JP2011063151A - 乗用型農作業機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 左右前輪の間隔が異なる田植機においてミッション及びフロントアクスル装置の共用化を促進することで、機種群全体としての製作コストの低減を図ること。
【解決手段】 ミッションケース17とフロントアクスル装置20との間にスペーサ77を介在させるか否かにより左右前輪間隔を変える。フロントアクスル装置20の上端部は、スペーサ77を介在させるか否かによって、第1取付部82をサイドフレーム9に固定するか第2取付部83を張出フレーム85に固定する。スペーサ77を介在させた状態ではスペーサ77内に配置される延長軸86を前輪駆動軸68に接続してミッションからフロントアクスル装置20に動力伝達させる。
【選択図】 図13

Description

本発明は、乗用型田植機のような乗用型農作業機に関するものである。
乗用型田植機は前輪及び後輪で支持された走行機体を有しており、走行機体の後部に苗植装置を高さ調節可能に取り付けている。そして、走行機体には座席と操縦ハンドルとが配置されていると共にエンジンが搭載されており、エンジンからの動力によって走行と苗植作業が行われる。エンジンの動力はミッションケースを有するミッション(変速装置)に伝えられ、ミッションで回転数が適宜調節される。
また、乗用型田植機は一般に前輪と後輪とが駆動される4輪駆動方式になっており、このため前輪を駆動するフロントアクスルと後輪を駆動するリアアクスルとがあり、フロントアクスルとリアアクスルとにはミッションから動力が伝達される。一般に、ミッションは左右の前輪を駆動する2つのフロントアクスルの間に位置し、ミッションケースの左右両側面にフロントアクスルケースが取り付けられている。
そして、特許文献1では、フロントアクスルケースに筒状部を設けて、筒状部をミッションケースにフランジ結合で固定している。
特開2000−203285
ここで乗用型田植機には、4条植、6条植、8条用植等植付け条数の異なる機種があり、これらは夫々左右前輪の間隔が異なる。この場合、4条植と8条植とでは必要動力や大きさに相当の差があるのでミッションケースやフロントアクスルケースの仕様は異ならせざるを得ない。しかし、例えば4条植と6条植のように植付け条数が近い場合は必要動力や大きさに大差ないためミッションケースやフロントアクスルケースの仕様を共通化可能である。
然るに、従来は4条植用と6条植用とで別々のミッションケース及びフロントアクスルケースを用意していた。このため、機種群全体として製作コストが嵩んだり、部品の種類が多いため各機種の部品在庫を十分に保てず生産性が低下したりといった問題があった。
この点、特許文献1に示すように、フロントアクスルケースに筒状部を設けて筒状部を
ミッションケースにフランジ結合で固定すると、ミッションケースは左右前輪の間隔の異なる機種であっても共用できる。しかしながら、依然としてフロントアクスルケースは作り替えねばならず、コストダウンは十分でない。
また、走行機体は前輪操舵式になっており、フロントアクスルに動力を伝達する前輪駆動軸には差動機構が一体に組み込まれているが、従来は左右前輪の間隔の異なる機種毎に前輪駆動軸の長さを揃えて専用仕様としている。そのため、ギア等の多くの部品は共通であるにも拘らずミッション全体を機種毎に製造せねばならずコストダウンの妨げとなっている。
本発明が解決しようとする課題は、上記の問題に鑑み、左右前輪の間隔が異なる機種においてミッションケース、フロントアクスルケースをはじめとしたミッション及びフロントアクスル装置の部品共用化を促進することで、機種群全体としての製作コストの低減を図ることである。
本願発明に係る乗用型農作業機は、「左右の前輪及び後輪で支持されると共にエンジンを搭載した走行機体と、前記走行機体の後方に配置された作業装置とを有しており、前記エンジンの動力を変速調節するミッションと、前記ミッションにより変速調節された動力を左右の前輪に伝達する左右のフロントアクスル装置とを備え、前記ミッションはミッションケースを有し、前記左右のフロントアクスル装置は夫々フロントアクスルケースを有し、前記ミッションケースが前記左右のフロントアクスルケースの間に配置される」という基本構成を有している。
そして、本願発明は上記基本構成の下で多面的な広がりを持っている。このうち第1の発明(請求項1の発明)では、前記フロントアクスルケースには、前記ミッションケースに重なってボルトで締結され得るフランジ部が形成されており、前記ミッションケースに前記フロントアクスルケースのフランジ部を直接締結することと、前記ミッションケースにスペーサを締結して該スペーサに前記フロントアクスルケースのフランジ部を締結することとが選択可能である。
第2の発明(請求項2の発明)は第1の発明を展開したものであり、この発明では、前記走行機体は前輪操舵方式であり、前記ミッションケースには、前記フロントアクスル装置に動力を伝達する前輪駆動軸が差動機構を組み込んだ状態で配置されており、前記フロントアクスルケースを前記ミッションケースに直接締結した状態では、前記前輪駆動軸から前記フロントアクスル装置に直接動力を伝達し、前記スペーサを介在させた状態では、当該スペーサ内に配置した延長軸を前記前輪駆動軸に接続して前記フロントアクスル装置に動力を伝達する。
第3の発明(請求項3の発明)は第1又は第2の発明を展開したものであり、この発明では、前記ミッションケースの左右外側に配置された前後長手のサイドフレームと、前記サイドフレームの左右外側に配置された前後長手の補助フレームと、前記サイドフレーム及び前記補助フレームで支持された車体カバーとを有しており、前記フロントアクスルケースを前記ミッションケースに直接締結した状態では、前記前輪は前記サイドフレームと前記補助フレームとの間に位置し、前記スペーサを介在させた状態では、前記前輪は前記補助フレーム及び前記車体カバーの左右外側に位置するように設定されており、前記車体カバーには、前記補助フレームの内側に配置された前輪を視認できる窓穴が開いている。
第4の発明(請求項4の発明)は第1乃至第3何れかの発明を展開したものであり、この発明では、前記ミッションケースの左右外側に配置された前後長手のサイドフレームを有しており、前記フロントアクスルケースの上端部には、前記サイドフレームに固定され得る第1取付部と、前記サイドフレームから左右外側に張り出して設けられた張出フレームに固定され得る第2取付部とを備え、前記フロントアクスルケースを前記ミッションケースに直接締結した状態では前記第1取付部が前記サイドフレームに固定され、前記スペーサを介在させた状態では前記第2取付部が前記張出フレームに固定される。
本願各発明では、フロントアクスルケースがミッションケースに直接締結されるか、スペーサを介して締結されるかを選択することによって左右前輪の間隔を変更する。即ち、ミッションケース及びフロントアクスルケースを共用して左右前輪の間隔の異なる機種を構成することができる。その結果、ミッションやフロントアクスルケースを機種毎に製作する必要がなく機種群全体として製作コストを抑えることができる。また、共用部品を多く在庫できるので機種変更時に部品在庫不足による生産性低下を抑制できる。
更に第2の発明では、フロントアクスルケースをミッションケースに直接締結させた状態では、前輪駆動軸からフロントアクスル装置に直接動力を伝達し、スペーサを介在させた状態では、スペーサ内に配置された延長軸を前輪駆動軸に接続してフロントアクスル装置に動力を伝達することにより、差動機構と前輪駆動軸が一体に組み込まれたミッションを左右前輪の間隔の異なる機種に共用することができる。その結果、機種毎に異なるミッションを製作する必要がなく1種類のミッションを複数機種で共用できるので機種群全体として製作コストを抑えることができる。また、共用部品を多く在庫できるので機種変更時に部品在庫不足による生産性低下を抑制できる。
第3の発明を採用すると、スペーサを介在させた状態では、前輪は車体カバーの外側に位置するので容易に前輪を視認でき、フロントアクスルケースをミッションケースに直接締結した状態では、車体カバーに開けられた窓穴より前輪を視認することができる。そのため、例えば歩み板を使用してトラックに載せ降ろしする場合において姿勢を確認しやすい。
さて、フロントアクスルケースがミッションケースに片持ち梁の状態で取り付けられると、フロントアクスルケースの取付け部に大きなモーメントが作用する。そこで従来、フロントアクスルケースの上端部はフレーム等に固定して、モーメントがフロントアクスルケースに作用することを防止しており、第4の発明を採用すると、フロントアクスルケースの上端部が、サイドフレーム又は張出フレームに固定されるため、従来と同様にフロントアクスルケースにモーメントが作用することを防止できる。そして請求項4に係る発明は、フロントアクスルケースに予め第1取付部と第2取付部とを設けており、フロントアクスルケースをミッションケースに直接締結した状態では第1取付部をサイドフレームに固定し、スペーサを介在させた状態では第2取付部を張出フレームに固定するものであるため、左右前輪の間隔が異なる複数機種でフロントアクスルケースを共用するにおいて、フロントアクスルケースを取付ける相手部材の設計の自由性を確保しつつ、フロントアクスルケースを適切な状態で上方から支持できる。
田植機の側面図である。 4条植用田植機の平面図である。 走行機体の骨組みを示す斜視図である。 4条植用走行機体の車体カバーから上方の部材を取り外した状態を示す平面図である。 4条植用走行機体の平面図である。 4条植用田植機の要部を示す正面図である。 4条植用田植機の要部を示す部分分離斜視図である。 4条植用田植機の要部の正面視内部構造図である。 動力系統を示す主要要素の平面図である。 6条植用走行機体の車体カバーから上方の部材を取り外した状態を示す平面図である。 6条植用走行機体の平面図である。 6条植用田植機の要部を示す正面図である。 6条植用田植機の要部を示す部分分離斜視図である。 6条植用田植機の要部の正面視内部構造図である。
以下、本願発明に係る乗用型農作業機の実施形態について図面を参照しつつ説明する。本実施形態は乗用型田植機(以下、単に「田植機」と称す)に適用している。
なお、以下の説明において方向を特定するために「前後」、「左右」との文言を使用するが、これらの文言は、特に断らない限り、前進方向を向いて着座した運転手の向きを基準にして表示している。
(1).田植機の概要
まず、田植機の概要を説明する。図1〜3から容易に理解できるように、田植機は基本要素として走行機体1と苗植装置2とを有しており、苗植装置2はリンク機構3を介して走行機体1の後部に昇降自在に連結されている。
走行機体1は左右の前輪4と後輪5とで支持されており、前輪4と後輪5とは動力で駆動される。走行機体1は、運転者が腰掛ける背もたれ付き座席6とその前方に配置された操縦ハンドル7とを有している。座席6と操縦ハンドル7は走行機体1の左右中間位置に配置されている。座席6の前方でかつ左右両側の部分には予備苗台8を配置している。
例えば図3から明瞭に理解できるように、走行機体1は、前後方向に延びる左右のサイドフレーム9と、左右のサイドフレーム9をその前端寄り部位で連結したフロントフレーム10と、左右サイドフレーム9の後端に連結された左右長手のリアフレーム11とを有している。これらサイドフレーム9とフロントフレーム10とリアフレーム11とにより走行機体1の中核を成す車体フレーム(シャーシ)が構成されている。サイドフレーム9の前端にはバンパー12が配置されており、また、リアフレーム11は左右2本のリア支柱13で支持されている。
サイドフレーム9は、略前後中間部を境にして前半部は略水平姿勢になって後半部は後傾姿勢となるように屈曲している。即ち、サイドフレーム9の後半部は、前方から後方に向かって上方に傾斜する傾斜部9aとなっている。サイドフレーム9の水平部には左右外側に突出した複数本の外向き枝フレーム14が固着されている。
また、サイドフレーム9の左右外側には前後方向に延びる補助フレーム15が平面視で平行に配置されており、補助フレーム15は外向き枝フレーム14とリアフレーム11とに溶接されている。従って、リアフレーム11はサイドフレーム9の左右外側に突出している(張り出している)。また、図2に示すように、4条用田植機では、前輪4及び後輪5は平面視でサイドフレーム9と補助フレーム15との間に位置している。
例えば図1から理解できるように、側面視でサイドフレーム9における傾斜部9aの下方に位置した部位にはエンジン16が配置されており、エンジン16の前方で且つサイドフレーム9より低い位置にはギア群を内蔵したミッションケース17が配置されている。エンジン16は、クランク軸18が左右方向に延びる姿勢で配置されており、動力はプーリ及びベルト19でミッションケース17の内部に伝達される。
ミッションケース17の前部の左右側面にはフロントアクスル装置20が取り付けられており、フロントアクスル装置20を介して前輪4が回動自在に支持されている。フロントアクスル装置20は、例えば図6や図7に示すように上フロントアクスルケース20aと、上フロントアクスルケース20aに水平回動自在に懸架される下フロントアクスルケース20bとから成るフロントアクスルケースを備えており、上フロントアクスルケース20aに設けられたフランジ部20cがミッションケース17に締結され、下フロントアクスルケース20bから左右外向きに突出する前車軸21に前輪4が支持されている。
例えば図4から理解できるように、エンジン16は走行機体1の縦長中心線に沿った位置(即ち走行機体1の左右中間部)に配置されている。また、例えば図1に示すように、エンジン16は、クランク軸18が手前に位置すると共にシリンダボアは後傾した姿勢で配置される。
座席6は、走行機体1の略左右中間部の位置で且つ側面視では概ねサイドフレーム9における傾斜部9aの前半部の上方に位置している。そして、図1から理解できるように、平面視でエンジン16の前部は座席6と重なり合っており、平面視と側面視でエンジン16は座席6の後ろに大きくはみ出している。座席6とエンジン16との間には燃料タンク22が配置されている。座席6の後方には図1に示すように施肥装置23が配置されている。
ミッションケース17の後方で且つエンジン16の斜め後方にはリアアクスルケース25が配置されており、リアアクスルケース25から左右外向きに突出した後ろ車軸26に後輪5が取り付けられている。後ろ車軸26には補助輪27を取り付けることがある。リアアクスルケース25の内部にはミッションケース17から走行駆動軸28によって駆動動力が伝達される。
例えば図1や図3から理解できるように、リアフレーム11にトップリンク30が連結され、左右のリア支柱13にはロアリンク31が連結されており、苗植装置2はこれらトップリンク30、ロアリンク31に連結されている。トップリンク30、ロアリンク31は油圧シリンダ32によって駆動され、これによって苗植装置2が昇降する。
走行機体1のうち人が乗る部分は図5に示すように一体構造の車体カバー33で覆われている。車体カバー33は既述のサイドフレーム9、フロントフレーム10、枝フレーム14、補助フレーム15等で支持されている。車体カバー33のサイドフレーム9と補助フレーム15との間に位置する部分にはグレーチング状の窓穴33aが設けられている。従って、4条植用田植機においては座席6に座った人が窓穴33aから前輪4を視認できる。
操縦ハンドル7を回転操作するとパワーステアリングユニット34等を介して前輪4が水平回動し、これにより走行機体1の走行方向が変えられる。例えば図1に示すようにパワーステアリングユニット34は、操縦ハンドル7のハンドル軸が内蔵されたハンドルポスト35の下方に配置され、ハンドル軸が連結されている。パワーステアリングユニット34の下端には操舵アーム36が回動自在に設けられており、操舵アーム36には図4に示すように左右2本の操舵ロッド37の一端が連結されている。操舵ロッド37の他端は、フロントアクスル装置20の下フロントアクスルケース20bに設けられた前輪アーム38に連結されている。
図1及び図2から理解できるように苗植装置2は、ロータリー式の植付け装置を備える植付けアーム41、4本のベルトを有する苗載台42、フロート43、整地ロータ44等を有している。植付け装置は2個で一組となり植付けアーム41の先端左右に回転自在に取り付いている。図2は4条植用田植機であるので、植付け装置が4個、即ち植え付けアーム41が2個となっており、6条植用、8条植用とすれば、植付けアーム41は3個、4個となる。
(2).エンジン及び動力系統
既述のように、ミッションケース17はエンジン16の前方に配置されている。また、例えば図1や図9から理解できるようにミッションケース17とリアアクスルケース25とは角パイプより成るジョイント部材45で連結されており、エンジン16はジョイント部材45とリアアクスルケース25とで支持されている。
例えば図9から理解できるように、ミッションケース17は前後方向に長い形態を成しており、大雑把には、左右2つのシェル構造体を重ねてボルト群で共締めすることで中空構造になっている。そしてミッションケース17の前部には左に突出した断面矩形の左凸部46と右向きに突出した断面矩形の右凸部47とが夫々形成されており、これら左右の凸部46,47に上フロントアクスルケース20aがフランジ部20cにてフロントアクスル取付ボルト48で締結されている。フランジ部20cは左右の凸部46,47の端面と同じ矩形を成している。
左凸部46の四隅、即ちボルト48が締結される部分には断面略円形のリブ49が形成されている。リブ49は、図6や図7に示すように上フロントアクスルケース20aを取り付ける左凸部46の端面から左凸部46の付け根に亘って配置されており、左凸部46の付け根から端面に向かって細くなるテーパ状となっている。リブ49の先端にはタップ穴が形成されており、フロントアクスル取付ボルト48がこれに螺合してフロントアクスル装置20は締結される。これにより鋳物で形成されるミッションケース17であっても高い強度が得られる。
また同様に、右凸部47の四隅にはその付け根から先端に亘って断面略円形のリブ50が形成されている。リブ50の先端にはタップ穴が形成されており、フロントアクスル取付ボルト48がこれに螺号してフロントアクスルケース20は締結される。
図7に示すようにミッションケース17の取付面には第1インロー凹部51が、上フロントアクスルケース20aのフランジ部20cには第1インロー凹部51に嵌合する第1第1インロー凸部52が形成されている。これによりフロントアクスル装置20をミッションケース17に取付ける際に第1インロー凸部52を第1インロー凹部51に挿入することで容易に位置決めでき、且つ取り付け強度が増す。また、第1インロー凸部52にはOリング53が取り付けられており、第1インロー凹部51と第1インロー凸部52との嵌合部を密封して、ミッションケース17及びフロントアクスル装置20のオイルの漏出や雨水、泥水の浸入を防止している。
ミッションケース17の前後方向中間部の左側面にはHST(静油圧式無段変速機)55が取り付けられており、エンジン16からの動力がHST55の入力軸56に既述のベルト19で伝達される。ミッションケース17の前後方向中間部の左側面にはHST55の入力軸56により駆動される油圧ポンプ57が取り付けられている。既述の油圧シリンダ40やパワーステアリングユニット34は油圧ポンプ57からの圧油で駆動される。ミッションケース17の後部のうち右側面には、作業動力出力部58が突設されている。作業動力出力部58の後方には株間調節装置59が配置されており、株間調節装置59からは、苗植装置2を駆動するための植付け軸(PTO軸)60が後方に突出していると共に、施肥装置23を駆動する施肥駆動軸61が上方に突出している。株間調節装置59はリアアクスルケース25とジョイント部材45に固定されている。
図8にてミッションケース17及びフロントアクスル装置20の内部構造を正面視する。入力軸56より入力された動力はHST55及び遊星歯車機構62により変速調整されて、中空の第2回転軸63内部に位置する第1回転軸(図示略)に出力される。さらに動力は第1回転軸からクラッチ64を介して第2回転軸63に伝達され、変速ギア群65,66を介して第3回転軸67に伝達される。第2回転軸63に設けた変速ギア群65又は第3回転軸67に設けた変速ギア群66をスライド操作することにより、路上走行時の高速走行、苗植作業時の低速走行、停車時のニュートラル、後進の切り換えが行われる。
第3回転軸67からは前輪駆動軸68に動力が伝達される。前輪駆動軸68は右前輪4を駆動する右前輪駆動軸68a及び左前輪4を駆動する左前輪駆動軸68bとからなり差動機構としてデフギア69及びデフギア69が固定されるデフケース70が組み込まれている。第3回転軸67に固定された平ギア(図示略)がデフギア69に噛合している。右前輪駆動軸68aと左前輪駆動軸68bは、操縦ハンドル7の回転角度に応じて回転数が変わる(差動する)。
前輪駆動軸68a、68bの左右方向外側端部には、上フロントアクスルケース20aに内蔵される駆動軸ベベルギア71内側に形成されたスプラインと噛合するスプラインが形成されており、前輪駆動軸68a、68bは駆動軸ベベルギア71に対して挿脱自在自在且つ相対回転不能となっている。駆動軸ベベルギア71はフロントアクスル装置20の縦長回転軸72を回転せしめる回転軸ベベルギア73に噛合している。縦長回転軸72の下端は前車軸21に動力を伝達する前車軸ベベルギア74となっている。縦長回転軸72は前車軸ベベルギア73に対して摺動自在且つ相対回転不能であってスプリング75によって上方から支持されており、前輪4が路面から受ける衝撃をスプリング75によって吸収する。
第3回転軸67の左端にはリアアクスルケース25に駆動伝達する走行車軸28を回転させるための後輪駆動ベベルギア76が嵌着されている。走行駆動軸28から伝達された動力はリアアクスルケース25を介して後ろ車軸26に伝達される。第3回転軸67は右端にブレーキ77を備え、回転が完全に停止されるようになっている。
(3).異機種での部材の共用化
本実施形態の田植機を4条植用田植機として説明してきたが、本実施形態の走行機体1は、前輪4の左右間隔と後輪5の左右間隔を変更することで5条植用及び6条植用にも対応できる。前輪4及び後輪5は、4条植用の場合には既述の通り平面視でサイドフレーム9と補助フレーム15との間に位置しており、6条植用の場合には図10や図11に示すように補助フレーム15及び車体カバー33の左右外側に配置される。後輪5は、リアアクスルケース25から突出する後ろ車軸26の長さを変えることで左右間隔が変えられる。
前輪4の左右間隔は、フロントアクスル装置20の取り付け方によって変えられる。既述したように4条植用では、フロントアクスル装置20のフランジ部20cをミッションケース17の左右の凸部46,47に直接締結している。
これに対し6条植用では、図10や図12に示すようにミッションケース17とフロントアクスル装置20の間に、両端に内側フランジ78a、外側フランジ78bを備えた無底筒状のスペーサ78を介在させて前輪4の左右間隔が広げられている。
ミッションケース17の左右の凸部46,47の端面にスペーサ78の内側フランジ78aをスペーサ取付ボルト79で締結し、スペーサ78の外側フランジ78bにフロントアクスル装置20のフランジ部20cをフロントアクスル取付ボルト48で締結している。内側フランジ78a、外側フランジ78bは、左右の凸部47,48及びフランジ部20cに重なるよう矩形を成しており、内側フランジ78aの四隅には貫通孔が設けられ外側フランジ78bの四隅にはタップ穴が形成されている。スペーサ取付ボルト79はリブ49,50のタップ穴にねじ込まれ、フロントアクスル取付ボルト48はフランジ78bのタップ穴にねじ込まれる。
スペーサ78の内側フランジ78aには、ミッションケース17の左右の凸部46,47の第1インロー凹部51と嵌合する第2インロー凸部80が、外側フランジ78bには上フロントアクスルケース20aのフランジ部20cの第1インロー凸部52と嵌合する第2インロー凹部81が形成されている。これによりスペーサ78をミッションケース17に取付ける際に第2インロー凸部80を第1インロー凹部51に挿入することで容易に位置決めでき、スペーサ78にフロントアクスル装置20を取付ける際に第1インロー凸部52を第2インロー凹部81に挿入することで容易に位置決めできる。また、インロー部分で嵌合しているので取り付け強度が増す。
第2インロー凸部80にはOリング82が取り付けらており、第1インロー凹部51と第2インロー凸部80との嵌合部を密封している。また、第1インロー凸部52と第2インロー凹部81との嵌合部はOリング53にて密封している。これによりミッションケース17、スペーサ78及びフロントアクスル装置20のオイルの漏出や雨水、泥水の浸入を防止している。
スペーサ78の筒状部分の側面には全長に亘る突条78cが形成され、筒状部分の側面と内側フランジ78a、78bとが成す角部分には筋交い78dが形成されており、スペーサ78の強度が確保されている。
既述の通り、前輪駆動軸68には差動機構としてデフギア69及びデフケース70が一体に組み込まれている(図8)。4条植用田植機では図7や図8に示すように前輪駆動軸68の左右方向外側端部に上フロントアクスルケース20aに内蔵される駆動軸ベベルギア71が挿入されており、これによりフロントアクスル装置20に前輪駆動軸68から直接動力が伝達される。
一方、6条植用田植機では図13や図14に示すように前輪駆動軸68の左右方向外側先端にスペーサ78内に配置される延長軸86がカップリング87によって連結されている。前輪駆動軸68a、68bとカップリング87、カップリング87と延長軸86は夫々スプラインにより相対回転不能となっている。即ち延長軸86は前輪駆動軸68a、68bに相対回転不能となっている。また前輪駆動軸68a、68bとカップリング87、カップリング87と延長軸86は、夫々挿脱自在である。前輪駆動軸68a、68bの左右方向外側端部及び延長軸86左右方向内側端部のスプラインが形成される部分は、夫々の先端から所定の長さ(例えばカップリング87の半分程度)までとしてカップリング87のズレを防止している。なお、カップリング87と延長軸86は溶接されていても良い。延長軸86の左右方向外側端部には、上フロントアクスルケース20aに内蔵される駆動軸ベベルギア71内側に形成されたスプラインと噛合するスプラインが形成されており、延長軸86は駆動軸ベベルギア71に対して挿脱自在自在且つ相対回転不能となっている。従って、動力は前輪駆動軸68から延長軸86を介してフロントアクスル装置20に伝達される。
上フロントアクスルケース20aの上端部には、左右方向の外側に位置した第1取付部88と、左右方向の内側に位置した第2取付部89とが設けられている。第1取付部88及び第2取付部89は何れも底面が前後方向に位置する無底円筒状であり、第1取付部88は第2取付部89よりやや低い位置に形成されている。
4条植用田植機では、図6に示すように、ミッションケース17に上フロントアクスルケース20aがフランジ部20cで直接締結されると共に第1取付部88がサイドフレーム9下方に取り付けられたブラケット90を用いて固定される。
図6,9に示すように、ブラケット90は、上端がサイドフレーム9下面に取り付けられ底面視で左右内側が開いたコ字状を成している。ブラケット90の前後側板には第1取付部支持ボルト84aを挿通する穴が設けられており、ブラケット90の前後側板で第1取付部88を前後から挟んで第1取付部支持ボルト84aを第1取付部88に挿通させてナットで締結することにより上フロントアクスルケース20aをサイドフレーム9の左右内側に支持固定する。
6条植用田植機では、図12に示すように、ミッションケース17に上フロントアクスルケース20aがスペーサ78を介して締結されると共に第2取付部89がサイドフレーム9から左右外側に張り出した張出フレーム91に固定される。
図12,16に示すように、張出フレーム91は、側面視で下方が開いたコ字状を成しており、左右内側端部がサイドフレーム9の外側側面に取り付けられている。張出フレーム91の上面はサイドフレーム9の上面と略同じ高さに位置している。張出フレーム91の前後側板の左右端部には第2取付部支持ボルト85aを挿通する穴が設けられており、張出フレーム91の前後側板で第2取付部89を前後から挟んで第2取付部支持ボルト85aを第2取付部89に挿通させてナットで締結することにより上フロントアクスルケース20aを張出フレーム91の左右外側に支持固定する。
(4).まとめ
以上の説明から理解できるように、フロントアクスル装置20をミッションケース17に直接締結しミッションからフロントアクスル装置20に直接動力を伝達するか、スペーサ78を介して締結し延長軸86を介して動力を伝達するかによって前輪4の左右間隔を変更するので、4条植用田植機と6条植用田植機とでミッションとフロントアクスル装置20とをそのまま共用できる。また、上フロントアクスルケース20aの上端部に第1取付部88と第2取付部89とが設けられているので、ブラケット90と張出フレーム91とが高さや形状が相違しても4条植用田植機と6条植用田植機とで上フロントアクスルケース20aを作り替える必要がない。さらに、スペーサ78を介してフロントアクスル装置20を締結する6条植用田植機の場合、前輪駆動軸68の先端に延長軸86を連結して前輪4の左右間隔の拡大に対応しているので、デフギア69が一体に組み込まれた前輪駆動軸68も4条植用田植機のものと共用できるので植付け条数の異なる機種毎にミッションを作り替える必要がない。
なお本実施形態では4〜6条植用に対応する田植機としたが、本願発明はこれに限定されるものではなく、エンジンの出力や走行機体の強度等が許容する範囲であれば例えば6〜8条植用に対応する田植機にも適用することができる。また、田植機に限らず野菜苗移植機等の他の農作業機にも適用できる。
産業条利用可能性
以上説明したように、本願発明は田植機等の乗用型農作業機に具体化することができて高い有用性を発揮し得る。従って、産業上の利用可能性を有する。
1 走行機体
2 苗植装置
4 前輪
5 後輪
9 サイドフレーム
15 補助フレーム
16 エンジン
17 ミッションケース
20 フロントアクスル装置
20a 上フロントアクスルケース
20b 下フロントアクスルケース
20c フランジ部
33 車体カバー
33a 窓穴
68 前輪駆動軸
69 デフギア
70 デフケース
78 スペーサ
86 延長軸
88 第1取付部
89 第2取付部
91 張出フレーム

Claims (4)

  1. 左右の前輪及び後輪で支持されると共にエンジンを搭載した走行機体と、前記走行機体の後方に配置された作業装置とを有しており、
    前記エンジンの動力を変速調節するミッションと、前記ミッションにより変速調節された動力を左右の前輪に伝達する左右のフロントアクスル装置とを備え、
    前記ミッションはミッションケースを有し、前記左右のフロントアクスル装置は夫々フロントアクスルケースを有し、前記ミッションケースが前記左右のフロントアクスルケースの間に配置される構成であって、
    前記フロントアクスルケースには、前記ミッションケースに重なってボルトで締結され得るフランジ部が形成されており、
    前記ミッションケースに前記フロントアクスルケースのフランジ部を直接締結することと、前記ミッションケースにスペーサを締結して該スペーサに前記フロントアクスルケースのフランジ部を締結することとが選択可能である、
    乗用型農作業機。
  2. 前記走行機体は前輪操舵方式であり、
    前記ミッションケースには、前記フロントアクスル装置に動力を伝達する前輪駆動軸が差動機構を組み込んだ状態で配置されており、
    前記フロントアクスルケースを前記ミッションケースに直接締結した状態では、前記前輪駆動軸から前記フロントアクスル装置に直接動力を伝達し、
    前記スペーサを介在させた状態では、当該スペーサ内に配置した延長軸を前記前輪駆動軸に接続して前記フロントアクスル装置に動力を伝達する、
    請求項1に記載の乗用型農作業機。
  3. 前記ミッションケースの左右外側に配置された前後長手のサイドフレームと、前記サイドフレームの左右外側に配置された前後長手の補助フレームと、前記サイドフレーム及び前記補助フレームで支持された車体カバーとを有しており、
    前記フロントアクスルケースを前記ミッションケースに直接締結した状態では、前記前輪は前記サイドフレームと前記補助フレームとの間に位置し、
    前記スペーサを介在させた状態では、前記前輪は前記補助フレーム及び前記車体カバーの左右外側に位置するように設定されており、
    前記車体カバーには、前記補助フレームの内側に配置された前輪を視認できる窓穴が開いている、
    請求項1又は2に記載の乗用型農作業機としての乗用型田植機。
  4. 前記ミッションケースの左右外側に配置された前後長手のサイドフレームを有しており、
    前記フロントアクスルケースの上端部には、
    前記サイドフレームに固定され得る第1取付部と、
    前記サイドフレームから左右外側に張り出して設けられた張出フレームに固定され得る第2取付部とを備え、
    前記フロントアクスルケースを前記ミッションケースに直接締結した状態では前記第1取付部が前記サイドフレームに固定され、
    前記スペーサを介在させた状態では前記第2取付部が前記張出フレームに固定される、
    請求項1乃至3の何れかに記載の乗用型農作業機としての乗用型田植機。
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