JP3161542U - 杭頭構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】作業現場において熟練を必要とする溶接作業を不要とすることにより、現場における作業を容易にすることができると共に、現場における作業が天候の影響を大きく受けることを防止できる杭頭構造を提供する。【解決手段】上端部が基礎地盤12から上方に突き出した鋼管杭4と、鋼管杭4の上に配置され、上端部に複数の杭頭鉄筋8が一体的に設けられた筒状部材6と、鋼管杭4の上端部と筒状部材6の下端部を一体的に接合させる機械的接合手段14と、基礎地盤12の上に配置され、鋼管杭4の上端部、筒状部材6、杭頭鉄筋8及び機械的接合手段14を内部に埋め込むように形成された基礎コンクリート10とを備えた。【選択図】図1

Description

本考案は、鋼管杭の杭頭部と基礎コンクリートとを一体的に接合するのに用いる杭頭構造に関するものである。
図10は、第1の従来の杭頭構造40を説明するために参照する図である。この第1の従来の杭頭構造40は、鋼管杭42の基礎地盤48から上方に突き出した上端部と、鋼管杭42の上端部に固定された杭頭鉄筋44と、これらを内部に埋め込むようにこれらの周囲かつ基礎地盤48の上に打設して形成された基礎コンクリート46とにより構成されていた。
すなわち、同図に示すように、鋼管杭42は、上下方向に長さを有する円筒状に形成されており、その長さ方向の上端部が開口していた。そして、その長さ方向の下端部が基礎地盤48中に深く埋め込まれると共に、その長さ方向の上端部が基礎地盤48から上方に突き出して杭頭部42aを構成している。
この鋼管杭42の杭頭部42aの外周面42bの上端部には、真っ直ぐな棒状に形成されている複数の杭頭鉄筋44が、その長さ方向が鋼管杭42の長さ方向と略平行になるように配置され、かつその下端部が杭頭部42aの外周面42bの円周方向に間隔をおいて、互いに平行に並んで配置されて固定されていた。このため、杭頭鉄筋44の上端は鋼管杭42の上端面よりも上方に突き出すように設けられていた。
そして、複数の杭頭鉄筋44はそれぞれ、鋼管杭42の杭頭部42aと接触する部分の両側の溶接部Wを溶接することにより、その下端部が鋼管杭42に一体的に固定されていた。
そして、基礎コンクリート46は、基礎地盤48上に形成され、互いに一体的に固定された鋼管杭42の杭頭部42aと杭頭鉄筋44とを内部に埋め込むように、これらの周囲に打設して、杭頭鉄筋44の上端の高さ位置よりも高い位置に上面(図示してない)を有するように形成されていた。
このため、第1の従来の杭頭構造40においては、杭頭鉄筋44を介して鋼管杭42の杭頭部42aと基礎コンクリート46とを一体的に接合することにより、鋼管杭42と基礎コンクリート46の相互間に力の伝達を図ることができるようになっていた。
しかしながら、第1の従来の杭頭構造40においては、杭頭鉄筋44を鋼管杭42の杭頭部42aに溶接により直接固定していたので、次のような問題があった。
すなわち、第1の従来の杭頭構造40においては、複数の杭頭鉄筋44を鋼管杭42にその位置がずれないように配置した状態を維持したまま、溶接により固定をする作業を、鋼管杭42が設置されている作業現場において一本ずつ行わなければならない。このためその取り付け作業は著しく手間がかかるだけではなく、溶接には熟練を要すると共に、悪天候のときは溶接作業をすることができないという問題があった。
さらに、杭頭鉄筋44を鋼管杭42に固定する作業が終わらなければ、次の工程の基礎コンクリート46の打設作業を行なうことができないので、杭頭構造40を形成する作業全体の効率が著しく悪化するという問題もあった。
このような上記第1の従来の杭頭構造40の問題点に鑑みて、特許文献1のような、第2の従来の杭頭構造50(図11参照)が提案されていた。
図11及び図12は、第2の従来の杭頭構造50を説明するために参照する図である。この第2の従来の杭頭構造50は、図11に示すように、鋼管杭52と、蓋部材53と、杭頭鉄筋54と、基礎コンクリート56により構成されていた。
すなわち、図12に示すように、鋼管杭52は、上下方向に長さを有する円筒状に形成されており、その長さ方向の上端部が開口していた。そして、鋼管杭52の長さ方向の下端部が基礎地盤58中に深く埋め込まれると共に、その長さ方向の上端部が基礎地盤58から上方に突き出して杭頭部52aを構成している。
蓋部材53は、鋼材製の底板部53aを有する筒状に形成されており、その底板部53aは、下方に凸状の球面形状に形成されていた。そして、蓋部材53の外周面53bの外径寸法は、鋼管杭52の杭頭部52aの外径寸法より大きく形成されていた。
そして、蓋部材53は、図11に示すように、その底板部分53aが鋼管杭52の上端部の開口を塞ぐように、鋼管杭52の上端に載置され、鋼管杭52と接触する部分の溶接部Wを溶接することにより、鋼管杭52に一体的に固定されていた。
また、図11に示すように、この蓋部材53の外周面53bには、真っ直ぐな棒状に形成されている複数の杭頭鉄筋54が、その長さ方向が蓋部材53の軸線方向と略平行になるように配置され、かつその下端部が蓋部材53の外周面53bの円周方向に間隔をおいて、互いに平行に並んで配置されて固定されていた。このため、杭頭鉄筋54の上端は蓋部材53の上端面よりも上方に突き出すように設けられていた。
そして、複数の杭頭鉄筋54はそれぞれ、蓋部材53の周面と接触する部分の両側の溶接部Wを溶接することにより、その下端部が蓋部材53に一体的に固定されていた。
そして、基礎コンクリート56は、基礎地盤58上に形成され、一体的に固定された鋼管杭52の杭頭部52aと、蓋部材53と、杭頭鉄筋54とを内部に埋め込むように、これらの周囲に打設して、杭頭鉄筋54の上端の高さ位置よりも高い位置に上面(図示してない)を有するように形成されていた。
このため、この第2の従来の杭頭構造50においては、蓋部材53及び杭頭鉄筋54を介して、鋼管杭52の杭頭部52aと基礎コンクリート56とを一体的に接合することにより、鋼管杭52と基礎コンクリート56の相互間に力の伝達を図ることができるようになっていた。
さらに、第2の従来の杭頭構造50においては、複数の杭頭鉄筋54を蓋部材53に溶接により固定をする作業を、予め工場等で行なっておくことができるようになっていた。
したがって、上記第2の従来の杭頭構造50においては、鋼管杭52が設置される作業現場においては、鋼管杭52と蓋部材53とを溶接するだけで、複数の杭頭鉄筋54をも鋼管杭52に固定することができるので、前記第1の従来の杭頭構造40が有していた問題点を一部軽減することができるものにはなっていた。
特開2001−220757号公報
しかしながら、前記第2の従来の杭頭構造50においては、前記第1の従来の杭頭構造40よりは溶接箇所が一部減ったとはいえ、鋼管杭52が設置される作業現場においてまだ一部の溶接作業を必要とするものであるために、次のような問題があった。
すなわち、このような作業現場における溶接作業を必要とする杭頭構造50は、屋外の作業現場で溶接作業を行うので前記第1の従来の杭頭構造40と同様に、溶接の熟練を要すると共に、悪天候のときは溶接作業をすることができないという問題が残っていた。
さらに、前記第2の従来の杭頭構造50においては、鋼管杭52と蓋部材53との溶接部Wは、作業者の視線が水平方向となるような姿勢で溶接を行うので、作業者の視線が鉛直下方向に向くような姿勢で溶接を行う場合に比べて、溶接棒の溶け込みや運棒が安定しにくく、溶け落ちも生じるので、その溶接作業には著しく熟練した溶接技能者を必要とするものであった。
そこで本考案は、上記問題点に鑑みて、作業現場において熟練を必要とする溶接作業を不要とすることにより、現場における作業を容易にすることができると共に、現場における作業が天候の影響を大きく受けることを防止できる杭頭構造を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために、本考案による杭頭構造は、
上端部が基礎地盤から上方に突き出した鋼管杭と、
前記鋼管杭の上に配置され、上端部に複数の杭頭鉄筋が一体的に設けられた筒状部材と、
前記鋼管杭の上端部と前記筒状部材の下端部を一体的に接合させる機械的接合手段と、
前記基礎地盤の上に配置され、前記鋼管杭の上端部、前記筒状部材、前記杭頭鉄筋及び前記機械的接合手段を内部に埋め込むように形成された基礎コンクリートと
を備えたことを特徴とするものである。
また、本考案による杭頭構造は、
前記機械的接合手段は、外側添板と内側添板とを有して構成され、
前記外側添板及び前記内側添板は、前記鋼管杭の上端部及び前記筒状部材の下端部を共にそれらの外側及び内側から挟みこむように配置されている
ことを特徴とするものである。
また、本考案による杭頭構造は、
前記鋼管杭の上端部、前記筒状部材の下端部、前記外側添板及び前記内側添板には、複数のネジ締結用の貫通孔が互いに対応する位置に形成され、
前記鋼管杭の上端部、前記筒状部材の下端部、前記外側添板及び前記内側添板は、前記貫通孔を貫通するボルトのネジ部とナットとのネジ締結により互いに接合されるようになっている
ことを特徴とするものである。
また、本考案による杭頭構造は、
前記ナットは、前記内側添板に回転が拘束されるように保持されている
ことを特徴とするものである。
また、本考案による杭頭構造は、
前記筒状部材の長さが、この筒状部材の上端開口部から入れた人の手や工具が筒状部材の下端部の内側に容易に届いて前記ナットやボルト頭部の回転が拘束されるようにできる位の長さに設定されている
ことを特徴とするものである。
このような本考案の杭頭構造によれば、
上端部が基礎地盤から上方に突き出した鋼管杭と、
前記鋼管杭の上に配置され、上端部に複数の杭頭鉄筋が一体的に設けられた筒状部材と、
前記鋼管杭の上端部と前記筒状部材の下端部を一体的に接合させる機械的接合手段と、
前記基礎地盤の上に配置され、前記鋼管杭の上端部、前記筒状部材、前記杭頭鉄筋及び前記機械的接合手段を内部に埋め込むように形成された基礎コンクリートとを備えたことにより、
作業現場において熟練を必要とする溶接作業を不要とすることにより、現場における作業を容易にすることができると共に、現場における作業が天候の影響を大きく受けることを防止できる。
本考案の第1の実施の形態に係る杭頭構造2を示す基礎コンクリート10内の構成の側面図である。 図1に示す杭頭構造2のA−A線矢視断面図である。 図1に示す杭頭構造2の鋼管杭4と筒状部材6の端部同士の接合状態を説明するための要部拡大断面図である。 図1における鋼管杭4の上端部接合前の状態を示す斜視図である。 図1における筒状部材6の下端部接合前の状態を示す斜視図である。 図1における外側添板14を示す図であり、図6(a)はその上面図、図6(b)はその正面図である。 図2における内側添板16を示す図であり、図7(a)はその上面断面図、図7(b)はその側面図である。 本考案の第2の実施の形態に係る杭頭構造30の鋼管杭4と筒状部材6の端部同士の接合状態を説明するための要部拡大断面図である。 図8における内側添板32と、その内側添板32に取り付けられるナットホルダ34及びナット20とを合わせて示す図であり、図9(a)はその水平断面図、図9(b)はその正面図である。 第1の従来の杭頭構造40の基礎コンクリート46内の構成を示す斜視図である。 第2の従来の杭頭構造50の基礎コンクリート56内の構成を示す斜視図である。 図11に示す杭頭構造50の鋼管杭52と蓋部材53との接合前の状態を示す斜視図である。
以下、本考案に係る杭頭構造の実施の形態について、図面に基づいて具体的に説明する。図1から図7は、本考案の第1の実施の形態に係る杭頭構造2について説明するために参照する図である。
本考案の第1の実施の形態に係る杭頭構造2は、図1から図3に示すように、鋼管杭4と、筒状部材6と、杭頭鉄筋8と、外側添板14(機械的接合手段)と、内側添板16(機械的接合手段)と、基礎コンクリート10とにより構成されている。
図2及び図3に示すように、鋼管杭4と筒状部材6とは、鋼管杭4の上端面4dと筒状部材6の下端面6dとが突き合わされて接触しており、鋼管杭4の上端部及び筒状部材6の下端部の、外周面4b,6bには3枚の外側添板14が接触して配置されていると共に、内周面4c,6cには3枚の内側添板16が接触して配置されている。
そして、図3に示すように、ボルト18とナット20とのネジ締結を行なうこと(機械的接合手段)により、外側添板14の上側半分と内側添板16の上側半分とが、筒状部材6の下端部の肉厚部を挟み込み、外側添板14の下側半分と内側添板16の下側半分とが、鋼管杭4の上端部の肉厚部を挟み込むようになっている。
このため、鋼管杭4の上端部と筒状部材6の下端部とは、外側添板14及び内側添板16により挟み込まれて、同一の長さ方向(図3中上下方向)に一体的に連続するように接合されている。
そして、図1に示すように、基礎コンクリート10は、鋼管杭4、筒状部材6、杭頭鉄筋8、外側添板14及び内側添板16(図2参照)を埋め込むように、かつ杭頭鉄筋8の上端の高さ位置よりも高い位置に上面10aを有するように、基礎地盤12の上に形成されている。
この杭頭構造2の鋼管杭4は、図4に示すように、図中上下方向に長さを有する円筒状に形成されており、その長さ方向の上端部が開口している。また、鋼管杭4の上端部の水平断面が上端面4dと同じ円環状に形成されている。
そして、鋼管杭4の長さ方向の下端部は基礎地盤12中に深く埋め込まれると共に、その長さ方向の上端部が基礎地盤12から上方に突き出している。この鋼管杭4の上端部の基礎地盤12から上方に突き出した部分が杭頭部4aを構成している。
そして、鋼管杭4はその上端部に、その外周面4bから内周面4cにわたって貫通し、ボルト18のネジ棒部が緩く挿通するボルト孔4e(貫通孔)が、円周方向に間隔をおいて9箇所に形成されている。このボルト孔4eは、鋼管杭4の上端部と筒状部材6の下端部との接合に用いられる。
次に、杭頭構造2の筒状部材6は、図5に示すように、その水平断面が円環状の形状を有する円筒状に形成されており、その上端部及び下端部が開口している。
この筒状部材6の下端部の外径寸法は、鋼管杭4の上端部の外径寸法と同一に形成され、その内径寸法も、鋼管杭4の上端部の内径寸法と同一に形成されている。このため、筒状部材6の下端部の肉厚も、鋼管杭4の上端部の肉厚と同一の厚さに形成されている。
そして、筒状部材6はその下端部に、その外周面6bから内周面6cにわたって貫通し、ボルト18のネジ棒部が緩く挿通するボルト孔6a(貫通孔)が形成され、このボルト孔6aは筒状部材6の円周方向に間隔をおいて9箇所に形成されている。このボルト孔6aも、鋼管杭4の上端部と筒状部材6の下端部との接合に用いられる。
この筒状部材6上端部の外周面6bには、真っ直ぐな棒状に形成されている複数の杭頭鉄筋8が設けられている。この杭頭鉄筋8は、その長さ方向が筒状部材6の長さ方向と略平行になるように、かつその上端部が筒状部材6の上端よりも上方に突き出すようにして配置され、この杭頭鉄筋8の下端部は筒状部材6の外周面6bに接触して、筒状部材6の円周方向に間隔をおいて設けられている。
そして、複数の杭頭鉄筋8は、予め工場等で、筒状部材6に接触する部分の両側の溶接部Wを溶接しておくことができる。この工場等において作業者は、その視線が鉛直下方に向くように、すなわち顔が下を向いた姿勢で溶接を行うことができるので、溶接作業を容易に行うことができると共に、溶接上の不都合があまり生じないように溶接作業を行うことができる。
また、この筒状部材6の長さは、筒状部材6の上端開口部から手や工具を入れて筒状部材6の下端部の内側に容易に手が届いて、筒状部材6の下端部に形成されたボルト孔6aを介して、鋼管杭4の上端部と筒状部材6の下端部との接合に用いられるナット20やボルト18頭部の回転が拘束されるようにできる位の長さに設定されている。
図2における杭頭構造2の外側添板14は、図6(a)に示すように、その水平断面が円環状のものを円周方向において3枚に分割したような円弧状に形成されており、厚さを有する板状に形成されている。
このため、外側添板14は、その水平断面が円環状に連続するように形成されたものに比べて、1枚あたりの重量を軽くすることができるので、作業現場への運搬及び設置作業を容易にすることができる。
また、この外側添板14は、その内周面14cの半径寸法が、鋼管杭4上端部の外周面4bの半径寸法、及び筒状部材6下端部の外周面6bの半径寸法と同一に形成されているので、その内周面14cを、鋼管杭4の外周面4b及び筒状部材6の外周面6bに、密着させることができるようになっている。
そして、図6(b)に示すように、外側添板14は、その軸線方向(図中上下方向)と平行な幅方向の上下両端部のそれぞれに、その外周面14bから内周面14cにわたって貫通する、ボルト18のネジ棒部が緩く挿通するボルト孔14a(貫通孔)が3箇所ずつ、計6箇所に形成されている。このボルト孔14aは、鋼管杭4の上端部と筒状部材6の下端部との接合に用いられ、鋼管杭4のボルト孔4e及び筒状部材6のボルト孔6aに対応する位置にそれぞれ形成されている。
杭頭構造2の内側添板16は、外側添板14と同様に、図7(a)に示すように、その水平断面が円環状のものを円周方向において3枚に分割したような円弧状に形成されており、厚さを有する板状に形成されている。
このため、内側添板16も、外側添板14と同様に、その水平断面が円環状に連続するように形成されたものに比べて、1枚あたりの重量を軽くすることができるので、作業現場への運搬及び設置作業を容易にすることができる。
また、この内側添板16は、その外周面16bの半径寸法が、鋼管杭4上端部の内周面4cの半径寸法、及び筒状部材6下端部の内周面6cの半径寸法と同一に形成されているので、その外周面16bを、鋼管杭4の内周面4c及び筒状部材6の内周面6cに、密着させることができるようになっている。
そして、図7(b)に示すように、内側添板16は、その軸線方向(図中上下方向)と平行な幅方向の上下両端部のそれぞれに、その外周面16bから内周面16cにわたって貫通する、ボルト18のネジ棒部が緩く挿通するボルト孔16a(貫通孔)が3箇所ずつ、計6箇所に形成されている。このボルト孔16aは、鋼管杭4の上端部と筒状部材6の下端部との接合に用いられ、鋼管杭4のボルト孔4e及び筒状部材6のボルト孔6aに対応する位置にそれぞれ形成されている。
また、内側添板16の肉厚の寸法と、外側添板14の肉厚の寸法とを合わせた合計の寸法が、鋼管杭4の上端部及び筒状部材6の下端部それぞれの肉厚の寸法と同等か、又はそれらの肉厚の寸法以上の厚さになるように形成されている。
そして、図3に示すように、内側添板16の内周面16c側から外側添板14側に、ボルト18のオネジ部を各ボルト孔に挿通させることにより、外側添板14の外周面14b側からナット20をボルト18のオネジ部に係止させることができ、そのナット20を回転させるだけで、ボルト18とナット20とを固くネジ締結することができるので、現場での作業を容易にすることができ、鋼管杭4の上端部と筒状部材6の下端部を接合するときの作業性を向上させることができる。
外側添板14は、図1から図3に示すように、鋼管杭4上端部の外周面4b及び筒状部材6下端部の外周面6bに、その内周面14cが接触するように円周方向に間隔をおいて3枚並んで配置されている。
また、内側添板16は、やはり図1から図3に示すように、鋼管杭4上端部の内周面4c及び筒状部材6下端部の内周面6cに、その外周面16bが接触するように円周方向に間隔をおいて3枚並んで配置されている。
このため、鋼管杭4の上端部及び筒状部材6の下端部の略全円周面にわたって、外側添板14と内側添板16の各上側半分が、筒状部材6の下端部の肉厚部を挟み込み、外側添板14と内側添板16の各下側半分が、鋼管杭4の上端部の肉厚部を挟み込むようになっている。
そして、ボルト18は、そのオネジ部が内側添板16の内周面16c側から、一直線上に並んだ各部材のボルト孔16a,6a,14aを挿通し、外側添板14の外周面14b側に位置するナット20と固くネジ結合するようになっている。
そして、前記ボルト18とは別のボルト18は、そのオネジ部が内側添板16の内周面16c側から、一直線上に並んだ各部材のボルト孔16a,4e,14aを挿通し、外側添板14の外周面14b側に位置するナット20と固くネジ結合するようになっている。
そして、図1に示すように、基礎コンクリート10は、基礎地盤12上に形成され、互いに一体的に固定された鋼管杭4の杭頭部4aと筒状部材6と杭頭鉄筋8とを内部に埋め込むようにこれらの周囲に打設されて、杭頭鉄筋8の上端の高さ位置よりも高い位置に上面10aを有するように形成されている。
このため、鋼管杭4の杭頭部4a、筒状部材6及び杭頭鉄筋8と、基礎コンクリート10とを一体的に接合することで、鋼管杭4と基礎コンクリート10との相互間で力の伝達を図ることができるようになっている。
次に、図3に基づいて、杭頭構造2の鋼管杭4と筒状部材6の接合作業の手順について説明する。
まず、外側添板14及び内側添板16の各下端部を、ボルト18とナット20のネジ結合により、鋼管杭4の杭頭部4a上端部の内外両面に取り付ける。このとき、ボルト18は内側添板16の内側から外側添板14に向って各ボルト孔16a,4e,14aを貫通して挿通するようになっている。
この段階においては、ボルト18とナット20の締め付けを緩くしておくことにより、外側添板14と内側添板16の各上端部間の間隔が各下端部間の間隔よりも広がった状態にしておく。これにより、外側添板14と内側添板16の各上端部間の隙間に、筒状部材6の下端部を挿し込み易くしておく。
次に、外側添板14と内側添板16の各上端部間の隙間に、筒状部材6の下端部を挿し込み、図3に示すように、鋼管杭4の上端面4dと筒状部材6の下端面6dとを突き合わせるように配置した後、筒状部材6の上端開口部から手や工具を入れることにより、ボルト18は内側添板16の内側から外側添板14に向って各ボルト孔16a,6a,14aを貫通して挿通するようになっている。
そして、そのボルト18をナット20に締め付けることにより、外側添板14と内側添板16の各上端部間に筒状部材6の下端部を挟んで固定する。
この段階において、内側添板16の上側半分、筒状部材6の下端部、及び外側添板14の上側半分の各ボルト孔16a,6a,14aを貫通したボルト18のオネジ部をナット20にネジ結合させる作業は、ナット20が外側添板14の外周面14b側に配置されているので、外側のナット20を回転させることのみにより行なうことができる。
次に、全てのボルト18とナット20を固く締め付けることにより、鋼管杭4と筒状部材6の内外周面を、外側添板14と内側添板16との間に強く挟み込むことができる。このことにより、鋼管杭4と筒状部材6の内外周面を強く押圧して、鋼管杭4と筒状部材6の端部間を接合することができる。
このような本考案の第1の実施の形態に係る杭頭構造2によれば、予め工場等で杭頭鉄筋8が一体的に設けられた筒状部材6を、現場で鋼管杭4に機械的に接合させるだけでよいので、作業現場において熟練を必要とする溶接作業が不要となるため、現場での作業を容易に行うことができる。そして、作業現場における溶接作業が不要となるため、現場での作業が天候の影響を大きく受けることを防止することができる。
また、本考案の第1の実施の形態に係る杭頭構造2によれば、筒状部材6、外側添板14,内側添板16等はその構造が簡単なものであるため、鋼管杭4と基礎コンクリート10とを接合する構造も簡単であり、それらの取り付け作業の作業性を向上させることができるので、杭頭構造2を形成する作業全体の作業性も向上させることができる。
また、本考案の第1の実施の形態に係る杭頭構造2によれば、内側添板16の下側半分、鋼管杭4の上端部、及び外側添板14の下側半分の各ボルト孔16a,4e,14aに内側添板16の内側から外側添板14側に向ってボルト18を挿通させる作業は、鋼管杭4の上端開口部から手を入れて行うことができるので、その作業を容易に行うことができる。
また、本考案の第1の実施の形態に係る杭頭構造2によれば、内側添板16の上側半分、筒状部材6の下端部、及び外側添板14の上側半分の各ボルト孔16a,6a,14aに内側添板16の内側から外側添板14側に向ってボルト18を挿通させる作業は、やはり筒状部材6の上端開口部から手を入れて行うことができるので、その作業を容易に行うことができる。
また、本考案の第1の実施の形態に係る杭頭構造2によれば、鋼管杭4の上端部と筒状部材6の下端部は、外側添板14と内側添板16により挟まれて強く押圧されて接合強度を向上させる構造になっているために、鋼管杭4の上端部と筒状部材6の下端部の接合状態の信頼性を向上させることができる。
図8及び図9は、本考案の第2の実施の形態に係る杭頭構造30について説明するために参照する図である。
前記第1の実施の形態に係る杭頭構造2においては、図3に示すように、内側添板16の内周面16c側から外側添板14側に向って、ボルト18のオネジ部を各ボルト孔に挿通させ、外側添板14の外周面14b側からナット20をネジ結合させるようになっていたが、この第2の実施の形態に係る杭頭構造30においては、図8に示すように、外側添板14の外周面14b側から内側添板32側に向って、ボルト18のオネジ部を各ボルト孔に挿通させ、内側添板32の内周面32c側からナット20をネジ結合させるようになっている。
すなわち、この内側添板32は、図9(a)及び(b)に示すように、前記第1の実施の形態に係る杭頭構造2における内側添板16と同一の形状をしているが、その内周面32cのボルト孔32aが形成されている位置に、ナットホルダ34が一体的に取り付けられている。
すなわち、このナットホルダ34は、図9(a)に示すように、略コの字状の断面を有するように形成されていて、その開放側の両端部が外側に直角に折れ曲がったように形成されている。そして、ナットホルダ34は、予め工場等でその外側に折れ曲がった側の両端部が内側添板32の内周面32cに点溶接等により一体的に固定されている。
そして、このナットホルダ34の、両端部が折れ曲がった側の開放側とは反対側の平面部には、内側添板32のボルト孔32aを挿通したボルト18の先端が干渉しないで緩く挿通するように、ボルト孔34aが形成されている。また、このナットホルダ34は、その略コの字状の上記平面部と内側添板32の内周面32cとの間に形成された空間に、ナット20を緩く嵌合させて、その回転を規制しながら保持するようになっている。
このため、図8に示すように、外側添板14の外周面14b側から内側添板32側に向って、ボルト18のオネジ部を各ボルト孔に挿通させて、そのボルト18の頭部を回転させるだけで、ボルト18とナット20とを固くネジ締結することができるので、現場での作業を容易にすることができ、鋼管杭4の上端部と筒状部材6の下端部を接合するときの作業性を向上させることができる。
このような本考案の第2の実施の形態に係る杭頭構造30によれば、予め工場等で杭頭鉄筋8が一体的に設けられた筒状部材6を、現場で鋼管杭4に機械的に接合させるだけでよいので、作業現場において熟練を必要とする溶接作業が不要となるため、現場での作業を容易に行うことができる。そして、作業現場における溶接作業が不要となるため、現場での作業が天候の影響を大きく受けることを防止することができる。
また、本考案の第2の実施の形態に係る杭頭構造30によれば、前記第1の実施の形態に係る杭頭構造2と比べれば、ナットホルダ34が設けられているために構造が若干複雑になっているが、筒状部材6、外側添板14,内側添板32等はその構造が簡単なものであるため、鋼管杭4と基礎コンクリート10とを接合する構造も簡単であり、それらの取り付け作業の作業性を向上させることができるので、杭頭構造30を形成する作業全体の作業性も向上させることができる。
また、本考案の第2の実施の形態に係る杭頭構造30によれば、外側添板14の下側半分、鋼管杭4の上端部、及び内側添板32の下側半分の各ボルト孔14a,4e,32aに外側添板14側の外側から内側添板32に向ってボルト18を挿通させる作業は、ボルト18頭部を回転させるだけで行うことができるので、その作業を容易に行うことができる。
また、本考案の第2の実施の形態に係る杭頭構造30によれば、外側添板14の上側半分、筒状部材6の下端部、及び内側添板32の上側半分の各ボルト孔14a,6a,32aに外側添板14側の外側から内側添板32に向ってボルト18を挿通させる作業は、やはりボルト18頭部を回転させるだけで行うことができるので、その作業を容易に行うことができる。
また、本考案の第2の実施の形態に係る杭頭構造30によれば、鋼管杭4の上端部と筒状部材6の下端部は、外側添板14と内側添板32により挟まれて強く押圧されて接合強度を向上させる構造になっているために、鋼管杭4の上端部と筒状部材6の下端部の接合状態の信頼性を向上させることができる。
また、このような本考案の第1及び第2の実施の形態に係る杭頭構造2,30による効果は、鋼管杭4の杭頭部4aと基礎コンクリート10とを一体的に接合する杭頭構造において、杭頭構造2,30のような構成を備えることによりはじめて得ることができるものであり、例えば、両方共長さが長い鋼管杭同士を接合する構造等においては、たとえ本考案の実施の形態に係る杭頭構造2,30のような構成を備えていたとしても、必要な場合に上方の長い鋼管杭の内側に手や工具を入れて作業することができないので、現場での作業を容易に行うことができるという効果を得ることはできないものである。
なお、上記第1及び第2の実施の形態に係る杭頭構造2,30においては、筒状部材6は、その外径寸法が鋼管杭4の外径寸法と同一に形成され、その内径寸法も、鋼管杭4の内径寸法と同一に形成されていたが、その外径寸法及びその内径寸法は、鋼管杭4の外径寸法及び内径寸法と略同一であってもよく、完全に同一に形成されていなくとも同様の効果が得られる場合であればある程度の違いがあってもよい。
また、上記第1及び第2の実施の形態に係る杭頭構造2,30においては、鋼管杭4及び筒状部材6の水平断面が円環状に形成されていたが、円以外の環状に形成されたものを用いてもよい。
また、上記第1及び第2の実施の形態に係る杭頭構造2,30においては、外側添板14及び内側添板16,32は、その水平断面が環状のものを円周方向に3枚に分割したような円弧状に形成され、円周上に間隔をおいて3枚ずつ並んで配置されるようになっていたが、その水平断面が環状のものを円周方向に2枚や4枚等の他の複数に分割したような円弧状に形成されるようになっていてもよく、また、円周方向に間隔をおかないようにして、2枚以上の枚数が配置されるようになっていてもよい。
また、上記第1及び第2の実施の形態に係る杭頭構造2,30においては、外側添板14及び内側添板16,32は、その水平断面が円環状のものを円周方向に3枚に分割したような円弧状に形成され、円周上に間隔をおいて3枚並んで配置されていたが、その水平断面が円環状に形成されたものが円周上に1つだけ配置(すなわち嵌合)されるようになっていてもよい。また、外側添板14及び内側添板16,32は、鋼管杭4の上端部と筒状部材6の下端部を接合することができる形状であれば、円弧状や環状に形成されていなくてもよい。
また、上記第2の実施の形態に係る杭頭構造30においては、内側添板32は、ナットホルダ34が一体的に取り付けられ、そのナットホルダ34によりナット20の回転が拘束されるようになっていたが、ナット20は内側添板32に溶接等の他の方法で固定されるようになっていてもよい。
或は、ナット20自体を内側添板32に固定するようになっていなくてもよく、筒状部材6の上端開口部から手や工具を入れて、ナット20(ナット20が外側添板14の外側に配置されるときはボルト18の頭部でもよい)の回転が拘束されるように押えながら、ボルト18とナット20のネジ結合をするようにしてもよい。
2,30 杭頭構造
4 鋼管杭
4a 杭頭部
4b 外周面
4c 内周面
4d 上端面
4e ボルト孔
6 筒状部材
6a ボルト孔
6b 外周面
6c 内周面
6d 下端面
8 杭頭鉄筋
10 基礎コンクリート
10a 上面
12 基礎地盤
14 外側添板
14a ボルト孔
14b 外周面
14c 内周面
16,32 内側添板
16a,32a ボルト孔
16b,32b 外周面
16c,32c 内周面
18 ボルト
20 ナット
34 ナットホルダ
34a ボルト孔
40 杭頭構造
42 鋼管杭
42a 杭頭部
44 杭頭鉄筋
46 基礎コンクリート
48 基礎地盤
50 杭頭構造
52 鋼管杭
52a 杭頭部
53 蓋部材
53a 底板部
53b 外周面
54 杭頭鉄筋
56 基礎コンクリート
58 基礎地盤
W 溶接部

Claims (5)

  1. 上端部が基礎地盤から上方に突き出した鋼管杭と、
    前記鋼管杭の上に配置され、上端部に複数の杭頭鉄筋が一体的に設けられた筒状部材と、
    前記鋼管杭の上端部と前記筒状部材の下端部を一体的に接合させる機械的接合手段と、
    前記基礎地盤の上に配置され、前記鋼管杭の上端部、前記筒状部材、前記杭頭鉄筋及び前記機械的接合手段を内部に埋め込むように形成された基礎コンクリートと
    を備えたことを特徴とする杭頭構造。
  2. 前記機械的接合手段は、外側添板と内側添板とを有して構成され、
    前記外側添板及び前記内側添板は、前記鋼管杭の上端部及び前記筒状部材の下端部を共にそれらの外側及び内側から挟みこむように配置されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の杭頭構造。
  3. 前記鋼管杭の上端部、前記筒状部材の下端部、前記外側添板及び前記内側添板には、複数のネジ締結用の貫通孔が互いに対応する位置に形成され、
    前記鋼管杭の上端部、前記筒状部材の下端部、前記外側添板及び前記内側添板は、前記貫通孔を貫通するボルトのネジ部とナットとのネジ締結により互いに接合されるようになっている
    ことを特徴とする請求項2に記載の杭頭構造。
  4. 前記ナットは、前記内側添板に回転が拘束されるように保持されている
    ことを特徴とする請求項3に記載の杭頭構造。
  5. 前記筒状部材の長さが、この筒状部材の上端開口部から入れた人の手や工具が筒状部材の下端部の内側に容易に届いて前記ナットやボルト頭部の回転が拘束されるようにできる位の長さに設定されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の杭頭構造。
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CN113293757A (zh) * 2021-06-10 2021-08-24 中冶天工集团有限公司 一种钢管桩连接装置及操作方法
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