JP2011075180A - 吸収式冷凍機 - Google Patents
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Abstract
【課題】低温の温水から熱回収を可能とし、十分な省エネルギー化を図った吸収式冷凍機を提供すること。
【解決手段】高温再生器5、低温再生器6、蒸発器1、第1凝縮器7、第1吸収器2及び温水により吸収液を加熱して冷媒を蒸発分離し、吸収液の濃縮を行う熱源温水低圧再生器9を備え、これらを配管接続して吸収液及び冷媒経路をそれぞれ形成した吸収式冷温水機100において、温水により吸収液を加熱して冷媒を蒸発分離し、当該吸収液を濃縮させる熱源温水高圧再生器12と、熱源温水低圧再生器9で蒸発した冷媒蒸気を、熱源温水高圧再生器12で濃縮した吸収液に吸収させる第2吸収器10とを備え、この第2吸収器10と熱源温水低圧再生器9とを単一の熱源再生器吸収器胴11内に収容するとともに、当該第2吸収器10と熱源温水高圧再生器12との間で吸収液を別個に循環させる循環経路50を設けたことを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】高温再生器5、低温再生器6、蒸発器1、第1凝縮器7、第1吸収器2及び温水により吸収液を加熱して冷媒を蒸発分離し、吸収液の濃縮を行う熱源温水低圧再生器9を備え、これらを配管接続して吸収液及び冷媒経路をそれぞれ形成した吸収式冷温水機100において、温水により吸収液を加熱して冷媒を蒸発分離し、当該吸収液を濃縮させる熱源温水高圧再生器12と、熱源温水低圧再生器9で蒸発した冷媒蒸気を、熱源温水高圧再生器12で濃縮した吸収液に吸収させる第2吸収器10とを備え、この第2吸収器10と熱源温水低圧再生器9とを単一の熱源再生器吸収器胴11内に収容するとともに、当該第2吸収器10と熱源温水高圧再生器12との間で吸収液を別個に循環させる循環経路50を設けたことを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、温水等を熱源とする熱源再生器を備える吸収式冷凍機に関する。
一般に、熱源再生器、高温再生器、低温再生器、蒸発器、凝縮器及び吸収器を備え、これらを配管接続して吸収液及び冷媒の循環経路をそれぞれ形成した吸収式冷凍機が知られている(例えば、特許文献1参照)。この種の吸収式冷凍機では、熱源再生器に供給される温水を熱源として吸収液を加熱再生する一重効用運転と、熱源再生器で加熱された吸収液を、高温再生器が備えるガスバーナを熱源として更に加熱する一重二重効用運転とを選択して運転可能に構成されている。
ところで、この種の吸収式冷凍機では、一般的な冷水・冷却水温度条件にて、一重効用運転または一重二重効用運転を行う場合、熱源再生器で温水と熱交換する吸収液の飽和温度が70℃程度となるため、この熱源再生器に高温(80℃以上)の温水が供給される必要があった。エネルギーの有効利用といった観点によれば、熱源再生器にてより低温の温水から熱回収を行い、省エネルギー化を図ることが望ましい。しかしながら、従来の構成で、低温(例えば、60℃程度)の温水から熱回収を行うためには、冷却水温度を大幅に低下させる等、運転条件を変更する必要があり、十分な省エネルギー化を図ることができなかった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、低温の温水から熱回収を可能とし、十分な省エネルギー化を図った吸収式冷凍機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、高温再生器、低温再生器、蒸発器、凝縮器、第1吸収器及び熱源流体により吸収液を加熱して冷媒を蒸発分離し、吸収液の濃縮を行う第1熱源再生器を備え、これらを配管接続して吸収液及び冷媒経路をそれぞれ形成した吸収式冷凍機において、前記熱源流体により吸収液を加熱して冷媒を蒸発分離し、当該吸収液を濃縮させる第2熱源再生器と、前記第1熱源再生器で蒸発した冷媒蒸気を、前記第2熱源再生器で濃縮した吸収液に吸収させる第2吸収器と、を備え、この第2吸収器と前記第1熱源再生器とを単一の胴内に収容するとともに、当該第2吸収器と前記第2熱源再生器との間で吸収液を別個に循環させる循環経路を設けたことを特徴とする。
この構成において、前記第1熱源再生器及び前記第2熱源再生器は、前記熱源流体が流れる熱源配管に直列に接続され、前記熱源流体を前記第1熱源再生器、前記第2熱源再生器の順に流すこと構成としても良い。
また、前記低温再生器と前記第1吸収器とを接続する吸収液管に低温熱交換器を分割して設け、一方の低温熱交換器に、前記第1吸収器から前記第1熱源再生器に吸収液を供給する吸収液管を経由させ、他方の低温熱交換器に、前記第1熱源再生器から前記高温再生器に吸収液を供給する吸収液管を経由させた構成としても良い。
また、前記第2熱源再生器に冷媒ドレン熱回収器を設け、前記低温再生器から流出する冷媒を前記冷媒ドレン熱回収器を介して、前記凝縮器に供給する構成としても良い。
また、前記循環経路には、前記第2吸収器から前記第2熱源再生器に供給される吸収液と、前記第2熱源再生器から前記第2吸収器に供給される吸収液との間で熱交換する循環経路熱交換器が設けられている構成としても良い。
また、前記第1吸収器から流出した吸収液を、前記低温再生器及び前記第1熱源再生器に供給するように構成しても良い。
本発明によれば、熱源流体により吸収液を加熱して冷媒を蒸発分離し、当該吸収液を濃縮させる第2熱源再生器と、第1熱源再生器で蒸発した冷媒蒸気を第2熱源再生器で濃縮した吸収液に吸収させる第2吸収器とを備え、この第2吸収器と第1熱源再生器とを単一の胴内に収容したため、従来のものに比べて、第1熱源再生器が配置された胴内の圧力を低下させることができ、第1熱源再生器における吸収液の飽和温度を低下させることができる。さらに、第2吸収器と第2熱源再生器との間で吸収液を別個に循環させる循環経路を設けたため、第2熱源再生器に流入する吸収液濃度を、従来のものに比べて低下させることができるため、第2熱源再生器における吸収液の飽和温度を低下させることができる。従って、第1熱源再生器及び第2熱源再生器にて、低温の温水から吸収液に熱回収を行うことが可能となり、省エネルギー化を実現することができる。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態を説明する。
図1は、本実施形態にかかる吸収式冷温水機(吸収式冷凍機)100の概略構成図である。吸収式冷温水機100は、冷媒に水を、吸収液に臭化リチウム(LiBr)水溶液を使用した吸収式冷温水機である。
吸収式冷温水機100は、図1に示すように、蒸発器1と、この蒸発器1に並設された第1吸収器2と、これら蒸発器1及び第1吸収器2を収納した蒸発器吸収器胴3と、ガスバーナ4を備えた高温再生器5と、低温再生器6と、この低温再生器6に並設された第1凝縮器(凝縮器)7と、これら低温再生器6及び第1凝縮器7を収納した低温再生器凝縮器胴8と、他の設備から供給される温水(熱源流体)を熱源とする熱源温水低圧再生器(第1熱源再生器)9と、この熱源温水低圧再生器9に並設された第2吸収器10と、これら熱源温水低圧再生器9及び第2吸収器10を収納した熱源再生器吸収器胴11と、上記温水を熱源とする熱源温水高圧再生器(第2熱源再生器)12と、この熱源温水高圧再生器12に並設された第2凝縮器13と、これら熱源温水高圧再生器12及び第2凝縮器13を収納した熱源再生器凝縮器胴14と、稀吸収液ポンプP1と、中間吸収液ポンプP2と、冷媒ポンプP3と、吸収液循環ポンプP4とを備え、これらの各機器が吸収液管21〜29及び冷媒管31〜34などを介して配管接続されている。
また、吸収式冷温水機100は、吸収液管21〜29で形成された吸収液の経路上に設けられた第1低温熱交換器41A、第2低温熱交換器41B、高温熱交換器42、第1冷媒ドレン熱回収器43A、第2冷媒ドレン熱回収器43B及び循環経路熱交換器44を備える。
図1は、本実施形態にかかる吸収式冷温水機(吸収式冷凍機)100の概略構成図である。吸収式冷温水機100は、冷媒に水を、吸収液に臭化リチウム(LiBr)水溶液を使用した吸収式冷温水機である。
吸収式冷温水機100は、図1に示すように、蒸発器1と、この蒸発器1に並設された第1吸収器2と、これら蒸発器1及び第1吸収器2を収納した蒸発器吸収器胴3と、ガスバーナ4を備えた高温再生器5と、低温再生器6と、この低温再生器6に並設された第1凝縮器(凝縮器)7と、これら低温再生器6及び第1凝縮器7を収納した低温再生器凝縮器胴8と、他の設備から供給される温水(熱源流体)を熱源とする熱源温水低圧再生器(第1熱源再生器)9と、この熱源温水低圧再生器9に並設された第2吸収器10と、これら熱源温水低圧再生器9及び第2吸収器10を収納した熱源再生器吸収器胴11と、上記温水を熱源とする熱源温水高圧再生器(第2熱源再生器)12と、この熱源温水高圧再生器12に並設された第2凝縮器13と、これら熱源温水高圧再生器12及び第2凝縮器13を収納した熱源再生器凝縮器胴14と、稀吸収液ポンプP1と、中間吸収液ポンプP2と、冷媒ポンプP3と、吸収液循環ポンプP4とを備え、これらの各機器が吸収液管21〜29及び冷媒管31〜34などを介して配管接続されている。
また、吸収式冷温水機100は、吸収液管21〜29で形成された吸収液の経路上に設けられた第1低温熱交換器41A、第2低温熱交換器41B、高温熱交換器42、第1冷媒ドレン熱回収器43A、第2冷媒ドレン熱回収器43B及び循環経路熱交換器44を備える。
また、符号15は、蒸発器1内で冷媒と熱交換したブライン(作用流体)を、図示しない熱負荷(例えば空気調和装置)に循環供給するための冷水管であり、この冷水管15の一部に形成された伝熱管15Aが蒸発器1内に配置されている。符号16は、第1吸収器2、第1凝縮器7、第2吸収器10及び第2凝縮器13に順次冷却水を流通させるための冷却水管であり、この冷却水管16の一部に形成された各伝熱管16A、16B、16C及び16Dがそれぞれ第1吸収器2、第1凝縮器7、第2吸収器10及び第2凝縮器13内に配置されている。本構成では、冷却水管16には、入口温度が約32℃となる冷却水が供給されている。
また、符号17は、図示しない熱源発生装置(例えば太陽熱温水器やコージェネレーション装置)で生成された比較的低温(例えば約60℃程度)の温水を、熱源温水低圧再生器9及び熱源温水高圧再生器12に順次流通させるための熱源温水供給管である。この熱源温水供給管17は、熱源温水低圧再生器9内に配置される第1伝熱管17Aと、この第1伝熱管17Aに直列に設けられて上記熱源温水高圧再生器12内に配置される第2伝熱管17Bと、これら各伝熱管17A、17Bをバイパスするバイパス管17Cと、当該伝熱管に供給する温水の流量を調整するために切り替えられる三方弁17Dとを備える。
また、符号17は、図示しない熱源発生装置(例えば太陽熱温水器やコージェネレーション装置)で生成された比較的低温(例えば約60℃程度)の温水を、熱源温水低圧再生器9及び熱源温水高圧再生器12に順次流通させるための熱源温水供給管である。この熱源温水供給管17は、熱源温水低圧再生器9内に配置される第1伝熱管17Aと、この第1伝熱管17Aに直列に設けられて上記熱源温水高圧再生器12内に配置される第2伝熱管17Bと、これら各伝熱管17A、17Bをバイパスするバイパス管17Cと、当該伝熱管に供給する温水の流量を調整するために切り替えられる三方弁17Dとを備える。
第1吸収器2は、蒸発器1で蒸発した冷媒蒸気を吸収液に吸収させ、蒸発器吸収器胴3内の圧力を高真空状態に保つ機能を有する。この第1吸収器2の下部には、冷媒蒸気を吸収して稀釈された稀吸収液が溜る稀吸収液溜り2Aが形成され、この稀吸収液溜り2Aには、稀吸収液ポンプP1を有する稀吸収液管21の一端が接続される。稀吸収液管21は、第1吸収器2内に設けられ、この第1吸収器2内に供給される吸収液と熱交換するための伝熱管21Aを備え、この伝熱管21Aの下流側の配管は、第1低温熱交換器41Aを経由した後、熱源温水低圧再生器9内の上部に開口している。また、稀吸収液管21には、伝熱管21Aの下流側で第1低温熱交換器41Aをバイパスし、第1冷媒ドレン熱回収器43Aを経由するバイパス管26が接続されている。
熱源温水低圧再生器9は、熱源発生装置から供給された温水を熱源として熱源温水低圧再生器9内に溜まった吸収液を加熱再生するものである。この熱源温水低圧再生器9には、熱源温水供給管17の一部に形成された第1伝熱管17Aが配置されている。このため、熱源温水供給管17に温水を流通させることにより、第1伝熱管17Aを介して、吸収液を加熱再生、すなわち、吸収液中の冷媒を蒸発させてこの吸収液を濃縮することができる。
熱源温水低圧再生器9の下部には、稀吸収液管21を通じて供給された吸収液が溜る吸収液溜り9Aが形成され、この吸収液溜り9Aには、中間吸収液ポンプP2を有する第1中間吸収液管22の一端が接続され、この第1中間吸収液管22の他端、すなわち、中間吸収液ポンプP2の下流側配管は、第2低温熱交換器41B及び高温熱交換器42を経由した後、高温再生器5の排ガス熱回収部45を通過し、当該高温再生器5内の上部に開口している。また、第1中間吸収液管22には、中間吸収液ポンプP2と高温熱交換器42との間で、第2低温熱交換器41Bをバイパスし、第2冷媒ドレン熱回収器43Bを経由するバイパス管27が接続されている。
熱源温水低圧再生器9の下部には、稀吸収液管21を通じて供給された吸収液が溜る吸収液溜り9Aが形成され、この吸収液溜り9Aには、中間吸収液ポンプP2を有する第1中間吸収液管22の一端が接続され、この第1中間吸収液管22の他端、すなわち、中間吸収液ポンプP2の下流側配管は、第2低温熱交換器41B及び高温熱交換器42を経由した後、高温再生器5の排ガス熱回収部45を通過し、当該高温再生器5内の上部に開口している。また、第1中間吸収液管22には、中間吸収液ポンプP2と高温熱交換器42との間で、第2低温熱交換器41Bをバイパスし、第2冷媒ドレン熱回収器43Bを経由するバイパス管27が接続されている。
高温再生器5は、ガスバーナ4の火炎を熱源として高温再生器5内に溜った吸収液を加熱再生するものであり、高温再生器5の側方には、第2中間吸収液管23の一端が接続されている。この第2中間吸収液管23の他端は、高温再生器5側に設けられた高温熱交換器42を介して、低温再生器6内の上部に開口している。高温熱交換器42は、高温再生器5から流出した高温の中間吸収液の温熱で、第1中間吸収液管22を通じて高温再生器5に供給される吸収液を加熱するものであり、高温再生器5におけるガスバーナ4の燃料消費量の低減を図っている。
低温再生器6は、高温再生器5で分離された冷媒蒸気を熱源として、低温再生器6内の下方に形成された吸収液溜り6Aに溜った吸収液を加熱再生するものであり、吸収液溜り6Aには、高温再生器5の上端部から第1凝縮器7の底部へ延びる冷媒管31の一部に形成される伝熱管31Aが配置されている。この冷媒管31に冷媒蒸気を流通させることにより、上記伝熱管31Aを介して、高温再生器5から流出した冷媒蒸気の温熱が吸収液溜り6Aに溜った吸収液に伝達され、この吸収液が更に濃縮される。
また、冷媒管31には、伝熱管31Aの下流側に、第1冷媒ドレン熱回収器43A及び第2冷媒ドレン熱回収器43Bが設けられている。第1冷媒ドレン熱回収器43Aは、低温再生器6から流出した高温の冷媒蒸気(冷媒液との混合物)の温熱で、稀吸収液管21及びバイパス管26を通じて熱源温水低圧再生器9に供給される吸収液を加熱するものであり、第2冷媒ドレン熱回収器43Bは、上記冷媒蒸気(冷媒液との混合物)の温熱で、第1中間吸収液管22及びバイパス管27を通じて高温再生器5に供給される吸収液を加熱するものである。
本構成では、冷媒管31は、伝熱管31Aの下流側に、第1冷媒ドレン熱回収器43Aと第2冷媒ドレン熱回収器43Bとを分割して配置し、第1冷媒ドレン熱回収器43Aに熱源温水低圧再生器9に吸収液を供給する稀吸収液管21を経由させたため、第1冷媒ドレン熱回収器43Aを経由して熱源温水低圧再生器9に供給される吸収液温度が過剰に上昇されることが抑えられる。このため、熱源温水低圧再生器9における吸収液の飽和温度より低い温度で、吸収液を熱源温水低圧再生器9に投入することができるため、自己フラッシュによる温度低下がなく、COPの低下を防止できる。
さらに、本構成では、第2冷媒ドレン熱回収器43Bに熱源温水低圧再生器9から吸収液を排出する第1中間吸収液管22を経由させたため、この第2冷媒ドレン熱回収器43Bにて吸収液を十分に加熱することができ、高温再生器5におけるガスバーナ4の燃料消費量の低減が図られる。
また、冷媒管31には、伝熱管31Aの下流側に、第1冷媒ドレン熱回収器43A及び第2冷媒ドレン熱回収器43Bが設けられている。第1冷媒ドレン熱回収器43Aは、低温再生器6から流出した高温の冷媒蒸気(冷媒液との混合物)の温熱で、稀吸収液管21及びバイパス管26を通じて熱源温水低圧再生器9に供給される吸収液を加熱するものであり、第2冷媒ドレン熱回収器43Bは、上記冷媒蒸気(冷媒液との混合物)の温熱で、第1中間吸収液管22及びバイパス管27を通じて高温再生器5に供給される吸収液を加熱するものである。
本構成では、冷媒管31は、伝熱管31Aの下流側に、第1冷媒ドレン熱回収器43Aと第2冷媒ドレン熱回収器43Bとを分割して配置し、第1冷媒ドレン熱回収器43Aに熱源温水低圧再生器9に吸収液を供給する稀吸収液管21を経由させたため、第1冷媒ドレン熱回収器43Aを経由して熱源温水低圧再生器9に供給される吸収液温度が過剰に上昇されることが抑えられる。このため、熱源温水低圧再生器9における吸収液の飽和温度より低い温度で、吸収液を熱源温水低圧再生器9に投入することができるため、自己フラッシュによる温度低下がなく、COPの低下を防止できる。
さらに、本構成では、第2冷媒ドレン熱回収器43Bに熱源温水低圧再生器9から吸収液を排出する第1中間吸収液管22を経由させたため、この第2冷媒ドレン熱回収器43Bにて吸収液を十分に加熱することができ、高温再生器5におけるガスバーナ4の燃料消費量の低減が図られる。
低温再生器6の吸収液溜り6Aの下端には、濃吸収液管24の一端が接続され、この濃吸収液管24の他端は、第1吸収器2の上部に開口している。濃吸収液管24には、2つに分割された第1低温熱交換器41A及び第2低温熱交換器41Bが設けられている。第1低温熱交換器41Aは、低温再生器6の吸収液溜り6Aから流出した高温の濃吸収液の温熱で、稀吸収液管21を通じて熱源温水低圧再生器9に供給される吸収液を加熱するものであり、第2低温熱交換器41Bは、上記濃吸収液の温熱で、第1中間吸収液管22を通じて高温再生器5に供給される吸収液を加熱するものである。
本構成では、濃吸収液管24は、第1低温熱交換器41Aと第2低温熱交換器41Bとを分割して配置し、第1低温熱交換器41Aに熱源温水低圧再生器9に吸収液を供給する稀吸収液管21を経由させたため、第1低温熱交換器41Aを経由して熱源温水低圧再生器9に供給される吸収液温度が過剰に上昇されることが抑えられる。このため、熱源温水低圧再生器9における吸収液の飽和温度より低い温度で、吸収液を熱源温水低圧再生器9に投入することができるため、自己フラッシュによる温度低下がなく、COPの低下を防止できる。
さらに、本構成では、第2低温熱交換器41Bに熱源温水低圧再生器9から吸収液を排出する第1中間吸収液管22を経由させたため、この第2低温熱交換器41Bにて吸収液を十分に加熱することができ、高温再生器5におけるガスバーナ4の燃料消費量の低減が図られる。
また、濃吸収液管24の第1低温熱交換器41A及び第2低温熱交換器41Bの上流側と、第1中間吸収液管22の中間吸収液ポンプP2上流側とは、バイパス管25により接続されており、この中間吸収液ポンプP2の運転が停止している場合には、熱源温水低圧再生器9の吸収液溜り9Aから流出した吸収液は、第1中間吸収液管22、バイパス管25、第2低温熱交換器41B、第1低温熱交換器41A及び濃吸収液管24を通じて、第1吸収器2内に供給される。
本構成では、濃吸収液管24は、第1低温熱交換器41Aと第2低温熱交換器41Bとを分割して配置し、第1低温熱交換器41Aに熱源温水低圧再生器9に吸収液を供給する稀吸収液管21を経由させたため、第1低温熱交換器41Aを経由して熱源温水低圧再生器9に供給される吸収液温度が過剰に上昇されることが抑えられる。このため、熱源温水低圧再生器9における吸収液の飽和温度より低い温度で、吸収液を熱源温水低圧再生器9に投入することができるため、自己フラッシュによる温度低下がなく、COPの低下を防止できる。
さらに、本構成では、第2低温熱交換器41Bに熱源温水低圧再生器9から吸収液を排出する第1中間吸収液管22を経由させたため、この第2低温熱交換器41Bにて吸収液を十分に加熱することができ、高温再生器5におけるガスバーナ4の燃料消費量の低減が図られる。
また、濃吸収液管24の第1低温熱交換器41A及び第2低温熱交換器41Bの上流側と、第1中間吸収液管22の中間吸収液ポンプP2上流側とは、バイパス管25により接続されており、この中間吸収液ポンプP2の運転が停止している場合には、熱源温水低圧再生器9の吸収液溜り9Aから流出した吸収液は、第1中間吸収液管22、バイパス管25、第2低温熱交換器41B、第1低温熱交換器41A及び濃吸収液管24を通じて、第1吸収器2内に供給される。
第2吸収器10は、熱源温水低圧再生器9で蒸発した冷媒蒸気を吸収液に吸収させ、熱源再生器吸収器胴11内の圧力を真空状態に保つ機能を有する。この熱源再生器吸収器胴11内の圧力は、蒸発器吸収器胴3内の圧力よりも高く設定され、本実施形態では、熱源温水低圧再生器9における稀吸収液の飽和温度が所定温度(60℃)よりも低くなる圧力(約3.2KPa)に設定されている。第2吸収器10の下部には、冷媒蒸気を吸収して稀釈された稀吸収液が溜る稀吸収液溜り10Aが形成され、この稀吸収液溜り10Aには、吸収液循環ポンプP4を有する吸収液管28の一端が接続される。吸収液管28の他端は、循環経路熱交換器44を経由した後、熱源温水高圧再生器12内の上部に開口している。
熱源温水高圧再生器12は、吸収液管28を通じて第2吸収器10から供給された吸収液を、熱源発生装置から供給された温水を熱源として更に加熱再生するものであり、熱源温水高圧再生器12内には、熱源温水供給管17の第1伝熱管17Aの下流側に設けられた第2伝熱管17Bが配置されている。熱源温水高圧再生器12の下部には、吸収液管28を通じて供給された吸収液が溜る吸収液溜り12Aが形成され、この吸収液溜り12Aには吸収液管29の一端が接続されている。吸収液管29には、熱源温水高圧再生器12から流出した吸収液の温熱で、第2吸収器10から吐出されて吸収液管28を流れる吸収液を加熱する循環経路熱交換器44が設けられ、この循環経路熱交換器44の下流側の吸収液管29は、第2吸収器10内上部に開口している。
これにより、本構成では、第2吸収器10と熱源温水高圧再生器12との間で吸収液が循環するように形成され、第2吸収器10、熱源温水高圧再生器12及び吸収液管28、29によって、吸収液の別個の循環経路50が形成される。本構成では、この循環経路50内を循環する吸収液濃度は、上記した第1吸収器2や高温再生器5を流れる吸収液よりも薄い濃度(例えば、42〜44%)の吸収液が充填されている。
これにより、本構成では、第2吸収器10と熱源温水高圧再生器12との間で吸収液が循環するように形成され、第2吸収器10、熱源温水高圧再生器12及び吸収液管28、29によって、吸収液の別個の循環経路50が形成される。本構成では、この循環経路50内を循環する吸収液濃度は、上記した第1吸収器2や高温再生器5を流れる吸収液よりも薄い濃度(例えば、42〜44%)の吸収液が充填されている。
第1凝縮器7及び第2凝縮器13は、それぞれ低温再生器6、熱源温水高圧再生器12で蒸発した冷媒蒸気を冷却して凝縮させるものであり、これら第1凝縮器7及び第2凝縮器13の下部には凝縮液溜まり7A、13Aが形成されている。これら凝縮液溜まり7A、13Aには、それぞれ冷媒管32、33を介して蒸発器1に接続されている。これにより、各凝縮器で凝縮した冷媒は、冷媒管を通じて蒸発器1に戻される。また、蒸発器1の下方には、液化した冷媒が溜る冷媒液溜り1Aが形成され、この冷媒液溜り1Aには、冷媒ポンプP3を有する冷媒管34の一端が接続され、冷媒管34の他端は蒸発器1の上部に開口している。
次に動作について説明する。
冷房等の冷却運転時においては、冷水管15を介して図示しない熱負荷に循環供給されるブライン(例えば冷水)の冷水管15出口側温度が所定の設定温度、例えば7℃になるように、吸収式冷温水機100に投入される熱量が制御される。
具体的には、制御装置(不図示)は、例えば、熱負荷が大きく、且つ、熱源温水供給管17を介して熱源温水低圧再生器9、熱源温水高圧再生器12に供給する温水の温度が所定温度(例えば57〜60℃)に達している時には、熱源温水供給管17から熱源温水低圧再生器9及び熱源温水高圧再生器12に温水を定格量供給すると共に、全てのポンプP1〜P4を起動し、且つ、ガスバーナ4においてガスを燃焼させる温水、ガス併用運転を行い、冷水管15の出口温度が所定の7℃となるようにガスバーナ4の火力を制御する。
冷房等の冷却運転時においては、冷水管15を介して図示しない熱負荷に循環供給されるブライン(例えば冷水)の冷水管15出口側温度が所定の設定温度、例えば7℃になるように、吸収式冷温水機100に投入される熱量が制御される。
具体的には、制御装置(不図示)は、例えば、熱負荷が大きく、且つ、熱源温水供給管17を介して熱源温水低圧再生器9、熱源温水高圧再生器12に供給する温水の温度が所定温度(例えば57〜60℃)に達している時には、熱源温水供給管17から熱源温水低圧再生器9及び熱源温水高圧再生器12に温水を定格量供給すると共に、全てのポンプP1〜P4を起動し、且つ、ガスバーナ4においてガスを燃焼させる温水、ガス併用運転を行い、冷水管15の出口温度が所定の7℃となるようにガスバーナ4の火力を制御する。
この場合、第1吸収器2から稀吸収液管21を介して稀吸収液ポンプP1により、熱源温水低圧再生器9に搬送された稀吸収液は、この熱源温水低圧再生器9内の吸収液溜り9Aにおいて、熱源温水供給管17から供給される温水により第1伝熱管17Aの管壁を介して加熱されることにより、稀吸収液中の冷媒が蒸発分離される。
ここで、本構成では、熱源温水低圧再生器9は、第2吸収器10とともに熱源再生器吸収器胴11に収容されているため、この熱源再生器吸収器胴11内の圧力を、熱源再生器が収容された従来の胴内圧力に比べて低下させることができ、熱源温水低圧再生器9における吸収液の飽和温度を低下させることができる。従って、熱源温水低圧再生器9にて、低温(例えば60℃)の温水から吸収液の潜熱変化の形で熱回収を行うことが可能となり、省エネルギー化を実現することができる。
ここで、本構成では、熱源温水低圧再生器9は、第2吸収器10とともに熱源再生器吸収器胴11に収容されているため、この熱源再生器吸収器胴11内の圧力を、熱源再生器が収容された従来の胴内圧力に比べて低下させることができ、熱源温水低圧再生器9における吸収液の飽和温度を低下させることができる。従って、熱源温水低圧再生器9にて、低温(例えば60℃)の温水から吸収液の潜熱変化の形で熱回収を行うことが可能となり、省エネルギー化を実現することができる。
冷媒を蒸発分離して吸収液濃度が高くなった中間吸収液は、第1中間吸収液管22の中間吸収液ポンプP2により、第2低温熱交換器41B、第2冷媒ドレン熱回収器43B及び高温熱交換器42を経由して加熱され高温再生器5に送られる。高温再生器5に搬送された中間吸収液は、この高温再生器5でガスバーナ4による火炎および高温の燃焼ガスにより加熱されるため、この中間吸収液中の冷媒が蒸発分離する。高温再生器5で冷媒を蒸発分離して濃度が上昇した中間吸収液は、高温熱交換器42を経由して低温再生器6へ送られる。
そして、中間吸収液は低温再生器6において、高温再生器5から冷媒管31を介して供給されて伝熱管31Aに流入する高温の冷媒蒸気により加熱され、さらに冷媒が分離して濃度が一段と高くなり、この濃吸収液は、第2低温熱交換器41B、第1低温熱交換器41Aを経由して第1吸収器2へ送られ、この第1吸収器2の上方から散布される。
そして、中間吸収液は低温再生器6において、高温再生器5から冷媒管31を介して供給されて伝熱管31Aに流入する高温の冷媒蒸気により加熱され、さらに冷媒が分離して濃度が一段と高くなり、この濃吸収液は、第2低温熱交換器41B、第1低温熱交換器41Aを経由して第1吸収器2へ送られ、この第1吸収器2の上方から散布される。
一方、第2吸収器10から吸収液循環ポンプP4により、吸収液管28を通じて流出した吸収液は、循環経路熱交換器44を経由して加温された後、熱源温水高圧再生器12に流入する。そして、この熱源温水高圧再生器12内の吸収液溜り12Aにおいて、熱源温水供給管17から供給される温水により第2伝熱管17Bの管壁を介して加熱されることにより、吸収液中の冷媒が蒸発分離される。熱源温水高圧再生器12で加熱再生された吸収液は、吸収液管28を通じて、第2吸収器10へ送られ、この第2吸収器10の上方から散布される。
本構成では、第2吸収器10と熱源温水高圧再生器12との間で吸収液を循環させる循環経路50を設けたため、熱源温水高圧再生器12に流入する吸収液濃度を、従来のものに比べて低下させることができるため、熱源温水高圧再生器12における吸収液の飽和温度を低下させることができる。従って、熱源温水高圧再生器12にて、低温(例えば60℃)の温水から吸収液の潜熱変化の形で熱回収を行うことが可能となり、省エネルギー化を実現することができる。
本構成では、第2吸収器10と熱源温水高圧再生器12との間で吸収液を循環させる循環経路50を設けたため、熱源温水高圧再生器12に流入する吸収液濃度を、従来のものに比べて低下させることができるため、熱源温水高圧再生器12における吸収液の飽和温度を低下させることができる。従って、熱源温水高圧再生器12にて、低温(例えば60℃)の温水から吸収液の潜熱変化の形で熱回収を行うことが可能となり、省エネルギー化を実現することができる。
また、熱源温水高圧再生器12で分離生成した冷媒は第2凝縮器13に入って凝縮し、低温再生器6で分離生成した冷媒は第1凝縮器7に入って凝縮する。そして、第1凝縮器7の凝縮液溜まり7A内に溜まった冷媒液は冷媒管32を、第2凝縮器13の凝縮液溜まり13A内に溜まった冷媒液は冷媒管33を経由して蒸発器1に入り、冷媒ポンプP3の運転により揚液されて蒸発器1の上部から冷水管15の伝熱管15Aの上に散布される。
伝熱管15Aの上に散布された冷媒液は、伝熱管15Aの内部を通るブラインから気化熱を奪って蒸発するため、伝熱管15Aの内部を通るブラインは冷却され、こうして温度を下げたブラインが冷水管15から熱負荷に供給されて冷房等の冷却運転が行われる。
そして、蒸発器1で蒸発した冷媒は第1吸収器2へ入り、低温再生器6より供給されて上方から散布される濃吸収液に吸収され、第1吸収器2の稀吸収液溜り2Aに溜り、稀吸収液ポンプP1によって熱源温水低圧再生器9に搬送される循環を繰り返す。
伝熱管15Aの上に散布された冷媒液は、伝熱管15Aの内部を通るブラインから気化熱を奪って蒸発するため、伝熱管15Aの内部を通るブラインは冷却され、こうして温度を下げたブラインが冷水管15から熱負荷に供給されて冷房等の冷却運転が行われる。
そして、蒸発器1で蒸発した冷媒は第1吸収器2へ入り、低温再生器6より供給されて上方から散布される濃吸収液に吸収され、第1吸収器2の稀吸収液溜り2Aに溜り、稀吸収液ポンプP1によって熱源温水低圧再生器9に搬送される循環を繰り返す。
温水、ガス併用運転においては、冷水管15の出口温度が所定の7℃になるように、ガスバーナ4による加熱量、具体的にはガスバーナ4に供給するガス量が制御装置により制御される。そして、ガスバーナ4による加熱量を最小にしても、冷水管15の出口温度が所定の7℃より低い温度を計測すると、制御装置は、ガスの燃焼を止めてガスバーナ4による加熱を停止して温水単独運転に移行する。
温水単独運転においては、冷水管15の出口温度が所定の7℃になるように、熱源温水低圧再生器9における加熱量、具体的には熱源温水供給管17から第1伝熱管17Aに取り込む温水の量、すなわち三方弁17Dの開度が制御される。
そして、熱源温水供給管17を流れる温水の全量が第1伝熱管17Aに流れるように三方弁17Dを操作しても、冷水管15の出口温度が所定温度の7℃以下の温度を計測しない時には、上記のようにガスバーナ4でガスを燃焼させ、高温再生器5における吸収液の加熱再生と冷媒蒸気の生成とを再開して温水、ガス併用運転に戻る。
温水単独運転においては、冷水管15の出口温度が所定の7℃になるように、熱源温水低圧再生器9における加熱量、具体的には熱源温水供給管17から第1伝熱管17Aに取り込む温水の量、すなわち三方弁17Dの開度が制御される。
そして、熱源温水供給管17を流れる温水の全量が第1伝熱管17Aに流れるように三方弁17Dを操作しても、冷水管15の出口温度が所定温度の7℃以下の温度を計測しない時には、上記のようにガスバーナ4でガスを燃焼させ、高温再生器5における吸収液の加熱再生と冷媒蒸気の生成とを再開して温水、ガス併用運転に戻る。
また、温水単独運転において、熱負荷は大きいが、熱源温水供給管17を介して熱源温水低圧再生器9に供給する温水の温度が所定の60℃以下に低下した時(例えば、天候不順等により太陽熱温水器から供給される温水温度が安定しない時)には、熱源温水供給管17から熱源温水低圧再生器9に温水が供給されないように三方弁17Dを切り替え、吸収液循環ポンプP4を停止するとともに、ポンプP1〜P3を起動し、且つ、ガスバーナ4においてガスを燃焼させるガス単独運転を行う。この場合も、冷水管15の出口温度が所定の7℃になるように、ガスバーナ4の火力が制御される。
このガス単独運転では、第1吸収器2の稀吸収液溜り2Aにある稀吸収液は稀吸収液ポンプP1により熱源温水低圧再生器9に搬送されて吸収液溜り9Aに貯留されるが、伝熱管16Aには熱源としての温水は供給されていない。このため、熱源温水低圧再生器9に搬送された稀吸収液は、加熱されることなく中間吸収液ポンプP2の運転により高温熱交換器42を経由して高温再生器5に搬送され、その後は温水、ガス併用運転と同様に循環しながら加熱されて、高温再生器5と低温再生器6とで吸収液の濃縮再生と冷媒の分離生成とがなされる。このガス単独運転中に、熱源温水低圧再生器9に供給する温水の温度が所定の60℃に達した時には、冷却負荷の大きさに応じて、温水、ガス併用運転または温水単独運転が行われる。
このガス単独運転では、第1吸収器2の稀吸収液溜り2Aにある稀吸収液は稀吸収液ポンプP1により熱源温水低圧再生器9に搬送されて吸収液溜り9Aに貯留されるが、伝熱管16Aには熱源としての温水は供給されていない。このため、熱源温水低圧再生器9に搬送された稀吸収液は、加熱されることなく中間吸収液ポンプP2の運転により高温熱交換器42を経由して高温再生器5に搬送され、その後は温水、ガス併用運転と同様に循環しながら加熱されて、高温再生器5と低温再生器6とで吸収液の濃縮再生と冷媒の分離生成とがなされる。このガス単独運転中に、熱源温水低圧再生器9に供給する温水の温度が所定の60℃に達した時には、冷却負荷の大きさに応じて、温水、ガス併用運転または温水単独運転が行われる。
以上、説明したように、本実施形態によれば、吸収液を加熱して冷媒を蒸発分離し、濃縮した吸収液を得る高温再生器5と、この高温再生器5で濃縮した吸収液を、当該高温再生器5で蒸発分離した冷媒蒸気により加熱してさらに濃縮した吸収液を得る低温再生器6と、温水により吸収液を加熱して冷媒を蒸発分離し、濃縮した吸収液を高温再生器5に供給する熱源温水低圧再生器9と、低温再生器6で蒸発分離した冷媒蒸気を冷却して凝縮冷媒液を得る第1凝縮器7と、冷媒が伝熱管15A内を流れる作用流体から熱を奪って蒸発する蒸発器1と、この蒸発器1で蒸発した冷媒蒸気を低温再生器6で濃縮した吸収液に吸収させて熱源温水低圧再生器9に供給する第1吸収器2とを備える吸収式冷温水機100において、温水により吸収液を加熱して冷媒を蒸発分離し、当該吸収液を濃縮させる熱源温水高圧再生器12と、熱源温水低圧再生器9で蒸発した冷媒蒸気を、熱源温水高圧再生器12で濃縮した吸収液に吸収させる第2吸収器10とを備え、この第2吸収器10と熱源温水低圧再生器9とを単一の熱源再生器吸収器胴11内に収容するため、この熱源再生器吸収器胴11内の圧力を、熱源再生器が収容された従来の胴内圧力に比べて低下させることができ、熱源温水低圧再生器9における吸収液の飽和温度を低下させることができる。
更に、本実施形態によれば、第2吸収器10と熱源温水高圧再生器12との間で吸収液を循環させる循環経路50を設けたため、熱源温水高圧再生器12に流入する吸収液濃度を、従来のものに比べて低下させることができるため、熱源温水高圧再生器12における吸収液の飽和温度を低下させることができる。従って、熱源温水低圧再生器9及び熱源温水高圧再生器12にて、低温(例えば60℃)の温水から吸収液の潜熱変化の形で熱回収を行うことが可能となり、省エネルギー化を実現することができる。
更に、本実施形態によれば、第2吸収器10と熱源温水高圧再生器12との間で吸収液を循環させる循環経路50を設けたため、熱源温水高圧再生器12に流入する吸収液濃度を、従来のものに比べて低下させることができるため、熱源温水高圧再生器12における吸収液の飽和温度を低下させることができる。従って、熱源温水低圧再生器9及び熱源温水高圧再生器12にて、低温(例えば60℃)の温水から吸収液の潜熱変化の形で熱回収を行うことが可能となり、省エネルギー化を実現することができる。
また、本実施形態によれば、熱源温水低圧再生器9及び熱源温水高圧再生器12は、温水が流れる熱源温水供給管17に対して直列に接続され、この温水を熱源温水低圧再生器9、熱源温水高圧再生器12の順に流すように構成したため、各再生器内の吸収液と温水との熱交換効率を高めることができる。
また、本実施形態によれば、低温再生器6と第1吸収器2とを接続する濃吸収液管24に、2つに分割された第1低温熱交換器41A及び第2低温熱交換器41Bを設け、第1低温熱交換器41Aには、第1吸収器2から熱源温水低圧再生器9に吸収液を供給する稀吸収液管21を経由させたため、第1低温熱交換器41Aを経由して熱源温水低圧再生器9に供給される吸収液温度が過剰に上昇されることが抑えられる。このため、熱源温水低圧再生器9における吸収液の飽和温度より低い温度で、吸収液を熱源温水低圧再生器9に投入することができ、自己フラッシュによる温度低下がなく、COPの低下を防止できる。
更に、本実施形態によれば、第2低温熱交換器41Bに熱源温水低圧再生器9から高温再生器5に吸収液を排出する第1中間吸収液管22を経由させたため、この第2低温熱交換器41Bにて吸収液を十分に加熱することができ、高温再生器5におけるガスバーナ4の燃料消費量の低減を図ることができる。
更に、本実施形態によれば、第2低温熱交換器41Bに熱源温水低圧再生器9から高温再生器5に吸収液を排出する第1中間吸収液管22を経由させたため、この第2低温熱交換器41Bにて吸収液を十分に加熱することができ、高温再生器5におけるガスバーナ4の燃料消費量の低減を図ることができる。
また、本実施形態によれば、循環経路50には、第2吸収器10から熱源温水高圧再生器12に供給される吸収液と、熱源温水高圧再生器12から第2吸収器10に供給される吸収液との間で熱交換する循環経路熱交換器44が設けられているため、熱源温水高圧再生器12にて温水から吸収液に供給された熱を有効に利用することができる。
次に、別の実施形態について説明する。
図2は、別の実施形態にかかる吸収式冷温水機200の概略構成図である。上記した実施形態と構成を同一とするものは、同一の符号を付して説明は省略する。
この別の実施形態では、吸収式冷温水機200は、熱源再生器凝縮器胴14内の熱源温水高圧再生器12の下部に、冷媒ドレン熱回収器60を備える。この冷媒ドレン熱回収器60は、上記した冷媒管31上に設けられ、高温再生器5から流出した冷媒蒸気は、低温再生器6を経た後に、冷媒ドレン熱回収器60を流れ、この冷媒ドレン熱回収器60にて熱源温水高圧再生器12に供給される吸収液を加熱する。そして、この熱源温水高圧再生器12で吸収液を加熱した後に、第1凝縮器7に流入する。
この別の実施形態によれば、温水・ガス併用運転時には、熱源発生装置から熱源温水高圧再生器12に供給される温水だけでなく、高温再生器5で発生し低温再生器6を経由して冷媒ドレン熱回収器60に供給される高温の冷媒(冷媒ドレン)の保有熱をも利用することにより、循環経路50を循環する吸収液を効率良く加熱濃縮することができる。これら熱源温水高圧再生器12及び冷媒ドレン熱回収器60で発生した冷媒は、冷媒管33を通じて、蒸発器1に流入し、この蒸発器1においてブラインの冷却に利用される。このため、温水から回収する熱量によって得られる冷房能力の割合を示す熱源温水COPの向上を図ることができる。
この熱源温水COPは、下記の(1)、(2)式によって算出することができ、上記した実施形態(図1参照)では、熱源温水COPが0.35〜0.4であるのに対し、この別の実施形態(図2参照)では、熱源温水COPを0.5程度まで向上させることができる。
熱源温水COP=ガス削減率×冷房能力/熱源温水回収熱量 (1)
ガス削減率=1−温水・ガス併用運転時のガス消費量/ガス単独運転時のガス消費量(2)
図2は、別の実施形態にかかる吸収式冷温水機200の概略構成図である。上記した実施形態と構成を同一とするものは、同一の符号を付して説明は省略する。
この別の実施形態では、吸収式冷温水機200は、熱源再生器凝縮器胴14内の熱源温水高圧再生器12の下部に、冷媒ドレン熱回収器60を備える。この冷媒ドレン熱回収器60は、上記した冷媒管31上に設けられ、高温再生器5から流出した冷媒蒸気は、低温再生器6を経た後に、冷媒ドレン熱回収器60を流れ、この冷媒ドレン熱回収器60にて熱源温水高圧再生器12に供給される吸収液を加熱する。そして、この熱源温水高圧再生器12で吸収液を加熱した後に、第1凝縮器7に流入する。
この別の実施形態によれば、温水・ガス併用運転時には、熱源発生装置から熱源温水高圧再生器12に供給される温水だけでなく、高温再生器5で発生し低温再生器6を経由して冷媒ドレン熱回収器60に供給される高温の冷媒(冷媒ドレン)の保有熱をも利用することにより、循環経路50を循環する吸収液を効率良く加熱濃縮することができる。これら熱源温水高圧再生器12及び冷媒ドレン熱回収器60で発生した冷媒は、冷媒管33を通じて、蒸発器1に流入し、この蒸発器1においてブラインの冷却に利用される。このため、温水から回収する熱量によって得られる冷房能力の割合を示す熱源温水COPの向上を図ることができる。
この熱源温水COPは、下記の(1)、(2)式によって算出することができ、上記した実施形態(図1参照)では、熱源温水COPが0.35〜0.4であるのに対し、この別の実施形態(図2参照)では、熱源温水COPを0.5程度まで向上させることができる。
熱源温水COP=ガス削減率×冷房能力/熱源温水回収熱量 (1)
ガス削減率=1−温水・ガス併用運転時のガス消費量/ガス単独運転時のガス消費量(2)
図3は、別の実施形態にかかる吸収式冷温水機300の概略構成図である。上記した実施形態と構成を同一とするものは、同一の符号を付して説明は省略する。この吸収式冷温水機300は、いわゆるパラレルフローサイクルに形成されており、第1吸収器2から延びる稀吸収液管21が2つに分岐して、一方の分岐管210を流れる吸収液は、低温再生器6及び熱源温水低圧再生器9に供給されている。また、他方の分岐管211を流れる吸収液は、高温再生器5に供給される。
低温再生器6及び熱源温水低圧再生器9にて加熱再生された吸収液は、一方の濃吸収液管212を流れ、高温再生器5にて加熱再生された吸収液は、他方の濃吸収液管213を流れて、濃吸収液管214で合流し、低温熱交換器61を経由して第1吸収器2に流入する。
この別の実施形態では、第1吸収器2から流出した稀吸収液を、低温再生器6及び熱源温水低圧再生器9に供給しているため、この低温再生器6を熱源温水低圧再生器9、第2吸収器10と一緒に同一の再生器吸収器胴62内に収容することができる。このため、胴の数を減少することができ、製造コストの低減とともに装置の小型化を図ることができる。なお、第1吸収器2から流出した稀吸収液を、低温再生器6及び熱源温水低圧再生器9に供給できるのであれば、パラレルフローサイクルに限るものではなく、例えば、低温再生器から流出した吸収液を高温再生器に供給するいわゆるリバースフローサイクルに適用することもできる。
低温再生器6及び熱源温水低圧再生器9にて加熱再生された吸収液は、一方の濃吸収液管212を流れ、高温再生器5にて加熱再生された吸収液は、他方の濃吸収液管213を流れて、濃吸収液管214で合流し、低温熱交換器61を経由して第1吸収器2に流入する。
この別の実施形態では、第1吸収器2から流出した稀吸収液を、低温再生器6及び熱源温水低圧再生器9に供給しているため、この低温再生器6を熱源温水低圧再生器9、第2吸収器10と一緒に同一の再生器吸収器胴62内に収容することができる。このため、胴の数を減少することができ、製造コストの低減とともに装置の小型化を図ることができる。なお、第1吸収器2から流出した稀吸収液を、低温再生器6及び熱源温水低圧再生器9に供給できるのであれば、パラレルフローサイクルに限るものではなく、例えば、低温再生器から流出した吸収液を高温再生器に供給するいわゆるリバースフローサイクルに適用することもできる。
1 蒸発器
2 第1吸収器
5 高温再生器
6 低温再生器
7 第1凝縮器
9 熱源温水低圧再生器(第1熱源再生器)
10 第2吸収器
12 熱源温水高圧再生器(第2熱源再生器)
13 第2凝縮器
17 熱源温水供給管
17A 第1伝熱管
17B 第2伝熱管
28 吸収液管
29 吸収液管
41A 第1低温熱交換器(一方の低温熱交換器)
41B 第2低温熱交換器(他方の低温熱交換器)
44 循環経路熱交換器
50 循環経路
60 冷媒ドレン熱回収器
100 吸収式冷温水機(吸収式冷凍機)
200 吸収式冷温水機(吸収式冷凍機)
300 吸収式冷温水機(吸収式冷凍機)
2 第1吸収器
5 高温再生器
6 低温再生器
7 第1凝縮器
9 熱源温水低圧再生器(第1熱源再生器)
10 第2吸収器
12 熱源温水高圧再生器(第2熱源再生器)
13 第2凝縮器
17 熱源温水供給管
17A 第1伝熱管
17B 第2伝熱管
28 吸収液管
29 吸収液管
41A 第1低温熱交換器(一方の低温熱交換器)
41B 第2低温熱交換器(他方の低温熱交換器)
44 循環経路熱交換器
50 循環経路
60 冷媒ドレン熱回収器
100 吸収式冷温水機(吸収式冷凍機)
200 吸収式冷温水機(吸収式冷凍機)
300 吸収式冷温水機(吸収式冷凍機)
Claims (6)
- 高温再生器、低温再生器、蒸発器、凝縮器、第1吸収器及び熱源流体により吸収液を加熱して冷媒を蒸発分離し、吸収液の濃縮を行う第1熱源再生器を備え、これらを配管接続して吸収液及び冷媒経路をそれぞれ形成した吸収式冷凍機において、
前記熱源流体により吸収液を加熱して冷媒を蒸発分離し、当該吸収液を濃縮させる第2熱源再生器と、前記第1熱源再生器で蒸発した冷媒蒸気を、前記第2熱源再生器で濃縮した吸収液に吸収させる第2吸収器と、を備え、この第2吸収器と前記第1熱源再生器とを単一の胴内に収容するとともに、当該第2吸収器と前記第2熱源再生器との間で吸収液を別個に循環させる循環経路を設けたことを特徴とする吸収式冷凍機。 - 前記第1熱源再生器及び前記第2熱源再生器は、前記熱源流体が流れる熱源配管に直列に接続され、前記熱源流体を前記第1熱源再生器、前記第2熱源再生器の順に流すことを特徴とする請求項1に記載の吸収式冷凍機。
- 前記低温再生器と前記第1吸収器とを接続する吸収液管に低温熱交換器を分割して設け、一方の低温熱交換器に、前記第1吸収器から前記第1熱源再生器に吸収液を供給する吸収液管を経由させ、他方の低温熱交換器に、前記第1熱源再生器から前記高温再生器に吸収液を供給する吸収液管を経由させたことを特徴とする請求項1または2に記載の吸収式冷凍機。
- 前記第2熱源再生器に冷媒ドレン熱回収器を設け、前記低温再生器から流出する冷媒を前記冷媒ドレン熱回収器を介して、前記凝縮器に供給することを特徴とする請求項1に記載の吸収式冷凍機。
- 前記循環経路には、前記第2吸収器から前記第2熱源再生器に供給される吸収液と、前記第2熱源再生器から前記第2吸収器に供給される吸収液との間で熱交換する循環経路熱交換器が設けられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の吸収式冷凍機。
- 前記第1吸収器から流出した吸収液を、前記低温再生器及び前記第1熱源再生器に供給するように構成したことを特徴とする請求項1に記載の吸収式冷凍機。
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