JP2011060209A5 - - Google Patents

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情報処理装置、表示方法及びプログラム
本発明は、情報処理装置、表示方法及びプログラムに関する。
近年、デジタルカメラ、携帯型映像/音声プレーヤ、携帯電話などの携帯機器の操作部として、タッチパネルが普及している。このようなタッチパネル搭載機器においては、ユーザは、携帯機器の表示画面に表示された機能ボタンをタップすることで、その機能ボタンに対応する機能の実行を携帯機器に対して指示できる(例えば、特許文献1参照。)。例えば、デジタルカメラを用いて動画を録画する場合、ユーザは、表示画面上で記録開始ボタン(いわゆるRECボタン)を探して、当該ボタンを押下することで、動画の録画が開始される。
特開2009−009424号公報
ところが近年、携帯機器に多種多様な機能が搭載されるようになっており、また、デジタルカメラ、携帯電話及び映像/音声プレーヤ等の複合機も登場している。このように1台の機器が多種多様な機能を有することで、ユーザに利便性を供与できる反面、これら多数の機能を実行するためのユーザの操作性も複雑化することになる。
例えば、タッチパネル搭載のデジタルカメラが多数の機能を有する場合、表示画面上に多数の機能ボタンが表示されることとなり、ユーザは、それらの中から、所望の機能ボタンを見つけることが困難である。また、多数の機能ボタンを分類して階層化表示したとしても、その機器を使い慣れたユーザでなければ、所望の機能ボタンの所在が分からず、該ボタンを探し出すのが困難である。さらに、多種類の機能ボタンが混在すると、ユーザは、それぞれの機能ボタンがどの機能に対応しているか分からないため、所望の機能に対応する機能ボタンを見つけることがより一層難しくなる。
特に、複雑かつ動的な表示画面上では、ユーザは所望の機能ボタンを見つけにくく、また、所望のタイミングで該ボタンを押すことが困難なことがある。例えば、デジタルカメラの撮像モードでは表示画面に撮像中のライブビュー画像が表示されるが、そのライブビュー画像(例えば白い被写体)上に、RECボタン(例えば白いボタン)を含む多数の機能ボタンが重畳表示されている場合を考える。この場合、ユーザが、表示画面上でRECボタンを見つけ出し、意図した録画のタイミングでRECボタンを押下することが困難となってしまう。
以上にように、表示画面上の機能ボタンの数が増加し、その表示態様が複雑化することによって、ユーザが所望の機能を実行するための機能ボタンを探すことが困難になっていた。
そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、表示画面が複雑な状況下においても、ユーザが所望の機能を実行するための機能ボタンを簡単に見つけることができるようにするものである。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、情報処理装置が有する複数の機能にそれぞれ対応する複数の機能ボタンを表示する表示部と、前記表示部の表示画面に対して操作体が接触又は近接した位置を検出する位置検出部と、前記複数の機能ボタンの中から、前記情報処理装置の動作状態に対応する少なくとも1つの機能ボタンを選択するボタン選択部と、前記ボタン選択部により選択された機能ボタンが、前記位置検出部により検出された前記表示画面上の位置に近づくように、前記表示画面上で当該機能ボタンを移動させる表示制御部と、を備える、情報処理装置が提供される。
前記情報処理装置の周辺環境を検出する環境検出部を備え、前記ボタン選択部は、前記複数の機能ボタンの中から、前記情報処理装置の動作状態に対応し、かつ、前記情報処理装置の周辺環境に対応する機能ボタンを選択するようにしてもよい。
前記表示画面に表示中のオブジェクトを認識するオブジェクト認識部を備え、前記ボタン選択部は、前記複数の機能ボタンの中から、前記情報処理装置の動作状態に対応し、かつ、前記表示画面に表示中の前記オブジェクトに対応する機能ボタンを選択するようにしてもよい。
前記ボタン選択部は、前記複数の機能ボタンの中から、前記情報処理装置の動作状態に対応し、かつ、前記位置検出部により検出された前記表示画面上の位置に対応する機能ボタンを選択するようにしてもよい。
前記ボタン選択部は、前記複数の機能ボタンの中から、前記情報処理装置の動作状態に対応し、かつ、前記位置検出部により検出された前記表示画面上の位置に表示されたアイコンに対応する機能ボタンを選択するようにしてもよい。
前記ボタン選択部は、前記複数の機能ボタンの中から、前記情報処理装置の動作状態に対応し、かつ、前記情報処理装置の現在位置又は現在時刻に対応する機能ボタンを選択するようにしてもよい。
前記ボタン選択部は、前記複数の機能ボタンの中から、前記情報処理装置の動作状態に対応し、かつ、前記表示画面に対する前記操作体の接触圧力又は接触時間に対応する機能ボタンを選択するようにしてもよい。
前記情報処理装置の姿勢を検出する姿勢センサを備え、前記ボタン選択部は、前記複数の機能ボタンの中から、前記情報処理装置の動作状態に対応し、かつ、前記情報処理装置の姿勢に対応する機能ボタンを選択するようにしてもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、情報処理装置が実行可能な複数の機能にそれぞれ対応する複数の機能ボタンを表示部に表示するステップと、前記表示部の表示画面に対して操作体が接触又は近接した位置を検出するステップと、前記複数の機能ボタンの中から、前記情報処理装置の動作状態に対応する少なくとも1つの機能ボタンを選択するステップと、前記選択された機能ボタンが、前記位置検出部により検出された前記表示画面上の位置に近づくように、前記表示画面上で当該機能ボタンを移動させるステップと、を含む、表示方法が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、情報処理装置が実行可能な複数の機能にそれぞれ対応する複数の機能ボタンを表示部に表示するステップと、前記表示部の表示画面に対して操作体が接触又は近接した位置を検出するステップと、前記複数の機能ボタンの中から、前記情報処理装置の動作状態に対応する少なくとも1つの機能ボタンを選択するステップと、前記選択された機能ボタンが、前記検出された表示画面上の位置に近づくように、前記表示画面上で当該機能ボタンを移動させるステップと、をコンピュータに実行させるためのプログラムが提供される。
上記構成によれば、情報処理装置が実行可能な複数の機能にそれぞれ対応する複数の機能ボタンが表示され、前記表示部の表示画面に対して操作体が接触又は近接した位置が検出され、前記複数の機能ボタンの中から、前記情報処理装置の動作状態に対応する少なくとも1つの機能ボタンが選択され、前記選択された機能ボタンが、前記検出された表示画面上の位置に近づくように、前記表示画面上で当該機能ボタンが移動する。
以上説明したように本発明によれば、表示画面が複雑な状況下においても、ユーザが所望の機能を実行するための機能ボタンを簡単に見つけることができる。
本発明の第1の実施形態に係る撮像装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 同実施形態に係る撮像装置を示す前方斜視図と後方斜視図である。 本実施形態に係る撮像装置の機能構成を示すブロック図である。 本実施形態に係る表示画面(タップ前)の表示例を示す図である。 本実施形態に係る表示画面(タップ後)の表示例を示す図である。 本実施形態に係る機能ボタンの表示方法を示すフローチャートである。 本実施形態に係る表示画面に表示された人物に対応する機能ボタンを移動させる表示例を示す図である。 本実施形態に係る表示画面に対するタップ位置に対応する機能ボタンを移動させる表示例を示す図である。 本実施形態に係る表示画面に対するタップ位置に表示されたアイコンに対応する機能ボタンを移動させる表示例を示す図である。 本実施形態に係る撮像装置の現在位置及び現在時刻に対応する機能ボタンを移動させる表示例を示す図である。 本実施形態に係る表示画面に対する操作体の接触圧力に対応する機能ボタンを移動させる表示例を示す図である。 本実施形態に係る撮像装置の姿勢に対応する機能ボタンを移動させる表示例を示す図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
なお、説明は以下の順序で行うものとする。
1.撮像装置のハードウェア構成
2.撮像装置の機能構成
3.表示方法のフロー
4.表示画面の具体例
5.他の実施形態
6.まとめ
[1.撮像装置のハードウェア構成]
まず、図1を参照して、本発明の第1の実施形態に係る撮像装置10のハードウェア構成について詳細に説明する。図1は、本実施形態に係る撮像装置10のハードウェア構成を示すブロック図である。本発明の情報処理装置は、例えば、図1に示す撮像装置10で具現されるが、かかる例に限定されず、任意の電子機器に適用可能である。
図1に示すように、本実施形態に係る撮像装置10は、例えば、静止画又は動画を撮像可能なデジタルカメラ(例えばデジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ)で構成される。この撮像装置10は、被写体を撮像して、当該撮像により得られた静止画又は動画をデジタル方式の画像データとして記録媒体に記録する。
図1に示すように、本実施形態に係る撮像装置10は、レンズ部11、撮像素子12、アクチュエータ20、モータドライバ21及びタイミングジェネレータ(TG)22等からなる撮像部を備える。撮像部は、被写体を撮像し、当該撮像により得られた画像信号を出力する。
レンズ部11は、撮像レンズ、絞り、フォーカスレンズ、ズームレンズ等の光学系(図示せず。)を備える。このレンズ部11を介して入射する被写体光の光路上には、CCD(Charge Coupled Device)、C−MOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の撮像素子12が配設される。撮像素子12は、レンズ部11により撮像面に集光された光学像を光電変換して、画像信号を出力する。
この撮像素子12の出力は、アナログ信号処理部13、アナログ/デジタル(A/D)変換部14を介して、デジタル信号処理部15の入力に接続されている。そして、デジタル信号処理部15の出力は、液晶パネル17、記録デバイス19の入力に電気的に接続されている。これらのアナログ信号処理部13、A/D変換部14及びデジタル信号処理部15は、信号処理部を構成する。信号処理部は、撮像素子12から出力される画像信号に対して所定の信号処理を実行し、当該信号処理後の画像信号を液晶パネル17又は記録デバイス19に出力する。
レンズ部11には、絞りの調整や、フォーカスレンズの移動を行うための駆動機構であるアクチュエータ20が機械的に接続されている。そして、アクチュエータ20は、その駆動制御を行うためのモータドライバ21に接続されている。モータドライバ21は、CPU23からの指示に基づいて、撮像部の各部の動作を制御する。例えば、撮像時には、モータドライバ21は、操作部24やタッチパネル16に対するユーザ操作に応じて、適切なフォーカス、露出等で被写体が撮像されるように、撮像部の駆動機構を制御して、ズームレンズ、フォーカスレンズ、絞りなどを駆動させる。また、TG22は、CPU23からの指示に基づき、撮像素子12の撮像タイミングを制御するためのタイミング信号を撮像素子12に出力する。
タッチパネル16は、表示部の表示画面に対して操作体が接触又は近接した位置を検出する位置検出部の一例である。液晶パネル17は、液晶ディスプレイ(LCD)等で構成される表示部の一例であり、画像、テキスト、アイコン等の各種のデータを表示する。タッチパネル16は、液晶パネル17の表示画面上に重畳して配設されており、該タッチパネル16と液晶パネル17とでタッチスクリーン18が構成される。かかるタッチパネル16は、撮像装置10に対するユーザ操作を受け付ける操作部として機能し、ユーザにより指定された液晶パネル17の表示画面上の位置を検出する。
ここで、タッチパネル16について詳述する。タッチパネル16は、液晶パネル17の表示画面に対して操作体が接触又は近接した位置を検出するセンサを具備しており、操作体により指定された表示画面上の位置や、操作体の移動軌跡や移動速度を検出する。タッチパネル16の操作に用いられる操作体は、例えば、ユーザの指やスタイラス、タッチペン等である。タッチパネル16は、操作体が接触又は近接した表示画面上の位置の座標を検出し、検出された座標情報は、CPU23に伝送されて、所定の処理が実行される。
タッチパネルとしては、例えば、感圧式、静電気式、光学式など、任意の方式のタッチパネルを使用できる。感圧式タッチパネルは、操作体によりパネルを押圧したときの圧力の変化を検知する。静電気式タッチパネルは、パネルに対する操作体の接触に伴う静電気による電気信号を検知する。光学式タッチパネルは、表示パネルの外枠に設けられた光学センサにより、パネルに接触した操作体の位置や移動方向を検知する方式が一般的である。また、他の方式の光学式センサとして、インセル型の光学式タッチパネルも存在する。インセル型の光学式タッチパネルでは、表示パネルに光学式センサアレイが搭載されており、この光学式センサアレイにより表示パネルに接触又は近接した操作体の位置や移動軌跡を検知する。
また、タッチパネル16としては、操作体の接触を検知する接触式のタッチパネル(例えば、上記感圧式、静電気式のタッチパネル)が一般的である。ユーザは、指やスタイラス等でタッチパネル16の面上を押圧(即ち、タップ)したり、当該押圧した指やスタイラス等を移動させたりすることで、撮像装置10に対して各種の操作を行うことができる。
なお、操作体がタッチパネルに直接接触しなくても、タッチパネルに近接している操作体を認識可能な非接触式のタッチパネル(例えば、上記光学式タッチパネル)も存在する。以下では、説明の便宜上、操作体(例えば指)が接触した位置(タップ位置)を検出する接触式のタッチパネルの例を挙げて説明するが、本発明の位置検出部は、ユーザにより指定された表示画面上の位置を検出可能であれば、例えば、非接触式のタッチパネルや、その他の画面位置検出デバイスで構成することも可能である。
記録デバイス19は、例えば、DVD(Digital Versatile Disc)等の光ディスク、メモリカード、磁気テープなどのリムーバブル記録媒体を備え、該記録媒体に画像、音声等の各種データを記録する。また、記録デバイス19は、撮像装置10に内蔵される半導体メモリ、HDD等のディスク装置で構成することも可能である。かかる記録デバイス19は、CPU23の指示に基づき、信号処理部で信号処理された画像信号を、画像データとして記録媒体に記録する。かかる記録デバイスは、撮像により得られた画像データを記録する記録部に相当する。また、記録デバイス19は、記録媒体に記録されたデータを再生することも可能である。
CPU(Central Processing Unit)23は撮像装置10の各部を制御する制御部として機能する。該CPU23は、モータドライバ21、TG22、操作部24、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)25、プログラムROM(Read Only Memory)26、RAM(Random Access Memory)27、タッチパネル16と接続されている。
半導体メモリ25〜27は、各種のデータを記憶する記憶部として機能する。例えば、EEPROM25は、設定された各種情報など、撮像装置10の電源がオフにされたときも保持すべきデータ等を記憶する。プログラムROM26は、CPU23が実行するプログラム、該プログラムを実行する上で必要なデータを記憶する。そして、RAM27は、CPU23が各種処理を実行する際のワークエリアとして必要なプログラムやデータを一時記憶する。CPU23は、プログラムROM26等の記憶媒体に格納されたプログラムを読み出し、RAM27を利用しながら該プログラムを実行することで、各種の処理を行う。
操作部24は、タッチパネル16とは別途に設けられた操作手段であり、例えば、シャッタボタン、電源ボタン等の機械的ボタンや、スイッチ、レバー、ダイヤル、十字キーなどを含む。また、操作部24は、所定のユーザ入力を検出する接触センサ、光センサなどを含んでもよい。操作部24は、ユーザによって操作され、該操作に対応した信号をCPU23に供給する。
次に、図2を参照して、本実施形態に係る撮像装置10の外観構成の一例について説明する。図2は、本実施形態に係る撮像装置10を示す前方斜視図(図2A)、後方斜視図(図2B)である。
図2に示すように、撮像装置10の前面は、スライド式のレンズカバー31で覆われている。当該前面のレンズカバー31を下方にスライドさせて開くと、上記レンズ部11を構成する撮像レンズ32とAFイルミネータ33が露呈するように配置されている。このAFイルミネータ33は、セルフタイマランプを兼ねている。また、撮像装置10の背面には、当該背面の大部分を占めるようにして、上述したタッチスクリーン18が設けられている。
また、撮像装置10の上面には、ズームレバー(TELE/WIDE)34、シャッタボタン35、再生ボタン36及びパワーボタン37が配置されている。これらのボタン34〜37は、上記図1に示した操作部24の一例である。なお、ユーザがシャッタボタン35を押下することで静止画の撮像動作を指示(レリーズ指示)することができるが、本実施形態に係る撮像装置10は、タッチパネル16に対する入力操作のみで撮像可能であるので、シャッタボタン35を省略してもよい。
次に、以上のような構成の撮像装置10の動作について説明する。CPU23は、プログラムROM26に記録されているプログラムを実行することにより撮像装置を構成する各部を制御し、タッチパネル16からの信号や、操作部24からの信号に応じて、所定の処理を実行する。例えば、タッチパネル16の任意の位置に指が触れる等して押下(タップ)されると、つまりユーザにより所定の操作入力がなされると、該タッチパネル16により、タップされた位置の座標が検出され、当該座標に係る信号がCPU23に送出される。CPU23は、該座標に対応する所定の情報を取得し、該情報に基づいて所定の処理を実行する。
(1)AF制御
撮像時には、まず、レンズ部11を介して撮像素子12に被写体光が入射すると、撮像素子12は、撮像範囲内の被写体を撮像する。即ち、撮像素子12は、レンズ部11により撮像面に集光された光学像を光電変換して、アナログの画像信号を出力する。このとき、モータドライバ21は、CPU23の制御に基づきアクチュエータ20を駆動する。この駆動により、レンズ部11は、撮像装置10の筐体から露出/収納される。また、この駆動により、レンズ部11を構成する絞りの調整や、レンズ部11を構成するフォーカスレンズの移動が行われる。このようにして、AF領域内の被写体に対してレンズ部11の焦点が自動的に合焦される(自動合焦制御)。
(2)AE制御
さらに、タイミングジェネレータ22は、CPU23の制御に基づいて、タイミング信号を撮像素子12に供給する。このタイミング信号により撮像素子12における露光時間等が制御される。撮像素子12は、このタイミングジェネレータ22から供給されるタイミング信号に基づいて動作することにより、レンズ部11を介して入射する被写体からの光を受光して光電変換を行い、受光量に応じた電気信号としてのアナログの画像信号を、アナログ信号処理部13に供給する。このようにして、被写体を撮像して得られる画像の露出が適切となるよう自動的に調整される(自動露出制御)。
(3)信号処理
アナログ信号処理部13は、CPU23の制御に基づいて、撮像素子12から送出されたアナログの画像信号に対してアナログ信号処理(増幅等)を行い、その結果得られる画像信号を、A/D変換部14に供給する。A/D変換部14は、CPU23の制御に基づいて、アナログ信号処理部13からのアナログ画像信号をA/D変換し、その結果得られるデジタル画像信号をデジタル信号処理部15に供給する。
デジタル信号処理部15は、CPU23の制御に基づいてA/D変換部14からのデジタル画像信号に対し、ノイズ除去、ホワイトバランス調整、色補正、エッジ強調、ガンマ補正等のうち必要なデジタル信号処理を施し、液晶パネル17に供給して表示させる。
(4)ライブビュー画像の表示処理
デジタル信号処理部15は、A/D変換部14からの動画像データを、液晶パネル17に供給し、これにより液晶パネル17は、撮像範囲内にある被写体を撮像したライブビュー画像を表示する。このライブビュー画像(動画)は、ユーザが、所望の画像を撮像するために、撮像範囲や画角、被写体の状態などを視認するためのものである。
(5)圧縮記録処理
撮像装置10は、撮像した画像の圧縮記録処理を行う。例えば、動画撮像モードにおいて、操作部24又はタッチパネル16から動画の録画開始指示が入力された場合、CPU23は、デジタル信号処理部15及び記録デバイス19を制御して、動画データを記録する。例えば、ユーザがタッチスクリーン18に表示されたRECボタンを押下した場合、デジタル信号処理部15は、A/D変換部14からのデジタルの画像信号を、例えばJPEG(Joint Photographic Experts Group)方式等の所定の圧縮符号化方式で圧縮し、その結果、得られる圧縮されたデジタルの画像信号を、記録デバイス19に供給して記録させる。また、静止画撮像モードにおいて、操作部24又はタッチパネル16のシャッタボタンが押下された場合、CPU23は、デジタル信号処理部15及び記録デバイス19を制御して、静止画データを記録する。例えば、ユーザがタッチスクリーン18に表示されたシャッタボタンを押下した場合には、タッチパネル16からCPU23にレリーズ信号が供給される。CPU23は、レリーズ信号に応じて、デジタル信号処理部15を制御して、静止画の画像データを圧縮させ、この圧縮された静止画データを記録デバイス19に記録させる。
(6)再生処理
撮像装置10は、記録デバイス19に記録された画像の再生処理を行う。再生モードにおいて、操作部24又はタッチパネル16から再生指示が入力された場合、CPU23は、デジタル信号処理部15及び記録デバイス19を制御して、記録媒体に記録されている画像データを再生する。例えば、ユーザがタッチスクリーン18に表示された再生ボタンを押下した場合には、デジタル信号処理部15は、記録デバイス19に記録されている圧縮画像データを伸張し、得られた画像データを液晶パネル17に供給して表示させる。
(7)各種の設定処理
撮像装置10は、ユーザ入力に基づいて、撮像装置10が有する各種の機能の設定処理を行う。例えば、ユーザがタッチスクリーン18に表示された機能設定ボタンを押下した場合には、CPU23は、そのボタンに対応する機能の設定画面をタッチスクリーン18に表示させる。そして、当該設定画面に対するユーザ操作に基づいて、当該機能を設定する。撮像装置10の機能としては、例えば、フラッシュ撮像機能、セルフタイマ撮像機能、連写撮像機能、撮像する画像の画質やサイズ、露出、シャッタースピード、ホワイトバランス等の調整機能などがある。
[2.撮像装置の機能構成]
次に、図3を参照して、本実施形態に係る撮像装置10の特徴である機能ボタンの表示制御に関する機能構成について説明する。図3は、本実施形態に係る撮像装置10の機能構成を示すブロック図である。
図3に示すように、撮像装置10は、選択条件設定部40と、ボタン選択部41と、環境検出部42と、オブジェクト認識部43と、GPS(Global Positioning System)センサ44と、姿勢センサ45と、表示制御部46と、機能実行部47を備える。これらの機能部は、図1に示すCPU23が、プログラムROM26等に記憶されているプログラムを実行することにより実現されるが、かかる例に限定されず、専用のハードウェアで実現されてもよい。
選択条件設定部40は、後述するボタン選択部41が機能ボタンを選択するための選択条件を設定する。選択条件設定部40は、デフォルトの設定条件に基づいて、選択条件を設定してもよいし、ユーザ入力に基づいて、選択条件を変更してもよい。或いは、選択条件設定部40は、撮像装置10の動作状態等に基づいて、選択条件を動的に設定変更して、その動作状態に適した機能ボタンが選択されるようにしてもよい。
ボタン選択部41は、上記選択条件設定部40により設定された選択条件に基づいて、タッチスクリーン18の表示画面に表示された複数の機能ボタンの中から、撮像装置10の動作状態に対応する少なくとも1つの機能ボタンを選択する。撮像装置10の動作状態は、例えば、撮像装置10の動作モード(例えば、動画撮像モード、静止画撮像モード、再生モード、メニューモード、休止モード等)や、該動作モードの継続時間、該動作モードで表示している画面の種類若しくは状態、又は、該動作モードにおけるユーザ操作の状態などを含む。
ボタン選択部41は、ユーザにより表示画面上の任意の位置が指定(例えばタップ)されたことを契機として、機能ボタンの選択処理を実行する。つまり、ユーザが、タッチスクリーン18の表示画面上の任意の位置を指定(操作体によりタップ)すると、タッチパネル16は当該表示画面上で指定された位置を検出する。すると、ボタン選択部41は、当該タッチパネル16による指定位置の検出を契機として、表示画面上に表示されている複数の機能ボタンの中から、その検出時点での撮像装置10の動作モードに適した機能ボタンを選択する。
また、ボタン選択部41は、撮像装置10の動作状態以外にも、任意の選択条件に基づいて、機能ボタンを選択できる。例えば、ボタン選択部41は、(a)撮像装置10の周辺環境(例えば明るさ、騒音等の特殊な環境)、(b)表示画面に表示中のオブジェクト(例えば人物)、(c)ユーザにより指定された表示画面上の位置(タップ位置)、(d)ユーザにより指定されたアイコン(機能ボタン、ファイル等)、(e)現在位置若しくは現在時刻、(f)操作体の接触圧力若しくは接触時間、又は、(g)撮像装置10の姿勢(例えば傾き、向き)などの選択条件に基づいて、機能ボタンを選択してもよい。また、これらの選択条件を組み合わせて使用してもよい。
このようにボタン選択部41に選択条件を提供するために、各種のセンサや検出部が設けられている。環境検出部42は、撮像装置10の周辺環境を検出する機能を有し、例えば、露出調整のために明るさを検出するセンサや、ノイズキャンセルのために騒音を検出するマイクロフォンなどである。オブジェクト認識部43は、公知のオブジェクト認識機能を用いて、撮像画像中のオブジェクト(例えば人物)を認識する。GPSセンサ44は、外部装置と通信することで、撮像装置10の現在位置を表すGPS情報(緯度・経度情報)を取得する。姿勢センサ45は、ジャイロセンサ、加速度センサなどで構成され、撮像装置10の姿勢(例えば3軸方向の傾き、加速度等)を検出する。
表示制御部46は、表示部である液晶パネル17を制御して、多様な画像を液晶パネル17の表示画面に表示させる。例えば、表示制御部46は、上記ボタン選択部41により選択された機能ボタンが、デフォルトの位置から、上記ユーザにより指定された表示画面上の位置(タップ位置)に近づくように、表示画面上で当該選択された機能ボタンを移動させる。この結果、ユーザが表示画面にタップすると、表示画面に表示された複数の機能ボタンのうち、そのタップ時点での撮像装置10の動作状態に適した機能ボタンが、タップ位置に近寄ってくることになる。
機能実行部47は、ユーザ操作に基づいて、ユーザにより指定された機能(例えば、画像の記録、再生、各種設定など)を実行する。例えば、タッチスクリーン18に表示された記録ボタン(RECボタン、シャッタボタン)等が押下されたときには、機能実行部47は、記録デバイス19を制御して、撮像中の画像を記録媒体に記録する。
以上のように、本実施形態に係る撮像装置10は、ユーザが表示画面にタップしたときに、そのタップ時点における撮像装置10の動作状態に適した機能ボタンを選択し、表示画面上で当該機能ボタンを元の位置からタップ位置に近づけるように移動させる。これにより、ユーザがタッチスクリーン18の表示画面をタップすると、複数の機能ボタンのうち、撮像装置10の動作状態に適した機能ボタンのみがタップ位置に近寄ってくるので、ユーザは所望の機能ボタンを容易に見つけ出すことができる。
ここで、図4及び図5を参照して、本実施形態に係る機能ボタンの移動表示について説明する。図4は、本実施形態に係るタッチスクリーン18の表示画面(タップ前)の表示例を示し、図5は、本実施形態に係るタッチスクリーン18の表示画面(タップ後)の表示例を示す図である。
図4に示すように、撮像装置10の動作モードが例えば撮像モードにあるときには、タッチスクリーン18の表示画面50には、撮像部による撮像中の被写体を表すライブビュー画像52が表示される。このライブビュー画像52上には、撮像モードで使用される複数の機能ボタン60A〜D(以下、「機能ボタン60」と総称する場合もある。)が重畳表示されている。機能ボタン60は、撮像装置10の機能を実行するためのボタンを表示画面50上に表示したGUI(Graphical User Interface)部品であり、それぞれの機能ボタン60の機能の特徴を表すアイコンが使用される。
図示の例では、表示画面50の左端に4つの機能ボタン60A〜Dが表示されている。このうち、RECボタン60Aは、撮像された画像を記録するための機能ボタンである。動画の記録を開始するための録画開始ボタンであってもよいし、静止画を記録するシャッタボタンであってもよい。フラッシュ設定ボタン60Bは、フラッシュの動作(例えば、自動/強制発光/発光禁止)を設定するためのボタンである。セルフタイマ設定ボタン60Cは、セルフタイマの動作(例えば、オン/オフやタイマ時間)を設定するためのボタンである。連写設定ボタン60Dは、複数枚の静止画を連続的に記録する連写記録の動作(オン/オフや枚数)を設定するためのボタンである。
図4の記録待機状態で、ユーザが所望のタイミングで静止画又は動画を記録(即ち、レリーズ)する場合、従来通り、ユーザは表示画面50上でRECボタン60Aを見つけ出し、当該RECボタン60Aを押下してもよい。しかし、状況によっては、ユーザが、表示画面50に表示されている4つの機能ボタン60の中から、所望のRECボタン60Aを即座に探し出すことができない場合や、RECボタン60Aがライブビュー画像52の被写体と重畳して見えにくい場合もある。また、RECボタン60Aが表示画面50の左端に配置されているため、ユーザは右手の指でRECボタン60Aを押下しにくいといった不都合もある。
そこで、本実施形態に係る撮像装置10では、図5に示すように、ユーザが表示画面50上の任意の位置をタップすると、RECボタン60Aが、ユーザが指定した表示画面50上の位置(タップ位置)に近寄ってくるようになっている。
即ち、図4の状態で画像を記録したい場合、図5に示すように、ユーザは、ライブビュー画像52が表示されている表示画面50上の任意の位置(図5の例では右端)をタップする。このタップ操作は、表示画面50上の位置の指定に相当する。すると、撮像装置10のタッチパネル16は、ユーザのタップ操作と、そのタップ位置(指定位置)を検出する。そして、ボタン選択部41は、表示画面50に表示されている4つの機能ボタン60の中から、タップ時点での撮像装置10の動作状態に対応する機能ボタン60を選択する。図5の例では、撮像モードでの使用頻度が最も高いRECボタン60Aが選択される。そして、表示制御部46は、選択されたRECボタン60Aのみを、表示画面50上のデフォルト位置(図5で一点鎖線で示す位置)から、ユーザにより指定された位置(タップ位置)に近づけるように徐々に移動させ、タップ位置の近傍(例えば、タップ位置の少し上側)で静止させる。RECボタン60Aをタップ位置の少し上側に移動させることで、ユーザの指で当該移動後のRECボタン60Aが隠れないので便利である。
以上のように、本実施形態では、ユーザが表示画面50上の位置をタップすると、当該を契機として、RECボタン60Aが表示画面50上のタップ位置に近寄ってきて、タップ位置の近傍で静止する。これにより、ユーザの行為を契機として、撮像装置10の動作状態に適したRECボタン60Aだけを、ユーザが認知しやすい表示画面50上の位置に移動させることができる。従って、ユーザは、表示画面50上で複数の機能ボタン60の中から、所望のRECボタン60Aを探し出す必要が無く、状況に関わらず、所望のRECボタン60Aを容易に見つけることができる。さらに、ユーザは、表示画面50の右端に近寄ってきたRECボタン60Aを、右手の指を用いて簡単に押下して、所望の記録タイミングで手振れの無い画像を記録できる。
なお、図5の例では、表示画面50にライブビュー画像52がフルスクリーン表示され、そのライブビュー画像52上に機能ボタン60が重畳表示されているが、かかる例に限定されない。例えば、撮像モードにおける表示画面50を、ライブビュー画像52用の表示領域と、機能ボタン60用の表示領域とに区分してもよい。この場合であっても、ユーザが表示画面50をタップすると、その時点で適切な機能ボタン60がタップ位置に近寄ってくるようにできる。
また、図5の例では、撮像モードで画像を記録可能な状態になっている場合、ユーザは記録行為をしたいと想定して、撮像モードで使用頻度の高いRECボタン60Aのみが近寄ってくるように設定されていた。しかし、かかる例に限定されない。例えば、他の機能ボタン60B〜Dを近寄ってくるようにする場合には、ユーザは、撮像モードで近寄ってくる所望の機能ボタン60を、撮像装置10に予め登録しておいてもよい。これにより、使用頻度の高い任意の機能ボタン60(例えばフラッシュ設定ボタン60B)を近寄らせることができる。また、周辺環境(明るさ、被写体の移動速度、焦点距離)やユーザの行為等を検出し、その周辺環境やユーザ行為に適した機能ボタン60(例えば、フラッシュ設定ボタン60B、連写設定ボタン60D、露光、シャッタースピード等の各種の設定ボタンなど)が近寄ってくるようにしてもよい。また、近寄ってくるボタン数は1つに限られず、タップ時点での撮像装置10の動作状態や他の選択条件に適合する複数の機能ボタン60が近寄ってくるようにしてもよい。
また、上記の例では、ユーザが、近寄ってきた機能ボタン60を押下して、その機能を実行する例について説明した。これ以外にも、ユーザは、近寄ってきた機能ボタン60をゴミ箱にドラッグアンドドロップすることで、該機能ボタン60を表示画面50上から削除してもよい。また、ユーザは、近寄ってきた機能ボタン60を表示画面50上の任意の位置にドラッグアンドドロップすることで、該機能ボタン60の配置を所望の位置に変更してもよい。
[3.表示方法のフロー]
次に、図6を参照して、本実施形態に係る撮像装置10による機能ボタン60の表示方法について説明する。図6は、本実施形態に係る機能ボタン60の表示方法を示すフローチャートである。
図6に示すように、撮像装置10が任意の動作モードの定常状態にあるときには、その動作モードで使用される複数の機能ボタン60が、表示画面50上のデフォルト位置に表示される(S100)。例えば図4に示したように、撮像装置10の動作モードが撮像モードであるときには、撮像装置10で使用される4つの機能ボタン60が、デフォルト位置(画面左端)に配列して表示される。また、図示はしないが、撮像装置10の動作モードが再生モードであるときには、再生モードで使用される複数の機能ボタン(例えば、再生ボタン、削除ボタン、動画コマ送りボタン、回転/拡大機能ボタン等)がデフォルト位置に表示される。
このような撮像装置10が定常状態であるときに、タッチパネル16は、操作体が表示画面50上の任意の位置に接触又は近接したか否か(例えば、ユーザが指で表示画面50をタップしたか否か)を検出している(S102)。
そして、ユーザが表示画面50をタップして、表示画面50上の任意の位置を指定したときには、撮像装置10は、表示画面50に表示中の複数の機能ボタン60の中から、当該タップ時点での動作状態に適した機能ボタン60を自動的に選択する(S104)。例えば、図5に示した例では、撮像装置10が撮像モードであるので、機能ボタン60A〜Dの中から、当該撮像モードに適したRECボタン60Aが選択される。
次いで、撮像装置10は、S104で選択された機能ボタン60が、S102でユーザにより指定された位置(タップ位置)に近づくように、当該機能ボタン60を表示画面50上のデフォルト位置からタップ位置に徐々に移動させる(S106)。例えば図5の例では、RECボタン60Aが、画面左上隅のデフォルト位置から、右端中央のタップ位置に移動する。
以上のようにして、ユーザが表示画面50をタップ(S102)すると、撮像装置10の動作状態に応じて、所定の機能ボタン60がタップ位置に近寄ってくる(S106)。よって、ユーザは、当該機能ボタン60を容易に見つけることができる。
その後、ユーザが、上記S106で近寄ってきた機能ボタン60を押下すると(S108)、タッチパネル16は、ユーザによる当該機能ボタン60の指定を検出し、撮像装置10は、当該機能ボタン60に対応する機能を実行する(S110)。例えば、図5の例で、タップ位置に近寄ってきたRECボタン60Aが押下されると、その時点で撮像された動画又は静止画が記録媒体に記録される。
以上、本実施形態に係る表示方法のフローについて説明した。本実施形態に係る表示方法では、撮像装置10の定常状態では、複数の機能ボタン60はデフォルト位置に表示されているが、タッチパネル16がタップされると、そのときの撮像装置10の動作状態に応じた適切な機能ボタン60がタップ位置に近づくように表示画面50上で移動表示される。これにより、ユーザは、表示画面50上で、所望の機能ボタン60を容易に見つけることができる。
[4.表示画面の具体例]
次に、各種の選択条件に基づいて機能ボタンを自動選択して、当該選択された機能ボタンを表示画面50上で移動させるときの具体例について説明する。
(1)撮像装置10の動作状態のみに基づくボタン選択
上記のように撮像装置10のボタン選択部41は、撮像装置10の動作状態に基づいて、表示画面50上で移動させる機能ボタン60を選択する。このとき、追加の選択条件を用いることなく、撮像装置10の動作状態のみを選択条件として、その動作状態に適した機能ボタン60を選択してもよい。
例えば、撮像装置10の動作モードが撮像モードであり、表示画面50に撮像画面(ライブビュー画像52)が表示されている場合、表示画面50がタップされると、撮像装置10は、図5に示したようにRECボタン60A(シャッタボタン)を選択して移動させる。これにより、ユーザは、表示画面50内でRECボタン60Aを探す手間を省いて、迅速に記録開始できる。このように撮像モードでは、無条件で、RECボタン60Aを移動させることが汎用的であるが、これに限られない。例えば、ユーザ個々のニーズに応えるために、ユーザごとに予め登録してある任意の機能ボタン60(フラッシュ設定ボタン、マクロ撮像設定ボタン等)を移動させるようにしてもよい。
また、撮像装置10の動作モードが再生モードである場合、表示画面50に表示された再生画像がタップされると、撮像装置10は、再生中の画像を削除するための削除ボタンや、再生モードから撮像モードに戻るためのモード変更ボタンを移動させてもよい。また、再生モードでは、再生画像のピンボケを確認するために、再生画象を拡大表示するための拡大ボタンを移動させてもよい。このように、再生モードにおいて、ユーザによるタップに応じて、再生画像の編集に適した機能ボタン60を移動させることで、ユーザの利便性が向上する。
(2)周辺環境に基づくボタン選択
次に、撮像装置10の動作状態に対応し、かつ、撮像装置10の周辺環境に対応する機能ボタン60を選択して移動させる例について説明する。撮像装置10は、環境検出部42により撮像装置10の周辺環境を検出し、ボタン選択部41により、撮像装置10の動作状態と当該周辺環境に基づいて、表示画面50上で移動させる機能ボタン60を選択する。具体的には、環境検出部42により特殊な環境が検出されたときに、撮像装置10は、その環境に対応するために必要な機能ボタン60を選択して、表示画面50上で移動させる。例えば、周辺環境が明るすぎる場合には、撮像装置10は、露出補正機能に関する機能ボタン60を移動させる。また、撮像中の被写体の動きが速い場合には、連写機能に関する機能ボタン60(例えば図4の連写設定ボタン60D)を移動させる。これにより、撮像装置10の周辺環境が特殊である場合には、その特殊な環境に適した機能ボタン60をタップ位置に近寄らせて、当該機能ボタン60の機能の実行をユーザに推薦できる。
(3)表示中のオブジェクトに基づくボタン選択
次に、撮像装置10の動作状態に対応し、かつ、表示画面50に表示されているオブジェクトに対応する機能ボタン60を選択して移動させる例について説明する。撮像装置10は、オブジェクト認識部43により、表示画面50に表示中のオブジェクトを認識し、ボタン選択部41により、撮像装置10の動作状態と当該オブジェクトに基づいて、表示画面50上で移動させる機能ボタン60を選択する。具体的には、オブジェクト認識部43により、表示画面50に表示される画像内に特定のオブジェクト(例えば、被写体である人物)を認識したときに、撮像装置10は、そのオブジェクトに対応する機能ボタン60を選択して、表示画面50上で移動させる。
図7は、表示画面50に表示された人物に対応する機能ボタン60を移動させる表示例である。図7に示すように、撮像モードでは、撮像装置10により撮像中のライブビュー画像52が、表示画面50に表示される。このライブビュー画像52内に特定のユーザAが含まれている場合、ユーザが表示画面50をタップすると、そのユーザAに関する機能ボタン60Fが近寄ってくる。この機能ボタン60Fは、例えば、予め登録されているユーザAに関する情報(名前、年齢など)を表示するためのボタンである。このように、認識されたオブジェクトに対応する機能ボタン60を移動させることで、ユーザは、撮像中のオブジェクトに関する機能ボタン60Fを容易かつ迅速に押下できる。
また、オブジェクト認識を利用した別の例としては、撮像中のライブビュー画像52内に任意の人物が映ると、スマイルシャッター機能を設定(オン/オフ)するための機能ボタン60を移動させるようにしてもよい。これにより、撮像範囲内に人物が入ったときには、ユーザは、近寄ってきた機能ボタン60を押下して、即座にスマイルシャッター機能をオンにすることができ、人物の笑顔のシャッターチャンスを逃さないようにできる。なお、スマイルシャッター機能とは、撮像装置10が人物の笑顔を検出したときに、自動的にレリーズする機能である。
(4)表示画面上のタップ位置に基づくボタン選択
次に、撮像装置10の動作状態に対応し、かつ、操作体により指定された表示画面50上の位置(タップ位置)に対応する機能ボタン60を選択して移動させる例について説明する。撮像装置10は、タッチパネル16により、表示画面50上のタップ位置を検出し、ボタン選択部41により、撮像装置10の動作状態と当該タップ位置に基づいて、表示画面50上で移動させる機能ボタン60を選択する。具体的には、表示画面50上の領域と機能ボタン60とを予め相互に関連づけておく。そして、ユーザが表示画面50にタップして特定の位置を指定したときに、撮像装置10は、ユーザにより指定された位置(タップ位置)を含む表示画面50上の領域を特定し、その領域に対応する機能ボタン60をタップ位置に移動させる。これにより、タップ位置に応じて、相異なる機能ボタン60が近寄ってくることになる。
図8は、表示画面50に対するタップ位置に対応する機能ボタン60を移動させる表示例である。図8に示すように、ユーザが、表示画面50内の所定エリア(例えば、画面右下のエリア62)にタップすると、そのエリア62に対応する機能ボタン60Fが近寄ってくる。この機能ボタン60Fは、例えば、撮像に関する機能を設定するためのボタンである。このように、タップ位置に対応する機能ボタン60を移動させることで、ユーザは、表示画面50上のタップ位置を変えることで、必要な機能ボタン60を容易に指定できる。
(5)表示画面上で指定されたアイコンに基づくボタン選択
次に、撮像装置10の動作状態に対応し、かつ、操作体により指定された表示画面50上の位置に表示されたアイコンに対応する機能ボタン60を選択して移動させる例について説明する。撮像装置10は、タッチパネル16により、表示画面50上のタップ位置を検出し、ボタン選択部41により、撮像装置10の動作状態と当該タップ位置に表示されたアイコンに基づいて、表示画面50上で移動させる機能ボタン60を選択する。具体的には、ユーザにより表示画面50上のアイコン(例えば、任意の機能ボタン60、ファイルを示すアイコン等)が指定されたときに、撮像装置10は、そのアイコンに関連する機能ボタン60を選択して、表示画面50上で移動させる。
図9は、表示画面50に対するタップ位置に表示されたアイコン(機能ボタン60J)に対応する対応する機能ボタン60を移動させる表示例である。アイコンは、例えば、上述した機能ボタン60を表すアイコンもあれば、画像や音声等の任意のデータのファイルを表すアイコンもある。図9に示すように、ユーザが、表示画面50に表示された特定のアイコン、例えば機能ボタン60Jにタップすると、その機能ボタン60Jに類似した3つの機能ボタン60E、60F、60Gが近寄ってくる。例えば、この機能ボタン60Jが、撮像画像の露出調整機能に関するボタンである場合、他の機能ボタン60E〜Gは、撮像画像のコントラスト、シャープネス、シャッタースピード等の調整機能に関するボタンである。このように、ユーザにより指定された特定の機能ボタン60Jに関連する他の機能ボタン60E〜Gを移動させることで、ユーザは、関連する機能ボタン60を容易に見つけることができる。
また、別の例としては、ユーザが表示画面50上で画像ファイルのアイコンを指定したときに、そのアイコンに関連する機能ボタン60を移動させるようにしてもよい。
例えば、撮像装置10の動作モードが再生モードである場合に、静止画の画像自体の角又は当該静止画ファイルのアイコンの角をタップすると、当該静止画を回転又は拡大する機能の機能ボタン60が近寄ってくるようにしてもよい。ユーザは、画像又はアイコンの角に対するタップから、画像の回転又は拡大機能を連想しやすい。このように、画像又はアイコンに対するタップ位置から連想されやすい機能ボタン60を近寄らせることで、ユーザの利便性が高まる。
また、再生モードにおいて、ユーザが、表示画面50に表示された動画ファイルのアイコンにタップすると、動画再生ボタンが近寄ってくるようにしてもよい。これにより、ユーザは、再生したい動画ファイルを指定するだけで、その動画ファイルの再生ボタンを容易に見つけることができる。
また、撮像装置10が外部装置と相互に通信している通信モードにおいて、ユーザが、表示画面50上の画像ファイルのアイコンをタップすると、当該画像ファイルを相外部装置に送信するための送信ボタンが近寄ってくるようにしてもよい。これにより、ユーザは、送信したい画像ファイルを指定するだけで、その画像ファイルの送信ボタンを容易に見つけることができる。
(6)現在位置又は現在時刻に基づくボタン選択
次に、撮像装置10の動作状態に対応し、かつ、撮像装置10の現在位置又は現在時刻に対応する機能ボタン60を選択して移動させる例について説明する。撮像装置10は、GPSセンサ44により、撮像装置10の現在位置情報を取得し、不図示の計時装置から現在時刻を取得する。そして、撮像装置10は、ボタン選択部41により、撮像装置10の動作状態と、撮像装置10の現在位置及び/又は現在時刻に基づいて、表示画面50上で移動させる機能ボタン60を選択する。具体的には、表示画面50上の任意の位置がタップされたときに、撮像装置10は、撮像装置10の現在位置や現在時刻に適した機能ボタン60を移動させる。
図10は、撮像装置10の現在位置及び現在時刻に対応する機能ボタン60を移動させる表示例である。図10に示すように、東京の品川にいるユーザが、午前中に表示画面50内の任意の位置にタップすると、現在位置と現在時刻に関連する機能ボタン60Fが近寄ってくる。この機能ボタン60Fは、例えば、東京に関する情報を設定するための設定ボタンや、午前中における撮像装置10の動作を設定するためのボタンなどである。このように、撮像装置10の現在位置又は現在時刻に対応する機能ボタン60を移動させることで、ユーザは、その位置や時刻に適した機能ボタン60を容易に見つけることができる。
(7)操作体の接触圧力又は接触時間に基づくボタン選択
次に、撮像装置10の動作状態に対応し、かつ、表示画面50に対する操作体の接触圧力又は接触時間に対応する機能ボタン60を選択して移動させる例について説明する。撮像装置10は、タッチパネル16が備える感圧センサ(図示せず。)により、操作体が表示画面50を押圧したときの接触圧力(押圧力)や、接触開始から終了までの接触時間を検知する。そして、撮像装置10は、ボタン選択部41により、撮像装置10の動作状態と、上記接触圧力及び/又は接触時間に基づいて、表示画面50上で移動させる機能ボタン60を選択する。具体的には、表示画面50上の任意の位置がタップされたときに、撮像装置10は、接触圧力や接触時間に対応する機能ボタン60を移動させる。
図11は、表示画面50に対する操作体の接触圧力に対応する機能ボタン60を移動させる表示例である。図11に示すように、ユーザが表示画面50をタップするときの押圧力(接触圧力)に応じて、相異なる機能ボタン60が近寄ってくる。例えば、表示画面50を所定圧力よりも強く押したときには、機能ボタン60Fが近寄り、表示画面50を当該所定圧力より弱く押したときには、他の機能ボタン60Eが近寄ってくる。例えば、接触圧力と、機能ボタン60を関連づけて登録しておくことで、ユーザは、表示画面50に対する押圧力を調整して、タップ位置に近寄らせたい機能ボタン60を容易に指定できる。また、図11は、操作体の接触圧力を機能ボタン60の選択条件として用いる例を示しているが、同様に、操作体の接触時間(タップ継続時間)を機能ボタン60の選択条件として用いて、接触時間に応じて、相異なる機能ボタン60が近寄ってくるようにしてもよい。
(9)撮像装置10の姿勢に基づくボタン選択
次に、撮像装置10の動作状態に対応し、かつ、撮像装置10の姿勢に対応する機能ボタン60を選択して移動させる例について説明する。撮像装置10は、ジャイロセンサ、加速度センサ等の姿勢センサ45により、ユーザが表示画面50にタップしたときの撮像装置10の姿勢を検知する。そして、撮像装置10は、ボタン選択部41により、撮像装置10の動作状態と、上記検出した撮像装置10の姿勢に基づいて、表示画面50上で移動させる機能ボタン60を選択する。具体的には、ユーザが撮像装置10を傾けた状態で表示画面50上の任意の位置にタップすると、撮像装置10は、その傾きに応じた特定の機能ボタン60を移動させる。
図12は、撮像装置10の姿勢に対応する機能ボタン60を移動させる表示例である。図12に示すように、ユーザが、撮像装置10を縦方向に配置して撮像するとき(縦撮り時)や、撮像装置10を傾けて撮像するときに、ユーザが、表示画面50内の任意の位置にタップすると、その傾いた姿勢に適した機能ボタン60Fが近寄ってくる。この機能ボタン60Fは、例えば、縦撮り専用の機能ボタンや、画像を回転させるためのボタンなどである。これにより、撮像モードにおいて、撮像装置10の姿勢を傾けて撮像するときには、その姿勢での撮像動作に適した機能ボタン60が近寄ってくるので、ユーザの利便性が高まる。
また、再生モードにおいても、撮像装置10の姿勢に応じて、機能ボタン60を選択して移動させてもよい。例えば、静止画の再生モードにおいて、撮像装置10を左又は右に傾けたときには、再生画像を前又は後の画像にコマ送りするための機能ボタン60が近寄ってくるようにしてもよい。また、動画の再生モードにおいて、撮像装置10を左又は右に傾けたときには、再生動画を巻き戻し又は早送りするための機能ボタン60が近寄ってくるようにしてもよい。このように、撮像装置10を傾ける向きに応じて、異なる機能ボタン60を移動させることもできる。以上のように、撮像装置10の姿勢(傾きや向き)に応じて機能ボタン60を近寄らせることで、ユーザは所望の機能ボタン60を感覚的に指定できるので、便利である。
[5.他の実施形態]
以上では、本発明の情報処理装置を撮像装置10に適用する例について説明したが、かかる例に限定されない。本発明の情報処理装置は、表示部と、当該表示部の表示画面上の位置を検出する位置検出部(例えばタッチパネル16)を備えた機器であれば、任意の電子機器にできる。例えば、映像/音声プレーヤ(携帯型、車載型等)、カーナビゲーション装置、パーソナルコンピュータ、携帯電話、PDA(Personal Digital Assistant)、携帯型ゲーム機、テレビジョン受像器、光ディスクプレーヤ/レコーダ、デジタルフォトフレーム、現金自動預け入れ払い機(ATM)、キオスク端末、POS端末等の情報通信端末、自動販売機などに適用可能である。
以下に、撮像装置10以外の実施形態の例について説明する。なお、以下に説明する電子機器も、図3に示した機能構成を具備しているものとする。
(1)音楽プレーヤへの適応例
まず、本発明の情報処理装置を記録再生装置、特に、携帯型音楽プレーヤに適用した実施形態について説明する。昨今、液晶パネル17等の表示部とタッチパネル16等を備えたタイプの携帯型デジタル音楽プレーヤが普及しており、この音楽プレーヤは、音楽データを記録媒体に記録/再生する。音楽プレーヤの表示画面50にも、多数のアイコン(機能ボタン60を含む。)が表示され、ユーザが表示画面50上の機能ボタン60を押下することで、音楽プレーヤに特定の機能を実行させることができる。
音楽プレーヤの表示画面50には、再生する音楽を選択したり、再生中の画像を表示したりするための音楽再生画面が表示される。この音楽再生時に、ユーザが、音楽プレーヤの表示画面50にタップすると、音楽プレーヤは、その動作状態及びその他の選択条件に基づいて、当該動作状態等に適した機能ボタン60を選択して移動表示させる。
例えば、音楽プレーヤの動作モードが音楽再生モードであり、再生停止中にユーザが表示画面50をタップした場合を考える。この場合、音楽プレーヤは、動作状態(再生停止中)に対応する機能ボタン60として、再生ボタンを選択し、タップ位置に近づくように当該再生ボタンを移動させる。これにより、ユーザは、再生ボタンを容易に見つけて、所望の音楽を再生開始できる。また、音楽再生モードにおける再生中に、ユーザが表示画面50をタップした場合、動作状態(再生中)に対応する機能ボタン60として、再生停止ボタンを選択し、タップ位置に近づくように当該再生停止ボタンを移動させる。これにより、ユーザは、再生停止ボタンを容易に見つけて、所望の音楽の再生を停止できる。
また、上記動作状態と他の選択条件を組み合わせて用いて、機能ボタン60を選択して移動表示することもできる。具体的には、再生モード時に、周辺環境が特殊な環境であることを検出した場合には、音楽プレーヤは、その動作状態に対応し、かつ、その周辺環境に対応する機能ボタン60を選択して移動させる。例えば、騒音が激しい環境で音楽プレーヤが使用される場合、ユーザが表示画面50をタップすると、音楽プレーヤは、その騒音を検出し、ノイズキャンセル機能の設定ボタンをタップ位置に移動させる。これにより、ユーザは、表示画面50をタップするという簡単な操作だけで、騒音が激しい環境に対応するためのノイズキャンセル機能の設定ボタンを、容易かつ迅速に見つけることができる。
(2)カーナビゲーション装置への適応例
次に、本発明の情報処理装置を車載装置、特に、カーナビゲーション装置に適用した実施形態について説明する。カーナビゲーション装置は、GPSシステムと連動して、自動車の現在位置や道順を提示する装置である。このカーナビゲーション装置の表示装置にもタッチパネル16が多用されており、ユーザが表示画面50上の機能ボタン60を押下することで、カーナビゲーション装置に特定の機能を実行させることができる。
カーナビゲーション装置は、カーナビゲーション画面を表示して、カーナビゲーション機能を提供する。このカーナビゲーション動作中に、ユーザが、カーナビゲーション装置の表示画面50にタップすると、カーナビゲーション装置は、その動作状態及びその他の選択条件に基づいて、当該動作状態等に適した機能ボタン60を選択して移動表示させる。
まず、動作状態に応じた機能ボタン60を選択及び移動表示する例について説明する。カーナビゲーション動作中に、ユーザがカーナビゲーション装置の表示画面50をタップすると、カーナビゲーション装置は、表示範囲を現在位置へ移動させるためのボタンや、使用頻度の高い機能のボタンを選択し、当該ボタンがタップ位置に近寄ってくるように表示してもよい。ユーザが自動車の運転中に表示画面50上で所望の機能ボタン60を探して押下することは危険が伴う。しかし、本実施形態のように、表示画面50にタップするだけで、適切な機能ボタン60が近寄ってくるようにすれば、ユーザがボタンを探す手間を省略できるので、ユーザの利便性のみならず、安全性も向上する。
次に、動作状態以外の条件にも対応した機能ボタン60を選択及び移動表示する例について説明する。カーナビゲーション動作中に、ユーザが表示画面50をタップすると、カーナビゲーション装置は、現在位置に対応する機能ボタン60を選択し、当該ボタンがタップ位置に近寄ってくるように表示してもよい。これにより、カーナビゲーション装置の現在位置によって、近寄ってくる機能ボタン60を変えることができる。例えば、街中では、駐車場を探すための機能ボタン60が近寄ってくるようにし、高速道路では、交通情報を聴くための機能ボタン60や、地域ごとの特産物やイベントなどの情報を見るための機能ボタン60が近寄ってくるようにしてもよい。これにより、ユーザは、現在位置に適した機能ボタン60を容易に見つけることができるので、便利である。また、自動車のガソリンが少ないときに、ユーザが表示画面50にタップすると、ガソリンスタンドを探すための機能ボタン60が近寄ってくるようにしてもよい。これにより、ユーザは、自動車の状況に適した機能ボタン60を容易に見つけることができるので、便利である。
(3)メニュー画面への適応例
次に、本発明の情報処理装置を、メニュー画面を表示する任意の電子機器に適用した実施形態について説明する。メニュー画面は、各種の電子機器で使用されるが、多数の機能ボタン60が表示されるため、ユーザが所望の機能ボタン60を探すことが困難な場合がある。そこで、かかるメニュー画面において機器の動作状態等に応じた機能ボタン60が近寄ってくれば、ユーザの利便性が高い。
例えば、電子機器を初めて起動し、メニュー画面を表示したときに、ユーザが表示画面50にタップすると、電子機器が、時計設定等の各種の初期設定に関する機能ボタン60を自動的に選択して、タップ位置に移動させるようにしてもよい。これにより、ユーザは、不慣れな電子機器を初めて使用する場合でも、初期設定を容易に行うことができる。また、電子機器を海外で使用する際にメニュー画面を表示したときにも、電子機器が、時刻設定やエリア設定等に関する機能ボタン60を自動的に選択して、タップ位置に移動させるようにしてもよい。これにより、海外で電子機器を使用するときの初期設定を容易に行うことができる。
[6.まとめ]
以上、本発明の好適な実施形態に係る情報処理装置と、その表示方法について説明した。本実施形態によれば、ユーザによる表示画面50上の位置の指定(例えばタップ)に応じて、その時点での動作状態に適した必要な機能ボタン60が、デフォルト位置から、ユーザの指定した表示画面50上の任意の場所に近づくようにして移動する。従って、表示画面50上に多数の機能ボタン60が存在する場合であっても、ユーザは、表示画面50上で所望の機能ボタン60を容易に見つけることができ、当該機能ボタン60を探し出す手間を省略することが可能となる。
また、表示画面50上の各機能ボタン60がどの機能に対応しているかをユーザが知らない場合でも、機器の動作状態に応じた適切なボタンがタップ位置に近寄ってくるので、ユーザは、所望の機能ボタン60を容易に見つけることができる。
さらに、従来では、複雑かつ動的な表示画面上では、ユーザは所望の機能ボタンを見つけにくく、また、所望のタイミングで該ボタンを押すことが困難な場合があった。複雑かつ動的な表示画面とは、例えば、デジタルカメラの撮像モードで常時されるライブビュー画像(例えば白い被写体)上に、RECボタン(例えば白いボタン)を含む多数の機能ボタンが重畳表示されているケースなどである。しかし、本実施形態では、ユーザの指定位置(タップ位置)に所望の機能ボタン60が近寄ってくるので、上記のような複雑な画面の状況下においても、ユーザは、所望の機能ボタン60を容易に見つけることができる。
また、機能ボタン60がユーザの指定位置に近づいてくるので、ユーザは、表示画面50上の操作し易い位置を指定すれば、その機能ボタン60を簡単に押下することができる。例えば、デジタルカメラを両手で構えて撮像するときに、右手の親指で、表示画面50の右端を指定すれば、その指定位置に近寄ってきたRECボタン60Aを右手の親指で簡単に押下できる。
また、撮像装置10等の機器の動作状態のみならず、周辺環境、表示中のオブジェクト、指定された表示画面50上の位置、指定されたアイコン、現在位置若しくは現在時刻、操作体の接触圧力若しくは接触時間、機器の姿勢などの条件を組み合わせて、機能ボタン60の選択条件とする。これにより、ユーザの嗜好や、各種の状況に応じて、より適切な機能ボタン60を選択して移動表示できる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態では、動作状態に応じて選択された機能ボタン60がタップ位置に近づくように表示したが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、選択された機能ボタン60が、近づくだけでなく、光る、震える、形状変化(例えば、拡大、色彩変化、半透明化など)するように表示したり、アニメーション表示やテキスト表示を付加したりしてもよい。
また、上記実施形態では、表示画面50に対するユーザのタップを契機として機能ボタン60を移動させたが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、表示画面50をなぞる、ドラッグする、機器を揺らすといったユーザ行為に起因して、機能ボタン60を移動させてもよい。また、ユーザ行為とは別の条件(例えば、時間指定や、センサによる光、熱、圧力、加速度等の環境の検出など)を契機として、機能ボタン60を移動させてもよい。
10 撮像装置
11 レンズ部
12 撮像素子
13 アナログ信号処理部
14 A/D変換部
15 デジタル信号処理部
16 タッチパネル
17 液晶パネル
18 タッチスクリーン
19 記録デバイス
23 CPU
24 操作部
40 選択条件設定部
41 ボタン選択部
42 環境検出部
43 オブジェクト認識部
44 GPSセンサ
45 姿勢センサ
46 表示制御部
47 機能実行部
50 表示画面
52 ライブビュー画像
60 機能ボタン
60A RECボタン
60B フラッシュ設定ボタン
60C セルフタイマ設定ボタン
60D 連写設定ボタン

Claims (10)

  1. 情報処理装置が有する複数の機能にそれぞれ対応する複数の機能ボタンを表示する表示部と、
    前記表示部の表示画面に対して操作体が接触又は近接した位置を検出する位置検出部と、
    前記複数の機能ボタンの中から、前記情報処理装置の動作状態に対応する少なくとも1つの機能ボタンを選択するボタン選択部と、
    前記ボタン選択部により選択された機能ボタンが、前記位置検出部により検出された前記表示画面上の位置に近づくように、前記表示画面上で当該機能ボタンを移動させる表示制御部と、
    を備える、情報処理装置。
  2. 前記情報処理装置の周辺環境を検出する環境検出部を備え、
    前記ボタン選択部は、前記複数の機能ボタンの中から、前記情報処理装置の動作状態に対応し、かつ、前記情報処理装置の周辺環境に対応する機能ボタンを選択する、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記表示画面に表示中のオブジェクトを認識するオブジェクト認識部を備え、
    前記ボタン選択部は、前記複数の機能ボタンの中から、前記情報処理装置の動作状態に対応し、かつ、前記表示画面に表示中の前記オブジェクトに対応する機能ボタンを選択する、請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記ボタン選択部は、前記複数の機能ボタンの中から、前記情報処理装置の動作状態に対応し、かつ、前記位置検出部により検出された前記表示画面上の位置に対応する機能ボタンを選択する、請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記ボタン選択部は、前記複数の機能ボタンの中から、前記情報処理装置の動作状態に対応し、かつ、前記位置検出部により検出された前記表示画面上の位置に表示されたアイコンに対応する機能ボタンを選択する、請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 前記ボタン選択部は、前記複数の機能ボタンの中から、前記情報処理装置の動作状態に対応し、かつ、前記情報処理装置の現在位置又は現在時刻に対応する機能ボタンを選択する、請求項1に記載の情報処理装置。
  7. 前記ボタン選択部は、前記複数の機能ボタンの中から、前記情報処理装置の動作状態に対応し、かつ、前記表示画面に対する前記操作体の接触圧力又は接触時間に対応する機能ボタンを選択する、請求項1に記載の情報処理装置。
  8. 前記情報処理装置の姿勢を検出する姿勢センサを備え
    前記ボタン選択部は、前記複数の機能ボタンの中から、前記情報処理装置の動作状態に対応し、かつ、前記情報処理装置の姿勢に対応する機能ボタンを選択する、請求項1に記載の情報処理装置。
  9. 情報処理装置が実行可能な複数の機能にそれぞれ対応する複数の機能ボタンを表示部に表示するステップと、
    前記表示部の表示画面に対して操作体が接触又は近接した位置を検出するステップと、
    前記複数の機能ボタンの中から、前記情報処理装置の動作状態に対応する少なくとも1つの機能ボタンを選択するステップと、
    前記選択された機能ボタンが、前記検出された表示画面上の位置に近づくように、前記表示画面上で当該機能ボタンを移動させるステップと、
    を含む、表示方法。
  10. 情報処理装置が実行可能な複数の機能にそれぞれ対応する複数の機能ボタンを表示部に表示するステップと、
    前記表示部の表示画面に対して操作体が接触又は近接した位置を検出するステップと、
    前記複数の機能ボタンの中から、前記情報処理装置の動作状態に対応する少なくとも1つの機能ボタンを選択するステップと、
    前記選択された機能ボタンが、前記検出された表示画面上の位置に近づくように、前記表示画面上で当該機能ボタンを移動させるステップと、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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