JP2011061761A - ガルヴァニック・アイソレータ用のウェークアップ回路、装置及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ガルヴァニック・アイソレータの消費電力を低減する。
【解決手段】送信部30は、データ又は電力信号を感知/受信部50に送信する準備ができたとき、ウェークアップ信号を、分離媒体40を介して、感知/受信部50に送る。感知/受信部50は、ウェークアップ信号を受信する。ウェークアップ信号に応答して、受信機20はスリープ・モードから動作モードに移行する。ウェークアップ信号が送信されてから期間tRDYが経過した後で、署名パターンが送信部30から分離媒体40を通って感知/受信部50に送信される。次に、感知/受信部50又は受信機20は、署名パターンの有効性を検証する。有効であると判断されると、受信機20は、データ又は電力信号を送信部30から受信できるようにされる。次に、送信部30は、データ又は電力信号を、分離媒体40を通じて受信機20に送信する。
【選択図】図4

Description

本願で説明される本発明の種々の実施形態の多くは、ガルヴァニック・アイソレータ及びコイル変換器用のデータ信号及び電源トランスに関し、より詳細には、誘電体障壁すなわち分離障壁を横切ってデータ信号及び/又は電力信号を送信及び受信するするために磁気、容量性又は光学手段を使用する装置に関する。
従来技術として周知の高電圧アイソレーション通信装置には、光学性、磁気性及び容量性装置が含まれる。従来技術の光学装置は一般に、光信号を送信及び受信するためにLEDや対応するフォトダイオードを採用することによって高電圧分離を達成しており、通常は高電力レベルが必要であり、そして複数の通信チャネルが必要とされる場合には、動作上及び設計上の制約を受ける。従来技術の磁気装置は一般に、対向する誘導結合コイルを用いることによって高電圧アイソレーションを実現し、通常(特に、高いデータ転送速度が要求される場合)高電力レベルが必要である。従来技術の容量性装置は、複数の送信電極と受信電極の対を使用することによって電圧アイソレーションを実現する。この場合、例えば、第1の電極の対がデータを送受信するために使用され、第2の電極の対が送信された信号を更新又は保持するために使用される。
ガルヴァニック・アイソレータの設計には、データ又は電力信号が送信又は受信されないときに電力消費量をどのように減らすかというような、幾つかの厄介な技術的な課題が存在する。
ガルヴァニック・アイソレータの感知側の電力消費量を低減させる1つの方法は、送信側から集積化DC−DCコンバータを介して感知側に分離された電力を供給することである。図1を参照すると、集積化DC−DCコンバータを備えた従来技術のアイソレータ10の回路図が例示されている。送信機30がデータ又は電力信号をガルヴァニック分離媒体40を横切って送信する必要がある場合、ガルヴァニック・アイソレータ40の感知側に配置された受信機20を始動(パワーアップ)させるために、送信機は最初に、専用の電力チャネルを横切ってDC−DC電力転送を実行する。感知側の電源21が始動すると、送信機30は次に、データ信号を送信側から感知側に転送することができる。この方法の不都合な点は、分離媒体の中で発生する損失のため、電力転送の効率が概して良くないことである。電力転送効率を向上させる1つの方法は、電力チャネル内の分離媒体をデータチャネルに対応するものよりも効率的になるように設計することである。しかしながら、そうすることの欠点は、システムがより複雑になり、このため、一層高価になることである。
ガルヴァニック・アイソレータの感知側で電力消費量を低減させる別の方法は、ウェークアップ・パルスを送信側30から受信側20に送るために外部の別個の光カップラを使用することである。図2は、外部の別個の光カップラを使用してウェークアップ・パルスを受信する従来技術の回路10を示している。受信側20が始動されると、送信側30から感知側20にデータ信号を送信することができる。この方法の難点は、ウェークアップ信号を送信及び受信するために必要な追加の部品によりボード面積が増加され、かつ電気部品に対する費用が増加されることである。
Analog Devices社が発行したBaoxing Chenによる「iCoupler(登録商標) Products with isoPower(登録商標) Technology: Signal and Power Transfer Across Isolation Barrier Using Microtransformers」も参照されたい。この文献では、ガルヴァニック・アイソレータに関するさらに別の情報が見出される。
必要とされるのは、低減された電力を消費し、安価に作ることができ、又はこの明細書及びその図面を読んで理解した後で明らかになるような他の利点を有するガルヴァニック・アイソレータである。
幾つかの実施形態では、ガルヴァニック・アイソレータが消費する電力量を低減させる方法が提供される。この方法には、送信機がデータ又は電力信号を送信する用意又は準備ができたとき、ウェークアップ信号を分離媒体を横切って送信機から感知回路に動作可能に接続されている受信機に送信するステップと、前記分離媒体を通るウェークアップ信号を前記感知回路で受信するステップと、前記ウェークアップ信号を受信する前記感知回路に応答して、前記受信機をスリープ・モードから動作モードに起動するステップと、前記ウェークアップ信号が送信された時から期間tRDYが過ぎた後で、署名パターンを前記送信機から前記分離媒体を通って前記感知回路に送信するステップと、前記感知回路又は受信機で、前記署名パターンの有効性を検証するステップと、そして前記署名パターンが有効であると判断されると、前記受信機がデータ又は電力信号を受信可能にするステップと、データ又は電力信号を前記送信機から前記分離媒体を通って送信するステップと、前記受信機を用いてデータ又は電力信号を受信するステップと、が含まれている。
別の実施形態では、電力消費量が低減されたガルヴァニック・アイソレータが提供される。このガルヴァニック・アイソレータは、送信機と、動作可能に接続された感知回路を有する受信機と、前記送信機と前記受信機との間に配置されたガルヴァニック分離媒体と、を具備し、前記送信機がデータ又は電力信号を受信機に送信する用意又は準備ができたとき、前記送信機はウェークアップ信号を分離媒体を横切って感知回路に送信するように構成され、前記感知回路は前記ウェークアップ信号を受信するように構成されて、前記ウェークアップ信号を受信したとき、前記受信機を起動してスリープ・モードから動作モードに変化させ、前記送信機はさらに、前記ウェークアップ信号が送信された時から期間tRDYが過ぎた後で、署名パターンを前記感知回路又は前記受信機に送信するように構成され、前記感知回路又は前記受信機は、前記署名パターンの有効性を検証するように構成され、そして前記署名パターンが有効であると判断されると、前記受信機がデータ又は電力信号を受信可能にし、前記受信機はスリープ・モードの間は動作モードに対して消費する電力量が低減するように構成される。
さらに別の実施形態が本願で開示されるが、明細書及びその図面を読みかつ理解すれば、当業者には明らかになるであろう。
本発明の種々の実施形態の様々な態様は、下記の明細書、図面及び請求の範囲から明らかになるであろう。
これらの図面は、必ずしも縮尺通りには描かれていない。同じ番号は、特に断りのない限り、図面全体を通して同じ部品又はステップを指している。
DC−DCコンバータが付いた従来技術のアイソレータを示す図である。 従来技術の光ウェークアップ信号を送信及び受信する回路の概略図である。 一実施形態による感知及び送信のフローチャートである。 ウェークアップ回路の一実施形態を示す図である。 ウェークアップ回路の別の実施形態を示す図である。 ウェークアップ回路のさらに別の実施形態を示す図である。 ウェークアップ回路のさらに別の実施形態を示す図である。
下記の米国特許出願は、参照によってそれぞれの全体が本願に組み込まれるものとする。(a)Fun Kok Chowらに与えられた「High Voltage Isolation Semiconductor Capacitor Digital Communication Device and Corresponding Package」という名称の、2008年2月15日に出願された米国特許出願第12/032,165号(以後、「165号特許出願」と呼ぶ)、(b)Fouquetらに与えられた「Galvanic Isolators and Coil Transducers」という名称の、2008年3月31日に出願された米国特許出願第12/059,979号(以後、「979号特許出願」と呼ぶ)、(c)Fouquetらに与えられた「Coil Transducer with Reduced Arcing and Improved High Voltage Breakdown Performance Characteristics」という名称の、2008年3月31日に出願された米国特許出願第12/059,747号(以後、「747号特許出願」と呼ぶ)、(d)Fouquetらに与えられた「High Voltage Hold-off Coil Transducer」という名称の、2009年2月12日に出願された米国特許出願第12/370,208号(以後、「208号特許出願」と呼ぶ)、(e)Fouquetらに与えられた「Minimizing Electromagnetic Interference in Coil Transducers」という名称の、2009年2月26日に出願された米国特許出願第12/393,596号(以後、「596号特許出願」と呼ぶ)、及び(f)Gek Yong Ngらに与えられた「High Voltage Isolation Dual Capacitor Communication System」という名称の、2008年3月31日に出願された米国特許出願第12/397,254号(以後、「254号特許出願」と呼ぶ)が含まれる。
下記の詳細な説明では、特定の詳細が提供されて、本願で開示された装置及び方法に関する種々の可能な実施形態を完全に理解できるようにする。しかしながら、この明細書、クレーム及びその図面を読みかつ理解すれば、当業者は本願に記載された特定の細部に従わなくても幾つかの実施形態を実行できることが分かるであろう。
図面では、全てではないが幾つかの実現可能な実施形態が例示されているが、縮尺通りに示されていないものもある。
1つの実施形態によれば、また図3に例示されているように、ガルヴァニック・アイソレータ10が消費する電力量を低減させる方法200が提供される。ステップ110において、送信機30がデータ又は電力信号を受信機20に送信する用意又は準備ができたとき、送信機30はウェークアップ信号を分離媒体40を横切って配置された受信機20に送信する。この受信機20は、感知回路50に動作可能に接続されている。ステップ220において、感知回路50は分離媒体40を通過したウェークアップ信号を受信する。この感知回路50は、第1の電源に動作可能に接続され、またほぼ連続的に給電されることが好ましい。ウェークアップ信号を受信する感知回路50に応答して、受信機20はスリープ・モード210から動作モードに始動される。ステップ120においてウェークアップ信号が送信された時から期間tRDYが経過した後で、ステップ130で、署名パターンが送信機30から分離媒体40を通過して感知回路50に送られる。次に、ステップ230において、感知回路50又は受信機20は、署名パターンの有効性を検証する。ステップ230において、署名パターンが有効であると判断されると、ステップ250において、受信機20はデータ又は電力信号を送信機30から受信可能にされる。ステップ140において、送信機30はデータ又は電力信号を送信機30から分離媒体40を通って受信機20に送信する。
図3のステップ150及び260にさらに示されているように、1つの実施形態によれば、この方法はステップ260において、署名パターンが受信された時から所定の期間の間にデータ又は電力信号が受信されたかどうかを判断するステップをさらに含む。データ又は電力信号が送信機30から受信機20に送信されない状態で所定の期間が経過すると、受信機20への給電は動作モードからスリープ・モード210に変わる。さらに、署名パターンが無効であると判断された場合、所定の期間が経過した後で、受信機20は動作モードからスリープ・モード210にパワー・ダウンされる。これに反して、データ又は電力信号が所定の期間内に受信されて、かつ署名パターンが有効であると判断される場合、ステップ150と270が実行される。この場合、ステップ150では、全てのデータ又は電力信号が受信機20に送信された後で、送信終了コードが送信機30から感知回路50又は受信機20に送られる。ステップ150で、送信終了コードが感知回路50又は受信機20によって受信されたことを受けて、ステップ270では、受信機20が動作モードからスリープ・モード210にパワー・ダウンされる。
種々の方法において、分離媒体40は容量性、磁気性又は光学性とすることができる。前述された方法は、幾つかの異なる実施形態に基づいて実行されることができるが、それに関する詳細は後述する。一般的な場合では、また分離媒体40が容量性、磁気性又は光学性であるかどうかに関係なく、送信機30、動作可能に接続された感知回路50を有する受信機20、及び送信機30と受信機20との間に配置されたガルヴァニック分離媒体40を備えた電力消費量が低減されたガルヴァニック・アイソレータが提供される。送信機30がデータ又は電力信号を受信機20に送信する用意又は準備ができたとき、送信機30はウェークアップ信号を分離媒体40を横切って感知回路50に送信するように構成される。感知回路50は第1の電源に動作可能に接続され、かつそれによってほぼ連続的に給電される。感知回路50はウェークアップ信号を受信するように構成されて、ウェークアップ信号を受信したとき、受信機20を始動させてスリープ・モードから動作モードにする。送信機30はさらに、ウェークアップ信号が送信された時から期間tRDYが過ぎた後で、署名パターンを感知回路50又は受信機20に送信するように構成される。感知回路50又は受信機20は、署名パターンの有効性を検証するように構成され、そして署名パターンが有効であると判断されると、受信機20が送信機30からのデータ又は電力信号を受信可能にする。受信機20は、スリープ・モードの間は動作モードに対して消費する電力量が低減されるように構成される。
そのような消費電力が低減されたガルヴァニック・アイソレータは、集積回路(IC)をさらに備えることができる。この場合、送信機30及び受信機20は、1つ又は分離されたICに集積される。送信機及び受信機用ICはカプセル化又はオーバー・モールドされて、単一パッケージを形成する。さらに、受信機20と送信機30は、別個のそれぞれのグラウンドに電気的に接続される。1つの実施形態では、送信機30は差動信号を送信するように構成され、受信機20は差動信号を受信するように構成される。受信機20と送信機30は、同相モード除去(CMR)回路も備えることができる。送信機30と受信機20の少なくとも一部は、CMOSプロセス、バイポーラ−CMOSプロセス、及び組み合わされたバイポーラ−CMOS−DMOS(BCD)プロセスの1つ以上のプロセスを用いて製造されることが望ましい。ガルヴァニック・アイソレータ10は、少なくとも部分的にポリイミド又はプラスチックでカプセル化されることができる。
図3の参照を続けると、アイソレータ10の感知側を超低電力又はスリープ・モードからウェークアップする方法が提供される。従来の分離装置では、感知又は検出側は通常の動作モードに維持されるため、感知側と送信側を分離する分離媒体の反対側に配置される送信側から送信される信号を、感知側は常に受信する用意ができている。このことは、感知側はアクティブな情報送信がない場合でも電力を消費していることを意味し、結果として望ましくない電力の浪費をもたらすことになる。本願で説明される方法は、分離された感知側が超低電力のスリープ・モードで動作できるようにし、これは次に、送信側からのウェークアップ信号により始動されて、通常の動作モードに設定される。このウェークアップ信号は、専用のチャネル又は時分割されたデータ・チャネルを通って送信されることができる。種々の方法は、ウェークアップ信号は本物であり、システム内のノイズ障害又は同相モードのグラウンド過渡事象によるものではないことを確実にする堅牢性に対するステップを含むことができる。これらの方法は、感知側をスリープ・モードに維持することができるため、アイドル状態の分離装置の電力消費を低減する。これらの方法は、使用される全ての分離媒体のタイプで使用することができ、また一例として、分離された光学性、容量性又は磁性装置の中で使用することができる。
本願で開示された様々な方法及び装置は、感知側を常にパワーアップ・モードに保ち、DC−DCコンバータを用いて感知側に電力を転送する、又は外部の離散形の光カップラを用いるような、従来技術の方法に対して幾つかの重要な利点を提供する。信号が送信機30から受信機20に送信されない時はスリープ・モードに感知側が維持される場合は、感知側の電力消費はゼロ又は極めて少ない。スリープ・モードでは、受信機回路は感知側の電源を完全に切断せずに、パワー・ダウンされる(すなわち、受信機20がスリープ・モードに入るとき、電力は感知回路50に引き続き送られる)。感知回路50に対する電源は、一般にほとんど常時使用できる外部の電源によって提供される。署名パターン、この署名パターンの検証、及び送信終了コードは、ノイズ障害又は同相モードのグラウンド過渡事象に対してシステムの堅牢性を確実にするため、本物のウェークアップ・コールは確実にかつ効果的に検出されることができる。ウェークアップ信号及びデータ又は電力信号は、1つのチャネルを、例えば時分割して送信されるか、又は2つ以上の別個のチャネルを通って別々に送信される。
好ましい実施形態では、ウェークアップ・チャネルは、データ信号チャネルと同じ信号転送特性を有する同じ分離媒体40を使用するため、通常のデータ信号チャネルよりも高い周波数を有する別個の分離チャネルを必要としない。受信機を始動するために使用する署名パターンは、固定の又は予め決められたパターンを有する信号とすることができ、またあらかじめ設定された時間枠内に発生する必要がある。周波数及び/又は時間をベースにした信号も、署名パターンを形成するために使用できる。
本願に示されている種々の実施形態は、電力を節約するために超低電力のスリープ・モードで動作しているガルヴァニック・アイソレータの感知側を始動させるための独特な解決策を提供する。好ましい実施形態では、送信側及び感知側は、分離媒体40によってガルヴァニック的に分離された2つの異なるICダイ上に搭載される。好適な分離媒体は、本質的に容量性又は磁気性であることが好ましいが、光アイソレータも考えられる。ウェークアップ信号は専用のチャネルを通って、又は時分割されたデータ・チャネルを通って送信されることができる。スリープ・モードで動作している感知側は、最初のウェークアップ信号を送信機30から受信して、次に、受信機20を始動する動作に進むことができなければならない。
容量性分離媒体の場合の、感知側でウェークアップ機能を実行する回路の1つの実施形態が、図4に示されている。装置が分離媒体40を横切って信号の送信が行われていないアイドル状態の場合は、感知側はスリープ・モードにある。スリープ・モードでは、電圧Vsenseがゼロであるため、NMOSトランジスタMN1はオフの状態にある。PMOS電流源MP1はコンデンサC1を充電し、シュミット・トリガの入力部をハイに引いている。このシュミット・トリガの出力部とその相補信号(complement)は、SRフリップフロップのReset及びSet入力部をそれぞれ駆動する。SRフリップフロップは、アクティブ・ハイのパワーアップ信号を受信機20の関連する回路に出力する。スリープ・モードでは、フリップフロップはリセット状態にあるため、パワーアップ信号はローである。これにより、感知回路50を除いて、感知側の受信機20内の全ての回路はパワー・ダウンされる。この感知回路50は動作を続けて、低減された電力を消費する。感知側がパワー・ダウンされた後では、受信機20では電力は消費されない。ディジタル論理ブロックは、静止状態では電流を消費しない。このため、スリープ・モードでは、感知側はゼロ又は超低電力状態が維持される。送信側がデータ又は電力信号を感知側に送ることを希望する場合、送信側は最初にウェークアップ信号を発生する。このウェークアップ信号は、1つの実施形態では、分離チャネル40を横切る持続時間tWAKEの連続した電圧パルスの列である。抵抗R1を横切って発生した電圧Vsenseは、NMOSトランジスタMN1のゲートを駆動するために使用され、そのしきい値電圧を超えると、トランジスタMN1をオンに切り換える。シュミット・トリガの入力部はこのようにMN1によってローに引かれて、Set入力部を駆動するその出力部はハイになる。このSRフリップフロップはこのときセットされ、ハイ信号をパワーアップ信号に送る。このことは次に、感知側の受信機20内の回路を始動し、これで次に、署名パターンとそれに続くデータ又は電力信号を受け取る準備ができる。信号転送の終了時に、ウェークアップ・パルスが消えて、Vsenseノードは抵抗R1を通ってゼロに自然に放電する。フリップフロップは再度リセットし、受信機20はスリープ・モードに戻る。フィルタ・コンデンサC1及びシュミット・トリガは、ノイズ障害又は同相モードのグラウンド過渡事象により間違ったトリガが生じないようにすることによって、システムに対してノイズ排除性を与える。
誘導性分離媒体の場合では、感知側でウェークアップ機能を実行する回路実装に関する1つの実施形態が、図5に示されている。この場合、分離媒体はインダクタであり、ウェークアップ信号パルス列は、スイッチS1を駆動するために使用され、電流IWAKEを1次コイルに注入する。スイッチS1がオンに切り替わると、1次コイル内の電流が2次コイルと結合して、抵抗R1の両端にVsense電圧を発生する。この回路は、図4に例示された回路と同じ方法で機能する。
図6は、データとウェークアップ信号の両方を1つの分離チャネルを通って送信するためのブロック図を示している。図6では、ウェークアップ信号とデータ又は電力信号が同じ分離チャネルを通って、送信側から感知/受信側に転送される。PORは、パワーオン・リセット信号である。感知/受信側で電源がオンになり動作可能になると、PORはD型フリップフロップをリセットするためにパルス信号を送る。これにより論理信号Vwake及びVwake_Barに対する初期状態が設定され、かつスイッチAがオンに、スイッチBがオフに切り換えられる。これはまた、受信機20をスリープ・モードにする。スイッチAがオンの間、それは信号が感知回路50に通過できるようにする。ウェークアップ信号が感知されると、クロック信号が発生されてD型フリップフロップに送られる。これによりVwake及びVwake_Barの論理が反転され、スイッチAがオフにスイッチBがオンに切り換えられる。その後、信号はスイッチAを通過できず、信号Vwake及びVwake_Barは現在の状態を維持する。同時に、Vwakeは受信機20を始動する。スイッチBがオンに変化すると、データ又は電力信号は受信機20に向かって通過することができる。受信機20は次に、受信された信号パターンが有効な署名パターンであるかどうかを確認する。署名パターンが有効であり、かつあらかじめ設定された時間ウィンドウの中で示される場合、受信機20はパワーアップの状態を維持する。受信された信号パターンが間違ったトリガを発生するノイズ又は不適切な信号である場合、スリープ・パルスがD型フリップフロップに送られて、Vwake及びVwake_Barをリセットする。この場合、Vwakeは受信機20をシャットダウンし、またスイッチBをオフに切り換える。同時に、Vwake_BarはスイッチAをオンに変化させる。これにより、データ又は電力信号がスイッチAを通って感知回路50に送られることができる。有効なパターン署名を確認するプロセスは、繰り返される。
図7は、データ又は電力信号及びウェークアップ信号を複数の分離チャネルを通って送信側から感知/受信側に転送するためのブロック図を示している。図7に示されているように、感知/受信側で電源がオンになり動作可能になると、PORはパルス信号をD型フリップフロップに送る。これにより、論理信号Vwakeに対する初期状態が設定される。このVwake信号は、受信機20を最初スリープ状態にする。ウェークアップ信号が感知されると、信号が発生されD型フリップフロップに送られて、Vwakeの論理を反転する。同時に、Vwakeは受信機20を始動させる。受信機20が始動されると、それは送信された署名パターンを確認する。この署名パターンが有効で、かつあらかじめ設定された時間ウィンドウ内に現れる場合、受信機20は動作状態が維持され、その通常の機能を実行する。受信された署名パターンが無効である場合、スリープ・パルスがD型フリップフロップに送られて、Vwakeを初期状態にリセットする。Vwakeがリセットされると、受信機20はシャットダウンされてスリープ・モードに戻される。次に、感知回路50は、受信機20を再度始動させるためにウェークアップ信号をさがす。有効な署名パターンを確認する工程は、このように繰り返される。
受信機20を起動するために、有効な署名パターンを受信機20及び/又は感知回路50が受け取る必要がある。有効な署名パターンは特定のパーティション信号を含むことができ、かつ好ましくは、予め決められた時間ウィンドウ内に送られる必要がある。周波数及び/又は時間ベースの信号は、有効な署名パターンを構成するために使用されることができる。受信機20が有効な署名パターンを検出すると、受信機20はスリープ命令が受信されるまで、動作を継続する。同様に、スリープ命令も、受信機20の電力消費量を下げる指示として、受信機20及び/又は感知回路50が認識する署名パターンとすることができる。データ又は電力信号の末尾に、送信機30はスリープ・モード署名パターンを付けて、受信機をスリープ状態に戻すことができる。
ウェークアップ信号、署名パターン、及びデータ及び電力信号は、手元の特定のアプリケーションや設計に基づいて、1つのチャネル又は2つ以上のチャネルを使用して、アイソレータ10の中で送信及び受信されることに注意されたい。さらに、ウェークアップ信号、署名パターン、及びデータ及び電力信号は、1つのチャネル又は2つ以上のチャネルによって、当業者に周知の時分割技術を用いてアイソレータ10の中で送信及び受信される。
さらに、好ましい実施形態では、アイソレータ10は、CMOS、バイポーラ−CMOS及び/又は組み合わされたバイポーラ−CMOS−DMOS(BCD)又は他の適当なチップ製造工程を用いて実現されて、送信機30、分離媒体40、受信機20及び感知回路50の全てを含む1つのチップ、集積された回路、パッケージ又はハイブリッドが形成される。
さらに、第1の電源は、感知回路50に連続的又はほぼ連続的に給電するように構成することができる。別の方法では、送信機30によるウェークアップ信号の送信に同期される感知回路50に対するパワーオンスケジュールに基づいて、第1の電源が感知回路50を断続的に給電するように構成することができることが最も好ましく、この場合、感知回路50がパワーアップされていることが知られてそのようなウェークアップ信号を感知する用意ができているときに、ウェークアップ信号が送信機30によって送信される。
本願で開示された装置及び方法の種々の実施形態に関する応用例には、ガルヴァニック・アイソレータ、磁気ガルヴァニック・アイソレータ、容量性ガルヴァニック・アイソレータ、コイル式トランスジューサ、マイクロ・トランス、ミニ・トランス、通信装置、高速通信装置、高電圧通信装置、トランスデューサ、トランスデューサ組立体、半導体装置及びハイブリッド装置が含まれるが、これらに限定されることはない。
本願で開示された発明の種々の実施形態により、これらに限定されることはないが、改良された回路の性能、より小型のパッケージ又はチップ、低い消費電力、及びより高速のデータ転送速度を含む幾つかの利点が提供されることが、当業者にはここで明らかになるであろう。
本願で説明された種々の構成要素、装置及びシステムを作る方法は、本願で開示された本発明の種々の実施形態の範囲の中に含まれることにさらに注意されたい。
前述された実施形態は、本願で開示された種々の発明の範囲を限定するものではなく、実施例として考えるべきである。前述の実施形態に加えて、詳細な説明及び添付した図面を見直すと、別の実施形態が考えられることが分かるであろう。従って、明示的に本願に記載されていない前述した実施形態の多くの組合せ、置き換え、変更及び修正は、本願で開示された様々な発明の範囲の中に含まれるであろう。
10 ガルヴァニック・アイソレータ
20 受信機
30 送信機
40 分離媒体
50 感知回路

Claims (35)

  1. ガルヴァニック・アイソレータが消費する電力量を低減させる方法であって、
    送信機がデータ又は電力信号を送信する用意又は準備ができたとき、ウェークアップ信号を分離媒体を横切って前記送信機から感知回路に動作可能に接続されている受信機に送信するステップと、
    前記分離媒体を通るウェークアップ信号を前記感知回路で受信するステップと、
    前記ウェークアップ信号を受信する前記感知回路に応答して、前記受信機をスリープ・モードから動作モードに始動するステップと、
    前記ウェークアップ信号が送信された時から期間tRDYが過ぎた後で、署名パターンを前記送信機から前記分離媒体を通って前記感知回路に送信するステップと、
    前記感知回路又は受信機で、前記署名パターンの有効性を検証し、前記署名パターンが有効であると判断されると、前記受信機がデータ又は電力信号を受信可能にするステップと、
    データ又は電力信号を前記送信機から前記分離媒体を通って送信するステップと、
    前記受信機を用いてデータ又は電力信号を受信するステップと、
    を含む方法。
  2. 前記感知回路が第1の電源に動作可能に接続され、かつほぼ連続的に前記第1の電源によって給電される、請求項1に記載の方法。
  3. 前記感知回路が第1の電源に動作可能に接続され、かつほぼ断続的に前記第1の電源によって給電される、請求項1に記載の方法。
  4. 前記第1の電源は、前記受信機に動作可能に接続され、かつ前記受信機に給電するように構成された第2の電源とは無関係である、請求項2又は請求項3のいずれかに記載の方法。
  5. 前記第1の電源が前記感知回路及び前記受信機の両方に給電するように構成される、請求項2又は請求項3のいずれかに記載の方法。
  6. 全てのデータ又は電力信号が前記受信機に送信された後で、送信終了コードを前記送信機から前記感知回路に送信するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  7. 前記感知回路で受信された前記送信終了コードに応答して、前記受信機を動作モードからスリープ・モードにパワー・ダウンするステップをさらに含む、請求項6に記載の方法。
  8. データ又は電力信号が前記送信機によって前記受信機に全く送信されずに所定の期間が経過した後で、前記受信機を動作モードからスリープ・モードにパワー・ダウンするステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  9. 署名パターンが無効であると判断された場合、所定の期間の後で、前記受信機を動作モードからスリープ・モードにパワー・ダウンするステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  10. 前記分離媒体が容量性、磁気性、又は光学性である、請求項1に記載の方法。
  11. ウェークアップ信号、署名パターン、及びデータ及び電力信号を1つのチャネルを通って送信するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  12. ウェークアップ信号、署名パターン、及びデータ及び電力信号を1つのチャネルを通って時分割送信するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  13. ウェークアップ信号、署名パターン、及びデータ及び電力信号を2つ以上の別個のチャネルを通って送信するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  14. 送信機と、
    動作可能に接続された感知回路を有する受信機と、
    前記送信機と前記受信機との間に配置されたガルヴァニック分離媒体と、
    を具備し、
    前記送信機がデータ又は電力信号を受信機に送信する用意又は準備ができたとき、前記送信機はウェークアップ信号を分離媒体を横切って感知回路に送信するように構成され、前記感知回路は前記ウェークアップ信号を受信するように構成されて、前記ウェークアップ信号を受信したとき、前記受信機を起動してスリープ・モードから動作モードに変化させ、前記送信機はさらに、前記ウェークアップ信号が送信された時から期間tRDYが過ぎた後で、署名パターンを前記感知回路又は前記受信機に送信するように構成され、前記感知回路又は前記受信機は、前記署名パターンの有効性を検証するように構成され、そして前記署名パターンが有効であると判断されると、前記受信機がデータ又は電力信号を受信可能にされ、前記受信機はスリープ・モードの間は動作モードに対して消費電力量が低減するように構成される、
    電力消費量が低減されたガルヴァニック・アイソレータ。
  15. 前記感知回路が第1の電源に動作可能に接続され、かつほぼ連続的に前記第1の電源によって給電される、請求項14に記載の電力消費量が低減されたガルヴァニック・アイソレータ。
  16. 前記感知回路が第1の電源に動作可能に接続され、かつほぼ断続的に前記第1の電源によって給電される、請求項14に記載の電力消費量が低減されたガルヴァニック・アイソレータ。
  17. 前記第1の電源が、前記受信機に動作可能に接続され、かつ前記受信機に給電するように構成された第2の電源とは無関係である、請求項15又は請求項16のいずれかに記載の電力消費量が低減されたガルヴァニック・アイソレータ。
  18. 前記第1の電源が前記感知回路及び前記受信機の両方に給電するように構成される、請求項15又は請求項16のいずれかに記載の電力消費量が低減されたガルヴァニック・アイソレータ。
  19. データ又は電力信号が所定の期間受信されないと、前記受信機が再びスリープ・モードに入るようにさらに構成される、請求項14に記載の電力消費量が低減されたガルヴァニック・アイソレータ。
  20. 前記ガルヴァニック分離媒体が容量性、磁気性、又は光学性である、請求項14に記載の電力消費量が低減されたガルヴァニック・アイソレータ。
  21. 全てのデータ又は電力信号が前記受信機に送信されたとき、前記送信機が送信終了コードを前記受信機に送信するようにさらに構成される、請求項14に記載の電力消費量が低減されたガルヴァニック・アイソレータ。
  22. 前記送信終了コードが受信されたことに応答して、前記受信機が動作モードからスリープ・モードに切り替わるようにさらに構成される、請求項14に記載の電力消費量が低減されたガルヴァニック・アイソレータ。
  23. データ又は電力信号が前記送信機によって前記受信機に全く送信されずに所定の期間が経過した後で、前記受信機が動作モードからスリープ・モードにパワー・ダウンするようにさらに構成される、請求項14に記載の電力消費量が低減されたガルヴァニック・アイソレータ。
  24. 署名パターンが無効であると判断された場合、所定の期間の後で、前記受信機が動作モードからスリープ・モードにパワー・ダウンするようにさらに構成される、請求項14に記載の電力消費量が低減されたガルヴァニック・アイソレータ。
  25. 前記送信機が集積回路(IC)を含み、かつ前記受信機がICを含む、請求項14に記載の電力消費量が低減されたガルヴァニック・アイソレータ。
  26. 前記送信機用ICと受信機用ICがカプセル化又はオーバー・モールドされて1つのパッケージを形成する、請求項14に記載の電力消費量が低減されたガルヴァニック・アイソレータ。
  27. 前記受信機と前記送信機が、別個の各々のグラウンドに電気的に接続される、請求項14に記載の電力消費量が低減されたガルヴァニック・アイソレータ。
  28. 前記送信機が差動信号を送信するように構成される、請求項14に記載の電力消費量が低減されたガルヴァニック・アイソレータ。
  29. 前記受信機が差動信号を受信するように構成される、請求項14に記載の電力消費量が低減されたガルヴァニック・アイソレータ。
  30. 前記送信機又は前記受信機の少なくとも一部が、CMOS工程、バイポーラ−CMOS工程及び組み合わされたバイポーラ−CMOS−DMOS(BCD)工程の1つ以上の工程を用いて製造される、請求項14に記載の電力消費量が低減されたガルヴァニック・アイソレータ。
  31. 前記ガルヴァニック・アイソレータが少なくとも部分的にポリイミド又はプラスチックでカプセル化される、請求項14に記載の電力消費量が低減されたガルヴァニック・アイソレータ。
  32. 前記送信機又は受信機が、同相モード除去(CMR)回路をさらに備える、請求項14に記載の電力消費量が低減されたガルヴァニック・アイソレータ。
  33. 前記ガルヴァニック分離媒体、前記送信機及び前記受信機が、ウェークアップ信号、署名パターン、及びデータ及び電力信号を1つのチャネルを通って送信するように構成される、請求項14に記載の電力消費量が低減されたガルヴァニック・アイソレータ。
  34. 前記ガルヴァニック分離媒体、前記送信機及び前記受信機が、ウェークアップ信号、署名パターン、及びデータ及び電力信号を1つのチャネルを通って時分割送信するように構成される、請求項14に記載の電力消費量が低減されたガルヴァニック・アイソレータ。
  35. 前記ガルヴァニック分離媒体、前記送信機及び前記受信機が、ウェークアップ信号、署名パターン、及びデータ及び電力信号を2つ以上の別個のチャネルを通じて送信するように構成される、請求項14に記載の電力消費量が低減されたガルヴァニック・アイソレータ。
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