JP2011081490A - 表示装置 - Google Patents

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【課題】 従来の表示装置の問題点であった、プログラマブル表示器が複数のPLCが受持つ各被制御対象と1対1で直接接続される構成を解消し、特定のプログラマブル表示器による被制御対象の操作が困難な場合でも、他のプログラマブル表示器から操作することが可能な表示装置を得る。
【解決手段】 PLC2a〜2cを介して被制御対象1a〜1cとプログラマブル表示器3a〜3dは互いに接続されており、特定の被制御対象を操作するときに必要な一つの制御権がプログラマブル表示器3a〜3d間で移動し、この制御権を所有するプログラマブル表示器のみが、特定の被制御対象を操作するようにする。
【選択図】 図1

Description

この発明は、制御手段を介して被制御対象を操作するプログラマブル表示器を備えた表示装置に関する。
従来のプログラマブル表示器は、プログラマブルコントローラ(以下、「PLC」と略す)を介して、被制御対象に1対1で直接接続されるように構成されており、被制御対象の持つ内部データを参照、更新することができる。
例えば、複数のPLCと、各PLCに1対1で直接接続されたプログラマブル表示器の組が複数存在し、各プログラマブル表示器がネットワーク接続された表示装置において、任意のPLCが受持つ被制御対象の制御状態を、そのPLCに1対1で直接接続されたプログラマブル表示器の画面上のみならず、ネットワーク接続されている他の複数のプログラマブル表示器の画面上においても参照することができ、任意のプログラマブル表示器を操作することで、各PLCが受持つ全ての被制御対象の制御状態を参照することができる。ただし、PLCを介した被制御対象と直接接続されていないプログラマブル表示器は、その被制御対象の制御状態は参照できるものの、被制御対象を操作することはできない(例えば、特許文献1参照)。
一方、一つのプログラマブル表示器を本体制御部と表示部に分離し、この一つの本体制御部に、新たに複数の表示部を接続すると、任意の表示部からの操作を本体制御部により排他制御し、一つの表示部への操作が他の全ての表示部にも反映させることができる。この場合、本体制御部とPLCが1対1で直接接続されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2004−38996号公報(第6頁、第7図) 特開2001−75638号公報(第3−4頁、第1図)
従来の表示装置は、以上のように構成されているので、特定のPLCが受持つ被制御対象は、そのPLCに1対1で直接接続されたプログラマブル表示器によってのみ操作することができ、例えば、もともと操作可能であったプログラマブル表示器による操作が、故障等により困難になった場合、他のプログラマブル表示器からは、制御したいPLCが受持つ被制御対象を操作することができず、表示装置全体が異常状態に陥る等の問題点があった。
この発明は、上述のような問題を解決するためになされたもので、その目的は、プログラマブル表示器が複数のPLCが受持つ各被制御対象と1対1で直接接続される構成を解消し、任意のプログラマブル表示器から、任意のPLCが受持つ被制御対象の制御状態の参照のみならず、操作をも可能にする表示装置を得るものである。
この発明に係る表示装置においては、特定の被制御対象を操作する制御権を、通信回線を介して制御手段に接続されており、制御手段を介して被制御対象を操作、制御状態を表示する複数のプログラマブル表示器間で移動するようにしたものである。
この発明は、被制御対象を操作する制御権がプログラマブル表示器間で移動し、この制御権を所有するプログラマブル表示器のみが、その被制御対象を操作することができる。このため、特定のプログラマブル表示器による被制御対象の操作が困難な場合でも、他のプログラマブル表示器から操作することが可能となる。
この発明の実施の形態1を示す表示装置の構成図である。 この発明の実施の形態1を示すプログラマブル表示器の構成図である。 この発明の実施の形態1を示す動作シーケンス図である。 この発明の実施の形態1を示す制御権管理部の管理テーブル図である。 この発明の実施の形態2を示す表示装置の構成図である。 この発明の実施の形態2を示す制御権の取得処理に関する動作シーケンス図である。 この発明の実施の形態2を示す制御権の解放処理に関する動作シーケンス図である。
実施の形態1.
図1は、この発明を実施するための実施の形態1における表示装置の構成図である。図1において、1a〜1cは被制御対象であり、例えば、センサやロボット等である。2a〜2cはPLCであり、被制御対象1a〜1cと接続されており、被制御対象1a〜1cの制御手段となる。3a〜3dはプログラマブル表示器であり、PLC2a〜2cと接続されており、PLC2a〜2cを介して被制御対象1a〜1cを操作する。4はネットワークラインであり、プログラマブル表示器3a〜3dと、PLC2a〜2cを介した被制御対象1a〜1cとは、ネットワークライン4により、互いに接続されている。
図2は、この発明を実施するための実施の形態1におけるプログラマブル表示器の構成図である。図2において、3aは図1で示したプログラマブル表示器である。11aは制御部であり、プログラマブル表示器3a全体の処理制御を行なう。12aは表示部であり、画面表示を行なう。13aは操作部であり、入力操作を行なう。14aは通信用インターフェースであり、ネットワークライン4と接続して、PLC2a〜2cやプログラマブル表示器3b〜3dとの通信を行なう。15aは記憶部であり、プログラムや内部データを記憶する。16aは記憶部15aの内部に設けられた制御権管理部であり、制御権管理部を持つプログラマブル表示器自身が操作する被制御対象の番号、その被制御対象を操作するときに必要な制御権の有無、その被制御対象の制御状態の参照権の有無が記憶されている。なお、プログラマブル表示器3b〜3dの構成についても同様であり、その構成部品について、同様の符号b〜dを付す。
図3は、この発明を実施するための実施の形態1における、使用者が任意のプログラマブル表示器を用いて、特定のPLCの受持つ被制御対象の制御権を所有し、そして操作する場合の動作シーケンス図である。以下に、使用者がプログラマブル表示器3aを用いてPLC2aの受持つ被制御対象1aの制御権を所有する排他機能について、図3の動作シーケンスに従って説明する。まず、各プログラマブル表示器3a〜3dの起動時に、その制御部11a〜11dは、制御権の移動が必要となる被制御対象について、制御権データの初期化を実施する(S11)。
次に、使用者が、共有下にある被制御対象1aの操作が必要になった時(S12)、使用者は、操作するプログラマブル表示器3aの操作部13aから制御部11aに、まず他のプログラマブル表示器3b〜3dに対して、操作したい被制御対象1aの制御権を所有しているかの確認要求を送るように指令を出す。使用者からの指令を受けたプログラマブル表示器3aの制御部11aは、他のプログラマブル表示器3b〜3dの制御部11b〜11dに対して、操作を行ないたい被制御対象1aの制御権所有の有無の確認要求を、通信用インターフェース14aを介して送る(S13)。
ネットワークライン4上にどれだけの数のプログラマブル表示器が接続されているかというプログラマブル表示器の識別情報は、あらかじめ各プログラマブル表示器3a〜3dの記憶部15a〜15dにそれぞれ記憶させておく。各プログラマブル表示器を識別する方法は、PLCとプログラマブル表示器の接続状態によって選択することができ、例えば、プログラマブル表示器自身が持つEthernet(登録商標)のIPアドレスやMACアドレス、本体製造番号等がある。プログラマブル表示器の制御部が、他のプログラマブル表示器の制御部に対して、操作を行ないたい被制御対象の制御権所有の有無を確認する際に、その応答の時に互いに付与することで、個々のプログラマブル表示器を特定することができる。
各プログラマブル表示器3b〜3dの制御部11b〜11dは、プログラマブル表示器3aの制御部11aからの問合せに対し、プログラマブル表示器3b〜3d自身の記憶部15b〜15dの内部に設けられた制御権管理部15b〜15dを参照し、被制御対象1aの制御権所有の有無を確認し、問合せ元の制御部11aに、通信用インターフェース14b〜14dを介して回答する。
プログラマブル表示器3b〜3dの制御部11b〜11dからの回答により、他のプログラマブル表示器3b〜3dのいずれもが、被制御対象1aの制御権を所有していない場合、使用者が操作しているプログラマブル表示器3aの制御部11aは、プログラマブル表示器3aの記憶部15aの内部に設けられた制御権管理部16aに、制御権を所有したことの情報を記憶する(S15)。制御権管理部16aへの記憶が完了した後、使用者は被制御対象1aの操作を実施できる(S16)。使用者が操作しているプログラマブル表示器3aの制御部11aは、その制御権管理部16aに記憶した制御権を、操作が完了するまで継続して保持し続ける(S17)。
被制御対象1aの操作が完了すると、使用者が操作していたプログラマブル表示器3aの制御部11aは、その制御権管理部16aに記憶されていた制御権所有情報を消去する(S18)。そして、他のプログラマブル表示器3b〜3dに、操作できる機会が与えられる。
一方、プログラマブル表示器3aの制御部11aは、プログラマブル表示器3b〜3dの制御部11b〜11dに問合せた結果、すでに他のプログラマブル表示器3b〜3dのいずれかが、操作したい被制御対象1aの制御権を所有していた場合、使用者が操作しているプログラマブル表示器3aの制御部11aは、他のプログラマブル表示器3b〜3dのいずれかが被制御対象1aの制御権を所有していることが判明した時点で、被制御対象1aの操作が不可能となるため、そのまま処理を終了する(S19)。その場合、制御部11aは、プログラマブル表示器3aの表示部12aに、他のプログラマブル表示器3b〜3dのいずれかが制御権所有のため操作不可の旨を表示し、使用者に通知する(S20)。
図3に示す動作シーケンスでは、制御部11aは、プログラマブル表示器3aが被制御対象1aを制御できないことが判明した時点で処理を終了する場合について説明したが、制御部11aは、プログラマブル表示器3aが被制御対象1aの制御権を所有するまで、現在制御権を所有している他のプログラマブル表示器3b〜3dの制御部11b〜11dのいずれかに、繰返し問合せ要求を送るようにしても良い。
以上のような実施の形態1に示した方法により、任意のプログラマブル表示器を用いての特定の被制御対象に対する制御権の排他機能は実現可能となり、従って、被制御対象の制御権がプログラマブル表示器間で移動し、制御権を所有するプログラマブル表示器のみが、その被制御対象を操作することができる。このため、特定のプログラマブル表示器による被制御対象の操作が困難な場合でも、他のプログラマブル表示器から操作することが可能となる。
被制御対象の操作とは異なり、制御状態を参照する場合については、どのプログラマブル表示器が、特定の被制御対象の制御権を所有していても、任意のプログラマブル表示器は、任意のタイミングでその被制御対象の制御状態を参照することができる。なお、その被制御対象の制御権を所有し、操作可能な状態にあるプログラマブル表示器は、その被制御対象に対して制御状態を参照できることは言うまでもない。
図4に、この実施の形態1で説明した制御権管理部16aの管理テーブルの一例を示す。図4によると、プログラマブル表示器3aの制御権管理部16aでは、制御権と参照権が図4のテーブルのように管理されており、この管理テーブルに従って、プログラマブル表示器3aは被制御対象1aの制御権と被制御対象1a、1bの制御状態の参照権を所有している。同様に、プログラマブル表示器3bは被制御対象1cの制御権と被制御対象1cの制御状態の参照権を所有し、プログラマブル表示器3cは被制御対象1bの制御権と被制御対象1bの制御状態の参照権を所有し、プログラマブル表示器3dは被制御対象1a、1b、1cの制御状態の参照権を所有している。
上記制御状態の参照権を利用して、制御権を所有しているプログラマブル表示器の持つ画面表示データを、他のプログラマブル表示器間で共有し、別々の画面表示データを、他のプログラマブル表示器に搭載、使用することも可能である。
ところで、実施の形態1では、個々のプログラマブル表示器の制御権管理部が、自身の制御下にある被制御対象の制御権を所有する構成について説明したが、特定の1つのプログラマブル表示器の制御権管理部に、全ての被制御対象の制御権所有先の情報を一括で管理させ、他のプログラマブル表示器は、この制御権所有先情報を一括管理するプログラマブル表示器の制御権管理部に対して、操作したい被制御対象の制御権を取得可能かどうか問合せる構成にしても同様の効果が得られる。
実施の形態2.
図5は、この発明を実施するための実施の形態2における表示装置の構成図である。図5において、2はPLC、21は制御権管理デバイス、22はPLC制御部、23は通信用インターフェースであり、制御権管理デバイス21、PLC制御部22、通信用インターフェース23は、いずれもPLC2の内部に設けられている。24はネットワークラインであり、PLC制御部22と被制御対象1a〜1dは接続されている。
この実施の形態2では、PLC2の内部に設けられた制御権管理デバイス21が被制御対象1a〜1dの制御権所有先情報を一括管理する。各プログラマブル表示器3a〜3dは、通信用インターフェース23を介してPLC制御部22と通信を行なう。
図6は、この発明を実施するための実施の形態2における、使用者が特定のプログラマブル表示器を用いて、PLCの受持つ特定の被制御対象の制御権を所有し、そして操作する場合の動作シーケンス図である。以下に、使用者がプログラマブル表示器3aを用いて、PLC2の受持つ被制御対象1aの制御権を所有する排他機能について、図6の動作シーケンスに従って説明する。まずPLC制御部22は、PLC2の起動時に、その内部に設けられた制御権管理デバイス21の状態を初期化する(S21)。
プログラマブル表示器3aは、PLC2に接続されている被制御対象1aを操作するため、まず、PLC2の内部に設けられた制御権管理デバイス21に対して、被制御対象1aの制御権の取得を要求する。プログラマブル表示器3aより、通信用インターフェース23を介してPLC2の内部に設けられたPLC制御部22に対して、被制御対象1aの制御権取得の要求が来ると(S22)、PLC制御部22は制御権管理デバイス21を参照し、被制御対象1aの制御権が、他のプログラマブル表示器3b〜3dのいずれかに所有されているかを確認する(S23)。制御権管理デバイス21には、PLC制御部22に接続された被制御対象1aの制御権が、どのプログラマブル表示器に所有されているのかが記憶されている。各プログラマブル表示器の識別については、例えば、プログラマブル表示器からPLC制御部に送信する場合に識別情報を付与することで、個々のプログラマブル表示器を特定することができる。
操作したい被制御対象1aの制御権が、他のプログラマブル表示器3b〜3dのいずれにも所有されていない場合、PLC制御部22は、制御権管理デバイス21の状態、すなわち、管理テーブルを更新し、取得要求を受けている被制御対象1aの状態をプログラマブル表示器3aにて使用中とする(S25)。使用中に更新したと同時に、PLC制御部22は、制御権の取得要求を出していたプログラマブル表示器3aに対して、被制御対象1aの制御権取得の成功を、通信用インターフェース23を介して通知する(S26)。そして、PLC制御部22は、プログラマブル表示器3aから制御権の解放要求が来るまで、制御権管理デバイス21の状態を、プログラマブル表示器3aにて使用中と保持する。
プログラマブル表示器3aは、PLC制御部22からの情報により、被制御対象1aが操作可能であることを確認後、被制御対象1aの操作を行なうことができる。プログラマブル表示器3aは、被制御対象1aの操作を完了後、操作が完了したことを、通信用インターフェース23を介してPLC制御部22に通知する。その通知を受けたPLC制御部22は、制御権管理デバイス21の状態を更新し、他のプログラマブル表示器3b〜3dからの制御権取得要求を受付けられる状態にする。
一方、プログラマブル表示器3aがPLC制御部22を介して制御権管理デバイス21に制御権取得を要求した結果、すでに他のプログラマブル表示器3b〜3dのいずれかに被制御対象1aの制御権が所有されていることが判明した場合、被制御対象1aは操作不可な状態であるため、PLC制御部22は、要求のあったプログラマブル表示器3aに対して操作不可であることを通知する(S27)。通知を受けたプログラマブル表示器3aは、その表示部12aに他のプログラマブル表示器3b〜3dのいずれかが制御権所有のため操作不可の旨を表示し、使用者に通知する(S28)。
被制御対象1aの操作不可通知を受信したプログラマブル表示器3aは、被制御対象1aが操作可能になるまでPLC制御部22に対して制御権取得の要求を出し続けるか、もしくは、制御権の取得ができないことが判明した時点で要求を中止するかを、設定により選択することができる。
また、被制御対象1aの制御権が、他のプログラマブル表示器3b〜3dのいずれかに所有されていた場合、制御権が解放されるまで、PLC制御部22の内部で制御権の取得要求を保持し続け、他のプログラマブル表示器3b〜3dのいずれかが制御権を解放した時点で、要求元のプログラマブル表示器3aに制御権が取得できたことを通知することも可能である。
図7は、特定のプログラマブル表示器を用いて、PLCの受持つ特定の被制御対象の制御権を解放する場合の動作シーケンス図である。以下に、使用者がプログラマブル表示器3aを用いて、PLC2の受持つ被制御対象1aの制御権を解放する排他機能について、図7の動作シーケンスに従って説明する。プログラマブル表示器3aより、通信用インターフェース23を介してPLC2のPLC制御部22に対して、被制御対象1aの制御権解放の要求が来ると(S31)、PLC制御部22は制御権管理デバイス21を参照し、制御権解放を要求されている被制御対象1aは、要求元のプログラマブル表示器3aにて現在使用中の状態になっているのかを確認する(S32)。
現在使用中のプログラマブル表示器が、要求元のプログラマブル表示器3aと同一であることが確認できた場合、PLC制御部22は制御権管理デバイス21の状態を更新し、制御権解放要求のあった被制御対象1aの状態を未使用とする(S34)。未使用に更新したと同時に、PLC制御部22は、制御権解放要求のあったプログラマブル表示器3aに対して、被制御対象1aの制御権解放の成功を、通信用インターフェース23を介して通知する(S35)。そして、PLC制御部22は、他のプログラマブル表示器3b〜3dからの制御権取得要求を受付けられる状態にする。
制御権解放を要求された被制御対象1aを現在使用中のプログラマブル表示器と、要求元のプログラマブル表示器3aが異なる場合は、解放不可であるため、PLC制御部22は、その旨を、制御権解放要求を出したプログラマブル表示器3aに、通信用インターフェース23を介して通知する(S36)。
以上のような実施の形態2に示した方法により、PLCの内部に設けられた制御権管理デバイスを用いての特定の被制御対象に対する制御権の排他機能は実現可能となり、従って、制御権を所有するプログラマブル表示器のみが、その被制御対象を操作することができる。このため、特定のプログラマブル表示器による被制御対象の操作が困難な場合でも、他のプログラマブル表示器から操作することが可能となる。
また、実施の形態2では、全てのプログラマブル表示器は、任意の被制御対象の制御状態の参照については、任意のタイミングで実施できるため、プログラマブル表示器毎に別々の画面表示データを搭載、使用することが可能である。
1a〜1c 被制御対象、2a〜2c PLC、3a〜3d プログラマブル表示器、4 ネットワークライン。

Claims (5)

  1. 制御手段を介して複数の被制御対象を操作すると共に前記複数の被制御対象の制御状態を表示する複数のプログラマブル表示器を備えた表示装置において、
    前記複数のプログラマブル表示器は、通信回線を介して前記制御手段に接続され、特定の被制御対象を操作する制御権が前記複数のプログラマブル表示器間で移動することを特徴とする表示装置。
  2. 上記制御権を所有するプログラマブル表示器以外のプログラマブル表示器は、その被制御対象の制御状態の参照が可能であることを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  3. 上記プログラマブル表示器内部に、当該プログラマブル表示器が所有する上記制御権を記憶する制御権管理部を設け、この制御権管理部の制御権所有情報に基づいて上記制御権の移動が管理されることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の表示装置。
  4. 上記制御手段内部に、上記制御権の所有先を記憶する制御権管理部を設け、この制御権所有先情報に基づいて上記制御権が管理されることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の表示装置。
  5. 上記制御手段は一であり、この制御手段に通信回線を介して上記複数の被制御対象が接続されていることを特徴とする請求項4記載の表示装置。
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