JP2009218309A - ミニエンバイラメント方式の半導体製造装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ミニエンバイラメント方式の半導体製造装置において、FOUPのウエハの出入口とローディング部の開口部からダクトが侵入するのを防止する。
【解決手段】ローディング部4の開口部18の内周面部に、方形枠状のフィルタ収納ケース32内に、円筒状濾材33を方形枠状に連結して形成された方形枠状フィルタ34を配設した清浄空気噴出装置30が設置され、該清浄空気噴出装置30を構成するフィルタ収納ケース32の外側面部32aおよび内周面部32bに、多数開口された通気小孔40より成る噴出部29から、清浄空気42をFOUP6の出入口9および前記ローディング部4の開口部18の全周面に沿って均一な風速で噴出して、エアカーテンを形成することにより、前記FOUP6の蓋10の開放時に、ダスト27を含んだ外気が、FOUP6および半導体製造装置1内の清浄空間へ侵入するのを阻止する。
【選択図】図3

Description

本発明は、半導体製造用クリーンルームで使用されるミニエンバイラメント方式の半導体製造装置に関するものである。
現在、半導体製造クリーンルームでは、ウエハをFOUPに装入し外気に触れずに半導体製造装置間を搬送・ハンドリングするミニエンバイラメント方式が一般的となり、また、前記エンバイラメント方式では、ウエハを装入するFOUP、および該FOUPからウエハを外気に触れずに半導体製造装置内へ出し入れするためのローディング部の仕様が世界標準となっている。
従来汎用されているクリーンルーム内に設置されたミニエンバイラメント方式の半導体製造装置は、図8〜図10に示すように形成されている。図8は、従来汎用されているミニエンバイラメント方式の半導体製造装置の概略縦断面図、図9は、同FOUPの蓋が閉状態のときの、清浄空気の流れを示す要部の縦断面図、図10は、同FOUPの蓋が開状態のときの、清浄空気の流れを示す要部の縦断面図である。
前記従来汎用されているミニエンバイラメント方式の半導体製造装置1は、クリーンルーム2内に配設されており、且つ該半導体製造装置1の前面板3に設けられたローディング部4に前後動自在に設置された台盤5上にFOUP6が載置されると共に、該FOUP6の収納部7には、複数段に亘ってウエハ8が装入され、且つ前記FOUP6は、前記ウエハ8の出入口9を蓋10で閉鎖することにより密閉される。
前記半導体製造装置1は、中央部を区画壁11を設けて区画して、前方側にフロントエンドモジュール部12が形成されると共に、後方側にプロセス部13が形成される。
前記フロントエンドモジュール部12の上方天井面には、ファン14とフィルタ15を備えて形成されたファンフィルタユニット16が設置され、該ファンフィルタユニット16より清浄空気17が、該フロントエンドモジュール部12内に送気されて、清浄雰囲気を保持するよう形成されている。
前記半導体製造装置1の前面板3において、前記FOUP6の蓋10に対面する位置には、該FOUP6内のウエハ8をフロントエンドモジュール部12内に引き出したり、あるいはFOUP6内に装入する際の通路となる、ローディング部4を構成する開口部18が開口されている。
前記前面板3の内側下面には電動モータ19が固定され、且つ該電動モータ19と連動する減速機構(図示せず)を介して上下および前後方向に移動自在なるよう開閉アーム20が前記減速機構に連結されると共に、該開閉アーム20の上方の前記開口部18側には、前記FOUP6の蓋10に係合固定して、該蓋10を開閉するプレート21が連結固定されている。なお、図中、22は前記プレート21に突設された係合突起で、該係合突起22を蓋10に設けられた係合受部23に係合固定して、前記プレート21と蓋10を一体とする。
また、前記フロントエンドモジュール部12には、FOUP6から該フロントエンドモジュール部12内にウエハ8を引き出したり、あるいは装入したりするためのアーム24を上方に備えたロボット25が設置されている。前記FOUP6から前記アーム24に移載されて、前記フロントエンドモジュール部12内に引き出されたウエハ8は、前記ロボット25により、プロセス部13内に設置されたプロセスチャンバ26に送られて加工される。そして、前記加工されたウエハ8は、前記プロセスチャンバ26から前記アーム24に移載されて、前記FOUP6内に装入される。
前記FOUP6内に装入されたウエハ8をアーム24上に移載して引き出すには、先ず電動モータ19を作動させて、開閉アーム20を前方移動させて、プレート21の係合突起22をFOUP6の蓋10の係合受部23に係合固定して、前記プレート21と蓋10を一体とし、前記開閉アーム20を後方移動させて、蓋10をフロントエンドモジュール部12内に前記プレート21と共に引き入れて開け、然る後前記開閉アーム20を下方移動させて、前記FOUP6の前面の出入口9を開放して電動モータ19を停止する。
そして、ロボット25を作動させて、前記アーム24を前記開口部18、および出入口9を通ってFOUP6の、移載しようとするウエハ8の下面に移動させて、該ウエハ8を該アーム24上に移載し、前記アーム24上に移載されたウエハ8を、前記FOUP6からフロントエンドモジュール部12内に引き出し、更に該ウエハ8を、前記ロボット25によりプロセス部13内のプロセスチャンバ26に移送して、ウエハ8の加工工程に入る。
前記ウエハ8を、半導体製造装置1のフロントエンドモジュール部12内へ引き出した後、前記プロセスチャンバ26に移送されて加工されたウエハ8は、ロボット25を作動させてアーム24上に移載し、開口部18および再び開口された出入口9を通ってFOUP6内に装入される。
以下同様の操作を繰返して、FOUP6内の各ウエハ8を、順に半導体製造装置21まで移送して加工し、FOUP6内のすべてのウエハ8の加工が完了すると、再び前記電動モータ19を作動させて開閉アーム20を上昇させると共に、前方移動させて、該開閉アーム20のプレート21に一体に固定されていた蓋10を、FOUP6の出入口9に装着固定して、前記係合突起22と係合受部23の係合状態を解除し、該FOUP6を密閉状態とする。
前記構成より成る従来汎用の半導体製造装置1おいては、清浄空気17は常に開口部18から外部へ流れ出ており、FOUP6の蓋10の開閉時には、該FOUP6内およびフロントエンドモジュール部12内には、外部からのダスト27が前記開口部18を通して、逆流することのないよう設計上配慮されている。
しかしながら、半導体製造装置の種類によっては、フロントエンドモジュール部12の内圧が上がらず、その結果、開口部18を通して外部へ流れ出る清浄空気17を十分確保できないものもある。
そして、前記構成より成る従来汎用の半導体製造装置1における清浄空気17の流れについて、図9に示すFOUP6の蓋10の閉止時、および図10に示すFOUP6の蓋10の開放時に、それぞれ分けて説明する。
図9のFOUP6の蓋10が閉止されている状態では、ファンフィルタユニット16によって、フロントエンドモジュール部12内に送風された清浄空気17は、開口部18を通って、外部へ流れ出し、フロントエンドモジュール部12内に外部のダスト27が流れ込むことはない。
しかし、図10のFOUP6の蓋10を開放する時において、開閉アーム20の係合突起22を蓋10に設けられた係合受部23に係合固定して、蓋10を掴み、前記開閉アーム20を後退させて前記蓋10を開放する時に、FOUP6の内圧が一時的に外気より低くなり、結果として、外部のダスト27を出入口9よりFOUP6内に吸い込んでしまうことになる。
また、フロントエンドモジュール部12内の圧力が低く、開口部18を通して流れ出る清浄空気17が少ない場合は、ダスト27は該フロントエンドモジュール部12内へも流れ込むことになる。
一方、半導体ICの設計ルールが、65nm、45nm、更には32nmと一段と微細化が進むにつれ、管理されるダストの粒径が20nmと小さくなってきている。これらの粒径のダストの挙動は、ブラウン運動を行い、従来の気流制御では、清浄空間を維持出来なくなってきている。
前記従来汎用の半導体製造装置おいて、ローディング部でのFOUPの蓋の開放時に、ダストを含んだ外気が、FOUPおよび半導体製造装置内の清浄空間へ侵入するのを阻止することを目的とした、以下の特許文献1・2に示すミニエンバイラメント方式の半導体製造装置が、本特許出願人によって特許出願がなされている。
特許第3759492号公報 特開2005−310809号公報
前記特許文献1・2に開示されたミニエンバイラメント方式の半導体製造装置は、ローディング部の開口部の内周面部に、空気供給装置と円筒状濾材より成る方形枠状フィルタを連通した清浄空気噴出装置が設置されると共に、前記清浄空気噴出装置から、FOUPの先端のフランジの先端壁面、およびFOUPの先端のフランジの外周壁面に清浄空気を噴出する噴出部がスリット状に形成されている。
しかしながら、半導体製造装置の種類によっては、該半導体製造装置内部の圧力を充分上げることができず、前記特許文献1・2に開示された清浄空気を噴出する噴出部がスリット状のものでは、噴出気流制御がうまくできず、ダストを含んだ外気が、FOUPおよび半導体製造装置内の清浄空間へ侵入することを阻止する性能が充分でない場合があるという課題があった。
また、前記特許文献1・2に開示された清浄空気を噴出する噴出部がスリット状のものでも、FOUPの出入口およびローディング部の開口部の内周面部に沿って均一な風速で、清浄空気を噴出することができず、従って、ダストを含んだ外気が、FOUPおよび半導体製造装置内の清浄空間へ侵入するのを阻止することができないという課題があった。
本発明は、前記課題を解決すべくなされたもので、ウエハの通路となるローディング部の開口部の内周面部に清浄空気噴出装置が装着固定され、且つ該清浄空気の噴出装置は、FOUPの先端のフランジの先端壁面方向から、該フランジの外周壁面方向の間の全角度に清浄空気を噴出する噴出部を備え、該噴出部から、FOUP出入口およびローディング部の開口部の全周面に沿って均一な風速で清浄空気を噴出して、エアカーテンを形成することにより、前記FOUPの蓋の開放時に、ダストを含んだ外気が、該FOUPおよび半導体製造装置内の清浄空間へ侵入するのを阻止することができるミニエンバイラメント方式の半導体製造装置を提供しようとするものである。
本発明は、FOUPに収納されたウエハを半導体製造装置内部に引き出し、または半導体製造装置内で加工されたウエハをFOUPに装入するミニエンバイラメント方式の半導体製造装置において、ローディング部の開口部の内周面部に、清浄空気噴出装置が装着固定され、前記清浄空気噴出装置は、方形枠状のフィルタ収納ケース内に、円筒状濾材を方形枠状に連結して形成された方形枠状フィルタが配設され、且つ該方形枠状フィルタと空気供給装置とを連通すると共に、前記FOUPの先端のフランジの先端壁面方向から、該FOUPの先端のフランジの外周壁面方向の間の全角度に、清浄空気を噴出する噴出部を備えて形成され、前記噴出部から、清浄空気を前記FOUPの出入口および前記ローディング部の開口部の全周面に沿って均一な風速で噴出して、エアカーテンを形成することにより、前記FOUPの蓋の開放時に、ダストを含んだ外気が、FOUPおよび半導体製造装置内の清浄空間へ侵入するのを阻止するという手段を採用することにより、上記課題を解決した。
本発明は上述のようであるから、FOUPからウエハをアームに移載して引き出す際、または、加工されたウエハを前記アームを介して前記FOUPに装入する際に、清浄空気噴出装置の噴出部から、該FOUPの出入口と、半導体製造装置に取付けられたローディング部の開口部の全周面に沿って、均一な風速で清浄空気を噴出してエアカーテンを形成することにより、前記出入口および開口部からのダストを含んだ外気の侵入を阻止して、前記FOUP内および半導体製造装置内へのダストを含んだ外気の侵入を防止することができる。
本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明するが、本発明については、前記従来汎用の半導体製造装置において説明した符号と共通するものは同一の符号を用いて説明すると共に、同一符号を付したものの構成および作用については説明を省略する。
本発明ミニエンバイラメント方式の半導体製造装置は、従来汎用のミニエンバイラメント方式の半導体製造装置1の前面板3に、FOUP6に収納されたウエハ8を、フロントエンドモジュール部12内に引き出したり、あるいはFOUP6内に装入するための通路として開口されたローディング部4の開口部18の内周面部に、FOUP6先端のフランジ28の先端壁面28a方向から、該フランジ28の外周壁面28b方向の間の全角度に、清浄空気17を噴出する噴出部29を備えると共に、該噴出部29から、前記FOUP6の出入口9および前記ローディング部4の全周面に沿って均一な風速で噴出することができる清浄空気噴出装置30を装着固定して、該清浄空気噴出装置30から清浄空気17を噴出してエアカーテンを形成することにより、FOUP6の蓋10の開閉時に、ダスト27を含んだ外気が、該FOUP6および半導体製造装置1内の清浄空間へ侵入するのを阻止することができるよう形成されている。
図1は、本発明ミニエンバイラメント方式の半導体製造装置の概略縦断面図、図2は、同清浄空気噴出装置の斜視図と要部の一部拡大斜視図、図3は、同FOUPの蓋が閉状態のときの清浄空気の流れを示す要部の縦断面図、図4は、同FOUPの蓋が開状態のときの清浄空気の流れを示す要部の縦断面図である。
図1に示すクリーンルーム2内に設置された半導体製造装置1におけるローディング部4は、世界標準仕様で定められたものであり、清浄空気噴出装置30と空気供給装置31とが、前記世界標準仕様で定められた半導体製造装置1のローディング部4に配設されている。
前記ローディング部4の開口部18の内周面部に装着固定する清浄空気噴出装置30は、方形枠状に形成されたフィルタ収納ケース32内に、円筒状濾材33を方形枠状に連結して形成された方形枠状フィルタ34が配設されると共に、該方形枠状フィルタ34が空気供給装置31に連結されて形成されている。
前記清浄空気噴出装置30は、プレート21の上下・前後移動に支障がないよう、前記ローディング部4の開口部18の内周面部に装着固定され、また、前記空気供給装置31は、半導体製造装置1の前面板3の外側下方に設置され、該空気供給装置31から送気するための送気チューブ35の一端部が、前記空気供給装置31に連結されると共に、該送気チューブ35の他端部が、フィルター収納ケース32を貫通して、方形枠状フィルタ34に連結されている。
前記空気供給装置31は、できるだけ薄型のものを使用することが好ましく、特に限定する必要はないが、シロッコファンを用いた吸気手段36を備えることが推奨され、該吸気手段36によりクリーンルーム2内の空気を吸引して、送気チューブ35を介して方形枠状フィルタ34に送気する。または、クリーンルームに常備されている空気供給装置から送気してもよい。
なお、本実施例においては、前記したように、空気供給装置31は、半導体製造装置1の前面板3の外側に設置されているが、特許文献1に示すように、半導体製造装置の前面板の内側に設置してもよい。
前記したように、清浄空気噴出装置30は、方形枠状フィルタ34と、該方形枠状フィルタ34を収納する方形枠状のフィルタ収納ケース32とにより構成されているが、前記方形枠状フィルタ34は、図5・図6に示すように、濾材を円筒状に巻回して、中央に送風用の送風通路37を貫通して備え、且つ所定の長さに形成された円筒状濾材33を、それぞれ端縁部をL型継手38により連結して、前記各送風通路37を方形枠状に連通して形成されている。そして、前記方形枠状フィルタ34は、方形枠状のフィルタ収納ケース32に収納固定される。
更に、前記方形枠状フィルタ34は、その外周面に整流空間39を備えたフィルタ収納ケース32内に収納固定されると共に、該フィルタ収納ケース32の外側面板32aおよび内周面板32bには、多数の通気小孔40が開口されて、噴出部29が形成されている。
また、前記方形枠状フィルタ34には、フィルタ収納ケース32を貫通して送気チューブ35と連通する連通管41を開口突設して、該連通管41を介して、該方形枠状フィルタ34へ吸気手段36から空気を送気する。なお、図2においては、前記連通管41は、間隔を有して2個設置されているが、これに限定されるものではなく、1個、または3個以上設置してもよい。
前記構成より成る本発明ミニエンバイラメント方式の半導体製造装置によれば、
空気供給装置31から方形枠状フィルタ34に空気を送気すると、該空気は前記方形枠状フィルタ34を構成する各円筒状濾材33によってダスト除去されて、前記クリーンルーム2内の清浄空気より更に清浄化され、フィルタ収納ケース32の整流空間39内に噴出し、該整流空間39内において乱流して、噴出部29を構成する各通気小孔40より、清浄空気42となって、均一な風速で噴出するよう形成されている。
なお、前記方形枠状フィルタ34は、本実施例においては、図5・図6に示すように、一連のものを使用している。しかしながら、図示していないが、特許文献1に開示されているように、複数連のものの使用も可能である。
図7は、本発明ミニエンバイラメント方式の半導体製造装置における清浄空気噴出装置30の噴出部29から噴出する清浄空気42の風速の均一性を確認するため、前記噴出部29に20個の風速測定ポイントを設定し、該各風速測定ポイントで測定した風速値を表示した図である。
前記図7に示す各測定ポイントにおける風速の測定結果から、清浄空気噴出装置30の噴出部29から噴出する清浄空気42は、該噴出部29の全周面よりほぼ均一の風速で噴出することが立証された。
前記構成より成るミニエンバイラメント方式の半導体製造装置によれば、図3に示すように、FOUP6の蓋10が閉状態の場合は、フロントエンドモジュール部12内から開口部18を通って清浄空気17が流れ出ると共に、噴出部29からも清浄空気42が流れ出ているために、外部からダスト27が前記フロントエンドモジュール部12内に流入することを防いでいる。
次に、図4に示すように、開閉アーム20の係合突起22をFOUP6の蓋10の係合受部23に係合して、該蓋10を掴み、前記開閉アーム20を後退させると、前記FOUP6の蓋10が開放されるが、このときFOUP6内の内圧が一時的に下がる。そして、前記噴出部29からの清浄空気42が送風されていない場合は、前記FOUP6内の内圧が一時的に下がるため、清浄空気42の流れに逆らって、ダスト27が出入口9から前記FOUP6内へ、および開口部18からフロントエンドモジュール部12内へ流れ込んでしまう。
前記FOUP6の蓋10が開状態のときに、本発明ミニエンバイラメント方式の半導体製造装置における清浄空気噴出装置30の噴出部29から清浄空気42を噴出すると、前記FOUP6内の内圧が一時的に下がっても、清浄空気42のダスト侵入阻止効果に、前記清浄空気42の効果が加わって、ダスト侵入阻止効果が一段と高まって、ダスト27がFOUP6内、およびフロントエンドモジュール部12内に流入することを阻止することができる。
本発明ミニエンバイラメント方式の半導体製造装置の概略縦断面図である。 本発明ミニエンバイラメント方式の半導体製造装置における清浄空気噴出装置の斜視図である。 本発明ミニエンバイラメント方式の半導体製造装置においてFOUPの蓋が閉状態のときの清浄空気の流れを示す要部の縦断面図である。 本発明ミニエンバイラメント方式の半導体製造装置においてFOUPの蓋が開状態のときの清浄空気の流れを示す要部の縦断面図である。 本発明ミニエンバイラメント方式の半導体製造装置における方形枠状フィルタの斜視図である。 本発明ミニエンバイラメント方式の半導体製造装置における清浄空気噴出装置の縦断面図である。 本発明ミニエンバイラメント方式の半導体製造装置における清浄空気噴出装置の噴出部から噴出する清浄空気の風速の均一性を確認するため、前記噴出部に20個の風速測定ポイントを設定し、該各風速測定ポイントで測定した風速値を表示した図である。 従来汎用のミニエンバイラメント方式の半導体製造装置の概略縦断面図である。 従来汎用のミニエンバイラメント方式の半導体製造装置におけるFOUPの蓋が閉状態のときの清浄空気の流れを示す要部の縦断面図である。 従来汎用のミニエンバイラメント方式の半導体製造装置におけるFOUPの蓋が開状態のときの清浄空気の流れを示す要部の縦断面図である。
符号の説明
1 半導体製造装置
4 ローディング部
6 FOUP
8 ウエハ
9 出入口
10 蓋
17 清浄空気
18 開口部
27 ダスト
28 フランジ
29 噴出部
30 清浄空気噴出装置
31 空気供給装置
32 フィルタ収納ケース
32a フィルタ収納ケースの外側面板
32b フィルタ収納ケースの内周面板
33 円筒状濾材
34 方形枠状フィルタ
40 通気小孔
42 清浄空気

Claims (2)

  1. FOUPに収納されたウエハを半導体製造装置内部に引き出し、または半導体製造装置内で加工されたウエハをFOUPに装入するミニエンバイラメント方式の半導体製造装置において、ローディング部の開口部の内周面部に、清浄空気噴出装置が装着固定され、前記清浄空気噴出装置は、方形枠状のフィルタ収納ケース内に、円筒状濾材を方形枠状に連結して形成された方形枠状フィルタが配設され、且つ該方形枠状フィルタと空気供給装置とを連通すると共に、前記FOUPの先端のフランジの先端壁面方向から、該FOUPの先端のフランジの外周壁面方向の間の全角度に、清浄空気を噴出する噴出部を備えて形成され、前記噴出部から、清浄空気を前記FOUPの出入口および前記ローディング部の開口部の全周面に沿って均一な風速で噴出して、エアカーテンを形成することにより、前記FOUPの蓋の開放時に、ダストを含んだ外気が、FOUPおよび半導体製造装置内の清浄空間へ侵入するのを阻止するようにしたことを特徴とするミニエンバイラメント方式の半導体製造装置。
  2. 請求項1記載のミニエンバイラメント方式の清浄空気噴出装置において、方形枠状のフィルタ収納ケースの清浄空気を噴出する噴出部が、該フィルタ収納ケースの外側面板および内周面板に多数の通気小孔を開口して形成されたことを特徴とするミニエンバイラメント方式の半導体製造装置。
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