JP2011069992A - 放射線画像撮影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、放射線画像の品質低下に繋がる異物混入を抑えつつ、気圧変化による放射線検出器の接着性の低下を防止することができる放射線画像撮影装置を提供する。
【解決手段】被写体12を透過した放射線16が透過する透過面37を有する透過面部38と、透過面37を透過した放射線16を検出する放射線検出器50と、放射線検出器50及び透過面37の間に内部空間Bが形成されるように放射線検出器50を透過面部38に対して剥離自在に接着する接着部材86と、接着部材86に形成されて内部空間B及び外部空間Aを連通する連通路88とを備え、連通路88は、曲がっている。
【選択図】図5

Description

本発明は、被写体を透過した放射線を検出する放射線検出器を有する放射線画像撮影装置に関する。
医療分野において、被写体に放射線を照射し、前記被写体を透過した放射線を放射線検出器に導いて放射線画像を撮影する放射線画像撮影システムが広汎に使用されている。この場合、放射線検出器としては、放射線を直接電気信号に変換する放射線検出器、又は、放射線をシンチレータで可視光に変換した後、可視光を光電変換部で電気信号に変換する放射線検出器等が知られている。
そして、放射線画像撮影装置として、接着剤によってシンチレータを筐体の天板に貼り付けたもの(特許文献1参照)が開示されている。
また、放射線検出器の貼り付けに関する技術として、光電変換素子を有するセンサーパネルに対して剥離可能にシンチレータパネルを設ける技術(特許文献2参照)や、通気性を有した基材に接着成分を浸透することにより構成した樹脂層を用いて、上記放射線検出部に相当するセンサーパネルを支持部材に接着する技術(特許文献3参照)が開示されている。
一方、液晶表示装置の分野においては、微弱粘着材層を用いて、バックライト構造体にTFT(Thin Film Transistor)基板を粘着させることにより、前記バックライト構造体から前記TFT基板を剥離可能とするもの(特許文献4参照)や、基板の中央に内側シール部を設けると共に、液晶を注入する開口部が形成されるように前記内側シール部を囲む外周シール部を前記基板に設ける技術(特許文献5参照)が知られている。
米国特許出願公開第2009/0122959号明細書 特開2006−337184号公報 特開2008−224429号公報 実開平6−76347号公報 特開2002−98978号公報
上述した特許文献1の放射線画像撮影装置では、筐体の天板に貼り付けられたシンチレータを剥離することができないので、前記天板への前記シンチレータの貼付時に、前記天板及び前記シンチレータの間の隙間に放射線を吸収する金属片等の異物が混入した場合、前記異物を前記隙間から除去することができない。そのため、前記隙間に混入した異物が放射線画像に表示され、放射線画像の品質が低下することがある。
また、特許文献1の放射線画像撮影装置において、特許文献2の技術を用いて筐体の天板にシンチレータを剥離可能に貼り付けた場合、前記隙間に混入した異物を除去することが可能になる。
しかしながら、前記天板に前記シンチレータを貼り付けた状態で該天板と該シンチレータの間に空気が残存していた場合に、放射線画像撮影装置の使用環境等によって筐体内の気圧が変化すると、残存していた空気の圧力が前記筐体内の気圧(外部気圧)よりも高くなり、該天板に対する該シンチレータの接着性(接着強度、密着性、粘着性)が低下することがある。そして、前記放射線画像撮影装置の使用環境によっては、気圧変化によって前記シンチレータが前記天板から剥離する可能性もある。なお、このような問題は、特許文献1の放射線画像撮影装置において、特許文献4の技術を用いた場合にも起こり得る。
一方、特許文献3の技術によれば、通気性を有した樹脂層を用いてセンサーパネルを支持部材に接着しているので、前記センサーパネル及び前記支持部材に対する前記樹脂層の接触面に空気が残存していた場合でも、前記樹脂層を介して残存していた空気を逃がすことができる。
しかしながら、被写体を透過した放射線が前記支持部材を透過した後に前記センターパネルに照射されるように該支持部材及び該センターパネルが配置されていた場合に、前記樹脂層に異物(細かな金属粉等)が混入すると、放射線画像の品質が低下することがある。
そこで、本発明は、放射線画像の品質低下に繋がる異物混入を抑えつつ、気圧変化による放射線検出器の接着性の低下を防止することができる放射線画像撮影装置を提供することを目的とする。
本発明に係る放射線画像撮影装置は、被写体を透過した放射線が透過する透過面を有する支持部材と、前記透過面を透過した放射線を検出する放射線検出器と、前記放射線検出器及び前記透過面の間に内部空間が形成されるように該放射線検出器を該支持部材に対して剥離自在に接着する接着部材と、前記内部空間及び外部を連通すると共に、外部から前記内部空間への異物の混入を阻止する通気手段と、を備えることを特徴とする。
本発明に係る放射線画像撮影装置によれば、接着部材を用いて放射線検出器及び透過面の間に内部空間が形成されるように前記放射線検出器を前記支持部材に接着しているので、前記放射線検出器及び前記支持部材に対する前記接着部材の接触面に空気が残存していても、その残存していた空気を内部空間に逃がすことができる。また、通気手段にて内部空間と外部とが連通しているので、気圧が変化した場合でも、内部空間の圧力と外部の気圧とを一定に保つことができる。そのため、気圧変化によって支持部材に対する放射線検出器の接着性が低下することを防止することができる。また、通気手段は、外部から内部空間への異物の混入を阻止するので、前記内部空間に放射線を吸収する金属片等の異物が混入して放射線画像に表示される懸念を排除することができる。従って、放射線画像の品質低下に繋がる異物混入を抑えることができる。
通気手段は、種々の形態を採ることができる。例えば、前記通気手段として、前記接着部材に形成されて前記内部空間及び外部を連通する連通路が設けられ、前記連通路は、曲がっていてもよい。
この場合、連通路が曲がっているので、外部から連通路に空気と共に異物が流入した場合でも、前記異物が内部空間に混入することを防止することができる。なぜなら、異物の質量が空気の質量よりも大きいので、連通路の曲がっている部位を流通する空気の流れに前記異物が追従することはできないからである。また、連通路が接着部材に形成されているので、前記異物が連通路の壁面に付着し易くなる。従って、連通路の曲がっている部位で空気の流れに追従できなくなった異物が接着性を持った連通路の壁面で確実に捕捉される。これにより、内部空間への異物の混入をより一層確実なものにすることができる。
また、前記通気手段として、前記接着部材に形成されて前記内部空間及び外部を連通する連通路と、前記連通路と外部との間の空気の流れを許可し、且つ外部から前記連通路への異物の混入を阻止するフィルタ部材と、が設けられてもよい。これにより、内部空間及び外部の連通と、外部から内部空間への異物の混入の阻止とを簡易な構成で実現することができる。
本発明の一形態において、前記放射線検出器は、前記被写体を透過した放射線を可視光に変換するシンチレータと、前記シンチレータに設けられ、且つ該シンチレータにて変換された可視光を電気信号に変換する変換部と、を有し、前記変換部が、前記接着部材にて前記支持部材に接着されていてもよい。
一般的に、シンチレータは変換部よりも脆弱である。そのため、シンチレータを支持部材に接着した場合、放射線検出器を剥離するときに前記シンチレータが破損するおそれがある。しかしながら、この形態によれば、変換部を支持部材に接着しているので、放射線検出器を剥離するときに前記シンチレータが破損する懸念を排除することができる。
上記形態において、前記放射線検出器は、前記シンチレータを挟んで前記変換部の反対側に位置し、且つ前記シンチレータに接触する接触部材と、前記接触部材を前記変換部側に押し付け可能な押付手段と、をさらに有してもよい。
この形態によれば、押付手段にて接触部材を変換部側に押し付けた場合、シンチレータが変換部及び接触部材に狭持されるので、前記変換部、前記シンチレータ、及び前記接触部材が一体となる。これにより、接着部材等によってシンチレータを変換部に接着させた場合と比べて放射線検出器の剛性を向上させることができる。また、接触部材の押し付けを解除した場合、シンチレータ及び変換部が分離される。これにより、前記シンチレータ及び前記変換部のいずれか一方が故障した場合に、いずれか他方を再利用することができる。さらに、接着部材等を用いてシンチレータを変換部に接着していないので、シンチレータを変換部から取り外すときに、シンチレータが破損することもない。
ところで、放射線画像撮影装置において、筐体の放射線が透過する部位(透過面を有する天板)は、被写体を乗せることがあるため傷が付き易い。そして、筐体の天板に傷が付いた場合、該傷が固定パターンノイズとして放射線画像に表示されることがあるため、該筐体(天板)を交換することが望ましい。しかしながら、筐体の天板に放射線検出器を剥離不能に貼り付けた場合、筐体を交換するときに、高価な放射線検出器も一緒に交換する必要がありコストが掛かるといった問題が生じていた。
本発明の一形態において、前記支持部材が、前記放射線検出器を収容する筐体であってもよい。これにより、筐体から放射線検出器を剥離することができるので、効率的に筐体の交換を行うことが可能になる。
上記形態において、前記筐体が、強化繊維樹脂を含む材料で構成されていてもよい。これにより、筐体をカーボン単体等で構成した場合と比較して、筐体の強度を高くすることができる。
また、上記形態において、前記筐体が、前記放射線検出器と対向する板状の第1部材と、前記第1部材の周縁に該第1部材と一体となるように立設された第2部材と、を備えてもよい。
この形態によれば、第1部材と第2部材とが別体になるように筐体を構成した場合と比較して筐体の強度を高くすることができる。
本発明の一形態において、前記接着部材は、外的要因が作用することにより接着力が変化する材質で構成されていてもよい。
この形態によれば、接着部材の接着力を変化させることができるので、例えば、放射線検出器を支持部材から剥離する場合に前記接着部材の接着力を低下させたり、前記放射線検出器を前記支持部材に接着する場合に前記接着部材の接着力を上昇させたりすることができる。これにより、放射線検出器の支持部材からの剥離時に該放射線検出器が破損したり、支持部材に接着されている放射線検出器が図らずに剥離したりする懸念を排除することができる。
以上説明したように、本発明によれば、放射線検出器及び透過面の間に内部空間が形成されているので、前記放射線検出器及び前記支持部材に対する前記接着部材の接触面に残存している空気を前記内部空間に逃がすことができる。また、通気手段にて内部空間と外部とが連通しているので、気圧変化によって支持部材に対する放射線検出器の接着性が低下することを防止することができる。さらに、通気手段は、外部から内部空間への異物の混入を阻止するので、放射線画像の品質低下に繋がる異物混入を抑えることができる。
第1実施形態に係る放射線画像撮影装置が適用された放射線画像撮影システムのブロック説明図である。 第1実施形態に係るカセッテ本体の斜視図である。 図2のIII−III線に沿った断面図である。 透過面部に放射線検出器が接着された上部材を内側から見た平面図である。 放射線検出器及び上部材の斜視図である。 第1実施形態に係るカセッテにおいて、上部材を内側から見た一部省略拡大平面図である。 位置決め部材と取り付けられた上部材の斜視図である。 シンチレータに組立治具を取り付けた状態を示す説明図である。 変換部を透過面部に接着させている状態を示す説明図である。 放射線検出器を透過面部から剥離する状態を示す説明図である。 第1実施形態の変形例を示す説明図である。 第2実施形態に係るカセッテにおいて、上部材を内側から見た平面図である。 第3実施形態に係るカセッテにおいて、上部材を内側から見た一部省略拡大平面図である。 第4実施形態に係るカセッテ本体の一部省略断面説明図である。 本発明に係るカセッテが有する筐体の変形例を示す一部省略断面説明図である。 本発明に係るカセッテの筐体の変形例を示す説明図である。 本発明に係るカセッテの筐体の図14とは異なる変形例を示す説明図である。
以下、本発明に係る実施形態例について図1〜図17を参照しながら説明する。
(第1実施形態)
先ず、第1実施形態に係る放射線画像撮影装置及び前記放射線検出装置が適用された放射線画像撮影システムについて図1〜図10を参照しながら説明する。そして、本実施形態に係る放射線画像撮影装置は、可搬型の放射線画像撮影装置として用いられ、立位撮影、臥位撮影、又は特殊撮影等に兼用される。
図1に示すように、放射線画像撮影システム10は、病院の床面等に載置された状態で被写体12が横臥する撮影台14と、撮影条件に従った線量からなる放射線16を被写体12に照射するための放射線源18と、被写体12を透過した放射線16を電気信号(放射線画像情報)に変換する放射線画像撮影装置(カセッテ、放射線検出装置、放射線検出カセッテ)20と、放射線源18及びカセッテ20を制御するコンソール22と、コンソール22に設けられたモニタ24とを備える。撮影台14には、カセッテ20が配置されるカセッテ配置部26が形成されている。
カセッテ20は、被写体12を透過した放射線16が照射されるカセッテ本体28と、カセッテ本体28及びコンソール22の間を結ぶケーブル部30とを有している。コンソール22は、ケーブル部30を介してカセッテ本体28に電力を供給すると共に、カセッテ20にて変換された電気信号に基づいてモニタ24に放射線画像を表示する。
図2に示すように、カセッテ本体28は、平面視で略長方形状に形成された支持部材としての筐体32を有し、筐体32には、放射線16が照射される上部材34及び上部材34に対応する下部材36が設けられている。
上部材34は、放射線16が透過する透過面37(図3及び図5等を参照)を有する第1部材としての透過面部38と、透過面部38の周縁に立設された第2部材としての上側側面部40とを有し、下部材36は、透過面部38と対向する背面部42と、上側側面部40に対応するように背面部42の周縁に立設された下側側面部44とを有している。なお、図3にも示すように、透過面部38及び上側側面部40と背面部42及び下側側面部44は、それぞれ一体に形成されている。つまり、上部材34及び下部材36は、それぞれモノコック構造を有している。これにより、透過面部38と上側側面部40とが別体になるように上部材34を構成した場合と比較して上部材34の強度(剛性)を高めると共に上部材34の厚みを薄くすることができる。このことは、下部材36においても同様である。
また、図3に示すように、上側側面部40及び下側側面部44は、筐体32内部に設けられた連結部材46によって取り外し可能な状態で連結されている。これにより、筐体32内部には、種々の部品を収容する空間(外部空間)Aが形成されることとなる。
筐体32は、カセッテ20全体の軽量化を図るために、例えば、カーボンファイバ(炭素繊維)、アルミニウム、マグネシウム、バイオナノファイバ(セルロースミクロフブリル)、又は複合材料等で構成されている。
複合材料としては、例えば、強化繊維樹脂を含む材料が用いられ、強化繊維樹脂には、カーボンやセルロース等が含まれる。具体的には、複合材料としては、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)や、発泡材をCFRPでサンドイッチした構造のもの、又は発泡材の表面にCFRPをコーティングしたもの等が用いられる。なお、本実施形態では、発泡材をCFRPでサンドイッチした構造のものが用いられている。これにより、筐体32をカーボン単体で構成した場合と比較して、筐体32の強度(剛性)を高めることができる。
筐体32内部には、背面部42の内面に支持体48が配置され、支持体48及び透過面部38の間には、放射線検出器50、放射線遮蔽シート52、断熱シート54、及び熱拡散シート56が放射線16の照射方向にこの順で並んで配置され、支持体48の背面部42側の面には、電気処理部58が配設される凹部60が形成されている。
支持体48は、軽量化の観点、寸法偏差を吸収する観点から、例えば、発泡材で構成されている。この場合、支持体48は、単一の厚さのシートを複数枚貼りあわせる方法、又は、切削加工による方法によって複雑形状に形成される。また、支持体48は、放射線遮蔽シート52、断熱シート54、及び熱拡散シート56を支持する。
放射線検出器50は、透過面部38の内面に設けられ、且つ被写体12及び透過面部38を透過した放射線16を可視光に変換するシンチレータ62と、シンチレータ62に対して剥離可能に設けられ、且つシンチレータ62にて変換された可視光をアナログの電気信号に変換する変換部64とを有している。但し、変換部64は、シンチレータ62に対して剥離不能に設けてもよい。
図4に示すように、変換部64は、透過面部38よりも一回り小さく形成されると共に、上部材34の角部に対応する部位が切り欠かれている。また、シンチレータ62は、変換部64よりも一回り小さく形成されている。これにより、カセッテ本体28が落下した場合に、筐体32の角部が塑性変形しても放射線検出器50が破損する可能性を低減することができる。
図3に示すように、変換部64には、変換部64にて変換された電気信号を電気処理部58に伝送するフレキシブルケーブル66が設けられ、フレキシブルケーブル66には、電気信号を増幅するフレキシブル基板68が設けられている。また、変換部64は、グランドケーブル70を介してグランド板72に接続している。
グランド板72は、支持体48の背面部42側の面に設けられており、背面部42のグランド板72と対向する部位には、貫通孔74が形成されている。そして、グランド板72には、貫通孔74を外部から塞ぐようにして背面部42の外面に配置された放熱板76に接続された熱伝導部材78が設けられている(図2も参照)。放熱板76及び熱伝導部材78は、例えば金属等で形成されている。これにより、筐体32を変換部64のグランドとすることができると共に、グランド板72で発生した熱を外部に放熱することができる。
放射線遮蔽シート52は、例えば、鉛、タングステン、又は、ステンレス鋼等で構成されている。これにより、放射線遮蔽シート52は、放射線16のバック散乱線を吸収し、被写体12を透過した放射線16が電気処理部58に照射されることを防止する。
断熱シート54は、例えば、ウレタン又は発泡ポリエチレン等で構成されている。これにより、放射線検出器50及び電気処理部58の間の熱伝達を抑制する。
熱拡散シート56は、断熱シート54の熱伝導率よりも大きい熱伝導率を持つ材料で構成されており、断熱シート54の熱を拡散する。
電気処理部58は、支持体48に設けられた電子回路基板80と、電子回路基板80に実装された電子部品82とを有する。電子回路基板80及び背面部42の間には、スペーサ84が介設され、これにより、電子部品82が背面部42に衝突(接触)することが防止される。電子部品82は、フレキシブルケーブル66で伝送された電気信号をアナログ信号からデジタル信号に変換したり、ケーブル部30から供給された電力を各種部品に分配したり、変換したデジタル信号をケーブル部30に出力したりする。
図3、図5、及び図6に示すように、透過面部38の内面には、変換部64を剥離可能に接着する接着部材86が設けられている。接着部材86としては、例えば、両面テープが用いられる。この場合、両面テープは、一方の接着面の接着力が他方の接着面の接着力よりも強くなるように形成されている。
具体的には、接着力の弱い面(弱接着面)は、180°ピール接着力で1.0N/cm以下に設定されている。そして、接着力の強い面(強接着面)が透過面部38に接し、弱接着面が変換部64に接する。これにより、ねじ等の固定部材等によって放射線検出器50を透過面部38に固定する場合と比べてカセッテ本体28の厚みを薄くすることができる。また、衝撃や荷重で透過面部38が変形しても、放射線検出器50は剛性の高い透過面部38の変形に追従するため、大きな曲率(緩やかな曲がり)しか発生せず、局所的な低曲率で放射線検出器50が破損する可能性が低くなる。さらに、放射線検出器50が透過面部38の剛性の向上に寄与する。また、前記両面テープは、変換部64及び透過面部38と接する面以外の面にも接着力を有する。
また、図5に示すように、接着部材86は、帯状に形成された状態で上側側面部40に沿って配置されている。これにより、変換部64を透過面部38に接着した状態で、変換部64及び透過面部38の間に内部空間Bが形成される(図3も参照)。
図6に示すように、接着部材86には、上部材34の角部に対応する部位に内部空間Bと外部空間Aを連通する通気手段としての連通路88が形成されている。連通路88は、曲がっており、詳細には、4つの角部90を有している。つまり、連通路88は、折り曲げられるようにして形成されたラビリンス構造を有している。なお、連通路88の折り曲げられた部位(角部90)の折り曲げ角度は、任意に設定することができ、弓なりに曲がっていてもよい。また、連通路88の通路幅dは、空気が流通できる程度の範囲内において、できる限り狭く設定されている。但し、連通路88の通路幅dは、任意に設定してよい。
続いて、図7〜図9を参照しながら変換部64の透過面部38への接着方法について説明する。
図7に示すように、先ず、透過面部38の内面に接着部材86を貼り付けた状態で、透過面部38の内面が鉛直上方に向くように上部材34を作業台91等の水平な面上に載置する。
そして、上側側面部40のうち、透過面37の長辺に対応する部位及び透過面37の短辺に対応する部位に、位置決め部材92を1つずつ取り付ける。位置決め部材92は、上方から上側側面部40に嵌め込み可能な形状(例えば、断面コ字状)に形成されている。これにより、位置決め部材92は、上側側面部40の厚み方向に関して移動不能となる。なお、位置決め部材92は、3つ以上取り付けてもよい。
続いて、図8に示すように、作業台93等の水平な面上に載置された放射線検出器50に組立治具94を取り付ける。組立治具94は、シンチレータ62に吸着する複数の吸着部材96が一方の面に設けられた板部材98と、板部材98の他方の面に設けられた取手100と、板部材98に形成されて吸着部材96及び板部材98の外面に開口する排気通路102と、排気通路102を開閉する開閉弁104とを備えている。
具体的には、作業者は、開閉弁104を開けた状態で吸着部材96の吸着面をシンチレータ62に接触させた上で、板部材98をシンチレータ62側に押し付ける。これにより、吸着部材96の吸着面とシンチレータ62の間に存在している空気が排気通路102を介して外部に排気される。そして、ある程度空気を排気した後に、開閉弁104を閉じる。これにより、吸着部材96がシンチレータ62に吸着される。
なお、組立治具94は、吸着部材96の吸着面とシンチレータ62の間に存在する空気を吸引する不図示の吸引器等を有していてもよい。この場合、放射線検出器50の透過面部38への接着作業において、作業者の負担を軽減することができる。
次に、図9に示すように、作業者は、放射線検出器50が取り付けられた組立治具94を動かし、変換部64を接着部材86に接触させる。このとき、作業者は、2つの位置決め部材92と変換部64とを接触させた状態で、上方から放射線検出器50を透過面部38側に動かす。これにより、放射線検出器50を所定位置に配置させることができる。
その後、作業者は、開閉弁104を開けてシンチレータ62から組立治具94を取り外すと共に、位置決め部材92を取り外す。これにより、比較的薄い放射線検出器50を効率的且つ正確に透過面部38に接着させることができる。
なお、本実施形態では、放射線検出器50の透過面部38への接着をクリーンルーム等で行わなくてもよい。なぜなら、放射線検出器50及び透過面部38の間に放射線を吸収する金属片等の異物が混入した場合に、放射線検出器50を透過面部38から剥離して該異物を除去できるからである。
ところで、放射線検出器50を直接把持するようにして透過面部38から放射線検出器50を剥離する場合、上部材34の上側側面部40が邪魔になる。そのため、図10に示すように、変換部64に耳106を設けてもよい。これにより、作業者は、耳106を把持した状態で放射線検出器50を透過面部38から容易に剥離することができる。なお、耳106は、変換部64に固定されていてもよいし、変換部64に着脱可能であってもよい。後者の場合、放射線画像の撮影時に耳106が邪魔になる懸念を排除することができる。
以上説明したように、本実施形態に係るカセッテ20によれば、変換部64及び透過面37の間に内部空間Bが形成されているので、放射線検出器50の透過面部38への接着時に、変換部64及び透過面部38に対する接着部材86の接着面に空気が残存していても、その残存していた空気を内部空間Bに逃がすことができる。また、内部空間Bと外部空間Aを連通する連通路88が接着部材86に形成されているので、外部空間Aの気圧が変化した場合でも、内部空間Bの圧力と外部空間Aの気圧とを一定に保つことができる。これにより、気圧変化によって透過面部38に対する変換部64の接着性が低下することを防止することができる。
また、本実施形態では、連通路88が角部90を有している。そのため、外部空間Aから連通路88に空気と共に空気よりも質量の大きい異物が流入した場合でも、角部90を流通する空気の流れに前記異物が追従することができないので、前記異物が内部空間Bに混入することを防止することができる。これにより、放射線画像の品質低下に繋がる異物混入を抑えることができる。
さらに、連通路88が接着部材86に形成され、接着部材86がその全面に接着力を有しているので、角部90において、空気に追従できなかった異物が連通路88の壁面に付着し易くなる。従って、前記異物を連通路88内で確実に捕捉することができる。よって、内部空間Bへの異物の混入をより一層確実なものにすることができる。
本実施形態によれば、連通路88の通路幅dを空気が流通できる範囲内において、できる限り狭く設定されているので、比較的小さな金属粉等の異物の混入に対応することができる。なお、想定される異物の大きさに応じて連通路88の通路幅dを設定すると、効率的に異物の混入を防止することができる。
ところで、一般的に、シンチレータ62は変換部64よりも脆弱である。そのため、シンチレータ62を透過面部38に接着部材86にて接着した場合、放射線検出器50を剥離するときにシンチレータ62が破損するおそれがある。しかしながら、本実施形態では、接着部材86にて変換部64を透過面部38に接着しているので、放射線検出器50を剥離するときにシンチレータ62が破損する懸念を排除することができる。
また、撮影環境によっては、透過面部に被写体を乗せた状態で撮影を行うことがある。この場合、前記透過面部に傷が付き易い。そして、透過面部に傷が付いた場合、該傷が固定パターンノイズとして放射線画像に表示されることがあるため、上部材を交換することが望ましい。しかしながら、透過面部に放射線検出器を剥離不能に貼り付けた場合、上部材を交換するときに、高価な放射線検出器も一緒に交換する必要がありコストが掛かるといった問題が生じていた。本実施形態によれば、放射線検出器50を透過面部38に対して剥離可能に接着しているので、効率的に上部材34の交換を行うことができる。
本実施形態は、上述した構成に限定されない。図11に示すように、連通路108は、角部110を1つだけ有していてもよい。これにより、接着部材86に連通路108を容易に形成することができる。
また、透過面部から放射線検出器を剥離するときに、有機溶剤等を接着部材に流し込み、接着部材の接着性を弱くした上で放射線検出器を剥離してもよい。この場合、接着部材が角部を有しているので、前記有機溶剤を接着部材にしみ込み易くなる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態に係るカセッテについて図12を参照しながら説明する。なお、第2実施形態は、第1実施形態と共通する構成には同一の参照符号を付し重複する説明を省略する。
図12に示すように、本実施形態では、連通路112の構成が第1実施形態と異なると共に、フィルタ部材114が追加されている。具体的には、連通路112は、第1実施形態の角部110が省略されている。そして、フィルタ部材114は、連通路112の外部空間A側の開口部を塞ぐようにして透過面部38の内面に貼り付けられている。また、フィルタ部材114には、外部空間Aと連通路112との間の空気の流れを許可し、且つ外部空間Aから連通路112への異物の混入を阻止できる程度の微細な孔が形成されている。そして、これにより、第2実施形態は、第1実施形態と同等の効果を奏する。なお、本実施形態においては、連通路112及びフィルタ部材114が通気手段に相当する。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態に係るカセッテについて図13を参照しながら説明する。なお、第3実施形態は、第1実施形態と共通する構成には同一の参照符号を付し重複する説明を省略する。
図13に示すように、本実施形態では、各連通路88の外部空間A側の開口部を塞ぐようにして透過面部38の内面にフィルタ部材116が貼り付けられている。そして、フィルタ部材116には、外部空間Aと連通路88との間の空気の流れを許可し、且つ外部空間Aから連通路88への異物の混入を阻止できる程度の微細な孔が形成されている。これにより、連通路88に混入する異物を抑制することができるので、内部空間Bへの異物の混入の抑制効果をさらに高めることができる。なお、本実施形態においては、連通路88及びフィルタ部材116が通気手段に相当する。
(第4実施形態)
次に、第4実施形態に係るカセッテについて図14を参照しながら説明する。なお、第4実施形態は、第1実施形態と共通する構成には同一の参照符号を付し重複する説明を省略する。また、本実施形態は、第2及び第3実施形態に対しても適用することができる。図14は、理解を容易にするために、筐体内部において、放射線検出器以外の部品の図示を省略している。
図14に示すように、本実施形態では、放射線検出器118の構成が第1実施形態と異なる。具体的には、放射線検出器118は、シンチレータ62を挟んで変換部64の反対側に位置し、且つシンチレータ62に接触する接触部材120と、接触部材120を変換部64側に押し付け可能な押付部材122とをさらに有している。押付部材122としては、ねじ等を用いることができる。この場合、背面部42側から変換部64にねじを締付けることによって、接触部材120を変換部64側に押し付けることができる。なお、変換部64にねじの締付孔を形成することが難しい場合には、変換部64にナット等を取り付けてもよい。
本実施形態によれば、押付部材122にて接触部材120を変換部64側に押し付けた場合、シンチレータ62が変換部64及び接触部材120に狭持されるので、変換部64、シンチレータ62、及び接触部材120が一体となる。これにより、接着部材等によってシンチレータ62を変換部64に接着させた場合と比べて放射線検出器118の強度(剛性)を向上させることができる。また、接触部材120の押し付けを解除した場合、シンチレータ62及び変換部64が分離される。これにより、シンチレータ62及び変換部64のいずれか一方が故障した場合に、いずれか他方を再利用することができる。さらに、接着部材等を用いてシンチレータ62を変換部64に接着していないので、シンチレータ62を変換部64から取り外すときに、シンチレータ62が破損することもない。
本発明は、上述した第1〜第4実施形態に限定されず、種々の形態で実施することができる。例えば、接着部材として、接着剤を利用してもよい。この場合、接着剤としては、外的要因が作用することにより接着力が変化する接着剤が用いられる。外的要因とは、例えば、光や熱等の物理的なものや、薬剤などの化学的なものがある。このような接着剤としては、例えば、熱可塑性接着剤、通電加熱可塑性接着剤、紫外線可塑性接着剤、又は吸水可塑性接着剤等の解体型接着剤を用いることができる。
これにより、接着部材の接着力を変化させることができるので、例えば、放射線検出器を透過面部から剥離する場合に接着部材の接着力を低下させたり、放射線検出器を透過面部に接着する場合に接着部材の接着力を上昇させたりすることができる。よって、放射線検出器の透過面部からの剥離時に放射線検出器が破損したり、透過面部に接着されている放射線検出器が図らずに剥離したりする懸念を排除することができる。なお、接着部材は、前記接着剤と両面テープを組み合わせたものでもよい。
また、本発明は、変換部を接着部材にて透過面部の内面に接着させる例に限定されない。例えば、上述した放射線検出器の変換部とシンチレータの位置を入れ替えて、シンチレータを接着部材にて透過面部の内面に接着させてもよい。
さらに、本発明は、放射線検出器を透過面部の内面に接着する形態に限らない。例えば、本発明は、透過面部と放射線検出器の間に中間部材を配設して、前記中間部材に前記放射線検出器を接着させてもよい。
図15に示すように、筐体124は、上部材126を板状に形成すると共に、下部材128を断面コ字状に形成してもよい。なお、図15は、筐体124内部に収容される部品の図示を省略している。この場合、上部材126は、CFRP等の繊維強化樹脂等で構成され、下部材128は、上部材126と材質の異なる樹脂や金属等で構成される。
本発明の筐体は、種々の材質で構成してよい。例えば、図16に示すように、筐体130は、複数の炭素繊維シートを積層するようにして構成してよい。この場合、荷重が集中的に生じる箇所に対して炭素繊維シートの積層数を増加して、荷重が集中的に生じない箇所に比べて補強することが可能である。
また、図17に示すように、筐体132は、複数のハニカム構造体134をカバー部材136で挟み込むようにして構成してもよい。この場合、カバー部材136は、CFRPで形成され、ハニカム構造体134は、例えば、アラミド材や発泡材で形成されている。発泡材としては、発泡スチロール、アクリル発泡体、塩ビ発泡体、発泡シリコーン、ポリウレタン発泡体等が用いられる。但し、発泡材として、アクリル発泡体である発泡ポリプロピレンを用いた場合、他の発泡材を利用した場合よりもコストを低く抑えることができる。
本発明に係る放射線画像撮影装置は、所定の位置に固定されている放射線画像撮影装置として用いられてもよい。
10…放射線画像撮影システム 12…被写体
16…放射線 20…放射線画像撮影装置
28…カセッテ本体 32…筐体
34…上部材 36…下部材
37…透過面 38…透過面部(第1部材)
40…上側側面部(第2部材) 42…背面部
44…下側側面部 50、118…放射線検出器
62…シンチレータ 64…変換部
86…接着部材 88…連通路
90…角部 114、116…フィルタ部材
120…接触部材 122…押付部材

Claims (9)

  1. 被写体を透過した放射線が透過する透過面を有する支持部材と、
    前記透過面を透過した放射線を検出する放射線検出器と、
    前記放射線検出器及び前記透過面の間に内部空間が形成されるように該放射線検出器を該支持部材に対して剥離自在に接着する接着部材と、
    前記内部空間及び外部を連通すると共に、外部から前記内部空間への異物の混入を阻止する通気手段と、を備えることを特徴とする放射線画像撮影装置。
  2. 請求項1記載の放射線画像撮影装置において、
    前記通気手段として、前記接着部材に形成されて前記内部空間及び外部を連通する連通路が設けられ、
    前記連通路は、曲がっていることを特徴とする放射線画像撮影装置。
  3. 請求項1記載の放射線画像撮影装置において、
    前記通気手段として、前記接着部材に形成されて前記内部空間及び外部を連通する連通路と、前記連通路と外部との間の空気の流れを許可し、且つ外部から前記連通路への異物の混入を阻止するフィルタ部材と、が設けられていることを特徴とする放射線画像撮影装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の放射線画像撮影装置において、
    前記放射線検出器は、前記被写体を透過した放射線を可視光に変換するシンチレータと、
    前記シンチレータに設けられ、且つ該シンチレータにて変換された可視光を電気信号に変換する変換部と、を有し、
    前記変換部が、前記接着部材にて前記支持部材に接着されていることを特徴とする放射線画像撮影装置。
  5. 請求項4記載の放射線画像撮影装置において、
    前記放射線検出器は、前記シンチレータを挟んで前記変換部の反対側に位置し、且つ前記シンチレータに接触する接触部材と、
    前記接触部材を前記変換部側に押し付け可能な押付手段と、をさらに有することを特徴とする放射線画像撮影装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の放射線画像撮影装置において、
    前記支持部材が、前記放射線検出器を収容する筐体であることを特徴とする放射線画像撮影装置。
  7. 請求項6記載の放射線画像撮影装置において、
    前記筐体が、強化繊維樹脂を含む材料で構成されていることを特徴とする放射線画像撮影装置。
  8. 請求項7記載の放射線画像撮影装置において、
    前記筐体が、前記放射線検出器と対向する板状の第1部材と、前記第1部材の周縁に該第1部材と一体となるように立設された第2部材と、を備えることを特徴とする放射線画像撮影装置。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の放射線画像撮影装置において、
    前記接着部材は、外的要因が作用することにより接着力が変化する材質で構成されていることを特徴とする放射線画像撮影装置。
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