JP2004165950A - 電力線通信装置 - Google Patents

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Naoto Takahashi
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Abstract

【課題】同一の電力線に接続されている機器のON−OFF情報を入手することが出来るので、あらかじめ記憶済みの接続されている機器の雑音帯域以外の帯域で電力線通信を開始できる。従って、通信を開始する手順の大幅な簡略化と、高速伝送できるという事を目的とする。
【解決手段】電源スイッチ検出部、電力線通信部、中央演算装置、デジタルシグナルプロセッサ、アナログフロントエンドメモリで構成する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は電力線通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、家庭内などにおいてパーソナルコンピュータ(以下PC)同士又は、PCとプリンタ間等のデータ通信などに設置済みの電力線を使用して通信を行う電力線通信装置が提案されている。この電力線通信装置は、家庭内の電力線に電力線モデム等でデータ信号を変調し、コンセントから電力線を介して他のコンセントから通信を行う対向の電力線モデムがデータ信号を受信する。受信した電力線モデムは信号を復調する。これにより電力線を用いて通信を成立させる。しかしながら、電力線通信には次のような欠点がある。
【0003】
複数のコンセントに接続された種々の電気機器から電力線通信に使用する帯域に対して雑音が出力される。電力線に使われる配線材料が一定でない。さらに、接続トポロジーが複雑になることで特定インピーダンスが変化するため特定インピーダンスの特定が困難になり、電力線通信の信号に悪影響を与える。
【0004】
これらにより電力線通信装置においては、安定かつ確実に電力線通信信号を伝送することが困難であるという問題があった。
【0005】
このように安定かつ確実に電力線通信信号を伝送することが困難な場合、結局、伝送速度を低速にしなければならず、伝送時間が増大する。また信号再送を繰り返さなければならない場合があり、リアルタイムによる信号の伝送が損なわれる。
【0006】
これらの諸問題を解決する為に、過去においてさまざまな方法が提案されている。
【0007】
特開平11−234180号公報では、電力線を介して安定かつ確実に情報信号を伝送することを目的に考案されたものであり、概略は次に示すものである。伝送する情報信号を異なる複数の周波数帯域により送出し、受信側において伝送品質の良い周波数帯域を選択して情報信号を受信するようにするものである。これは電力線の雑音により伝送信号の劣化を予想し、その対応策である。
【0008】
また、特開平11−127092号公報においては、複数台の電力線搬送通信装置に対し、電力線の周波数に特性に合わせて、異なる搬送周波数で通信していても、その異なる周波数同士間の通信を行うことが可能になるようにするものである。
【0009】
これらの従来の提案には次のような問題点がある。
【0010】
▲1▼情報信号を複数の周波数帯域に送出することで、伝送速度の低下を招く恐れがある。さらに周波数帯域を切替えて受信する事で回路規模が大きくなる。
【0011】
▲2▼雑音対策のため異なる搬送周波数で電力線通信を行う。これにより相互通信を実現するには周波数相互変換器を備えなくてはならず、システムが複雑になり、さらにコスト高になる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
従来における電力線通信において、問題点の解決方法は、電力線上の雑音がどのような雑音かが全く不明の状態で電力線通信を行ない、複数の搬送波周波数を使うなどのいわゆる対処法で行なってきた。この為、手順が複雑になり、再送を繰り返す事で結局伝送速度を低下させる事になる。
【0013】
本発明は、電力線上に接続された電気機器の雑音と雑音の出力する電気機器を対応して記憶し、これらの電気機器のON−OFF情報を入手する事で雑音が出ている帯域を使用する事なしに電力線通信を行なう。したがって、安定かつ確実に電力線通信をすることができる電力線通信装置を提案しようとするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明は下記の構成を特徴とする電力線通信装置である。
【0015】
(1)電力線に接続され電力線を介して通信可能な1つ以上の通信装置で構成されている電力線通信システムおいて、前記通信装置は複数の搬送波周波数で電力線通信を行う電力線通信手段と電力供給により電力線に接続された電力線接続装置から動作中に出力される信号レベルを計測する計測手段と、前記計測手段によって計測した前記信号レベルと前記信号レベルに対応した前記電力線接続装置を記憶する記憶手段を備え、前記通信装置が電力線通信を行う際、前記電力線接続装置が動作中か否か検知し、前記電力線接続装置が動作中の場合、前記記憶手段によって前記通信装置は搬送波周波数で電力線通信を行うことを特徴とする通信装置。
【0016】
(2)(1)の通信装置において、電力供給により電力線に接続された電力線接続装置の動作開始信号を受信する動作開始受信手段を備え、前記通信装置が電力線通信を行う際、前記動作開始受信手段を受信し、前記電力線接続装置が動作中の場合、前記記憶手段から信号レベルを読み出し、電力線通信可能な搬送波周波数を選択して電力線通信を行うことを特徴とする通信装置。
【0017】
(3)(2)の通信装置において、前記通信装置は前記電力線接続装置の動作終了信号を受信する動作終了受信手段を備え、前記通信装置は電力線通信中に前記動作終了手段を受信すると、前記記憶手段によって搬送波周波数で電力線通信を行うことを特徴とする通信装置。
【0018】
【発明の実施の形態】
(実施例)
本発明の実施例における、電力線通信装置おいて、電力線に接続されている電気機器のON−OFF情報を入手し、動作している電気機器の出力している雑音帯域を使用しないで電力線通信を行う動作を図1〜図5に基づき説明する。
【0019】
図1は本発明の実施例における家庭内の配線図、図2は掃除機の構成図、図3はプリンタの構成図、図4はパーソナルコンピュータ(以下PC)の構成図、図5はフローチャートである。次に構成品の概要を示す。
【0020】
101は家庭内の電力線、102〜105は家庭内のコンセント、201は掃除機に接続された動作情報発信ボード、202は家庭内の電力線101に接続された掃除機本体、203は掃除機本体202と動作情報発信ボード201を接続する電源線、204は掃除機本体202の電源、205は掃除機本体202の電源を入切する電源スイッチ、206は電源スイッチ205のスイッチを検出するスイッチ検出、207は動作情報発信ボード202の中央演算装置、208はアナログフロントエンド(以下AFE)、209はコンセント101などに接続するコンセントプラグ、301は家庭内の電力線に接続して電力線通信を行うプリンタ本体、302は電力線通信での信号をプリンタ本体と送受信する制御線、303はプリンタ本体301の電源を供給する電源線、304はPC本体401と電力線通信を行う電力線通信部、305は電力線通信を制御する中央演算装置、306は電力線通信の信号を変復調するデジタルシグナルプロセッサ(以下DSP)、307はDSP306で変復調された信号をA/D、D/A変換するAFE、308は電力線通信の信号を送受信するドライバレシーバ、309は電力線上に接続された電気機器の雑音レベルと対応機器を記憶するメモリ、310はプリンタ本体301に電源を供給する電源部、311はコンセント101などに接続するコンセントプラグ、401は家庭内の電力線101を介してプリンタ本体301と電力線通信を行うPC本体、402はPC本体401のマザーボード、403は電力線通信を行うPCIボードを実装するPC本体のPCIバス、404は電力線通信を行うPCIボード、405はPC本体401の電力線通信を制御する中央演算装置、406はPC本体401の電力線通信の信号を変復調するDSP、407はDSP406で変復調された信号をA/D、D/A変換するAFE、408は電力線通信の信号を送受信するドライバレシーバ、409はコンセント101などに接続するコンセントプラグ、410は電力線上に接続された電気機器の雑音レベルと対応機器を記憶するメモリである。
【0021】
図5のスタートで動作開始となる(S501)。PC本体401とプリンタ本体301の電力線通信に先立ち、同一の電力線101に接続されて動作する掃除機202が出力する雑音レベルがどの程度なのかを測定する。この手順は、掃除機本体202を動作させ、PC本体401の電力線通信PCIボード404で検出する。
【0022】
掃除機202を動作中に電力線101のドライバレシーバ408を経由して入力される雑音信号をAFE407でA/Dし、DSP406で復調する。復調された信号をPCIボード404の中央演算装置405は、電力線通信で使用するキャリアのどの部分が使えるかをメモリ410に記憶する。この時に雑音信号とその発生源も対応づけて記憶する(S502)。ここではPC本体401での記述にとどめるが、プリンタ本体301についてもこの動作は行なわれる。
【0023】
電力線通信の開始の要求があった場合(S503)、PC本体401は他の電気機器が動作しているか否かを検出する。動作していない場合は通常の電力線通信を行う(S504のYES、S505)。掃除機本体202が動作している場合、検出方法を記す。掃除機本体202が動作時は電源スイッチ205がONになっており、これをスイッチ検出206で検出する。中央演算装置207はこの情報をドライバレシーバ208、コンセントプラグ209を経由してPC本体401に通知する。これによりPC本体401は掃除機が動作していることを認識する(S506)。
【0024】
掃除機が動作している事で、メモリ410に記憶された雑音信号レベルを読み出し、使用可能である電力線通信キャリアを選択する。雑音で妨害を受けないキャリアで電力線通信動作を開始する(S507)。電力線通信中に掃除機の動作が終了していない場合(S508のNO)はこれまでのキャリアでの電力線通信を継続し(S509)、終了する(S510)。
【0025】
掃除機の動作が終了した場合(S508のYES)、記憶していた雑音帯域に電力線通信キャリアを拡大して通信動作を行い(S511)、終了する(S512)。
掃除機の動作終了は上述の動作開始の動作と同一の為説明は省略する。
【0026】
これにより、家庭内の電力線通信は他の電気機器が動作中であるか否かを検出することで、電気機器が出力する種々の雑音で電力線通信の信号が妨害される事はなく行う事が出来る。
【0027】
【発明の効果】
本発明によれば、同一の電力線に接続されている機器のON−OFF情報を入手することが出来るので、あらかじめ記憶済みの接続されている機器の雑音帯域以外の帯域で電力線通信を開始できる。従って、通信を開始する手順の大幅な簡略化と、高速伝送できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における家庭内の配線図
【図2】本発明の実施例における掃除機の構成図
【図3】本発明の実施例におけるプリンタの構成図
【図4】本発明の実施例におけるPCの構成図
【図5】本発明の実施例におけるフローチャート
【符号の説明】
101…家庭内の電力線 102〜105…コンセント 201…動作情報発信ボード 202…掃除機本体 203…電源線 204…電源 205…電源スイッチ 206…スイッチ検出 207…中央演算装置 208…アナログフロントエンド 209…コンセントプラグ 301…プリンタ本体 302…制御線 303…電源線 304…電力線通信部 305…中央演算装置 306…デジタルシグナルプロセッサ 307…アナログフロントエンド 308…ドライバレシーバ 309…メモリ 310…電源部 311…コンセントプラグ 401…PC本体 402…マザーボード 403…PCIバス 404…PCIボード 405…中央演算装置 406…デジタルシグナルプロセッサ 407…アナログフロントエンド 408…ドライバレシーバ 409…コンセントプラグ 410…メモリ

Claims (3)

  1. 電力線に接続され電力線を介して通信可能な1つ以上の通信装置で構成されている電力線通信システムおいて、前記通信装置は複数の搬送波周波数で電力線通信を行う電力線通信手段と電力供給により電力線に接続された電力線接続装置から動作中に出力される信号レベルを計測する計測手段と、前記計測手段によって計測した前記信号レベルと前記信号レベルに対応した前記電力線接続装置を記憶する記憶手段を備え、前記通信装置が電力線通信を行う際、前記電力線接続装置が動作中か否か検知し、前記電力線接続装置が動作中の場合、前記記憶手段によって前記通信装置は搬送波周波数で電力線通信を行うことを特徴とする通信装置。
  2. 請求項1の通信装置において、電力供給により電力線に接続された電力線接続装置の動作開始信号を受信する動作開始受信手段を備え、前記通信装置が電力線通信を行う際、前記動作開始受信手段を受信し、前記電力線接続装置が動作中の場合、前記記憶手段から信号レベルを読み出し、電力線通信可能な搬送波周波数を選択して電力線通信を行うことを特徴とする通信装置。
  3. 請求項2の通信装置において、前記通信装置は前記電力線接続装置の動作終了信号を受信する動作終了受信手段を備え、前記通信装置は電力線通信中に前記動作終了手段を受信すると、前記記憶手段によって搬送波周波数で電力線通信を行うことを特徴とする通信装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008187636A (ja) * 2007-01-31 2008-08-14 Sumitomo Electric Ind Ltd アドオン型電力線通信装置
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JPWO2013129038A1 (ja) * 2012-02-28 2015-07-30 住友電気工業株式会社 通信システム、通信装置、給電装置及び車両

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