JP7372788B2 - 柱の接続構造 - Google Patents
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Description
また、容器部が外側に変形することで、梁の位置が移動してしまうおそれもあった。
また、接続構造の強度が低下することを防止するためには、容器部を構成する各部材を頑丈なものとして、強度を高めることも考えられるが、この場合には、容器部を構成する各部材が大型化したり、重量化してしまうという課題があった。
本願請求項2に係る発明は、内周側が垂直である側壁部と、開口部を有し前記側壁部の上部に接合された上部ダイアフラムと、前記側壁部の下部に接合された下部ダイアフラムとを有する容器部と、前記容器部の下面に接合された下位柱と、前記容器部の前記側壁部に接合された鋼製梁と、前記開口部を介して前記容器部に挿入された上位柱と、前記上位柱に接合された結合具と、前記下位柱と前記上位柱とを接続するために、前記容器部に充填された充填剤と、を備え、前記結合具には、前記鋼製梁が接合されていることを特徴とする柱の接続構造である。
本願請求項3に係る発明は、前記結合具には、スペーサを介して前記鋼製梁が接合されていることを特徴とする請求項2に記載の柱の接続構造である。
また、別発明として以下のものでも良い。
手段1は、側壁部と、開口部を有し前記側壁部の上部に接合された上部ダイアフラムと、前記側壁部の下部に接合された下部ダイアフラムとを有する容器部と、前記容器部の下面に接合された下位柱と、前記容器部に接合された梁と、前記開口部を介して前記容器部に挿入された上位柱と、前記上位柱に設けられた結合具と、前記下位柱と前記上位柱とを接続するために、前記容器部に充填された充填剤と、を備え、前記結合具によって、前記上位柱と前記上部ダイアフラムとが接合されたことを特徴とする柱の接続構造である。
また、梁の位置が移動してしまうことを防止することができる。
また、容器部を構成する各部材を軽量でシンプルなものとすることが可能となる。
上位柱2の各側面の平面視における中央部には、結合具20が溶接により接合されている。結合具20は、長方形状の底面部20aと正面視で直角三角形の垂直部20cとを有している。底面部20aは、ボルト孔20bを2つ有している。結合具20、上位柱ダイアフラム22は鋼材からなる。
上部ダイアフラム30は、容器部3の上面をなす部材である。上部ダイアフラム30は、平面視において正方形状であり、中央部に角型鋼管からなる上位柱2を貫通させることが可能な開口部30aを有している。開口部30aは正方形状である。上部ダイアフラム30の内周縁から外周縁までの寸法は、平面視で側壁部32よりも幅が広く、側壁部32の内側から側壁部32の外側にまたがるように設けられている。上部ダイアフラム30は各辺の略中央部の内周側に2つのボルト孔30bを有している。上部ダイアフラム30は4つの辺を有しているので、ボルト孔30bは上部ダイアフラム30に計8個設けられている。
側壁部32は、容器部3の側面をなす筒状の部材であり、平面視において正方形状である。側壁部32としては、所定の長さに切断した角型鋼管を用いてもよい。
下部ダイアフラム34は、容器部3の底面をなす部材である。下部ダイアフラム34は、平面視では正方形状である。
上部ダイアフラム30、側壁部32、下部ダイアフラム34は鋼材からなる。
側壁部32の下端には下部ダイアフラム34が、側壁部32の上端には上部ダイアフラム30が溶接によりそれぞれ接合されている。
また、容器部3には、梁5が接合されている。具体的には、上部ダイアフラム30に溶接によって梁5の上側フランジ5aが接合されており、側壁部32に溶接によって梁5のウェブ5bに接合されており、下部ダイアフラム34に溶接によって梁5の下側フランジ5cが接合されている。
図2は、上位柱2が設置される前の状態を示した図である。
まず、下位柱4に設けられた容器部3に対して上位柱2の下端を挿入する。具体的には、容器部3が有する開口部30aに、上位柱2が有する上位柱ダイアフラム22を挿入する。さらに上位柱2を下降させていくことで、上部ダイアフラム30の上面と結合具20の底面部20aの底面とが接触し、上部ダイアフラム30の上面によって、結合具20の底面部20aが保持された状態となる。このようにして、上位柱2のレベルが決定される。
図5を参照して、本発明の第2の実施形態を説明する。なお、第1の実施形態と共通する部分については、説明を省略する。
また、第1の実施形態においては、高力ボルト6とナット7の締結に際し、開口部30a内に手を入れて高力ボルト6の挿入を行う必要があったが、第2の実施形態においては、高力ボルト6とナット7の締結位置を容器部3の外側としたことで、高力ボルト6の挿入作業を簡単に行うことができる。
図6を参照して、本発明の第3の実施形態を説明する。なお、第1及び第2の実施形態と共通する部分については、説明を省略する。
このように、梁せいが低い梁5を上部ダイアフラム30ではなく容器部3に接合した場合でも、側壁部32の上端に上部ダイアフラム30を接合していることで、側壁部32を変形しにくいものとすることができる。
図6を参照して、本発明の第4の実施形態を説明する。なお、第1乃至第3の実施形態と共通する部分については、説明を省略する。
本発明は上記の実施の形態に限定されるものではない。例えば以下のようなものも含まれる。
2 上位柱
3 容器部
4 下位柱
5 梁
5a 上側フランジ
5b ウェブ
5c 下側フランジ
5d ボルト孔
6 高力ボルト
7 ナット
8 無収縮モルタル
20 結合具
20a 底面部
20b ボルト孔
20c 垂直部
22 上位柱ダイアフラム
24 上位柱蓋部
30 上部ダイアフラム
30a 開口部
30b ボルト孔
32 側壁部
34 下部ダイアフラム
40 スペーサ
40a ボルト孔
Claims (3)
- 内周側が垂直である側壁部と、開口部を有し前記側壁部の上部に接合された上部ダイアフラムと、前記側壁部の下部に接合された下部ダイアフラムとを有する容器部と、
前記容器部の下面に接合された下位柱と、
前記容器部の前記側壁部に接合された鋼製梁と、
前記開口部を介して前記容器部に挿入された上位柱と、
前記上位柱に接合された結合具と、
前記下位柱と前記上位柱とを接続するために、前記容器部に充填された充填剤と、を備え、
前記結合具には、前記上部ダイアフラムが接合されていることを特徴とする柱の接続構造。 - 内周側が垂直である側壁部と、開口部を有し前記側壁部の上部に接合された上部ダイアフラムと、前記側壁部の下部に接合された下部ダイアフラムとを有する容器部と、
前記容器部の下面に接合された下位柱と、
前記容器部の前記側壁部に接合された鋼製梁と、
前記開口部を介して前記容器部に挿入された上位柱と、
前記上位柱に接合された結合具と、
前記下位柱と前記上位柱とを接続するために、前記容器部に充填された充填剤と、を備え、
前記結合具には、前記鋼製梁が接合されていることを特徴とする柱の接続構造。 - 前記結合具には、スペーサを介して前記鋼製梁が接合されていることを特徴とする請求項2に記載の柱の接続構造。
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