JP2017094131A - 放射線撮像システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 長尺撮影に際して発生し得るアーチファクトを抑制する。【解決手段】 放射線検出パネル2と、放射線検出パネル2を内包する筐体と、を有する複数の放射線撮像装置を、夫々の一部が放射線照射側から見て空間的に重なるように配置して、複数の放射線撮像装置からの夫々の画像信号に基づいて放射線画像を取得する放射線撮像システムにおいて、複数の放射線撮像装置のうちの少なくとも1つの放射線撮像装置D1の筐体は、他の放射線撮像装置D2と空間的に重なる一部における領域の放射線透過率が、その一部における領域とは異なる領域の放射線透過率に比べて高い。【選択図】 図2

Description

本発明は、医療用画像診断装置、非破壊検査装置、放射線を用いた分析装置などに応用される放射線撮像システムに関するものである。
近年、例えば医療分野では被験者の躯体の歪みや異常を把握するため脊髄や下肢の全体や全身を撮影するといった、観察領域の尺が長い撮影(以下長尺撮影と称する)に対する要望がある。特に、一度の放射線照射で長尺撮影が行える放射線撮像システムは、観察領域を複数の区画に分けて複数回放射線照射を行うことで長尺撮影を行う放射線撮像システムに比べて、被験者の体動排除や被曝量低減の観点からより望ましい。
特許文献1には、複数枚の放射線撮像装置を並べて撮影することで、一度の放射線曝射でも継ぎ目に画像欠落がない長尺撮影が行える放射線撮像システムが開示されている。特許文献1では、放射線の照射方向から見て、第2の放射線撮像装置とそれより放射線照射側に配置された第1の放射線撮像装置とが重なる重ね部では、第1の放射線撮像装置の制御基板が第2の放射線撮像装置の画素アレイに重ならないようにそれぞれ配置する。重ね部に照射された放射線は、第1の放射線撮像装置の画素アレイにより画像情報が得られる。両方の放射線撮像装置からの画像を合成することで、継ぎ目に画像欠落がない長尺画像を得ることができる。
特開2012−040140号公報
本発明の放射線撮像システムは、しかしながら、特許文献1の構成では、各放射線撮像装置の筐体による画像への影響についての言及はなく、第1の放射線撮像装置の筐体が第2の放射線撮像装置から得られる画像にアーチファクトを発生させる恐れがある。そこで、本発明は、第1の放射線撮像装置の筐体に起因して第2の放射線撮像装置から得られる画像に発生し得るアーチファクトを抑制するのに有利な技術を提供することを目的とする。
各々が、2次元マトリクス状に配列された複数の画素を有して照射された放射線を画像信号に変換する放射線検出パネルと、前記放射線検出パネルを内包する筐体と、を有する複数の放射線撮像装置を、夫々の一部が放射線照射側から見て空間的に重なるように配置して、前記複数の放射線撮像装置からの夫々の画像信号に基づいて放射線画像を取得する放射線撮像システムにおいて、前記複数の放射線撮像装置のうちの少なくとも1つの放射線撮像装置の筐体は、前記一部における領域の放射線透過率が、前記一部における領域とは異なる領域の放射線透過率に比べて高いことを特徴とする。
本発明により、第1の放射線撮像装置の筐体に起因して第2の放射線撮像装置から得られる画像に発生し得るアーチファクトを抑制することが可能となる。
放射線撮像システムを説明するための概略断面図 第1の実施形態に係る放射線撮像装置の断面模式図及び平面模式図 第2の実施形態に係る放射線撮像装置の断面模式図及び平面模式図 第3の実施形態に係る放射線撮像装置の断面模式図及び平面模式図 第3の実施形態に係る放射線撮像装置セットの拡大模式図 第4の実施形態に係る放射線撮像装置の断面模式図及び平面模式図
以下、本発明の実施形態について、添付の図面を参照して具体的に説明する。ただし、各実施形態に示す寸法や構造の詳細は、本文および図中に示す限りではない。なお、本明細書では、X線だけでなく、α線、β線、γ線、粒子線、宇宙線なども、放射線に含まれるものとする。
まず、図1を用いて本発明に係る放射線撮像システムを説明する。図1は、放射線撮像システムを説明するための概略断面図である。
放射線撮像システムにおける放射線撮像装置セットSは、第1の放射線撮像装置D1と第2の放射線撮像装置D2とを含む。第1の放射線撮像装置D1は、第2の放射線撮像装置D2よりも放射線発生装置R側、すなわち、放射線照射側に配置されている。また、第1の放射線撮像装置D1は、その一部が放射線照射側から見て第2の放射線撮像装置D2の一部と空間的に重なるように、配置されている。ここで、空間的に重なるとは、物理的に接して重なっていてもよく、また、物理的に接することなく空間を介して重なっていてもよい。被験者Mは、放射線撮像装置セットSの前に置かれた踏み台上に立つことで放射線撮像装置セットSおよび放射線発生装置Rに対し位置決めされる。放射線発生装置Rから放射線撮像装置セットに向け照射された放射線Xは、被験者Mを透過して第1の放射線撮像装置D1及び第2の放射線撮像装置D2に到達し、それぞれで画像信号に変換されることで捕捉される。各放射線撮像装置D1、D2で得られた画像信号は不図示の画像処理装置で合成処理され、被験者Mの放射線画像が取得される。
(第1の実施形態)
次に、図2(a)及び図2(b)を用いて、本発明の第1の実施形態について説明する。図2(a)は、図1の丸枠部分を拡大した断面模式図及びその領域での画像信号を示す概念図であり、図2(b)は第1の実施形態に係る第1の放射線撮像装置D1の平面模式図である。
図2(a)に示すように、複数の放射線撮像装置D1及びD2はそれぞれ、放射線検出パネル2、フレキシブル回路基板8及び/又はプリント回路基板5に搭載された集積回路IC、及び、第1部材1及び第2部材6を含む筐体を含む。放射線検出パネル2は、2次元マトリクス状に配列された複数の画素を含む画素アレイを有して照射された放射線を画像信号に変換する。フレキシブル回路基板8及び/又はプリント回路基板5に搭載された集積回路ICは、放射線検出パネル2に電気的に接続されている。第1部材1及び第2部材6を含む筐体は、少なくとも放射線検出パネル2及び集積回路ICを内包する。
このような放射線撮像セットSの複数の放射線撮像装置のうちの少なくとも1つの放射線撮像装置の筐体は、他の放射線撮像装置と空間的に重なっている一部における領域の放射線透過率が、その領域とは異なる領域の放射線透過率に比べて高くされている。より具体的には、放射線撮像セットSの複数の放射線撮像装置のうちの第2の放射線撮像装置D2よりも放射線照射側に配置された第1の放射線撮像装置D1の筐体は、以下の構成を備える。その筐体は、放射線照射側から見て第2の放射線撮像装置D2に空間的に重なる第1の領域の放射線透過率が、第1の放射線撮像装置D1の集積回路ICと対向する第2の領域の放射線透過率に比べて高くなるように、第1部材1と第2部材6とを含む。このような構成により、第2の放射線撮像装置D2と空間的に重なる第1の放射線撮像装置D1の筐体での放射線吸収が抑制される。それにより、第2の放射線撮像装置D2で得られる画像信号のうち、第1の領域と空間的に重なる画素から得られる信号の低下が抑制され、第1の放射線撮像装置の筐体に起因して第2の放射線撮像装置から得られる画像に発生し得るアーチファクトが抑制される。
以下に、第1の実施形態に係る各放射線撮像装置の具体例について、説明する。各放射線撮像装置D1、D2には、放射線照射側から、放射線検出パネル2、粘着材3、基台4、プリント回路基板5の順に積層された結合体が筐体に内包される。放射線検出パネル2が粘着材3によって基台4に結合されることにより、放射線検出パネル2は基台4によって支持される。プリント回路基板5は、基台4を挟んで放射線検出パネル2とは反対側に配置される。また、各放放射線撮像装置D1、D2の筺体は、第1部材1と第2部材6とを含む。第1部材1は、第2部材6に比べて放射線透過率の高い部材からなる。第1の領域を構成する第1部材1は、放射線入射方向からの放射線透過性がアルミ当量5mm以下の材料が好ましく使用され、たとえばCFRPが用いられる。なお、第1部材1のうち画素アレイと対向する領域にあっては、第1の領域における放射線透過性よりも高いことが望ましい。一方、筐体のうち集積回路ICと対向する第2の領域を構成する第2部材6は、第1部材1より剛性が高く且つ放射線透過率の低い材料が好ましく、アルミニウムやマグネシウムといった金属材料が用いられる。放射線検出パネル2は、放射線を捕捉可能な画素アレイと、該画素アレイの外周に辺縁部を有する。第2の放射線撮像装置D2は、その画素アレイが第1の放射線撮像装置D1の画素アレイと一部重なるように配置され、どのラインにおいても各放射線撮像装置D1、D2のいずれかの画素アレイが確実に画像情報を取得するように構成される。結合された放射線画像は、第1の放射線撮像装置D1の画像信号と、第2の放射線撮像装置D2の画像信号のうちの第1の放射線撮像装置D1で得られていない領域の画像信号とを合成して作成される。ここで、第1の放射線撮像装置D1の画素アレイ端から筺体の端部までのエリアは、第1の放射線撮像装置D1の構造物が第2の放射線撮像装置D2に写り込んでしまい、結合された放射線画像にアーチファクトが生じ得る。そこで、本実施形態においては、第1部材1が側壁部、および、背面部まで回り込んで、第2の放射線撮像装置D2に写り込む部分である第1の領域を構成する。これにより、当該箇所に第2部材6を用いた場合と比較して、当該領域における筺体による放射線吸収による放射線の減衰を抑制できる。放射線画像の出力低下が少なければ、たとえば事前に取得してある放射線画像の出力低下量の情報と合わせることで、当該領域の画像を補正処理して、画質を向上させることが可能である。第1部材1と第2部材6との結合は、第1の領域の外側でネジ7を用いて行うことで、ネジ7が結合された放射線画像に写り込むことの無い構成とする。
図2(b)に示すように、本実施形態の筐体は、略方形を有し、4辺のうちの1辺を第1部材1で構成するが、残りの3辺およびすべての角部は第2部材6で構成する。このような構成とすることで、角部からの落下強度や、装置全体の剛性の確保が可能となる。また、第1部材1としてCFRPを用いる場合は、賦形性が悪いために箱形状に形成することが困難であり、その点でも1辺だけをCFRPとすることは利点がある。筺体には、放射線撮像装置の電源スイッチ10、放射線撮像装置の状態を表示するLED等の表示部11、集積回路ICへの電源供給基台信号送受信を行うケーブル12と接続される接続部9が備えられている。これらは、第1の放射線撮像装置D1においては、第2の放射線撮像装置D2と空間的に重なる第1の領域を除く領域に配置される。本実施形態では、第2部材6に設けることで、結合された放射線画像にこれらの構造物が写り込むことを無いような構成となる。放射線検出パネル2には、プリント回路基板5と電気的に接続されたフレキシブル回路基板8が、互いに直交する2辺に電気的に接続される。第1の放射線撮像装置D1のフレキシブル回路基板8は、第2の放射線撮像装置D2と空間的に重なる第1の領域を除く領域に配置されることで、結合された放射線画像にフレキシブル回路基板8が写り込むことが無いような構成となる。また、上記のように筐体のうち第1の領域を除く領域は、設置時の向きの誤りを防ぐために外部から視認可能になっていることが好ましい。
(第2の実施形態)
次に、図3(a)及び図3(b)を用いて、第2の実施形態を説明する。図3(a)は、図1の丸枠部分を拡大した断面模式図及びその領域での画像信号を示す概念図であり、図3(b)は第2の実施形態に係る第1の放射線撮像装置D1の平面模式図である。なお、第1の実施形態と同じ構成には同じ符号を付与して詳細な説明は省略する。
第1の実施形態では、第1の領域における筐体の側壁においては、第1部材1で構成されているが、筐体の外形の厚み分だけ第1部材1で放射線が吸収され、第1の領域の側壁を除く他の領域に比べて、側壁の部分だけ放射線の吸収量が著しく高くなってしまう。そこで、第2の実施形態では、図3(a)に示すように、第1の領域における第1の放射線撮像装置D1の筐体の外形の厚さが、第1の領域とは別の例えば第2の領域における第1の放射線撮像装置の筐体Dの外形の厚さに比べて薄くなるように、構成されている。特に、第1の領域における第1の放射線撮像装置D1の筐体の外形の厚さが、第1の領域において端部に向かって薄くなるように構成されることが好ましい。このように構成すると、第1の実施形態に比べて、第1部材1で構成される側壁の高さが小さくなり、筐体の側壁による放射線吸収に起因する放射線画像のアーチファクトが更に抑制され得る。
また、図3(b)に示すように、略矩形の筐体の4辺のうち、第1領域を含む3辺が第1部材1からなり、残りの1辺が第2部材6からなる。そして、第2部材6からなる筐体の1辺に、フレキシブル回路基板8(不図示)、電源スイッチ10、表示部11、接続部9が設けられている。このような構成であれば、筐体が放射線照射側から見て略長方形の形状を有する場合、短辺及び長辺のいずれも第1部材1で構成される。この構成になり、より縦長の領域で結合された放射線画像を得たい場合には、短辺を第1の領域として重ねあわせ、より横長の結合された放射線画像を得たい場合には、長辺を第1の領域として重ねあわせることができる。これにより、第2の実施形態は、第1の実施形態に比べて撮影の自由度が向上する。
(第3の実施形態)
次に、図4(a)、図4(b)、及び図5を用いて、第3の実施形態を説明する。図4(a)は第3の実施形態に係る第1の放射線撮像装置D1の平面模式図であり、図4(b)は、図1の丸枠部分を拡大した断面模式図及びその領域での画像信号を示す概念図である。図5は、放射線撮像装置セットS内に放射線撮像装置を設置する設置部を説明する概念図である。なお、第1の実施形態と同じ構成には同じ符号を付与して詳細な説明は省略する。
第3の実施形態では、筺体が、略矩形の4辺のうちの1辺に開口を有する第3部材16と、第3部材16の開口を閉じることができる蓋部14と、蓋部14が開閉可能に第3部材16と接合する接合部15とを更に含む。放射線撮像装置を単体で使用する際には、蓋部14が閉じた形態で利用される。一方、放射線撮像装置の一部を重ねて結合された放射線画像を取得する長尺撮影を行う際には、蓋部14が開き筺体の1辺が開口している形態で利用され、筐体内の結合体が筺体外部に一部現れるように移動することができる。結合体に含まれる放射線検出パネル2の画素は、放射線を可視光に変換する蛍光体と、可視光を電気信号に変換する光電変換素子と、を含む構成が用いられ得る。そのため、放射線検出パネル2に光が当たると所望の放射線画像を得ることが出来ないので、蓋部14が開いた状態で放射線検出パネル2を遮光するための遮光部17が設けられる。この遮光部17は、実質的に筐体の一部を構成し、その放射線吸収率は第3部材16よりも低い材料を用いて構成されている。そして、蓋部14が開いた状態では、放射線検出パネル2及び遮光部17が、第2の放射線撮像装置D2と空間的に重なる位置に移動し得る。すなわち、放射線検出パネル2及び遮光部17が筐体の第1の領域となり、第1の放射線撮像装置の筐体に起因して第2の放射線撮像装置から得られる画像に発生し得るアーチファクトが抑制される。
また、図5に示すように、蓋部14の端部には係止部18が設けられており、第3部材16に設けられた引掛け部19にて閉じた状態で固定されている。一方、放射線撮像装置セットSに設けられた設置部21には、ロック解除部20が設けられている。放射線撮像装置を放射線撮像装置セットSの設置部21に設置すると、ロック解除部20によって係止部18が押し上げられる。これにより、蓋部14の固定が解除され、蓋部14が図4(b)に示すような開いた状態となる。このような構成により、長尺撮影を行うために放射線撮像装置を放射線撮像装置セットSに設置した時には、長尺撮影のための形態に移行することが容易となる。
(第4の実施形態)
次に、図6を用いて第4の実施形態について説明する。図6は、図1の丸枠部分を拡大した断面模式図及びその領域での画像信号を示す概念図である。なお、第1の実施形態と同じ構成には同じ符号を付与して詳細な説明は省略する。
複数の放射線撮像装置を収容する放射線撮像装置セットSの収容筐体には、被験者Mによる荷重から、収容されている放射線撮像装置や散乱線除去グリッド(不図示)を保護する保護板22が設けられている。この保護板22には、アクリルやポリカーボネードといった材料が用いられ得る。本実施形態では、この保護板22によって、放射線画像のアーチファクトが抑制されるように、保護板22の厚さに分布を持たせている。具体的には、第1領域に対応する領域での保護板22と第1の放射線撮像装置D1の筺体と放射線検出パネル2の辺縁部の3層の合算した放射線透過率が、第1領域以外の領域の保護板22分の放射線透過率と略同等となるようにする。これにより、第1の放射線撮像装置の筐体に起因して第2の放射線撮像装置から得られる画像に発生し得るアーチファクトが更に抑制される。
M 被験者
R 放射線発生装置
S 放射線撮像装置セット
D1 第1の放射線撮像装置
D2 第2の放射線撮像装置
1 第1部材
2 放射線検出パネル
5 プリント回路基板
6 第2部材
8 フレキシブル回路基板

Claims (12)

  1. 2次元マトリクス状に配列された複数の画素を有して照射された放射線を画像信号に変換する放射線検出パネルと、前記放射線検出パネルを内包する筐体と、を有する複数の放射線撮像装置を、夫々の一部が放射線照射側から見て空間的に重なるように配置して、前記複数の放射線撮像装置からの夫々の画像信号に基づいて放射線画像を取得する放射線撮像システムにおいて、
    前記複数の放射線撮像装置のうちの少なくとも1つの放射線撮像装置の筐体は、前記一部における領域の放射線透過率が、前記一部における領域とは異なる領域の放射線透過率に比べて高いことを特徴とする放射線撮像システム。
  2. 前記複数の放射線撮像装置は夫々、前記放射線検出パネルに電気的に接続された集積回路を更に含み、
    前記筐体は、前記集積回路を更に内包し、
    前記複数の放射線撮像装置のうちの第2の放射線撮像装置よりも放射線照射側に配置された第1の放射線撮像装置の筐体は、前記放射線照射側から見て前記第2の放射線撮像装置に空間的に重なる第1の領域の放射線透過率が、前記第1の放射線撮像装置の集積回路と対向する第2の領域の放射線透過率に比べて高いことを特徴とする請求項1に記載の放射線撮像システム。
  3. 前記第1の領域における前記第1の放射線撮像装置の筐体の厚さは、前記第2の領域における前記第1の放射線撮像装置の筐体の厚さに比べて薄いことを特徴とする請求項2に記載の放射線撮像システム。
  4. 前記第1の領域における前記第1の放射線撮像装置の筐体の厚さは、前記第1の領域において端部に向かって薄くなることを特徴とする請求項3に記載の放射線撮像システム。
  5. 前記第1の放射線撮像装置の筐体は、前記第1の領域を構成する第1部材と、第1部材1より剛性が高く且つ放射線透過率の低い第2部材と、を含む請求項2から4のいずれか1項に記載の放射線撮像システム。
  6. 前記第1の放射線撮像装置の筐体は、前記放射線照射側から見て略矩形に構成され、前記略矩形の4辺のうち少なくとも1辺は前記第1部材によって構成され、前記4辺のうちの前記少なくとも1辺を除く残りの辺は前記第2部材によって構成されることを特徴とする請求項5に記載の放射線撮像システム。
  7. 前記第1の放射線撮像装置は、電源スイッチを更に有し、前記電源スイッチは前記第2部材に設けられることを特徴とする請求項6に記載の放射線撮像システム。
  8. 前記第1の放射線撮像装置は、前記第1の放射線撮像装置の状態を表示する表示部を更に有し、前記表示部は前記第2部材に設けられることを特徴とする請求項6に記載の放射線撮像システム。
  9. 前記第1の放射線撮像装置は、前記集積回路への電源供給及び/又は信号送受信を行うためのケーブルと接続される接続部を更に有し、前記接続部は前記第2部材に設けられることを特徴とする請求項6に記載の放射線撮像システム。
  10. 前記第1部材は、放射線透過性がアルミ当量5mm以下の材料からなることを特徴とする請求項6から9のいずれか1項に記載の放射線撮像システム。
  11. 前記複数の放射線撮像装置は夫々、前記放射線検出パネルと電気的に接続されたフレキシブル回路基板と、前記フレキシブル回路基板と電気的に接続されたプリント回路基板と、前記放射線検出パネルを支持する基台と、を更に含み、前記プリント回路基板は前記基台を挟んで前記放射線検出パネルと反対側に配置され、前記集積回路は前記プリント回路基板及び/又はフレキシブル回路基板に搭載されていることを特徴とする請求項2から10のいずれか1項に記載の放射線撮像システム。
  12. 前記複数の放射線撮像装置を収容する収容筐体を更に有し、前記収容筐体は前記複数の放射線撮像装置を保護する保護板を含み、前記保護板は前記放射線画像のアーチファクトが抑制されるように厚さに分布を有することを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載の放射線撮像システム。
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