JP2011064318A - 変速装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ミッションケース3に変速フォーク軸41・42・43を横架して、変速フォーク軸41・42・43に変速レバー70を連結させるとともに、変速フォーク軸41・42・43を所定の変速位置で保持するデテント機構60を備える変速装置30において、変速フォーク軸41・42・43の一端をミッションケース3の内側から外側に突出して、デテント機構60を、変速フォーク軸41・42・43の一端側と、ミッションケース3の外側面に形成されたデテント機構取付部65とに設ける変速装置30である。
【選択図】図4
Description
図1に示すように、管理機1は、エンジン2を前部に、変速装置30のミッションケース3を中央部に、作業機としてのロータリ耕耘装置4を後部に備える。
図2及び図3に示すように、ミッションケース3には、入力軸7と、主変速軸31と、中間軸32と、走行出力軸33と、PTO軸15と、車軸11と、第1変速フォーク軸41と第2変速フォーク軸42と、第3変速フォーク軸43と、が各々平行に左右水平方向に横架されている。
図3に示すように、入力軸7と、主変速軸31と、走行出力軸33とは、それぞれの軸心位置が側面視で三角形の各頂点に位置するように配置されている。
第1変速ギヤ21には、第1シフトフォーク22の先端が嵌合されている。第1シフトフォーク22の基部は、後述する第1変速フォーク軸41に固設されている。
第2変速ギヤ23及び第3変速ギヤ24には、それぞれシフトフォーク25・26の先端が嵌合されている。そして、シフトフォーク25・26の基部は、それぞれ後述する変速フォーク軸42・43に固設されている。
第2変速ギヤ23及び第3変速ギヤ24は、前記入力軸7上の第1変速ギヤ21と噛合可能とされている。これにより、入力軸7からの動力が主変速軸31に伝達可能とされている。
ギヤ27は、入力軸7上の第1変速ギヤ21、及び主変速軸31上の第2変速ギヤ23と噛合可能とされている。これにより、入力軸7からの動力、及び主変速軸31からの動力が中間軸32に伝達可能とされている。
カウンタギヤ28は、主変速軸31上の第3変速ギヤ24及び後述するPTO軸15に固設されたギヤ44(図5)と噛合可能とされている。これにより、主変速軸31からの動力がPTO軸15に伝達可能とされている。
ギヤ部29は、後述する走行出力軸33上に固設されたギヤ55と噛合されている。これにより、中間軸32からの動力が走行出力軸33に伝達可能とされている。
ギヤ55は、主変速軸31上の第2変速ギヤ23と噛合可能とされ、中間軸32のギヤ部29と噛合されている。これにより、中間軸32からの動力が走行出力軸33に伝達可能とされている。
また、図2に示すように、スプロケット56は、車軸11上にデフ装置を介して設けられるスプロケット58とチェーン57を介して連結されている。これにより、走行出力軸33からの動力が車軸11に伝達可能とされている。
スプロケット45は、耕耘爪軸16上のスプロケット19とチェーン14を介して連結されている。これにより、PTO軸15からの動力が耕耘爪軸16に伝達可能とされている。
図6に示すように、ガイド部72には、変速装置30の変速パターンを設定するレバーガイド溝73が設けられている。レバーガイド溝73は、略T字状のガイド溝を上下方向に連ねたような形状に構成されている。レバーガイド溝73は、左右方向に延び各々平行な上段、中段、下段の3つのガイド溝74・75・76を有する。レバーガイド溝73は、上段のガイド溝74が移動用の溝となり、中段のガイド溝75及び下段のガイド溝76が移動側及び作業用の溝となるように構成されている。
このような状態では、エンジン2からの動力は、入力軸7→第1変速ギヤ21→第2変速ギヤ23→ギヤ55→走行出力軸33→スプロケット56→チェーン57→スプロケット58→車軸11と順に伝えられることとなる。これにより、管理機1が高速走行可能となる。
このような状態では、エンジン2からの動力は、入力軸7→第1変速ギヤ21→第2変速ギヤ23→ギヤ27→中間軸32→ギヤ部29→ギヤ55→走行出力軸33→スプロケット56→チェーン57→スプロケット58→車軸11と順に伝えられることとなる。これにより、管理機1が後進走行可能となる。
この低速位置では、エンジン2からの動力は、入力軸7→第1変速ギヤ21→ギヤ27→中間軸32→ギヤ部29→ギヤ55→走行出力軸33→スプロケット56→チェーン57→スプロケット58→車軸11と順に伝えられることとなる。これにより、管理機1が低速走行可能となる。
図4及び図7に示すように、収納空間3aのミッションケース3側面には、変速フォーク軸41・42・43を挿通するための挿通孔65aと、収納溝65bと、が設けられている。デテント用鋼球62は、スプリング61と、変速フォーク軸41・42・43との間に配設されている。デテント用鋼球62は、変速フォーク軸41・42・43の外周面に当接するように付勢され、デテント用鋼球62が、くびれ部41b、くびれ部42b、くびれ部43bのいずれか1つに嵌合することで、変速フォーク軸41・42・43を容易に摺動できないように保持する構成としている。
図7に示すように、変速フォーク軸41・42・43のデデント機構毎に応じて設けられた収納溝65bは、各挿通孔65aと連通されるように形成されている。また、第1変速フォーク軸41と第2変速フォーク軸42の間、及び、第2変速フォーク軸42と変速フォーク軸43の間には鋼球63を収納するための収納溝65f・65fが形成されている。
図9に示すように、変速レバー70は、レバー本体部70aと、把持部70bと、回動支点部70cと、から構成されている。
把持部70bは、変速レバー70の操作用の持ち手部分である。
図9及び図10に示すように、回動支点部70cは、支持部材80を介してミッションケース3に回動可能に取り付けられる。
係合突出部70dは、本実施形態では、回動支点部70cの後部から上後方に突出して設けられ、側面視略逆L字状に構成されている。係合突出部70dの先端(後端)は、変速レバー70を上方に回動してガイド部72の上段のガイド溝74に位置させたときに、第2変速フォーク軸42の係合溝42aに係合し、変速レバー70を上下中途部の中段のガイド溝75に位置させたときに、第1変速フォーク軸41に固設されるガイド部材50の係合部分50a(図4)に係合し、変速レバー70を下方に回動してガイド部72の下段のガイド溝76に位置させたときに、第3変速フォーク軸43の係合溝43aに係合する。したがって、係合突出部70dがガイド部材50の係合部分50aに係合することで、第1変速フォーク軸41を摺動させることが可能となる。同様に、係合突出部70dが係合溝42aに係合することで、第2変速フォーク軸42を摺動させることが可能となり、係合突出部70dが係合溝43aに係合することで、第3変速フォーク軸43を摺動させることが可能となる。
図11に示すように、支持部材80は、略十字状一枚の平板を折り曲げて成形され、上下方向支持部81と、左右方向支持部84と、を有する。
このように変速装置30を構成することで、デテント機構60を、ミッションケース3の内部に配置される歯車等とは関係なく、ミッションケース3の外側から組み付けることが可能となる。したがって、デテント機構60をミッションケース3に対して組み付ける順番の制約がなくなり、デテント機構60の組付性を向上させることができる。ひいては、デテント機構60の組付後であっても、デテント機構60のメンテナンスや部品交換を容易に行うことができる。
このように変速装置30を構成することで、蓋体(中蓋体65d、外蓋体65e)を外すだけの簡単な作業で、デテント機構60のメンテナンスや部品交換等を容易に行うことができる。
このように変速装置30を構成することで、変速フォーク軸41・42・43に対応するデテント機構60を一度に組み付けることができる。また、ミッションケース3をコンパクトにすることができる。
3 ミッションケース
30 変速装置
41 第1変速フォーク軸
42 第2変速フォーク軸
43 第3変速フォーク軸
60 デテント機構
65 デテント機構取付部
65 中蓋体
65e 外蓋体
Claims (3)
- ミッションケースに変速フォーク軸を横架して、前記変速フォーク軸に変速レバーを連結させるとともに、前記変速フォーク軸を所定の変速位置で保持するデテント機構を備える変速装置において、
前記変速フォーク軸の一端を前記ミッションケースの内側から外側に突出して、前記デテント機構を、前記変速フォーク軸の一端側と、前記ミッションケースの外側面に形成されたデテント機構取付部とに設けることを特徴とする変速装置。 - 前記デテント機構を蓋体により覆うことを特徴とする請求項1に記載の変速装置。
- 前記変速フォーク軸を各々平行に複数設け、前記各変速フォーク軸に対応するデテント機構を、前記複数の変速フォーク軸と直交する同一面上に配置することを特徴とする請求項1に記載の変速装置。
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