JP2011078283A - 永久磁石埋込型モータの回転子及び送風機及び圧縮機 - Google Patents

永久磁石埋込型モータの回転子及び送風機及び圧縮機 Download PDF

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Abstract

【課題】スキューを施すことなく、スリットによりトルクリップルが低減可能な永久磁石埋込型モータの回転子を提供する。
【解決手段】この発明に係る永久磁石埋込型モータの回転子100は、回転子鉄心101の外周部に沿って形成された複数の永久磁石挿入穴102と、永久磁石挿入穴102の両端部に設けられる永久磁石端部空隙104と、永久磁石挿入穴102に挿入される永久磁石103と、永久磁石挿入穴102の外側の鉄心部に形成された複数のスリット105と、を備え、複数のスリット105は、略平行に形成されるとともに、磁極中心線に対して所定の角度傾斜して形成され、隣り合う磁極にいて、一方の磁極の複数のスリット105は、磁極中心線に対して回転方向に所定の角度傾斜して形成され、他方の磁極の複数のスリット105は、磁極中心線に対して反回転方向に所定の角度傾斜して形成されるものである。
【選択図】図14

Description

この発明は、永久磁石埋込型モータの回転子に関するもので、特に永久磁石挿入穴の外周鉄心部に配置されるスリット形状に関するものである。また、その永久磁石埋込型モータの回転子を永久磁石埋込型モータに用いる送風機及び圧縮機に関する。以下、永久磁石埋込型モータを、単に電動機と呼ぶ場合もある。
従来から、回転子を複数の回転子コアに分割し、所定の角度分を軸方周にずらしてスキューを設けることで、電動機のトルクリプルを軽減する技術が提案されている。
しかしながら、これらの電動機のトルクリプルを軽減する技術は、回転子コアの各々からなる軸方向のずれ角は1つであるため、複数の次数の振動の高調波成分を同時に低減できないという課題があった。
そこで、複数の次数の振動の高調波成分を同時に低減できる回転子を供給することを目的として、以下に示す回転子が提案されている。即ち、軸(Z)についての周方向において相互に回転することなく、軸方向に相互に連結された複数の回転子部分(1a,1b,1c,1d)を備え、複数の回転子部分のそれぞれは軸方向に一様に構成され、複数の回転子部分のそれぞれが、軸に並行な側面と、側面において、相互に異なる複数の磁極面を所定のペア数(p)で形成する界磁磁石(6)とを有し、所定のペア数は複数の回転子部分のそれぞれで同一であり、複数の回転子部分のうち、第1の回転子部分(1b)と第2の回転子部分(1a)とは周方向において第1のスキュー角(θ1,φ1)を形成し、複数の回転子部分のうち、第1の回転子部分と第3の回転子部分(1c)とは周方向において第2のスキュー角(θ2,φ3)を形成し、第1のスキュー角は、1より大きな第1の整数とペア数との積で180度を除した値であり、第2のスキュー角は、1より大きく第1の整数とは異なる第2の整数とペア数との積で180度を除した値であり、軸を中心として回転する(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−131783号公報
従来の永久磁石埋込型モータの回転子は、スリットを設けることや、スキューを施すことによりトルクリップルを低減して、低騒音化を図っていた。しかし、スキューを施すことは、回転子の位相を変更するため、製造しにくいため製造時のコストが増加し、さらにトルクの低下により効率が低下するという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、スキューを施すことなく、スリットによりトルクリップルが低減可能な永久磁石埋込型モータの回転子を提供する。
また、その永久磁石埋込型モータの回転子を永久磁石埋込型モータに用いる送風機及び圧縮機を提供する。
この発明に係る永久磁石埋込型モータの回転子は、所定の形状に打ち抜かれた電磁鋼板を、所定の枚数積層して形成される回転子鉄心と、
回転子鉄心の外周部に沿って形成された複数の永久磁石挿入穴と、
永久磁石挿入穴の両端部に設けられる永久磁石端部空隙と、
永久磁石挿入穴に挿入される永久磁石と、
永久磁石挿入穴の外側の鉄心部に形成された複数のスリットと、を備え、
複数のスリットは、略平行に形成されるとともに、磁極中心線に対して所定の角度傾斜して形成され、
隣り合う磁極にいて、一方の磁極の複数のスリットは、磁極中心線に対して回転方向に所定の角度傾斜して形成され、他方の磁極の複数のスリットは、磁極中心線に対して反回転方向に所定の角度傾斜して形成されるものである。
この発明に係る永久磁石埋込型モータの回転子は、隣り合う磁極にいて、一方の磁極の複数のスリットは、磁極中心線に対して回転方向に所定の角度傾斜して形成され、他方の磁極の複数のスリットは、磁極中心線に対して反回転方向に所定の角度傾斜して形成されるので、隣り合う磁極のトルク位相がずれる効果により、トルクリップルを低減できる。
比較のために示す図で、一般的な永久磁石埋込型モータの回転子300の横断面図。 図1の部分拡大図。 図1の回転子鉄心301の横断面図。 図3の部分拡大図。 比較のために示す図で、スリット405を回転方向に傾斜させた一般的な永久磁石埋込型モータの回転子400の横断面図。 図5の部分拡大図。 図5の回転子鉄心401の横断面図。 図7の部分拡大図。 比較のために示す図で、スリット505を反回転方向に傾斜させた一般的な永久磁石埋込型モータの回転子500の横断面図。 図9の部分拡大図。 図9の回転子鉄心501の横断面図。 図11の部分拡大図。 回転子300,400,500のトルクを比較した図。 実施の形態1を示す図で、永久磁石埋込型モータの回転子100の横断面図。 図14のA部拡大図。 図14のB部拡大図。 図14のC部拡大図。 図14のD部拡大図。 図14の回転子鉄心101の横断面図。 図19のA部拡大図。 図19のB部拡大図。 図19のC部拡大図。 図19のD部拡大図。 実施の形態1を示す図で、回転子100,400,500のトルクを比較した図。 実施の形態1を示す図で、変形例の永久磁石埋込型モータの回転子200の横断面図。 図25のA部拡大図。 図25のB部拡大図。 図25のC部拡大図。 図25のD部拡大図。 図25の回転子鉄心201の横断面図。 図30のA部拡大図。 図30のB部拡大図。 図30のC部拡大図。 図30のD部拡大図。
実施の形態1.
図1乃至図13は比較のために示す図で、一般的な永久磁石埋込型モータの回転子300の横断面図、図2は図1の部分拡大図,図3は図1の回転子鉄心301の横断面図、図4は図3の部分拡大図、図5はスリット405を回転方向に傾斜させた一般的な永久磁石埋込型モータの回転子400の横断面図、図6は図5の部分拡大図、図7は図5の回転子鉄心401の横断面図、図8は図7の部分拡大図、図9はスリット505を反回転方向に傾斜させた一般的な永久磁石埋込型モータの回転子500の横断面図、図10は図9の部分拡大図、図11は図9の回転子鉄心501の横断面図、図12は図11の部分拡大図、図13は回転子300,400,500のトルクを比較した図である。
先ず、一般的な永久磁石埋込型モータの回転子について説明する。図1乃至図4に示す永久磁石埋込型モータの回転子300は、少なくとも回転子鉄心301と、永久磁石303とを備える。
尚、永久磁石埋込型モータの回転子300を、単に回転子300と呼ぶ。また、回転子300等を、単に回転子と呼ぶ場合もある。
回転子鉄心301は、全体の横断面形状が略円形状で、薄板の電磁鋼板(例えば、0.1〜1.0mm程度の板厚で、無方向性電磁鋼板(鋼板の特定方向に偏って磁気特性を示さないよう、各結晶の結晶軸方向をできる限りランダムに配置させたもの))を所定の形状に金型で打ち抜き、所定の枚数(複数枚)積層して形成される。
回転子鉄心301には、横断面が長方形の四個の永久磁石挿入穴302が、周方向に四角形を形成するように形成されている(図3参照)。
永久磁石挿入穴302の内部に、N極とS極とが交互になるように着磁された四枚の平板形状の永久磁石303を挿入することで4極の回転子300を形成している。
永久磁石303には、ネオジウム、鉄、ボロンを主成分とする希土類が用いられる。
永久磁石挿入穴302の両端部には、永久磁石挿入穴302に連結する永久磁石端部空隙304が形成されている。
永久磁石挿入穴302の外周鉄心部に、複数のスリット305が、周方向に所定の間隔で形成されている。図1の回転子300では、一磁極に5個のスリット305が形成されている(図2も参照)。
5個のスリット305の磁極中心線に平行な方向の長さは、磁極中心に位置するスリット305が最も長く、極間に向かって徐々に短かくなっている。
また、図4の拡大図に示すように、回転子鉄心301の外周部301aとスリット305との間のスリット薄肉部306(薄肉鉄心部である)の径方向の寸法tは、一磁極の5個のスリット305において同じ(均一)である。
回転子300を用いる永久磁石埋込型モータは、スリット305により、回転子外周部の磁束密度を正弦波状にすることにより、誘起電圧の高調波が低減するとともに、コギングトルクが低減し、その結果、トルクリップルが低下していた。
スリット305の効果について、以下に説明する。回転子300の永久磁石303から発生した磁束は、永久磁石303の外周鉄心部を通り固定子(図示せず)に流れ込む。
そのとき、永久磁石303から発生した磁束の磁路は、隣り合うスリット305間に規制される。
スリット305が存在しない時は、永久磁石303から発生した磁束は、永久磁石303の外周部鉄心の中を自由に移動することができるため、磁束が流れやすい方に移動し、その影響によりトルクリップルが悪化していた。
つまり、スリット305は、永久磁石303から発生した磁束が永久磁石303の外周鉄心部を自由に移動しないよう規制する。
そのため、スリット305の形状を変えることにより、回転子外周部の磁束を自由に変えることができる。
しかし、図1に示す回転子300は、回転子300内の永久磁石303から発生した磁力と、固定子(図示せず)から発生する磁力によりトルクが発生し回転するが、スリット305のみではトルクリップルを十分に低減することが困難であり、騒音が増加するという課題があった。
次に、図5乃至図8を参照しながら、スリット405を回転方向に傾斜させた永久磁石埋込型モータの回転子400について説明する。
図5乃至図8に示すスリット405を回転方向に傾斜させた永久磁石埋込型モータの回転子400は、少なくとも回転子鉄心401と、永久磁石403とを備える。
回転子鉄心401は、全体の横断面形状が略円形状で、薄板の電磁鋼板(例えば、0.1〜1.0mm程度の板厚で、無方向性電磁鋼板(鋼板の特定方向に偏って磁気特性を示さないよう、各結晶の結晶軸方向をできる限りランダムに配置させたもの))を所定の形状に金型で打ち抜き、所定の枚数(複数枚)積層して形成される。
回転子鉄心401には、横断面が長方形の四個の永久磁石挿入穴402が、周方向に四角形を形成するように形成されている(図7参照)。
永久磁石挿入穴402の内部に、N極とS極とが交互になるように着磁された四枚の平板形状の永久磁石403を挿入することで4極の回転子400を形成している。
永久磁石403には、例えばネオジウム、鉄、ボロンを主成分とする希土類が用いられる。
永久磁石挿入穴402の両端部には、永久磁石挿入穴402に連結する永久磁石端部空隙404が形成されている。
永久磁石挿入穴402の外周鉄心部に、複数のスリット405が、周方向に所定の間隔で形成されている。図5の回転子400では、一磁極に5個のスリット405が形成されている(図6も参照)。
図5の回転子400では、各磁極のスリット405が回転子400の回転方向に、磁極中心線に対して所定の角度θ傾斜している。
5個のスリット405の磁極中心線に対して所定の角度θ傾斜した方向の長さは、磁極中心に位置するスリット405が最も長く、極間に向かって徐々に短かくなっている。
また、図8の拡大図に示すように、回転子鉄心401の外周部401aとスリット405との間のスリット薄肉部406(薄肉鉄心部である)の径方向の寸法tは、一磁極の5個のスリット405において同じ(均一)である。
次に、図9乃至図12を参照しながら、スリット505を反回転方向に傾斜させた永久磁石埋込型モータの回転子500について説明する。
図9乃至図12に示すスリット505を反回転方向に傾斜させた永久磁石埋込型モータの回転子500は、少なくとも回転子鉄心501と、永久磁石503とを備える。
回転子鉄心501は、全体の横断面形状が略円形状で、薄板の電磁鋼板(例えば、0.1〜1.0mm程度の板厚で、無方向性電磁鋼板(鋼板の特定方向に偏って磁気特性を示さないよう、各結晶の結晶軸方向をできる限りランダムに配置させたもの))を所定の形状に金型で打ち抜き、所定の枚数(複数枚)積層して形成される。
回転子鉄心501には、横断面が長方形の四個の永久磁石挿入穴502が、周方向に四角形を形成するように形成されている(図11参照)。
永久磁石挿入穴502の内部に、N極とS極とが交互になるように着磁された四枚の平板形状の永久磁石503を挿入することで4極の回転子500を形成している。
永久磁石503には、例えばネオジウム、鉄、ボロンを主成分とする希土類が用いられる。
永久磁石挿入穴502の両端部には、永久磁石挿入穴502に連結する永久磁石端部空隙504が形成されている。
永久磁石挿入穴502の外周鉄心部に、複数のスリット505が、周方向に所定の間隔で形成されている。図9の回転子500では、一磁極に5個のスリット505が形成されている(図10も参照)。
図9の回転子500では、各磁極のスリット505が回転子500の反回転方向に、磁極中心線に対して所定の角度θ傾斜している。
5個のスリット505の磁極中心線に対して所定の角度θ傾斜した方向の長さは、磁極中心に位置するスリット505が最も長く、極間に向かって徐々に短かくなっている。
また、図12の拡大図に示すように、回転子鉄心501の外周部501aとスリット505との間のスリット薄肉部506(薄肉鉄心部である)の径方向の寸法tは、一磁極の5個のスリット505において同じ(均一)である。
図13にスリット305が傾斜していない回転子300、スリット405が回転方向に傾斜している回転子400及びスリット505が回転方向に傾斜している回転子500の回転子回転角度[deg]に対するトルク[Nm]を示す。
図13に示すように、例えば、スリット405が回転方向に所定の角度θ傾斜している回転子400は、スリット305が傾斜していない回転子300と比較すると、トルクの波形は大きく変化せず、位相がずれていることが確認できる(位相が進んでいる)。これは回転子表面の磁束密度分布が大きく変化せず、位相のみ変わった(位相が進む)ことを示している。
また、図13に示すように、例えば、スリット505が反回転方向に所定の角度θ傾斜している回転子500は、スリット305が傾斜していない回転子300と比較すると、トルクの波形は大きく変化せず、位相がずれていることが確認できる(位相が遅れている)。これは回転子表面の磁束密度分布が大きく変化せず、位相のみ変わった(位相が遅れる)ことを示している。
即ち、スリットの角度θを変えることにより、トルク波形の位相を変えることができることを示している。スリットを回転子の回転方向に傾ければ、スリットを傾斜させない場合に比べてトルク波形の位相が進む。
また、スリットを回転子の反回転方向に傾ければ、スリットを傾斜させない場合に比べてトルク波形の位相が遅れる。
図13において、回転子400のトルク波形と回転子500のトルク波形とを比較すると、位相が概略180°異なることがわかる。
以上のことから、一つの回転子において、スリットの角度θを回転方向に傾けた磁極と、スリットの角度θを反回転方向に傾けた磁極とを組み合わせることにより、ピーク部分が相殺されてトルクリップルが低減されることが予想される。
例えば、隣り合う磁極のスリットの傾きを、一方は回転方向、他方は反回転方向とすることにより、各々の磁極で発生するトルクの位相が、一方は進み、他方は遅れるので、トルクの高調波が打ち消されることによりトルクリップルが低減できることが予想される。
図14乃至図20は実施の形態1を示す図で、図14は永久磁石埋込型モータの回転子100の横断面図、図15は図14のA部拡大図、図16は図14のB部拡大図、図17は図14のC部拡大図、図18は図14のD部拡大図、図19は図14の回転子鉄心101の横断面図、図20は図19のA部拡大図、図21は図19のB部拡大図、図22は図19のC部拡大図、図23は図19のD部拡大図、図24は回転子100,400,500のトルクを比較した図、図25は変形例の永久磁石埋込型モータの回転子200の横断面図、図26は図25のA部拡大図、図27は図25のB部拡大図、図28は図25のC部拡大図、図29は図25のD部拡大図、図30は図25の回転子鉄心201の横断面図、図31は図30のA部拡大図、図32は図30のB部拡大図、図33は図30のC部拡大図、図34は図30のD部拡大図である。
図14乃至図23を参照しながら、実施の形態1の永久磁石埋込型モータの回転子100について説明する。
図14乃至図23に示す永久磁石埋込型モータの回転子100は、少なくとも回転子鉄心101と、永久磁石103とを備える。
回転子鉄心101は、全体の横断面形状が略円形状で、薄板の電磁鋼板(例えば、0.1〜1.0mm程度の板厚で、無方向性電磁鋼板(鋼板の特定方向に偏って磁気特性を示さないよう、各結晶の結晶軸方向をできる限りランダムに配置させたもの))を所定の形状に金型で打ち抜き、所定の枚数(複数枚)積層して形成される。
回転子鉄心101には、横断面が長方形の四個の永久磁石挿入穴102が、周方向に四角形を形成するように形成されている(図19参照)。
永久磁石挿入穴102の内部に、N極とS極とが交互になるように着磁された四枚の平板形状の永久磁石103を挿入することで4極の回転子100を形成している。
永久磁石103には、例えばネオジウム、鉄、ボロンを主成分とする希土類が用いられる。
永久磁石挿入穴102の両端部には、永久磁石挿入穴102に連結する永久磁石端部空隙104が形成されている。
永久磁石挿入穴102の外周鉄心部に、複数のスリット105が、周方向に所定の間隔で形成されている。図14の回転子100では、一磁極に5個のスリット105が形成されている(図15乃至図18も参照)。
図14の回転子100は、A部の磁極のスリット105が回転子100の回転方向に、磁極中心線に対して所定の角度θ傾斜している(図15、図20参照)。
また、A部の時計方向に隣の、B部の磁極のスリット105が回転子100の反回転方向に、磁極中心線に対して所定の角度θ傾斜している(図16、図21参照)。
また、B部の時計方向に隣の、C部の磁極のスリット105が回転子100の回転方向に、磁極中心線に対して所定の角度θ傾斜している(図17、図22参照)。
さらに、C部の時計方向に隣の、D部の磁極のスリット105が回転子100の反回転方向に、磁極中心線に対して所定の角度θ傾斜している(図18、図23参照)。
5個のスリット105の磁極中心線に対して所定の角度θ傾斜した方向の長さは、磁極中心に位置するスリット105が最も長く、極間に向かって徐々に短かくなっている。
また、図20の拡大図に代表して示すように、回転子鉄心101の外周部101aとスリット105との間のスリット薄肉部106(薄肉鉄心部である)の径方向の寸法tは、一磁極の5個のスリット105において同じ(均一)である。
図24に回転子100,400,500のトルクを比較した結果を示す。図24に示すように、回転子100のトルクは、スリット405を回転方向に傾斜させた永久磁石埋込型モータの回転子400のトルクと、スリット505を反回転方向に傾斜させた永久磁石埋込型モータの回転子500のトルクとを合成した形となる。
位相が、略180°異なる(ずれた)回転子400のトルクと、回転子500のトルクとがたし合わされることによりトルクの高調波成分が相殺され、トルクリップルが低減していることが分かる。
以上のことから、スリット105が回転子100の回転方向に、磁極中心線に対して所定の角度θ傾斜している磁極と、スリット105が回転子100の反回転方向に、磁極中心線に対して所定の角度θ傾斜している磁極とを交互に組み合わせることにより、トルクリップルを低減することができる。
次に、図25乃至図34を参照しながら変形例の永久磁石埋込型モータの回転子200について説明する。
変形例の永久磁石埋込型モータの回転子200は、一磁極の各スリットが磁極中心線側に傾き、各スリットの延長線の交点が回転子200の外部に存在する。
さらに、各スリットの延長線の交点は、磁極中心線と所定の距離ずれる。そして、隣り合う磁極において、各スリットの延長線の交点が磁極中心線ずれる方向が異なる。
図25乃至図34に示す永久磁石埋込型モータの回転子200は、少なくとも回転子鉄心201と、永久磁石203とを備える。
回転子鉄心201は、全体の横断面形状が略円形状で、薄板の電磁鋼板(例えば、0.1〜1.0mm程度の板厚で、無方向性電磁鋼板(鋼板の特定方向に偏って磁気特性を示さないよう、各結晶の結晶軸方向をできる限りランダムに配置させたもの))を所定の形状に金型で打ち抜き、所定の枚数(複数枚)積層して形成される。
回転子鉄心201には、横断面が長方形の四個の永久磁石挿入穴202が、周方向に四角形を形成するように形成されている(図30参照)。
永久磁石挿入穴202の内部に、N極とS極とが交互になるように着磁された四枚の平板形状の永久磁石203を挿入することで4極の回転子200を形成している。
永久磁石203には、例えばネオジウム、鉄、ボロンを主成分とする希土類が用いられる。
永久磁石挿入穴202の両端部には、永久磁石挿入穴202に連結する永久磁石端部空隙204が形成されている。
永久磁石挿入穴202の外周鉄心部に、複数のスリット205が、周方向に所定の間隔で形成されている。図25の回転子200では、一磁極に5個のスリット205が形成されている(図26乃至図29も参照)。
スリットを略平行にすることにより、磁気飽和の影響を緩和可能であるが、回転子外周部の磁束密度をより正弦波状に近づけるため、各々のスリットを磁極中心側に傾けることも行われる。
各々のスリットを磁極中心側に傾けた一般的な永久磁石埋込型モータの回転子は、スリットの延長線上の交点が磁極中心に存在する。
変形例の永久磁石埋込型モータの回転子200は、スリット205の延長線の交点が、磁極中心線から所定の距離ずれて配置されることを特徴とする。そして、隣り合う磁極において、各スリット205の延長線の交点が磁極中心線からずれる方向が異なることも特徴とする。
図25の回転子200は、A部の磁極の各スリット205の延長線の交点が、磁極中心線から回転子の回転方向に所定距離Wずれている(図26、図31参照)。
また、図25の回転子200は、B部の磁極の各スリット205の延長線の交点が、磁極中心線から回転子の反回転方向に所定距離Wずれている(図27、図32参照)。
また、図25の回転子200は、C部の磁極の各スリット205の延長線の交点が、磁極中心線から回転子の回転方向に所定距離Wずれている(図28、図33参照)。
また、図25の回転子200は、D部の磁極の各スリット205の延長線の交点が、磁極中心線から回転子の反回転方向に所定距離Wずれている(図29、図34参照)。
5個のスリット205の磁極中心線に対して所定の角度傾斜した方向の長さは、磁極中心に位置するスリット205が最も長く、極間に向かって徐々に短かくなっている。
また、図31の拡大図に代表して示すように、回転子鉄心201の外周部201aとスリット205との間のスリット薄肉部206(薄肉鉄心部である)の径方向の寸法tは、一磁極の5個のスリット205において同じ(均一)である。
このような構成の変形例の回転子200は、A部及びC部のトルク波形と、B部及びC部のトルク波形との位相が略180°変わり、トルクの高調波成分が打ち消されトルクリップルを低減できる。
また、本実施の形態の回転子は、回転子に存在するある磁極と隣り合う磁極のトルク位相を変化させて、トルクの高調波成分を相殺する。そのため、隣り合う磁極のスリット形状を、トルクの高調波を打ち消すような関係にすればよく、隣り合う磁極とスリット形状が異なる場合に効果を示すことができる。つまりは、ある磁極のスリット形状が隣り合う磁極のスリット形状と非対称形状であれば効果を奏する。
また、スリットが磁極中心に対して非対称であり、極間に対して線対称である形状であると、トルクの波形を変化させずに位相を変化するのに効果的であり、更に効果を奏することができる。
また、スリットとスリットの間隔は磁気飽和しない程度に設定されることが多く、略一定の方が磁気飽和しにくい特徴も持つ。そのため、各磁極のスリットは略平行とし、スリットとスリットとの間隔を一定にすることにより、磁気飽和の影響を緩和し、電流の増加を抑え高効率化が可能である。
また、本実施の形態の効果として、スリットにより誘起電圧の高調波成分を低減できるとともに、高調波鉄損を低減できるので、高効率な回転子が得られる。
また、トルクリップルが低減することにより、低振動な回転子が得られるので、回転子の長寿命化が図れる。
また、以上説明した回転子は、極数が4極の回転子であったが、4極以外の回転子であっても、本実施の形態の形状を適用することによりトルクリップルを低減することができ、高効率で低騒音な回転子が得られる。
また、本実施の形態では、回転子鉄心の外周部とスリットとの間のスリット薄肉部(薄肉鉄心部である)の径方向の寸法tは、一磁極の5個のスリットにおいて同じ(均一)としたが、不均一であっても同様の効果を示すことができる。
また、図示しない固定子の巻線は、分布巻、集中巻のどちらでも効果を奏することができる。
また、永久磁石に焼結希土類磁石を使用すると、焼結希土類磁石は高磁力のため、回転子の磁束密度が他の磁石を使用した時よりも高くなり、スリットの影響が大きくなる。
そのため、回転子に焼結希土類磁石を使用する時、より効果を奏することができる。
また、実施の形態1の回転子を用いた電動機(例えば、永久磁石埋込型モータ)を、冷凍サイクル装置等の圧縮機、空気調和機等の送風機に搭載することにより、高効率で低コスト、長寿命な圧縮機、送風機が得られる。
100 回転子、101 回転子鉄心、101a 外周部、102 永久磁石挿入穴、103 永久磁石、104 永久磁石端部空隙、105 スリット、106 スリット薄肉部、200 回転子、201 回転子鉄心、201a 外周部、202 永久磁石挿入穴、203 永久磁石、204 永久磁石端部空隙、205 スリット、206 スリット薄肉部、300 回転子、301 回転子鉄心、301a 外周部、302 永久磁石挿入穴、303 永久磁石、304 永久磁石端部空隙、305 スリット、306 スリット薄肉部、400 回転子、401 回転子鉄心、401a 外周部、402 永久磁石挿入穴、403 永久磁石、404 永久磁石端部空隙、405 スリット、406 スリット薄肉部、500 回転子、501 回転子鉄心、501a 外周部、502 永久磁石挿入穴、503 永久磁石、504 永久磁石端部空隙、505 スリット、506 スリット薄肉部。

Claims (8)

  1. 所定の形状に打ち抜かれた電磁鋼板を、所定の枚数積層して形成される回転子鉄心と、
    前記回転子鉄心の外周部に沿って形成された複数の永久磁石挿入穴と、
    前記永久磁石挿入穴の両端部に設けられる永久磁石端部空隙と、
    前記永久磁石挿入穴に挿入される永久磁石と、
    前記永久磁石挿入穴の外側の鉄心部に形成された複数のスリットと、を備え、
    前記複数のスリットは、略平行に形成されるとともに、磁極中心線に対して所定の角度傾斜して形成され、
    隣り合う磁極にいて、一方の磁極の前記複数のスリットは、前記磁極中心線に対して回転方向に所定の角度傾斜して形成され、他方の磁極の前記複数のスリットは、前記磁極中心線に対して反回転方向に所定の角度傾斜して形成されることを特徴とする永久磁石埋込型モータの回転子。
  2. 所定の形状に打ち抜かれた電磁鋼板を、所定の枚数積層して形成される回転子鉄心と、
    前記回転子鉄心の外周部に沿って形成された複数の永久磁石挿入穴と、
    前記永久磁石挿入穴の両端部に設けられる永久磁石端部空隙と、
    前記永久磁石挿入穴に挿入される永久磁石と、
    前記永久磁石挿入穴の外側の鉄心部に形成された複数のスリットと、を備え、
    前記複数のスリットは、夫々の延長線が当該回転子の外部に位置する交点において交わるように形成されるとともに、前記交点は磁極中心線から所定の距離ずれて形成され、
    隣り合う磁極にいて、一方の磁極の前記複数のスリットは、前記交点が磁極中心線から回転方向に所定の距離ずれて形成され、他方の磁極の前記複数のスリットは、前記交点が磁極中心線から反回転方向に所定の距離ずれて形成されることを特徴とする永久磁石埋込型モータの回転子。
  3. 前記回転子鉄心の外周部と前記スリットとの間のスリット薄肉部の径方向の寸法は、一磁極の全スリットにおいて均一であることを特徴とする請求項1又請求項2記載の永久磁石埋込型モータの回転子。
  4. 前記スリットの前記磁極中心線に対して所定の角度傾斜した方向の長さは、前記磁極中心に位置する前記スリットが最も長く、極間に向かって徐々に短くなることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の永久磁石埋込型モータの回転子。
  5. 前記スリットの形状は、極間中心線に対して線対称であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の永久磁石埋込型モータの回転子。
  6. 前記永久磁石に、希土類磁石を用いることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の永久磁石埋込型モータの回転子。
  7. 請求項1乃至6のいずれかに記載の永久磁石埋込型モータの回転子を備えたことを特徴とする送風機。
  8. 請求項1乃至6のいずれかに記載の永久磁石埋込型モータの回転子を備えたことを特徴とする圧縮機。
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