JP2001094516A - 波浪観測における水中超音波を用いたデータ伝送システム - Google Patents
波浪観測における水中超音波を用いたデータ伝送システムInfo
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Abstract
いても誤動作や無駄な電力を消費することがない波浪観
測における水中超音波を用いたデータ伝送システムを提
供すること。 【解決手段】 データ伝送装置2は、海上のデータ伝送
制御装置3からの電源起動信号及び識別コードを受信
後、受信した識別コードと自己の識別コードとの照合を
行い、識別コードが一致したときデータ伝送を行い、識
別コードが不一致のときは、電源を遮断して受信待機モ
ードに切り替わり、無駄な電力を消費することがない。
Description
む)に長期間設置された海洋観測機器などのデータを海
上(水面上も含む)から超音波による音響無線により回
収したり、水中移動体との間でのデータを音響無線によ
り回収したりすることが可能な波浪観測における水中超
音波を用いたデータ伝送システムに関する。
温、潮位などを測定する海洋観測機器のデータの回収方
法は、一定期間測定したデータを前記海洋観測機器内の
メモリに記憶蓄積した後、前記海洋観測機器を海上に引
き上げて測定したデータの回収を行う方法と、海洋観測
機器にデータ伝送装置を組み込んで海上と海洋観測機器
間を音響無線によってデータを回収する方法とが行われ
ている。
でデータの回収を行う方法では、海洋観測機器の引き上
げ作業から前記海洋観測機器の海中への再設置作業が終
了するまでは海洋データの観測をすることができないた
め、海上と海洋観測機器間を音響無線によって海洋デー
タを回収する方法が用いられ始めている。
測データを回収する従来の技術としては、例えば特願昭
63−51085号に開示されている。
れたデータを前記海洋観測機器内の記憶装置に記憶して
おく。記憶されたデータは、定期的に船で前記海洋観測
機器を設置した海域で船によりデータが収集される。す
なわち、船より情報伝達の指令信号が超音波などにより
海中に送られる。この指令信号は、受波器と指令受信器
から成る受信装置で受信される。指令信号はまず受波器
で受信され、電気信号に変換される。この電気信号は、
指令受信器に送られ、ここで増幅された観測データを送
信するための指令信号と判断されると、記憶装置から記
憶されているデータが呼び出される。この呼び出された
信号は、送信器と送波器からなる送信装置へ送られる。
送信装置では、送信器で電力増幅され、送波器で超音波
信号に変換されて水中に放射され、海上にいる船へ信号
が送られる。
機器間を音響無線によってデータを回収する方法では、
海洋観測機器の消費電力を抑えるために伝送するデータ
量が制限され、データ伝送方式も単純な構成となってお
り、大容量のデータの観測には適していない。また、海
上からのデータの回収は、海上より海中に設置されてい
る海洋観測機器に対しトリガ信号を発して、海洋観測機
器の伝送部の電源を起動する。このとき、海洋観測機器
は消費電力を抑えるためにトリガ信号の受信のための回
路は最小構成で動作しており、また、トリガ信号も単純
な構成となっている。このため、複数の海洋観測機器が
隣接して設置されている場合には、複数の海洋観測機器
の電源部に起動がかかり、複数の海洋観測機器が同時に
動作することにより、データが回収できなかったり、無
駄な電力を消費する恐れがある。
大水深海域と異なり、信号が海面や海底での反射による
マルチパス(多重反射経路)を通って受信器に重畳さ
れ、受信波形を歪ませる結果、受信復調誤りを起こすお
それがある。
起動信号と識別コードを送信してデータ伝送装置を特定
し、データ伝送装置を特定した後にデータ伝送を行い、
誤作動が無く、省電力に優れた波浪観測における水中超
音波を用いたデータ伝送システムを提供することを目的
とする。また、マルチパスによる通信障害に対し、その
程度をSN比で測定し、その結果を表示手段により表示
することにより、オペレータが通信状態を知ることがで
きるデータ伝送システムを提供することを目的とする。
おける水中超音波を用いたデータ伝送システムは、海中
に設置してデータを測定する海洋データ計測手段と、海
中に設置して前記海洋データ計測手段からのデータを収
集し、海上に対して超音波信号により収集した収集デー
タを送信するデータ伝送手段と、海上で前記データ伝送
手段からの超音波信号の収集データを受信するデータ伝
送制御手段からなるデータ伝送システムにおいて、前記
データ伝送制御手段は、前記データ伝送手段に対し主電
源の起動信号及び識別コードを送信し、前記データ伝送
手段は、前記データ伝送制御手段からの主電源の起動信
号を受信後主電源の起動を行い、主電源の起動後に受信
した前記識別コードと自己の識別コードとの照合を行
い、受信した前記識別コードが自己の識別コードと一致
したときには、前記データ伝送制御手段にデータを送信
し、受信した前記識別コードが自己の識別コードと不一
致のときには、主電源を遮断して前記データ伝送制御手
段からの信号を受信する受信待機モードに切り替わる構
成としたものである。
超音波を用いたデータ伝送システムの前記データ伝送制
御手段は、基準位相シンボル及び少なくとも1個以上の
データシンボルでなるフレームと該フレームとの間又は
事前信号と前記フレームとの間の送信休止期間が海底か
ら海面までの距離の2倍以下の伝播時間よりも短く、A
GCアンプの安定化時間が前記送信休止期間に比べて長
い時定数を有してなり、前記送信休止期間中の信号のレ
ベルをサンプリングして前記フレームのデータシンボル
の信号のレベルと比較して演算した結果を受信信号のS
N比として表示する表示手段を設けたものである。
超音波を用いたデータ伝送システムの前記データ伝送手
段は、時間を管理する時計回路を内蔵し、前記時計回路
の時間が前もつて設定された指令を受信する待機時刻に
達したとき、前記データ伝送手段の受信部の電源回路に
信号を発して前記受信部の受信回路を駆動制御するもの
である。
よる波浪観測における水中超音波を用いたデータ伝送シ
ステム(以下、データ伝送システムとも称する。)につ
いて説明する。本発明による波浪観測における水中超音
波を用いたデータ伝送システムは、海洋のみならず、湖
などの水中においても適用することができることは勿論
であり、表現上、海上は水上を含み、海底は水底を含
み、適宜変更して使用することができる。以下には、海
洋データの観測をする場合について説明するが、水中に
おけるデータ伝送システムとして構成することも可能で
ある。
中超音波を用いたデータ伝送システムの構成を示す図で
ある。
定する海洋データ計測手段としての観測機器1(図1で
は波浪観測装置を示す)と、前記海洋データ計測手段と
しての観測機器1からのデータを収集し、海上へ収集デ
ータを超音波信号により送信するデータ伝送手段として
のデータ伝送装置2を共に設置し、前記観測機器1と前
記データ伝送装置2間を通信用水中ケーブル(図示せ
ず)で接続している。また、前記データ伝送装置2の超
音波送受波器9は、前記データ伝送装置2に内蔵されて
いる。
電源の起動信号を送信し、前記データ伝送手段としての
データ伝送装置2からの超音波信号のデータを受信する
データ伝送制御手段としてのデータ伝送制御装置3が設
置されている。前記データ伝送制御装置3の超音波送受
波器9は、データ伝送装置2が設置されている海底に向
けて、舷側などより吊り下げて海中に固定配置されてい
る。また、データ制御装置3には、データ伝送中の通信
状態をS/N比で表示する表示手段としての表示部30
が設けられている。
は、前記データ伝送装置2を複数併設することができ、
多種の観測機器1からの観測データを収集することが可
能な構成となっている。
1によって測定されたデータを収集して海上へ超音波信
号により収集データを送信するデータ伝送装置2の送受
信部について図2を参照して説明する。図2は、データ
伝送装置の送受信部のブロック図である。
受信部は、基準信号となる搬送波を発生する搬送波発生
器6と、送信すべきデータを前記搬送波発生器6からの
搬送波により位相変調する位相変調回路7と、前記位相
変調回路7から出力された信号を増幅する送信回路8
と、前記送信回路8から出力された信号を超音波に変換
して海中への送信及び海中からの超音波信号の受信を行
う超音波送受波器9と、前記超音波送受波器9で受信し
た超音波信号を復調する受信回路10と、前記データ伝
送制御装置3(図1に図示)からの前記データ伝送装置
2の電源を起動する信号を受ける起動信号受信回路12
と、前記位相変調回路7、前記送信回路8及び前記受信
回路10などを制御するマイクロコンピュータを内蔵し
た送受信制御回路11と、海洋計測器からのデータを記
憶保持するメモリ15(記憶装置)とから構成されてい
る。
Hzの正弦波を搬送波として前記位相変調回路7に出力
する。前記位相変調回路7は、遅延同期検波方式の4−
DPSK(4−Differential Phase
Shift Keying)変調を行う4相位相差変
調回路で構成されており、前記メモリ15より入力され
るデータを前記搬送波発生器6からの搬送波の位相を0
゜、90゜、180゜、270゜の4種の位相シフトに
より変調を行う。前記位相変調回路7は、前記メモリ1
5からのデータを4相位相差変調回路により1シンボル
あたり2ビットの情報に変換して出力する。
は、前記位相変調回路7より前記送信回路8、前記超音
波送受波器9を通り、超音波信号として海中に発せられ
る。
を図3を参照して説明する。
前信号として最初の一定時間は変調波又は無変調波を連
続して送信後、信号を出力しない送信休止期間を設け
る。前記送信休止期間経過後、基準信号、データ信号の
順に所定の時間送信を行う。前記基準信号、データ信号
を送信後、再度送信休止期間を設ける。以後、送信休止
期間経過後、基準信号、データ信号の送信を所定のデー
タ量の送信の完了まで繰り返す。
間の基準信号及びデータ信号を図3(a)に示すように
フレームと称する。
報を1シンボルとする、複数のデータ情報より構成され
る。
ムの基準信号とデータ信号の詳細を示す図である。
位相シンボル、またデータ信号を構成する各データ情報
をデータシンボルと称し、基準位相シンボルからのデー
タ信号を順に、データ1シンボル、データ2シンボルと
呼び、図3(b)に示した例ではデータ1シンボルから
データ8シンボルまでの8シンボルで構成されている。
以後、基準信号を基準位相シンボルとし、また、データ
信号をデータシンボルとして説明する。
ル及び各データシンボルは、図2に示す搬送波発生器6
から入力される搬送波の6周期で構成されており、基準
位相シンボルの時間幅(以下、基準位相シンボル長と称
す)及び各データシンボルの時間幅(以下、データシン
ボル長と称す)は、予め設定されている。
信される超音波信号を受信するデータ伝送制御装置3の
受信回路について、図4に示すブロック図を参照して説
明する。なお、データ制御伝送装置3の受信回路と前記
データ伝送装置2の受信回路10とは同一構成であるた
め、データ伝送制御装置3の受信回路のみを説明する。
なお、データ伝送制御装置3の受信回路は、データ伝送
装置2から4−DPSK変調で送信された超音波信号を
4−DPSK復調によりデータを復元するものである。
信した信号はAGCアンプ10aに入力され、前記AG
Cアンプ10aにより一定の振幅レベルの信号が出力さ
れる。前記AGCアンプ10aの出力信号は、絶対値整
流回路10b及び波形整形回路10cにそれぞれ入力さ
れる。前記絶対値整流回路10bは、入力された信号を
全波整流して正の絶対値の信号に変換する。前記絶対値
整流回路10bより出力された信号は第3比較器10f
に入力される。前記第3比較器10fは、前記絶対値整
流回路10bより入力された信号を第1基準電源10u
の基準電圧と比較する。
まれる雑音を除去するための基準電圧を出力する。
回路10bより入力される信号の電圧が前記第1基準電
源10uの基準電圧以上のとき、デジタル値の“1”を
出力し、前記1基準電源10uの基準電圧未満のときは
デジタル値の“0”を出力する。前記第3比較器10f
の出力信号は、送受信制御回路11(図2に図示)内の
データ識別部11aに入力され、図3に示す前記事前信
号及び各フレームの基準位相シンボルの検出に用いられ
る。
信号は波形整形回路10cに入力され、前記波形整形回
路10cは、AGCアンプ10aからの出力信号を波形
整形し、この波形整形された信号を第1比較器10d及
び移相回路10mにそれぞれ入力する。
路10cの出力信号と第2基準電源10vからの基準電
圧とを比較し、前記波形整形回路10cより入力された
信号の電圧が前記第2基準電源10vの基準電圧以上の
とき、デジタル値の“1”を出力し、前記第2基準電源
10vの基準電圧未満のときはデジタル値の“0”を出
力する。
1比較器10dと第2比較器10eに入力される信号を
デジタル値の“1”又は“0”に変換するための基準電
圧が設定されている。
cからの信号の位相を90゜シフトして、第2比較器1
0eに入力する。前記第2比較器10eは、前記移相回
路10mからの出力信号と前記第2基準電源10vから
の基準電圧と比較し、前記移相回路10mから入力され
た信号の電圧が前記第2基準電源10vの基準電圧以上
のときデジタル値の“1”を出力し、前記第2基準電源
10vの基準電圧未満のときはデジタル値の“0”を出
力する。
た信号は、遅延回路10nに入力されて、1シンボル分
のデータが遅延される。前記遅延回路10nは、FIF
O(First In First Out)メモリ15
で構成されており、FIFOメモリはデータを入力した
順にデータを取り出せるように成っている。前記遅延回
路10nは、1シンボル分の信号を遅延後、遅延した1
シンボル分の信号を第1論理回路10pに入力する。前
記第1論理回路10pは、排他的論理和(Exclus
ive OR)回路で構成されており、前記第1比較器
10dからの出力信号と前記遅延回路10nからの出力
信号との排他的論理和を演算し、第1LPF(Low−
Pass Filter)10sに出力する。
路10nと前記第2比較器10eから入力される信号を
前記第1論理回路10pと同様に排他的論理和の演算を
行い、第2LPF10tに出力する。
tは、入力信号の低周波のみを通過するように構成され
ており、前記第1論理回路10p及び第2論理回路10
qからの信号を平準化して次段に出力する。
第2論理回路10qは、第1比較器10d及び第2比較
器10eから出力される信号(この信号を現信号と称
す)と、前記遅延回路10nから出力される1シンボル
分遅延された信号(この信号を遅延信号と称す)との排
他的論理和の演算を行い、現信号と遅延信号との変化量
を検出するものである。
る遅延信号に対し、現信号と遅延信号との位相差による
論理回路の出力及びLPFの出力波形を示す図である。
のときの論理回路の出力及びLPFの出力電圧波形を示
す。現信号と遅延信号とが同相のときは、LPFの出力
電圧は0(V)である図6(b)は、現信号と遅延信号
との位相差が90゜又は270゜のときの論理回路の出
力及びLPFの出力電圧波形を示す。現信号と遅延信号
との位相差が90゜又は270゜ときは、LPFの出力
電圧は2.5(V)である。
差が180゜のときの論理回路の出力及びLPFの出力
電圧波形を示す。現信号と遅延信号との位相差が180
゜のときは、LPFの出力電圧は5(V)である。
sを通った信号は、図4に示す第4比較器10g及び第
5比較器10hにそれぞれ入力される。
を通った後の信号は、図4に示す第6比較器10j及び
第7比較器10kにそれぞれ入力される。
10tで平準化された出力電圧は、前述したように、現
信号と遅延信号との位相差により0(V)、2.5
(V)、5(V)のいずれかの電圧が出力される。
第5比較器10h、第6比較器10j及び第7比較器1
0kの動作について説明する。
10sより入力された信号と第3基準電源10wとの基
準電圧との比較を行う。前記第3基準電源10wは、基
準電圧として1.2(V)が出力されるよう設定されて
いる。前記第4比較器10gは、入力された信号の電圧
が前記第3基準電源10wの基準電圧以上のときデジタ
ル値の“1”を出力し、前記第3基準電源10wの基準
電圧未満のときはデジタル値の“0”を前記データ識別
部11aに出力する。
10sより入力された信号と第4基準電源10xの基準
電圧との比較を行う。前記第4基準電源10xは、基準
電圧として3.6(V)が出力されるよう設定されてい
る。
の電圧が第4基準電源10xの基準電圧以上のときデジ
タル値の“1”を出力し、前記4基準電源10xの基準
電圧未満のときはデジタル値の“0”を前記データ識別
部11へ出力する。
2LPF10tより入力された信号と第3基準電源10
wとの基準電圧との比較を行い、前記第7比較器10k
は、前記第2LPF10tより入力された信号と第4基
準電源10xとの基準電圧との比較を行う。
での各出力信号は、送受信制御回路11のデータ識別部
11aに入力され、前記超音波送受波器9で受信した信
号を2ビットのデータ情報に復調する。
法について図8を参照して説明する。
出力されるフレーム及び送信休止期間の各信号の波形を
示す図である。図8(a)に示すように、絶対値整流回
路10bからの出力波形は、正の絶対値電圧が出力され
る。図8(b)は第3比較器10fからの出力される信
号の波形を示す図である。図8(b)の第3比較器10
fからの出力信号が“1”から“0”に変化したときか
らt3後に図8(c)に示すサンプリングパルスを“O
N”にして絶対値整流回路10bからの送信休止期間の
出力電圧値を読み取って記憶する。このときの出力電圧
値をV2とする。電圧値(V2)は、信号成分を含まな
い海中での雑音、マルチパスによる雑音など全ての雑音
の大きさを示している。
も影響の大きい海面と海底を夫々1回ずつ反射してデー
タ伝送制御装置3に受信される伝播波と直接到達波との
到達時間差は、 t=n×H/水中音速 で表すことができる。 t:時間、n:2倍を越えるもの(n=2は含まな
い)、H:海底から海面までの距離である。
害は、海面と海底を夫々1回ずつ反射して到達した伝播
波が本来の直接到達波に重畳したときに発生する。すな
わち、nが2を越える場合の到達時間差よりも送信休止
期間が長い場合にはマルチパスが入り込んでこないので
通信障害は発生しにくい。しかし、例えば、水深20m
のときには約27msecになり、このような長さの送
信休止期間を設けると、データ伝送速度が低下してデー
タ伝送速度の高速化を図ることができない。逆に、nが
2以下の場合の到達時間差よりも送信休止期間が短い場
合にはマルチパスが重畳されるので通信障害が発生しや
すくなる。
ムでは、送信休止期間が海底から海面までの距離の2倍
以下の伝播時間よりも短い場合であっても、AGCアン
プの安定に要する時間が前記送信休止期間に比べて長い
時定数を有しているのでデータ伝送速度を低速化させる
ことなく高速で行うことができ、しかもデータ伝送中の
通信品質を確認しながら伝送することができるようにな
っている。
間(安定化時間とも言う)(時定数)は、実施例では事
前信号として無変調連続波を送信し、AGCアンプ10
aの安定化を計っている。また、超音波信号の送信休止
期間の送信休止時間はAGCアンプ10aの時定数以下
であるため、AGCアンプ10aは事前信号受信時の利
得(ゲイン)を保持している。すなわち、AGCアンプ
10aは、送信休止期間に比べて受信ゲインをほぼ一定
とみなすことができる十分長い時定数を有している。
ータシンボルでの絶対値整流回路10bから出力される
電圧値は、AGCアンプ10aにより一定の電圧値に制
御されている。このときの一定の電圧値をV1とし、前
もってメモリに記憶しておく。送受信制御回路11のマ
イクロコンピュータによりフレームの電圧値(V1)及
び送信休止期間の出力電圧値(V2)より(V1/V
2)の演算を行い、演算結果を信号と雑音の比(SN
比)として送受信制御回路11の表示部30へ出力す
る。その結果、オペレータは前記SN比を監視すること
によって通信品質を確認することができる。
ドについて説明する。データ伝送装置2の動作モード
は、スリープモード、観測器データ収集モード、受信待
機モードの3モードである。
時計回路及び時計回路周辺の回路のみに電源を供給する
モードである。前記スリープモードは、時計回路及び時
計回路周辺の回路のみに電源を供給するため、データ伝
送装置2の消費電力が少なく省電力化が計られる。
測機器1で測定されたデータを通信により収集し、メモ
リ15に記憶するものである。観測器データ収集モード
では、観測器インターフェース回路(図示せず)、送受
信制御回路11、メモリ15など観測器のデータ収集に
必要な回路のみ電源が供給される。
御装置3からの電源の起動信号を常時受信できるよう待
機するモードである。電源は、起動信号受信回路12に
供給される。
えは、時間を管理する時計回路の時間によって行われ
る。すなわち、前記時計回路の時間が前もって設定され
た時刻に達したとき、各モードの信号を発生し、各動作
モードに応じた電源を供給するよう制御する。
いて、図7を使用して説明する。
行う電源制御部のブロック図を示す図である。
電回路23、第2通電回路24及び第3通電回路25に
電源を供給する。各通電回路は、入力信号により電源部
の電源の出力又は遮断を行う。
作モード制御回路21に出力される。前記動作モード制
御回路21は、前記時計回路20より出力される時刻
と、前もって設定されている各動作モードの動作開始時
間と終了時間とを比較し、前記時計回路20より出力さ
る時刻が動作開始時間に達したとき、通電回路に“O
N”(通電信号)の信号を出力する。また、時計回路2
0より出力された時刻が終了時間に達したときは、通電
回路に“OFF”(遮断信号)の信号を出力する。前記
通電回路は、前記動作モード制御回路21からの信号が
“ON”のとき、所要の電源を各回路に通電し、前記動
作モード制御回路21からの信号が“OFF”のとき、
供給している電源を遮断する。
えば、前記動作モード制御回路21で時間23時から2
4時までと設定されているときには、時計回路20の時
刻が23時に達したとき、前記動作モード制御回路21
は、第1通電回路23に通電信号(図7に示す)を出
力し、前記第1通電回路23は、観測器インターフェー
ス回路(図示せず)、送受信制御回路11、メモリ15
など観測器のデータ収集に必要な回路に主電源を供給
し、送受信制御回路11は、観測機器1と通信してデー
タを収集する。
8時までと設定されているときには、前記動作モード制
御回路21は、所定の時刻で第2通電回路24に通電信
号(図7に示す)を出力し、前記第2通電回路24は
起動信号受信回路に電源を供給する。海中のデータ伝送
装置2が、指令動作のみを受け付ける受信待機モードで
動作中、海上のデータ伝送制御装置3より電源起動信号
を受信すると、データ伝送装置2は電源の起動を行い、
送受信制御回路11のマイクロコンピュータが動作し、
データ伝送装置の受信動作が可能となる。
を受信後の動作状態を図5に示す。
源起動信号がデータ伝送装置2の送受信部の起動信号受
信回路12で受信されると、通電信号(図7の)を第
3通電回路25に出力する。第3通電回路25は、デー
タ伝送装置2の主電源で受信回路10、送受信制御回路
11のマイクロコンピュータなどに電源を供給し、デー
タ伝送装置2の全機能を使用可能にする。図5(a)に
示す時間t1後に、海上のデータ伝送制御装置3より識
別コードが送信され、データ伝送装置2の受信回路10
で受信し送信制御回路11に入力する。なお、図5
(a)に示す時間t1は、データ伝送装置2の主電源起
動後のマイクロコンピュータの初期立ち上がりに要する
時間である。
1のマイクロコンピュータは、受信した識別コードと自
己の識別コードとの照合を行い、照合した結果、受信し
た識別コードと自己の識別コードが一致したときには、
順次送られてくる指令に基づいて動作する。そして、メ
モリ15に記憶していたデータを超音波送受波器9より
海上へ送信する。
の識別コードが不一致のときには、送受信制御回路11
のマイクロコンピュータは図5(b)に示すt2の時間
で第3通電回路25に遮断信号を送り電源を遮断する。
電源の遮断により前記データ伝送装置2は、海上からの
起動信号のみを受信する受信待機モードに切り替わる。
ドを切り替え、動作モードに応じた電源を供給すること
により、無駄な電力消費を防ぐことができ、長期間海中
で使用可能となる。
複数のデータ伝送装置が隣接して設置されている海中で
は、データ伝送装置毎に識別コードを割り当てることに
より、海上より特定のデータ伝送装置を呼び出すことが
できるため、他のデータ伝送装置の誤動作や無駄な電力
消費を防ぐことができる。
り各動作モードに応じた電源を供給することにより無駄
な電力の消費がなく、省電力化が計られる。また、デー
タ伝送中のSN比をいち早くオペレータに伝えることに
より、通信品質を確認することができる。
構成図である。
ある。
は、(a)に示したフレームの詳細を示す図である。。
回路を示すブロック図である。
状態を示す図である。
出力及びLPFの出力波形を示す図であり、(a)は、
現信号と遅延信号との位相差が0゜のとき、(b)は現
信号と遅延信号との位相差が90゜又は270゜のと
き、(c)は、現信号と遅延信号との位相差が180゜
のときをそれぞれ示す図である。
す図である。
ム及び送信休止期間の各信号の波形を示し、(b)は第
3比較器からの出力される信号の波形を示し、(c)は
サンプリングパルスのタイミングをそれぞれ示す。
Claims (3)
- 【請求項1】 海中に設置してデータを測定する海洋デ
ータ計測手段と、海中に設置して前記海洋データ計測手
段からのデータを収集し、海上に対して超音波信号によ
り収集した収集データを送信するデータ伝送手段と、海
上で前記データ伝送手段からの超音波信号の収集データ
を受信するデータ伝送制御手段からなる波浪観測におけ
る水中超音波を用いたデータ伝送システムにおいて、 前記データ伝送制御手段は、前記データ伝送手段に対し
主電源の起動信号及び識別コードを送信し、前記データ
伝送手段は、前記データ伝送制御手段からの主電源の起
動信号を受信後主電源の起動を行い、主電源の起動後に
受信した前記識別コードと自己の識別コードとの照合を
行い、 受信した前記識別コードが自己の識別コードと一致した
ときには、前記データ伝送制御手段にデータを送信し、 受信した前記識別コードが自己の識別コードと不一致の
ときには、主電源を遮断して前記データ伝送制御手段か
らの信号を受信する受信待機モードに切り替わることを
特徴とする波浪観測における水中超音波を用いたデータ
伝送システム。 - 【請求項2】 前記データ伝送制御手段は、基準位相シ
ンボル及び少なくとも1個以上のデータシンボルでなる
フレームと該フレームとの間又は事前信号と前記フレー
ムとの間の送信休止期間が海底から海面までの距離の2
倍以下の伝播時間よりも短く、AGCアンプの安定化時
間が前記送信休止期間に比べて長い時定数を有してな
り、前記送信休止期間中の信号のレベルをサンプリング
して前記フレームのデータシンボルの信号のレベルと比
較して演算した結果を受信信号のSN比として表示する
表示手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の波浪
観測における水中超音波を用いたデータ伝送システム。 - 【請求項3】 前記データ伝送手段は、時間を管理する
時計回路を内蔵し、前記時計回路の時間が前もつて設定
された指令を受信する待機時刻に達したとき、前記デー
タ伝送手段の受信部の電源回路に信号を発して前記受信
部の受信回路を駆動制御することを特徴とする請求項1
に記載の波浪観測における水中超音波を用いたデータ伝
送システム。
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