JP2006121821A - シンクロナスリラクタンスモータおよびシンクロナスリラクタンスモータを搭載した電動ステアリング装置 - Google Patents

シンクロナスリラクタンスモータおよびシンクロナスリラクタンスモータを搭載した電動ステアリング装置 Download PDF

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隆司 栗林
Yasuhiro Nakano
泰宏 中野
Hiroyuki Baba
弘幸 馬場
Mitsuo Nakazumi
充男 中住
Hitoshi Itami
均 伊丹
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Abstract

【課題】 トルクリップルを抑えることができるシンクロナスリラクタンスモータとそのシンクロナスリラクタンスモータを搭載した電動ステアリング装置を提供する。
【解決手段】 2種類以上のフラックスバリア帯72a,72bの形状を有するロータを備えたシンクロナスリラクタンスモータ19において、フラックスバリア帯72a,72bは偶数個からなり、偶数個のフラックスバリア帯72a,72bのうち、ロータ回転中心70aを中心とする点対称の関係にある少なくとも1組のフラックスバリア帯72a,72bの形状を同等とした。
【選択図】 図6

Description

本発明は、電動パワーステアリング装置やステアバイワイヤ装置などの電動ステアリング装置に好適なシンクロナスリラクタンスモータおよび、シンクロナスリラクタンスモータを搭載した電動ステアリング装置に関する。
電動パワーステアリング装置は、自動車を運転中、運転者がステアリングホイール(操舵ハンドル)を操作するとき、モータを連動させて操舵力を補助する支援装置である。電動パワーステアリング装置では、運転者のハンドル操舵によりステアリング軸に生じる操舵トルクを検出する操舵トルク検出部からの操舵トルク信号、および、車速を検出する車速検出部からの車速信号を利用し、モータ制御部の制御動作に基づいて、補助操舵力を出力する支援用のモータを駆動制御し、運転者の操舵力を軽減している。
ステアリングホイールに加えられた操舵トルクは、ラックアンドピニオン機構の出力軸に伝達されるとともに、操舵トルクに応じて電動機が発生した補助トルクを摩擦係合伝達手段及びウォームギヤ機構を介してピニオン軸に伝達し、ラックアンドピニオン機構によって車輪を操舵する。
このような電動パワーステアリング装置に用いるモータとしてシンクロナスリラクタンスモータを説明する(例えば、特許文献1参照)。
シンクロナスリラクタンスモータは、ロータにマグネットを用いないリラクタンストルクにて回転するブラシレスモータであり、構造としては一般的にはステータに3相巻線を
行い、ロータはフラックスバリアと呼ぶ空気の溝を内部に持つ構造である。性能上フリクションやコギングトルクがほとんど発生しない利点がある。高価な希土類磁石を使わない点で低コストが可能でありリサイクル製にも優れる。
図11に従来のモータを示す。4個の極を有し、24個の固定子のスロットを有するシンクロナスリラクタンスモータを示す。
固定子100には、本体101、内周面102に形成された複数個のスロット103および歯104が備えられ、回転子110には、本体111、所定の幅および長さを有する複数のフラックスバリア112が形成されている。回転子110の本体111は磁性物質からなり、複数のフラックスバリア112は非磁性物質からなり、d軸を境界にし、q軸を中心にして放射状に配置されている。
このように構成されたシンクロナスリラクタンスモータの動作を説明する。先ず、固定子100の巻き線コイルに電流が印加されロータに磁界が生じる。回転子内部にはフラックスバリア112が設けられているため、磁束の通りやすい方向(d軸方向)と通りにくい方向(q軸方向)が生じる。このd軸とq軸とのインダクタンス差によりトルクが発生し、回転子が回転する。
このように回転子110が回転する際、固定子100のスロット開口部103aとフラックスバリアの相対的な位置によりトルクリップルが発生する。すなわち、固定子100のスロット開口部103aと回転子リブ113の相対的な位置の変化により発生する。
特開2001−103719公報
従来のロータ(回転子)構造ではロータ内部に設けられる空気層のスリットあるいは非磁性物質からなるフラックスバリアが3〜7本程度で有限であるため回転子のリブがステータ(固定子)のティース(歯)に対向する場合・しない場合による磁気抵抗変動の高調波が発生する。この高調波成分がトルク波形に重なり、トルクリップルが発生する。磁石式ブラシレスモータに対しシンクロナスリラクタンスモータは一般的にはトルクリップルを下げることが難しかった。
本発明の目的は、トルクリップルを抑えることができるシンクロナスリラクタンスモータとそのシンクロナスリラクタンスモータを搭載した電動ステアリング装置を提供することにある。
本発明に係るシンクロナスリラクタンスモータおよびシンクロナスリラクタンスモータを搭載した電動ステアリング装置は、上記目的を達成するために、次のように構成される。
本発明に係る第1のシンクロナスリラクタンスモータ(請求項1に対応)は、2種類以上のフラックスバリア帯の形状を有するロータを備えたシンクロナスリラクタンスモータにおいて、フラックスバリア帯は偶数個からなり、偶数個のフラックスバリア帯のうち、ロータ回転中心を中心とする点対称の関係にある少なくとも1組のフラックスバリア帯の形状を同等としたことで特徴づけられる。
本発明に係る第1の電動ステアリング装置(請求項2に対応)は、モータによって操舵力を発生させ車両の転舵を行う電動ステアリング装置であって、モータとして第1のシンクロナスリラクタンスモータを用いたことで特徴づけられる。
本発明によれば、2種類以上のフラックスバリア帯の形状を有するロータを備えたシンクロナスリラクタンスモータにおいて、フラックスバリア帯は偶数個からなり、偶数個のフラックスバリア帯のうち、ロータ回転中心を中心とする点対称の関係にある少なくとも1組のフラックスバリア帯の形状を同等としたため、あるフラックスバリア帯が発生させるトルクリップルに対して位相の違うトルクリップルと足し合わせることが可能となるためトルク変動を下げることができる。従って、電動ステアリング装置に用いた場合には滑らかな操舵フィールと低騒音を達成できる。また、同じ磁路(スリット)形状を点対称に配置することで径方向に発生するトルクを均一とすることができ、偏荷重が発生しにくい。これにより振動を抑制することができる。
以下に、本発明の好適な実施形態(実施例)を添付図面に従って説明する。
実施形態で説明される構成、形状、大きさおよび配置関係については本発明が理解・実施できる程度に概略的に示したものにすぎず、また各構成の組成については例示にすぎない。従って本発明は、以下に説明される実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に示される技術的思想の範囲を逸脱しない限り様々な形態に変更することができる。
図1〜図4を参照して本発明に係るモータを備える電動パワーステアリング装置の全体的構成、機械的機構の要部構成、および電子回路ユニットのレイアウトを説明する。
図1は、本発明に係るモータを備える電動パワーステアリング装置10の全体構成を示す。電動パワーステアリング装置10は例えば乗用車両に装備される。電動パワーステアリング装置10は、ステアリングホイール11に連結されるステアリング軸12等に対して補助用の操舵力(操舵トルク)を与えるように構成されている。ステアリング軸12の上端はステアリングホイール11に連結され、下端にはピニオンギヤ13が取り付けられている。ピニオンギヤ13に対して、これに噛み合うラックギヤ14aを設けたラック軸14が配置されている。ピニオンギヤ13とラックギヤ14aによってラック・ピニオン機構15が形成される。ラック軸14の両端にはタイロッド16が設けられ、各タイロッド16の外側端には前輪17が取り付けられる。上記ステアリング軸12に対し動力伝達機構18を介してモータ19が設けられている。
モータ19は、操舵トルクを補助する回転力(トルク)を出力し、この回転力を、動力伝達機構18を経由して、ステアリング軸12に与える。またステアリング軸12には操舵トルク検出部20が設けられている。操舵トルク検出部20は、運転者がステアリングホイール11を操作することによって生じる操舵トルクをステアリング軸12に加えたとき、ステアリング軸12に加わる当該操舵トルクを検出する。また21は車両の車速を検出する車速検出部であり、22はコンピュータで構成される制御装置である。制御装置22は、操舵トルク検出部20から出力される操舵トルク信号Tと車速検出部21から出力される車速信号Vを取り入れ、操舵トルクに係る情報と車速に係る情報に基づいて、モータ19の回転動作を制御する駆動制御信号SG1を出力する。またモータ19には、レゾルバ等によって構成されるモータ回転角検出部23が付設されている。モータ回転角検出部23の回転角信号SG2は制御装置22にフィードバックされている。上記のラック・ピニオン機構15等は図1中で図示しないギヤボックス24に収納されている。
上記において電動パワーステアリング装置10は、通常のステアリング系の装置構成に対し、操舵トルク検出部20、車速検出部21、制御装置22、モータ19、動力伝達機構18を付加することによって構成されている。なお、モータ19は、シンクロナスリラクタンスモータから構成される。
上記構成において、運転者がステアリングホイール11を操作して自動車の走行運転中に走行方向の操舵を行うとき、ステアリング軸12に加えられた操舵トルクに基づく回転力はラック・ピニオン機構15を介してラック軸14の軸方向の直線運動に変換され、さらにタイロッド16を介して前輪17の走行方向を変化させようとする。このときにおいて、同時に、ステアリング軸12に付設された操舵トルク検出部20は、ステアリングホイール11での運転者による操舵に応じた操舵トルクを検出して電気的な操舵トルク信号Tに変換し、この操舵トルク信号Tを制御装置22へ出力する。また車速検出部21は、車両の車速を検出して車速信号Vに変換し、この車速信号Vを制御装置22へ出力する。
制御装置22は、操舵トルク信号Tおよび車速信号Vに基づいて電動機19を駆動するためのモータ電流(Iu,Iv,Iw)を発生する。モータ19はシンクロナスリラクタンスモータであり、そのモータ電流はU相とV相とW相から成る3相交流Iu,Iv,Iwである。上記の駆動制御信号SG1は3相交流であるモータ電流Iu,Iv,Iwである。かかるモータ電流によって駆動されるモータ19は、動力伝達機構18を介して補助操舵力をステアリング軸12に作用させる。以上のごとくモータ19を駆動することにより、ステアリングホイール11に加えられる運転者による操舵力が軽減される。
図2は、電動パワーステアリング装置10の機械的機構の要部と電気系の具体的構成に示す。ラック軸14の左端部および右端部の一部は断面で示されている。ラック軸14は、車幅方向(図2中左右方向)に配置される筒状ハウジング31の内部に軸方向へスライド可能に収容されている。ハウジング31から突出したラック軸14の両端にはボールジョイント32がネジ結合され、これらのボールジョイント32に左右のタイロッド16が連結されている。ハウジング31は、図示しない車体に取り付けるためのブラケット33を備えると共に、両端部にストッパ34を備えている。
図2において、35はイグニションスイッチ、36は車載バッテリ、37は車両エンジンに付設された交流発電機(ACG)である。交流発電機37は車両エンジンの動作で発電を開始する。制御装置22に対してバッテリ36または交流発電機37から必要な電力が供給される。制御装置22はモータ19に付設されている。
図3は図2中のA−A線断面図である。図3では、ステアリング軸12の支持構造、操舵トルク検出部20、動力伝達機構18、ラック・ピニオン機構15の具体的構成と、モータ19および制御装置22のレイアウトとが明示される。
図3において、上記ギヤボックス24を形成するハウジング24aにおいてステアリング軸12は2つの軸受け部41,42によって回転自在に支持されている。ハウジング24aの内部にはラック・ピニオン機構15と動力伝達機構18が収納され、さらに上部には操舵トルク検出部20が付設されている。ステアリング軸12の下端部に設けられたピニオン13は軸受け部41,42の間に位置している。ラック軸14は、ラックガイド45で案内され、かつ圧縮されたスプリング46で付勢された当て部材47でピニオン13側へ押え付けられている。動力伝達機構18は、モータ19の出力軸に結合される伝動軸48に固定されたウォームギヤ49とステアリング軸12に固定されたウォームホイール50とによって形成される。操舵トルク検出部20は、ステアリング軸12の周りに配置される操舵トルク検出センサ20aと、操舵トルク検出センサ20aから出力される検出信号を電気的に処理する電子回路部20bとから構成されている。
図4は図3中のB−B線断面図である。図4ではモータ19および制御装置22の内部の具体的構成が明示される。
モータ19は、回転軸51に固定されたロータ52と、ロータ52の周囲に配置された、巻線53を有する環状のステータ54,55とを備える。回転軸51は、2つの軸受け部56,57によって回転自在に支持される。回転軸51の先部はモータ19の出力軸19aとなっている。モータ19の出力軸19aは、トルクリミッタ58を介して、回転動力が伝達されるように伝動軸48に結合されている。
伝動軸48には前述の通りウォームギヤ49が固定され、これに噛み合うウォームホイール50が配置されている。回転軸51の後端部には、モータ19のロータ52の回転角(回転位置)を検出する前述のモータ回転角検出部(位置検出部)23が設けられる。モータ回転角検出部23は、回転軸51に固定された回転子23aと、この回転子23aの回転角を磁気的な作用を利用して検出する検出素子23bとから構成される。モータ回転角検出部23には例えばレゾルバが用いられる。ステータ54,55の巻線53には3相交流であるモータ電流Iu,Iv,Iwが供給される。以上のモータ19の構成要素は、モータケース59の内部に配置される。
図5は図4のC−C線断面図であり、モータ19の断面構造を示す。なお、制御装置22は省略してある。4個の極を有し、24個の固定子のスロットを有するシンクロナスリラクタンスモータを示す。
図6は、本発明に係るモータの断面を示す。図5と図6に示すように、固定子60には、本体61、内周面62に形成された複数個のスロット63および歯64が備えられ、回転子70には、本体71、所定の幅および長さを有する複数のフラックスバリア80が形成されている。回転子70の本体71は磁性物質からなり、複数のフラックスバリア80は非磁性物質あるいは空気層のスリットからなり、d軸を境界にし、q軸を中心にして放射状に配置されている。ここでは、点対称の位置にあるフラックスバリア帯72aでは、7つのフラックスバリアがあり、点対称位置にあるフラックスバリア72bでは6つのフラックスバリアがあり、それぞれの点対称位置では同形状のフラックスバリア帯となっている。また、フラックスバリア帯72aとフラックスバリア帯72bでは異なる形状をしている。
このように構成されたシンクロナスリラクタンスモータ19の動作を説明する。先ず、固定子60の巻き線コイルに印加された電流によりインダクタンスが発生し、フラックスバリア80によるd軸とq軸とのインダクタンス差によりトルクが発生すると、そのトルクにより回転子が回転する。
このように回転子70が回転する際、固定子60のスロット開口部63Aaとフラックスバリア80の相対的な位置によりトルクリップルが発生し、すなわち、固定子60のスロット開口部63aと回転子リブ73の相対的な位置の変化により発生する。本発明では中心70aに対して点対称に同形状のフラックスバリア帯72a,72bを配置することで、向かい合う部分の発生トルクを同等として、偏荷重を防止する。また、フラックスバリア帯72aによるリップル波形とフラックスバリア帯72bによるリップル波形とを異ならせリップル同士が打ち消し合うようにする。例えば、それぞれのリップル波形が逆位相となるように設定する。
図7は、そのときのトルク変動を示したものである。横軸は、回転角度を示し、縦軸はトルクを示す。曲線C10はフラックスバリア帯72aにより発生するトルクリップルを示し、曲線C11はフラックスバリア帯72bにより発生するトルクリップルを示す。曲線C12は、C10、C11の合成トルクを示し、合成トルクは変動が少なくなっていることが分かる。上記のようにあるフラックスバリア帯でトルクリップルが発生したとしても、別のフラックスバリア帯が発生する位相が異なるトルクリップルにより打ち消すことが可能であり、合力としてのトルク変動値を下げることができる。
また、図8と図9は、フラックスバリア帯の形状を点対称にした場合と点対称でない場合の比較を示す図である。図8は、フラックスバリア帯81,82が同一形状でフラックスバリア帯83,84が同一の点対称の場合である。この場合にはフラックスバリア帯81,82では矢印90,91で示す力が発生し、フラックスバリア帯83,84では、矢印92,93で示す力が発生する。しかし、図9で示すようにフラックスバリア94a,94bが同一で、フラックスバリア95a,95bが同一であり点対称ではない場合では、フラックスバリア94a,94bでは矢印96a,96bで示す力が発生し、フラックスバリア95a,95bでは矢印97a,97bで示す力が発生する。このように、本発明の点対称では力が点対称に発生するので、対極同士で同等のトルクを発生させるため、円滑にモータが回転する。また、トルクリップルも抑制され、このモータを用いた電動パワーステアリング装置では操舵フィール向上する。さらに、各磁路に均等にトルクがかかり、偏荷重による耐久性劣化を防ぐことができる。さらに、図10は、図8と同様フラックスバリア帯(磁路)の形状を点対称に配置したものであり、フラックスバリア帯81,82に矢印98a,98bで示す内径方向に作用する力が発生し、フラックスバリア帯83,84に矢印99a,99bで示す内径方向に作用する力が発生する。これらの力はつりあっているために偏荷重が発生しない。これにより振動を抑制することができる。
なお、上記は4極の例であるが、仮に6極の場合には3極/3極が同等のトルクを発生するようにすればよい。また、フラックスバリアの数が6個と7個の場合を示したが、ロータ回転中心を中心とする点対称の関係にある少なくとも1組のフラックスバリア帯の形状を同等とすれば、その数、形状に限定されない。例えばスリット幅を変更してもよい。
本発明は、電動ステアリング装置の使用に好適なモータに利用される。
本発明に係る電動機を備える電動パワーステアリング装置の全体構成を示す図である。 電動パワーステアリング装置の機械的機構の要部と電気系の具体的構成に示す図である。 図2中のA−A線断面図である。 図3中のB−B線断面図である。 図4のC−C線断面図であり、モータの断面構造を示す図である。 本発明に係るモータの回転子の断面の模式図である。 本発明に係るモータのトルクの変動を示すグラフである。 本発明に係るモータの回転子断面の模式図である。 本発明に係るモータの回転子断面の模式図である。 本発明に係るモータの回転子断面の模式図である。 従来のモータの断面を示す図である。
符号の説明
10 電動パワーステアリング装置
13 ピニオンギヤ
14 ラック軸
15 ピニオン機構
18 動力伝達機構
19 電動機
19a 出力軸
36 バッテリ
49 ウォームギヤ
50 ウォームホイール
51 回転軸
52 ロータ
60 固定子
70 回転子
72a フラックスバリア帯
72b フラックスバリア帯

Claims (2)

  1. 2種類以上のフラックスバリア帯の形状を有するロータを備えたシンクロナスリラクタンスモータにおいて、
    前記フラックスバリア帯は偶数個からなり、
    前記偶数個のフラックスバリア帯のうち、ロータ回転中心を中心とする点対称の関係にある少なくとも1組のフラックスバリア帯の形状を同等としたことを特徴とするシンクロナスリラクタンスモータ。
  2. モータによって操舵力を発生させ車両の転舵を行う電動ステアリング装置であって、前記モータとして請求項1記載のモータを用いたことを特徴とする電動ステアリング装置。
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