JP2011067768A - 塗布装置および塗布方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】塗布装置1は、支持ロール10の近傍において当該支持ロール10と離間して設けられ、支持ロール10により支持される基材Wに対してカーテン膜Cを落下させる塗布ヘッド20と、支持ロール10の近傍において塗布ヘッド20から落下したカーテン膜Cが基材Wに接触する箇所Pよりも支持ロール10の回転方向における上流側に設けられた空気流除去部30とを備えている。空気流除去部30には、支持ロール10により支持された基材Wの表面に生成され支持ロール10の回転方向に沿って流れる空気流を除去するスリット34、36、38が1または複数形成されている。
【選択図】図2
Description
20 塗布ヘッド
30、30a、30b 空気流除去部
30p 対向面
30q 側面
32 ラビリンス構造
34、36、38 スリット
34a、36a、38a 隅部分
40、42、44 吸引機構
W 基材
C カーテン膜
P 塗布ヘッドから落下したカーテン膜が基材に接触する箇所
Claims (13)
- 支持ロールにより支持され、連続的に搬送される基材にカーテン膜を形成する塗布装置であって、
前記支持ロールの近傍において当該支持ロールと離間して設けられ、前記支持ロールにより支持される基材に対してカーテン膜を落下させる塗布ヘッドと、
前記支持ロールの近傍において前記塗布ヘッドから落下したカーテン膜が基材に接触する箇所よりも前記支持ロールの回転方向における上流側に設けられ、前記支持ロールにより支持された基材の表面に生成され当該支持ロールの回転方向に沿って流れる空気流を除去するスリットが1または複数形成された空気流除去部と、
を備えたことを特徴とする塗布装置。 - 前記空気流除去部において、前記スリットは前記支持ロールの回転方向に沿って複数設けられていることを特徴とする請求項1記載の塗布装置。
- 前記空気流除去部において、前記複数のスリットのうち、前記塗布ヘッドから落下したカーテン膜が基材に接触する箇所に最も近いスリットには吸引機構が接続されており、前記吸引機構により前記スリットから空気流が吸引されるようになっていることを特徴とする請求項2記載の塗布装置。
- 前記空気流除去部において、前記複数のスリットのうち、前記吸引機構が接続されたスリット以外のスリットはその端部が大気開放されていることを特徴とする請求項3記載の塗布装置。
- 前記空気流除去部において、前記複数のスリットにはそれぞれ吸引機構が接続されており、前記各吸引機構により前記各スリットから空気流が吸引されるようになっていることを特徴とする請求項2記載の塗布装置。
- 前記各スリットは、前記塗布ヘッドから落下したカーテン膜が基材に接触する箇所から近い順にその断面積が小さくなっていることを特徴とする請求項2乃至5のいずれか一項に記載の塗布装置。
- 前記空気流除去部における前記支持ロールに対向する面において、前記各スリットの入口部分には凸形状に湾曲した隅部分が設けられており、前記支持ロールにより支持された基材の表面に生成され当該支持ロールの回転方向に沿って流れる空気流は、前記隅部分に沿って前記各スリットに入るようになっていることを特徴とする請求項2乃至6のいずれか一項に記載の塗布装置。
- 前記各スリットの入口部分に設けられた各隅部分は、前記塗布ヘッドから落下したカーテン膜が基材に接触する箇所から近い順にその曲率半径が小さくなっていることを特徴とする請求項7記載の塗布装置。
- 前記空気流除去部において、前記塗布ヘッドから落下したカーテン膜が基材に接触する箇所と、前記支持ロールの回転方向における最も下流側にあるスリットとの間における前記支持ロールに対向する面にはラビリンス構造が形成されていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の塗布装置。
- 前記空気流除去部において、前記塗布ヘッドから基材に落下するカーテン膜に対向する側面には追加のスリットが形成されており、当該追加のスリットにより前記側面と前記カーテン膜との間に空気流が送られるようになっていることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載の塗布装置。
- 前記空気流除去部における前記支持ロールに対向する面において、前記追加のスリットの出口部分の近傍には凸形状に湾曲した隅部分が設けられており、前記追加のスリットから前記隅部分に沿って空気流が前記空気流除去部における前記支持ロールに対向する面と基材との間に流れるようになっていることを特徴とする請求項10記載の塗布装置。
- 前記追加のスリットはその端部が大気開放されていることを特徴とする請求項10または11記載の塗布装置。
- 支持ロールにより支持され、連続的に搬送される基材に対してカーテン膜を落下させ、この基材の表面にカーテン膜を形成する工程と、
前記支持ロールにより支持された基材の表面に生成され当該支持ロールの回転方向に沿って流れる空気流を、カーテン膜が基材に接触する箇所よりも前記支持ロールの回転方向における上流側に設けられた空気流除去部に形成されたスリットに流入させることによりこの空気流を除去する工程と、
を備えたことを特徴とする塗布方法。
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