部6が、第1の加熱コイル2aと第2の加熱コイル2bとの間に対向するトッププレート1上に鍋が載置されているかどうかを判別する(S1105)。第1の加熱コイル2a上の鍋と第2の加熱コイル2b上の鍋の材質が同一で且つ第3の鍋載置判別部6が鍋が載置されていると判別すると(S1104でYes且つS1105でYes)、制御部7は、第1の加熱コイル2a上と第2の加熱コイル2b上に載置された鍋が同一の鍋であると判断して、第1のインバータ3a及び第2のインバータ3bを連携して動作させる。これにより、第1の加熱コイル2aと第2の加熱コイル2bの両方で一つの鍋を加熱する(S1106)。
第1の加熱コイル2a上の鍋と第2の加熱コイル2b上の鍋の材質が同一でなければ(S1104でNo)、また鍋の材質が同一であっても第3の鍋載置判別部6が鍋が載置されていないと判別すれば(S1105でNo)、制御部7は、第1の加熱コイル2aと第2の加熱コイル2bの上に載置された鍋は、別の鍋であると判断して、第1のインバータ3aを単独で動作させ、第1の加熱コイル2aのみで鍋を加熱する(S1107)。第2の加熱コイル2b上の鍋については、第2の加熱コイル2b用の操作部5bで加熱開始を指示することによって、加熱することができる。
このように、電気的特性を利用して鍋の材質が同一かどうかを判断するステップ(S1104)を追加することにより、実施形態1と比較して、第1の加熱コイル2aと第2の加熱コイル2b上の鍋が一つの鍋か別の鍋かをより正確に判断することができる。
《実施形態3》
本発明の実施形態3では、第3の鍋載置判別部による鍋載置の他の判別方法について説明する。本実施形態においては、第3の鍋載置判別部は、検出する温度の増加量に基づいて、第1の加熱コイル2aと第2の加熱コイル2bとの間に対向するトッププレート1上に鍋が載置されているかどうかを判別する。図13に、本実施形態の誘導加熱調理器の構成を示す。本実施形態の誘導加熱調理器においては、第3の鍋載置判別部6aは、鍋10の温度を検出する温度検出部62を有する。温度検出部62は、例えば、鍋10から放射される赤外線を検出する赤外線センサ、又はトッププレート1を介して鍋10の温度を検出するサーミスタである。温度検出部62は、実施形態1の光検出部61と同様に、トッププレート1の下方であって、且つ第1の加熱コイル2aと第2の加熱コイル2bの間の領域600に設けられる(図2参照)。第3の鍋載置判別部6aは、温度検出部62の検出温度に基づいて、第1の加熱コイル2aと第2の加熱コイル2bに対向するトッププレート1上に鍋10が載置されているかどうかを判別する。本実施形態の誘導加熱調理器において、第3の鍋載置判別部6aが、光検出部61に代えて温度検出部62を有すること以外の構成は、実施形態1の図1の構成と同一である。
図14に、温度検出部62によって検出される鍋の温度上昇量のグラフを示す。図14の線140は、第1の加熱コイル2aと第2の加熱コイル2bの間に鍋が載置されていない場合、例えば、第1の加熱コイル2aと第2の加熱コイル2b上に別個の鍋が載置される場合を示している(図5(a)参照)。この場合、温度検出部62の上には鍋が載置されていないため、温度検出部62によって所定時間T1に検出される検出される温度上昇量ΔAは小さい。一方で、図14の線141は、第1の加熱コイル2aと第2の加熱コイル2bの間に鍋が載置されている場合を示している(図5(b)及び(c)参照)。この場合、温度検出部62の上に鍋が載置された状態となるため、温度検出部62によって所定時間T1内に検出される温度上昇量ΔBはΔAよりも大きい。このように、温度検出部62が所定時間T1内に検出する温度上昇量は、鍋が第1の加熱コイル2aと第2の加熱コイル2bとの間に載置されているかどうかによって異なる。よって、所定時間T1内の温度上昇量を基準値と比較することによって、第1の加熱コイル2aと第2の加熱コイル2bの間に鍋が載置されているかどうかを判別することができる。
本実施形態においては、温度検出部62が温度を検出することによって、鍋の載置を判断するため、制御部7は、加熱開始の指示が入力されたときに、加熱開始の指示が入力された操作部5に対応するインバータを駆動して加熱コイルに高周波電流を供給する。例えば、第1の加熱コイル2a用の操作部5aを介して加熱開始が指示されると、制御部7は、第1のインバータ3aを制御して、加熱コイル2aに高周波電流を供給する。これによって、第3の鍋載置判別部6aの温度検出に基づく鍋載置の判断が可能となる。第3の鍋載置判別部6aによる鍋載置の判断後、例えば、第1の加熱コイル2a上に鍋が載置されていないことが判別すれば、制御部7は、温度検出のために駆動していた第1のインバータ3aの動作を停止させる。
本実施形態の第3の鍋載置判別部6aを用いた場合の鍋載置の判別及び鍋載置の判別後のインバータの動作制御は、実施形態1又は実施形態2と同一である。本実施形態の第3の鍋載置判別部6aを用いた誘導加熱調理器によれば、実施形態1又は実施形態2の誘導加熱調理器と同様の効果が得られる。
なお、本実施形態においては、第3の鍋載置判別部6aのみが温度検出部62を備えていたが、さらに第1の鍋載置判別部4a及び第2の鍋載置判別部4bが温度検出部62を備えてもよい。すなわち、第1の鍋載置判別部4a及び第2の鍋載置判別部4bについても、検出する温度上昇量によって、第1の加熱コイル2a、第2の加熱コイル2b上に鍋が載置されているかどうかをそれぞれ判別してもよい。この場合、第1の鍋載置判別部4aの温度検出部は、トッププレート1の下方であって且つ第1の加熱コイル2aの外縁の内側に設けることが好ましい。また、第2の鍋載置判別部4bの温度検出部は、トッププレート1の下方であって且つ第2加熱コイル2bの外縁の内側に設けることが好ましい。
なお、実施形態1から実施形態3において、誘導加熱調理器の構成及び動作は、任意に組み合わせることができる。例えば、第1の鍋載置判別部4aと第2の鍋載置判別部4bが図3に示す構成と光検出部61を有し(実施形態1の変形例に相当)且つ第3の鍋載置判別部6aが温度検出部62を有する(実施形態3に相当)場合の誘導加熱調理器が、図12に示す動作(実施形態2に相当)を行っても良い。
なお、実施形態1から実施形態3において、第3の鍋載置判別部6、6aを配置する場所は、本実施形態に限定されない。例えば、第3の鍋載置判別部6又は6aを第2の加熱コイル2bと第3の加熱コイル2cとの間に設けてもよい。この場合、第2の加熱コイル2bと第3の加熱コイル2cとの間のトッププレート1上に鍋が載置されているかどうかを判断し、第2の加熱コイル2bと第3の加熱コイル2cとの間のトッププレート1上に鍋が載置されている場合に、第2のインバータ3bと第3のインバータ3cとを連携して駆動させてもよい。これにより、第2の加熱コイル2bと第3の加熱コイル2cにまたがるようにしてトッププレート1上に載置された一つの鍋を加熱することができる。同様に、第1の加熱コイル2aと第3の加熱コイル2cとの間に、第3の鍋載置判別部6又は6aを設けて、第1の加熱コイル2aと第3の加熱コイル2cに対向するトッププレート1上に一つの鍋が載置されていると判断した場合に、第1のインバータ3aと第3のインバータ3cとを連携させて動作するようにしてもよい。
また、実施形態1から実施形態3において、第3の鍋載置判別部6、6aの数は、上記実施形態に限定されない。すなわち、第3の鍋載置判別部6又は6aを複数個設けても良い。例えば、上述した第3の鍋載置判別部6又は6aを第1の加熱コイル2aと第2の加熱コイル2bとの間と、第2の加熱コイル2bと第3の加熱コイル2cとの間の両方に設けても良い。
さらに、実施形態1から実施形態3において、連携動作させるインバータの数についても、上記実施形態に限定されない。例えば、第3の鍋載置判別部6又は6aを複数個設けた場合に、3つ以上のインバータを連携動作させて、3つ以上の加熱コイルを用いて1つの鍋を加熱できるようにしてもよい。
本発明は、複数の加熱コイルに対向するトッププレート上に同一の鍋が載置されているか、別々の鍋が載置されているかを判別することができるため、オーバル形状などの大型の鍋を加熱する誘導加熱調理器に有用である。
本発明の実施形態1の誘導加熱調理器の構成を示すブロック図 図1のトッププレートの上面図 図1の第1の鍋載置判別部の内部構成を示す図 入力電流−コイル電流の特性図 (a)は通常の大きさの鍋が載置された例を示す図、(b)はやや大きい鍋が載置された例を示す図、(c)はオーバル形状の大鍋が載置された例を示す図 本発明の実施形態1の誘導加熱調理器の概略の動作を示すフローチャート 図6の詳細な動作を示すフローチャート 第1のインバータと第2のインバータの動作を連携させる場合の図であって、(a)は火力設定、(b)は第1の加熱コイルの加熱電力、(c)は第2の加熱コイルの加熱電力をそれぞれ示す図 第1の加熱コイルと第2の加熱コイルの加熱電力の値を示す図 連携動作時の電力比一定の例を示す図であって、(a)は火力設定、(b)は第1の加熱コイルの加熱電力、(c)は第2の加熱コイルの加熱電力をそれぞれ示す図 (a)は動作周波数及びコイル電流の特性図、(b)は入力電流及びコイル電流の特性図 本発明の実施形態2の誘導加熱調理器の動作を示すフローチャート 本発明の実施形態3の誘導加熱調理器の構成を示すブロック図 鍋の温度上昇量を示す図
符号の説明
1 トッププレート
2a 第1の加熱コイル
2b 第2の加熱コイル
2c 第3の加熱コイル
3a 第1のインバータ
3b 第2のインバータ
3c 第3のインバータ
4a 第1の鍋載置判別部
4b 第2の鍋載置判別部
4c 第4の鍋載置判別部
5 操作部
6、6a 第3の鍋載置判別部
7 制御部
10 鍋
41 入力電流検出部
42 コイル電流検出部
43 判別部
61 光検出部
62 温度検出部

Claims (13)

  1. 調理容器を載置するトッププレートと、
    前記トッププレートの下方に配置され、前記調理容器を加熱する、異なる円心を有する、第1及び第2の加熱コイルと、
    前記第1及び第2の加熱コイルの加熱制御を行う制御部と、
    前記第1及び第2の加熱コイルのそれぞれに対向するトッププレート上に調理容器が載置されているかどうかを判別する第1及び第2の鍋載置判別部と、
    前記第1及び第2の加熱コイル間に対向するトッププレート上に調理容器が載置されているかどうかを判別する第3の鍋載置判別部と、
    を有することを特徴とする、誘導加熱調理器。
  2. 前記制御部によって制御されて前記第1の加熱コイルに電力を供給する第1のインバータと、前記制御部によって制御されて前記第2の加熱コイルに電力を供給する第2のインバータと、をさらに有し、
    前記制御部は、前記第1の鍋載置判別部と前記第2の鍋載置判別部と前記第3の鍋載置判別部の全てが調理容器が載置されていると判別した場合に、前記第1の加熱コイルと前記第2の加熱コイルの両方が加熱動作を行うように、前記第1のインバータ及び前記第2のインバータを制御する、請求項1に記載の誘導加熱調理器。
  3. 前記第1の鍋載置判別部と前記第2の鍋載置判別部と前記第3の鍋載置判別部のうち、少なくとも1つが、調理容器が載置されていないと判別した場合、前記制御部は、前記第1の加熱コイル及び前記第2の加熱コイルが独立して加熱動作を行うように、前記第1のインバータ及び前記第2のインバータを制御する、請求項2に記載の誘導加熱調理器。
  4. 前記第1の鍋載置判別部と前記第3の鍋載置判別部が、調理容器が載置されていると判別し、且つ前記第2の鍋載置判別部が、調理容器が載置されていないと判別した場合、前記制御部は、前記第1の加熱コイルで調理容器を加熱するように前記第1のインバータを制御し、前記第2の加熱コイルによる加熱動作を行わないように第2のインバータを制御する、請求項3に記載の誘導加熱調理器。
  5. 前記制御部は、前記第1の加熱コイルと前記第2の加熱コイルの両方で前記一つの調理容器を加熱する場合に、前記第1のインバータの動作と前記第2のインバータの動作を連携させる、請求項2に記載の誘導加熱調理器。
  6. 前記制御部は、前記第1の加熱コイル及び前記第2の加熱コイルによる、加熱の開始、加熱の停止、及び火力の変更のうち、少なくともいずれか一つのタイミングが一致するように、前記第1のインバータ及び前記第2のインバータの動作を連携させる、請求項5に記載の誘導加熱調理器。
  7. 前記第1のインバータ及び前記第2のインバータは、前記第1の加熱コイルの電力量と前記第2の加熱コイルの電力量の比が一定になるようにそれぞれ電力を供給する、請求項6記載の誘導加熱調理器。
  8. 前記第3の鍋載置判別部は、前記トッププレートの下方であって且つ前記第1の加熱コイルと前記第2の加熱コイルとの間に対向する位置に、前記トッププレートから入射される外乱光を検出する光検出部を有し、前記光検出部が外乱光を検出したときは、前記第1の加熱コイルと前記第2の加熱コイルとの間に対向するトッププレート上に調理容器が載置されていないと判断し、前記光検出部が外乱光を検出していないときは、前記第1の加熱コイルと前記第2の加熱コイルとの間に対向するトッププレート上に調理容器が載置されていると判断する、請求項2に記載の誘導加熱調理器。
  9. 前記第3の鍋載置判別部は、前記トッププレートの下方であって且つ前記第1の加熱コイルと前記第2の加熱コイルとの間に対向する位置に、調理容器の温度を検出する温度検出部を有し、前記温度検出部が所定時間内に所定量の温度上昇を検出した場合に前記第1の加熱コイルと前記第2の加熱コイルとの間に対向するトッププレート上に調理容器が載置されていると判断する、請求項2に記載の誘導加熱調理器。
  10. 前記第2の鍋載置判別部は、前記トッププレートの下方であって且つ前記第2の加熱コイルの外縁の内側に対向する位置に、前記トッププレートから入射される外乱光を検出する光検出部を有し、前記光検出部が外乱光を検出したときは、前記第2の加熱コイルに対向するトッププレート上に調理容器が載置されていないと判断し、前記光検出部が外乱光を検出していないときは、前記第2の加熱コイルに対向するトッププレート上に調理容器が載置されていると判断する、請求項2に記載の誘導加熱調理器。
  11. 前記第2の鍋載置判別部は、前記トッププレートの下方であって且つ前記第2の加熱コイルの外縁の内側に対向する位置に、調理容器の温度を検出する温度検出部を有し、前記温度検出部が所定時間内に所定量の温度上昇を検出した場合に前記第2の加熱コイルに対向するトッププレート上に調理容器が載置されていると判断する、請求項2に記載の誘導加熱調理器。
  12. 前記第1の鍋載置判別部は、前記第1の加熱コイルに対向するトッププレート上に載置された調理容器の電気的特性を検出し、
    前記第2の鍋載置判別部は、前記第2の加熱コイルに対向するトッププレート上に載置された調理容器の電気的特性を検出し、
    前記制御部は、前記第1の鍋載置判別部と前記第2の鍋載置判別部と前記第3の鍋載置判別部の全てが調理容器が載置されていると判別し、且つ前記第1の鍋載置判別部と前記第2の鍋載置判別部から検出された電気的特性が同一である場合に、前記第1の加熱コイル及び前記第2の加熱コイルに対向するトッププレート上に同一の調理容器が載置されていると判断する、請求項2に記載の誘導加熱調理器。
  13. 前記制御部は、前記第1のインバータと前記第2のインバータの動作周波数が同一となるように制御する、請求項2に記載の誘導加熱調理器。
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