JP2011068439A - 巻上機の据付方法及び据付装置 - Google Patents

巻上機の据付方法及び据付装置 Download PDF

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Abstract

【課題】重量物である巻上機を少人数により省スペース内で容易に移動させることができる巻上機の据付方法及び巻上機の据付装置を提供する。
【解決手段】エレベータの昇降路6内上部に設置されたマシンベッド3上に巻上機1を据付ける際、昇降路6に設けられた乗りかご4に巻上機1の仮置き台5を設け、この仮置き台5上に巻上機1を仮置きして上昇させ、その支持面をマシンベッド3の支持面と同じ高さに位置合わせする。そして、昇降路6内のマシンベッド3近くに取り付けた滑車9に巻き掛けられ、一端が巻上機1に取り付けられた牽引用冶具24に係止されたロープ10の他端と、昇降路6内の別の位置との間に係止された手動揚重機8により、ロープ10を巻き取ることで、巻上機1をマシンベッド3上に移動させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、昇降路内の頂部に巻上機を据付るための巻上機の据付方法及び据付装置に関する。
マシンルームレスエレベータは、巻上機などの機器類が設置されるマシンルームを持たないために、巻上機は昇降機内に設置する必要があり、例えば、昇降路内の頂部に巻上機を設置する構成のものが多数提案されている(例えば、特許文献1参照)。図11は、マシンルームレスエレベータの昇降路6内の頂部に巻上機1を据付る場合の作業状態を説明する平面図である。
図11で示すように、昇降路6内には乗りかご4が、その両側に設けられた一対のガイドレール2aにより昇降可能に設置されている。また、乗りかご4の背面部には図示しない釣合錘が、その両側に設けられた一対のガイドレール2bにより昇降可能に設置されている。昇降路6内の頂部には、上記各ガイドレール2a,2bの上端部にやぐら14が構成され、このやぐら14上には、巻上機1が据付られるマシンベッド3が設置されている。
このマシンベッド3上に巻上機1を据付る場合は、まず乗りかご4の上部に巻上機仮置き台5を設置し、この仮置き台5上に巻上機1を載せた状態で、乗りかご4を昇降路6の最上部の巻上機取り付け高さまで上昇させる。こののち、現地作業者7がマシンベット3へ巻上機1を人力で移動させている。
特開2006−264862号公報
上述した従来の据付方法では、巻上機1のような重量物を現地作業者の人力で移動させており、作業者に対して大きな負担を与えている。一般に、昇降路6の最上部のマシンベット3を取り付けた位置は高所であり、しかも作業空間は限られているので、多くの作業員によって作業することができず、人力による巻上機の移動作業は作業者にとって極めて困難であり、改善が望まれている。
本発明の目的は、重量物である巻上機を少人数により省スペース内で容易に移動させることができる巻上機の据付方法及び巻上機の据付装置を提供することにある。
本発明による巻上機の据付方法は、エレベータの昇降路内上部に設置されたマシンベッド上に巻上機を据付るための巻上機の据付方法であって、前記昇降路に昇降可能に設けられた乗りかごに前記巻上機の仮置き台を設け、この仮置き台上に前記巻上機を仮置きして前記乗りかごを上昇させ、前記仮置き台の支持面を前記マシンベッドの支持面と同じ高さに位置合わせし、前記昇降路内のマシンベッド近くに取り付けた滑車に巻き掛けられ、一端が前記巻上機に取り付けられた牽引用冶具に係止されたロープの他端と、前記昇降路内の前記滑車とは別の位置との間に係止された手動揚重機により、前記ロープを巻き取ることで、前記巻上機を前記マシンベッドの支持面上に移動させることを特徴とする。
また、本発明による巻上機の据付装置は、エレベータの昇降路内上部に設置されたマシンベッド上に巻上機を据付るための巻上機の据付装置であって、前記マシンベッドの支持面と同じ高さに位置合わせされた仮置き台上の前記巻上機に取り付けられた牽引用冶具と、前記マシンベッド近くの昇降路内に取り付けられた滑車冶具と、この滑車冶具の滑車に巻き掛けられ、一端が前記巻上機に取り付けられた牽引用冶具に係止されたロープと、このローブの他端と、前記昇降路内の前記滑車冶具が設けられた位置とは別の位置との間に係止され、巻上操作により前記ロープを介して前記巻上機を前記マシンベッドの支持面上に移動させる手動揚重機とを備えたことを特徴とする。
本発明装置では、前記滑車冶具は、前記滑車と、この滑車を昇降路構成体に取り付ける取り付け部とから成り、この取り付け部は前記滑車の高さ位置を調整可能に構成してもよい。
また、本発明装置では、前記巻上機は、その回転軸の一端にシーブが一体的に固定されており、前記牽引冶具は、このシーブの両端面を挟み込むように係合する係合フレームを有し、この係合フレームの外面には、前記ロープの一端を係止するための係止部が設けられている。
また、本発明装置では、前記巻上機は、その回転軸の一端にシーブが一体的に固定され、かつその本体部外周面には軸体が突出形成され、前記牽引冶具は、L字形に形成された係合フレームを有し、この係合フレームのL字の一辺には、前記軸体と係合する係合孔が設けられ、またL字の他辺外面には、前記ロープの一端を係止するための係止部が設けられた構成でもよい。
また、本発明装置では、前記巻上機は、その回転軸の一端にシーブが一体的に固定され、かつその本体部外周の下部両側には、据付孔を有する据付部が一体に設けられており、前記牽引冶具は、前記据付部に設けられた据付孔とそれぞれ係合する係合部を先端部に有し、この係合部が前記据付孔に係合した状態で前記シーブを囲むように配置される一対の脚部を有するU字形の係合フレームを有し、この係合フレームのU字形の底辺部には、前記ロープの一端を係止するための係止部が設けられた構成でもよい。
さらに、本発明装置では、前記巻上機は、その回転軸の一端にシーブが一体的に固定され、このシーブの外端面にはネジ穴が形成されており、前記牽引冶具は、一面が前記シーブの外端面に接合し、前記ネジ穴に対向する部分には貫通孔が形成された係合フレームを有し、このフレームの前記外端面には、前記ロープの一端を係止するための係止部が設けられており、前記係合フレームは、前記貫通孔を貫通し前記ネジ穴に螺合するボルトにより、前記シーブの外端面に一体的に取り付けられる構成でもよい。
本発明によれば、重量物である巻上機を少人数により省スペースで移動させるので、安全性を向上させると共に、作業性も向上させることができる。
本発明による巻上機の据付装置の一実施の形態を示す平面図である。 同情一実施の形態に用いる手動楊重機を示す斜視図である。 本発明に用いる滑車冶具を示しており、(a)は正面図、(b)は右側面図である。 本発明に用いる滑車冶具の他の構成例を示しており、(a)は正面図、(b)は右側面図である。 本発明に用いる牽引冶具を示しており、(a)は部分正面図、(b)は(a)のb−b矢視図である。 図5で示した牽引冶具の斜視図である。 本発明に用いる別の牽引冶具と巻上機との関係を示す部分断面図である。 本発明に用いるさらに別の牽引冶具と巻上機との関係を示しており(a)は正面図、(b)は平面図である。 図8で示した牽引冶具の斜視図である。 本発明に用いる尚さらに別の牽引冶具と巻上機との関係を示しており(a)は正面図、(b)は右側面図である。 従来方法による巻上機の据付状態を説明する平面図である。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。
図1は、この実施の形態によるエレベータの巻上機の据付装置示している。図1において、昇降路6内には乗りかご4が、その両側に設けられた一対のガイドレール2aにより昇降可能に設置されている。また、乗りかご4の背面部には図示しない釣合錘が、その両側に設けられた一対のガイドレール2bにより昇降可能に設置されている。昇降路6内の頂部には、各ガイドレール2a,2bの上端部にやぐら14が構成され、このやぐら14上には、巻上機1が据付られるマシンベッド3が設置されている。
このマシンベッド3上に巻上機1を据付る場合は、まず乗りかご4の上部に設置した仮置き台5上に巻上機1を載せ、この状態で、乗りかご4を昇降路6の最上部の巻上機取り付け高さまで上昇させる。次に、この仮置き台5上の巻上機1をマシンベッド3上に移動させる。この移動には、以下に説明する各構成要素から成る巻上機の据付装置を用いる。
この据付装置の各構成要素とは、牽引用冶具24、滑車冶具9、ロープ10、手動揚重機8、吊元用冶具11である。
牽引用冶具24は、マシンベッド3の支持面と同じ高さに位置合わせされた仮置き台5上の巻上機1の一端部に取り付けられる。滑車冶具9は、昇降路6内のマシンベッド3近くの位置に配置され、やぐら14上に取り付けられている。ロープ10は、滑車冶具9の後述する滑車に巻き掛けられており、その一端は巻上機1に取り付けられた牽引用冶具24に係止されている。手動揚重機8は、ローブ10の他端と、昇降路6内に設置された吊元用冶具11との間に係止され、作業者7による巻上操作によりロープ10を介して巻上機1をマシンベッド3の支持面上に移動させる。吊元用冶具11は、昇降路6内の、滑車冶具9が設けられた位置とは別の位置に固定されている。
ここで、手動楊重機8は、図2で示すように、歯車機構が内在された本体部8aを有し、その一端にはフック8bが取り付けられている。本体部8aからは荷くさり8cが垂下されており、本体8a内に連結する手くさり8dを操作することにより、先端にフック8eを設けた荷くさり8cを,本体部8aに巻き取ったり或いは繰り出したりする。
上記構成において、巻上機1を移動させる場合は、牽引冶具24が設けられた一端部から巻上機1の軸方向に沿う延長線上に、巻上機1を水平移動させるための揚重用ワイヤーロープ10を折り返す滑車治具9を設置する。この揚重用ワイヤーロープ10の一端を巻上機1に固定した牽引冶具24に係止し、その他端は、昇降路6内の壁面に固定している吊元用治具11との間に設けられた手動揚重機8のフックに接続する。そして、手動揚重機8を巻上操作することにより、ワイヤーロープ10を介して巻上機1を、その軸方向に沿って移動させ、マシンベッド3上に据付ける。
このように、巻上機1を、手動揚重機8を用いて、マシンベット3上ヘ移動させることが出来るので、従来の人手により移動させる場合に比べ、作業人員は少なくてよくなり、しかも作業者に対する負担も大幅に軽減されることから、狭い昇降路頂部での作業が容易になり、作業性及び安全性が共に向上する。
ここで、前記滑車治具9は、図3(a)(b)で示すように構成されている。なお、同図(b)は(a)の右側面図である。この滑車冶具9は、滑車19と、この滑車19を昇降路6内の構成体であるやぐら14上に取り付ける取り付け部とから成る。この取り付け部は、コの字に曲げ加工を施した平板鋼板12、13を向い合わせ状に組み合わせたものである。そして、この向い合わせ状に組み合わされた平板鋼板12、13の図示上辺部間に、滑車19が回転自在に軸支されている。また、両平板鋼板12、13の底辺側の平板面中央部に孔加工が施されており、マシンベット3の土台であるやぐら14上において、上記孔を貫通するボルト15,及びこれと組み合わされるナット16、バネ座17,平座18により、一体的に締め付け固定される。
このように、滑車治具9をやぐら14に固定することで強度を保持させ、滑車19を使用することで揚重用ワイヤーロープ10を折り返して使用することができ、狭いスペース内での巻上機1の移動を容易にすることが可能となる。
図4(a)(b)は、図3(a)(b)で示した滑車治具9の変形例を示している。図4(a)(b)で示す滑車治具9の取り付け部は、滑車19の高さ位置を調整可能に構成したものである。すなわち、この取り付け部は、L字に曲げ加工を施した平板鋼板20,21をコ字形に組み合わせたものと、同じくL字に曲げ加工を施した平板鋼板22,23をコ字形に組み合わせたものとを、向い合わせ状に組み合わせている。そして、これらの底辺側の平板面中央部に施された孔にボルト15を貫通させ、これと組み合わされるナット16、バネ座17,平座18により、やぐら14上に一体的に締め付け固定される。
L字に曲げ加工を施した平板鋼板20の図示垂直面部には、図4(b)で示すように長孔20aが縦向きに設けられており、これと対向する平板鋼板21の図示垂直面部は図示しないが貫通孔が設けられている。そして、これらを貫通するボルト15,及びこれと組み合わされるナット16、バネ座17,平座18により、一体的に締め付け固定される。また、他方のL字に曲げ加工された平板鋼板22,23の図示垂直面部も同様に構成されている。したがって、これらL字加工された平板鋼板21,23は、長孔の範囲内で上下に位置調整可能であり、それらの図示上辺部間に軸支されている滑車19の上下方向の位置を調整することができる。
このように構成したことにより、巻上機1に取付ける揚重用ワイヤーロープ10の取り付け高さを調整し水平に保つことが可能となる。
図5(a)(b)は、巻上機1と、その一端に取り付けられる牽引用冶具24との関係を示している。なお図5(b)は同図(a)のb−b矢視図である。また、図6は牽引用冶具24の斜視図である。これらの図において、巻上機1は、その回転軸の一端にシーブ1aが一体的に固定されている。牽引冶具24は、このシーブ1aの図示左右両端面を挟み込むように係合する係合フレームを有し、この係合フレームの外面(図示右面)には、ロープ10の一端を係止するための係止部26が設けられている。
すなわち、牽引冶具24の係合フレームは平板鋼板をコの字に曲げ加工したもので、コの字を成す図5(a)の左側面部には、図5(b)で示すように、その中心部から長手方向に切り欠き24aが施されている。そして、この牽引冶具24のコの字形の係合フレームを、その切り欠き24a内に巻上機1の回転軸が収まるようにして、シーブ1aの図示左右両端面を挟み込むように係合する。また、牽引冶具24のコの字形の先端間には平板鋼板25をネジ止めし、この先端間を覆っている。さらに、係止部26は、引っ張り用の孔加工を施した平板鋼板を、図示右外側面に溶接により取付けている。
この牽引冶具24は巻上機1を引張るための治具であり、揚重用のワイヤーロープ10を巻上機に容易に接続することが可能となる。
牽引冶具は上記構成に限定されるものではなく、図7のように構成してもよい。図7において、巻上機1には、その本体部の外周面にボルト状の軸体30が突出形成されている。このボルト状の軸体30は、揚重用のアイナット28を、巻上機本体部の外周面に螺着させるためのものである。牽引冶具27は、L字形に形成された係合フレームを有し、この係合フレームのL字の一辺(図示水平面)には、軸体30と係合する係合孔が設けられている。またL字の他辺(図示垂直面)外面には、ロープ10の一端を係止するための係止部26が設けられている。
牽引器具27を装着する場合には、平板鋼板をL字に曲げ加工した係合フレームの長手側(図示水平面)に施された孔を、巻上機1の上部外周面に設けられた軸体30に係合させる。係止部26は、引っ張り用の孔加工を施した平板鋼板を、L字曲げ平板鋼板の短手側(図示垂直面)の中央部に、巻上機引っ張り用の孔加工を施した平板鋼板を溶接取付した構造で、その孔内にはロープ10の一端が係止される。
図8(a)(b)及び図9は、別の牽引冶具29を示している。図8(a)(b)において、巻上機1は、その本体部外周の下部両側に、フランジ状の据付部31が一体に設けられており、この据付部31には、図示しない据付ボルト用の貫通孔(以下、据付孔と呼ぶ)32が設けられている。牽引冶具29は、図9で示すように平板鋼板をU字形に切断加工した係合フレームを有し、このU字を成す一対の脚部先端には、円柱状の鉄棒から成る係合部30が溶接により一体に設けられている。この牽引冶具29は、U字の先端部に設けた係合部30が、巻上機1の据付孔32に係合した状態で、U字を成す両脚部が、シーブ1aを囲むように取り付けられる。牽引冶具29のU字形係合フレームの底辺部には、ロープ10の一端を係止するための係止部として、係合孔29aが設けられている。
この牽引冶具29は、U字の先端部に設けた係合部30が、据付孔32に係合した状態で巻上機1に取り付けられる。したがって、U字形の底辺部に形成された係止部29aにロープ10の一端を係止し、図1で示した揚重機8を操作することにより、巻上機1をその軸方向に牽引して移動させることができる。
さらに、図10(a)(b)により別の牽引冶具34を説明する。巻上機1のシーブ1aの外端面には図示しないがネジ穴が形成されている。34牽引冶具は、その一面がシーブ1aの外端面に接合し、ネジ穴に対向する部分には貫通孔34aが形成された円盤状の係合フレームを有する。この係合フレームの他面(図示右側面)には、ロープ10の一端を係止するための係止部26が設けられている。牽引冶具34は、円盤状の係合フレームに設けた貫通孔34aを貫通し、シーブ1a側のネジ穴に螺合するボルト15により、シーブ1aの外端面に一体的に取り付けられる。
このように構成された牽引冶具34は、簡単な構成で、シーブ1aへの取り付けが容易であり、その係止部26に一端を係止したロープ10により、巻上機1をその軸方向に移動させることができる。
このように巻上機1の移動での安全性を向上させることが可能となり、狭い作業空間であっても揚重機8を使用することで、作業性を向上させることが出来る。
1…巻上機
2a,2b…ガイドレール
3…マシンベッド
4…乗りかご
5…仮置き台
6…昇降路
8…手動楊重機
9…滑車冶具
10…ロープ
11…吊り元用冶具
14…やぐら
19…滑車
24,27,29,34…牽引冶具
26…係止部

Claims (7)

  1. エレベータの昇降路内上部に設置されたマシンベッド上に巻上機を据付るための巻上機の据付方法であって、
    前記昇降路に昇降可能に設けられた乗りかごに前記巻上機の仮置き台を設け、この仮置き台上に前記巻上機を仮置きして前記乗りかごを上昇させ、前記仮置き台の支持面を前記マシンベッドの支持面と同じ高さに位置合わせし、
    前記昇降路内のマシンベッド近くに取り付けた滑車に巻き掛けられ、一端が前記巻上機に取り付けられた牽引用冶具に係止されたロープの他端と、前記昇降路内の前記滑車とは別の位置との間に係止された手動揚重機により、前記ロープを巻き取ることで、前記巻上機を前記マシンベッドの支持面上に移動させる
    ことを特徴とする巻上機の据付方法。
  2. エレベータの昇降路内上部に設置されたマシンベッド上に巻上機を据付るための巻上機の据付装置であって、
    前記マシンベッドの支持面と同じ高さに位置合わせされた仮置き台上の前記巻上機に取り付けられた牽引用冶具と、
    前記マシンベッド近くの昇降路内に取り付けられた滑車冶具と、
    この滑車冶具の滑車に巻き掛けられ、一端が前記巻上機に取り付けられた牽引用冶具に係止されたロープと、
    このローブの他端と、前記昇降路内の前記滑車冶具が設けられた位置とは別の位置との間に係止され、巻上操作により前記ロープを介して前記巻上機を前記マシンベッドの支持面上に移動させる手動揚重機と、
    を備えたことを特徴とする巻上機の据付装置。
  3. 前記滑車冶具は、前記滑車と、この滑車を昇降路構成体に取り付ける取り付け部とから成り、この取り付け部は前記滑車の高さ位置を調整可能に構成されていることを特徴とする請求項2に記載の巻上機の据付装置。
  4. 前記巻上機は、その回転軸の一端にシーブが一体的に固定されており、前記牽引冶具は、このシーブの両端面を挟み込むように係合する係合フレームを有し、この係合フレームの外面には、前記ロープの一端を係止するための係止部が設けられていることを特徴とする請求項2又は3に記載の巻上機の据付装置。
  5. 前記巻上機は、その回転軸の一端にシーブが一体的に固定され、かつその本体部外周面には軸体が突出形成され、前記牽引冶具は、L字形に形成された係合フレームを有し、この係合フレームのL字の一辺には、前記軸体と係合する係合孔が設けられ、またL字の他辺外面には、前記ロープの一端を係止するための係止部が設けられていることを特徴とする請求項2又は3に記載の巻上機の据付装置。
  6. 前記巻上機は、その回転軸の一端にシーブが一体的に固定され、かつその本体部外周の下部両側には、据付孔を有する据付部が一体に設けられており、前記牽引冶具は、前記据付部に設けられた据付孔とそれぞれ係合する係合部を先端部に有し、この係合部が前記据付孔に係合した状態で前記シーブを囲むように配置される一対の脚部を有するU字形の係合フレームを有し、この係合フレームのU字形の底辺部には、前記ロープの一端を係止するための係止部が設けられていることを特徴とする請求項2又は3に記載の巻上機の据付装置。
  7. 前記巻上機は、その回転軸の一端にシーブが一体的に固定され、このシーブの外端面にはネジ穴が形成されており、前記牽引冶具は、一面が前記シーブの外端面に接合し、前記ネジ穴に対向する部分には貫通孔が形成された係合フレームを有し、このフレームの前記外端面には、前記ロープの一端を係止するための係止部が設けられており、前記係合フレームは、前記貫通孔を貫通し前記ネジ穴に螺合するボルトにより、前記シーブの外端面に一体的に取り付けられることを特徴とする請求項2又は3に記載の巻上機の据付装置。
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