JP2011077245A - 基板処理装置およびティーチング方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ティーチングのための作業者による作業を軽減することができ、かつ、より正確なティーチングを実現することができる基板処理装置およびティーチング方法を提供すること。
【解決手段】ティーチング時においては、制御部によって、ステッピングモータが駆動される。そして、処理液ノズルがホームポジションに位置することが第1センサによって検出された時、および処理液ノズルが第1周縁相当位置に位置することが第2センサによって検出された時に、それぞれ、ステッピングモータの回転量が取得される。それら取得された回転量に基づいて、第1教示情報および第2教示情報が演算され、これら第1教示情報および第2教示情報がモータ制御部21に登録される。
【選択図】図4

Description

この発明は、基板に処理流体を用いた処理を施すための基板処理装置、および基板処理装置に適用されるティーチング方法に関する。
半導体装置や液晶表示装置の製造工程では、半導体ウエハや液晶表示パネル用ガラス基板などの基板の表面に処理流体による処理を施すために、基板を1枚ずつ処理する枚葉式の基板処理装置が用いられることがある。
この枚葉式の基板処理装置は、たとえば、基板をほぼ水平姿勢に保持しつつ回転させるためのスピンチャックと、スピンチャックに保持されている基板の主面に向けて処理液を吐出するためのノズルと、基板の中心を通る所定の軌道に沿ってノズルを移動させるノズル移動機構とを備えている。
特開2007−88381号公報
処理液を用いた処理では、たとえば、ノズル移動機構によってノズルが基板の上方まで移動された後、停止状態にあるノズルから基板の表面の所定位置(たとえば回転中心)に向けて処理液を吐出させることができる。この場合、ノズルが所期の位置からずれていると、基板の表面に処理液が均一に行き渡らず、その基板に処理むら(処理液の供給むら)を生じるおそれがある。
また、処理液を用いた処理では、所定の軌道上でノズルを予め定める範囲内で移動(スキャン)させながら、ノズルから基板に向けて処理液を吐出させる場合がある。このとき、ノズルが予め定めるスキャン範囲から逸脱して移動すると、基板の表面に処理液が均一に行き渡らず、その基板に対する処理むら(処理液の供給むら)を生じるおそれがある。
そのため、ノズルが収容される処理室内にノズルを組み付けた後は、ノズルの動作を制御する制御装置に対して、ノズル(またはノズルを保持する部材)の機械上の原点位置(「以下、原点位置」という。)から軌道上の所定の基準位置までの移動量を教示するためのティーチングが行われる。基準位置は、たとえば、軌道上において基板の中心に対応する中心位置、軌道上において基板の周縁位置に対応する第1周縁位置、軌道上において基板の別の周縁位置に対応する第2周縁位置を含む。
このようなティーチングは、通常、作業者の手作業によって行われる。具体的には、ティーチングの際には、作業者は、上面に所定の基準位置が記された所定の治具基板を基板保持機構に保持させる。また、作業者は、リモコンなどを用いて、基板の上方に設定された軌道に沿って少しずつノズルを動かす。そして、治具基板の上面に記されたたとえば上記3つの基準位置(中心位置、第1周縁位置および第2周縁位置)について、それぞれ、ノズルと各基準位置とを目視で合わせ込む。そして、ノズルが各基準位置に合致するときの移動量(原点位置からの移動量)が、それぞれ制御装置に登録される。
ところが、手作業によるティーチングは、非常に面倒で手間のかかる作業であり、また、軌道上における前記中心位置や第1または/および第2周縁位置は、基板から離れた位置であるため、作業者によるばらつきが避けられない。そのため、作業者の経験や技術力によって、ノズルの位置精度に差が生じるおそれがある。
そこで、この発明の目的は、ティーチングのための作業者による作業を軽減することができ、かつ、より正確なティーチングを実現することができる基板処理装置およびティーチング方法を提供することである。
請求項1記載の発明は、基板(W)を保持するための基板保持手段(2)と、前記基板保持手段に保持された基板に対して処理流体を吐出するためのノズル(3)と、前記基板保持手段に保持された基板の主面に直交する方向から見たときに当該基板を当該主面に沿って横切るように設定された所定の軌道(14)に沿って前記ノズルを移動させるノズル移動手段(12)と、前記ノズル移動手段の動作を制御する動作制御手段(20)と、前記軌道上の第1位置(23)に前記ノズルを配置するように前記ノズル移動手段を制御するために前記動作制御手段によって参照される第1教示情報、および前記軌道上の第2位置(24)に前記ノズルを配置するように前記ノズル移動手段を制御するために前記動作制御手段によって参照される第2教示情報を取得するティーチングのために、前記ノズル移動手段を駆動するティーチング制御手段(20)と、前記ティーチング制御手段によって前記ノズル移動手段が駆動されるときに、前記ノズルが前記第1位置(23)に位置することを検出する第1検出手段(31;71;81)と、前記ティーチング制御手段によって前記ノズル移動手段が駆動されるときに、前記ノズルが前記第2位置(24)に位置することを検出する第2検出手段(32;61;71;81)と、前記ノズルが前記第1位置に位置することが前記第1検出手段によって検出された時、および前記ノズルが前記第2位置に位置することが前記第2検出手段によって検出された時に、それぞれ、前記ノズル移動手段の駆動情報を取得する駆動情報取得手段(36)と、前記駆動情報取得手段によって取得された駆動情報に基づいて、前記第1教示情報および前記第2教示情報を前記動作制御手段に登録するための教示情報登録手段(38)とを含む、基板処理装置(1;50;60;70;80)である。
なお、括弧内の数字は、後述の実施形態における対応構成要素等を表すが、特許請求の範囲を実施形態に限定する趣旨ではない。以下、この項において同じ。
この構成によれば、ティーチング制御手段がノズル移動手段を駆動することにより、ノズルが軌道上を移動する。このとき、ノズルが軌道上の第1位置を通過すると、そのときの移動手段の駆動情報が取得され、また、ノズルが軌道上の第2位置を通過すると、そのときの移動手段の駆動情報が取得される。そして、これら2つの駆動情報に基づいて、第1教示情報および第2教示情報が求められ、動作制御手段に登録される。したがって、ノズルの移動や駆動情報の取得を自動的に行うことができ、ティーチングのための作業者による作業を大幅に軽減することができる。
さらに、ノズルが第1の位置に位置することが第1検出手段によって検出され、かつその第1検出手段による検出に基づいて移動手段の駆動情報が取得される。そのため、ノズルが第1の位置に位置するときの移動手段の駆動情報を、正確に取得することができる。また、ノズルが第2の位置に位置することが第2検出手段によって検出され、かつその第2検出手段による検出に基づいて移動手段の駆動情報が取得される。そのため、ノズルが第2の位置に位置するときの移動手段の駆動情報を、正確に取得することができる。したがって、従来よりも正確なティーチングを実現することができる。
前記教示情報登録手段は、前記第1教示情報および前記第2教示情報を演算するための教示情報演算手段(37)をさらに備え、その演算結果を動作制御手段に登録するものであってもよい。また、前記教示情報登録手段は、駆動情報取得手段が取得した駆動情報を、第1教示情報および第2教示情報として、そのまま動作制御手段に登録するものであってもよい。
また、請求項2に記載のように、前記第1位置は、前記基板保持手段に保持された基板の外に相当する位置(23)であり、前記第2位置は、前記基板保持手段に保持された基板の第1周縁位置(14A)に相当する位置(24)であってもよい。このとき、前記第1位置は、前記ノズルが処理のために用いられていないときに当該ノズルが配置される退避位置(23)であってもよい。
ノズルを停止させた状態で、ノズルから基板に処理流体を吐出する場合、ノズルから吐出される処理流体の供給位置は、基板の中心、周縁、中心と周縁との間の中間位置(ミドル位置)などに設定される場合が多い。また、ノズルを移動(スキャン)させながら、ノズルから基板に処理流体を吐出する場合、この移動範囲の一方端は、基板の周縁位置(または基板の少し内方)であることが多い。いずれの場合にも、基板の周縁位置は、処理流体を供給するときのノズル位置を定めるための基準となるから、基板の周縁位置におけるノズルの位置精度を高めることが重要である。そこで、基板の第1周縁位置に相当する位置を第2位置とすることにより、処理時においてノズルを、所期の位置に、より一層正確に配置することができる。
また、請求項3に記載されているように、前記基板処理装置は、前記ティーチング制御手段によって前記ノズル移動手段が駆動されるときに、前記基板保持手段に保持された基板の前記第1周縁位置とは別の第2周縁位置(14B)に相当する第3位置(25)に前記ノズルが位置することを検出する第3検出手段(51;71,81)をさらに含むものであってもよい。この場合、前記駆動情報取得手段が、さらに、前記ノズルが前記第3位置に位置することが前記第3検出手段によって検出された時に、前記ノズル移動手段の駆動情報を取得するものであることが好ましい。そして、前記教示情報登録手段は、前記駆動情報取得手段によって取得された駆動情報に基づいて、前記第1教示情報、前記第2教示情報および前記第3教示情報を前記動作制御手段に登録するものであることが好ましい。
この構成によれば、基板の第1周縁位置および第2周縁位置に相当する位置をそれぞれ第2位置および第3位置とし、それらに対応する駆動情報に基づいて教示情報を登録することにより、基板の2つの周縁位置におけるノズルの位置精度を高めることができる。これにより、処理時においてノズルを所期の位置にさらに正確に配置することができる。また、第1〜第3位置に対応した3つの教示情報が登録されるので、ノズルをより精度良く所望の位置に配置することも可能である。
請求項4に記載のように、前記ノズルを保持し、前記基板保持手段に保持された基板の表面に沿って前記ノズルを移動するように所定の軸線周りに揺動可能に設けられたアーム(10)と、前記アームを前記軸線周りに揺動させるアーム揺動手段(12)とをさらに含み、前記軌道が、前記軸線上に中心を有する円弧形状をなしていてもよい。
請求項5記載の発明は、前記ノズルから処理流体を吐出させる前記軌道上の位置を、前記第1教示情報および前記第2教示情報に基づいて演算する吐出位置演算手段(21)をさらに含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の基板処理装置である。
この構成によれば、第1教示情報および第2教示情報に基づいて、ノズルから処理流体を吐出させる軌道上の位置が演算される。吐出位置演算手段は第1教示情報と第2教示情報という2つの教示情報を参照すれば、その2つの教示情報からノズルを軌道上の所望位置に配置するための情報を得ることが可能であり、これにより吐出位置演算手段によってノズルから処理流体を吐出させる軌道上の位置を得ることができる。そして、第1教示情報および第2教示情報が正確であるので、処理流体を用いた基板の処理を適切に(たとえばむらなく)行うことができる。
請求項6に記載のように、前記第1位置検出手段および/または第2位置検出手段(32)が、前記基板保持手段に配置されていてもよい。
また、請求項7に記載のように、前記第1位置検出手段および/または第2位置検出手段(61)が、前記基板保持手段によって保持させることができるダミー基板(DW)に配置されていてもよい。ダミー基板は、基板処理の時には基板保持手段から取り除かれるから、このダミー基板に配置される第1検知手段および/または第2検知手段には特別な処理(たとえば、防水処理や耐薬液処理など)を施す必要がない。
また、請求項8に記載のように、前記第1位置検出手段(71;81)および第2位置検出手段(71;81)が、前記ノズルに配置されていてもよい。
請求項9記載の発明は、基板保持手段(2)に保持された基板(W)の主面に直交する方向から見たときに当該基板を当該主面に沿って横切るように設定された所定の軌道(14)に沿ってノズル(3)を移動させるノズル移動手段(12)を制御する動作制御手段(20)に対して、前記軌道上の第1位置(23)に前記ノズルを配置するように前記ノズル移動手段を制御するために用いられる第1教示情報、および前記軌道上の第2位置(24)に前記ノズルを配置するために前記ノズル移動手段を制御するために用いられる第2教示情報を登録するためのティーチング方法であって、前記ノズルを前記軌道に沿って移動させるノズル移動工程と、前記ノズル移動工程中に、前記ノズルが前記第1位置に位置することを検出する第1位置検出工程(S1;S11;S21;S31)と、前記ノズル移動工程中に、前記ノズルが前記第2位置に位置することを検出する第2位置検出工程(S4;S14;S24;S34)と、前記ノズルが第1位置に位置することが検出されたときの前記ノズル移動手段の駆動情報、および前記ノズルが第2位置に位置することが検出されたときの前記ノズル移動手段の駆動情報を取得する工程(S2,S5;S12,S15;S22,S25;S32,S35)と、前記取得された駆動情報に基づいて、前記動作制御手段に登録する工程とを含む、基板処理装置(1;50;60;70;80)のためのティーチング方法である。
この発明によれば、請求項1の発明に関連して述べた作用効果と同様な作用効果を達成することができる。
本発明の第1実施形態に係る基板処理装置の構成を図解的に示す図である。 第1教示情報および第2教示情報に基づく軌道上のスキャン範囲について説明するための図解的な平面図である。 図1に示す基板処理装置におけるティーチングのための構成を説明するための図である。 図1に示す基板処理装置のティーチング時における制御部による制御を説明するためのフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る基板処理装置におけるティーチングのための構成を説明するための図である。 図5に示す基板処理装置のティーチング時における制御部による制御を説明するためのフローチャートである。 本発明の第3実施形態に係る基板処理装置におけるティーチングのための構成を説明するための図である。 本発明の第4実施形態に係る基板処理装置におけるティーチングのための構成を説明するための図である。 図8に示す基板処理装置のティーチング時における制御部による制御を説明するためのフローチャートである。 本発明の第5実施形態に係る基板処理装置におけるティーチングのための構成を説明するための図である。 図10に示す基板処理装置のティーチング時における制御部による制御を説明するためのフローチャートである。
以下では、この発明の実施の形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態(第1実施形態)に係る基板処理装置1の構成を図解的に示す図である。この基板処理装置1は、基板の一例である半導体ウエハ(以下、単に「ウエハ」という。)Wの表面(一方の主面)に対して処理液(処理流体)による処理を施すための枝葉型の装置である。
この基板処理装置1は、処理室17(図2参照)を備えている。処理室17内には、ウエハWをほぼ水平に保持して回転するスピンチャック2と、このスピンチャック2に保持されたウエハWの表面(上面)に処理液を吐出するための処理液ノズル(ノズル)3とが収容されている。
スピンチャック2は、チャック回転駆動機構4によって回転される回転軸5の上端に固定されていて、ほぼ円板形状のスピンベース6と、このスピンベース6の周縁部の複数箇所にほぼ等間隔で設けられ、ウエハWをほぼ水平な姿勢で挟持するための複数個の挟持部材7とを備えている。スピンチャック2は、複数個の挟持部材7によってウエハWを挟持した状態で、チャック回転駆動機構4によって回転軸5を回転させることにより、そのウエハWを、ほぼ水平な姿勢を保った状態で、スピンベース6とともに回転軸5の中心軸線まわりに回転させることができる。
なお、スピンチャック2としては、このような構成のものに限らず、たとえばウエハWの下面を真空吸着することにより、ウエハWを水平な姿勢で保持し、さらにその状態で鉛直な軸線まわりに回転することにより、その保持したウエハWを回転させることができる真空吸着式のもの(バキュームチャック)が採用されてもよい。
処理液ノズル3には、処理液供給源からの処理液が供給される処理液供給管8が接続されている。処理液供給管8の途中部には、処理液ノズル3からの処理液の吐出/吐出停止を切り換えるための処理液バルブ9が介装されている。なお、処理液としては、ウエハWの表面に対する処理の内容に応じたものが用いられる。たとえば、ウエハWの表面からパーティクルを除去するための洗浄処理であれば、SC1(ammonia-hydrogen peroxide mixture:アンモニア過酸化水素水)などの薬液を含む洗浄液が用いられる。また、ウエハWの表面から酸化膜等をエッチングするための洗浄処理であれば、フッ酸やBHF(Bufferd HF)などの薬液を含む洗浄液が用いられ、レジスト剥離後のウエハWの表面にポリマーとなって残留しているレジスト残渣を除去するためのポリマー除去処理であれば、SPM(sulfuric acid/hydrogen peroxide mixture:硫酸過酸化水素水)やSC1(ammonia-hydrogen peroxide mixture:アンモニア過酸化水素水)などのポリマー除去液が用いられ、金属汚染物を除去する洗浄処理には、フッ酸やSC2(hydrochloric acid/hydrogen peroxide mixture:塩酸過酸化水素水)やSPM(sulfuric acid/hydrogen peroxide mixture:硫酸過酸化水素水)などの薬液が用いられる。
処理液ノズル3は、ウエハWの表面における処理液の供給位置を変更できるスキャンノズルとしての基本形態を有している。
具体的には、処理液ノズル3は、スピンチャック2の上方でほぼ水平に延びたアーム10の先端に取り付けられている。アーム10の基端部の下面は、アーム支持軸11の上端に固定されている。アーム支持軸11は、スピンチャック2の側方でほぼ鉛直に延びている。このアーム支持軸11には、アーム10を揺動させるアーム揺動駆動機構としてのステッピングモータ(ノズル移動手段、アーム揺動手段)12が結合されている。ステッピングモータ12には、ステッピングモータ12を駆動するためのドライバ回路22が接続されている。
ステッピングモータ12からアーム支持軸11に回転駆動力を入力して、アーム支持軸11を所定の角度範囲内で回動させることにより、スピンチャック2に保持されたウエハWの上方でアーム10を揺動させることができ、このアーム10の揺動により、処理液ノズル3をスピンチャック2の側方(すなわち、ウエハW外に相当)のホームポジション23(図1に二点鎖線で図示。第1位置)と、スピンチャック2に保持されたウエハWの表面上(図1に実線で図示)との間を揺動させることができ、ウエハWの表面上で、処理液ノズル3からの処理液の吐出位置をスキャン(移動)させることができる。
ステッピングモータ12が駆動されることにより、処理液ノズル3は、アーム支持軸11上に中心を有する円弧形状をなす軌道14に沿って移動する。
この基板処理装置1は、CPU、RAMおよびROMを含む構成の制御部(動作制御手段,ティーチング制御手段)20を備えている。制御部20には、チャック回転駆動機構4および処理液バルブ9などが制御対象として接続されている。
また、制御部20は、ステッピングモータ12を制御するためのモータ制御部(吐出位置演算手段)21を備えている。モータ制御部21は、ドライバ回路22に対して、処理液ノズル3の移動量(移動角度)に応じたパルス信号を出力する。ドライバ回路22は、モータ制御部21から出力されたパルス数に応じた励磁信号をステッピングモータ12に付与する。このモータ制御部21には、後述する第1教示情報および第2教示情報が予め登録される。モータ制御部21は、ステッピングモータ12の回転量(駆動情報)を管理している。
第1教示情報とは、処理液ノズル3をホームポジション23(第1位置)に配置するためにアーム10を揺動させるのに必要なステッピングモータ12の回転量(ステップの数)である。この回転量は、アーム10の機械上の原点位置を基準とした値である。モータ制御部21は、アーム10が原点位置にある状態から、この回転量(第1教示情報)に応じた数のパルスをドライバ回路22に出力することにより、処理液ノズル3をホームポジション23に配置させることができる。
第2教示情報とは、処理液ノズル3を第1周縁相当位置24(図1に、太字の二点鎖線で図示。第2位置)に配置するためにアーム10を揺動させるのに必要なステッピングモータ12の回転量(ステップの数)である。第1周縁相当位置24とは、軌道14上における処理液ノズル3の位置であり、処理液ノズル3の下端(吐出口)がウエハW表面の第1周縁位置14Aに直上から対向する位置である。前記回転量は、アーム10の原点位置(機械上の原点位置)を基準とした値である。モータ制御部21は、アーム10が原点位置にある状態から、この回転量(ステップの数。第2教示情報)に応じた数のパルスをドライバ回路22に出力することにより、処理液ノズル3を第1周縁相当位置24に配置させることができる。
モータ制御部21は、第1教示情報(ステッピングモータ12の回転量)と第2教示情報(ステッピングモータ12の回転量)とを参照することにより、処理液ノズル3を軌道14上の所望の位置に配置するためにアーム10を揺動させるのに必要なステッピングモータ12の回転量を、演算に基づいて得ることができる。
図2は、第1教示情報および第2教示情報に基づく軌道14上のスキャン範囲について説明するための図解的な平面図である。処理室17内でスピンチャック2に保持されたウエハWの表面に沿って、処理液ノズル3を、第1周縁相当位置24と第2周縁相当位置25(第3位置)との間で往復スキャンさせる場合を例に挙げて説明する。第2周縁相当位置25とは、軌道14上における処理液ノズル3の位置であり、処理液ノズル3の下端(吐出口)がウエハW表面の第2周縁位置14Bに直上から対向する位置である。図2は、処理液ノズル3が第2周縁相当位置25に位置する状態を示している。なお、第1周縁位置14Aは、第2周縁位置14Bよりも、ホームポジション23寄りの軌道14直下の位置である。
図2に示すθcenterは、アーム支持軸11および回転中心Cを結ぶ線分と、アーム支持軸11およびホームポジション23を結ぶ線分とがなす角度を示している。アーム支持軸11とスピンチャック2の回転中心との位置関係は定まっているので、このθcenter(θcenterに相当するステップ数)は自ずと定まる値である。
ティーチングによって取得される第1教示情報および第2教示情報に基づいて、図2に示すθ1(θ1に相当するステップ数)を求めることができる。θ1は、ホームポジション23に位置する処理液ノズル3を第1周縁相当位置24まで移動するときのスキャン角度を示している。
また、ホームポジション23に位置する処理液ノズル3を、第2周縁相当位置25まで移動させるときのスキャン角度θ2は、θcenterとθ1とを用いて、次の式(1)により導かれる。
θ2=2×θcenter−θ1 ・・・(1)
そのため、θ2に相当するステップ数だけステッピングモータ12を駆動させれば、ホームポジション23に位置する処理液ノズル3を第2周縁相当位置25まで移動させることができる。
さらに、処理液ノズル3のスキャン幅(角度)θscanは、θcenterとθ1とを用いて、次の式(2)により導かれる。
θscan=(θcenter−θ1)×2 ・・・(2)
そして、モータ制御部21は、第1教示情報と第2教示情報とに基づく演算結果により、軌道14上の任意の位置に処理液ノズル3を配置するための移動量(原点位置からの移動量)を得ることができる。
次に図1を再び参照して、処理液を用いた処理について説明する。
スピンチャック2に保持されたウエハWの表面に沿って、処理液ノズル3を、ウエハWの回転中心Cと第1周縁相当位置24との間で一方向スキャンさせる場合を例に挙げて説明する。
まず、処理液ノズル3が、ホームポジション23に退避された状態で、搬送ロボット(図示しない)によって未処理のウエハWがスピンチャック2に受け渡される。
そして、ウエハWがスピンチャック2へ受け渡された後、制御部20は、チャック回転駆動機構4を駆動して、スピンチャック2を所定の液処理回転速度で等速回転させる。また、制御部20(モータ制御部21)はステッピングモータ12を駆動し、アーム10を揺動させて、処理液ノズル3を、回転状態にあるウエハWの回転中心Cの上方へと導く。その後、制御部20は、処理液バルブ9を開いて、処理液ノズル3から処理液を吐出する。
一方で、制御部20は、ステッピングモータ12を制御し、アーム10を等速で揺動させて、処理液ノズル3をウエハWの周縁部に向けて導く。このため、処理液ノズル3から処理液が吐出されるウエハWの表面上の供給位置が、等速回転中のウエハWの回転中心CからウエハWの第1周縁位置14Aに至る範囲を、軌道14に沿って等速で移動する。また、アーム10の揺動によって、処理液の吐出位置がウエハWの第1周縁相当位置24に到達すると、制御部20は、処理液バルブ9を閉じるとともに、ステッピングモータ12を駆動しアーム10を揺動させて、処理液ノズル3をウエハWの回転中心Cの直上へと導く。そして、以上説明した一方向スキャンが、繰り返し行われる。
なお、処理液ノズル3を、ウエハWの回転中心Cの直上と第1周縁相当位置24との間でスキャンさせる場合を例に挙げて説明したが、ウエハWの回転中心Cの直上と第2周縁相当位置25との間でスキャンさせる構成であってもよい。また、第1周縁相当位置24と第2周縁相当位置25との間を、ウエハWの回転中心Cを経由させつつスキャンさせる構成であってもよい。
図3は、基板処理装置1におけるティーチングのための構成を説明するための図である。このティーチングに際しては、スピンチャック2からウエハWが取り除かれている。また、処理室17(図2参照)の側壁から水平方向に延びる中壁の上面26には、ホームポジション23に位置している(退避している)処理液ノズル3の下部と対向する部分に、第1センサ(第1検出手段)31が取り付けられる。さらに、スピンベース6の上面の周縁部におけるウエハWの第1周縁位置14A(図1参照)に相当する位置に、第2センサ32が取り付けられる。さらにまた、処理液ノズル3の下部には、第1センサ31の検出対象である被検出体33が取り付けられる。
第1センサ31は、処理液ノズル3がホームポジション23に位置することを検出するものである。この第1センサ31は、たとえば磁気センサからなり、処理液ノズル3に設けられたたとえば磁性体からなる被検出体33と近接して、検出信号を出力するようになっている。第1センサ31のセンサ感度は、処理液ノズル3がホームポジション23に位置するときのみ被検出体33を検出することができるように設定されている。第1センサ31からの検出出力(信号)を取り出す配線は、制御部20に接続されている。
第2センサ32は、処理液ノズル3が第1周縁相当位置24(図2参照)を通過することを検出するものである。この第2センサ32は、たとえば磁気センサからなり、処理液ノズル3に設けられたたとえば磁性体からなる被検出体33と近接して、検出信号を出力するようになっている。第2センサ32のセンサ感度は、処理液ノズル3が第1周縁相当位置24(図2参照)に位置するときのみ被検出体33を検出することができるように設定されている。第2センサ32からの検出出力(信号)を取り出す配線は、制御部20に接続されている。
そして、制御部20には、第1センサ31からの検出出力を取得する第1センサ出力取得部34と、第2センサ32からの検出出力を取得する第2センサ出力取得部35と、第1センサ出力取得部34による検出出力の取得があった時、および第2センサ出力取得部35による検出出力の取得があった時に、それぞれ、モータ制御部21からステッピングモータ12の回転量(駆動情報)を取得する回転量取得部(駆動情報取得手段)36と、回転量取得部36によって取得された回転量に基づいて、第1教示情報および第2教示情報を演算するための教示情報演算部37と、これらの第1教示情報および第2教示情報をモータ制御部21に登録するための教示情報登録部38とが備えられている。これらの機能処理部は、たとえば、所定のプログラム処理を実行することによってソフトウエア的に実現される。
図4は、ティーチング時における制御部20による制御を説明するためのフローチャートである。第1教示情報および第2教示情報を取得するティーチングの際には、モータ制御部21は、ステッピングモータ12を駆動する。このステッピングモータ12の駆動は、処理液ノズル3がホームポジション23(図1〜図3参照)にあることを条件に開始される。
ティーチング後の状態では、モータ制御部21がステッピングモータ12をホームポジション23に移動するように制御すると、処理液ノズル3がホームポジション23に精度良く配置される。しかしながら、ティーチング前の状態では、モータ制御部21による制御上はホームポジション23に位置しているのに、実際は処理液ノズル3がホームポジション23から若干ずれていることがある。この場合、作業者は手作業にて、処理液ノズル3をホームポジション23に位置させる(ステップS1)。
そして、処理液ノズル3がホームポジション23に位置して、第1センサ31が検出信号を出力すると(ステップS1でYES)、そのタイミングで、回転量取得部36はモータ制御部21からステッピングモータ12の回転量を取得する(ステップS2)。その後、モータ制御部21が、ステッピングモータ12を制御して、アーム10の揺動を開始させる(ステップS3)。
その後、処理液ノズル3が軌道14上をスキャンし、スピンチャック2の上方に進入する。そして、第2センサ32が処理液ノズル3の通過を検出し、第2センサ32からの検出信号からの検出出力があった時は(ステップS4でYES)、そのタイミングで、回転量取得部36はモータ制御部21からステッピングモータ12の回転量を取得する(ステップS5)。そして、第1センサ31の出力時に取得した回転量と、第2センサ32の出力時に取得した回転量とに基づいて、教示情報演算部37によって、第1教示情報および第2教示情報が演算される(ステップS6)。具体的には、処理液ノズル3をホームポジション23に配置するためにアーム10を揺動させるのに必要なステッピングモータ12の回転量が第1教示情報として得られ、また、処理液ノズル3を第1周縁相当位置24に配置するためにアーム10を揺動させるのに必要なステッピングモータ12の回転量が第2教示情報として得られる。
この教示情報演算部37によって得られた第1教示情報および第2教示情報は、教示情報登録部38に与えられる。そして、教示情報登録部38によってモータ制御部21に自動的に登録される(ステップS7)。その後、モータ制御部21が、ステッピングモータ12を制御して、アーム10の揺動を停止させ、処理液ノズル3の移動を停止させる(ステップS8)。その後、ステッピングモータ12がそれまでと逆向きに回転駆動されて、処理液ノズル3がホームポジション23まで戻される。これにより、モータ制御部21に対するティーチングが完了する。
そして、モータ制御部21は、処理液を用いた処理では、モータ制御部21に登録されている第1教示情報および第2教示情報を参照し、これら第1教示情報および第2教示情報に基づいて、処理液ノズル3から処理液を吐出させる軌道14上の位置を演算し、その演算結果に基づいた数のパルスをステッピングモータ12(ドライバ回路22)に対して出力している。そのため、処理液ノズル3を所望の位置に精度よく配置することができる。これにより、処理液を用いたウエハWの処理をむらなく行うことができる。
以上により、この実施形態によれば、ティーチングの際には、モータ制御部21(ティーチング制御手段)がステッピングモータ12を駆動して、アーム10が揺動され、処理液ノズル3が円弧形状の軌道14上を移動する。このとき、処理液ノズル3が軌道14上のホームポジション23に位置していると、そのときのステッピングモータ12の回転量が取得され、また、処理液ノズル3が軌道14上の第1周縁相当位置24を通過すると、そのときのステッピングモータ12の回転量が取得される。そして、これら2つの回転量に基づいて、第1教示情報および第2教示情報が求められ、モータ制御部21(動作制御手段)に登録される。そのため、アーム10の揺動や、ドライバ回路22からの回転量の取得を自動的に行うことができ、ティーチングのための作業者による作業を大幅に軽減することができる。
さらに、処理液ノズル3がホームポジション23に位置することが第1センサ31によって検出され、かつその第1センサ31による検出に基づいてステッピングモータ12の回転量が取得される。そのため、処理液ノズル3がホームポジション23に位置するときのステッピングモータ12の回転量を、正確に取得することができる。また、処理液ノズル3が第1周縁相当位置24に位置することが第2センサ32によって検出され、かつその第2センサ32による検出に基づいてステッピングモータ12の回転量が取得される。そのため、処理液ノズル3が第1周縁相当位置24に位置するときのステッピングモータ12の回転量を、正確に取得することができる。したがって、従来よりも正確なティーチングを実現することができる。
図5は、本発明の第2実施形態に係る基板処理装置50におけるティーチングのための構成を説明するための図である。この第2実施形態において、図1〜図4に示す実施形態(第1実施形態)に示された各部に対応する部分には、第1実施形態と同一の参照符号を付して示し、説明を省略する。そして、この図5に示す基板処理装置50が、第1実施形態に係る基板処理装置1と相違する点は、モータ制御部21に、第1教示情報、第2教示情報および第3教示情報という3つの教示情報が登録されており、モータ制御部21が、これら3つの教示情報(第1教示情報、第2教示情報および第3教示情報)を参照して、処理液ノズル3を所望の位置に配置させるように制御する点である。ここで、第3教示情報とは、処理液ノズル3を第2周縁相当位置25(第3位置)に配置するためにアーム10を揺動させるのに必要なステッピングモータ12の回転量である。
そして、このティーチングに際しては、スピンベース6の上面の周縁部におけるウエハWの第2周縁位置14B(図2参照)に相当する位置に、第3センサ51が取り付けられる。
第3センサ51は、処理液ノズル3がウエハWの第2周縁位置14Bに位置することを検出するものであり、たとえば磁気センサによって構成されている。処理液ノズル3に設けられた被検出体33と近接して、検出信号を出力するようになっている。第3センサ51のセンサ感度は、処理液ノズル3が第2周縁相当位置25に位置するときのみ被検出体33を検出することができるように設定されている。第3センサ51からの検出出力(信号)を取り出す配線は、制御部20に接続されている。
また、制御部20には、第3センサ51からの検出出力を取得する第3センサ出力取得部52が設けられている。第3センサ出力取得部52による検出出力の取得があった時、回転量取得部36は、ドライバ回路22からステッピングモータ12の回転量(駆動情報)を取得する。そして、回転量取得部36によって取得された回転量に基づいて、教示情報演算部37は、第1教示情報、第2教示情報および第3教示情報を演算し、これらの第1教示情報、第2教示情報および第3教示情報が教示情報登録部38によって制御部20に登録される。
図6は、図5に示す基板処理装置50のティーチング時における制御部20による制御を説明するためのフローチャートである。処理液ノズル3がホームポジション23に位置して、第1センサ31が検出信号を出力すると(ステップS11でYES)、そのタイミングで、回転量取得部36はモータ制御部21からステッピングモータ12の回転量を取得する(ステップS12)。その後、モータ制御部21が、ステッピングモータ12を制御して、アーム10の揺動を開始させる(ステップS13)。
その後、処理液ノズル3が軌道14上をスキャンし、スピンチャック2の上方に進入する。そして、第2センサ32が処理液ノズル3の通過を検出し、第2センサ32からの検出信号からの検出出力があった時は(ステップS14でYES)、そのタイミングで、回転量取得部36はモータ制御部21からステッピングモータ12の回転量を取得する(ステップS15)。さらにアーム10の揺動が継続され、第3センサ51が処理液ノズル3の通過を検出し、第3センサ51からの検出信号からの検出出力があった時は(ステップS16でYES)、そのタイミングで、回転量取得部36はモータ制御部21からステッピングモータ12の回転量を取得する(ステップS17)。
そして、第1センサ31の出力時に取得した回転量、第2センサ32の出力時に取得した回転量および第3センサ51の出力時に取得した回転量に基づいて、教示情報演算部37によって、第1教示情報、第2教示情報および第3教示情報が演算される(ステップS18)。
この教示情報演算部37によって得られた第1教示情報、第2教示情報および第3教示情報は、教示情報登録部38に与えられる。そして、教示情報登録部38によってモータ制御部21に自動的に登録される(ステップS19)。その後、モータ制御部21が、ステッピングモータ12を制御して、アーム10の揺動を停止させ、処理液ノズル3の移動を停止させる(ステップS20)。その後、ステッピングモータ12がそれまでと逆向きに回転駆動されて、処理液ノズル3がホームポジション23まで戻される。これにより、モータ制御部21に対するティーチングが完了する。
以上により、この第2実施形態によれば、第1教示情報、第2教示情報および第3教示情報という3つの教示情報に基づいて、処理時における処理液ノズル3の位置が演算される。これにより、処理液ノズル3をより精度良く所望の位置に配置することができる。
図7は、本発明の第3実施形態に係る基板処理装置60におけるティーチングのための構成を説明するための図である。この第3実施形態において、図1〜図4に示す実施形態(第1実施形態)に示された各部に対応する部分には、第1実施形態と同一の参照符号を付して示し、説明を省略する。そして、この図7に示す基板処理装置60が、第1実施形態に係る基板処理装置1と相違する点は、ティーチングに際して、スピンチャック2にウエハWと同じ形状およびサイズに形成された治具基板としてのダミーウエハ(ダミー基板)DWが保持される点である。そして、スピンベース6の上面に配置されていた第2センサ32に代えて、ダミーウエハDWの表面の周縁上に第2センサ(第2検出手段)61が設けられている。ティーチング時には、ダミーウエハDWを、その表面を上に向け、かつ、第2センサ61が第1周縁位置14Aに配置されるように、ダミーウエハDWをスピンチャック2に保持させる。
第2センサ61は、図2の第1センサ31と同様、処理室17(図2参照)の側壁から水平方向に延びる中壁の上面26に取り付けられる。この第2センサ61は、たとえば磁気センサからなり、処理液ノズル3に設けられたたとえば磁性体からなる被検出体33と近接して、検出信号を出力するようになっている。第2センサ61のセンサ感度は、処理液ノズル3が第1周縁位置14Aに位置するときのみ被検出体33を検出することができるように設定されている。第2センサ61からの検出出力(信号)を取り出す配線は、制御部20に接続されている。そして、第2センサ出力取得部35は、第2センサ61からの検出出力を取得する。そして、第2センサ出力取得部35による検出出力の取得があった時、回転量取得部36によって、ステッピングモータ12の回転量(駆動情報)が取得される。
図8は、本発明の第4実施形態に係る基板処理装置70におけるティーチングのための構成を説明するための図である。この第4実施形態において、図1〜図4に示す実施形態(第1実施形態)に示された各部に対応する部分には、第1実施形態と同一の参照符号を付して示し、説明を省略する。そして、この図8に示す基板処理装置70が、第1実施形態に係る基板処理装置1と相違する点は、処理液ノズル3がホームポジション23および第1周縁相当位置24を通過する(に位置する)ことを検出するためのセンサ(第1検出手段、第2検出手段)71が、ホームポジション23の周囲を区画する壁面26やスピンチャック2ではなく、処理液ノズル3に取り付けられる点である。センサ71は、たとえば反射式センサであり、そのセンサ面(投光面・受光面)を下方に向けて配置されている。
一方、処理室17(図2参照)の側壁から水平方向に延びる中壁の上面26には、ホームポジション23に位置している(退避している)処理液ノズル3の下部と対向する部分に、ほぼ水平な上面に反射面(鏡面)を有する反射板72が配置されている。処理液ノズル3がホームポジション23に位置するときは、センサ71が反射板72の直上に位置するように両者の位置関係が設定されている。また、この図8に示す基板処理装置70のティーチングに際しては、スピンチャック2にウエハWを、その表面を上方に向けた状態で水平姿勢に保持させる。
センサ71が反射型センサであるので、処理液ノズル3がホームポジション23に位置した状態では、センサ71のセンサ面から投光された光が反射板72の上面で反射されて、この光をセンサ面が受光する。これにより、処理液ノズル3がホームポジション23に位置することを、センサ71によって検出することができる。
また、処理液ノズル3が軌道14上を移動し、センサ71のセンサ面がウエハWの第1周縁位置14Aに達すると、センサ71のセンサ面から投光された光が鏡面に仕上げられたウエハWの上面で反射されて、この光をセンサ面が受光する。これにより、処理液ノズル3が第1周縁位置14Aを通過する(位置する)ことを、センサ71によって検出することができる。センサ71からの検出出力(信号)を取り出す配線は、制御部20に接続されている。
また、制御部20には、第1センサ出力取得部34(図3参照)および第2センサ出力取得部35(図3参照)に代えて、センサ出力取得部73が設けられている。そして、センサ出力取得部73による検出出力の取得があった時に、回転量取得部36によって、ドライバ回路22からステッピングモータ12の回転量が取得される。
図9は、図8に示す基板処理装置70のティーチング時における制御部20による制御を説明するためのフローチャートである。処理液ノズル3がホームポジション23に位置して、センサ71が検出信号を出力すると(ステップS21でYES)、そのタイミングで、回転量取得部36はモータ制御部21からステッピングモータ12の回転量を取得する(ステップS22)。その後、モータ制御部21が、ステッピングモータ12を制御して、アーム10の揺動を開始させる(ステップS23)。
その後、処理液ノズル3が軌道14上をスキャンし、処理液ノズル3が第1周縁位置14Aに達し、センサ71からの検出信号からの検出出力があった時は(ステップS24でYES)、そのタイミングで、回転量取得部36はモータ制御部21からステッピングモータ12の回転量を取得する(ステップS25)。そして、最初に取得した回転量と、後に取得した回転量とに基づいて、教示情報演算部37によって、第1教示情報および第2教示情報が演算される(ステップS26)。
この教示情報演算部37によって得られた第1教示情報および第2教示情報は、教示情報登録部38に与えられる。そして、教示情報登録部38によってモータ制御部21に自動的に登録される(ステップS27)。その後、モータ制御部21が、ステッピングモータ12を制御して、アーム10の揺動を停止させ、処理液ノズル3の移動を停止させる(ステップS28)。その後、ステッピングモータ12がそれまでと逆向きに回転駆動されて、処理液ノズル3がホームポジション23まで戻される。これにより、モータ制御部21に対するティーチングが完了する。
図10は、本発明の第5実施形態に係る基板処理装置80におけるティーチングのための構成を説明するための図である。この第5実施形態において、図1〜図4に示す実施形態(第1実施形態)に示された各部に対応する部分には、第1実施形態と同一の参照符号を付して示し、説明を省略する。そして、この図10に示す基板処理装置80が、第1実施形態に係る基板処理装置1と相違する点は、処理液ノズル3がホームポジション23および第1周縁相当位置24を通過する(に位置する)ことを検出するためのセンサが、ホームポジション23の周囲を区画する壁面26やスピンチャック2ではなく、処理液ノズル3に取り付けられる点である。そして、このセンサは、画像を撮像するためのCCDセンサ(CCDイメージセンサ。第1検出手段、第2検出手段)81である。CCDセンサ81は、その入光面を下方に向けて取り付けられる。このCCDセンサ81は、入光面から入射する光像を電気信号に変換して出力する。CCDセンサ81からの電気信号を取り出す配線は、制御部20に接続されている。
一方、処理室17(図2参照)の側壁から水平方向に延びる中壁の上面26には、ホームポジション23に位置している(退避している)処理液ノズル3の下部と対向する部分に、ホームポジション23を確認するための有色の目印82が付されている。また、この図10に示す基板処理装置80のティーチングに際しては、スピンチャック2にウエハWを、その表面を上方に向けた状態で水平姿勢に保持させる。
また、この第5実施形態に係る基板処理装置80では、第2実施形態に係る基板処理装置50と同様、モータ制御部21に、第1教示情報、第2教示情報および第3教示情報という3つの教示情報が登録されており、モータ制御部21が、これら3つの教示情報(第1教示情報、第2教示情報および第3教示情報)を参照して、処理液ノズル3を所望の位置に配置させるように制御する。なお、前述のように、第3教示情報とは処理液ノズル3を第2周縁相当位置25(第2位置)に配置するためにアーム10を揺動させるのに必要なステッピングモータ12の回転量である。
制御部20には、第1センサ出力取得部34(図3参照)および第2センサ出力取得部35(図3参照)に代えて、画像取得部83と画像解析部84とが設けられている。画像取得部83は、CCDセンサ81からの電気信号に基づいて、CCDセンサ81によって撮影された画像を取得(再生)するものである。また、画像解析部84は、画像取得部83によって取得された画像を解析し、処理液ノズル3がホームポジション23に位置し、または処理液ノズル3がウエハWの周縁位置(たとえば第1周縁位置14A)を通過したときに回転量取得部36にその旨を通知する。そして、画像解析部84からの通知があった時に、回転量取得部36によって、ドライバ回路22からステッピングモータ12の回転量が取得される。
図11は、図10に示す基板処理装置80のティーチング時における制御部20による制御を説明するためのフローチャートである。ティーチングの開始にともなって、CCDセンサ81による撮像が開始される(ステップS30)。処理液ノズル3がホームポジション23に位置して、CCDセンサ81が、ホームポジション23の目印82を撮像すると(ステップS31でYES)、そのタイミングで、回転量取得部36はモータ制御部21からステッピングモータ12の回転量を取得する(ステップS32)。その後、モータ制御部21が、ステッピングモータ12を制御して、アーム10の揺動を開始させる(ステップS33)。
その後、処理液ノズル3が軌道14上をスキャンし、処理液ノズル3が第1周縁位置14Aに達し、CCDセンサ81からの撮像画像に基づいて、処理液ノズル3がウエハWの第1周縁位置14Aを通過したと画像解析部84が判断すると(ステップS34でYES)、そのタイミングで、回転量取得部36はモータ制御部21からステッピングモータ12の回転量を取得する(ステップS35)。さらにアーム10の揺動が継続され、CCDセンサ81からの撮像画像に基づいて、処理液ノズル3がウエハWの第2周縁位置14Bを通過したと画像解析部84が判断すると(ステップS36でYES)、そのタイミングで、回転量取得部36はモータ制御部21からステッピングモータ12の回転量を取得する(ステップS37)。そして、1回目に取得した回転量と、2回目に取得した回転量と、3回目に取得した回転量とに基づいて、教示情報演算部37によって、第1教示情報、第2教示情報および第3教示情報が演算される(ステップS38)。
この教示情報演算部37によって得られた第1教示情報、第2教示情報および第3教示情報は、教示情報登録部38に与えられる。そして、教示情報登録部38によってモータ制御部21に自動的に登録される(ステップS39)。その後、モータ制御部21が、ステッピングモータ12を制御して、アーム10の揺動を停止させ、処理液ノズル3の移動を停止させる(ステップS40)。その後、ステッピングモータ12がそれまでと逆向きに回転駆動されて、処理液ノズル3がホームポジション23まで戻される。これにより、モータ制御部21に対するティーチングが完了する。
以上、この発明の5つの実施形態について説明したが、この発明は、他の形態で実施することもできる。
第1および第2実施形態では、センサ31,32,51,62として磁気センサを用いたが、これらのセンサとしては他の種類のセンサ、たとえば静電容量型のセンサや第4実施形態に示すような反射型センサを採用することができる。たとえば反射型センサを採用する場合、被検出体33としては、処理液ノズル3のほぼ水平な下端面に、反射面(鏡面)を有する反射板が配置されていてもよい。
また、センサ31,32,51,71,81をティーチングの際だけ処理液ノズル3やスピンベース6上に取り付けるのではなく、処理液ノズル3やスピンベース6上に固定的に配設されていてもよい。この場合、センサ31,32,51,71,81は耐薬性を有る必要がある。ただし、第3実施形態では、第2センサ61をティーチングの際だけ必要なダミーウエハDW上に配置しているので、耐薬性向上のための処理を施す必要がない。
また、第4実施形態および第5実施形態において、センサ71,81を処理液ノズル3に取り付けるのではなく、処理液ノズル3の動きと連動するアーム10の一部分(たとえば先端部)に取り付けることもできる。
また、第5実施形態におけるティーチングでは、第1教示情報および第2教示情報を取得し、第3教示情報は取得しない構成とすることもできる。
さらに、第3および第4実施形態におけるティーチングでは、第1教示情報および第2教示情報のみならず、第3教示情報をも取得する構成とすることもできる。
また、各実施形態において、第1教示情報と第3教示情報のみを取得することもできる。この場合、第2位置を第1周縁相当位置24ではなく第2周縁相当位置25とすることにより、第3教示情報を、前記各実施形態における第2教示情報として取り扱うことができる。
また、各実施形態において、第2教示情報と第3教示情報のみを取得することもできる。この場合、第1位置をホームポジション23ではなく第1周縁相当位置24とすることにより、また、第2位置を第1周縁相当位置24ではなく第2周縁相当位置25とすることにより、第2教示情報および第3教示情報を、それぞれ前記各実施形態における第1教示情報および第2教示情報として取り扱うことができる。
さらに、第1位置および第2位置は、ウエハWの軌道14上にある2点であれば、ホームポジション23、第1周縁相当位置24および第2周縁相当位置25に限られない。
また、処理液ノズル3が、アーム10の部材に保持されていてもよい。この場合、軌道14は、必ずしも円弧形状とはならない。
さらに、ノズル移動手段として、ステッピングモータ12を例に挙げて説明したが、他の種類のモータ(たとえばサーボモータ)等を採用することもできる。
なお、前述の各実施形態では、処理液ノズル3の第1位置としてのホームポジション23への位置合わせを作業者が手作業で行う構成(ステップS1,S11,S21,S31)を例に挙げて説明したが、この際のアーム10の揺動も、制御部20によって制御されていてもよい。
また、処理液ノズル3は、処理液を吐出するものに限られず、処理液ノズル3から処理流体として処理ガスを吐出させることもできる。
その他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
1 基板処理装置
2 スピンチャック
3 処理液ノズル(ノズル)
10 アーム
12 ステッピングモータ(ノズル移動手段、アーム揺動手段)
14 軌道
14A 第1周縁位置
14B 第2周縁位置
20 制御部(動作制御手段,ティーチング制御手段)
21 モータ制御部(吐出位置演算手段)
23 ホームポジション(第1位置)
24 第1周縁相当位置(第2位置)
25 第2周縁相当位置(第3位置)
31 第1センサ(第1検出手段)
32 第2センサ(第2検出手段)
36 回転量取得部
37 教示情報演算部
38 教示情報登録部
50 基板処理装置
51 第3センサ(第3検出手段)
60 基板処理装置
61 第2センサ(第2検出手段)
70 基板処理装置
71 センサ(第1検出手段、第2検出手段)
80 基板処理装置
81 CCDセンサ(第1検出手段、第2検出手段、第3検出手段)
W ウエハ(基板)

Claims (9)

  1. 基板を保持するための基板保持手段と、
    前記基板保持手段に保持された基板に対して処理流体を吐出するためのノズルと、
    前記基板保持手段に保持された基板の主面に直交する方向から見たときに当該基板を当該主面に沿って横切るように設定された所定の軌道に沿って前記ノズルを移動させるノズル移動手段と、
    前記ノズル移動手段の動作を制御する動作制御手段と、
    前記軌道上の第1位置に前記ノズルを配置するように前記ノズル移動手段を制御するために前記動作制御手段によって参照される第1教示情報、および前記軌道上の第2位置に前記ノズルを配置するように前記ノズル移動手段を制御するために前記動作制御手段によって参照される第2教示情報を取得するティーチングのために、前記ノズル移動手段を駆動するティーチング制御手段と、
    前記ティーチング制御手段によって前記ノズル移動手段が駆動されるときに、前記ノズルが前記第1位置に位置することを検出する第1検出手段と、
    前記ティーチング制御手段によって前記ノズル移動手段が駆動されるときに、前記ノズルが前記第2位置に位置することを検出する第2検出手段と、
    前記ノズルが前記第1位置に位置することが前記第1検出手段によって検出された時、および前記ノズルが前記第2位置に位置することが前記第2検出手段によって検出された時に、それぞれ、前記ノズル移動手段の駆動情報を取得する駆動情報取得手段と、
    前記駆動情報取得手段によって取得された駆動情報に基づいて、前記第1教示情報および前記第2教示情報を前記動作制御手段に登録するための教示情報登録手段とを含む、基板処理装置。
  2. 前記第1位置は、前記基板保持手段に保持された基板の外に相当する位置であり、
    前記第2位置は、前記基板保持手段に保持された基板の第1周縁位置に相当する位置である、請求項1記載の基板処理装置。
  3. 前記ティーチング制御手段によって前記ノズル移動手段が駆動されるときに、前記基板保持手段に保持された基板の前記第1周縁位置とは別の第2周縁位置に相当する第3位置に前記ノズルが位置することを検出する第3検出手段をさらに含み、
    前記駆動情報取得手段が、さらに、前記ノズルが前記第3位置に位置することが前記第3検出手段によって検出された時に、前記ノズル移動手段の駆動情報を取得するものであり、
    前記教示情報登録手段が、前記駆動情報取得手段によって取得された駆動情報に基づいて、前記第1教示情報、前記第2教示情報および前記第3教示情報を前記動作制御手段に登録するものである、請求項2記載の基板処理装置。
  4. 前記ノズルを保持し、前記基板保持手段に保持された基板の表面に沿って前記ノズルを移動するように所定の軸線周りに揺動可能に設けられたアームと、
    前記アームを前記軸線周りに揺動させるアーム揺動手段とをさらに含み、
    前記軌道が、前記軸線上に中心を有する円弧形状をなしている、請求項1〜3のいずれか一項に記載の基板処理装置。
  5. 前記ノズルから処理流体を吐出させる前記軌道上の位置を、前記第1教示情報および前記第2教示情報に基づいて演算する吐出位置演算手段をさらに含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の基板処理装置。
  6. 前記第1位置検出手段または/および第2位置検出手段が、前記基板保持手段に配置されている、請求項1〜5のいずれか一項に記載の基板処理装置。
  7. 前記第1位置検出手段または/および第2位置検出手段が、前記基板保持手段によって保持させることができるダミー基板に配置されている、請求項1〜6のいずれか一項に記載の基板処理装置。
  8. 前記第1位置検出手段および第2位置検出手段が、前記ノズルに配置されている、請求項1〜7のいずれか一項に記載の基板処理装置。
  9. 基板保持手段に保持された基板の主面に直交する方向から見たときに当該基板を当該主面に沿って横切るように設定された所定の軌道に沿ってノズルを移動させるノズル移動手段を制御する動作制御手段に対して、前記軌道上の第1位置に前記ノズルを配置するように前記ノズル移動手段を制御するために用いられる第1教示情報、および前記軌道上の第2位置に前記ノズルを配置するために前記ノズル移動手段を制御するために用いられる第2教示情報を登録するためのティーチング方法であって、
    前記ノズルを前記軌道に沿って移動させるノズル移動工程と、
    前記ノズル移動工程中に、前記ノズルが前記第1位置に位置することを検出する第1位置検出工程と、
    前記ノズル移動工程中に、前記ノズルが前記第2位置に位置することを検出する第2位置検出工程と、
    前記ノズルが第1位置に位置することが検出されたときの前記ノズル移動手段の駆動情報、および前記ノズルが第2位置に位置することが検出されたときの前記ノズル移動手段の駆動情報を取得する工程と、
    前記取得された駆動情報に基づいて、前記動作制御手段に登録する工程とを含む、基板処理装置のためのティーチング方法。
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