JPH1065583A - 電力線搬送通信ネットワーク用フィルタ装置及び電力線搬送通信用モデム - Google Patents

電力線搬送通信ネットワーク用フィルタ装置及び電力線搬送通信用モデム

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JPH1065583A
JPH1065583A JP8214635A JP21463596A JPH1065583A JP H1065583 A JPH1065583 A JP H1065583A JP 8214635 A JP8214635 A JP 8214635A JP 21463596 A JP21463596 A JP 21463596A JP H1065583 A JPH1065583 A JP H1065583A
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power line
filter circuit
power
frequency
carrier communication
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JP8214635A
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English (en)
Inventor
Shiro Okubo
志郎 大窪
Takashi Sugimoto
敞 杉本
Hidenori Yamazaki
秀範 山崎
Michinobu Usagawa
道信 宇佐川
Kunihiro Tsurumaru
邦浩 鶴丸
Koichi Takaoka
浩一 高岡
Shigeki Nishioka
茂樹 西岡
Akitsugu Maeda
晃嗣 前田
Hiroko Morita
裕子 森田
Shigenobu Nishimura
重信 西村
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電力線搬送通信において、電力線に接続される
電気機器によるインピータンスロス及び電気機器が発生
するノイズの影響を無くすことを目的とする。 【解決手段】フィルタ装置は、一方に既設の電源コンセ
ント装置に接続するプラグ栓刃10を突出し、他方に電
気機器の電源コードのプラグの栓刃を接続するコンセン
ト部13を有する接続器11内に、電気機器のインピー
ダンスよりも電力線L側から見て搬送波周波数に対して
高いインピーダンスを示すとともに接続される電気機器
が発生するノイズに対して電気機器側からみて高いイン
ピーダンスを示し、且つ商用電源周波に対しては低いイ
ンピーダンスを示すローパスフィルタからなるフィルタ
回路12をコンセン部13の刃受けとプラグ栓刃10と
の間に挿入して構成されたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電力線搬送通信ネ
ットワーク用フィルタ装置及び電力線搬送通信用モデム
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は商用電源ACを接続した電力線L
に搬送波を重畳させてデータ伝送を行う電力線搬送を用
いたネットワークのシステム構成を示している。電力線
搬送通信は商用電源周波(60Hz又は50Hz)に、
10KHz〜500KHzの搬送波を重畳させ、搬送波
によりデータを伝送するもので、既設の電力線Lがその
まま伝送線として使用することができる等のメリットが
ある。
【0003】そして、電力線Lに配線接続された電源コ
ンセント装置11 …に備わった複数のコンセント部に、
ネットワークとは無関係の電気機器21 …のプラグ6
や、電力線搬送通信用のモデム41 …のプラグ6や、電
力線搬送通信に関係して、モデム41 …との間で信号ケ
ーブル5により接続された通信制御装置内蔵の電気機器
1 …のプラグ6を接続して、電気機器21 …、31
では動作電源を得、モデム41 では動作電源を得るとと
もに、電力線に重畳した搬送波信号の受信と、電力線に
搬送波信号を重畳させるための結合回路を電力線Lに接
続するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
に電力線搬送を行う電力線Lに電気機器21 …,31
を接続した場合、電気機器21 ….31 …のインピーダ
ンスロス及び電気機器2 1 …が発生するノイズの影響を
受けて、通信距離が短くなったり、通信エラーが発生す
るという問題があった。
【0005】そのため通信環境が悪化した場合には、通
信処理速度を減速したり、搬送周波数の変更、リトライ
等により対策を図っていた。特に通信可能距離や、通信
可能機器数はインピーダンスロスの影響を受けて制約さ
れることがあった。本発明は上記問題点に鑑みて為され
たもので、請求項1の発明は、電力線に接続される電気
機器によるインピーダンスロスを無くすことができる電
力線搬送通信ネットワーク用フィルタ装置を提供するに
ある。
【0006】請求項2の発明の目的とするところは、電
力線に接続される電気機器が発生するノイズの影響を無
くすことができる電力線搬送通信ネットワーク用フィル
タ装置を提供するにある。請求項3の発明の目的とする
ところは、電力線に接続される電気機器によるインピー
ダンスロスを無くすことができ且つ電力線に接続される
電気機器が発生するノイズの影響を無くすことができる
電力線搬送通信ネットワーク用フィルタ装置を提供する
にある。
【0007】請求項4乃至6の発明の目的とするところ
は、既設の配線をそのまま用いて請求項1又は2又は3
の発明の目的を達成できる電力線搬送通信ネットワーク
用フィルタ装置を提供するにある。請求項7の発明の目
的とするところは、請求項1又は2又は3又は4又は5
又は6の発明の目的に加えて、電気機器への電源供給に
支障が無い電力線搬送通信ネットワーク用フィルタ装置
を提供するにある。
【0008】請求項8の発明の目的とするところは、請
求項1又は2又は3又は4又は5又は6又は7の発明の
目的に加えて、搬送波の周波数や電気機器のインピーダ
ンスや発生ノイズの周波数に対応させることが容易な電
力線搬送通信ネットワーク用フィルタ装置を提供するに
ある。請求項9の発明の目的とするところは、電気機器
を接続する電源コンセント装置を特に必要とすることな
く、電力線に接続される電気機器によるインピーダンス
ロスを無くすことや、電力線に接続される電気機器が発
生するノイズの影響を無くすことができる電力線搬送通
信用モデムを提供するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明では、商用電源周波に搬送波を重畳さ
せることによりデータ通信を行う電力線搬送通信用ネッ
トワークに用いられ、ネットワークの伝送線として用い
られる電力線と、電力線に接続される電気機器との間に
挿入され搬送波の周波数に対して高インピーダンスとな
るフィルタ回路から構成されたことを特徴とし、電力線
に接続される電気機器によるインピーダンスロスを無く
すことができる。
【0010】請求項2の発明では、商用電源周波に搬送
波を重畳させることによりデータ通信を行う電力線搬送
通信用ネットワークに用いられ、ネットワークの伝送線
として用いられる電力線と、電力線に接続される電気機
器との間に挿入され電気機器が発生するノイズの周波数
に対して高インピーダンスとなるフィルタ回路から構成
されたことを特徴とし、電力線に接続される電気機器が
発生するノイズの影響を無くすことができる。
【0011】請求項3の発明では、商用電源周波に搬送
波を重畳させることによりデータ通信を行う電力線搬送
通信用ネットワークに用いられ、ネットワークの伝送線
として用いられる電力線と、電力線に接続される電気機
器との間に挿入され電気機器が発生するノイズ及び搬送
波の周波数に対して高インピーダンスとなるフィルタ回
路から構成されたことを特徴とし、電力線に接続された
電気機器によるインピーダンスロスを無くすことができ
且つ電力線に接続される電気機器が発生するノイズの影
響を無くすことができる。
【0012】請求項4の発明では、請求項1又は2又は
3の発明において、上記フイルタ回路は、電源コンセン
ト装置に接続されるプラグ栓刃と、電気機器のプラグを
接続するコンセント部とを持つ接続器内に設けられ、プ
ラグ栓刃とコンセント部との間に挿入接続したことを特
徴とし、既設の配線をそのまま用いることができる。請
求項5の発明では、請求項1又は2又は3の発明におい
て、上記フイルタ回路を、電気機器のプラグ内に設けた
ことを特徴とし、請求項4の発明と同様に既設の配線を
そのまま用いることができる。
【0013】請求項6の発明では、請求項1又は請求項
2又は3の発明において、上記フイルタ回路を、電源コ
ンセント装置内に設け、電気機器のプラグが接続される
電源コンセント装置のコンセント部と電力線との間に挿
入接続したことを特徴とし、請求項4、5の発明と同様
に既設の配線をそのまま用いることができる。請求項7
の発明では、請求項1又は2又は3又は4又は5又は6
の発明において、上記フィルタ回路を、商用電源周波を
通過させるローパスフィルタ回路により構成したことを
特徴とし、電気機器への電源供給を支障なく行える。
【0014】請求項8の発明では、請求項1又は2又は
3又は4又は5又は6又は7の発明において、上記フイ
ルタ回路を交換自在としたことを特徴とし、搬送波の周
波数や電気機器のインピーダンスや発生ノイズの周波数
に対応させることが容易に行える。請求項9の発明で
は、電気機器を接続するコンセント部を備え、モデム回
路の電源部及び結合回路に対して電力線を接続するとと
もに、コンセント部と電力線との間に、電力線に接続さ
れる電気機器との間に、搬送波の周波数に対して高イン
ピーダンスとなるフィルタ回路又は電気機器が発生する
ノイズの周波数に対して高インピーダンスとなるフィル
タ回路又は搬送波の周波数及び電気機器が発生するノイ
ズの周波数に対して高インピーダンスとなるフィルタ回
路を挿入したことを特徴とし、電気機器を接続する電源
コンセント装置を特に必要とするがことなく、しかも電
力線に接続される電気機器によるインピーダンスロスを
無くすことや、電力線に接続される電気機器が発生する
ノイズの影響を無くすことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施形態により説
明する。 (実施形態1)図1は本実施形態の構成を示しており、
本実施形態のフィルタ装置は、一方にコンセントに接続
するプラグ栓刃10…を突出し、他方に電気機器の電源
コードのプラグの栓刃を接続する一対の差し込む口を開
口したコンセント部13を有する接続器11内に、電気
機器のインピーダンスよりも電力線L側から見て搬送波
周波数(10KHz乃至500KHz)に対して高いイ
ンピーダンスを示すとともに接続される電気機器が発生
するノイズに対して電気機器側からみて高いインピーダ
ンスを示し、且つ商用電源周波(50又は60Hz)に
対しては低いインピーダンスを示すローパスフィルタか
らなるフィルタ回路12をコンセン部13の刃受け(図
示せず)とプラグ栓刃10との間に挿入して構成された
ものである。
【0016】而して本実施形態のフィルタ装置を電力線
搬送のシステムに用いる場合、例えば、図2に示すよう
に既存の電力線Lに設けた電源コンセント装置1のコン
セント部1aに電気機器を接続する際に、本実施形態の
フィルタ装置を構成する接続器11のプラグ栓刃10を
電源コンセント装置1のコンセント部1aに接続し、電
気機器のプラグを接続器11のコンセント部13に接続
することにより、電力線Lと電気機器との間にフィルタ
回路12を介在させる。
【0017】従って、電力線L側に重畳される搬送波に
対して電気機器のインピーダンスが搬送波に影響を及ぼ
すことが無くなり、そのため電気機器によるインピーダ
ンスロスによる搬送波の減衰が無くなる。また電気機器
が発生するノイズが電力線L側に混入することが無くな
る。このように本実施形態のフィルタ装置を用いれば、
既設の配線をそのまま利用して、電気機器のインピーダ
ンスによるロスを無くすることができ、また接続機器
数、種類の変更等の影響を受けにくい。尚インピーダン
スロスによる搬送波への影響を0%より大きく15%以
下に低減させる特性を持つフィルタ回路12を用いるこ
とが好ましい。
【0018】図3は上記フィルタ回路12に用いるチョ
ークコイルのインピーダンス−周波数特性の一例を示し
ており、例えば搬送波に用いる周波数を500KHz程
度とすると、1KΩ前後の高いインピーダンスが得られ
る。 (実施形態2)図4は本実施形態を示しており、本実施
形態は、上記フィルタ回路12を電気機器の電源コード
14の先端に設けたプラグ6内に設けてフィルタ装置を
構成したもので、本実施形態の場合には、プラグ6をそ
のまま電源コンセント装置1のコンセント部に接続すれ
ば良い。
【0019】而して本実施形態のフィルタ装置でも、実
施形態1と同様に既設の配線をそのまま利用することが
でき、電気機器によるインピーダンスロスや電気機器が
発生するノイズの影響を無くすることができ、また接続
機器数、種類の変更等の影響を受けにくい。 (実施形態3)実施形態1,2は共に既設の配線におい
ても、インピーダンスの調整を可能としたものである
が、本実施形態は、図5に示すように電力線搬送に用い
る電力線Lに接続される電源コンセント装置1にフィル
タ回路12を内蔵してフィルタ装置を構成したものであ
る。つまり本実施形態のフィルタ装置では、電源コンセ
ント装置1において、電力線搬送通信用モデムのプラグ
を接続するコンセント部1b、電気機器のプラグを接続
するコンセント部1aとに区分し、電力線Lにコンセン
ト部1bを直接接続し、コンセント部1aをフィルタ回
路12を介して電力線Lに接続する構成としている。
【0020】而して本実施形態では、電気機器のプラグ
をコンセント装置1のコンセント部1aに接続し、電力
線搬送通信用モデムのプラグをコンセント部1bに接続
すれば、電気機器によるインピーダンスロスや電気機器
が発生するノイズの影響を無くすことができる。また接
続機器数、種類の変更等の影響を受けにくい。尚図5は
本実施形態の概念を示すものであって、具体的な構成を
示すものではないが、実際にはフィルタ回路12を内蔵
した構成以外は公知の電源コンセント装置と基本的に変
わらない構成を持つものである。
【0021】(実施形態4)本実施形態は、図6に示す
ように電力線搬送通信用モデム4にサービスコンセント
部15を設けたもので、このサービスコンセント部15
と該サービスコンセント15に接続される電力線Lとの
間にフィルタ回路12を接続し、モデム4の通信回路4
aの結合回路及びデム4の回路動作用の電源部4bは電
力線Lに直接接続している。
【0022】而して本実施形態のモデム6のサービスコ
ンセント部15に電気機器のプラグ6を接続すれば、電
気機器によるインピーダンス及び電気機器が発生するノ
イズの影響を無くすことができるとともに、電気機器を
接続するための電源コンセント装置を別に設ける必要が
無くなる。尚図6は本実施形態の概念を示すものであ
る。
【0023】ところで、上記各実施形態におけるフィル
タ回路12を交換自在にすれば、使用する搬送波の周波
数や、接続される電気機器のインピーダンス、更に電気
機器が発生するノイズの周波数に最も最適に対応させる
ことができる。
【0024】
【発明の効果】請求項1の発明は、商用電源周波に搬送
波を重畳させることによりデータ通信を行う電力線搬送
通信用ネットワークに用いられ、ネットワークの伝送線
として用いられる電力線と、電力線に接続される電気機
器との間に挿入され搬送波の周波数に対して高インピー
ダンスとなるフィルタ回路から構成されたので、電力線
に接続される電気機器によるインピーダンスロスを無く
すことができ、そのため通信可能距離・通信可能機器数
の制約を受けることが無くなるという効果がある。
【0025】請求項2の発明は、商用電源周波に搬送波
を重畳させることによりデータ通信を行う電力線搬送通
信用ネットワークに用いられ、ネットワークの伝送線と
して用いられる電力線と、電力線に接続される電気機器
との間に挿入され電気機器が発生するノイズの周波数に
対して高インピーダンスとなるフィルタ回路から構成さ
れたので、電力線に接続される電気機器が発生するノイ
ズの影響を無くすことができ、信頼性の高い通信が可能
となるという効果がある。
【0026】請求項3の発明は、商用電源周波に搬送波
を重畳させることによりデータ通信を行う電力線搬送通
信用ネットワークに用いられ、ネットワークの伝送線と
して用いられる電力線と、電力線に接続される電気機器
との間に挿入され電気機器が発生するノイズ及び搬送波
の周波数に対して高インピーダンスとなるフィルタ回路
から構成されたので、電力線に接続される電気機器によ
るインピーダンスロスを無くすことができ且つ電力線に
接続される電気機器が発生するノイズの影響を無くすこ
とができ、請求項1、請求項2の発明と同様な効果があ
る。
【0027】請求項4の発明は、請求項1又は2又は3
の発明において、上記フイルタ回路を、電源コンセント
装置に接続されるプラグ栓刃と、電気機器のプラグを接
続するコンセント部とを持つ接続器内に設け、プラグ栓
刃とコンセント部との間に挿入接続したので、請求項1
又は2又は3の発明の効果に加えて既設の配線をそのま
ま用いることができ、また簡単に各種特性のフィルタ回
路を持つものと交換することができるという効果があ
る。
【0028】請求項5の発明は、請求項1又は2又は3
の発明において、上記フイルタ回路を、電気機器のプラ
グ内に設けたので、請求項4の発明と同様に既設の配線
をそのまま用いることができるという効果がある。請求
項6の発明は、請求項1又は請求項2又は3の発明にお
いて、上記フイルタ回路を、電源コンセント装置内に設
け、電気機器のプラグが接続される電源コンセントのコ
ンセント部と電力線との間に挿入接続したので、請求項
4、5の発明と同様に既設の配線をそのまま用いること
ができるという効果がある。
【0029】請求項7の発明は、請求項1又は2又は3
又は4又は5又は6の発明において、上記フィルタ回路
を、商用電源周波を通過させるローパスフィルタ回路に
より構成したので、電気機器への電源供給を支障なく行
えるという効果がある。請求項8の発明は、請求項1又
は2又は3又は4又は5又は6又は7の発明において、
上記フイルタ回路を交換自在としたので、搬送波の周波
数や電気機器によるインピーダンスや発生ノイズの周波
数に対応させることが容易に行えるという効果がある。
【0030】請求項9の発明は、電気機器を接続するコ
ンセント部を備え、モデム回路の電源部及び結合回路に
対して電力線を接続するとともに、コンセント部と電力
線との間に、電力線に接続される電気機器との間に、搬
送波の周波数に対して高インピーダンスとなるフィルタ
回路又は電気機器が発生するノイズの周波数に対して高
インピーダンスとなるフィルタ回路又は搬送波の周波数
及び電気機器が発生するノイズの周波数に対して高イン
ピーダンスとなるフィルタ回路を挿入したので、電気機
器を接続する電源コンセント装置を特に必要とするが無
くなり、しかも電力線に接続される電気機器によるイン
ピーダンスロスを無くすことや、電力線に接続される電
気機器が発生するノイズの影響を無くすことができると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1の拡大斜視図である。
【図2】同上の使用状態図である。
【図3】同上のフィルタ回路に用いるチョークコイルの
特性説明図である。
【図4】本発明の実施形態2の要部説明図である。
【図5】本発明の実施形態3の要部説明図である。
【図6】本発明の実施形態4の要部説明図である。
【図7】従来の電力線搬送通信ネットワークの構成図で
ある。
【符号の説明】
10 プラグ栓刃 11 接続器 12 フィルタ回路 13 コンセント部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宇佐川 道信 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 鶴丸 邦浩 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 高岡 浩一 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 西岡 茂樹 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 前田 晃嗣 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 森田 裕子 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 西村 重信 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】商用電源周波に搬送波を重畳させることに
    よりデータ通信を行う電力線搬送通信用ネットワークに
    用いられ、ネットワークの伝送線として用いられる電力
    線と、電力線に接続される電気機器との間に挿入され搬
    送波の周波数に対して高インピーダンスとなるフィルタ
    回路から構成されたことを特徴とする電力線搬送通信ネ
    ットワーク用フィルタ装置。
  2. 【請求項2】商用電源周波に搬送波を重畳させることに
    よりデータ通信を行う電力線搬送通信用ネットワークに
    用いられ、ネットワークの伝送線として用いられる電力
    線と、電力線に接続される電気機器との間に挿入され電
    気機器が発生するノイズの周波数に対して高インピーダ
    ンスとなるフィルタ回路から構成されたことを特徴とす
    る電力線搬送通信ネットワーク用フィルタ装置。
  3. 【請求項3】商用電源周波に搬送波を重畳させることに
    よりデータ通信を行う電力線搬送通信用ネットワークに
    用いられ、ネットワークの伝送線として用いられる電力
    線と、電力線に接続される電気機器との間に挿入され電
    気機器が発生するノイズ及び搬送波の周波数に対して高
    インピーダンスとなるフィルタ回路から構成されたこと
    を特徴とする電力線搬送通信ネットワーク用フィルタ装
    置。
  4. 【請求項4】上記フイルタ回路を、電源コンセント装置
    に接続されるプラグ栓刃と、電気機器のプラグを接続す
    るコンセント部とを持つ接続器内に設け、プラグ栓刃と
    コンセント部との間に挿入接続したことを特徴とする請
    求項1又は2又は3記載の電力線搬送通信ネットワーク
    用フィルタ装置。
  5. 【請求項5】上記フイルタ回路を、電気機器のプラグ内
    に設けたことを特徴とする請求項1又は2又は3記載の
    電力線搬送通信ネットワーク用フィルタ装置。
  6. 【請求項6】上記フイルタ回路を、電源コンセント装置
    内に設け、電気機器のプラグが接続される電源コンセン
    ト装置のコンセント部と電力線との間に挿入接続したこ
    とを特徴とする請求項1又は請求項2又は3記載の電力
    線搬送通信ネットワーク用フィルタ装置。
  7. 【請求項7】上記フィルタ回路を、商用電源周波を通過
    させるローパスフィルタ回路により構成したことを特徴
    とする請求項1又は2又は3又は4又は5又は6記載の
    電力線搬送通信ネットワーク用フィルタ装置。
  8. 【請求項8】上記フイルタ回路を交換自在としたことを
    特徴とする請求項1又は2又は3又は4又は5又は6又
    は7記載の電力線搬送通信ネットワーク用フィルタ装
    置。
  9. 【請求項9】電気機器を接続するコンセント部を備え、
    モデム回路の電源部及び結合回路に対して電力線を接続
    するとともに、コンセント部と電力線との間に、搬送波
    の周波数に対して高インピーダンスとなるフィルタ回路
    又は電気機器が発生するノイズの周波数に対して高イン
    ピーダンスとなるフィルタ回路又は搬送波の周波数及び
    電気機器が発生するノイズの周波数に対して高インピー
    ダンスとなるフィルタ回路を挿入したことを特徴とする
    電力線搬送通信用モデム。
JP8214635A 1996-08-14 1996-08-14 電力線搬送通信ネットワーク用フィルタ装置及び電力線搬送通信用モデム Withdrawn JPH1065583A (ja)

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