JP6071985B2 - 放射線撮像システム - Google Patents

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本発明は、医療用画像診断装置、非破壊検査装置、放射線を用いた分析装置などに応用される放射線撮像システムに関するものである。
近年、例えば医療分野では被験者の躯体の歪みや異常を把握するため脊髄や下肢の全体や全身を撮影するといった、観察領域の尺が長い撮影(以下長尺撮影と称する)に対する要望がある。特に、一度の放射線照射で長尺撮影が行える放射線撮像システムは、観察領域を複数の区画に分けて複数回放射線照射を行うことで長尺撮影を行う放射線撮像システムに比べて、被験者の体動排除や被曝量低減の観点からより望ましい。
特許文献1には、複数枚の放射線撮像装置を並べて撮影することで、一度の放射線曝射でも継ぎ目に画像欠落がない長尺撮影が行える放射線撮像システムが開示されている。特許文献1では、放射線の照射方向から見て、第2の放射線撮像装置とそれより放射線照射側に配置された第1の放射線撮像装置とが重なる重ね部では、第1の放射線撮像装置の制御基板が第2の放射線撮像装置の画素アレイに重ならないようにそれぞれ配置する。重ね部に照射された放射線は、第1の放射線撮像装置の画素アレイにより画像情報が得られる。両方の放射線撮像装置からの画像を合成することで、継ぎ目に画像欠落がない長尺画像を得ることができる。
特開2012−040140号公報
しかしながら、特許文献1の構成では、各放射線撮像装置の筐体による画像への影響についての言及はなく、第1の放射線撮像装置の筐体が第2の放射線撮像装置から得られる画像にアーチファクトを発生させる恐れがある。そこで、本発明は、第1の放射線撮像装置の筐体に起因して第2の放射線撮像装置から得られる画像に発生し得るアーチファクトを抑制するのに有利な技術を提供することを目的とする。
本発明の放射線撮像システムは、各々が、2次元マトリクス状に配列された複数の画素を有して照射された放射線を画像信号に変換する放射線検出パネルと、前記放射線検出パネルを内包する筐体と、を有する複数の放射線撮像装置を、夫々の放射線検出パネルにおける有効画素領域の一部が放射線照射側から見て空間的に重なるように配置して、前記複数の放射線撮像装置からの夫々の画像信号に基づいて放射線画像を取得する放射線撮像システムにおいて、複数の放射線撮像装置は、第1の放射線撮像装置と第2の放射線撮像装置を含み、前記第1の放射線撮像装置の筐体の外形の厚さであって、前記第2の放射線撮像装置の放射線検出パネルの有効画素領域に空間的に重なる領域の外形の厚さが、該筐体の端部に向かって薄くなることを特徴とする。
本発明により、第1の放射線撮像装置の筐体に起因して第2の放射線撮像装置から得られる画像に発生し得るアーチファクトを抑制することが可能となる。
放射線撮像システムを説明するための概略断面図 放射線撮像システムを説明するための概略断面図 第1の実施形態に係る放射線撮像装置の断面模式図 第1の実施形態に係る放射線撮像装置の断面模式図 第1の実施形態に係る放射線撮像装置の断面模式図 第1の実施形態に係る放射線撮像装置の断面模式図 第2の実施形態に係る放射線撮像装置の断面模式図及び平面模式図 第2の実施形態に係る放射線撮像装置の平面模式図
以下、本発明の実施形態について、添付の図面を参照して具体的に説明する。ただし、各実施形態に示す寸法や構造の詳細は、本文および図中に示す限りではない。なお、本明細書では、X線だけでなく、α線、β線、γ線、粒子線、宇宙線なども、放射線に含まれるものとする。
まず、図1(a)、図1(b)、図2(a)及び図2(b)を用いて本発明に係る放射線撮像システムを説明する。図1(a)、図1(b)、図2(a)及び図2(b)は、それぞれ放射線撮像システムの例を説明するための概略断面図である。
上記各図における放射線撮像システムにおける放射線撮像装置セットSは、第1の放射線撮像装置D1と第2の放射線撮像装置D2と第3の放射線撮像装置D3とを含む。第1の放射線撮像装置D1は、第2の放射線撮像装置D2よりも放射線発生装置R側、すなわち、放射線照射側に配置されている。また、第1の放射線撮像装置D1は、その一部が放射線照射側から見て第2の放射線撮像装置D2の一部と空間的に重なるように、配置されている。ここで、空間的に重なるとは、物理的に接して重なっていてもよく、また、物理的に接することなく空間を介して重なっていてもよい。また、図1(a)に示す例では、第3の放射線撮像装置D3は、第1の放射線撮像装置D1よりも放射線発生装置Rと反対側、すなわち、放射線照射側とは反対側に配置されている。そして、第1の放射線撮像装置D1は、その一部が放射線照射側から見て第3の放射線撮像装置D3の一部と空間的に重なるように、配置されている。一方、図1(b)に示す例では、第3の放射線撮像装置D3は、第2の放射線撮像装置D2よりも放射線発生装置R側、すなわち、放射線照射側に配置されている。そして、第3の放射線撮像装置D3は、その一部が放射線照射側から見て第2の放射線撮像装置D2の一部と空間的に重なるように、配置されている。図1(a)及び図1(b)の構成では、放射線撮像装置セットS全体の厚さが抑制される。また、特に図1(b)の構成では、放射線照射側に空間的に一部重なる他の放射線撮像装置が存在するものが第2の放射線撮像装置D2のみとなり、空間的に重なることによる影響を受ける放射線撮像装置の数が低減できる。また、図2(a)及び図2(b)に示す例では、第3の放射線撮像装置D3は、第2の放射線撮像装置D2よりも放射線発生装置Rと反対側、すなわち、放射線照射側とは反対側に配置されている。そして、第2の放射線撮像装置D2は、その一部が放射線照射側から見て第3の放射線撮像装置D3の一部と空間的に重なるように、配置されている。被験者Mは、放射線撮像装置セットSの前に置かれた踏み台上に立つことで放射線撮像装置セットSおよび放射線発生装置Rに対し位置決めされる。放射線発生装置Rから放射線撮像装置セットに向け照射された放射線Xは、被験者Mを透過して各放射線撮像装置D1〜D3に到達し、それぞれで画像信号に変換されることで捕捉される。各放射線撮像装置D1〜D3で得られた画像信号は不図示の画像処理装置で合成処理され、被験者Mの放射線画像が取得される。なお、図2(a)及び図2(b)では、放射線撮像装置セットSの筐体の厚みを抑制するために各放射線撮像装置D1〜D3が放射線撮像装置セットSの筐体に対して傾斜して設けられているが、本願発明はこれに限定されるものではない。
(第1の実施形態)
次に、図3(a)及び図3(b)を用いて、本発明の第1の実施形態について説明する。図3(a)は、図1(a)等の丸枠部分を拡大した、第1の実施形態に係る一例を示す断面模式図であり、図3(b)は、図1(a)等の丸枠部分を拡大した、第1の実施形態に係る他の例を示す断面模式図である。
図2(a)に示すように、複数の放射線撮像装置D1及びD2はそれぞれ、放射線検出パネル2、フレキシブル回路基板8及び/又はプリント回路基板5に搭載された集積回路IC、及び、筐体1を含む。放射線検出パネル2は、2次元マトリクス状に配列された複数の画素を含む画素アレイを有して照射された放射線を画像信号に変換する。フレキシブル回路基板8及び/又はプリント回路基板5に搭載された集積回路ICは、放射線検出パネル2に電気的に接続されている。筐体1は、少なくとも放射線検出パネル2及び集積回路ICを内包する。
このような放射線撮像セットSの複数の放射線撮像装置のうちの少なくとも1つの放射線撮像装置の筐体は、他の放射線撮像装置と空間的に重なっている一部に相当する領域の放射線透過率が、その領域とは異なる領域の放射線透過率に比べて高くされている。より具体的には、放射線撮像セットSの複数の放射線撮像装置のうちの第2の放射線撮像装置D2よりも放射線照射側に配置された第1の放射線撮像装置D1の筐体は、以下の構成を備える。その筐体は、放射線照射側から見て第2の放射線撮像装置D2に空間的に重なる第1の領域の放射線透過率が、第1の放射線撮像装置D1の集積回路ICと対向する第2の領域放射線透過率に比べて高くなるように、第1の領域の厚さが第1の領域以外の領域の最大の厚さに比べて薄くされている。より具体的には、第1の領域の外形の厚さが第2の領域の外形の厚さに比べて薄くされている。このような構成により、第2の放射線撮像装置D2と空間的に重なる第1の放射線撮像装置D1の筐体での放射線吸収が抑制される。それにより、第2の放射線撮像装置D2で得られる画像信号のうち、第1の領域と空間的に重なる画素から得られる信号の低下が抑制され、第1の放射線撮像装置の筐体に起因して第2の放射線撮像装置から得られる画像に発生し得るアーチファクトが抑制される。
以下に、第1の実施形態に係る各放射線撮像装置の具体例について、説明する。各放射線撮像装置D1〜D3には、放射線照射側から、放射線検出パネル2、粘着材3、基台4、プリント回路基板5の順に積層された結合体が筐体1に内包される。放射線検出パネル2が粘着材3によって基台4に結合されることにより、放射線検出パネル2は基台4によって支持される。プリント回路基板5は、基台4を挟んで放射線検出パネル2とは反対側に配置される。
筐体1は、放射線照射側から見て第2の放射線撮像装置D2に空間的に重なる第1の放射線撮像装置D1の第1の領域の外形の厚さが第1の領域以外の領域の最大の外形の厚さに比べて薄くされている。より具体的には、第1の領域の厚さが第1の放射線撮像装置D1の集積回路ICと対向する第2の領域の外形の厚さに比べて薄くされている。特に、第1の領域における第1の放射線撮像装置D1の筐体の外形の厚さが、第1の領域において端部に向かって薄くなるように構成されることが好ましい。図3(a)に示す例では、第1の放射線撮像装置D1の第1の領域において、筐体1の放射線照射側の表面と側面とを接続する稜線部に面取りが施され、筐体1の側面と平行な方向から傾斜した傾斜領域(Slanted Area)を有している。これにより、第1の領域における筐体1の外形の厚さが、第2の領域及び画素アレイと対向する第3の領域(Effective Area)における筐体1の外形の厚さに比べて薄くなる。また、傾斜領域を有することにより、筐体1の第1の領域における側面の高さが傾斜領域を有しない場合の側面の高さに比べて低くなり放射線透過率が高くなる。また、図3(b)に示すように、図3(a)に比べて傾斜領域を広くすると、筐体1の第1の領域における側面の高さがより低くなり、より放射線透過率が高くなり、更に、第1の領域の幅がより広くなる。また、傾斜領域が筐体1の放射線照射側から見た辺部のうち第1の領域が含まれる辺部のみならず、第1の領域が含まれない他の辺部にも設けられてもよい。放射線検出パネル2は、放射線を捕捉可能な画素アレイと、該画素アレイの外周に辺縁部を有する。第2の放射線撮像装置D2は、その画素アレイが第1の放射線撮像装置D1の画素アレイと一部重なるように配置され、どのラインにおいても各放射線撮像装置D1、D2のいずれかの画素アレイが確実に画像情報を取得するように構成される。結合された放射線画像は、第1の放射線撮像装置D1の画像信号と、第2の放射線撮像装置D2の画像信号のうちの第1の放射線撮像装置D1で得られていない領域の画像信号とを合成して作成される。ここで、第1の放射線撮像装置D1の画素アレイ端から筺体の端部までのエリアは、第1の放射線撮像装置D1の構造物が第2の放射線撮像装置D2に写り込んでしまい、結合された放射線画像にアーチファクトが生じ得る。そこで、本実施形態においては、放射線照射側から見て第2の放射線撮像装置D2に空間的に重なる第1の放射線撮像装置D1の第1の領域の外形の厚さが第1の領域以外の領域の外形の最大の厚さに比べて薄くされている。これにより、当該箇所の外形の厚さが他の外形の厚さと同じである場合と比較して、当該領域における筺体による放射線吸収による放射線の減衰を抑制できる。放射線画像の出力低下が少なければ、たとえば事前に取得してある放射線画像の出力低下量の情報と合わせることで、当該領域の画像を補正処理して、画質を向上させることが可能である。
また、図4(a)〜(c)に示すように、第1の放射線撮像装置D1の第1の領域において、筐体1の放射線照射側とは反対側の表面と側面とを接続する稜線部に面取りが施され、筐体1の側面が傾斜した傾斜領域を有していてもよい。また、図4(b)に示すように、図4(a)に比べて傾斜領域を広くすると、筐体1の第1の領域における側面の高さがより低くなり、より放射線透過率が高くなり、更に、第1の領域の幅がより広くなる。また、図4(c)に示すように、傾斜領域が平面でなく曲面であってもよく、また曲面と平面の組み合わせであってもよい。このことは、図3(a)及び図3(b)で示した、放射線照射側に傾斜領域が設けられる形態にも適用され得る。
また、図5(a)〜(c)に示すように、第1の放射線撮像装置D1の第1の領域において、傾斜領域が、放射線照射側から見て第1の放射線撮像装置D1の基台4の一部と空間的に重なる領域まで設けられていてもよい。そのような場合、図5(a)に示すように、傾斜領域にあわせて、基台4の側面が傾斜されていることが望ましい。また、図5(b)に示すように、第1の放射線撮像装置D1の第1の領域において、筐体1の側面全体が傾斜領域にされていてもよい。更に、図5(c)に示すように、第1の放射線撮像装置D1の第1の領域において、筐体1の側面全体が曲面の傾斜領域とされていてもよい。
また、図6に示すように、筐体1の放射線照射側の表面と側面とを接続する稜線部に面取りが施されて傾斜領域を有し、と筐体1の放射線照射側とは反対側の表面と側面とを接続する稜線部とに面取りが施され傾斜領域を有していてもよい。このような構成は、図2(a)及び図2(b)に示す放射線撮像装置セットSに用いられる放射線撮像装置に適用されることが望ましい。
(第2の実施形態)
次に、図7(a)及び図7(b)を用いて、第2の実施形態を説明する。図7(a)は、図1の丸枠部分を拡大した断面模式図であり、図7(b)は第2の実施形態に係る第1の放射線撮像装置D1の平面模式図である。なお、第1の実施形態と同じ構成には同じ符号を付与して詳細な説明は省略する。
第2の実施形態では、以下の構成を備える点で第1の実施形態と相違する。筐体1は、放射線照射側から見て第2の放射線撮像装置D2に空間的に重なる第1の領域の放射線透過率が、その領域とは異なる領域の放射線透過率に比べて高くに比べて高くなるように、第1部材13と第2部材6とを含む。このような構成により、第2の放射線撮像装置D2と空間的に重なる第1の放射線撮像装置D1の筐体での放射線吸収が抑制される。それにより、第2の放射線撮像装置D2で得られる画像信号のうち、第1の領域と空間的に重なる画素から得られる信号の低下が抑制され、第1の放射線撮像装置の筐体に起因して第2の放射線撮像装置から得られる画像に発生し得るアーチファクトが抑制される。
第1部材13は、第2部材6に比べて放射線透過率の高い部材からなる。第1の領域を構成する第1部材13は、放射線入射方向からの放射線透過性がアルミ当量5mm以下の材料が好ましく使用され、たとえばCFRPが用いられる。なお、第1部材13のうち画素アレイと対向する領域にあっては、第1の領域における放射線透過性よりも高いことが望ましい。一方、第2の領域を構成する第2部材6は、第1部材13より剛性が高く且つ放射線透過率の低い材料が好ましく、アルミニウムやマグネシウムといった金属材料が用いられる。第1部材13と第2部材6との結合は、第1の領域の外側でネジ7を用いて行うことで、ネジ7が結合された放射線画像に写り込むことの無い構成とする。
図7(b)に示すように、筐体1は、略方形を有し、4辺のうちの1辺を第1部材13で構成するが、残りの3辺およびすべての角部は第2部材6で構成する。このような構成とすることで、角部からの落下強度や、装置全体の剛性の確保が可能となる。また、第1部材13としてCFRPを用いる場合は、賦形性が悪いために箱形状に形成することが困難であり、その点でも1辺だけをCFRPとすることは利点がある。筺体1には、放射線撮像装置の電源スイッチ10、放射線撮像装置の状態を表示するLED等の表示部11、集積回路ICへの電源供給基台信号送受信を行うケーブル12と接続される接続部9が備えられている。これらは、第1の放射線撮像装置D1においては、第2の放射線撮像装置D2と空間的に重なる第1の領域を除く領域に配置される。本実施形態では、第2部材6に設けることで、結合された放射線画像にこれらの構造物が写り込むことを無いような構成となる。放射線検出パネル2には、プリント回路基板5と電気的に接続されたフレキシブル回路基板8が、互いに直交する2辺に電気的に接続される。第1の放射線撮像装置D1のフレキシブル回路基板8は、第2の放射線撮像装置D2と空間的に重なる第1の領域を除く領域に配置されることで、結合された放射線画像にフレキシブル回路基板8が写り込むことが無いような構成となる。また、上記のように筐体のうち第1の領域を除く領域は、設置時の向きの誤りを防ぐために外部から視認可能になっていることが好ましい。
また、図8に示すように、略矩形の筐体の4辺のうち、第1領域を含む3辺が第1部材13からなり、残りの1辺が第2部材6からなるように構成してもよい。その場合、第2部材6からなる筐体の1辺に、フレキシブル回路基板8(不図示)、電源スイッチ10、表示部11、接続部9が設けられている。このような構成であれば、筐体1が放射線照射側から見て略長方形の形状を有する場合、短辺及び長辺のいずれも第1部材13で構成される。この構成になり、より縦長の領域で結合された放射線画像を得たい場合には、短辺を第1の領域として重ねあわせ、より横長の結合された放射線画像を得たい場合には、長辺を第1の領域として重ねあわせることができる。これにより、第2の実施形態は、第1の実施形態に比べて撮影の自由度が向上する。
M 被験者
R 放射線発生装置
S 放射線撮像装置セット
D1 第1の放射線撮像装置
D2 第2の放射線撮像装置
D3 第3の放射線撮像装置
1 筐体
2 放射線検出パネル
5 プリント回路基板
8 フレキシブル回路基板

Claims (8)

  1. 2次元マトリクス状に配列された複数の画素を有して照射された放射線を画像信号に変換する放射線検出パネルと、前記放射線検出パネルを内包する筐体と、を有する複数の放射線撮像装置を、夫々の放射線検出パネルにおける有効画素領域の一部が放射線照射側から見て空間的に重なるように配置して、前記複数の放射線撮像装置からの夫々の画像信号に基づいて放射線画像を取得する放射線撮像システムにおいて、
    前記複数の放射線撮像装置は、第1の放射線撮像装置と第2の放射線撮像装置を含み、
    前記第1の放射線撮像装置の筐体の外形の厚さであって、前記第2の放射線撮像装置の放射線検出パネルの有効画素領域に空間的に重なる領域の外形の厚さが、該筐体の端部に向かって薄くなることを特徴とする放射線撮像システム。
  2. 前記複数の放射線撮像装置は、第3の放射線撮像装置を更に含み
    前記第1の放射線撮像装置と前記第3の放射線撮像装置の放射線検出パネルにおける有効画素領域の一部が、前記第2の放射線撮像装置の放射線検出パネルにおける有効画素領域の一部が前記放射線照射側から見て空間的に重なるように、且つ、重力方向と反対側から前記第1の放射線撮像装置、前記第2の放射線撮像装置、前記第3の放射線撮像装置の順に配置されることを特徴とする請求項1に記載の放射線撮像システム。
  3. 前記複数の放射線撮像装置は夫々、前記放射線検出パネルの背面に配置され、且つ、前記放射線検出パネルに電気的に接続された集積回路を更に有し、
    前記複数の放射線撮像装置の夫々の筐体は、前記集積回路を更に内包し、
    前記第1の放射線撮像装置の筐体は、前記第2の放射線撮像装置の放射線検出パネルの有効画素領域に前記放射線照射側から見て空間的に重なる第1の領域と、前記第1の放射線撮像装置の集積回路と対向する第2の領域とを備え、
    前記第1の領域における筐体の外形の厚さが、該筐体の端部に向かって薄くなることを特徴とする請求項2に記載の放射線撮像システム。
  4. 前記第1の放射線撮像装置の筐体は、前記第1の領域を構成する第1部材と、前記第1部材より放射線透過率の低い第2部材と、を含むことを特徴とする請求項に記載の放射線撮像システム。
  5. 前記第1の放射線撮像装置の筐体は、前記放射線照射側から見て略矩形に構成され、前記略矩形の4辺のうち少なくとも1辺は前記第1部材を含んで構成され、前記4辺のうちの前記第1部材を含む辺を除く少なくとも1辺は前記第2部材を含んで構成されることを特徴とする請求項に記載の放射線撮像システム。
  6. 前記第1の放射線撮像装置の筐体は、前記第1の領域において、前記第1の放射線撮像装置の筐体の側面と平行な方向に対して傾斜した傾斜領域を有することを特徴とする請求項3からのいずれか1項に記載の放射線撮像システム。
  7. 前記傾斜領域は、曲面を含むことを特徴とする請求項に記載の放射線撮像システム。
  8. 2次元マトリクス状に配列された複数の画素を有して照射された放射線を画像信号に変換する放射線検出パネルと、前記放射線検出パネルを内包する筐体と、を有する複数の放射線撮像装置を、夫々の放射線検出パネルにおける有効画素領域の一部が放射線照射側から見て空間的に重なるように配置して、前記複数の放射線撮像装置からの夫々の画像信号に基づいて放射線画像を取得する放射線撮像システムで用いられる放射線撮像装置において、
    前記放射線撮像装置の筐体の外形の厚さであって、該放射線撮像装置とは異なる他の放射線撮像装置の放射線検出パネルの有効画素領域に空間的に重なる領域の外形の厚さが、該筐体の端部に向かって薄くなることを特徴とする放射線撮像装置。
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