JP2011064058A - 鋼管ポールの接合構造及びこれによって接合された鋼管ポール - Google Patents

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Abstract

【課題】コストを低減することのできる鋼管ポールの接合構造及びこれによって接合された鋼管ポールを提供する。
【解決手段】鋼管の上端部に鋼管の外径と同じか又はこれより僅かに大径で、鋼管の内周側において周方向に複数のボルト挿通穴4が設けられた上フランジ3を有する下部鋼管2aと、下部鋼管2aより小径の鋼管の下端部に設けられ下部鋼管2aの上フランジ3と同径で鋼管の外周側において下部鋼管2aの上フランジ3のボルト挿通穴4に対応してボルト挿通穴8が設けられた下フランジ7、及びこの鋼管の上端部に設けられ鋼管の外径と同じか又はこれより僅かに大径で鋼管の内周側において周方向に複数のボルト挿通穴が設けられた上フランジ10を有する上部鋼管2bと、下部鋼管2aの内側から上フランジ3及び上部鋼管2bの下フランジ7に設けたボルト挿通穴4,8に挿通して両者を一体に固定するボルト15とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えばゴルフ練習場などに設けられた防球ネットを張り渡すための鋼管ポールの接合構造及びこれによって接合された鋼管ポールに関するものである。
例えば、ゴルフ練習場やゴルフ場においては、敷地の周囲やコースの内外に複数本の支柱(鋼管ポール)を立設し、この支柱にネットを張り渡してゴルフボールが場外に飛散するのを防止している。
このような支柱は、通常高さが数十mに達するため、輸送が可能な長さ10〜15mの複数本の異径管を現地において順次接合し、地上に立設している。
このような異径管の接合構造に、図20に示すように、下部鋼管101の上端部にこれより大径のフランジ103を溶接接合すると共に、下部鋼管101の外周とフランジ103の下面との間に複数のリブ104を溶接接合して一体的に固定し、同様に、上部鋼管102の下端部にフランジ103と同径のフランジ105を溶接接合すると共に、上部鋼管102の外周とフランジ105の上面との間に複数のリブ106を溶接接合して一体的に固定する。
そして、下部鋼管101のフランジ103に、上部鋼管102のフランジ105を突き合わせて、複数の高張力ボルト・ナット107で締付けて、両者を一体に接合するようにしたものがある。
上記のような鋼管ポールの接合構造においては、両フランジ103,105が両鋼管101,102の外周から大きく突出しているため、見映えが悪いばかりでなく、このようにして接合した鋼管ポールにネットを張り渡す際に、フランジ103,105にネットが引掛って円滑に展張できないことがあり、また、展張後においても、ネットが風により波打たれてフランジ103,105に引掛り、ネットが破損することがあった。
このような問題を解決するために、上側の小径管の後端部を下側の大径管の先端部に差し込むことにより、小径管の後端縁が大径管の底板に当て止められて上下方向が位置決めされると共に、小径管の後端部が第1センタリング用リブに嵌入して自動的にセンタリングされると同時に、小径管の第2センタリング用リブが大径管の先端部に嵌入して自動的にセンタリングされ、その後、小径管の第2センタリング用リブを大径管の先端縁に溶接して固定すると共に、大径管の先端部と小径管の後端部との間の隙間に補強用充填材を充填することにより、両管を隙間無く完全に接続するようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開平7−71428号公報(第3−4頁、図1−4)
特許文献1の発明は、小径管の後端部を約2m程度大径管の先端部内に差込んで接続するようになっているが、鋼管の長さは輸送上の問題から10〜15m程度のため、大径管から突出する小径管の長さは、小径管の本来の長さより2m程度短かくなり、このため、n本の鋼管を接続した高さ数十mの鋼管ポールを構成する場合、n本の鋼管の合計長さより2m×(n−1)だけ短かくなる。このため、その分鋼管の数を増やさなければならないので、コストが上昇するという問題があった。
また、施工にあたっては、大径管とこれに差込まれた小径管との間にコンクリートを打設しなければならないため、施工がきわめて面倒であり、工期も長くなるという問題もある。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、鋼管の全長を有効に利用することにより、鋼管の使用本数を減らすことができ、また、施工現場で上下の鋼管の間にコンクリートを打設する必要がないため施工が容易で、これらによりコストを低減することのできる鋼管ポールの接合構造及びこれによって接合された鋼管ポールを提供することを目的としたものである。
本発明に係る鋼管ポールの接合構造は、鋼管の上端部に該鋼管の外径と同じか又はこれより僅かに大径で、該鋼管の内周側において周方向に複数のボルト挿通穴が設けられた上フランジを有する下部鋼管と、該下部鋼管より小径の鋼管の下端部に設けられ前記下部鋼管の上フランジと同径で該鋼管の外周側において前記下部鋼管の上フランジのボルト挿通穴に対応してボルト挿通穴が設けられた下フランジ、及び該鋼管の上端部に設けられ該鋼管の外径と同じか又はこれより僅かに大径で該鋼管の内周側において周方向に複数のボルト挿通穴が設けられた上フランジを有する上部鋼管と、前記下部鋼管の内側から上フランジ及び前記上部鋼管の下フランジに設けたボルト挿通穴に挿通して両者を一体に固定するボルトとを有するものである。
また、本発明に係る鋼管ポールの接合構造は、鋼管の外径と同じか又はこれより僅かに大径でドーナツ状の上フランジが該鋼管の上端部に設けられ、前記上フランジに前記鋼管の内周側において周方向にほぼ等間隔で複数のボルト挿通穴が設けられた下部鋼管と、該下部鋼管より小径の鋼管の下端部に前記下部鋼管の上フランジと同径でほぼ同じ構造の下フランジが設けられ、該鋼管の上端部に該鋼管の外径と同じか又はこれより僅かに大径で前記下部鋼管の上フランジとほぼ同じ構造の上フランジが設けられた上部鋼管と、前記下部鋼管の内側から前記上フランジのボルト挿通穴に挿通されたボルトと、前記ボルト挿通穴に挿通されたボルトを保持するボルト保持手段とを有し、前記下部鋼管の上フランジに前記上部鋼管の下フランジを突き合わせ、これら両フランジのボルト挿通穴に挿通した前記ボルトにより前記上部鋼管を下部鋼管に一体に接合するようにしたものである。
また、本発明に係る鋼管ポールの接合構造は、鋼管の上端部に該鋼管の外径と同じか又はこれより僅かに大径でドーナツ状の上フランジが設けられ、該上フランジの下面と前記鋼管の内周面との間に周方向にほぼ等間隔で複数の支持リブを設けると共に、隣接する前記支持リブの間において前記上フランジにボルト挿通穴を設けてなる下部鋼管と、前記下部鋼管より小径の鋼管の下端部に、前記下部鋼管の上フランジと同径でほぼ同じ構造の下フランジが設けられ、該下フランジの上面と前記鋼管の外周面との間の周方向にほぼ等間隔で複数の支持リブを設けると共に、前記鋼管の上端部に該鋼管の外径と同じか又はこれより僅かに大径で前記下部鋼管の上フランジとほぼ同じ構造の上フランジを設け、該上フランジと前記鋼管の内周面との間の周方向にほぼ等間隔で複数の支持リブが設けられた上部鋼管と、前記下部鋼管の隣接する支持リブの間から挿入して前記上フランジに設けたボルト挿通穴に挿通されるボルトと、前記隣接する支持リブの間に設けられて前記ボルトを保持するボルト保持手段とを有し、前記下部鋼管の上フランジに前記上部鋼管の下フランジを突き合わせ、これら両フランジのボルト挿通穴に挿通した前記ボルトにより前記上部鋼管を下部鋼管に一体に接合するようにしたものである。
また、前記ボルト保持手段を、前記下部鋼管の内径より僅かに小径の円板状に形成され外周に前記支持リブに対応して切り込み部が設けられた押え板と、下端部が前記押え板の中心部上面に固定されたねじ棒と、中心部に設けた貫通穴が前記ねじ棒に遊嵌された支持板と、該支持板の上方において前記ねじ棒に螺合されたナットとからなり、前記下部鋼管内に挿入されて前記支持板を前記上フランジに固定し、前記押え板を切り込み部が前記支持リブを挟む位置に保持するようにしたものである。
本発明に係る鋼管ポールは、上記のいずれかによって下部鋼管に接合された上部鋼管に、該上部鋼管とほぼ同じ構造で上部になるにしたがって小径になる複数本の上部鋼管を順次接合して構成したものである。
本発明によれば、鋼管の使用本数を減らすことができ、また、上下の鋼管の間にコンクリートを打設する必要もないため施工が容易で工期を短縮することができ、これらによりコストを低減し信頼性の高い鋼管ポールの接合構造及びこれによって接合された鋼管ポールを得ることができる。
本発明の実施の形態1に係る鋼管ポールの接合構造の説明図である。 図1の下部鋼管の要部の説明図、平面図及びA−A断面図である。 図1の上部鋼管の要部の説明図、及びそのB−B断面図である。 図2のボルト保持手段の説明図である。 実施の形態1の下部鋼管への上部鋼管の接合手順を示す説明図である。 図5に続く接合手順の説明図である。 下部鋼管と上部鋼管を接合するボルトの一例の説明図である。 図5、図6によって接合した鋼管ポールの実施例の説明図である。 本発明の実施の形態2に係る鋼管ポールの接合構造におけるボルト保持手段の説明図である。 本発明の実施の形態2に係る鋼管ポールの接合構造におけるボルト保持手段の他の例の説明図である。 本発明の実施の形態2に係る鋼管ポールの接合構造におけるボルト保持手段のさらに他の例の説明図である。 本発明の実施の形態3に係る鋼管ポールの接合構造におけるボルト保持手段の説明図である。 本発明の実施の形態3に係る鋼管ポールの接合構造におけるボルト保持手段の他の例の説明図である。 本発明の実施の形態4に係る鋼管ポールの接合構造におけるボルト保持手段の説明図である。 本発明の実施の形態4に係る鋼管ポールの接合構造におけるボルト保持手段の他の例の説明図である。 本発明の実施の形態4に係る鋼管ポールの接合構造におけるボルト保持手段のさらに他の例の説明図である。 本発明の実施の形態5に係る鋼管ポールの接合構造におけるボルト保持手段の正面説明図及び平面説明図である。 図17のボルト保持手段の作用説明図である。 図18に続く作用説明図である。 従来の鋼管ポールの接合構造の説明図である。
[実施の形態1]
図1〜図3は本発明の実施の形態1に係る鋼管ポールの接合構造の説明図である。なお、以下の図面では、説明を容易にするため一部を省略し、あるいは一部を誇張して示してある。また、以下に示す数値はその一例を示すもので、これに限定するものではない。
図1において、2aは複数本の異径鋼管を上下方向に接合して構成する鋼管ポール1の最下部の鋼管である下部鋼管、2bは下端部が下部鋼管2aに一体に接合された下部鋼管2aより小径の上部鋼管である。
下部鋼管2aは、図2に示すように、例えば、軸方向の長さL:12m、外径D:1.7m、肉厚t:18mmの鋼管からなり、その上端部には、外径D4:1.74m、内径D5:1.4m、板厚t2:36mmのドーナツ状のフランジ3(以下、上フランジという)が同心的に溶接接合されている(なお、上フランジ3及び後述の下フランジの板厚は、当該フランジが接合される鋼管の肉厚の2倍程度である)。
また、下部鋼管2aの内周面と上フランジ3の下面との間には、周方向にほぼ等間隔で複数の支持リブ5が溶接接合されており、各支持リブ5の上下方向の中央部近傍又はそれより若干上方の両側面には、ほぼ水平に落下防止板6,6が設けられている。4は上フランジ3の上部鋼管2aの内周側において、隣接する支持リブ5,5の間に設けられたボルト挿通穴である。
上部鋼管2bは、図3に示すように、例えば、軸方向の長さL1:15m、外径D2:1.5m、肉厚t1:15mmの鋼管からなり、D−D2=200mm程度となっている。そして、下端部には、下部鋼管2aの上フランジ3と同じ外径でほぼ同じ構造(但し、板厚は30mm程度)のフランジ7(以下、下フランジという)が同心的に溶接接合されており、上部鋼管2bの外周と下フランジ7の上面との間には、ほぼ等間隔で複数の支持リブ9が溶接接合されている。
また、上部鋼管2bの上端部には、外径1.54m、内径1.3m、板厚30mmのドーナツ状のフランジ10(以下、上フランジという)が同心的に溶接接合されており、上部鋼管2bの内周面と上フランジ10の下面との間には、両側面に落下防止板13が設けられた複数の支持リブ12が、周方向にほぼ等間隔で溶接接合されている。なお、この上フランジ10は、下部鋼管2aの上フランジ3より小径であるがほぼ同じ構造で、支持リブ12の間にはボルト挿通穴11が設けられている。
上記の説明では、上フランジ3,10の外径が下部鋼管2a又は上部鋼管2bの外径より僅かに大きい(両鋼管2a,2bの外周から20mm程度突出)場合を示したが、上フランジ3,10の外径を、下部鋼管2a又は上部鋼管2bの外径と等しく形成してもよく、あるいは下部鋼管2a又は上部鋼管2bの外周から50mm程度の範囲で突出するようにしてもよい(後述の上部鋼管2c〜2eの場合も同じ)。
15は下部鋼管2aの上フランジ3と、上部鋼管2bの下フランジ7に設けたボルト挿通穴4,8に挿通して、両者を一体に接合する高張力ボルト・ナット(以下、単にボルトという)である。
下部鋼管2aと上フランジ3との間に設けた各隣接する支持リブ5,5の対向する落下防止板6,6の間には、図4(a),(b)に示すように、ボルト15の頭部の径より大きいすき間gが形成されているので、上フランジ3の中央開口部3aから挿入したボルト15のねじ部を、落下防止板6,6の間から上フランジ3のボルト挿通穴4に挿通し、その頭部を落下防止板6,6の上方に位置させる。
しかし、このままでは、落下防止板6,6の間からボルト15が落下してしまうので、ボルト15をボルト挿通穴4に挿通したのち、隣接する落下防止板6,6とボルト15の頭部との間に押え板16を挿入し、ボルト15を保持して落下を防止する。なお、この押え板16は、動いたり落下したりするのを防止するため、例えばスポット溶接により、落下防止板6,6の両者又はいずれか一方に固定する(以下の説明では、ボルト15を保持する手段を、ボルト保持手段20という)。
次に、本実施の形態に係る鋼管ポールの接合手順の一例について、図5、図6により説明する。なお、下部鋼管2aの上フランジ3、落下防止板6を有する支持リブ5、上部鋼管2bの下フランジ7、支持リブ9、及び上フランジ10、落下防止板13を有する支持リブ12は、あらかじめ工場等において取付けられており、これを施工現場に搬送する。この場合、状況によっては、上記の上下のフランジ3,7,10、支持リブ5,9,12等を、施工現場で取付けてもよい。
まず、図5(a)に示すように、地盤40に建込み穴41を掘削し、重機のクレーン(図示せず)のシャックルを、例えば、下部鋼管2aの上フランジ3の対向するボルト挿通穴4に取付けたワイヤに引掛けて下部鋼管2aを吊り上げ、建込み穴41内にその上部開口部が地表とほぼ同一平面になるまで下降させて埋設し、地固めする。
次に、図5(b)に示すように、ボルト15を上フランジ3の中央開口部3aから下部鋼管2a内に挿入し、隣接する支持リブ5,5に設けた落下防止板6,6の間からねじ部を上に向けてフランジ部3のボルト挿通穴4に挿通する。
ついで、図5(c)に示すように、落下防止板6,6とボルト15の頭部との間に押え板16を挿入し、ボルト15をその位置に保持すると共に、溶接等により落下防止板6,6に固定する。
次に、図5(d)に示すように、上部鋼管2bをクレーンで吊り上げて下部鋼管2a上に搬入し、下部鋼管2aの上フランジ3のボルト挿通穴4から突出しているボルト15に、下フランジ7のボルト挿通穴8を整合させて位置決めする。そして、図6(e)に示すように、上部鋼管2bを下降させて、その下フランジ7を下部鋼管2aの上フランジ3に突き合わせる。このとき、下部鋼管2aのフランジ3のボルト挿通穴4から突出しているボルト15が、上部鋼管2bの下フランジ7のボルト挿通穴8に挿通される。
最後に、図6(f)に示すように、ボルト15にナットを螺合して締付ける。全周にわたってすべてのボルト15が締付けられることにより、上部鋼管2bは下部鋼管2aに強固に固定される。
この場合、ボルト15に、図7に示すようなトルシア形超高力ボルトを用い、フランジ7の上面側から、ボルト挿通穴8から突出したねじ部の先端部に設けた把持部15aをシェアーレンチにより把持してボルト15の回転を防止すると共に、ねじ部に螺合したナットを締付ければ、両フランジ3,7を確実に固定することができ、締付けが終ると先端の把持部15aは自動的に切除されるので、きわめて便利であり、作業能率を向上することができる。なお、上記の鋼管ポールの接合手順はその一例を示すもので、施工現場の状況等により適宜変更することができる。
図8は前記のような手順により、地盤40に埋設した下部鋼管2aに、異径の上部鋼管2b及び第2〜第4の上部鋼管2c〜2eを順次接合した鋼管ポール1の説明図である。なお第2〜第4の上部鋼管2c〜2eは上部になるほど小径であるが、前述の上部鋼管2bとほぼ同じ構造である。ただし、第4の上部鋼管2eは、上端部の上フランジ及び支持リブが省略され、上端部近傍にはネットの吊り金具17が設けられている。
本実施例の鋼管ポール1を構成する各鋼管2a〜2eの諸元は表1の通りである。
そして、地盤40に埋設された下部鋼管2aに前述の手順で上部鋼管2bを接合し、ついで、この上部鋼管2bに同様の手順で第2の上部鋼管2cを接合し、以下、同様の手順で第3、第4の上部鋼管2d,2eを順次接合して、地表からの高さ約61m(各フランジの板厚を含む)の鋼管ポール1を建設した。なお、必要に応じて、図8に破線で示すように、接合部の外周に截頭円錐状のカバープレート18を設けてもよい。
Figure 2011064058
上記の説明では、下部鋼管2aを含む5本の異径鋼管を順次接合して鋼管ポール1を構成した場合を示したが、接合する異径鋼管の数はこれに限定するものではなく、建設する現地の状況などに応じて適宜増減することができる。また、表1に示す数値はその一例を示すもので、これに限定するものではない。
本実施の形態によれば、上下に接合する複数本の異径鋼管の上端部及び下端部又はそのいずれか一方にフランジを設け、このフランジを介して上方に順次異径鋼管を接合するようにしたので、異径鋼管の全長を有効に利用することができる。このため、同じ高さの鋼管ポールを建設する場合、特許文献1のような従来の接合方法に比べて異径鋼管の数を減らすか、又は短かい異径鋼管を使用することができ、その上、上下の異径鋼管の間にコンクリートを打設することもないので、コストを低減し、工期を短縮することができる。
また、下部に位置する鋼管の上端部に設けたフランジは、鋼管の外周と同じか又は外周から僅かに突出するだけであり、上下のフランジを固定するボルトは下部に位置する鋼管内に設けられているので見映えがよく、また、ネットの展張時や展張後の波打ち現象などによっても、接合部にネットが引掛りにくい。
[実施の形態2]
図9〜図11は本発明の実施の形態2に係る鋼管ポールの接合構造におけるボルト保持手段の説明図である。なお、実施の形態1と同一構造又は同じような機能の部分には、同じ符号を付してある。
図9のボルト保持手段20は、(c)図に示すように、弾性を有する金属板又は合成樹脂材からなるクリップ21(以下、保持クリップという)により、押え板16と、落下防止板6,6の両者又はいずれか一方とを挟んで固定し、ボルト15を保持するようにしたものである。これにより、落下防止板6,6への押え板16の溶接を省略することができ、また、押え板16の固定作業が簡単である。
図10のボルト保持手段20は、図9(c)の保持クリップ21より幅の広い(その幅は、対向する落下防止板6,6間のすき間gより広い)保持クリップ21aを用い、この保持クリップ21aの両側で落下防止板6,6を挟んで両者を連結し、その上面でボルト15を保持するようにしたものである。これにより、押え板16が不要になり、また溶接作業を省略することができる。
図11は、対向する落下防止板6,6と、両者の間のすき間gより大きいばね座23、及びその上に一体に設けたコイルばね22とによりボルト保持手段20を構成したものである。そして、落下防止板6,6とボルト15の頭部との間に、ばね座23を有するばね22を介装することにより、ボルト15を押上げて落下を防止すると共に、そのばね力によりばね座23を落下防止板6,6に圧着して移動や落下を防止するようにしたものである。本例によれば、構造が簡単で溶接を必要とせず、その上落下防止板6,6とボルト15との間への挿入も容易である。
[実施の形態3]
図12及び図13は本発明の実施の形態3に係る鋼管ポールの接合構造におけるボルト保持手段の説明図である。なお、実施の形態1,2と同一又は同じような機能の部分には、これと同じ符号を付してある。
実施の形態1,2においては、支持リブ5,5に落下防止板6,6を設け、この落下防止板6,6を構成要素として落下防止手段20を構成した場合を示したが、本実施の形態に係る落下防止手段20は、この落下防止板6,6を省略したものである。
図12のボルト保持手段20は、図9(c)の保持クリップ21より長さの短かい金属製の保持クリップ21bを支持リブ5の両側面に溶接接合すると共に、隣接する支持リブ5,5の間において、下部鋼管2aの内壁に、長さが短かく幅広の金属製の保持クリップ21cを溶接接合したものである。
そして、対向する保持クリップ21b,21bに押え板16の両側縁部を嵌入すると共に、その先端部を保持クリップ21cに嵌入し、これら保持クリップ21b,21b及び21cにより押え板16を3点で挟持して、ボルト15を保持するようにしたものである。
本例によれば、施工現場における溶接作業が不要であり、押え板16の装着が容易で確実に固定することができる。
図13のボルト保持手段20は、隣接する支持リブ5,5の間の内側寄り(中心部側)において、上フランジ3の下面に支持ボルト24の頭部を溶接接合すると共に、押え板16の内側寄りにこの支持ボルト24に嵌合するボルト嵌合穴16aを設けたものである。
本例においては、隣接する支持リブ5,5の間から上フランジ3のボルト挿通穴4にボルト15を挿通し、ついで、押え板16のボルト嵌合穴16aを支持ボルト24に嵌合して、下からナットで固定する。これにより、ボルト15は押え板16によって保持される。
本例において、さらに破線で示すように、両支持リブ5,5の間において下部鋼管2aの内壁にほぼコ字状の係止部25を溶接接合し、この係止部25に押え板16の先端部を嵌合し、係止させるようにしてもよい。これにより、押え板16をより強固に固定することができる。
本例によれば、現場における溶接作業が不要で、押え板16を確実に固定することができる。
[実施の形態4]
図14〜図16は本発明の実施の形態4に係る鋼管ポールの接合構造におけるボルト保持手段の説明図である。なお、実施の形態1〜3と同一又は同じような機能の部分には、これと同じ符号が付してある。
実施の形態1,2においては、支持リブ5,5に設けた落下防止板6,6と、押え板16とをボルト保持手段20の構成要素とし、実施の形態3においては、落下防止板6を省略し押え板16を構成要素としたが、本実施の形態に係るボルト保持手段20は、落下防止板6及び押え板16の両者とも省略したものである。
図14のボルト保持手段20は、隣接する支持リブ5,5に下方から嵌合した保持クリップ26により、ボルト15を直接保持するようにしたものである。
本例に係る保持クリップ26は、弾性を有する金属板を曲げ加工し又は合成樹脂を成形加工してなり、図14(b)に示すように、両端部をほぼ直角に外方に折曲げて保持片26aを形成したものである。
上記のように構成したボルト保持手段20において、両支持リブ5,5の間からボルト15を挿入してそのねじ部を上フランジ3のボルト挿通穴4に挿通し、この状態で支持リブ5,5に下から保持クリップ26を嵌合し、挟持する。このとき、保持片26aはほぼ水平状態になってボルト15を保持する。
本例によれば、現場における溶接作業が不要であり、また、落下防止板6や押え板16も不要なので、構造がきわめて簡単でコストを低減することができ、その上支持リブ5,5への保持クリップ26の装着及びボルト25の保持が容易である。
図15のボルト保持手段20は、例えばゴムからなり、開口部の外周にフランジ27aを有するキャップ27によって構成したものである。
本例では、支持リブ5,5の間から上フランジ3のボルト挿通穴4に挿通したボルト15の下部をキャップ27で覆い、そのフランジ27aを接着剤により上フランジ3の下面に接着したものである。
本例においても構造がきわめて簡単で、ボルト15を保持して簡単に上フランジ3に固定できるので、コストを低減することができる。
図16のボルト保持手段20は、例えば、金属板をプレス加工し、あるいは合成樹脂を成形してなり、開口部外周に等間隔で複数の係止片28a(図には3つの場合が示してある)が設けられたキャップ28と、上フランジ3の下面のキャップ28の外周に沿う位置に、等間隔に溶接等により取付けられたキャップ28の係止片28aと同数の係止部29とによって構成したもので、上フランジ3の下面と係止部29との間には、周方向に開口する係止溝29aが形成されている。
本例においては、支持リブ5,5の間から上フランジ3のボルト挿通穴4に挿通したボルト15の下部をキャップ28で覆い、その係止片28aを上フランジ3の下面に当接して矢印方向に回転し、係止片28aを係止部29の係止溝29aに係止させ、固定する。これにより、ボルト15はキャップ28により保持される。
本例においても、構造が簡単で、ボルト15を保持したキャップ28を上フランジ3に確実に固定することができる。
[実施の形態5]
図17は本発明の実施の形態5に係る鋼管ポールの接合構造におけるボルト保持手段の説明図、図18、図19はその作用説明図である。なお、実施の形態1と同じ部分には、これと同じ符号を付してある。
本実施の形態は、実施の形態1〜4とは異なる発想のもとにボルト保持手段を構成したもので、以下、図1、図2の下部鋼管2aに本実施の形態に係るボルト保持手段20を実施した場合について説明する。
図17において、20はボルト保持手段で、鋼板等の金属板又は硬質合成樹脂板等からなり、その外径D6が下部鋼管2aの内径D1より僅かに小さい円板上の押え板31を有し、この押え板31の外周には、下部鋼管2aに設けた支持リブ5に対応して複数の切り込み部32が設けられている。33はねじ棒で、その下端部34が押え板31の上面の中心部に固定されている。33aはねじ棒33の上部に設けたハンドルである。
35は上フランジ3の中央開口部3aの内径D5より若干短いほぼ長方形状の支持板で、中心部に設けた貫通穴36がねじ棒33に遊嵌されており、両端部にはねじ挿通穴37が設けられている。38は支持板35の上方においてねじ棒33に螺合されたナットである。
次に、図18、図19により本実施の形態の作用を説明する。
先ず、下部鋼管2aの下から下部鋼管2a内にボルト保持手段20を挿入し、その支持板35を、上フランジ3の下面に対向して設けられ、その内側先端部が上フランジ3の中央開口部3a内に突出する保持板16aにボルト・ナット39で固定する。
そして、ねじ棒33を上昇させ、これに連結した押え板31を上昇させて、押え板31を支持リブ5の下方又は各切り込み部32が支持リブ5の下部をそれぞれ挟んで位置させ、ナット38を回転して下降させて、支持板35に当接させて押え板31をその位置に保持する。
この状態で上フランジ3の中央開口部3aから下部鋼管2a内にボルト15を挿入し、各ボルト挿通穴4に下からボルト15を挿通し、上フランジ3の上面側からナットを螺合して仮り止めする。なお、図18(a)には、各ボルト15の頭部と押え板31が離れている場合を示してあるが、当接させてもよい。
次に、ねじ棒33を引き上げてこれに固定した押え板31を上昇させる。このとき、押え板31の各切り込み部32は支持リブ5に沿って上昇し、図19に示すように、各ボルト15の頭部に当接して押し上げて保持する。ついで、ナット38を回転して下降させ、支持板35に当接させて押え板31をその位置に保持する。この状態でボルト15のナットを取り外す。
そして、下部鋼管2aに上部鋼管2bを接合する場合は、図6の場合と同様に、上部鋼管2bの下フランジ7に設けた各ボルト挿通穴8をボルト15に嵌合し、ナットで一体に固定する。
上記の説明では、ボルト保持手段20の支持板35を、上フランジ3の中央開口部3aの内径より若干短く形成し、上フランジ3に設けた保持板16aに固定した場合を示したが、支持板35を上フランジ3の中央開口部3aの内径より長く形成し、保持板16aを省略して支持板35の両端部を上フランジ3の下面に直接又は支持リブ5を利用して固定してもよい。
また、上記の説明では、ボルト保持手段20の押え板31及び支持板35を、最下部の下部鋼管2aの内径及び上フランジ3の中央開口部3aの内径に対応させて形成した場合を示したが、例えば、図8に示すように、下部鋼管2aの上に順次接合される上部鋼管2b,2c,2dにそれぞれ設置されるボルト保持手段20は、これを設置する上部鋼管の内径及び上フランジの中央開口部に対応して形成されたものを使用する。
本実施の形態によれば、ボルト保持手段20の押え板31を、ねじ棒33を上下に移動させてナット38で保持するだけで、複数のボルト15を同時に保持することができるので、施工が簡単で作業時間を短縮することができる。
1 鋼管ポール、2a 下部鋼管、2b〜2e 上部鋼管、3,10 上フランジ、7 下フランジ、4,8,11 ボルト挿通穴、5,9,12 支持リブ、6,13 落下防止板、15 ボルト、16 押え板、20 ボルト保持手段、21,21a〜21c 保持クリップ、22 コイルばね、23 ばね座、24 支持ボルト、25 係止部、26 保持クリップ、26a 保持片、27,28 キャップ、28a 係止片、29 係止部、31 押え板、32 切り込み部、33 ねじ棒、35 支持板、38 ナット。

Claims (5)

  1. 鋼管の上端部に該鋼管の外径と同じか又はこれより僅かに大径で、該鋼管の内周側において周方向に複数のボルト挿通穴が設けられた上フランジを有する下部鋼管と、
    該下部鋼管より小径の鋼管の下端部に設けられ前記下部鋼管の上フランジと同径で該鋼管の外周側において前記下部鋼管の上フランジのボルト挿通穴に対応してボルト挿通穴が設けられた下フランジ、及び該鋼管の上端部に設けられ該鋼管の外径と同じか又はこれより僅かに大径で該鋼管の内周側において周方向に複数のボルト挿通穴が設けられた上フランジを有する上部鋼管と、
    前記下部鋼管の内側から上フランジ及び前記上部鋼管の下フランジに設けたボルト挿通穴に挿通して両者を一体に固定するボルトとを有することを特徴とする鋼管ポールの接合構造。
  2. 鋼管の外径と同じか又はこれより僅かに大径でドーナツ状の上フランジが該鋼管の上端部に設けられ、前記上フランジに前記鋼管の内周側において周方向にほぼ等間隔で複数のボルト挿通穴が設けられた下部鋼管と、
    該下部鋼管より小径の鋼管の下端部に前記下部鋼管の上フランジと同径でほぼ同じ構造の下フランジが設けられ、該鋼管の上端部に該鋼管の外径と同じか又はこれより僅かに大径で前記下部鋼管の上フランジとほぼ同じ構造の上フランジが設けられた上部鋼管と、
    前記下部鋼管の内側から前記上フランジのボルト挿通穴に挿通されたボルトと、
    前記ボルト挿通穴に挿通されたボルトを保持するボルト保持手段とを有し、
    前記下部鋼管の上フランジに前記上部鋼管の下フランジを突き合わせ、これら両フランジのボルト挿通穴に挿通した前記ボルトにより前記上部鋼管を下部鋼管に一体に接合することを特徴とする鋼管ポールの接合構造。
  3. 鋼管の上端部に該鋼管の外径と同じか又はこれより僅かに大径でドーナツ状の上フランジが設けられ、該上フランジの下面と前記鋼管の内周面との間に周方向にほぼ等間隔で複数の支持リブを設けると共に、隣接する前記支持リブの間において前記上フランジにボルト挿通穴を設けてなる下部鋼管と、
    前記下部鋼管より小径の鋼管の下端部に、前記下部鋼管の上フランジと同径でほぼ同じ構造の下フランジが設けられ、該下フランジの上面と前記鋼管の外周面との間の周方向にほぼ等間隔で複数の支持リブを設けると共に、前記鋼管の上端部に該鋼管の外径と同じか又はこれより僅かに大径で前記下部鋼管の上フランジとほぼ同じ構造の上フランジを設け、該上フランジと前記鋼管の内周面との間の周方向にほぼ等間隔で複数の支持リブが設けられた上部鋼管と、
    前記下部鋼管の隣接する支持リブの間から挿入して前記上フランジに設けたボルト挿通穴に挿通されるボルトと、
    前記隣接する支持リブの間に設けられて前記ボルトを保持するボルト保持手段とを有し、
    前記下部鋼管の上フランジに前記上部鋼管の下フランジを突き合わせ、これら両フランジのボルト挿通穴に挿通した前記ボルトにより前記上部鋼管を下部鋼管に一体に接合することを特徴とする鋼管ポールの接合構造。
  4. 前記ボルト保持手段を、前記下部鋼管の内径より僅かに小径の円板状に形成され外周に前記支持リブに対応して切り込み部が設けられた押え板と、下端部が前記押え板の中心部上面に固定されたねじ棒と、中心部に設けた貫通穴が前記ねじ棒に遊嵌された支持板と、該支持板の上方において前記ねじ棒に螺合されたナットとからなり、
    前記下部鋼管内に挿入されて前記支持板を前記上フランジに固定し、前記押え板を切り込み部が前記支持リブを挟む位置に保持したことを特徴とする請求項3記載の鋼管ポールの接合構造。
  5. 前記請求項1〜4のいずれかによって下部鋼管に接合された上部鋼管に、該上部鋼管とほぼ同じ構造で上部になるにしたがって小径になる複数本の上部鋼管を順次接合して構成したことを特徴とする鋼管ポール。
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