JP6838840B2 - ブラシレスモータ及び電動パワーステアリング装置用モータ - Google Patents
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Description
本発明は、ブラシレスモータに関し、特に、自動車等の車両に搭載される電動パワーステアリング(以下、EPSと略記する)装置用モータに適用して有効なブラシレスモータに関する。
自動車等の車両に搭載されるEPSシステムは、車両の操舵性に大きな影響を及ぼすため、それ自身高い安全性が求められる。このため、近年のEPSシステムでは、従来は1系統のみであった機能を独立した多重系統とし、仮に片方の系統が故障しても、残りの系統で機能を継続し得るような構成が取り入れられている。その結果、EPSシステムに使用される電動モータも同様の対応が求められ、例えば特許文献1,2のように、通電される電流の系統を独立した2つの系統に分ける構成も提案されている。この場合、2系統の通電巻線の配置としては、例えば、特許文献1のように、2系統の通電巻線を左右対称に配したもの(図7(a))や、2系統の同相巻線を1組とし、それらを周方向に交互に配置したもの(図7(b))が知られている。
しかしながら、特許文献1の[第1実施形態]に記載された各相の巻線配置にすると、片方の系統が故障し、残りの系統のみでモータを回転させる場合、通電巻線が周方向に偏って存在する状態となる。このため、両系統が機能している場合に比して磁気的にアンバランスな状態となり、振動が大きくなってしまうという問題がある。
また、特許文献1の[他の実施形態]に記載の第1系統の巻線と第2系統の巻線とを分散させた巻線配置にすると、片方の系統が故障し、残りの系統のみでモータを回転させる場合、通電巻線が対称位置に存在しないため、両系統が機能している場合に比して磁気的にアンバランスな状態となり、振動が大きくなってしまうという問題がある。このため、特許文献1当該モータが組み込まれているシステムに良くない影響を与えてしまうおそれがあり、特に、EPSシステムでは、モータの振動が大きくなると、車両への影響や、運転者の操舵感の低下などが懸念されるという課題があった。
これに対し、特許文献2のモータでは、2系統の巻線が周方向に交互に配置され、同系統の同相巻線が180°対向して配置されている(図7(c))。このため、片方の系統が故障しても、残りの通電巻線が対称位置に存在し、特許文献1のような配置に比して、1系統故障時に大きな振動は発生しにくい。しかしながら、特許文献2の巻線配置の場合、2つの通電系統で誘起電圧波形の位相に違いが生じるため、通常のモータ駆動時に通電位相を異ならせるなどの制御上の工夫が必要となる。つまり、かかる巻線配置は、非常時における振動は回避できるものの、通常時における制御の難易度が高くなる。
一方、EPSモータは、安全性のみならず、小型で高出力であり、しかも、低トルクリップル、低コギングであることも求められる。このため、それらを達成する有効な1つの手段として、モータの磁極とスロットの数を10極12スロットにしたり、14極12スロットにしたりすることが考えられる。しかしながら、これらの極・スロット数の組み合せは、他の組み合せに比べて、磁気回路が楕円に変形し易い傾向があり、共振した場合に大きな振動が発生してしまう可能性が高い。このため、10極12スロットや14極12スロットで独立した2系統回路を採用した場合、片系統でのみ駆動すると、特に大きな振動が発生することが予想され、これらの極・スロット数の組み合わせでも、片系統駆動時に振動を小さくする方策が求められていた。
本発明の目的は、10極12スロットや14極12スロット構成のブラシレスモータにおいても、片系統の通電駆動時における振動を小さく抑えることにある。
本発明のブラシレスモータは、ステータと、該ステータの径方向内側に配置されたロータと、を有し、前記ステータは、12個のティースと、該ティースに集中巻にて巻装され互いに通電系統を異にする2系統の巻線と、を備え、前記ロータは、10個又は14個のマグネットを備えてなるブラシレスモータであって、前記ステータには、通電系統を異にする同相の前記巻線が隣接して配置されると共に、各通電系統においてそれぞれ1箇所、同系統に属する前記巻線が隣接して配置されることを特徴とする。
本発明にあっては、10極12スロット又は14極12スロット構成のブラシレスモータにおいて、(A)系統の異なる同相の巻線を隣接配置すると共に、(B)各系統において、それぞれ1箇所、同系統に属する巻線を隣接配置する。これにより、片方の通電系統が故障し、残りの系統のみでモータを駆動させる場合においても、従来の巻線配置のモータに比して、電磁力の変動が抑えられ、1系統駆動時におけるモータの振動が低減される。
前記ブラシレスモータにおいて、前記巻線のうち、隣接して配置された同系統に属する前記巻線の組を、前記ステータの中心を基準として180°対向した位置に配設しても良い。また、前記巻線のうち、同系統に属する同相の前記巻線を、前記ステータの中心を基準として150°離間した位置に配設しても良い。
一方、本発明の電動パワーステアリング装置用モータは、前述の何れかのブラシレスモータを用いたことを特徴としており、本発明にあっては、片方の通電系統が故障し、他方の残った通電系統のみにてモータが駆動される場合も、モータの振動が小さく抑えられる。このため、故障時のモータ振動による車両への影響や、運転者の操舵感の低下などを低減できる。
本発明のブラシレスモータは、12個のティースを備えたステータと、10個又は14個のマグネットを備えたロータと、を有するブラシレスモータにて、系統の異なる同相の巻線を隣接配置すると共に、各系統においてそれぞれ1箇所、同系統に属する巻線を隣接配置するようにしたので、片方の通電系統が故障し、残りの系統のみでモータを駆動させる場合においても、従来の巻線配置のモータに比して、電磁力の変動を抑えることができ、1系統駆動時におけるモータの振動を低減させることが可能となる。
本発明の電動パワーステアリング装置用モータは、12個のティースを備えたステータと、10個又は14個のマグネットを備えたロータと、を有し、系統の異なる同相の巻線を隣接配置すると共に、各系統においてそれぞれ1箇所、同系統に属する巻線を隣接配置したブラシレスモータを用いるようにしたので、片方の通電系統が故障し、残りの系統のみでモータを駆動させる場合においても、従来の巻線配置のモータに比して、電磁力の変動を抑えることができ、1系統駆動時におけるモータの振動が低減される。このため、故障時のモータ振動による車両への影響や、運転者の操舵感の低下などを低減させることができ、電動パワーステアリング装置用として好適なモータを提供することが可能となる。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形態1であるブラシレスモータ1(以下、モータ1と略記する)の構成を示す説明図、図2は、モータ1が使用されるEPSシステム(EPS装置)20の構成を示す説明図である。モータ1は、EPSシステム20の動力源として使用され、外側にステータ2、内側にロータ3を配したインナーロータ型ブラシレスモータとなっている。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形態1であるブラシレスモータ1(以下、モータ1と略記する)の構成を示す説明図、図2は、モータ1が使用されるEPSシステム(EPS装置)20の構成を示す説明図である。モータ1は、EPSシステム20の動力源として使用され、外側にステータ2、内側にロータ3を配したインナーロータ型ブラシレスモータとなっている。
ステータ2は、ハウジング4と、ハウジング4の内周側に固定されたステータコア5、及び、ステータコア5に巻装された3相(U,V,W)の巻線(コイル)6とを備えた構成となっている。ステータコア5は鋼板を多数積層した構成となっており、リング状のヨーク部7と、ヨーク部7から内側方向へ突設された複数個のティース8とから形成されている。モータ1では、ティース8は12個設けられている。各ティース8の間にはスロット9が形成されており、モータ1は、12個のスロット9を備えた12スロット構成となっている。スロット9内には、ティース8に巻装された巻線6が収容されている。
ロータ3はステータ2の内側に配設されており、回転軸11と、ロータコア12、マグネット13を同軸状に配した構成となっている。回転軸11の外周には、鋼板を多数積層した円筒形状のロータコア12が取り付けられている。ロータコア12の外周には、マグネット13が固定されている。マグネット13は周方向に沿って14個配置されており、モータ1は、14極12スロット(14P12S)構成となっている。
このようなモータ1にて駆動されるEPSシステム20は、ステアリングシャフト21に対し動作補助力を付与するコラムアシスト式の構成となっている。ステアリングシャフト21にはステアリングホイール22が取り付けられており、ステアリングホイール22の操舵力は、ステアリングギヤボックス23内に配された図示しないピニオンとラック軸を介して、タイロッド24に伝達される。タイロッド24の両端には車輪25が接続されており、ステアリングホイール22の操作に伴ってタイロッド24が作動し、図示しないナックルアーム等を介して車輪25が左右に転舵する。
EPSシステム20では、ステアリングシャフト21に、操舵力補助機構であるアシストモータ部26が設けられている。アシストモータ部26には、モータ1と共に、減速機構部27とトルクセンサ28が設けられている。減速機構部27には、図示しないウォームとウォームホイールが配されており、モータ1の回転は、この減速機構部27によって、ステアリングシャフト21に減速されて伝達される。モータ1とトルクセンサ28は、制御装置(ECU)29に接続されている。
ステアリングホイール22が操作され、ステアリングシャフト21が回転すると、トルクセンサ28が作動する。ECU29は、トルクセンサ28の検出トルクに基づいて、モータ1に対し適宜電力を供給する。モータ1が作動すると、その回転が減速機構部27を介してステアリングシャフト21に伝達され操舵補助力が付与される。ステアリングシャフト21は、この操舵補助力と手動操舵力によって回転し、ステアリングギヤボックス23内のラック・アンド・ピニオン結合により、この回転運動がラック軸の直線運動に変換され、車輪25の転舵動作が行われる。
一方、本発明によるモータ1においても、冗長性確保のため通電系統の多重化が図られており、独立した2つの通電系統によって駆動される。このため、巻線6も2つの独立した系統に分けて配線されている。図3は、2系統の通電巻線の配置を示す説明図であり、図中のU,V,Wの後の数字(1,2)は、その巻線が属する系統(第1通電系統又は第2通電系統)を示している。モータ1の巻線6は集中巻きにてY結線されており、図3に示すように、まず、(A)系統の異なる同相の巻線(例えば、U1a(+)とU2b(−):図中の実線丸印)が隣接して配置されている。また、モータ1では、(B)各系統において、それぞれ1箇所、同系統に属する巻線(例えば、U1a(+)とW1a(+):図中の破線丸印)が隣接して配置されている。
このような巻線配置では、各系統の同相巻線(例えば、U1a(+)とU1b(+))は、ステータ2の中心O(ロータ3の中心と同じ)を基準として150°対向した位置に配される。つまり、180°対向はしていないが、そこから30°だけずれた位置に同相巻線が配置される。また、隣接して配置された同系統に属する巻線の組P(破線丸印)は、ステータ2の中心Oを基準として180°対向した位置に配設される。
そこで、本発明によるモータ1では、2系統のうち1つが故障した場合、図4のような形で通電巻線が残存する。図4(a)は第1系統が故障した場合、(b)は第2系統が故障した場合をそれぞれ示している。図4(a)に示すように、第1系統が故障すると、第2系統の巻線6(U2,V2,W2)のみが通電される。この場合、第2系統の同相の巻線6(例えば、U2a(−)とU2b(−))は、前述のように150°対向した位置に存在する。このため、完全な対称位置ではないが、概ね対向した位置の巻線6に通電が行われる。
同様に、第2系統が故障すると、図4(b)に示すように、第1系統の巻線6(U1,V1,W1)のみが通電され、このとき第1系統の同相の巻線6(例えば、U1a(+)とU1b(+))は、前述のように150°対向した位置に存在する。このため、第2系統が故障した場合も、完全な対称位置ではないが、概ね対向した位置の巻線6に通電が行われる。
図5は、従来の巻線配置(従来例1:図7(a),従来例2:(図7(b)))と本発明による巻線配置において、1系統のみを通電した場合にステータに生じる電磁力の推移を示した説明図であり、(a)は図3のX方向、(b)は同Y方向の電磁力をそれぞれ示している。図5から分かるように、1系統駆動時に発生する径方向の電磁力の変動は、本発明の構成における変動を1とした場合、従来例1は約2、従来例2は約5となっている。すなわち、本発明の構成では、1系統駆動時における電磁力の変動が、従来例1の約1/2、従来例2の約1/5となり、電磁力変動を大幅に低減することが可能となる。
このように、本発明によるモータ1では、前述の(A)及び(B)の巻線配置を採用することにより、片方の通電系統が故障し、残りの系統のみでモータを駆動させる場合においても、従来の巻線配置のモータに比して、電磁力の変動が抑えられるため、振動を低減させることが可能となる。このため、当該モータ1を使用したEPSシステムにおいても、冗長性を確保しつつ、故障時のモータ振動による車両への悪影響が抑えられ、運転者の操舵感の低下も低減され、操舵フィーリングの向上が図られる。従って、小型・高出力、低トルクリップル、低コギングのため14極12スロット構成としたモータにおいても、1系統駆動時における振動が抑えられ、EPSシステムに最適な電動モータを提供することが可能となる。
なお、図7(c)のような巻線配置の場合は、本発明よりも1系統駆動時における振動が小さいことが予想されるが、前述のように、この巻線配置のモータは、2系統通電時における制御形態が難しくなる。これに対し、本発明の構成の場合、故障時における振動という点では図7(c)の構成の方が優位ではあるが、2系統通電時の制御は容易であり、通常制御の点では本発明の構成の方が優位である。つまり、本発明のモータ1は、稀にしか生じない故障よりも、通常制御を優先した構成であるとも言え、本発明によれば、制御装置の構成・コストも含め、バランスの取れたEPSシステムを提供することが可能となる。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2として、本発明の巻線配置を10極12スロット構成のモータに適用した例を説明する。図6は、実施の形態2であるブラシレスモータ31(以下、モータ31と略記する)のステータ・ロータ構成を示す説明図である。なお、本実施の形態では、実施の形態1と同様の部材、部分については同一の符号を付し、その説明は省略する。
次に、本発明の実施の形態2として、本発明の巻線配置を10極12スロット構成のモータに適用した例を説明する。図6は、実施の形態2であるブラシレスモータ31(以下、モータ31と略記する)のステータ・ロータ構成を示す説明図である。なお、本実施の形態では、実施の形態1と同様の部材、部分については同一の符号を付し、その説明は省略する。
モータ31においても、巻線6の配置は、図1のモータ1と同様に次の条件を満たす形で配置されている。
(A)系統の異なる同相の巻線を隣接配置。
(B)各系統において、それぞれ1箇所、同系統に属する巻線を隣接配置。
すなわち、例えばU1a(+)とU2b(−)のような、系統の異なる同相の巻線が隣接して配置されると共に、例えばU1a(+)とW1a(+)のように、各系統中に1箇所、同系統の巻線が隣接して配置されている。
(A)系統の異なる同相の巻線を隣接配置。
(B)各系統において、それぞれ1箇所、同系統に属する巻線を隣接配置。
すなわち、例えばU1a(+)とU2b(−)のような、系統の異なる同相の巻線が隣接して配置されると共に、例えばU1a(+)とW1a(+)のように、各系統中に1箇所、同系統の巻線が隣接して配置されている。
このような巻線配置を採用することにより、片方の通電系統が故障し、残りの系統のみでモータを回転させる場合においても、概ね対向した巻線6に通電が行われる。このため、従来の巻線配置のモータに比して、電磁力の変動が小さくなり、振動の発生を抑えることが可能となる。従って、小型・高出力、低トルクリップル、低コギングのため10極12スロット構成としたモータにおいても、1系統駆動時における振動が抑えられ、EPSシステムに最適な電動モータを提供することが可能となる。
本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
例えば、前述の実施形態では、ロータ外周にマグネットを配したいわゆるSPM構造のモータに本発明を適用した例を示したが、モータの構成はこれには限定されず、例えば、ロータ内にマグネットを埋設したいわゆるIPM構造のモータにも本発明は適用可能である。
例えば、前述の実施形態では、ロータ外周にマグネットを配したいわゆるSPM構造のモータに本発明を適用した例を示したが、モータの構成はこれには限定されず、例えば、ロータ内にマグネットを埋設したいわゆるIPM構造のモータにも本発明は適用可能である。
本発明によるブラシレスモータは、EPSシステムのみならず、電気自動車や、ハイブリッド自動車、エアコン等の家電製品、各種産業機械等に使用されるモータにも適用可能である。
1 ブラシレスモータ
2 ステータ
3 ロータ
4 ハウジング
5 ステータコア
6 巻線
7 ヨーク部
8 ティース
9 スロット
11 回転軸
12 ロータコア
13 マグネット
20 電動パワーステアリングシステム
21 ステアリングシャフト
22 ステアリングホイール
23 ステアリングギヤボックス
24 タイロッド
25 車輪
26 アシストモータ部
27 減速機構部
28 トルクセンサ
29 ECU
31 ブラシレスモータ
O ステータ中心
P 巻線組
2 ステータ
3 ロータ
4 ハウジング
5 ステータコア
6 巻線
7 ヨーク部
8 ティース
9 スロット
11 回転軸
12 ロータコア
13 マグネット
20 電動パワーステアリングシステム
21 ステアリングシャフト
22 ステアリングホイール
23 ステアリングギヤボックス
24 タイロッド
25 車輪
26 アシストモータ部
27 減速機構部
28 トルクセンサ
29 ECU
31 ブラシレスモータ
O ステータ中心
P 巻線組
Claims (4)
- ステータと、該ステータの径方向内側に配置されたロータと、を有し、
前記ステータは、12個のティースと、該ティースに集中巻にて巻装され互いに通電系統を異にする2系統の巻線と、を備え、
前記ロータは、10個又は14個のマグネットを備えてなるブラシレスモータであって、
前記ステータには、通電系統を異にする同相の前記巻線が隣接して配置されると共に、各通電系統においてそれぞれ1箇所、同系統に属する前記巻線が隣接して配置されることを特徴とするブラシレスモータ。 - 請求項1記載のブラシレスモータにおいて、
前記巻線のうち、隣接して配置された同系統に属する前記巻線の組は、前記ステータの中心を基準として180°対向した位置に配設されることを特徴とするブラシレスモータ。 - 請求項1又は2記載のブラシレスモータにおいて、
前記巻線のうち、同系統に属する同相の前記巻線は、前記ステータの中心を基準として150°離間した位置に配設されることを特徴とするブラシレスモータ。 - 請求項1〜3記載の何れか1項に記載のブラシレスモータを用いたことを特徴とする電動パワーステアリング装置用モータ。
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