JP2011077458A - レーザー装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】機械的応力に対する強度の高いレーザー装置を提供する。
【解決手段】レーザー装置1は、レーザー素子19と、複数の貫通穴17を有しレーザー素子19が表面に搭載される板状のリードフレーム11と、複数のリード端子16と、レーザー素子19のレーザーの射出方向のリードフレーム11の端部と複数の貫通穴17との間に設けられた複数の溝部18と、リードフレーム11の表面に、封止樹脂12により、貫通穴17の位置を含むレーザー素子19の周囲に突出して形成され、レーザーの射出方向の一部が開放された樹脂ダム13とを備え、封止樹脂12は、さらに、貫通穴17および溝部18に充填されるとともに、リード端子16付近においてリード端子16の一部、リードフレーム11の表面および裏面のそれぞれ一部を封止することにより、リードフレーム11と樹脂ダム13とを結合している。
【選択図】図1B

Description

本発明は、DVDなどの光ディスクに対する情報の書き込み、消去、および読み取りに使用する半導体レーザー装置に関する。
以下、従来例を説明する。
リードフレームを用い、レーザー素子を搭載し、レーザーの射出方向以外の3方向に樹脂ダムを形成したレーザー装置は、例えば特許文献1および2に記載されている。
特許文献1には、リードフレームの強度向上と底面の平坦性を課題とし、リードフレームの厚みを変えるべく、リードフレームの裏面に段差を設けることが記載されている。
また、特許文献2には、リードフレームと樹脂との密着力の向上のために、樹脂を充填する貫通穴と、レーザー射出方向のリードフレーム端部付近において、リードフレームの表裏面を連続して覆う樹脂とが開示されている。
特開2002−43678号公報 特開2005−116699号公報(図1)
図5に従来のレーザー装置の斜視図(内部構造を示すカット図)を示す。リードフレーム111を用いたレーザー装置100において、片面封止される樹脂ダム113の開放端部分113a、113bの機械的強度は、封止樹脂112のリードフレーム111との密着力には依存せず、その構造による強度に依存する。もともと封止樹脂112とリードフレーム111の密着強度が非常に弱いものであるからである。図5において、リードフレーム111の樹脂ダム113が形成された面が、レーザー素子が搭載される面である。レーザー搭載面側から見て、レーザー射出方向を上方向としたとき、リード端子116は下方向に配置され、リードフレーム111に形成された樹脂ダム113は上方向(レーザー射出方向)が開放されているが、図5に示す開放端付近の樹脂ダム113の開放端部分113a、113bの幅は、レーザー装置100を小型に形成する目的から狭いものとなっている。特に図5に矢印で示したように、樹脂ダム113の開放端部分113a、113bの横方向からピンセットなどによる挟み込み加重が働いた場合の機械的強度が弱い。このため、この片面封止の状態では、機械的応力を受けたときに樹脂ダム113の開放端部分113a、113bが変形して不良品となることがある。
また、レーザー装置100が非常に小さな部品であるために、取扱いが難しく、例えば製造工程中にピンセットで挟んで持上げようとする際に樹脂ダム113の開放端部分113a、113bに加重をかけてしまう場合があり、それで変形して不良品を発生させてしまうことになり、歩留まりが悪くなる。
QFP(Quad Flat Package)やBGA(Ball Grid Array)などのパッケージであれば、表面を真空ピンセットで吸着することが可能であるが、本発明が対象とするレーザー装置100の場合は、基本的にレーザー素子の周囲を樹脂ダム113で囲っただけのオープンなパッケージであるため真空ピンセットでは吸着ができない。
このように、レーザー装置100は機械的に挟んで掴むピンセットで挟んで取り扱う必要から、機械的応力に対しての注意を払った設計をしなければならない状況にある。
一方、リードフレーム111の上方向において、封止樹脂112を表裏で回り込ませる設計では機械的強度を改善できるものの、以下のように樹脂バリの課題がある。リードフレーム111は、レーザー装置100の外形精度を高く保つために、外形を高精度に形成できる金型プレスによって外形を形成し、リードフレーム111の形状の一部をレーザー装置100の寸法の基準面としている。そのX基準面114およびY基準面115の部分に樹脂バリが出ると、レーザー装置100を製品に取り付ける際に、レーザー装置100とレーザー装置100を取り付ける製品との間に樹脂バリを挟み込むことになり、精密な位置合わせができなくなる。また樹脂バリが発生すると、製造工程中、特にレーザー素子搭載中に剥がれた樹脂バリがレーザー素子搭載部111aに付着することでレーザー素子の搭載不良になったり、ワイヤーとレーザー素子との間に入り込み、電気的導通不良になったりする。
このため貫通穴117よりも上方向にある樹脂ダム113の開放端部分113a、113bにおいては、封止樹脂がリードフレーム111の表裏に回り込まない片面封止とする必要があり、このなかで機械的強度を改善する必要がある。
本発明は、かかる課題を鑑み、機械的応力に対する強度の高いレーザー装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一形態におけるレーザー装置は、レーザー素子と、表面および裏面を貫通する複数の貫通穴を有し、レーザーの射出方向が前記表面とほぼ平行になるように前記表面に前記レーザー素子が搭載される板状のリードフレームと、前記レーザー素子の前記レーザーの射出方向と反対方向の前記リードフレームの端部に設けられた複数のリード端子と、前記レーザー素子の前記レーザーの射出方向の前記リードフレームの端部と前記複数の貫通穴との間の前記リードフレームの表面に設けられた複数の溝部と、前記リードフレームの表面に、樹脂により、前記貫通穴の位置を含む前記レーザー素子の周囲に突出して形成され、前記レーザーの射出方向の一部が開放された樹脂ダムとを備え、前記樹脂は、さらに、前記貫通穴および前記溝部に充填されるとともに、前記リード端子付近において前記リード端子の一部、前記リードフレームの表面および裏面のそれぞれ一部を封止することにより、前記リードフレームと前記樹脂ダムとを結合している。
この構成によれば、リードフレームに溝を有することで、樹脂ダムを形成する樹脂が溝部に充填され、レーザーの射出方向のリードフレームの端部付近の樹脂ダムとリードフレームとの機械的強度を上げることができる。
ここで、前記溝部は前記レーザー素子のレーザーの射出方向とほぼ平行に細長い形状であるようにしてもよい。
また、前記溝部は、前記レーザー素子のレーザーの射出方向の前記リードフレームの端部に向けて幅が大きく形成されてもよい。
また、前記溝部は、前記レーザー素子のレーザーの射出方向の前記リードフレームの端部に向けて深さが深く形成されてもよい。
この構成によれば、溝部に樹脂が流れ込みやすく、樹脂のボイドをなくし機械的強度が低下するリスクを低減させることができる。
ここで、前記溝部は、前記レーザー素子の搭載位置に近い第1壁面がほぼ垂直の急峻な傾斜を有し、前記レーザー素子の搭載位置から遠い第2壁面が前記第1壁面よりなだらかな傾斜を有しているようにしてもよい。
この構成によれば、リードフレームを形成するプレス時に、リードフレームの肉(例えば、金型より寄せられるリードフレームの金属材料)の寄りをレーザー素子搭載面側に寄せないようにすることができるので、リードフレームの表面のレーザー素子を搭載するレーザー素子搭載部の平坦性を損なわず、放熱性を損なうことがなく、かつ、レーザーの射出方向がずれるのを抑制することができる。
ここで、前記複数の溝部は、前記レーザー素子のレーザーの射出方向を対称軸として線対称に形成されているようにしてもよい。
この構成によれば、リードフレームの寸法精度を保つことができ、レーザーの射出方向のリードフレームの端部の寸法に狂いが生じることを防止することが可能である。
ここで、前記溝部の深さは、15μm以上であり、かつ、前記リードフレームの板厚の1/2以下であるようにしてもよい。
この構成によれば、レーザーの射出方向のリードフレームの端部付近の樹脂ダムとリードフレームとの機械的強度を上げることができる。
ここで、前記リードフレームの表面において、前記レーザー素子のレーザーの射出方向の前記リードフレームの端部に近い前記樹脂ダムの端面と前記貫通穴との最短距離が、前記樹脂ダムの高さの2倍以下であり、前記溝部と前記貫通穴との最短距離が前記樹脂ダムの高さの1/2以下であるようにしてもよい。
この構成によれば、樹脂ダムの高さに対して、貫通穴と溝部の距離を近く配置することによって、レーザーの射出方向のリードフレームの端部付近の樹脂ダムとリードフレームとの機械的強度を上げることができる。
本発明によれば、機械的応力に対する強度の高いレーザー装置を提供することができる。
本発明の実施の形態にかかるレーザー装置の斜視図 図1Aに示したレーザー装置の内部構造を示すカット図 レーザー素子を搭載したレーザー装置の平面図 図2Aに示したレーザー装置のAA’線における矢視断面図 図2Aに示したレーザー装置の側面図 本発明の変形例1にかかるレーザー装置の溝部を含む断面図 本発明の変形例1にかかるレーザー装置の溝部を含む断面図 本発明の変形例2にかかるレーザー装置の平面図 図4Aに示したレーザー装置の側面図 従来のレーザー装置の内部構造を示すカット図
以下、本発明のレーザー装置にかかる実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、本発明について、以下の実施の形態および添付の図面を用いて説明を行うが、これは例示を目的としており、本発明がこれらに限定されることを意図しない。
本実施の形態におけるレーザー装置は、レーザー素子と、表面および裏面の間を貫通する複数の貫通穴を有し、レーザーの射出方向が表面とほぼ平行になるようにレーザー素子が表面に搭載される板状のリードフレームと、レーザー素子のレーザーの射出方向と反対方向のリードフレームの端部に設けられた複数のリード端子と、レーザー素子のレーザーの射出方向のリードフレームの端部と複数の貫通穴との間のリードフレームの表面に設けられた複数の溝部と、リードフレームの表面に、樹脂により、貫通穴の位置を含む前記レーザー素子の周囲に突出して形成されレーザーの射出方向の一部が開放された樹脂ダムとを備え、樹脂は、さらに、貫通穴および溝部に充填されるとともに、リード端子付近においてリード端子の一部、リードフレームの表面および裏面のそれぞれ一部を封止することにより、リードフレームと樹脂ダムとを結合している。この構成によれば、リードフレームに溝を有することで、樹脂ダムを形成する樹脂が溝部に充填され、レーザーの射出方向のリードフレームの端部付近の樹脂ダムとリードフレームとの機械的強度を上げることができる。
以下に、本発明の実施の形態にかかるレーザー装置の構成について説明する。
図1Aは、本発明の実施の形態にかかるレーザー装置の斜視図、図1Bは図1Aに示したレーザー装置の内部構造を示すカット図である。また、図2Aは、上記したリードフレームの表面にレーザー素子を搭載したときの平面図、図2Bは、図2Aに示したAA’線におけるレーザー装置の矢視断面図、図2Cは、図2Aにおけるレーザー装置を左から見た側面図である。なお、図1A、図1Bでは、レーザー素子の記載を省略している。また、図2Aは、レーザー素子の搭載面側から見て、レーザーの射出方向を上方向としてレーザー装置1を示している。
図1Aに示すように、レーザー装置1は、板状のリードフレーム11と、リードフレーム11の表面に設けられた樹脂ダム13と、複数のリード端子16とを備えている。
図1Bに示すように、リードフレーム11は、銅もしくはその金属の板材からなり、板材の一端部にX基準面14を有し、X基準面14に直交する他の一端部にY基準面15を有している。なお、板材のほぼ中央がレーザー素子19を搭載するレーザー素子搭載部11aとなる。
また、リードフレーム11の表面には、レーザー素子搭載部11aを囲むように樹脂からなる樹脂ダム13が設けられている。樹脂ダム13は、リードフレーム11の表面に、封止樹脂12によりレーザー素子搭載部11aの周囲に突出して形成され、レーザーの射出方向の一部が開放された構成をしている。
つまり、図1Aに示すように、レーザーの射出方向以外の3方向が囲まれた略コの字型の形状を有しており、樹脂ダム13の開放された部分からレーザーが照射される構成となっている。
また、図1Bに示すように、レーザー素子搭載部11aを挟んで両側に形成された樹脂ダム13の下のリードフレーム11には、リードフレーム11の表面および裏面の間を貫通して2つの円形の貫通穴17が形成されている。さらに、樹脂ダム13の開放端部分13a、13bの下のリードフレーム11の表面には、2つの貫通穴17からそれぞれ同じ距離の位置に2つの凹状の溝部18が形成されている。また、貫通穴17、溝部18には、樹脂ダム13を形成する封止樹脂12が充填され、樹脂ダム13と一体に形成されている。
さらに、リードフレーム11のレーザーの射出方向と反対方向の端部、つまり、リードフレーム11において樹脂ダム13の開放された部分と反対方向の端部には、3本のリード端子16が形成されている。そして、図2Aに矢印Bで示した範囲に位置する樹脂ダム13は、リードフレーム11の表面と一部貫通穴への樹脂の充填によって形成され(片面封止)、その他の部分はリードフレーム11の裏面まで封止樹脂12で覆って(両面封止)、リードフレーム11と樹脂ダム13が結合されている。また、樹脂ダム13は、リードフレーム11からの高さ方向、つまり、図2Bにおいてリードフレーム11から下向きに幅が細くなるように形成されている。
また、図2Aに示すように、樹脂ダム13で囲まれたリードフレーム11のレーザー素子搭載部11aには、レーザー素子19がサブマウント20と呼ばれる基板を介して搭載されている。ここで、レーザー素子19は、樹脂ダム13の開放された方向、つまり、図2Aにおける上方向がレーザー射出方向となるように搭載されている。そして、レーザー素子19はリードフレーム11にワイヤー21で接続され、サブマウント20は、リード端子16にワイヤー21で接続されている。
図2B、図2Cに示すように、溝部18は、底面を有する凹状の形状をし、溝部18のレーザーの射出方向の壁面は、図2Cに示すように傾斜を有している。貫通穴17は、リードフレーム11の裏面の口径が表面の口径よりも大きくなるように形成されている。
また、図2Aに示すように、リードフレーム11は封止樹脂12を流し込むためのゲート口22を有している。ゲート口22から流し込まれた封止樹脂12は、図2Cの矢印方向に流れ、樹脂ダム13を形成するとともに貫通穴17および溝部18に充填される。また、封止樹脂12は、リード端子16付近においてリード端子16、リードフレーム11の表面、裏面および側面のそれぞれ一部を封止することにより、リードフレーム11と樹脂ダム13とを結合している。
また、図2Aに示すように、レーザー装置1は、レーザー素子19、サブマウント20、樹脂ダム13、リード端子16、貫通穴17、溝部18が、レーザーの射出方向を対称軸として線対称に設けられた構成となっている。
次に、レーザー装置の製造方法を説明する。
まず、主に銅もしくはその金属の板材から、レーザー素子搭載部11a、X基準面14およびY基準面15、樹脂ダムとの密着力を向上させるための貫通穴17を有するリードフレーム11とリード端子16を製造する。貫通穴17の中心位置は、図2Aにおけるレーザー素子19の中心位置よりも下側にある。製品になったときのX基準面14およびY基準面15の寸法精度を考慮すると、レーザー素子19の下端よりも貫通穴17の中心位置が下方向にあるほうが好ましい。リードフレーム11の厚みは通常0.3〜0.4mmであり、大きさは全長3〜5mm、全幅3.5〜5.5mm程度である。工法としては、金型によるプレス工法がよく知られている。
次に封止樹脂12でリードフレーム11を覆う。封止樹脂12の材料は通常は熱硬化性のエポキシ樹脂や熱可塑性の液晶ポリマー(LCP)などがよく用いられる。リード端子16は電気的導通をとるために一部を封止樹脂12から露出するが、封止樹脂12とリードフレーム11を一体物とするために、リードフレーム11の表裏面およびリード端子16の一部を封止樹脂12で覆う。ここで、リードフレーム11のレーザー素子19の搭載面側をリードフレーム11の表面、レーザー素子19の搭載面の反対面を裏面としている。封止樹脂12によってリードフレーム11を包み込むような構造にすることで、封止樹脂12とリードフレーム11を固着させる。
また、同時にリードフレーム11のレーザー素子搭載部11aの周囲に樹脂ダム13を形成する。樹脂ダム13とは、リードフレーム11を覆う封止樹脂12の一部のことであるが、レーザー素子19のレーザーの射出方向以外の3方向を囲う略コの字型の部分を特に樹脂ダム13として言葉を使い分けている。また、樹脂ダム13は、図2Aにおいて矢印Bに示した範囲、つまり、リードフレーム11を包み込んでいる部分および貫通穴17以外の領域では片面封止となっており、特にその高さ方向に、つまり、リードフレーム11の表面から離れるにつれて幅も細くなるように形成される。封止工程では、リードフレーム11に樹脂ダム13の形状を有する封止金型が設けられ、高温になり溶融し液状になった封止樹脂12が、図2Cに白矢印で示した封止金型の所定の箇所から流れ込み、樹脂ダム13の所定の大きさ・形状に造られた封止金型の内部の隅々まで流れ込み、封止金型を充填することにより樹脂ダム13が形成されるとともに、リードフレーム11およびリード端子16の一部が覆われ、樹脂ダム13とリードフレーム11が一体に結合されて、封止工程が完了する。なお、封止樹脂12が封止金型に流れ込む箇所のことを通常ゲート口22という。ゲート口22により、封止金型への封止樹脂12の充填性が変化することもあるので注意して設計する。
次に、リードフレーム11のレーザー素子搭載部11aに、サブマウント20と呼ばれる基板を搭載する。サブマウント20の材料は、主に窒化アルミニウムなどのセラミックなどを使用する。サブマウント20を使用せずレーザー素子19を直接リードフレーム11のレーザー素子搭載部11aに搭載すると、半導体基板からなるレーザー素子19の熱膨張率と金属からなるリードフレーム11の熱膨張率の差が大きいので、レーザー素子19に大きな熱応力がかかってレーザー素子19の発光特性の信頼性の問題をきたす。サブマウント20を介してレーザー素子19をリードフレーム11に搭載することにより、レーザー素子19の発光特性の信頼性を保ち、さらに、レーザー素子搭載部11aの平坦性が若干損なわれている場合でも、レーザー素子19の搭載位置がずれるのを防ぐことができる。なお、サブマウント20を使用する場合でも使用しない場合でも、リードフレーム11のレーザー素子搭載部11aに平坦性が必要なことは同じである。
そして、サブマウント20の上に、レーザー素子19を搭載する。ここで、レーザー素子19と、X基準面14やY基準面15を有するリードフレーム11との位置合わせを精密に行う。レーザー装置を製品(図示なし)に取り付けた後、レーザー素子19の発光点の位置が、搭載された機器において求められる位置に正確に合うようにするためである。このX基準面14およびY基準面15は、嵌め合わされる製品の穴部(図示なし)と位置合わせを行うためにある。
次に、レーザー素子19を搭載した後、レーザー素子19およびサブマウント20とリードフレーム11およびリード端子16とを、それぞれ電気的導通をとるために金からなるワイヤー21によって接続する。
このようにしてレーザー装置1が完成する。
このようにして製造されるレーザー装置1において、リードフレーム11を形成する際のプレス工法において、リードフレーム11に溝部18を形成する。この溝部18は、図2Aにおいて貫通穴17よりも上側の片面封止された樹脂ダム13に形成されている。おおよそ図2Aに示した樹脂ダム13の貫通穴17よりも上側のあたりである。この溝部18が形成されていることにより、貫通穴17より上側に位置する樹脂ダム13の開放端部分13a、13bは、ピンセットなどによって挟み込まれる際の外力に対する機械的強度が向上する。樹脂ダム13の剥がれ易い片面封止部分を、溝部18を形成することで剥がれにくくすることができる。ピンセットなどによる取扱いで、通常はリードフレーム11の両側を挟むようにして持上げるが、誤って樹脂ダム13の開放端部分13a、13bを挟んでも不良となる確率が著しく減少する。
また、図2Aに示している通り、溝部18を設ける部位は、貫通穴17よりも図2Aにおける上側となる。このような位置にすることで、主に貫通穴17により樹脂ダム13とリードフレーム11とが一体物になっていた状態から、さらに溝部18による結合力を加えることが可能になるため、片面封止された樹脂ダム13を変形しにくくすることが可能となる。
また、溝部18は、レーザー素子19のレーザーの射出方向とほぼ平行に細長い形状である。つまり、図2Aにおける上下方向に細長く形成されている。上記したように、封止工程中の封止樹脂12は熱を加えられて液状となった状態で封止金型に流し込まれていく。液状の封止樹脂12が流れ込みながら金型に接触し冷え固まっていき、樹脂ダム13となる。もし、液状となっている封止樹脂12の流れを阻害するようなことがあると、ボイド(空気だまり)が発生する。ボイドが発生すると、熱によりボイドが膨張する可能性があり、ボイドを起点とした製品破壊を引き起こし、製品の不良となる。もしくは、ボイドが発生した部分は密着していないため、機械的応力が加わったときに、ボイドを起点として剥がれてしまう。そこで、上記したように、封止工程中に液状になった封止樹脂12の流れを阻害しないように、図2Aにおける上下方向に細長く溝部18を形成する。したがって、溝部18によるボイドの発生を抑制することができる。また、図2Aにおいて矢印Bに示した範囲の樹脂ダム13は、幅が狭く図2Aにおける上下方向に長い構造であるため、図2Aにおける横方向に細長い溝部18を形成するよりも、図2Aにおいて矢印Bに示した範囲の樹脂ダム13の方向に沿った細長い溝部18を形成することで、樹脂ダム13の開放端部分13a、13bの機械的強度を向上させる効果が高くなる。
ここで、溝部18の細長い形状というのを詳しく説明すると、溝部18の樹脂ダム13の方向に沿った長さ方向と、長さ方向に垂直な幅方向とで寸法を計測し、溝部18の長さ方向が長ければよい。したがって、正方形状、真円状などの長さ方向と幅方向の寸法が同じような形状は望ましくなく、上記したように樹脂ダム13に沿った形状にすることが好ましい。
また、溝部18を形成することでリードフレーム11への影響を少なくするために、レーザー素子19の両側に、溝部18をレーザー装置1のレーザーの射出方向を対称軸として線対称に設けるとよい。先に述べたように、リードフレーム11にはX基準面14およびY基準面15があり、これらの基準面は製品との位置決め用の基準面である。溝部18をレーザー素子19の片側だけ設けるようなことがあれば、基準面の位置を狂わせてしまうことになるため、レーザー素子19の両側に対称に設けるのが好ましい。これは、溝部18だけでなく貫通穴17にも同様のことがいえるため、貫通穴17もレーザー素子19の両側に対称に設けるのが好ましい。
また、溝部18の深さに関しては、本発明の目的は、樹脂ダム13の貫通穴17よりも、図2Aにおける上の部分、つまり、開放端部分13a、13b付近がリードフレーム11から剥がれて横滑りして変形することを防止することを目的にしており、その目的を達成できるかぎり、その溝部18の深さは浅いほうが、リードフレーム11の変形が少なく、応力の残留の危険性を減らすことができる。我々の検討においては、その溝部18の深さはおよそ15μmから効果を発揮する。さらに、溝部18の深さがリードフレーム11の板材の厚みの1/2以下であれば、リードフレーム11自身の変形がレーザー装置1の信頼性や、精度への影響を抑制できることを確認した。
また、貫通穴17と溝部18との距離が遠いと、樹脂ダム13の開放端部分13a、13bが強度的に持ち上がりやすくなり、樹脂ダム13の開放端部分13a、13bが形成した溝部18から外れて変形することになる。また、樹脂ダム13の高さが低いと、開放端部分13a、13bがリードフレーム11から容易に持ち上がることになる。したがって、樹脂ダム13の高さ、樹脂ダム13の貫通穴17よりも上側の長さ、貫通穴17と溝部18の間の距離については、具体的には、リードフレーム11の表面において、レーザー素子19のレーザーの射出方向のリードフレーム11の端部(つまり、リードフレーム11のY基準面15)に近い樹脂ダム13の端面と貫通穴17との最短距離が、樹脂ダム13の高さの2倍以下であり、溝部18と貫通穴17との最短距離が樹脂ダム13の高さの1/2以下であることが望ましい形態である。
なお、上記したレーザー装置1の構成により、レーザー装置1は、図1Bに示すレーザー装置1の樹脂ダム13の開放端部分13a、13bを、図5に示した従来例と同様に外側から挟み込んだ場合の機械的強度として、従来比1.5倍から2倍の強度を有することを確認した。したがって、レーザー装置1の機械的強度は大きく改善した。また、その他のレーザー素子19の信頼性、位置精度については、従来の構造との遜色はなかった。
(変形例1)
次に、本発明の実施の形態にかかる変形例1について説明する。図3A、図3Bは、本変形例1におけるレーザー装置の構成を示す図である。
図3A、図3Bに示すレーザー装置が図2Bに示したレーザー装置1と異なる点は、リードフレーム11に形成された溝部が、レーザー素子19が搭載されるレーザー素子搭載部11aに近い第1壁面とレーザー素子から遠い第2壁面がそれぞれ所定の傾斜を持つように形成されている点である。
リードフレーム11のレーザー素子搭載部11aは、レーザー素子19を搭載する部位であることから、QFP(Quad Flat Package)などのリードフレームを使用したパッケージのチップ搭載部(いわゆるダイパッド)よりも、より平坦である必要がある。もし、レーザー素子搭載部11aの平坦性が損なわれると、レーザー素子19から発生する熱をうまくリードフレーム11に伝えることができず、レーザー素子19の温度が上昇して信頼性を損なうおそれがある。さらに、レーザー素子19の高さ精度が悪くなることによって射出するレーザーの位置精度が劣化する。
上記したように、通常、リードフレーム11の溝部18の形成は金型によるプレス工法で行うが、プレス工法は金型をリードフレーム11に押し当てて所定の形状とするため、溝部18を形成すると、その分のリードフレーム11の肉(金型により寄せられる金属材料)が溝部18の周囲に盛り上がる(図2Bを参照のこと)。レーザー素子搭載部11aに盛り上がった肉があると、肉の上に搭載されるレーザー素子19は、傾斜をもって搭載されたり、レーザー素子もしくはサブマウントとリードフレームの間に隙間ができたりする。傾斜をもって搭載されたレーザー素子19から射出されるレーザーは所定の方向へ向かわず、レーザー装置としての機能を果たすことができなくなる。また、レーザー素子もしくはサブマウントとリードフレームの間に隙間ができると、良好な放熱性が得られない。そのため、溝部18を形成すると、溝部18からある程度の距離を置いて平坦性が保たれている位置にレーザー素子19を搭載することとなり、レーザー装置1の小型化が難しくなる。
そこで、図3Aに示す溝部28のように、レーザー素子搭載部11aに近い第1壁面28aがほぼ垂直の急峻な形状を有し、レーザー素子搭載部11aから遠い第2壁面28bが第1壁面28aよりなだらかな傾斜を有しているように溝部28を形成する。このように、溝部28の第1壁面28aおよび第2壁面28bに傾斜を持たせることで、リードフレーム11の肉が溝部28からレーザー素子搭載部11aとは反対のほうへ寄ることとなる。したがって、このように溝部28を形成することで、レーザー素子搭載部11aの平坦性を損なわず、放熱性を損なうことがなく、かつ、レーザーの射出方向がずれるのを抑制することができる。
なお、図3Bに示した溝部38のように、溝部38に底面38cがある場合でもレーザー素子搭載部11aに近い第1壁面38aおよびレーザー素子搭載部11aから遠い第2壁面38bを傾けて、肉の盛り上がりの程度を制御することが可能である。具体的には、レーザー素子搭載部11aに近い第1壁面38aがほぼ垂直の急峻な形状を有し、レーザー素子搭載部11aから遠い第2壁面38bが第1壁面38aよりなだらかな傾斜を有しているように溝部38を形成するとよい。
レーザー素子19を挟んで両側の溝部38の断面を確認してみると、図3Bに示したように、いずれの溝部38も、レーザー素子搭載部11aとは反対側に多く肉が寄り、レーザー素子搭載部11a側はほぼ平坦性を保っていた。また、厳密には傾きを持たせたとはいえ、レーザー素子搭載部11aにまったく肉が寄らないわけではない。しかし、このように溝部38を傾斜を持たせて形成することで、レーザー素子搭載部11aの平坦性を少しでも保たせて、溝部38とレーザー素子19との距離を縮めることで、レーザー装置1を小型化することが可能となる。
(変形例2)
次に、本発明の実施の形態にかかる変形例2について説明する。図4A、図4Bは、本変形例2におけるレーザー装置の構成を示す図である。
図4A、図4Bに示すレーザー装置が図2A、図2Cに示したレーザー装置1と異なる点は、リードフレーム11に形成された溝部48の形状が、レーザーの射出方向のリードフレーム11の端部に向けて幅が大きく、深さが深く形成されている点である。
樹脂ダム13を形成するときに溝部48に流れ込む封止樹脂12の流れを考慮すると、図4Aに示したように、溝部48はレーザーの射出方向のリードフレーム11の端部(つまり、リードフレーム11のY基準面15)に向かって幅が広くなっていることが好ましい。ここで、レーザーの射出方向に向かって溝部48の幅が広くなるということは、封止樹脂12がゲート口22から流れ込んだときの封止樹脂12の流れ始めの部分の幅と流れ終わりの幅とを比較した際に、封止樹脂12の流れ終わりの幅のほうが広いことを指す。
図4Aにおいては、樹脂ダム13を形成する封止工程中に、ゲート口22から流入された封止樹脂12は、図4Aに示す矢印のように、図4Aにおける上方向、つまりレーザーの射出方向に流れていく。したがって、本実施の形態においては、溝部48の下方向の幅と、上方向の幅を比較した際に、上方向の幅を広く形成している。また、溝部48の深さについては、レーザー素子19のレーザーの射出方向のリードフレーム11の端部(つまり、リードフレーム11のY基準面15)に向けて深さが深く形成されるとよい。つまり、図4Bに示すように、封止樹脂12の流れ始めの部分の深さと流れ終わりの深さとを比較した際に、封止樹脂12の流れ終わりの深さのほうを深くすることが望ましい。
このような構成によると、溝部48に封止樹脂12が流れ込みやすく、封止樹脂12のボイドをなくし機械的強度が低下するリスクを低減させることができる。
なお、本発明は、上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形を行ってもよい。
例えば、リードフレーム、樹脂ダム、貫通穴、溝部の大きさや形状は上記した大きさや形状に限られず、適宜変更してもよい。
また、リードフレームの材料は、銅に限らず、銅を含む材料やその他の金属であってもよい。
また、サブマウント20の材料は、窒化アルミニウムに限らず他のセラミックであってもよい。また、セラミック以外の材料を使用してもよい。
また、封止樹脂の材料はエポキシ樹脂や熱可塑性の液晶ポリマー(LCP)に限らず、ポリイミド等その他の材料であってもよい。また、封止樹脂は熱硬化性樹脂に限らず、光硬化性樹脂等、その他の種類のものを使用してもよい。
本発明は、DVDなどの光ディスクに対する情報の書き込み、消去、および読み取りに使用する半導体レーザー装置に関する。
1、100 レーザー装置
11、111 リードフレーム
12、112 封止樹脂(樹脂)
13、113 樹脂ダム
14、114 X基準面
15、115 Y基準面
16、116 リード端子
17、117 貫通穴
18、28、38、48 溝部
19 レーザー素子

Claims (8)

  1. レーザー素子と、
    表面および裏面の間を貫通する複数の貫通穴を有し、レーザーの射出方向が前記表面とほぼ平行になるように前記表面に前記レーザー素子が搭載される板状のリードフレームと、
    前記レーザー素子の前記レーザーの射出方向と反対方向の前記リードフレームの端部に設けられた複数のリード端子と、
    前記レーザー素子の前記レーザーの射出方向の前記リードフレームの端部と前記複数の貫通穴との間の前記リードフレームの表面に設けられた複数の溝部と、
    前記リードフレームの表面に、樹脂により、前記貫通穴の位置を含む前記レーザー素子の周囲に突出して形成され、前記レーザーの射出方向の一部が開放された樹脂ダムとを備え、
    前記樹脂は、さらに、前記貫通穴および前記溝部に充填されるとともに、前記リード端子付近において前記リード端子の一部、前記リードフレームの表面および裏面のそれぞれ一部を封止することにより、前記リードフレームと前記樹脂ダムとを結合している
    レーザー装置。
  2. 前記溝部は前記レーザー素子のレーザーの射出方向とほぼ平行に細長い形状である
    請求項1に記載のレーザー装置。
  3. 前記溝部は、前記レーザー素子のレーザーの射出方向の前記リードフレームの端部に向けて幅が大きく形成されている
    請求項1に記載のレーザー装置。
  4. 前記溝部は、前記レーザー素子のレーザーの射出方向の前記リードフレームの端部に向けて深さが深く形成されている
    請求項1〜3のいずれかに記載のレーザー装置。
  5. 前記溝部は、前記レーザー素子の搭載位置に近い第1壁面がほぼ垂直の急峻な傾斜を有し、前記レーザー素子の搭載位置から遠い第2壁面が前記第1壁面よりなだらかな傾斜を有している
    請求項2に記載のレーザー装置。
  6. 前記複数の溝部は、前記レーザー素子のレーザーの射出方向を対称軸として線対称に形成されている
    請求項1〜5のいずれかに記載のレーザー装置。
  7. 前記溝部の深さは、15μm以上であり、かつ、前記リードフレームの板厚の1/2以下である
    請求項1〜6のいずれかに記載のレーザー装置。
  8. 前記リードフレームの表面において、前記レーザー素子のレーザーの射出方向の前記リードフレームの端部に近い前記樹脂ダムの端面と前記貫通穴との最短距離が、前記樹脂ダムの高さの2倍以下であり、前記溝部と前記貫通穴との最短距離が前記樹脂ダムの高さの1/2以下である
    請求項1〜7のいずれかに記載のレーザー装置。
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