JP2011060466A - 細径同軸電線ハーネス及び基板付き細径同軸電線ハーネス - Google Patents

細径同軸電線ハーネス及び基板付き細径同軸電線ハーネス Download PDF

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【課題】筐体同士の良好なスライドを確保しつつ薄い収容部に収容可能な細径同軸電線ハーネス及び基板付き細径同軸電線ハーネスを提供する。
【解決手段】複数の細径同軸ケーブル24が平面状に配列された細径同軸電線ハーネス20であって、隣接する細径同軸ケーブル24同士が長手方向に間隔をあけて間欠的に一体化された複数のフラット部31と、フラット部31の間に設けられて平面内で交互に逆方向へ屈曲される複数の屈曲部41〜43とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、細径同軸電線をフラットに配列した細径同軸電線ハーネス及び両端部が基板に接続された基板付き細径同軸電線ハーネスに関する。
複数の細径同軸電線を備えた細径同軸電線ハーネスとして、相対移動する筐体間を接続するものが知られている。相対移動する筐体としては、例えば携帯電話があり、互いにスライド可能に重ねた二つの筐体で構成され、使用状況に応じて二つの筐体をスライドさせて長さを伸縮させるものがある。
この種の携帯電話において、それぞれの筐体に設けられた基板同士を接続するハーネスを、全体としてU字状に湾曲した状態で収容させたもの(例えば、特許文献1参照)、あるいはS字状に湾曲した状態で収容させたもの(例えば、特許文献2参照)が知られている。
特開2007−541569号公報 特開2009−17377号公報
ところで、携帯電話や小型ビデオカメラ等の電子機器において、機器のさらなる薄型化を図るため、互いにスライドされる筐体にそれぞれ収容される基板間を接続する同軸ケーブルハーネスの収容部の厚さを薄くすることが要求されている。その一方、機能のさらなる高度化に伴い同軸ケーブルの本数は増加し、ハーネスの束の径が大きくなる傾向にある。
したがって、薄い収容部に同軸ケーブルハーネスを収容すると、ハーネスとの摩擦によって筐体同士のスライドが良好に行われなくなる。また、ハーネスの損傷を引き起こすこともある。このため、それぞれの筐体の基板間を接続するハーネスを収容するための収容部を薄くして機器の薄型化を図ることが困難であった。
本発明の目的は、筐体同士の良好なスライドを確保しつつ薄い収容部に収容可能な細径同軸電線ハーネス及び基板付き細径同軸電線ハーネスを提供することにある。
上記課題を解決することのできる本発明の細径同軸電線ハーネスは、複数の細径同軸電線が平面状に配列された細径同軸電線ハーネスであって、
前記細径同軸電線同士が長手方向に間隔をあけて間欠的に一体化された複数のフラット部と、
前記フラット部の間に設けられて前記ハーネスの長さ方向に沿って逆方向へ屈曲される少なくとも二つの屈曲部とを有することを特徴とする。
また、本発明の細径同軸電線ハーネスにおいて、前記細径同軸電線以外に絶縁電線が含まれていることが好ましい。
また、本発明の細径同軸電線ハーネスにおいて、前記細径同軸電線以外に光ファイバが含まれていることが好ましい。
また、本発明の細径同軸電線ハーネスにおいて、前記屈曲部における前記細径同軸電線は、配列幅方向の一方の側部から他方の側部へ向かって次第に長くされ、一方の側部を内側として屈曲されることが好ましい。
また、本発明の細径同軸電線ハーネスにおいて、前記屈曲部における前記細径同軸電線は、略均等の長さとされ、配列面の表裏が逆になるように捻られていることが好ましい。
本発明の基板付き細径同軸電線ハーネスは、上記本発明の何れかの細径同軸電線ハーネスが、上下に重ねられて直線状にスライドする二つの筐体内に設けられた各基板に接続されていることを特徴とする。
本発明の細径同軸電線ハーネスによれば、細径同軸電線を平面状に配列したので、その厚さを抑えることができる。また、フラット部の間の屈曲部が交互に逆方向へ屈曲されているので、平面内で屈曲部を容易に曲げ伸ばしさせて全体を伸縮させることができる。これにより、薄い収容部に収容させた状態でハーネスを伸縮させることができる。
本発明の基板付き細径同軸電線ハーネスによれば、細径同軸電線ハーネスの収容部の厚さを薄くして筐体の薄型化を図ることができる。このように細径同軸電線ハーネスを収容した筐体では、収容部内での細径同軸電線ハーネスの円滑な伸縮が可能であり、細径同軸電線の接続構造の機械的信頼性と電気的特性との両立が図れる。
(a)は本発明の細径同軸ケーブルハーネスに係る実施形態の例を示す筐体同士を開いた状態の平面図、(b)はその側面図である。 (a)は本発明の細径同軸ケーブルハーネスに係る実施形態の例を示す筐体同士を閉じた状態の平面図、(b)はその側面図である。 (a)は本発明の細径同軸ケーブルハーネスを適用した携帯電話の筐体同士を開いた状態を示す斜視図、(b)は携帯電話の筐体同士を閉じた状態を示す斜視図である。 細径同軸ケーブルハーネスの端部にコネクタを装着した状態を示す平面図である。 (a)は細径同軸ケーブルハーネスの変形例を示す筐体同士を開いた状態の平面図、(b)は筐体同士を閉じた状態の平面図である。 (a)は細径同軸ケーブルハーネスを基板の片面に直付けした状態の例を示す側面図、(b)は細径同軸ケーブルハーネスを基板の両面に直付けした状態の例を示す側面図である。 光ファイバを含む細径同軸ケーブルハーネスの端部にコネクタを装着した状態を示す平面図である。
以下、本発明に係る細径同軸電線ハーネス及び基板付き細径同軸電線ハーネスの実施形態の例を、図面を参照しつつ説明する。
図1および図2に示すように、本実施形態では、上下に重ねて配置され前後(図1,図2の左右方向)に水平移動する二つの基板11,12間が、複数本(20〜60本)の細径同軸ケーブル(細径同軸電線)24を平面状に配列させた細径同軸ケーブルハーネス(細径同軸電線ハーネス)20によって接続されている。
基板11,12は、例えば、図3に示すように、携帯電話10などの機器の相対的にスライドする筐体13,14内にそれぞれ組み込まれている。この携帯電話10では、一方の筐体13にディスプレイが設けられ、他方の筐体14にキー操作部が設けられている。
図1は細径同軸ケーブルハーネス20の両端部21a,21bが最も離れた状態であり、図2は両端部21a,21bが最も近接した状態である。基板11,12の水平移動距離、即ち、筐体13,14同士のスライドストロークLは、例えば30mmから80mm程度である。
図4に示すように、細径同軸ケーブルハーネス20の両方の端末は、コネクタ25を取り付けて成端処理することで、基板11,12との接続を容易としている。コネクタ25を各細径同軸ケーブル24に取り付ける向きやコネクタ25を各基板11,12に取り付ける位置は任意である。コネクタ25は各端に一つ取り付けるとは限らず、細径同軸ケーブル24を複数の群に分けて各群ごとに複数のコネクタ25に取り付けてもよい。
細径同軸ケーブル24は、中心軸に直交する径方向の断面において、中心から外側に向かって、中心導体、内部絶縁体、外部導体、外被を有する構成であり、それぞれの端部21a,21bでは端末処理が施されて、外部導体、内部絶縁体、中心導体が段階的に所定長さずつ露出している。
また、細径同軸ケーブルハーネス20には、複数本の細径同軸ケーブルの他に、外部導体のない細径絶縁ケーブルが含まれていても良い。なお、図面では細径同軸ケーブル24の本数を少なく示して簡略化している。
細径同軸ケーブルハーネス20は、40本の細径同軸ケーブル24を平面状に配列させたものである。この細径同軸ケーブルハーネス20は、長手方向に間隔をあけた複数箇所で間欠的に一体化されたフラット部31を有しており、フラット部31の間は、細径同軸ケーブル24が一体化されずに露出されて平面内で屈曲される屈曲部41〜43とされている。図1、図2、図3では屈曲部を三つ示すが、本発明の細径同軸電線ハーネスは、屈曲部の数が少なくとも二つあれば、筐体のスライドに追随して伸縮可能である。
一方の筐体13には、細径同軸ケーブルハーネス20が収容可能な平面視長方形状の収容部30が形成されている。この収容部30は、筐体13における筐体14との対向面に溝を形成することにより設けられている。なお、この収容部30は、筐体13における筐体14との対向面にガイド壁を形成することにより設けても良い。
収容部30が設けられた筐体13内の基板11に細径同軸ケーブルハーネスの一端部21aが固定され、細径同軸ケーブルハーネス20の他端部21bが他方の筐体14内の基板12に固定されている。この細径同軸ケーブルハーネス20は、その他端部21b側が、他方の基板14の一方の筐体13との対向面に形成された孔部(図示省略)に通されている。
また、筐体13の裏面側には、少なくとも筐体13,14を開いた状態で筐体13,14同士が重なる重畳部分を除く箇所に、収容部30を塞ぐ蓋34が設けられている。この蓋34により、筐体13,14を開いた状態で収容部30の露出が防止される。
細径同軸ケーブルハーネス20は、両端部21a,21bが、収容部30の一側部側に配置されており、幅方向に二往復するように波形形状に配線されている。これにより、筐体13,14を閉じた状態(図2の状態)で、細径同軸ケーブル20が、筐体13,14の幅方向における一方側へ凸となる屈曲部41,43及び屈曲部41,43の間で他方側へ凸となる屈曲部42が交互に形成された波形の形状で収容されるようになっている。
屈曲部41〜43における細径同軸ケーブル24の長さは、それぞれ配列幅方向における一方の側部から他方の側部へ向かって次第に長くされており、屈曲部41〜43では、細径同軸ケーブル24が長さの短い一方の側部側が内側となって屈曲される。
なお、細径同軸ケーブルハーネス20は、筐体13,14を開いた状態(図1の状態)においても、波形の形状が維持される程度の長さとされている。
細径同軸ケーブルハーネス20のフラット部31は、平面状に配列させた細径同軸ケーブル24の両面側から樹脂テープ36を貼り合わせることにより一体化されている。樹脂テープ36としては、PET(ポリエチレンテレフタレート)またはPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)などのフッ素樹脂から形成されたものが好ましい。細径同軸ケーブル24の外被がPFA(テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体)である場合は、PFAに対して良好な接着力を有するシリコーン系の接着剤によって樹脂テープ36を貼り付けることが好ましい。図1、図2、図5では長方形である樹脂テープ36を示したが、樹脂テープ36は台形や平行四辺形であってもよい。細径同軸ケーブルハーネスの屈曲部の外側から内側にかけて斜辺となり、屈曲部の外側に続く辺と前記斜辺との角度が鋭角となる台形や平行四辺形の樹脂テープでフラット部を形成すると、長方形の樹脂テープを使用した場合に比べて樹脂テープに固定されない屈曲部の各細径同軸ケーブルの長さの差が小さくなるので好ましい。
また、このフラット部31は、平面状に配列させた細径同軸ケーブル24同士を接着剤によって互いに接着させて一体化しても良く、または細径同軸ケーブル24同士の外被を熱融着させて一体化しても良い。なお、熱融着する場合、細径同軸ケーブル24の外被として、熱融着性の良好なETFE(テトラフルオロエチレン−エチレン共重合体)であることが好ましい。
細径同軸ケーブル24としては、例えばAWG(American Wire Gauge)の規格によるAWG42よりも細い極細同軸ケーブルを用いるのが望ましい。これにより、細径同軸ケーブルハーネス20は曲がり易く、両基板11,12がスライドするときの抵抗を小さくすることができる。また、複数本の細径同軸ケーブル24をテープ状に配列させて細径同軸ケーブルハーネス20を形成したときに、細径同軸ケーブルハーネス20の厚さを薄く形成することができ、機器の薄型化を図ることができる。
細径同軸ケーブルハーネス20は、AWG46の細さである細径同軸ケーブル24を40本用いた場合には、断面円形に束ねると外径(厚さ)が約2.0mmとなるのに対して、テープ状に配列すると厚さが0.5mmとなって極めて薄くなり、0.5mmの高さ(厚さ)の収容部30にも配線することが可能である。なお、細径同軸ケーブル24がAWG46の細さである場合、40芯の細径同軸ケーブルハーネス20では、フラット部31の幅寸法は、約9.0mmであり、長さ寸法は約15〜30mmである。
次に、筐体13,14の伸縮に伴う細径同軸ケーブルハーネス20の動きについて説明する。
筐体13,14同士を開いた状態(図1の状態)から、筐体13,14を相対的にスライドさせて徐々に閉じると、細径同軸ケーブルハーネス20の両端部21a,21bが近づくことにより、各屈曲部41〜43の屈曲率が上がり、細径同軸ケーブルハーネス20が収容部30内で、屈曲部41,43を頂点とした2つの山を有する波形形状とされる。
さらに筐体13,14を閉じると、屈曲部41,43を頂点とした山の高さが徐々に大きくなり、細径同軸ケーブルハーネス20が波形に折りたたまれた状態で収容される(図2参照)。
このとき、細径同軸ケーブルハーネス20は、屈曲部41〜43における細径同軸ケーブル24の長さが、それぞれ一方の側部から他方の側部へ向かって次第に長くされ、長さの短い一方の側部側を内側として屈曲される。
筐体13,14同士を閉じた状態(図2の状態)から、筐体13,14を徐々に開くと、細径同軸ケーブルハーネス20の両端部21a,21bが離れることにより、それぞれの屈曲部41〜43の屈曲率が下がり、屈曲部41,43を頂点とした山の高さが低くなる。
そして、筐体13,14を完全に開くと、細径同軸ケーブルハーネス20は、緩やかな波形形状に引き伸ばされる(図1の状態)。
このように、筐体13,14を開閉すると、細径同軸ケーブルハーネス20は、収容部30内における平面内で、絡まることなく円滑に伸縮される。
上記実施形態に係る細径同軸ケーブルハーネス20によれば、細径同軸ケーブル24が平面状に配列されているので、その厚さを抑えることができる。また、フラット部31の間の屈曲部41〜43が交互に逆方向へ屈曲されるので、平面内で屈曲部41〜43を容易に曲げ伸ばしさせて全体を伸縮させることができる。これにより、薄い収容部30に収容させた状態で細径同軸ケーブルハーネス20を伸縮させることができる。
この細径同軸ケーブルハーネス20を基板に接続した基板付き細径同軸電線ハーネスによれば、細径同軸ケーブルハーネス20の収容部30の厚さを薄くして筐体13の薄型化を図ることができる。また、収容部30内での細径同軸ケーブルハーネス20の円滑な伸縮が可能であり、細径同軸ケーブル24の接続構造の機械的信頼性と電気的特性との両立が図れる。
したがって、筐体13側にディスプレイを搭載する構造の携帯電話10においても、筐体13側に細径同軸ケーブルハーネス20の収容部30を形成することが可能となる。よって、筐体14側に大きな部品実装スペースを確保することができ、さらなる高密度実装が可能となる。
また、本発明は、上記の構造に限定されるものではなく、適宜変形、改良等が可能である。
図5に示す形態は、屈曲部41〜43における細径同軸ケーブル24の長さを略均等としたものである。そして、この細径同軸ケーブルハーネス20では、その屈曲部41〜43で、互いに隣接するフラット部31が表裏逆となるように、180°捻られている。
この構造の場合も、細径同軸ケーブルハーネス20は、筐体13,14の開閉に伴い、捻られた屈曲部41〜43で円滑に屈曲される。筐体13,14同士を開いた状態(図5(a)の状態)では、細径同軸ケーブルハーネス20が収容部30内で伸ばされ、筐体13,14同士を閉じた状態(図5(b)の状態)では、細径同軸ケーブルハーネス20が収容部30内で波形形状に折りたたまれる。
また、上記実施形態では、両端部21a,21bにコネクタ25を取り付けて成端処理した場合について説明したが、図6に示すように、細径同軸ケーブルハーネス20の細径同軸ケーブル24を基板11,12に直付けして成端処理することも可能である。細径同軸ケーブル24を基板11,12に直付けする場合には、並列させた細径同軸ケーブル24の端末を基板11,12に対してフィルムなどで仮止めし、細径同軸ケーブル24の端末の中心導体を基板11,12の接続端子に半田付けで接続すればよい。
また、外部導体にグランドバー26を接続し、その反対側から別のグランドバー27または押さえ部材27を配置して、各細径同軸ケーブル24を挟むことでも、ピッチを固定できる。基板11,12の片面に直付けすることもでき(図6(a)参照)、基板11,12の端部に直付けする場合は両面に直付けすることもできる(図6(b)参照)。上の基板11に接続するときは、その下面に、下の基板12に接続するときはその上面に付ける。直付けに限らずコネクタ等で基板11,12に接続するときも基板11,12の両面に接続することができる。
また、細径同軸ケーブルハーネス20の端を、コネクタ25の替わりに、例えば、金属箔等の配線パターンを有するフレキシブル基板(FPC:Flexible Printed Circuits)や硬質基板などの中継基板に接続し、この中継基板を、基板11,12に設けたレセプタクルに接続することもできる。
また、本発明の基板付き細径同軸ケーブルハーネスには、前述したように、外部導体を有さない細径絶縁ケーブル(絶縁電線)を適宜混在させることができる。細径絶縁ケーブルをグランドや給電線として使用することができる。
また、本発明の基板付き細径同軸ケーブルハーネスには、図7に示すように、光ファイバ51を含ませることができる。この場合、細径同軸ケーブルハーネス20の端は、データ変換器52を備えたコネクタ25のフェルール及び光電変換素子などからなる光部品53に接続する。なお、データ変換器52はコネクタ25上になくてもよい。
光ファイバ51としては、直径85μmのガラスファイバを外被で被覆して外径125μmとし、さらに、その外周をオーバーコート層によって覆った外径220μmの機器内配線用のものを用いるとよい。この光ファイバ51によれば、許容曲げ径が約1mmと極めて小さく、狭い箇所への配線も可能である。
そして、光ファイバ51を用いると、高速大容量伝送が可能となり、細径同軸ケーブル24の本数を大幅に削減することができる。例えば、2本の光ファイバ51を用いると、40本の細径同軸ケーブル24を、18本とすることができ、よって、合計20本のケーブルからなるハーネスとすることができる。したがって、この光ファイバ51を含む細径同軸ケーブルハーネス20によれば、その幅寸法を大幅に小さくすることができ、筐体13,14の開閉に伴う伸縮性もさらに向上させることができる。
例えば、細径同軸ケーブル24がAWG46の細さである場合、光ファイバ51を含んだ20芯の細径同軸ケーブルハーネス20では、フラット部31の幅寸法を約4.4mmとすることができる。
11,12:基板、13,14:筐体、20:細径同軸ケーブルハーネス(細径同軸電線ハーネス)、24:細径同軸ケーブル(細径同軸電線)、30:収容部、31:フラット部、41〜43:屈曲部、51:光ファイバ

Claims (6)

  1. 複数の細径同軸電線が平面状に配列された細径同軸電線ハーネスであって、
    前記細径同軸電線同士が長手方向に間隔をあけて間欠的に一体化された複数のフラット部と、
    前記フラット部の間に設けられて前記ハーネスの長さ方向に沿って逆方向へ屈曲される少なくとも二つの屈曲部とを有することを特徴とする細径同軸電線ハーネス。
  2. 請求項1に記載の細径同軸電線ハーネスであって、
    前記細径同軸電線以外に絶縁電線が含まれていることを特徴とする細径同軸電線ハーネス。
  3. 請求項1または2に記載の細径同軸電線ハーネスであって、
    前記細径同軸電線以外に光ファイバが含まれていることを特徴とする細径同軸電線ハーネス。
  4. 請求項1から3の何れか一項に記載の細径同軸電線ハーネスであって、
    前記屈曲部における前記細径同軸電線は、配列幅方向の一方の側部から他方の側部へ向かって次第に長くされ、一方の側部を内側として屈曲されることを特徴とする細径同軸電線ハーネス。
  5. 請求項1から3の何れか一項に記載の細径同軸電線ハーネスであって、
    前記屈曲部における前記細径同軸電線は、略均等の長さとされ、配列面の表裏が逆になるように捻られていることを特徴とする細径同軸電線ハーネス。
  6. 請求項1から5の何れか一項に記載の細径同軸電線ハーネスが、上下に重ねられて直線状にスライドする二つの筐体内に設けられた各基板に接続されていることを特徴とする基板付き細径同軸電線ハーネス。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101171665B1 (ko) 2010-12-09 2012-08-06 스미토모 덴키 고교 가부시키가이샤 소직경 동축 케이블 하니스, 및 기판이 붙어 있는 소직경 동축 케이블 하니스

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