JP4353872B2 - 巻上機取付装置、および巻上機取付方法 - Google Patents

巻上機取付装置、および巻上機取付方法 Download PDF

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Description

本発明は、昇降路の天井下に巻上機が配置されるエレベータの設置工事において使用される巻上機取付装置およびこれを使用する巻上機取付方法に関する。
エレベータの昇降路の天井の直下に巻上機が配置される機械室無しエレベータがある。このようなエレベータの巻上機を昇降路内に設置する場合、巻上機を吊上げるための揚重吊元となる滑車は、巻上機を設置すべき場所の直上部に設けられる。滑車に掛けられたワイヤロープの一端は、巻上機の上部に締結され、他端は、チェーンブロックの上フックに掛けられる。チェーンブロックの下フックは、昇降路内に設けられる固定部に掛けられる。巻上機は、チェーンブロックを操作することによって、巻上機設置位置まで揚重され、載置および固定される。
また、おもり枠または専用治具とこれを案内するガイドレールとを利用して巻上機を昇降路上部に揚重するエレベータ巻上機の据付装置がある(例えば、特許文献1参照。)。この据付装置は、荷上げ体と揚重機とを備える。荷上げ体は、ガイドレールに沿って滑走する、またはおもり枠に取り付けられる。荷上げ体には、巻上機が搭載され、下部に揚重吊元が設けられ,揚重機から延びるワイヤロープの先端のフックが掛けられる。揚重機を天井近傍に設置して巻上機を直接吊上げる場合と、巻上機を昇降路の下部に設け、昇降路の天井部に設けた滑車を介して巻上機を吊上げる場合が特許文献1に開示されている。
特開2000−34072号公報
機械室なしのエレベータを採用することは、建屋の高さを低くできること、および建屋の外観をよくできることが利点である。しかしながら前者の方法では、巻上機の上に少なくとも滑車を設置できる程度のスペースを必要とする。また、巻上機の上から昇降路天井までの距離が極端に近く滑車を取り付けることができない場合、前者の方法は、採用することができない。
これに対して、特許文献1に記載されている後者の方法では、巻上機の上から昇降路の天井までの距離が近くても巻上機を揚重することができる。しかし、巻上機の据付位置がガイドレールから離れていると、ガイドレールから巻上機据付位置に届く大きさの荷上げ体が必要となる。その結果、巻上機を乗せた荷上げ体を吊上げるための揚重機およびこれに耐える吊元を備える必要が生じ、据付装置が大型化する。
そこで、本発明は、エレベータの昇降路の天井下に設けられる巻上機と天井との距離が近く、巻上機の直上に吊元を配置できない場合でも、巻上機を据付ける配置によらずに巻上機据付台まで巻上機を揚重することができる巻上機取付装置、および巻上機取付方法を提供することを目的とする。
本発明に係る巻上機取付装置は、エレベータの昇降路の天井下に設けられる巻上機据付台にエレベータの巻上機を揚重することを前提とする。巻上機取付装置は、巻上機揚重治具と回動支持部とブラケットと第1吊部と第2吊部と揚重機器と滑車とを備える。巻上機揚重治具は、巻上機の底面に装着面を当てて固定する。回動支持部は、装着面に対して巻上機と反対側に離れた位置の巻上機揚重治具の一端に設ける。ブラケットは、巻上機据付台の設置面よりも低い位置で回動支持部を枢支する回動受部を有する。第1吊部は、巻上機揚重治具の回動支持部側に設け、回動支持部の回動軸が鉛直方向を横切る向きに巻上機揚重治具を吊り下げる。第2吊部は、回動支持部の回動軸の半径方向に第1吊部よりも遠くかつ装着面に取り付けられる巻上機がの上面から底面側に離れた位置の巻上機揚重治具に設ける。揚重機器は、回動支持部と回動受部とが枢支される位置まで巻上機揚重治具を揚重する場合に第1吊部にフックを掛け、回動支持部と回動受具とが枢支された状態で巻上機揚重治具を回動支持部の回動軸を中心に回動させる場合に第2吊部にフックを掛ける。滑車は、回動受部よりも高い位置に配置されて第1吊部に掛けられる揚重機器のフックから延びるワイヤロープが掛けられる。
本発明に係る巻上機取付方法は、エレベータの昇降路の天井下に設けられる巻上機据付台の上に揚重機と巻上機揚重治具とを用いてエレベータの巻上機を揚重する事を前提とする。巻上機取付方法は、治具装着工程と、揚重工程と、嵌合工程と、回動工程と、移動工程とを有する。治具装着工程では、巻上機の底面に巻上機揚重治具の装着面を当接させて巻上機と巻上機揚重治具とを固定する。揚重工程では、巻上機の高さを超えない範囲で巻上機揚重治具の一端に設けられる第1吊部に揚重機のフックを掛けて巻上機据付台まで吊上げる。嵌合工程では、装着面に対してこの装着面に取り付けられた巻上機と反対側に離れた位置の巻上機揚重治具の一端に設けられる回動支持部を、巻上機据付台の設置面よりも低い位置でブラケットの回動受部に枢支させる。回動工程では、装着面に取り付けられた巻上機の上面を超えない位置で巻上機揚重治具の他端側に設けられる第2吊部に揚重機のフックを掛けて回動支持部の回動軸を中心として巻上機を揚重する方向に巻上機揚重治具を回動させる。移動工程では、巻上機を巻上機揚重治具から巻上機据付台の上に移動させる。
なお、本命載書中において、昇降路の鉛直方向について上に昇る方向を「高い」、下に降りる方向を「低い」と表現するものとする。
本発明に係る巻上機取付装置によれば、巻上機の底面に取り付けられる巻上機揚重治具は、装着面に対して巻上機と反対側に離れた一端側に回動支持部および第1吊部を有し、回動支持部から第1吊部よりも遠くかつ装着面に取り付けられた巻上機の上面から底面側に離れた位置に第2吊部を有している。巻上機取付装置は、第1吊部に揚重機器のフックを掛けて巻上機揚重治具を揚重し、回動支持部が回動受部に枢支された後、第2吊部に揚重機器のフックを掛けて昇降路の天井に向かう方向に巻上機揚重治具を揚重することで、巻上機揚重治具の装着面が水平になるまで回動させる。第1吊部および第2吊部は、巻上機揚重治具に取り付けられた巻上機の上面から底面側に離れた位置、つまり、巻上機据付台に設置される状態の巻上機の上面よりも低い位置に配置されている。
この結果、巻上機取付装置は、巻上機揚重治具を回動させることで、回動軸よりも上に巻上機を押し上げることができる。したがって、エレベータの昇降路の天井下に設けられる巻上機と天井との間に揚重機器を配置する距離が十分になく、揚重用の吊元を配置できない場合でも、巻上機の水平方向の配置によらず昇降路の天井下に設けられる巻上機据付台に巻上機を揚重することができる。
本発明に係る一実施形態の巻上機取付装置について、図1から図9を参照して説明する。図1に示す巻上機取付装置1は、エレベータの昇降路2の天井3下の設けられる巻上機据付台4にこのエレベータの巻上機5を揚重するものであり、巻上機揚重治具10とブラケット20とウインチ30とチェーンブロック40と滑車50とを備えている。図1に示す巻上機揚重治具10は、巻上機据付台4に対して巻上機5を移し変えることのできる姿勢に位置決めされた状態である。
巻上機揚重治具10は、図2に示すように、巻上機固定梁11と中間梁12と回動梁13と回動シャフト14と第1吊部15と第2吊部16とを備える。巻上機固定梁11は、巻上機5の底面5aに当てて固定される装着面11aを有している。また、巻上機固定梁11は、巻上機5を巻上機据付台4側にスライド移動させる方向に沿って立ち上がるガイド11bを有している。このガイド11bは、巻上機5を巻上機据付台4に移し変える際に巻上機5が巻上機揚重治具10から滑り落ちることを防止する。また、巻上機5を巻上機据付台4に移動させる方向と逆方向の巻上機固定梁11の端部には、エンドプレート17が取り付けられている。エンドプレート17は、巻上機5が巻上機据付台4と離れる方向に巻上機揚重治具10から脱落することを防止している。
中間梁12は、巻上機固定梁11および回動梁13に挟まれてこれらと直交する方向に配置されている。中間梁12と回動梁13との間には、巻上機据付台4の設置面4aに対して装着面11aの高さを調整する調整機構としてのスペーサ18が必要に応じて挿入される。スペーサ18の厚さや挿入する枚数を変えることによって、設置面4aに対する装着面11aの高さを変えることができる。回動梁13は、巻上機固定梁11と互いに平行に配置され、巻上機固定梁11の下方から中間梁12を挟んでボルトで連結されている。回動梁13は、回動支持部となる回動シャフト14を一端に備える。したがって、回動シャフト14は、装着面11aに対して巻上機5と反対側に離れた位置に配置されている。巻上機固定梁11、中間梁12、回動梁13は、それぞれ矩形に折り曲げられた矩形チャンネル材で構成されている。
第1吊部15は、回動シャフト14側、つまり回動支持部側の中間梁12の中央部に設けられている。第1吊部15は、回動シャフト14の回動軸Aが鉛直方向を横切る向きに巻上機揚重治具10を吊り下げる。この場合、回動軸Aが水平になることが好ましい。第2吊部16は、回動シャフト14の他端側を互いに連結する横梁19のほぼ中央部に設けられている。これにより、第2吊部16は、回動シャフト14の回動軸Aの半径方向に第1吊部15よりも遠く、かつ装着面11aに取り付けられる巻上機5の上面5bから底面5a側に離れた位置に設けられることとなる。
ブラケット20は、巻上機据付台4の側面4bにボルトで締結されており、巻上機据付台4の設置面4aよりも低い位置で回動シャフト14を枢支する回動受部21を有している。また、ブラケット20は、回動受部21に回動シャフト14を案内する切欠部22が設けられている。切欠部22には、図4に示すように、回動受部21に挿入された回動シャフト14が回動受部21から外れることを防止する脱落防止片23が取り付けられる。なお、脱落防止片23は、回動シャフト14が切欠部22を通過することを妨げればよいので、プレート状のものを渡さずに、図4に示すような脱落防止片23を固定しているアイボルト24のみを取り付けて、切欠部22を回動シャフト14が通過しないようにするだけでもよい。
回動シャフト14が回動受部21に装着されることによって、巻上機揚重治具10は、巻上機5が取り付けられた状態で、図3に示すように、第1吊部15側(回動支持部側)を枢支されてブラケットにぶら下がった状態から、巻上機を昇降路の天井に向かって押し上げ、装着面11aを巻上機据付台4の設置面4aと平行に位置決めすることができる。
ウインチ30およびチェーンブロック40は、揚重機器を構成する揚重機の一例である。ウインチ30は、第1揚重状態で使用される第1揚重機の一例であって、図1と、図6から図8に示すように、昇降路2内で回動受部21よりも下方に設けられる第1吊元6に一端側フック31が掛止され、巻上機揚重治具10の第1吊部15に他端側フック32が係止されている。
チェーンブロック40は、第2揚重状態で使用される第2揚重機の一例であって、図1、図8および図9に示すように、昇降路2内で回動受部21よりも上方、本実施形態においては昇降路2の天井3に設けられる第2吊元7に一端側フックとなる上フック41が掛けられ、巻上機揚重治具10の第2吊部16に他端側フックとなる下フック42が掛けられる。
滑車50は、ブラケット20に固定されて回動受部21よりも上方、本実施形態では巻上機据付台4の設置面4aよりも上方に配置されている。第1吊部15に掛けられた他端側フック32から延びるワイヤロープ32aは、滑車50に掛けられている。また、巻上機据付台4の設置面4aが設けられる部材には、巻上機揚重治具10が配置される側から遠い縁に当り止4cめが設けられており、巻上機5が巻上機揚重治具10から移される際に設置位置を越えて行き過ぎることを防止する。
図2から図4および図6から図9においては、巻上機揚重治具10の回動支持部とブラケット20の回動受部との掛合部は、切欠部22を有する回動受部21に回動シャフト14を掛合させる形態を例にして説明したが、他の形態であってもよい。例えば、図5に示すように、ブラケット20に回動機構25を設ける。この回動機構25は、巻上機揚重治具10の一端側と締結するためのボルト穴26aを有した回動片26と、この回動片26を枢着する回動受部27とを備える。巻上機揚重治具10は、回動片26と連結されることでブラケット20の回動受部21を中心に回動可能となる。なお、ブラケット20に回動機構25を設ける代わりに、巻上機揚重治具10にこれと同様の回動機構を設け、回動片をブラケット20と連結させてもよい。
また、図1および図6から図9において、揚重機器としての揚重機にウインチ30やチェーンブロック40を適用した例を示したが、ウインチ30やチェーンブロック40に備わるワイヤロープ31a,32aやチェーン42aの長さが足りない場合は、フックの先にワイヤスリングやチェーンスリングを足して使用する。また、第1揚重機にウインチ30を使用し、第2揚重機にチェーンブロック40を使用する例を示したが、第1揚重機にチェーンブロック40を使用してもよいし、第2揚重機にウインチ30を使用してもよい。
次に、図1に示した巻上機取付装置1を使用して昇降路2の天井3下に巻上機5を設置する方法について、図6から図9を参照して説明する。エレベータの巻上機5を昇降路2の巻上機据付台4に設置するにあたり、巻上機揚重治具10は、ブラケット20から外された状態である。ブラケット20は、巻上機据付台4の側面4bに固定されている。滑車50は、ブラケット20の上縁20aに固定されて巻上機据付台4の上に配置された状態である。ウインチ30の他端側フック32に繋がるワイヤロープ32aは、滑車50に掛けられている。
巻上機取付方法は、治具取付工程と、揚重工程と、嵌合工程と、回動工程と、移動工程とを有する。治具取付工程において巻上機揚重治具10は、巻上機5の底面5aに取り付けられる。この治具取付工程は、工場出荷前に行ってもよいし、現地で行ってもよい。巻上機5の上面5bに設けられたボルト穴にアイボルト5cが取り付けられ、巻上機揚重治具10は、このアイボルト5cを使って、エレベータホール8に仮設されるチェーンブロック80などの揚重装置によって巻上機5とともに吊上げられる。
揚重工程では、昇降路2の第1吊元6に一端側フック31が掛けられたウインチ30の他端側フック32が、巻上機揚重治具10の第1吊部15に掛けられる。ウインチ30を作動させてワイヤロープ32aを巻き取るとともにエレベータホール8側のチェーンブロック80を操作してチェーン81を緩めると、図6および図7に示すように巻上機5が取り付けられた巻上機揚重治具10は、第1吊部15が上になるように傾倒しながら昇降路2内に搬入される。さらに、図7に示すように、ウインチ30のみで巻上機揚重治具10を吊れるようになったら、巻上機5の上面5bに取り付けられていたアイボルト5cごとエレベータホール8から張っていたチェーン81を外す。巻上機揚重治具10は、巻上機据付台4までウインチ30でさらに吊上げられる。エレベータホール8に設置される揚重装置は、チェーンブロック80の他にホイスト、ウインチ、レバーブロックなどを使用してもよい。
巻上機揚重治具10の回動シャフト14がブラケット20の回動受部21の高さまで揚重されると、図8に示すように、天井3に設けられた第2吊元6に上フック41で吊るされたチェーンブロック40の下フック42が、第2吊部16に掛けられる。なお、第2吊部16から延びるチェーン42aが巻上機5にあたるので、当該部には、マット43やウエスなどを挟む。
嵌合工程は、ウインチ30とチェーンブロック40で巻上機揚重治具10を共吊りしている状態からウインチ30とチェーンブロック40とを協動させて行われる。嵌合工程によって、回動シャフト14が切欠部22を通って回動受部21に装着された後、切欠部22には、図4に示すように、脱落防止片23が取り付けられる。ウインチ30および滑車50は、脱落防止片23が取り付けられた後、取り外される。嵌合工程は、巻上機揚重治具10に設けられた回動シャフト14をブラケット20の回動受部21に装着することで行われるので、作業が容易である。なお、嵌合工程は、ウインチ30の操作と、作業員によって水平方向に巻上機揚重治具10を付勢することで、行われてもよい。この場合、嵌合工程においてチェーンブロック40は、不要となる。また、回動シャフト14をブラケット20側に設け、回動受部21を巻上機揚重治具10側に設けてもよい。
回動工程では、チェーンブロック40を操作することで回動受部21に装着されている回動シャフト14の回動軸Aを中心に巻上機5が取り付けられた巻上機揚重治具10を図3に示す矢印方向に回動させる。この結果、巻上機5は、巻上機揚重治具10によって第1吊部15および第2吊部16よりも高い位置に押し上げられる。
移動工程では、巻上機据付台4の設置面4aと、巻上機揚重治具10の装着面11aとがほぼ平行になる状態で行われる。巻上機揚重治具10は、装着面11aが水平になった状態で維持され、巻上機5を固定しているボルトが外される。この場合、巻上機揚重治具10の巻上機固定梁11と回動梁13との間、具体的には、中間梁12と回動梁13との間に挿入されるスペーサ18によって、装着面11aは、設置面4aと同じかそれよりも少し高く設定されている。
したがって、巻上機揚重治具10側から巻上機据付台4側に巻上機5をスライド移動させやすい。また、巻上機5は、巻上機揚重治具10の巻上機固定梁11に設けられるガイド11bによって案内されているので、移動途中でずれてしまうことを防止することができる。なお、移動工程は、チェーンブロック40での吊りきりで作業を行ってもよいし、巻上機揚重治具10を例えばブラケット20などと連結するサポートなどをさらに設けることも好ましい。
なお、この巻上機取付装置1は、リニューアル工事などにより、既設の巻上機を降ろす場合にも使用することができる。この場合、回動梁13と巻上機固定梁11との間に挿入されるスペーサ18を取り替える(または取り外す)ことによって巻上機揚重治具10の装着面11aを巻上機据付台4の設置面4aに対して同じかやや低く設定する。このようにすることで、巻上機据付台4から巻上機揚重治具10側へ、巻上機5をスライド移動させやすくなる。そして、上述の巻上機取付方法の工程を逆にたどることで、巻上機5を巻上機据付台4から容易に降ろすことができる。
本実施形態において、第1吊元6と第1吊部15の間に掛けられる第1揚重状態の第1揚重機としてウインチ30を使用し、第2吊元7と第2吊部16の間に掛けられる第2揚重状態の第2揚重機としてチェーンブロック40を使用している。この場合、巻上機揚重治具10は、回動シャフト14と回動受部21とが嵌合されることでブラケット20に保持されている。したがって、第1揚重機としてのウインチ30を第1揚重状態で使用した後、第2揚重状態に吊り変えて使用することができる。
また、滑車50は、ブラケット20に固定されるので、昇降路2内の適切な位置に滑車50のサポートを確保できない場合にも対応することができる。
以上のように、巻上機取付装置1を用いることで、エレベータの昇降路2の天井3と巻上機5との間に揚重装置の吊代が十分に無い場合や、巻上機5に対して昇降路2の天井3の適正な位置に吊元を配置できない場合などでも、巻上機5を容易に揚げ降ろしすることができる。
本発明に係る一実施形態の巻上機取付装置を示す斜視図。 図1に示した巻上機取付装置の分解斜視図。 図1に示した巻上機揚重治具に巻上機を取り付け、回動受部を中心に回動させる状態を示す側面図。 図3に示した回動シャフトが回動受部に装着された状態を拡大した斜視図。 図2に示した巻上機取付装置のブラケットと巻上機揚重治具との連結部の他の形態を示す斜視図。 図1に示した巻上機取付装置を使って巻上機をエレベータ昇降路内に搬入する状態を示す図。 図6に示した状態から巻上機が取り付けられた巻上機揚重治具をウインチで吊上げる状態を示す図。 図7に示した状態から回動シャフトを回動受部に掛合させてチェーンブロックの下フックを第2吊部に掛けた状態を示す図。 図8に示した状態から巻上機が取り付けられた巻上機揚重治具を回動させて図3に示す状態にし、巻上機を巻上機据付台に移動させる状態を示す図。
符号の説明
1…巻上機取付装置、2…昇降路、3…天井、4…巻上機据付台、4a…設置面、5…巻上機、5a…底面、5b…上面、6…第1吊元、7…第2吊元、10…巻上機揚重治具、11…巻上機固定梁、11a…装着面、11b…ガイド、13…回動梁、14…回動シャフト(回動支持部)、15…第1吊部、16…第2吊部、18…スペーサ(調整機構)、20…ブラケット、21…回動受部、22…切欠部、23…脱落防止片、25…回動機構(回動支持部)、26…回動片、27…回動受部、30…ウインチ(第1揚重機、揚重機器)、31…一端側フック、32…他端側フック、31a、32a…ワイヤロープ、40…チェーンブロック(第2揚重機、揚重機器)、41…上フック(一端側フック)、42…下フック(他端側フック)、42b…チェーン、50…滑車、A…回動軸。

Claims (17)

  1. エレベータの昇降路の天井下に設けられる巻上機据付台に前記エレベータの巻上機を揚重する巻上機取付装置において、
    前記巻上機の底面に装着面を当てて固定される巻上機揚重治具と、
    前記装着面に対して前記巻上機と反対側に離れた位置の前記巻上機揚重治具の一端に設けられる回動支持部と、
    前記巻上機据付台の設置面よりも低い位置で前記回動支持部を枢支する回動受部を有するブラケットと、
    前記巻上機揚重治具の前記回動支持部側に設けられて前記回動支持部の回動軸が鉛直方向を横切る向きに前記巻上機揚重治具を吊り下げる第1吊部と、
    前記回動支持部の回動軸の半径方向に前記第1吊部よりも遠くかつ前記装着面に取り付けられる前記巻上機の上面から底面側に離れた位置の前記巻上機揚重治具に設けられる第2吊部と、
    前記回動支持部と前記回動受部とが枢支される位置まで前記巻上機揚重治具を揚重する場合に第1吊部にフックを掛け、前記回動支持部と前記回動受具とが枢支された状態で前記巻上機揚重治具を前記回動支持部の回動軸を中心に回動させる場合に前記第2吊部にフックを掛ける揚重機器と、
    前記回動受部よりも上方に配置されて前記第1吊部に掛けられる前記揚重機器のフックから延びるワイヤロープを掛ける滑車と
    を備えることを特長とする巻上機取付装置。
  2. 前記回動支持部は、回動軸と同軸に配置されて前記回動受部に枢支される回動シャフトを備えることを特徴とする請求項1に記載の巻上機取付装置。
  3. 前記ブラケットは、前記回動受部に前記回動シャフトを案内する切欠部と、前記回動受部に挿入された前記シャフトが前記切欠部を通過することを妨げる脱落防止片とを備えることを特徴とする請求項2に記載の巻上機取付装置。
  4. 前記ブラケットは、前記巻上機据付台に固定されることを特徴とする請求項1に記載の巻上機取付装置。
  5. 前記滑車は、前記ブラケットに固定されることを特長とする請求項1に記載の巻上機取付装置。
  6. 前記回動支持部は、前記回動受部に枢着される回動片と連結されることを特徴とする請求項1に記載の巻上取付装置。
  7. 前記巻上機揚重治具は、
    前記回動支持部の回動軸から前記装着面までの距離を前記回動軸から前記設置面までの距離に比べて大きくする巻上機取付位置と、
    前記回動支持部の回動軸から前記装着面までの距離を前記回動軸から前記設置面までの距離に比べて小さくする巻上機取外位置と
    に変化させる調整機構を備えることを特徴とする請求項1に記載の巻上機取付装置。
  8. 前記巻上機揚重治具は、前記装着面を形成する巻上機固定梁と、前記回動支持部が設けられる回動梁とを有し、前記調整機構は、前記巻上機固定梁と前記回動梁との間にスペーサを挿入して前記回動軸と前記装着面との距離を変化させることを特徴とする請求項7に記載の巻上機取付装置。
  9. 前記巻上機揚重治具は、前記装着面を形成する巻上機固定梁と、前記巻上機を前記巻上機据付台に移動させる方向に沿って前記巻上機固定梁から立ち上がるガイドとを備えることを特徴とする請求項1に記載の巻上機取付装置。
  10. 前記揚重機器は、
    前記回動受部よりも下方の前記昇降路内部に設けられる第1吊元に一端側フックが掛止され、前記第1吊部に他端側フックが掛止される第1揚重状態と、
    前記回動受部よりも上方の前記昇降路内部に設けられる第2吊元に一端側フックが掛止され、前記第2吊部に他端側フックが掛止される第2揚重状態と
    に取り付けられる揚重機を備えることを特徴とする請求項1に記載の巻上機取付装置。
  11. 前記揚重機は、第1揚重状態で使用された後、前記第1揚重状態に掛け換えられることを特徴とする請求項10に記載の巻上機取付装置。
  12. 前記揚重機器は、前記第1揚重状態に取り付けられる第1揚重機と、前記第2揚重状態に取り付けられる第2揚重機とを備えることを特徴とする請求項10に記載の巻上機取付装置。
  13. エレベータの昇降路の天井下に設けられる巻上機据付台の上に揚重機と巻上機揚重治具とを用いて前記エレベータの巻上機を揚重する巻上機取付方法において、
    前記巻上機の底面に前記巻上機揚重治具の装着面を当接させて前記巻上機と前記巻上機揚重治具とを固定する治具装着工程と、
    前記巻上機の高さを超えない範囲で前記巻上機揚重治具の一端に設けられる第1吊部に前記揚重機のフックを掛けて前記巻上機据付台まで吊上げる揚重工程と、
    前記装着面に対してこの装着面に取り付けられた巻上機と反対側に離れた位置の前記巻上機揚重治具の前記一端に設けられる回動支持部を、前記巻上機据付台の設置面よりも低い位置でブラケットの回動受部に枢支させる嵌合工程と、
    前記装着面に取り付けられた巻上機の上面を超えない位置で前記巻上機揚重治具の他端側に設けられる第2吊部に前記揚重機のフックを掛けて前記回動支持部の回動軸を中心として前記巻上機を揚重する方向に前記巻上機揚重治具を回動させる回動工程と、
    前記巻上機を前記巻上機揚重治具から前記巻上機据付台の上に移動させる移動工程と
    を備えることを特徴とする巻上機取付方法。
  14. 前記揚重機は、前記揚重工程と前記回動工程とでそれぞれに用意されることを特徴とする請求項13に記載の巻上機取付方法。
  15. 前記揚重機は、前記揚重工程で使用された後で前記回動工程に使用されることを特徴とする請求項13に記載の巻上機取付方法。
  16. 前記第1吊元は、前記回動受部よりも低い位置に設けられ、
    前記第1吊部に掛けられる前記他端側フックから延びる前記揚重機のワイヤロープは、前記回動受部より上方で折り返されて前記回動受部よりも下方に案内する滑車に掛けられることを特徴とする請求項13に記載の巻上機取付方法。
  17. 前記巻上機揚重治具は、前記巻上機が固定される装着面を有する巻上機固定梁と、前記回動支持部が設けられる回動梁とを有し、
    前記巻上機を前記巻上機揚重治具から前記巻上機据付台へ移動させる場合は、前記巻上機固定梁と前記回動梁との間の距離を広げて前記巻上機揚重治具の前記装着面を前記巻上機据付台の設置面よりも高くし、
    前記巻上機を前記巻上機据付台から前記巻上機揚重治具へ移動させる場合は、前記巻上機固定梁と前記回動梁との間の距離を狭めて前記巻上機揚重治具の前記装着面を前記巻上機据付台の設置面よりも高くすることを特徴とする請求項13に記載の巻上機取付方法。
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