JP2017227540A - 放射線画像撮影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】発熱する電子部品の熱を拡散させて効率的に筐体外に放熱させ、局所的に高温となる部分が生じるのを防ぐとともにセンサー基板への熱影響を低減させることのできる放射線画像撮影装置を提供する。【解決手段】フロント板21及びバック板22を有して構成される筐体2と、筐体2内に収納され、複数の放射線検出素子7が二次元状に配列されたセンサー基板31と、センサー基板31のバック板22側に配設されセンサー基板31を支持する基台4と、基台4とバック板22との間に配設されたプリント基板50と、プリント基板50における基台4に対向する面に実装され、動作時に発熱する電子部品である発熱部品51とを備え、プリント基板50における発熱部品51の実装側とは反対側には、プリント基板50からセンサー基板31に向かう厚み方向よりも、当該厚み方向に直交する面方向への熱伝導性が高くなるように構成された熱拡散部が設けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、放射線画像撮影装置に関する。
複数の放射線検出素子が二次元状(マトリクス状)に配列され、各放射線検出素子で、被写体を透過して照射された放射線の線量に応じて電荷を発生させ、読み出しICで電荷を信号値として読み出す放射線画像撮影装置(flat panel detector。半導体イメージセンサー等ともいう。)の開発が進んでいる。また、複数の放射線検出素子が配列されたセンサー基板等を含むセンサーパネルが筐体内に収納された放射線画像撮影装置(FPDカセッテ等ともいう。)の開発も進められている。
放射線画像撮影装置の内部には各種の電子部品が配設されているが、こうした電子部品の中には動作時に発熱する発熱部品がある。発熱部品からの熱がセンサーパネルに伝わると、熱の影響により信号値が変化して撮影された放射線画像に画像ムラが生じて、画質が悪化してしまう場合がある。
そのため、例えば特許文献1では、回路基板において発生した熱を支持部材に伝導するスペーサと、支持部材の熱を筐体に伝導する熱伝導部材とを備え、筐体に熱を逃がすことで、センサーパネルへの熱影響を防止する放射線画像撮影装置が開示されている。
特許5694774号公報
しかしながら、特許文献1に記載されている構成では、単に熱伝導部材により支持部材の熱を筐体に伝導する構成となっているため、熱伝導部材が接している部分において筐体の温度が局所的に高温となるおそれがある。
このため、筐体に触れる患者や技師等のユーザが火傷を負う危険性があるといった問題がある。
また、特許文献1に記載されている構成では、伝熱経路が熱伝導部材に集中するため、センサー基板を含むセンサーパネルに対しても局所的に熱が伝わり、温度ムラが生じるおそれもある。
センサーパネル全体の温度が高くなった場合には、全体的に信号値を補正する等、比較的簡易な手法により画像の補正が可能であるが、局所的に高温の部分がある場合のように温度ムラがあると簡易な補正によっては対応できず、良好な画質の画像を得ることが難しいといった問題もある。
本発明は、上記の点を鑑みてなされたものであり、発熱する電子部品の熱を拡散させて効率的に筐体外に放熱させ、局所的に高温となる部分が生じるのを防ぐとともにセンサー基板への熱影響を低減させることのできる放射線画像撮影装置を提供することを目的とする。
前記の問題を解決するために、本発明の放射線画像撮影装置は、
放射線が入射する入射側に配置されるフロント板及び前記入射側とは反対側に配置されるバック板を有して構成される筐体と、
前記筐体内に収納され、複数の放射線検出素子が二次元状に配列されたセンサー基板と、
前記センサー基板の前記バック板側に配設され前記センサー基板を支持する基台と、
前記基台と前記バック板との間に配設されたプリント基板と、
前記プリント基板における前記基台に対向する面に実装され、動作時に発熱する電子部品である発熱部品と、
を備え、
前記プリント基板における前記発熱部品の実装側とは反対側には、前記プリント基板から前記センサー基板に向かう厚み方向よりも、前記厚み方向に直交する面方向への熱伝導性が高くなるように構成された熱拡散部が設けられていることを特徴とする。
本発明のような方式の放射線画像撮影装置によれば、発熱する電子部品の熱を拡散させて効率的に筐体外に放熱させ、局所的に高温となる部分が生じるのを防ぐとともにセンサー基板への熱影響を低減させることができる。
第1の実施形態に係る放射線画像撮影装置の構成を示す断面図である。 本実施形態に係る放射線画像撮影装置の等価回路を表すブロック図である。 図1において一点鎖線で示した箇所を拡大した拡大断面図である。 第2の実施形態に係る放射線画像撮影装置の要部構成を示す拡大断面図である。 図4に示す発熱部品及びその周辺の温度分布を模式的に示す説明図である。
[第1の実施形態]
図1から図3を参照しつつ、本発明に係る放射線画像撮影装置の第1の実施形態について説明する。
なお、以下では、放射線画像撮影装置として、シンチレーター等を備え、放射された放射線を可視光等の他の波長の電磁波に変換して電気信号を得るいわゆる間接型の放射線画像撮影装置について説明するが、本発明は、シンチレーター等を介さずに放射線を検出素子で直接検出する、いわゆる直接型の放射線画像撮影装置に対しても適用することができる。
[放射線画像撮影装置の構成について]
まず、図1を参照しつつ、本実施形態に係る放射線画像撮影装置の構成等について説明する。
図1は、本実施形態に係る放射線画像撮影装置の構成を示す断面図である。
なお、図1では、放射線画像撮影装置1が、放射線が照射される放射線入射面Rが図中下側になるように配置された状態で表されている。
また、以下では、放射線画像撮影装置1における上下方向について、放射線画像撮影装置1を図1の状態に配置した場合に基づいて説明する。
図1に示すように、放射線画像撮影装置1は、筐体2を備え、この筐体2内にセンサーパネル3等が収納されて構成されている。
本実施形態では、放射線画像撮影装置1の筐体2は、放射線が入射する入射側に配置されるフロント板21及び入射側とは反対側に配置されるバック板22を有して構成される。
本実施形態のフロント板21は、略矩形状の平板状に形成され放射線入射面Rを構成するフロント板本体21aとこのフロント板本体21aの外周縁に立設された側壁部21bとを有する。
本実施形態において、フロント板21は、例えば炭素繊維強化プラスチック(CFRP)やガラス繊維強化プラスチック(GFRP)等の繊維強化プラスチックで形成されている。なお、フロント板21を形成する材料はこれに限定されない。
また、バック板22は、フロント板本体21aとほぼ同様の略平板状に形成されており、フロント板21に取り付けられるようになっている。
具体的には、フロント板21の側壁部21bの端面には、その全周にわたってパッキン23が配設されている。そして、バック板22は、フロント板21の側壁部21bとの間にこのパッキン23を挟み込んだ状態で側壁部21bに対してネジ24により螺着される。バック板22は、フロント板21に対して螺着される際に、パッキン23に押し付けられる。これにより、バック板22は、気密が確保された状態でフロント板21に取り付けられ、フロント板21とバック板22等により構成される放射線画像撮影装置1の筐体2の内部空間の密閉性が保たれるようになっている。
本実施形態において、バック板22は、例えばマグネシウム等の熱拡散性に優れた材料により形成されている。
本実施形態の放射線画像撮影装置1では、後述するプリント基板50における発熱部品51の実装側とは反対側に、プリント基板50からセンサー基板31に向かう厚み方向(図1における上下方向)よりも、当該厚み方向に直交する面方向(図1における左右方向)への熱伝導性が高くなるように構成された熱拡散部が設けられる。
バック板22を、上記のように熱拡散性に優れた材料により形成した場合には、バック板22自体が熱拡散部として機能する。
なお、バック板22を形成する材料は上記に例示したものに限定されず、例えば銅やアルミニウム、鉄等の金属で形成されていてもよい。また、バック板22はカーボン等で形成されていてもよい。
バック板22におけるプリント基板50と対向する側(筐体2における内側)には、熱拡散部として熱を拡散させる熱拡散層が設けられていてもよい。
熱拡散層は、例えば、グラファイトシート、アルミシート、銅シート等の熱拡散シートをバック板22の裏面(筐体2における内側の面)に貼着することにより形成される。なお、熱拡散層の構成はここに例示したものに限定されない。
バック板22にこのような熱拡散層を設ける場合には、バック板22自体を熱拡散性に優れた材料以外(例えばカーボン等)により形成した場合でも十分な熱拡散性を確保することができる。
なお、放射線画像撮影装置1の筐体2は、上記のように、側壁部21bを有するフロント板21と、略平板状のバック板22とで構成されるものに限定されない。
例えばフロント板及びバック板がともに側壁部を有し、フロント板にバック板を取り付ける際に、フロント板をバック板に被せるようにして取り付け、或いはバック板をフロント板に被せるようにして取り付ける構成とすることも可能であり、特定の構成に限定されない。
図示を省略するが、放射線画像撮影装置1の筐体2の一方の側面には、電源スイッチ等各種のスイッチや、コネクター、インジケーター等が配置されている。また、筐体2の反対側の側面には、外部と無線方式で通信を行うためのアンテナ69(図2参照)が設けられている。
図1に示すように、筐体2の内部には、センサー基板31、センサー基板31のバック板22側に配設されセンサー基板31を含むセンサーパネル3を支持する基台4、基台4とバック板22との間に配設されたプリント基板50、プリント基板50における基台4に対向する面に実装され、動作時に発熱する電子部品である発熱部品51等が設けられている。また、図示は省略するが、基台4におけるバック板22側には、バッテリー等が配置されている。
センサーパネル3は、基台4の上面側(放射線が入射する入射側、図1では下側)に、図示しない鉛の薄板等を介して配置されたセンサー基板31と、センサー基板31の上面側(放射線が入射する入射側、図1では下側)に配置されたシンチレーター基板32と、シンチレーター基板32におけるセンサー基板31と対向する面に形成されたシンチレーター層33等と、を備えて構成されている。
センサー基板31の上面側(放射線が入射する入射側、図1では下側)には、複数の放射線検出素子7(図2参照)が二次元状(マトリクス状)に配列されており、センサー基板31及びシンチレーター基板32は、センサー基板31の放射線検出素子7等とシンチレーター基板32に形成されたシンチレーター層33とが対向する状態で重畳配置されている。
センサーパネル3は、スペーサ34を介してフロント板21の内側(図1において上側)に配置されている。
プリント基板50は、基台4におけるバック板22の側に、支持部材(スペーサ)42を介して配設されている。
本実施形態において、プリント基板50は、例えば、金属ベース基板、セラミック基板、有機樹脂基板等、熱拡散性に優れた材料で形成された高拡散基板である。
なお、プリント基板50を形成する材料は上記に例示したものに限定されない。
また、プリント基板50におけるバック板22と対向する側に、熱拡散層を設けてもよい。熱拡散層は、例えば、グラファイトシート、アルミシート、銅シート等の熱拡散シートをプリント基板50におけるバック板22と対向する側の面に貼着することにより形成される。なお、熱拡散層の構成はここに例示したものに限定されない。
プリント基板50にこのような熱拡散層を設ける場合には、プリント基板50自体を高拡散基板としなくてもよい。
本実施形態では、筐体2内において、基台4とプリント基板50とをできるだけ離間させるとともに、プリント基板50とバック板22とをできるだけ近接させるようにプリント基板50を配置するようになっている。
このように基台4とプリント基板50とをできるだけ離間させることにより、基台4とプリント基板50との間に空間(図3において空気層A)を確保することができる。この空間(空気層A)は基台4とプリント基板50との間の断熱層(熱伝導性が低い層)として機能するため、発熱部品51やこれを搭載するプリント基板50自体が熱くなった場合に、プリント基板50側からの熱をセンサー基板31の側に伝わりにくくすることができる。
また、プリント基板50とバック板22とをできるだけ近接させることで、発熱部品51から生じた熱(及び発熱部品51からプリント基板50に伝わった熱)を速やかに筐体2側に逃がし、効率よく筐体2の外部に放熱することができる。
なお、基台4とプリント基板50との距離及びプリント基板50とバック板22との距離をどの程度とするかはプリント基板50やこれに実装される発熱部品51等の電子部品の厚み等に応じて適宜設定される。
基台4におけるプリント基板50と対向する側には、熱を拡散させる熱拡散層が設けられている。
本実施形態では、熱拡散層は、例えば、グラファイトシート、アルミシート、銅シート等の熱拡散シート41を基台4におけるプリント基板50と対向する側の面に貼着することにより形成される。なお、熱拡散層の構成はここに例示したものに限定されない。
図1では、熱拡散シート41が基台4におけるプリント基板50と対向する側の全面に設けられている場合を例示しているが、熱拡散層としての熱拡散シート41を設ける範囲はこれに限定されない。例えば、プリント基板50が設けられている位置に対応する範囲や、当該範囲とその周辺部分にのみ熱拡散層としての熱拡散シート41が設けられていてもよい。
プリント基板50における基台4に対向する面には、動作時に発熱する電子部品である発熱部品51が実装されている。
ここで発熱部品51とは、発熱による損失を算出した場合にその値が一定以上である電子部品であり、本実施形態では、電源回路15a(図2参照)等に設けられる電源系のコイルやスイッチング等に用いられるFET(Field effect transistor;電界効果トランジスタ)等を意味する。
なお、発熱部品51は、ここに例示したものに限定されず、放射線画像撮影装置1の各部に影響を与える程度の熱を発するものを広く含んでもよい。
また、図1では、筐体2内にプリント基板50が2つ設けられており、プリント基板50に発熱部品51のみが1つずつ実装されている場合を図示しているが、プリント基板50に搭載される電子部品は発熱部品51に限定されず、それ以外の電子部品(すなわち、発熱による損失を算出した場合にその値が一定以下である電子部品)が搭載されていてもよい。この場合、発熱部品51以外の電子部品についても、プリント基板50における基台4に対向する面に搭載されることが好ましい。
前述のように、プリント基板50とバック板22とはできるだけ近接させることが好ましいが、発熱部品51等の電子部品は、大きなものでは3mm程度の厚みがある。このため、プリント基板50におけるバック板22に対向する面に電子部品を配置すると、プリント基板50とバック板22との間に電子部品の厚みプラスαの距離を確保する必要が生じる。
この点、プリント基板50におけるバック板22に対向する面には電子部品を配置しないとすることにより、プリント基板50におけるバック板22に対向する面を凹凸のない状態とすることができ、プリント基板50をよりバック板22に近い位置に配置することが可能となる。
なお、発熱部品51を含む電子部品の全てをプリント基板50における基台4に対向する面に実装することは必須ではなく、各種部品の配置状況等に応じて適宜調整される。
[放射線画像撮影装置の回路構成等について]
次に、本実施形態に係る放射線画像撮影装置の回路構成等について説明する。
図2は、本実施形態に係る放射線画像撮影装置の等価回路を表すブロック図である。
図2に示すように、放射線画像撮影装置1には、前述のようにセンサー基板31(図1等参照)上に複数の放射線検出素子7が二次元状(マトリクス状)に配列されている。
そして、各放射線検出素子7には、バイアス線9が接続されており、バイアス線9やそれらの結線10を介してバイアス電源14から逆バイアス電圧が印加される。また、各放射線検出素子7には、スイッチ素子としてTFT(Thin Film Transistor)8が接続されており、TFT8は信号線6に接続されている。
また、走査駆動手段15では、配線15cを介して電源回路15aから供給されたオン電圧とオフ電圧がゲートドライバー15bで切り替えられて走査線5の各ラインL1〜Lxに印加される。そして、各TFT8は、走査線5を介してオフ電圧が印加されるとオフ状態になり、放射線検出素子7と信号線6との導通を遮断して、電荷を放射線検出素子7内に蓄積させる。また、走査線5を介してオン電圧が印加されるとオン状態になり、放射線検出素子7内に蓄積された電荷を信号線6に放出させる。
各信号線6は、読み出しIC16内の各読み出し回路17にそれぞれ接続されている。そして、信号値Dの読み出し処理の際に、ゲートドライバー15bから走査線5のあるラインLにオン電圧が印加されると、TFT8がオン状態になり、放射線検出素子7から電荷がTFT8や信号線6を介して読み出し回路17に流れ込み、増幅回路18で、流れ込んだ電荷の量に応じた電圧値が出力される。
相関二重サンプリング回路(図2では「CDS」と記載されている。)19は、増幅回路18から出力された電圧値をアナログ値の信号値Dとして読み出して出力する。このように、本実施形態では、読み出しIC16の各読み出し回路17は、照射された放射線の線量に応じて各放射線検出素子7内で発生した電荷を信号値Dとして読み出すようになっている。
そして、増幅回路18から出力された信号値Dはアナログマルチプレクサー61を介してA/D変換器60に順次送信され、A/D変換器60でデジタル値の信号値Dに順次変換されて記憶手段63に順次保存される。そして、本実施形態では、走査駆動手段15のゲートドライバー15bから走査線5の各ラインL1〜Lxにオン電圧が順次印加しながら上記の読み出し処理を行うことで、全ての放射線検出素子7から信号値Dが読み出されるようになっている。
制御手段62は、図示しないCPU(Central Processing Unit)やROM(Read OnlyMemory)、RAM(Random Access Memory)、入出力インターフェース等がバスに接続されたコンピューターや、FPGA(Field Programmable Gate Array)等で構成されている。専用の制御回路で構成されていてもよい。
制御手段62には、SRAM(Static RAM)やSDRAM(Synchronous DRAM)、NAND型フラッシュメモリー等で構成される記憶手段63や、リチウムイオンキャパシター等で構成される内蔵電源64が接続されている。また、制御手段62には、前述したアンテナ69やコネクター67を介して外部と無線方式や有線方式で通信を行うための通信部70が接続されている。
また、制御手段62は、上記のように、バイアス電源14から各放射線検出素子7への逆バイアス電圧の印加を制御したり、走査駆動手段15や読み出し回路17等の動作を制御して、上記の放射線検出素子7からの信号値Dの読み出し処理を行わせたり、読み出された信号値Dを記憶手段63に保存したり、或いは、保存された信号値Dを、通信部70を介して外部に転送する等の制御を行うようになっている。
[発熱部品から生じた熱を拡散、放熱させる構成等について]
次に、図3を参照しつつ、本実施形態に係る放射線画像撮影装置1における発熱部品51から生じた熱を拡散、放熱させる構成等について説明する。また、本実施形態に係る放射線画像撮影装置1の作用についても併せて説明する。
図3は、図1において一点鎖線で囲んだ部分を拡大した要部拡大断面図である。
前述のように、本実施形態では、プリント基板50における基台4に対向する面に動作時に発熱する電子部品である発熱部品51が実装されている。
そして、プリント基板50における発熱部品51の実装側とは反対側に配置されるバック板22をマグネシウム等の熱拡散性に優れた材料により形成することにより、バック板22を、プリント基板50からセンサー基板31に向かう厚み方向よりも、当該厚み方向に直交する面方向への熱伝導性が高くなるように構成された熱拡散部として機能させるようになっている。
これにより、発熱部品51及びこれが搭載されたプリント基板50から生じ、バック板22の側に伝わった熱は、図3に矢印で示すように、バック板22全体に広く拡散した上で筐体2の外に放熱される。このため、バック板22のうち、例えば発熱部品51に対応する部分等だけが局所的に高温となることが防止される。
なお、バック板22自体が熱拡散性に優れた材料により形成されていなくても、バック板22におけるプリント基板50と対向する側に、熱拡散部として熱を拡散させる熱拡散層(例えばグラファイトシート、アルミシート、銅シート等の熱拡散シート)を設けることにより同様の効果が期待できる。
さらに、本実施形態では、プリント基板50が、金属ベース基板、セラミック基板、有機樹脂基板等の熱拡散性に優れた材料で形成された高拡散基板である。このため、発熱部品51から生じた熱は、図3に矢印で示すように、発熱部品51が接している部分から徐々にその周辺へと広く拡散していく。このため、プリント基板50の広い範囲からバック板22側に熱が放熱され、熱の集中を避けることができる。
なお、プリント基板50におけるバック板22と対向する側に、熱拡散層として、例えば、グラファイトシート、アルミシート、銅シート等の熱拡散シートを設けた場合には、より効率よく熱を広範囲に拡散させることが期待できる。
そして、プリント基板50全体に拡散された熱の一部は、図3に示すように支持部材42を介して基台4側に伝わっていく。
本実施形態では、基台4におけるプリント基板50と対向する側に熱拡散層としての熱拡散シート41(例えば、グラファイトシート、アルミシート、銅シート等)が設けられている。このため、支持部材42を介して基台4側に伝わった熱は熱拡散シート41によって広範囲に拡散され、支持部材42が接している部分のみが局所的に高温となることが回避される。
なお、本実施形態では、基台4とプリント基板50とができるだけ離間するようにプリント基板50を配置する。このため、図3に示すように、発熱部品51の直下及びその周辺には断熱層としての空気層Aが確保され、発熱部品51から基台4側(すなわち、基台4に支持されているセンサー基板31側)に直接熱が伝わりにくい構成となっている。
また、空気層Aを介して基台4側に熱が伝わったとしても、当該熱は基台4におけるプリント基板50と対向する側に設けられた熱拡散層としての熱拡散シート41によって広範囲に拡散される。
さらに、プリント基板50は、バック板22とできるだけ近接するように(すなわち、プリント基板50が基台4よりもバック板22側に近づくように)配置されるため、発熱部品51及びこれが搭載されたプリント基板50から生じた熱は、基台4側よりもバック板22側に伝わりやすくなっており、その多くがバック板22側から放熱されるようになっている。
基台4に伝わった熱はセンサー基板31等を備えるセンサーパネル3を介してフロント板21の側から筐体2の外部に放熱される。
熱は、断熱層としての空気層Aや支持部材42、熱拡散シート41等を介して基台4に伝わる。このため、基台4からさらにセンサー基板31に伝わった時点では、熱は各種部品に対する影響の少ない程度まで温度が低下することが期待できる。
また、基台4に伝わった熱は基台4全体に比較的均一に広範囲に拡散された上でセンサー基板31等を備えるセンサーパネル3に伝わるため、センサー基板31の一部が局所的に高温になることがない。このため、仮に放射線検出素子7から読みだされる信号値Dに熱による影響が生じたとしても、その熱影響はばらつきが少なくほぼ一様なものと考えられるため、簡易な補正により当該影響を除去することが可能である。
[効果]
以上のように、本実施形態に係る放射線画像撮影装置1によれば、プリント基板50における発熱部品51の実装側とは反対側に、プリント基板50からセンサー基板31に向かう厚み方向よりも、当該厚み方向に直交する面方向への熱伝導性が高くなるように構成された熱拡散部を配置する。
これにより、発熱部品51から生じ、バック板22の側に伝わった熱は、バック板22全体に広く拡散した上で筐体2の外部に放熱される。
バック板22は患者の身体に触れる部分であり、また技師等のユーザが手で触れる部分でもあるため、高温になりすぎると火傷等のおそれが生じる。この点、本実施形態のように、熱をバック板22全体に広く拡散させる構成とした場合には、バック板22のうち、例えば発熱部品51に対応する部分等だけが局所的に高温となることが防止され、また熱拡散により熱のピーク温度自体を下げることもできるため、火傷等の危険を回避することができる。
また、熱をバック板22全体に広く拡散させた上で放熱させるため、発熱部品51で発生した熱を効率よく比較的速やかに装置外に適切に放熱させることが可能となる。
このため、熱が放射線画像撮影装置1内にこもりにくく、装置全体の温度上昇を抑えることができる。
また、本実施形態のように、プリント基板50を熱拡散性に優れた材料で形成した場合には、発熱部品51から生じた熱は、プリント基板50の面方向に広く拡散していく。このため、プリント基板50の広い範囲からバック板22側に熱が放熱され、熱の集中を避けて火傷等の危険をより効果的に回避することができる。
さらに、本実施形態のように、基台4とプリント基板50とをできるだけ離間させることで、発熱部品51の直下及びその周辺には熱伝導性が低い断熱層としての空気層Aが確保される。このため、発熱部品51から基台4側(すなわち、基台4に支持されているセンサー基板31側)に向かう放射線画像撮影装置1の厚み方向(図1では上下方向)には、空気層Aに阻まれて熱が伝わりにくく、熱は当該厚み方向に直交する方向(図1では左右方向)に延在するプリント基板50に沿ってプリント基板50の面方向に拡散する。
これにより、発熱部品51の直下及びその周辺のみが局所的に高温となることがなく、センサー基板31等への熱影響を低減させることができる。
また、センサー基板31に熱が伝わると信号値に影響を生じたり画像ムラを生じるおそれがあるが、本実施形態ではプリント基板50が基台4よりもバック板22側に近づくように配置されている。このため、発熱部品51から生じた熱は、基台4側よりもバック板22側に伝わりやすく、バック板22側から多くの熱を放熱させることができる。これにより、センサー基板31への熱影響を低減させて画像ムラ等の発生を抑えることができる。
さらに、本実施形態では、基台4におけるプリント基板50と対向する側に熱拡散シート41等の熱拡散層を設けている。このため、基台4側に伝わった熱はこの熱拡散層により比較的均一に広範囲に拡散され、仮にセンサー基板31の側に熱が伝わったとしても、一部分のみが局所的に高温となることが回避される。
このため、仮に放射線検出素子7から読みだされる信号値Dに熱による影響が生じたとしても、簡易な補正により当該影響を除去することが可能であり、診断に適した良好な画像を得ることができる。
[第2の実施形態]
次に、図4及び図5を参照しつつ、本発明に係る放射線画像撮影装置の第2の実施形態について説明する。なお、以下においては、特に第1の実施形態と異なる点について説明する。
図4は、本実施形態に係る放射線画像撮影装置の一部を拡大した要部拡大断面図である。
図4に示すように、本実施形態では、プリント基板50とバック板22との間に熱伝導部材52が配置されている。
熱伝導部材52は、例えば、シリコン系、アクリル系の熱伝導性の高い材料を含んで形成された部材である。なお、熱伝導部材52を形成する材料はここに例示したものに限定されない。
熱伝導部材52は、図4に示すようにプリント基板50とバック板22との間の隙間を埋めるようにプリント基板50及びバック板22の双方に接するように設けられることが好ましい。
なお、熱伝導部材52は、プリント基板50及びバック板22の双方に接していることは必須ではなく、プリント基板50又はバック板22のいずれか一方又は双方の表面に貼着されたシート状のものであってもよい。
また、本実施形態の熱伝導部材52は、図4に示すようにプリント基板50とほぼ同程度の表面積を有するものとなっている。
なお、熱伝導部材52の大きさは、図示例に限定されない。例えば、プリント基板50よりも広い表面積を有するものであってもよい。この場合には、熱伝導部材52において、プリント基板50の表面積以上の広範囲に熱を拡散させつつバック板22に熱を伝えることが可能となる好ましい。
また、本実施形態において、熱伝導部材52には、発熱部品51に対応する部分に、放射線画像撮影装置1の厚み方向に貫通する孔部53が形成されている。
図5は、プリント基板50の裏面(すなわち、バック板22と対向する側、図4において上側の面)の温度分布を模式的に示す説明図である。
図5の上側に示す図は、発熱部品51が実装されたプリント基板50の平面図であり、プリント基板50とバック板22との間に熱伝導部材52を配置した場合の熱伝導部材52及びその孔部53の位置を二点鎖線で示している。
図5の下側に示す図は、当該図上側のプリント基板50におけるXからXまでの温度分布を示したグラフである。
図5に示すように、プリント基板50の温度は、発熱部品51が設けられている部分において特に高くなっている。このため、プリント基板50とバック板22との間に均一に熱伝導部材52を配置すると、発熱部品51に対応する部分では高い温度のまま熱がバック板22に伝えられてしまい、局所的にバック板22が高温となるおそれがある。
この点、本実施形態のように発熱部品51に対応する部分に、放射線画像撮影装置1の厚み方向に貫通する孔部53が形成することにより、当該孔部53とした部分は熱伝導性の低い空気層となり、熱が高温のままバック板22に伝えられるのが阻害される。これにより、バック板22が局所的に高温となるのを防止することができる。
なお、熱伝導部材52における発熱部品51に対応する部分に設けられる、熱伝導を阻害する部分は放射線画像撮影装置1の厚み方向に貫通する孔部53に限定されない。
例えば、熱伝導部材52における発熱部品51に対応する部分に放射線画像撮影装置1の厚み方向にくり抜かれた非貫通の凹部であってもよい。
また、孔部53内は中空でもよいし、孔部53内に断熱性を有する(すなわち、熱伝導を阻害する)断熱部材を配置してもよい。断熱部材としては、例えば、ガラスウール、ポリエステル、ウレタンフォーム等を採用することができる。なお、断熱部材を形成する材料はここに例示したものに限定されない。
さらに、本実施形態では、基台4とプリント基板50との間に設けられる断熱層として断熱性を有する(すなわち、熱伝導を阻害する)断熱部材54を配置している。
断熱部材54としては、例えば、空気よりも断熱性に優れたガラスウール、ポリエステル、ウレタンフォーム等を用いることができる。
なお、断熱部材54を形成する材料はここに例示したものに限定されない。
断熱部材54は、発熱部品51と基台4との間に配置され、放射線画像撮影装置1を撮影に使用する際に厚み方向に圧力が加えられると発熱部品51と接触する可能性もあることから、ある程度変形可能な柔軟性を有する部材であることが好ましい。
なお、その他の構成は、第1の実施形態と同様であることから、同一部材には同一の符号を付して、その説明を省略する。
次に、図4等を参照しつつ、本実施形態に係る放射線画像撮影装置1における発熱部品51から生じた熱を拡散、放熱させる構成等について説明する。また、本実施形態に係る放射線画像撮影装置1の作用についても併せて説明する。
前述のように、本実施形態では、プリント基板50とバック板22との間に熱伝導部材52が配置されている。これにより、図4に示すように発熱部品51において発生し、プリント基板50に伝わった熱は、熱伝導部材52を介して、より効率的かつ速やかにバック板22に伝えられる。
また、このように熱を速やかにバック板22へと導き、バック板22側から放熱させることができるため、基台4側(すなわちセンサー基板31を含むセンサーパネル3の側)への熱伝導、熱影響をより一層効果的に抑えることができる。
なお、図5に示すように、プリント基板50における発熱部品51に対応する部分は高温となっており、熱伝導部材52を配置すると、この熱がバック板22に伝わってバック板22が局所的に高温となるおそれがある。
この点、本実施形態では、熱伝導部材52における発熱部品51に対応する部分に孔部53等の熱伝導を阻害する部分を設けている。
これにより、図4に示すように、発熱部品51に対応する部分の熱は孔部53を避けて熱伝導部材52全体に広く拡散した上でバック板22へと伝わる。このため、バック板22の一部が局所的に高温となるのを適切に防止することができる。
また、本実施形態では、基台4とプリント基板50との間に設けられる断熱層として空気よりも断熱性に優れた材料で形成された断熱部材54を配置している。
このため、単に基台4とプリント基板50とを離間させて、基台4とプリント基板50との間に空気層Aを設けた場合と比較して高い断熱効果を得ることができる。
なお、その他の点については、第1の実施形態と同様であることから、その説明を省略する。
以上のように、本実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果を得られる他、以下の効果を得ることができる。
すなわち、本実施形態では、プリント基板50とバック板22との間に熱伝導部材52を配置している。これにより、発熱部品51において発生し、プリント基板50に伝わった熱を効率的かつ速やかにバック板22に伝えることができる。
このため、放射線画像撮影装置1内に熱がこもるのを効果的に防止することができるとともに、熱を速やかにバック板22側から装置外に放熱させることができ、センサー基板31を含むセンサーパネル3への熱伝導をより一層効果的に抑えることができる。これにより、、熱影響による画質への悪影響を低減させて診断に適した良好な画像を得ることができる。
また、熱伝導部材52における発熱部品51に対応する部分に孔部53を設けることにより、発熱部品51からの熱で高温となった部分の熱が直接的にバック板22に伝えられてバック板22が局所的に高温となるのを適切に防止する。
これにより、患者や技師等のユーザが火傷を負う危険等を回避することができる。
さらに、本実施形態では、基台4とプリント基板50との間に設けられる断熱層として断熱部材54を配置している。
このため、センサー基板31を含むセンサーパネル3への熱伝導をより一層効果的に抑えることができ、熱影響による画質への悪影響を防いで診断に適した良好な画像を得ることができる。
なお、上記実施形態では、図1に示すように、筐体2内にセンサーパネル3よりも小さいプリント基板50が2つ設けられており、それぞれに発熱部品51が1つずつ実装されている場合を例示したが、プリント基板50の大きさや数、発熱部品51の数等はここに示したものに限定されない。
例えば、筐体2内にさらに多くのプリント基板50が設けられていてもよいし、センサーパネル3とほぼ同程度の大きさのプリント基板50が1つ設けられていてもよい。
また、1つのプリント基板50には、複数の発熱部品51が配置されていてもよい。
この場合、全ての発熱部品51について実施形態で説明した放熱のための構成をとってもよいし、1つのプリント基板50に設けられている発熱部品51のうち、最も発熱量の多いもの等、一部の発熱部品51についてのみ実施形態で説明した放熱のための構成をとってもよい。
また、基台4とバック板22との間にスペーサを設けてもよい。本実施形態では、プリント基板50をできるだけバック板22に近接させる構成としている。このため、放射線画像撮影装置1による撮影の際に外部から圧力が加わった場合にプリント基板50がバック板22に接触するおそれがある。この点、基台4とバック板22との間にスペーサを設けた場合には、プリント基板50がバック板22に接触して破損等することを効果的に回避することができる。
なお、本発明が上記の実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない限り、適宜変更可能であることは言うまでもない。
1 放射線画像撮影装置
2 筐体
3 センサーパネル
4 基台
7 放射線検出素子
21 フロント板
22 バック板
31 センサー基板
41 熱拡散シート
50 プリント基板
51 発熱部品
52 熱伝導部材
54 断熱部材

Claims (12)

  1. 放射線が入射する入射側に配置されるフロント板及び前記入射側とは反対側に配置されるバック板を有して構成される筐体と、
    前記筐体内に収納され、複数の放射線検出素子が二次元状に配列されたセンサー基板と、
    前記センサー基板の前記バック板側に配設され前記センサー基板を支持する基台と、
    前記基台と前記バック板との間に配設されたプリント基板と、
    前記プリント基板における前記基台に対向する面に実装され、動作時に発熱する電子部品である発熱部品と、
    を備え、
    前記プリント基板における前記発熱部品の実装側とは反対側には、前記プリント基板から前記センサー基板に向かう厚み方向よりも、前記厚み方向に直交する面方向への熱伝導性が高くなるように構成された熱拡散部が設けられていることを特徴とする放射線画像撮影装置。
  2. 前記バック板は、熱拡散性に優れた材料により形成され、前記熱拡散部として機能することを特徴とする請求項1に記載の放射線画像撮影装置。
  3. 前記バック板における前記プリント基板と対向する側には、前記熱拡散部として熱を拡散させる熱拡散層が設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の放射線画像撮影装置。
  4. 前記基台における前記プリント基板と対向する側に熱を拡散させる熱拡散層が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の放射線画像撮影装置。
  5. 前記基台における前記プリント基板と対向する側に設けられる前記熱拡散層は熱拡散シートであることを特徴とする請求項4に記載の放射線画像撮影装置。
  6. 前記基台と前記プリント基板との間に断熱層が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の放射線画像撮影装置。
  7. 前記基台と前記プリント基板との間に設けられる前記断熱層は断熱部材であることを特徴とする請求項6に記載の放射線画像撮影装置。
  8. 前記基台と前記プリント基板とを離間させるとともに、前記プリント基板と前記バック板とを近接させることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の放射線画像撮影装置。
  9. 前記プリント基板と前記バック板との間に熱伝導部材が配置されていることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の放射線画像撮影装置。
  10. 前記熱伝導部材には、前記発熱部品に対応する部分に前記厚み方向に貫通する孔部又は非貫通の凹部が形成されていることを特徴とする請求項9に記載の放射線画像撮影装置。
  11. 前記プリント基板は、熱拡散性に優れた材料で形成されていることを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の放射線画像撮影装置。
  12. 前記プリント基板における前記バック板と対向する側には、熱拡散層が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項11のいずれか一項に記載の放射線画像撮影装置。
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