JP2011063383A - エレベータ乗りかご - Google Patents

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Abstract

【課題】エレベータ乗りかごの安全性および組立て作業の効率性を高める。
【解決手段】乗りかごは、縁面部15、16同士が互いに接する第1側板11および第2側板12を含む側板群1の各主面部13によってかご室2を囲む。第1側板11の縁面部15には、第1貫通穴21が形成される。第2側板12の縁面部16には、側板締結機構30が設けられる。側板締結機構30は、一方の端部にかご室2側に向かう斜面部31aが形成され、第1貫通穴21を貫通しながら水平に平行移動可能なロッド部材31と、圧縮されているときにロッド部材31を第1側板11に向かって押し付けるばね材32と、を有する。第1側板11を所定位置に配置した後に、第2側板12をかご室2の外側に向かって押し付けることによって、第2側板12を第1側板11に締結する。
【選択図】図2

Description

本発明は、かご室が複数の側板で囲まれたエレベータ乗りかごに関する。
エレベータ乗りかごは、通常、かご枠の内側に床板、複数の側板、天井板が設けられて構成されている。複数の側板それぞれにはかご室の外側に突出する縁面部が形成されて、隣接する側板の縁面部同士をボルトやナットなどで連結して構成されるものがある。この場合、ボルトやナット等によって側板同士を締結する作業は、乗りかごの外側、すなわち、かご室外で行う必要がある。昇降路内で且つかご室の外は狭いことが多く、このような場所では作業効率が悪く、しかも組立て作業に多大な時間が必要となる。
この問題を解決するために、例えば特許文献1に開示されているように、隣接する側板の縁面部同士を弾性部材等の締結部材で挟み込んで締結する方法等が知られている。
特許第4170008号公報
ところが、上記例のような側板の構成は、各側板がかご室内に向かう動きを規制する機構を備えていない。このため、側板が、かご室内に向かう方向の力が作用したときには、側板が締結部材から外れてしまう可能性がある。
本発明は上述した課題を解決するためになされたものであり、その目的は、エレベータ乗りかごの安全性および組立て作業の効率性を高めることである。
上記目的を達成するための本発明に係るエレベータ乗りかごは、長手側の辺が鉛直に延びた長方形状の主面部と、前記長手側の辺それぞれに接続された長方形状の縁面部と、を有する複数の側板を備え、前記複数の側板は、互いに隣接するように配置されてそれぞれの前記縁面部同士が互いに接する第1側板および第2側板を含み、前記複数の側板それぞれの前記主面部によってかご室を囲み、前記複数の側板それぞれの前記各縁面部が前記かご室の外側に向かって延びるように構成されたエレベータ乗りかごにおいて、前記第1側板の少なくとも一方の前記縁面部には、少なくとも1つの第1貫通穴が形成されて、前記第1貫通穴が形成された前記縁面部に隣接するように配置される前記第2側板の前記縁面部には、少なくとも1つの第2貫通穴が形成されて、隣接する前記各縁面部に垂直な方向に延びたロット部材で、前記第1側板に近いロッド端が前記第1貫通穴および第2貫通穴それぞれを貫通しながら当該方向に移動可能で、前記かご室側に向かう斜面部が前記ロッド端に形成されたロッド部材と、圧縮されているときに前記ロッド部材を前記第1側板に向かって押し付けるように構成された弾性部材と、を有する側板締結機構を備え、前記第2側板を所定位置に配置した後に、前記第1側板が前記かご室の外側に向かって押し付けられることによって、前記第1側板の前記縁面部の端部によって前記斜面部が前記かご室の外側に向かって押されて前記ロッド部材が第2側板の方に押し込まれて、前記第1貫通穴および第2貫通穴それぞれの貫通方向位置が互い同じになるときに、前記弾性部材によって前記ロッド部材が前記第1貫通穴および第2貫通穴それぞれを貫通するように移動して所定位置で停止して、前記第1側板が前記第2側板に締結されるように構成されていること、を特徴とする。
また、本発明に係るエレベータ乗りかごは、長手側の辺が鉛直に延びた長方形状の主面部と、前記長手側の辺それぞれに接続された長方形状の縁面部と、を有する複数の側板を備え、前記複数の側板は、互いに隣接するように配置されてそれぞれの前記縁面部同士が互いに接する第1側板および第2側板を含み、前記複数の側板それぞれの前記主面部によってかご室を囲み、前記複数の側板それぞれの前記各縁面部が前記かご室の外側に向かって延びるように構成されたエレベータ乗りかごにおいて、前記第1側板の少なくとも一方の前記縁面部には、少なくとも1つの第1貫通穴と、この第1貫通穴よりも上方で前記かご室から離れた方の端部を前記かご室に向けて切り欠いた干渉防止用切欠きが形成されて、前記第1貫通穴が形成された前記縁面部に隣接するように配置される前記第2側板の前記縁面部には、少なくとも1つの第2貫通穴が形成されて、隣接する前記各縁面部に垂直な方向に延びたロッド部材で、前記第1側板に近いロッド端が前記第1貫通穴および第2貫通穴それぞれを貫通しながら当該方向に移動可能で、下方に面する斜面部が前記ロッド端に形成されたロッド部材と、圧縮されたときに前記ロッド部材を前記第1側板に向かって押し付けるように構成された弾性部材と、を有する側板締結機構を備え、前記第2側板を所定位置に配置して、前記第1側板および第2側板それぞれの前記各縁面部が互いに接した状態で且つ前記干渉防止用切欠き内に前記ロッド部材が入り込むように前記第1側板を配置して、前記第1側板が上方に移動されることによって、前記干渉防止用切欠きの下端で前記斜面部を押し付けて、前記ロッド部材が前記第2側板の方に押し込まれて、前記第1貫通穴および第2貫通穴それぞれの貫通方向位置が互い同じになるときに、前記弾性部材によって前記ロッド部材が前記第1貫通穴および第2貫通穴それぞれを貫通するように移動して所定位置で停止して、前記第1側板が前記第2側板に締結されるように構成されていること、を特徴とする。
本発明によれば、エレベータ乗りかごの安全性および組立て作業の効率性を高めることが可能になる。
本発明に係る第1の実施形態のエレベータ乗りかごの側板群の概略平面図である。 図1の側板締結機構の平断面図である。 図1の実施形態の第1側板および第2側板を締結する手順を示す平断面図であって、(a)は第1側板の面接触部でロッド部材の斜面部を押し始める状態を示し、(b)は斜面部が押されてロッド部材が第2側板の方に移動している状態を示し、(c)はロッド部材が第2側板の方に押し込まれた状態を示し、(d)は第1側板および第2側板の締結が完了した状態を示す。 本発明に係る第2の実施形態のエレベータ乗りかごの側板締結機構の平断面図である。 本発明に係る第3の実施形態のエレベータ乗りかごの側板締結機構の平断面図である。 本発明に係る第4の実施形態のエレベータ乗りかごの側板締結機構の平断面である。 図6のVII-VII矢視平断面図である。 図6のVIII-VIII矢視側面図である。 本発明に係る第5の実施形態のエレベータ乗りかごの側板締結機構の平断面である。 図9のX-X矢視側面図である。 図9のXI-XI矢視正面図である。 図9の実施形態で、第1側板を第2側板から取り外す方法を示す概略平面図である。 本発明に係る第6の実施形態のエレベータ乗りかごの側板締結機構の平断面である。 図13の第1側板の解除用切欠き部付近を示す概略斜視図である。 本発明に係る第7の実施形態のエレベータ乗りかごの側板締結機構の平断面である。 図15のXVI-XVI矢視側面図である。 図15のXVII-XVII矢視側面図である。
以下、本発明に係るエレベータ乗りかごの実施形態について、図面を参照して説明する。
[第1の実施形態]
本発明に係る第1の実施形態について、図1〜図3を用いて説明する。図1は、本実施形態のエレベータ乗りかごの側板群1の概略平面図である。図2は、図1の側板締結機構30の平断面図である。図3は、図1の第1側板11および第2側板12を締結する手順を示す平断面図であって、(a)は第1側板11の端面接触部15aでロッド部材31の斜面部31aを押し始める状態を示し、(b)は斜面部31aが押されてロッド部材31が第2側板12の方に移動している状態を示し、(c)はロッド部材31が第2側板12の方に押し込まれた状態を示し、(d)は第1側板11および第2側板12の締結が完了した状態を示す。
先ず、本実施形態のエレベータ乗りかごの構成について説明する。
エレベータ乗りかごは、複数の側板(側板群)1によってかご室2を囲うように構成されている。側板群1は、図1に示す第1側板11および第2側板12を含んでいる。図1の例は、第1側板11および第2側板12が、横並びに隣接配置された例である。この例は、乗りかごを組み立てるときに、第2側板12が所定の位置に配置された後に、この第2側板12に第1側板11が締結される例を示している。
第1側板11および第2側板12それぞれは、主面部13と、この主面部13に接続された縁面部15、16等によって構成されている。
主面部13は、長手側の辺が鉛直に延びた長方形状で、かご室2側の面が意匠面となる。縁面部15、16は、主面部13の長手側の辺それぞれに接続された長方形状であって、各縁面部15、16それぞれは長手側の辺を境にほぼ垂直にかご室2の外側に向かって折り曲げられて形成される。図1の例では、互いに隣接する第1側板11の縁面部および第2側板12の縁面部において、第1側板11の縁面部は、嵌め込み側縁面部15で、第2側板12の縁面部が受け側縁面部16となる。
第1側板11および第2側板12を含む側板群1が所定部位に配置されてかご室2が形成されるとき、各側板それぞれの嵌め込み側縁面部15および受け側縁面部16は、かご室2の外側に張り出すように配置される。
第1側板11の嵌め込み側縁面部15には、嵌め込み側縁面部15に垂直に開口する第1貫通穴21が形成されている。
第2側板12の受け側縁面部16には、受け側縁面部16に垂直に開口する第2貫通穴22が形成されている。この第2貫通穴22の穴径(直径)は、第1貫通穴21の直径と同じまたは大きくなるように形成されている。第1側板11および第2側板12が互いに締結されているときは、第1貫通穴21および第2貫通穴22それぞれの貫通方向位置が同じになるように形成されている。
第1側板11および第2側板12は、第2側板12に設けられた側板締結機構30によって、互いに締結される。
以下に側板締結機構30の構成について詳細に説明する。
側板締結機構30は、図2に示すように、ロッド部材31と、このロッド部材の周面に巻かれたばね材32を有している。
ロッド部材31は、互いに隣接する嵌め込み側縁面部15および受け側縁面部16それぞれに垂直な方向、すなわち水平方向に延びた円柱状である。このロッド部材31は第1貫通穴21に嵌合可能で、ロッド部材31の直径は、第1貫通穴21の直径よりも若干小さめに形成される。このロッド部材31は、第1貫通穴21および第2貫通穴22それぞれを貫通しながら、水平に平行移動可能である。
また、このロッド部材31の第1側板11に近い方にロッド端(図2のロッド部材31の左方端部)には、かご室2に向かう斜面部31aが形成されている。この斜面部31aは、後述する端面接触部15aと接触可能に形成されている。
このロッド部材31が移動できる方向を主面部13の広がる方向で水平方向に規制するためのガイド部33が設けられている。本実施形態では、このガイド部33に沿ってロッド部材31を水平に移動させる。また、ロッド部材31に設けられたストッパ31eによって、第1側板11の方へ水平に平行移動することを制限している。
ばね材32は、圧縮されているときにロッド部材31を第1側板11がある方に押し付けるように構成されている。ばね材32が圧縮されていないときは、ロッド部材31は、斜面部31aが嵌め込み側縁面部15の第2貫通穴22を貫通した状態で停止している。このとき、ストッパ31eは、受け側縁面部16に接している。
第1側板11の嵌め込み側縁面部15には、上述した端面接触部15aが形成されている。この端面接触部15aは、嵌め込み側縁面部15のかご室から離れた方の端部が、第1側板11の主面部13の方に折り曲げられて形成されている。
この端面接触部15aと、嵌め込み側縁面部15がかご室2の外側に向かって延びる方向(主面部13に垂直な方向)とが、なす角度は、斜面部31aと、嵌め込み側縁面部15がかご室2の外側に向かって延びる方向とがなす角度と同じになるように形成される。
続いて、第2側板12に第1側板11を締結する手順について説明する。
先ず、受け側となる第2側板12を所定の位置に配置する。
次に、嵌め込み側となる第1側板11を、図3(a)に示すように、第2側板12に隣接してかご室2の内側の位置に配置する。このとき、ロッド部材31は、第2貫通穴22を貫通して第1側板11の方に飛び出た状態で静止している。
次に、図3(b)に示すように、第1側板11をかご室2の内側から外側に向かって押し付ける。このとき、斜面部31aに端面接触部15aが接するよう、第1側板11を押し付ける。端面接触部15aによって斜面部31aが押され続けると、ロッド部材31は、水平に且つ第2側板12がある方に水平に平行移動する。このとき、ばね材32は、水平方向に圧縮されて、ロッド部材31を第1側板11がある方に水平に押し戻そうとする力(反発力)が作用する。
さらに、図3(c)に示すように、第1側板11がかご室2の外側に向かって押され続けると、第1貫通穴21および第2貫通穴22それぞれの貫通方向位置が互いに近づく。
図3(d)に示すように、それぞれの貫通方向位置が互い同じ位置になると、ロッド部材31は、ばね材32による反発力によって斜面部31aが第1貫通穴21および第2貫通穴22それぞれを貫通するように移動して、ばね材32の圧縮がある程度解放された位置で停止する。このとき、ストッパ31eは、受け側縁面部16に接している。第1および第2貫通穴21、22それぞれの穴位置は、それぞれの貫通方向位置が互い同じになるときに、第1側板11および第2側板12それぞれの主面部13が同じ平面内になる位置に形成されている。
ロッド部材31が第1貫通穴21および第2貫通穴22それぞれを貫通して、第1貫通穴21にロッド部材31が嵌合された状態で、斜面部31aが第1側板11の方で停止する。このとき、第1側板11は第2側板12に締結される。
このとき、ばね材32は、若干圧縮された状態で、第1側板11に向かって押し付ける力を作用しているが、これに限らない。圧縮されていない状態でもよい。
締結されているときに、何らかの原因によってかご室2の内側に向かう力が発生しても、ロッド部材31の周面が、第1貫通穴21のかご室2から遠い方の内面に接すことで、第1側板11がかご室2側への移動が制限される。これにより、第1側板11および第2側板12の締結が外れることが抑制される。
以上の説明からわかるように、本実施形態によれば、第1側板11および第2側板12を互いに締結した後に、第2側板12の受け側縁面部16に形成された側板締結機構30から、第1側板11の嵌め込み側縁面部15が外れることを抑制できる。これにより、より安全で効率よく組立て可能なエレベータ乗りかごを得ることができる。
また、側板締結機構30を設けることよって、側板同士をボルト等の締結部材を使用する必要がなくなる。このため、かご室2内で側板を組み付ける作業を行えるため、乗りかご組立て作業がより安全で且つ効率的になる。
[第2の実施形態]
本発明に係るエレベータ乗りかごの第2の実施形態について、図4を用いて説明する。図4は、本実施形態のエレベータ乗りかごの側板締結機構30の平断面図である。なお、本実施形態は、第1の実施形態の変形例であって、第1の実施形態と同一部分または類似部分には、同一符号を付して、重複説明を省略する。
本実施形態では、受け側縁面部16に背面部16aが形成されている。この背面部16aは、受け側縁面部16におけるかご室2から離れた方の端部付近が、第1側板11の方にほぼ垂直に折り曲げられて形成されている。この例では、嵌め込み側縁面部15には、第1の実施形態で説明した端面接触部15a(図2)は形成されていない。
第1側板11および第2側板12が互いに締結されているとき、嵌め込み側縁面部15のかご室2から離れた方の端部は、斜面部31aと対向する位置になるように配置されている。
以下に、第2側板12に第1側板11を締結する手順について説明する。
第1の実施形態と同様に、第1側板11をかご室2の内側から外側に向かって押し付ける。このとき、斜面部31aは、嵌め込み側縁面部15の端面によって押される。これにより、ロッド部材31が、第2側板12に向かって水平に平行移動する。
第1側板11がかご室2の外側に向かって押し続けられて、嵌め込み側縁面部15の端部が背面部16aのかご室2に向かう面に接したときに、第1貫通穴21および第2貫通穴22それぞれの貫通方向位置が互い同じ位置になる。このとき、ロッド部材31は、第1側板11に向かって、第1貫通穴21および第2貫通穴22を貫通しながら水平に平行移動して、第1側板11は第2側板12に締結される。
第1および第2貫通穴21、22それぞれの穴位置は、それぞれの貫通方向位置が互い同じになるときに、嵌め込み側縁面部15の端部が背面部16aと接し且つ第1側板11および第2側板12それぞれの主面部13が同じ平面内になるように形成される。
これにより、本実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
[第3の実施形態]
本発明に係るエレベータ乗りかごの第3の実施形態について、図5を用いて説明する。図5は、本実施形態のエレベータ乗りかごの側板締結機構30の平断面図である。なお、本実施形態は、第1の実施形態の変形例であって、第1の実施形態と同一部分または類似部分には、同一符号を付して、重複説明を省略する。
本実施形態では、受け側縁面部16に湾曲部16bが形成されている。この湾曲部16bは、締結時に隣接する嵌め込み側縁面部15の端部を覆うように湾曲している。この例では、第2の実施形態と同様に、端面接触部15a(図2)は形成されていない。
第1および第2貫通穴21、22それぞれの穴位置は、それぞれの貫通方向位置が互い同じになるときに、嵌め込み側縁面部15の端部が湾曲部16bのかご室2側の面と接し且つ第1側板11および第2側板12それぞれの主面部13が同じ平面内になるように決めておく。
これにより、本実施形態によれば、第1および第2の実施形態と同様の効果を得ることができる。
[第4の実施形態]
本発明に係るエレベータ乗りかごの第4の実施形態について、図6〜図8を用いて説明する。図6は、本実施形態のエレベータ乗りかごの側板締結機構の平断面図である。図7は、図6のVII-VII矢視平断面図である。図8は、図6のVIII-VIII矢視側面図である。なお、本実施形態は、第1の実施形態の変形例であって、第1の実施形態と同一部分または類似部分には、同一符号を付して、重複説明を省略する。
本実施形態では、嵌め込み側縁面部15に嵌合用切欠き部15cが形成されている。この例では、第2の実施形態と同様に、端面接触部15a(図2)は形成されていない。また、受け側縁面部16に突起部16cが形成されている。
嵌合用切欠き部15cは、嵌め込み側縁面部15のかご室2から遠い方の端部が、かご室2側に切り欠くように形成されている。
突起部16cは、受け側縁面部16の第1側板11側に取り付けられた円柱状で、受け側縁面部16から離れたほうの端部には、取付け部よりも直径が大きい押え部16dが形成されている。
図7および図8に示すように、第1側板11および第2側板12が互いに締結されているときに、嵌合用切欠き部15cと嵌合する。押え部16dによって、第1側板11が第2側板12から離れる方向に水平に移動することを抑制している。
第1および第2貫通穴21、22それぞれの穴位置は、それぞれの貫通方向位置が互い同じになるときに、嵌合用切欠き部15cが、突出部16cに嵌合し且つ第1側板11および第2側板12それぞれの主面部13が同じ平面内になるように形成される。
これにより、本実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
[第5の実施形態]
本発明に係るエレベータ乗りかごの第5の実施形態について、図9〜図12を用いて説明する。図9は、本実施形態のエレベータ乗りかごの側板締結機構30の平断面図である。図10は、図9のロッド部材31の側面図である。図11は、図9のロッド部材31の正面図である。図12は、第1側板11を第2側板12から取り外す方法を示す概略平面図である。
なお、本実施形態は、第1の実施形態の変形例であって、第1の実施形態と同一部分または類似部分には、同一符号を付して、重複説明を省略する。
本実施形態のロッド部材31には、斜面部31aに溝31bが形成されている。この溝31bは、図10および図11に示すように、斜面部31aに沿ってロッド部材31の長手方向に延びるように形成されて、さらに斜面部31aと接続される周面部の一部にまで延びている。
第1側板11および第2側板12が互いに締結されているときに、この締結を解除して、第1側板11を外すためには、ロッド部材31を第2側板12がある方へ平行移動させる必要がある。しかし、上記の第1〜第4の実施形態の場合には、ロッド部材31は、ばね材32があるために、かご室2側からロッド部材31を平行移動させることは容易ではない。
本実施形態では、第1側板11の嵌め込み側縁面部15および第2側板12の受け側縁面部16の接触面の間に、図12に示すように、解除用棒50を挿入して溝31bに嵌め込んで、この解除用棒50をかご室2の外側に向けて押し込むことによって、ロッド部材31を第2側板12の方に平行移動させることができる。
これにより、第1の実施形態の効果に加えて、第1側板11および第2側板12の締結を解除することもできる。
[第6の実施形態]
本発明に係るエレベータ乗りかごの第6の実施形態について、図13および図14を用いて説明する。図13は、本実施形態のエレベータ乗りかごの側板締結機構30の平断面図である。図14は、図13の第1側板11の解除用切欠き部15d付近を示す概略斜視図である。図14では、第2側板12および締結解除機構30の図示は省略している。
なお、本実施形態は、第5の実施形態の変形例であって、第5の実施形態と同一部分または類似部分には、同一符号を付して、重複説明を省略する。
本実施形態では、図13および図14に示すように、第1側板11の嵌め込み側縁面部15には、主面部13および第1貫通穴21が互いに連通し、第5の実施形態で説明した解除用棒50が挿入可能な解除用切欠き部15dが形成されている。この解除用切欠き部15dは、第1側板11および第2側板12が締結されているときにかご室2側から見ると、隣接する主面部13同士の締結部付近に穴が開いているように見える。
さらに、少なくとも主面部13のかご室2側の面、すなわち意匠面となる面を覆うように、シート材41が設けられている。
第1側板11および第2側板12の締結を解除するときに、かご室2の内側から嵌め込み側縁面部15および受け側縁面部16の間に薄板状または針状の工具等(図示せず)を差し込んでシート材41を破り、さらに、解除用切欠き部15dに、解除用棒50を挿入する。なお、シート材41を解除用棒50で破ってもよい。これにより、第5の実施形態に比べて、締結を解除するときに側板本体の損傷を少なくすることが可能になる。
[第7の実施形態]
本発明に係るエレベータ乗りかごの第7の実施形態について、図15〜図17を用いて説明する。図15は、本実施形態のエレベータ乗りかごの側板締結機構の平断面図である。図16は、図15のXVI-XVI矢視側面図である。図17は、図15のXVII-XVII矢視正面図である。
なお、本実施形態は、第1の実施形態の変形例であって、第1の実施形態と同一部分または類似部分には、同一符号を付して、重複説明を省略する。
本実施形態は、嵌め込み側縁面部15には、第1貫通穴21の上方に干渉防止用切欠き部45が形成されている。この干渉防止用切欠き部45は、嵌め込み側縁面部15のかご室2から離れた方の端部の一部が、かご室2に向かって切り欠かれたものである。
また、この例では、ロッド部材31の斜面部31aが下方に面するように形成されている。ロッド部材31の移動方向は、第1の実施形態と同様に、水平に平行移動する。
以下に、第2側板12に第1側板11を締結する手順について説明する。
第1の実施形態と同様に、受け側となる第2側板12を所定位置に配置する。この後に、干渉防止用切欠き部45と、第2貫通穴22の上下方向位置がほぼ同じになるように、第1側板11を第2側板22に隣接するように配置する。
第2貫通穴22を貫通して第1側板11の方に飛び出しているロッド部材31が、干渉防止用切欠き部45の内側に収まるように、第1側板11をかご室2の外側に向けて押し付ける。このとき、隣接する縁面部15、16同士が接触した状態になる。また、ロッド部材31は、第1側板11と干渉しないため動かない。
次に、第1側板11を、縁面部15、16同士が接触した状態を保ちながら上方に移動させる。このとき、斜面部31aは、干渉防止用切欠き部45の下方の縁と接触して、押し付けられる。この押付けによって、ロッド部材31は、第2側板12の方に水平に平行移動する。
第1貫通穴21および第2貫通穴22の貫通方向位置が同じになったときに、ロッド部材31は、第1側板11に向かって、第1貫通穴21および第2貫通穴22を貫通しながら水平に平行移動して、第1側板11は第2側板12に締結される。
これにより、本実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
[その他の実施形態]
上記実施形態の説明は、本発明を説明するための例示であって、特許請求の範囲に記載の発明を限定するものではない。また、本発明の各部構成は上記実施形態に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能である。
例えば、上記実施形態は、第1側板11および第2側板12それぞれの主面部13が同じ平面内に配置するように構成されているが、これに限らない。それぞれの主面部13が互いに垂直になるように配置することも可能である。
また、ばね材32は、ロッド部材31に巻かれたものであるが、これに限らない。ロッド部材31が水平平行移動を行うための押付け力を作用させるものであればよい。例えば、第2側板12の主面部13のかご室2の反対側の面に取り付けられて、ロッド部材31の端部に連結された板ばねなどを配置してもよい。
1…側板群、2…かご室、11…第1側板、12…第2側板、13…主面部、15…嵌め込み側縁面部、15a…端面接触部、15c…嵌合用切欠き部、15d…解除用切欠き部、16…受け側縁面部、16a…背面部、16b…湾曲部、16c…突起部、16d…押え部、21…第1貫通穴、22…第2貫通穴、30…側板締結機構、31…ロッド部材、31a…斜面部、31b…溝、31e…ストッパ、32…ばね材、41…シート材、45…干渉防止用切欠き部、50…解除用棒

Claims (8)

  1. 長手側の辺が鉛直に延びた長方形状の主面部と、前記長手側の辺それぞれに接続された長方形状の縁面部と、を有する複数の側板を備え、
    前記複数の側板は、互いに隣接するように配置されてそれぞれの前記縁面部同士が互いに接する第1側板および第2側板を含み、
    前記複数の側板それぞれの前記主面部によってかご室を囲み、前記複数の側板それぞれの前記各縁面部が前記かご室の外側に向かって延びるように構成されたエレベータ乗りかごにおいて、
    前記第1側板の少なくとも一方の前記縁面部には、少なくとも1つの第1貫通穴が形成されて、
    前記第1貫通穴が形成された前記縁面部に隣接するように配置される前記第2側板の前記縁面部には、
    少なくとも1つの第2貫通穴が形成されて、
    隣接する前記各縁面部に垂直な方向に延びたロット部材で、前記第1側板に近いロッド端が前記第1貫通穴および第2貫通穴それぞれを貫通しながら当該方向に移動可能で、前記かご室側に向かう斜面部が前記ロッド端に形成されたロッド部材と、
    圧縮されているときに前記ロッド部材を前記第1側板に向かって押し付けるように構成された弾性部材と、
    を有する側板締結機構を備え、
    前記第2側板を所定位置に配置した後に、前記第1側板が前記かご室の外側に向かって押し付けられることによって、前記第1側板の前記縁面部の端部によって前記斜面部が前記かご室の外側に向かって押されて前記ロッド部材が第2側板の方に押し込まれて、
    前記第1貫通穴および第2貫通穴それぞれの貫通方向位置が互い同じになるときに、前記弾性部材によって前記ロッド部材が前記第1貫通穴および第2貫通穴それぞれを貫通するように移動して所定位置で停止して、前記第1側板が前記第2側板に締結されるように構成されていること、
    を特徴とするエレベータ乗りかご。
  2. 前記第1側板の前記縁面部には、前記斜面部と面接触可能な端面接触部が形成されて、この端面接触部は前記斜面部を前記かご室の外側に向かって押付け可能で、
    前記端面接触部によって前記斜面部が押し付けられて、前記ロッド部材が前記第2側板のある方に移動して、前記ロッド部材の周面部が前記第1貫通穴および第2貫通穴それぞれの内側面に接したときに、前記第1側板が前記第2側板に締結されるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ乗りかご。
  3. 前記第2側板の前記縁面部には、前記かご室から離れた方の端部付近が第1側板の方に折り曲げられてなる背面部が形成されて、
    前記第1側板の前記縁面部の端部が前記背面部に接したときに、前記第1側板が前記第2側板に締結されるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ乗りかご。
  4. 前記第2側板の前記縁面部には、隣接する前記第1側板の前記縁面部を覆う湾曲部が形成されて、
    前記第1側板の前記縁面部の端部が前記湾曲部の内側面に接したときに、前記第1側板が前記第2側板に締結されるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ乗りかご。
  5. 前記第1側板の前記縁面部の端部には、かご室側に切り欠いた嵌合用切欠き部が形成されて、
    前記第2側板の前記縁面部には、前記嵌合用切欠き部に嵌合可能な突起部が設けられて、
    前記突起部が前記嵌合用切欠き部に嵌合したときに、前記第1側板が前記第2側板に締結されるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ乗りかご。
  6. 前記ロッド部材の長手方向に沿って、前記斜面部に溝が形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載のエレベータ乗りかご。
  7. 前記第1側板の前記縁面部には、前記かご室の外側に向かって延びる穴部が形成されて、前記第1側板には前記かご室側から前記穴部を塞ぐようにシート材が配置されて、
    前記第1側板および第2側板が互いに締結されているときに、前記穴部と前記溝とが連通するように構成されていること、を特徴とする請求項6に記載のエレベータ乗りかご。
  8. 長手側の辺が鉛直に延びた長方形状の主面部と、前記長手側の辺それぞれに接続された長方形状の縁面部と、を有する複数の側板を備え、
    前記複数の側板は、互いに隣接するように配置されてそれぞれの前記縁面部同士が互いに接する第1側板および第2側板を含み、
    前記複数の側板それぞれの前記主面部によってかご室を囲み、前記複数の側板それぞれの前記各縁面部が前記かご室の外側に向かって延びるように構成されたエレベータ乗りかごにおいて、
    前記第1側板の少なくとも一方の前記縁面部には、少なくとも1つの第1貫通穴と、この第1貫通穴よりも上方で前記かご室から離れた方の端部を前記かご室に向けて切り欠いた干渉防止用切欠きが形成されて、
    前記第1貫通穴が形成された前記縁面部に隣接するように配置される前記第2側板の前記縁面部には、
    少なくとも1つの第2貫通穴が形成されて、
    隣接する前記各縁面部に垂直な方向に延びたロッド部材で、前記第1側板に近いロッド端が前記第1貫通穴および第2貫通穴それぞれを貫通しながら当該方向に移動可能で、下方に面する斜面部が前記ロッド端に形成されたロッド部材と、
    圧縮されたときに前記ロッド部材を前記第1側板に向かって押し付けるように構成された弾性部材と、
    を有する側板締結機構を備え、
    前記第2側板を所定位置に配置して、前記第1側板および第2側板それぞれの前記各縁面部が互いに接した状態で且つ前記干渉防止用切欠き内に前記ロッド部材が入り込むように前記第1側板を配置して、前記第1側板が上方に移動されることによって、前記干渉防止用切欠きの下端で前記斜面部を押し付けて、前記ロッド部材が前記第2側板の方に押し込まれて、
    前記第1貫通穴および第2貫通穴それぞれの貫通方向位置が互い同じになるときに、前記弾性部材によって前記ロッド部材が前記第1貫通穴および第2貫通穴それぞれを貫通するように移動して所定位置で停止して、前記第1側板が前記第2側板に締結されるように構成されていること、
    を特徴とするエレベータ乗りかご。
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