JP2011060524A5 - - Google Patents

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上記課題を解決するための本発明は、絶縁被覆を有する導線(L)を複数本束ねた導線束(2)に端子具(10)を導電接合してなる端子(1)の製造方法であって、導線束(2)の外周に装着した端子具(10)を電極部材(20−1,20−2)で挟持して押圧するかしめ工程と、電極部材(20−1,20−2)を介して端子具(10)に通電することで、導線(L)の絶縁被覆を炭化あるいは溶融させて端子具(10)と導線束(2)とを導電接合する通電工程と、を有し、電極部材(20−1,20−2)は、端子具(10)を第1の方向から挟持する第1電極面(31a,31d)と、第1の方向とは異なる第2の方向から挟持する第2電極面(31b,31c,31e,31f)とを少なくとも備え、かしめ工程において、電極部材(20−1,20−2)で端子具(10)を第1、第2の方向を含む複数の方向から同時に挟持してかしめるようにしたことを特徴とする。
本発明にかかる端子の製造方法によれば、かしめ工程において、第1電極面で挟持される第1の方向と第2電極面で挟持される第2の方向とを含む複数の方向から端子具を同時に挟持してかしめるようにしたことで、第1の方向(又は第2の方向)から挟持された端子具が第2の方向(又は第1の方向)に伸びる(変形する)ことを抑制できる。したがって、端子具に亀裂が生じることを防止でき、端子具からの導線の飛び出しを防止できる。また、第1の方向と第2の方向を含む複数の方向から端子具を同時に挟持するようにしたことで、端子具内の各方向に対して導線を確実に押圧することができ、端子具及び導線を効果的に密着させることができる。
また、複数の方向を向く電極面を設けたことで、電極面と端子具との接触面の角度を分散させることができるので、端子具にかかる圧力の均一化を図ることができる。したがって、端子具の外周を均等に押圧することができるので、端子の耐振動性、及び曲げやねじれに対する強度を向上させることができる。また、端子具に対して複数の向きに電流を流すことができるので、絶縁被覆の炭化(溶融)の均一化を図ることができる。
また、上記の端子の製造方法では、かしめ工程において、第1電極面(31a,31d)及び第2電極面(31b及び31c,31e及び31f)を含む複数の電極面(31)によってかしめられた端子具(10)の断面形状は、多角形状に形成されるようにするとよい。これによれば、端子具が一方向から挟持されて平型にかしめられた場合と比較して、端子具の外周を均等に押圧することができるので、端子の耐振動性、及び曲げやねじれに対する強度を向上させることができる。
また、この場合、かしめ工程において、かしめられた端子具(10)の断面形状が正六角形状になるようにするとなお良い。このように、端子具の断面形状が正六角形状になるようにすれば、端子具を装着した導線束及び各導線の断面形状が正六角形型(いわゆるハニカム構造)に収束するようになるので、端子具及び導線間に隙間ができることを抑制でき、導線間の熱伝導性の低下を抑制できる。また、端子具と導線を強固に密着させることができるので、端子の耐振動性、耐久性を向上させることができる。
以上説明したように、本実施形態の端子1の製造方法に用いる電極部材20は、端子具10の筒状部11を上下方向(第1の方向)から挟持する一対の電極面(第1電極面)31a,31dと、左右方向(第2の方向)から挟持する一対の電極面(第2電極面)31b及び31c,31e及び31fとを備えている。これにより、かしめ工程において、電極部材20で端子具10を複数の方向(ここでは、第1の方向と第2の方向の二方向)から同時に挟持してかしめるようにしている。したがって、上記第1の方向(又は第2の方向)から挟持された端子具10が第2の方向(又は第1の方向)に伸びる(変形する)ことを抑制できる。そのため、端子具10に亀裂が生じることを防止でき、端子具10からの導線Lの飛び出しを防止できる。また、第1の方向と第2の方向を含む複数の方向から端子具10を同時に挟持するようにしたことで、端子具10内の各方向に対して導線Lを確実に押圧することができ、端子具10及び導線Lを効果的に密着させることができる。また、電極面31を複数方向に設けたことで、電極面31と端子具10との接触面の角度を分散させることができるので、端子具10にかかる圧力を均一化できる。したがって、端子具10の外周を均等に押圧することができるので、端子1の耐振動性、及び曲げやねじれに対する強度を向上させることができる。
また、本実施形態の電極部材20では、かしめ工程において、電極面31によってかしめられた端子具10の断面形状が六角形状に形成されるようにしている。このように構成したことで、端子具10が一方向から挟持されて平型にかしめられた場合と比較して、端子1の耐振動性、及び曲げやねじれに対する強度を向上させることができる。特に、図4(c)に示すように、端子具10の断面形状が正六角形状に形成されるようにすれば、端子具10を装着した導線束2及び各導線Lの断面形状が正六角形型(いわゆるハニカム構造)に収束するようになるので、端子具10及び導線L間に隙間ができることを抑制でき、導線L間の熱伝導性の低下を抑制できる。また、端子具10と導線Lを強固に密着させることができるので、端子1の耐振動性、耐久性を向上させることができる。

Claims (7)

  1. 絶縁被覆を有する導線を複数本束ねた導線束に端子具を導電接合してなる端子の製造方法であって、
    前記導線束の外周に装着した前記端子具を電極部材で挟持して押圧するかしめ工程と、
    前記電極部材を介して前記端子具に通電することで、前記導線の絶縁被覆を炭化あるいは溶融させて前記端子具と前記導線束とを導電接合する通電工程と、を有し、
    前記電極部材は、
    前記端子具を第1の方向から挟持する第1電極面と、前記第1の方向とは異なる第2の方向から挟持する第2電極面と、を少なくとも備え、
    前記かしめ工程において、前記電極部材で前記端子具を前記第1の方向と第2の方向を含む複数の方向から同時に挟持してかしめる
    ことを特徴とする端子の製造方法。
  2. 前記かしめ工程において、前記第1電極面及び前記第2電極面を含む複数の電極面によってかしめられた前記端子具の断面形状は、多角形状に形成される
    ことを特徴とする請求項1に記載の端子の製造方法。
  3. 前記かしめ工程において、かしめられた前記端子具の断面形状は、正六角形状に形成される
    ことを特徴とする請求項2に記載の端子の製造方法。
  4. 前記電極部材には、それぞれに前記電極面を設けてなる小片状の電極チップが取り付けられている
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の端子の製造方法。
  5. 前記電極チップは、前記電極部材に対して取り外し可能であり、かつ、その取付位置及び角度を調整することで、前記電極面の前記端子具に対する当接状態を調整可能である
    ことを特徴とする請求項4に記載の端子の製造方法。
  6. 前記端子具は、前記導線束を収容する中空状の本体部と、前記本体部内で前記複数の導線を仕切るようにそれらの隙間に設置される板状のリブとを備えており、
    前記端子具の本体部が前記かしめ工程でかしめられる際、前記リブによって該本体部内の前記導線の位置が規制されるようにした
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の端子の製造方法。
  7. 絶縁被覆を有する導線を複数本束ねてなるコイルと、
    前記コイルに装着した端子具をヒュージング処理により電気的導通を確保した状態で接続してなる端子と、を備えた電動機であって、
    前記端子は、請求項1乃至6のいずれかに記載の方法で製造された端子であることを特徴とする電動機。
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