JP2011064797A - プリンタ - Google Patents
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Abstract
【課題】 簡単にプリンタの外側の温湿度を測定する。
【解決手段】 プリンタの基板に温湿度センサを配置すると共に、温湿度センサの周囲に横方向の気流が生じることを防ぐシールドを設ける。さらに温湿度センサへプリンタの外部の空気を導入するための通気孔と、温湿度センサの周囲を通過した空気をプリンタの外部へ排気するための排気ファンとを設ける。
【選択図】 図3
【解決手段】 プリンタの基板に温湿度センサを配置すると共に、温湿度センサの周囲に横方向の気流が生じることを防ぐシールドを設ける。さらに温湿度センサへプリンタの外部の空気を導入するための通気孔と、温湿度センサの周囲を通過した空気をプリンタの外部へ排気するための排気ファンとを設ける。
【選択図】 図3
Description
この発明は、複写機、複合機などを含むプリンタに関し、特にプリンタへの温湿度センサの取り付け構造に関する。
露光部と定着部とを設けたプリンタでは、露光により用紙にトナー像を形成し、定着ヒータで用紙を加熱してトナーを用紙に定着させる。ここで定着ヒータを制御するため、周囲の温湿度を知る必要がある。この点について、特許文献1:JPH07-13462Aは用紙カセット内に温湿度センサを配置することを提案している。しかしながら発明者は、用紙カセット内の温湿度を検出すると、以下の問題が生じることを見出した。カセットが空になり、用紙が補充されると、補充された用紙はカセット外の温度と湿度とに応じた状態とにあり、カセット内の雰囲気に応じた温度と吸湿状態とに変化するまでに時間が必要である。そして用紙の状態がカセット内の雰囲気に応じて変化するまでにプリントすると、最適なプリント結果が得られない。この問題を解決するには、プリンタの外部の温湿度を検出する必要があるが、温湿度センサをプリンタの表面に配置すると、プリンタのケーシングが複雑になり、ケーシングを貫通する配線が必要になり、さらに温湿度センサが異物との接触で損傷しやすくなる。そこで発明者は、温湿度センサの取り付け構造を検討し、この発明に到った。
この発明の課題は、温湿度センサの取付構造を簡単に保ったままで、プリンタの外側の温湿度を測定できるようにすることにある。
この発明のプリンタは、用紙にトナーを転写する露光部と、転写したトナーを用紙に定着させるヒータ内蔵の定着部と、前記ヒータの制御用の温湿度センサ、とを備えたプリンタであって、
プリンタの基板に前記温湿度センサを配置すると共に、横方向の気流が生じることを防ぐシールドを温湿度センサの周囲に設け、さらに温湿度センサへプリンタの外部の空気を導入するための通気孔と、温湿度センサの周囲を通過した空気をプリンタの外部へ排気するための排気ファン、とを設けたことを特徴とする。
プリンタの基板に前記温湿度センサを配置すると共に、横方向の気流が生じることを防ぐシールドを温湿度センサの周囲に設け、さらに温湿度センサへプリンタの外部の空気を導入するための通気孔と、温湿度センサの周囲を通過した空気をプリンタの外部へ排気するための排気ファン、とを設けたことを特徴とする。
この発明では、温湿度センサの周囲にシールドを設けて、プリンタ内の他の部分からの発熱の影響を受けないようにする。また通気孔から温湿度センサへ外気を供給し、温湿度センサの周囲を通過した空気を排気ファンから排気する。このため、温湿度センサをプリンタの内部に配置しながら、外部の温湿度を測定できる。
好ましくは、前記温湿度センサをプリンタの補助基板の下部に取り付けると共に、プリンタのメイン基板と補助基板との間に前記シールドを設ける。このようにすると発熱量の大きなメイン基板から、温湿度センサを確実に分離し、メイン基板の発熱の影響を受けないようにできる。さらに補助基板の下部に温湿度センサを配置するので、温湿度センサよりもした側に熱源が生じないようにできる。
特に好ましくは、前記補助基板をプリンタの最下部に配置し、前記通気孔をプリンタの底部、あるいはプリンタの側部に温湿度センサに向き合うように設ける。このようにすると、通気孔から外部の空気を直接温湿度センサに供給でき、かつ温湿度センサよりもした側には熱源がないので、より正確にプリンタ外部の温湿度を測定できる。
以下に本発明を実施するための最適実施例を示す。この発明の範囲は、特許請求の範囲の記載に基づき、明細書とこの分野の周知技術を参酌し、当業者の理解に従って定められるべきである。
図1〜図3に、実施例のプリンタ2を示し、プリンタ2は、複写機、複合機、ファクシミリ装置などのプリンタでも、これらの装置から独立したプリンタでもよい。プリンタ2は露光ユニット4と定着ユニット6とを備え、定着ユニット6は、ヒータ内蔵の定着ローラ8と、加圧ローラ10とを備えている。そして定着ローラ8の温度を制御するためのプリンタ2の外部の温湿度を測定する。定着ローラ8の周囲に温度センサ12を設け、定着ローラ8の表面温度を検出する。
プリンタ2の例えば側部に、メイン基板14と補助基板16とがあり、この間に板金等のシールド18を設けて、メイン基板14と補助基板16の間で、横向きの気流が生じることを防止する。そして補助基板16の最下部に温湿度センサ20を設け、例えばプリンタ2の底部で温湿度センサ20の下部に設けた通気孔22から、外部の空気を導入する。24は補助基板16の回路部品で、補助基板16の上部に排気ファン26を設け、通気孔22から温湿度センサ20あるいは回路部品24の周囲を通過した空気をプリンタ2の外部へ排気する。排気ファン20は、温湿度センサ20が回路部品24からの熱の影響を受けないようにすることと、回路部品24を冷却することの2つの役割を果たす。27はプリンタ2のシャーシ、28はカバーで、シャーシ27の例えば4隅に脚29を設け、シャーシ27の底部と床面との間に隙間を設ける。また図3では、プリンタ2のカバーの一部を外した状態を示す。温湿度センサ20は、例えばサーミスタなどの温度センサS1と、湿度センサS2とを備え、センサS1,S2の種類は任意である。
実施例の動作を説明する。定着ローラ8の表面温度を温度センサ12で検出し、制御部21へ入力する。シャーシ27に設けた通気孔22からの周囲空気は、ファン26により吸引などで上昇し、温湿度センサ20の周囲を通過する。そして温湿度センサ20は、板金などからなるシールド18によりメイン基板14と分離され、メイン基板14側の発熱の影響を受けない。また温湿度センサ20は補助基板16の最下部にあるので、より下側には熱源が無く、上部の回路部品24からの発熱は、通気孔22からファン26への気流で遮断される。このため温湿度センサ20は、プリンタ2の内部にありながら、周囲の温度と湿度とを検出できる。
温湿度センサ20からの信号は制御部21へ入力され、周囲の温度と湿度とに応じて、定着ローラ8の目標温度を決定し、温度センサ12を用いてフィードバック制御を施す。なお実施例では、通気孔22をシャーシ27に設けたが、例えば温湿度センサ20と向き合うようにプリンタ2の側部カバーの最下部に設けても良い。
実施例では以下の効果が得られる。
1) プリンタ2の内部に設けた温湿度センサ20により、周囲の温度と湿度とを検出できる。
2) メイン基板14からの熱を、シールド18で遮断できる。
3) 温湿度センサ20がプリンタの最下部に位置するように、補助基板16の最下部に配置し、シャーシ27等に通気孔22を設けると、補助基板16の回路部品24からの熱もほぼ完全に遮断できる。
なお温湿度センサ20を、例えばカバー28の表面に配置すると、カバーを貫通する配線が必要になり、かつ温湿度センサ20の取り付けに、専用の基板が必要になる。また人などの異物との接触などにより、温湿度センサ20が損傷する恐れがある。
1) プリンタ2の内部に設けた温湿度センサ20により、周囲の温度と湿度とを検出できる。
2) メイン基板14からの熱を、シールド18で遮断できる。
3) 温湿度センサ20がプリンタの最下部に位置するように、補助基板16の最下部に配置し、シャーシ27等に通気孔22を設けると、補助基板16の回路部品24からの熱もほぼ完全に遮断できる。
なお温湿度センサ20を、例えばカバー28の表面に配置すると、カバーを貫通する配線が必要になり、かつ温湿度センサ20の取り付けに、専用の基板が必要になる。また人などの異物との接触などにより、温湿度センサ20が損傷する恐れがある。
2 プリンタ
4 露光ユニット
6 定着ユニット
8 定着ローラ
10 加圧ローラ
12 温度センサ
14 メイン基板
16 補助基板
18 シールド
20 温湿度センサ
21 制御部
22 通気孔
24 回路部品
26 排気ファン
27 シャーシ
28 カバー
29 脚
S1 温度センサ
S2 湿度センサ
4 露光ユニット
6 定着ユニット
8 定着ローラ
10 加圧ローラ
12 温度センサ
14 メイン基板
16 補助基板
18 シールド
20 温湿度センサ
21 制御部
22 通気孔
24 回路部品
26 排気ファン
27 シャーシ
28 カバー
29 脚
S1 温度センサ
S2 湿度センサ
Claims (3)
- 用紙にトナーを転写する露光部と、転写したトナーを用紙に定着させるヒータ内蔵の定着部と、前記ヒータの制御用の温湿度センサ、とを備えたプリンタであって、
プリンタの基板に前記温湿度センサを配置すると共に、横方向の気流が生じることを防ぐシールドを温湿度センサの周囲に設け、さらに温湿度センサへプリンタの外部の空気を導入するための通気孔と、温湿度センサの周囲を通過した空気をプリンタの外部へ排気するための排気ファン、とを設けたことを特徴とする、プリンタ。 - 前記温湿度センサをプリンタの補助基板の下部に取り付けると共に、プリンタのメイン基板と補助基板との間に前記シールドを設けたことを特徴とする、請求項1のプリンタ。
- 前記補助基板をプリンタの最下部に配置し、前記通気孔をプリンタの底部、あるいはプリンタの側部に温湿度センサに向き合うように設けたことを特徴とする、請求項2のプリンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009213403A JP2011064797A (ja) | 2009-09-15 | 2009-09-15 | プリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009213403A JP2011064797A (ja) | 2009-09-15 | 2009-09-15 | プリンタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011064797A true JP2011064797A (ja) | 2011-03-31 |
Family
ID=43951135
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009213403A Pending JP2011064797A (ja) | 2009-09-15 | 2009-09-15 | プリンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011064797A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014178402A (ja) * | 2013-03-14 | 2014-09-25 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2016126504A (ja) * | 2014-12-26 | 2016-07-11 | 株式会社東芝 | 電子機器、筐体内の空気流量の算出方法、およびプログラム |
-
2009
- 2009-09-15 JP JP2009213403A patent/JP2011064797A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014178402A (ja) * | 2013-03-14 | 2014-09-25 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
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