JP2011058724A - 空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】空気調和機の内部を効果的に清浄にすることが可能な空気調和機を提供する。
【解決手段】空気調和機1はクロスフローファン120とキャビネット100とルーバ110とイオン発生器150と制御部160とを備える。制御部160は、キャビネット100の内部の清掃を行なう場合には、イオンを発生させ、かつ、クロスフローファン120によって送出された空気が吹出口102からキャビネット100の表面付近を通過して吸込口101から吸い込まれるようにルーバ110が制御される開放送風行程と、ルーバ110によって吹出口102を閉塞した状態でイオン発生器150にイオンを発生させ、かつ、送風運転を行なう閉塞送風行程とを順に行なうように、クロスフローファン120とルーバ110とイオン発生器150とを制御する。
【選択図】図4

Description

この発明は空気調和機に関する。
従来、空気調和機の内部のカビや細菌等を殺菌して清浄にする空気調和機が提案されている。
例えば、特許第4225773号公報(特許文献1)には、送風機の回転動作によって吸入口から空気調和機の内部に吸入された空気を排出する排出口の近傍に、プラスイオンとマイナスイオンを発生させるイオン発生装置が設けられている空気調和機が記載されている。この空気調和機では、熱交換器および圧縮機等すべての運転を停止し、送風機およびイオン発生器のみを運転させて空気調和機の内部のカビ、細菌を殺菌すべく、内部清浄を行う。このとき、ルーバの角度を制御して、排出口から排出される空気を吸入口方向へ導くことによって、イオン発生装置から発生したイオンが送風機によって外部に排出され、再度送風機により吸入口から空気調和機の内部に吸引される。
また、特許第4277166号公報(特許文献2)には、空気吸入口と空気吹出し口との間の位置に空気のショートサーキットを形成し得る補助開閉パネルが設けられており、補助開閉パネルを開いて補助開閉パネルと空気吹出し口との間に空気のショートサーキットが形成される状態として電気集塵器によりオゾンを発生させながら室内送風ファンを動作させる第1クリーンモードを所定時間実行した後、補助開閉パネルを閉じてマイナスイオン発生器によりオゾンを発生させながら室内送風ファンを逆回転させる第2クリーンモードを所定時間実行する空気調和機が記載されている。
特許第4225773号公報 特許第4277166号公報
しかしながら、特許第4225773号公報(特許文献1)に記載の空気調和機では、イオン発生器が排出口の近傍に配置されており、イオン発生器よりも気流の上流側に送風機が配置されている。そのため、室内機の内部において、イオン発生器よりも気流の上流側、例えば、送風機などを効果的に清浄にすることができない。
また、特許第4277166号公報(特許文献2)に記載の空気調和機では、第2クリーンモードにおいて室内送風ファンを逆回転させることによって、空気吸込み口に設置されているようなフィルタを通過しない空気が室内機の内部に流入する。そのため、第1クリーンモードで空気調和機の内部を清浄にしても、第2クリーンモードを実行するときに、室内機の外部の塵埃がそのまま空気調和機の内部に流入することがある。
そこで、この発明の目的は、空気調和機の内部を効果的に清浄にすることが可能な空気調和機を提供することである。
この発明に従った空気調和機は、ファンと、筐体と、風向変更部と、イオン発生器と、制御部とを備える。
筐体は、ファンを収容し、空気を吸い込むための吸込口とファンによって送出される空気を吹き出すための吹出口とを有するものである。風向変更部は、吹出口を開閉し、かつ、ファンによって送出される空気の向きを変更するものである。イオン発生器は、筐体の内部にイオンを発生させるものである。制御部は、ファンと風向変更部とイオン発生器とを制御するものである。
制御部は、筐体の内部の清掃を行なう場合には、イオン発生器にイオンを発生させ、かつ、ファンによって送出された空気が吹出口から筐体の表面付近を通過して吸込口から吸い込まれるように風向変更部が制御される開放送風行程と、風向変更部によって吹出口を閉塞した状態でイオン発生器にイオンを発生させ、かつ、ファンを駆動させて送風運転を行なう閉塞送風行程とを順に行なうように、ファンと風向変更部とイオン発生器とを制御する。
制御部は、例えば、使用者がリモートコントローラを操作することによって、筐体の内部の清掃を行なう。また例えば、冷房運転、暖房運転、除湿運転等の所定の運転の後に筐体の内部を清掃するように設定されていてもよい。
筐体の内部の清掃を行なう場合には、まず、開放送風行程では、イオン発生器にイオンを発生させ、かつ、ファンによって送出された空気が吹出口から筐体の表面付近を通過して吸込口から吸い込まれるように、いわゆる空気のショートサーキットが生じるように、風向変更部が制御される。このようにして、開放送風行程では、イオン発生器によって発生させられるイオンによって、少なくとも吸込口の近傍や、熱交換器などが清浄にされる。
次に、閉塞送風行程では、風向変更部によって吹出口を閉塞した状態でイオン発生器にイオンを発生させ、かつ、ファンを駆動させて送風運転を行なう。このようにして、閉塞送風行程では、イオン発生器によって発生させられるイオンによって、少なくとも、送風機や吹出口の近傍が清浄にされる。
このようにすることにより、空気調和機の内部を効果的に清浄にすることが可能な空気調和機を提供することができる。
この発明に従った空気調和機は、使用者が筐体の内部の清掃を行なうことを選択するための選択部を備え、制御部は、選択部によって筐体の内部の清掃を行なうことが選択された場合には、ファンを駆動させて当該空気調和機が送風運転または暖房運転を行なう乾燥行程と、開放送風行程と、閉塞送風行程とを順に行なうように、ファンと風向変更部とイオン発生器とを制御することが好ましい。
選択部によって筐体の内部の清掃を行うことが選択された場合には、制御部は、乾燥行程と、開放送風行程と、閉塞送風行程とを順に行うように、ファンと風向変更部とイオン発生器とを制御する。
まず、乾燥行程では、空気調和機が送風運転または暖房運転を行うように、ファンが駆動され、筐体の内部が乾燥される。その後、開放送風行程と、閉塞送風行程とが順に行われる。
このように、開放送風行程と閉塞送風行程とを行なう前に乾燥行程を行なうことによって、筐体の内部を乾燥させることができるので、筐体の内部をより清潔に保つことができる。乾燥行程において暖房運転を行なう場合には、より確実に筐体の内部を乾燥させて、筐体の内部を清潔に保つことができる。
この発明に従った空気調和機は、当該空気調和機は複数の運転モードを有し、筐体の内部の清掃を行なうことを所定の時期に行なうことを予め設定することが可能であるように構成され、複数の運転モードは、冷房運転と、暖房運転と、除湿運転と、通常送風運転と、部屋清浄運転とを含むことが好ましい。制御部は、冷房運転または除湿運転が行なわれた後に、筐体の内部の清掃を行なうように設定されている場合には、ファンを駆動させて当該空気調和機が送風運転または暖房運転を行なう乾燥行程と、開放送風行程と、閉塞送風行程とを順に行い、暖房運転、通常送風運転、または、部屋清浄運転が行なわれた後に、筐体の内部の清掃を行なうように設定されている場合には、開放送風行程と、閉塞送風行程とを順に行なうように、ファンと風向変更部とイオン発生器とを制御することが好ましい。
冷房運転後または除湿運転後には、少なくとも熱交換器には結露が生じる。そこで、冷房運転または除湿運転が行なわれた後に、筐体の内部の清掃を行なうように設定されている場合には、最初に乾燥行程を行なって筐体の内部を乾燥させてから、開放送風行程と閉塞送風行程とを行なう。このようにすることにより、筐体の内部をより清潔に保つことができる。
一方、暖房運転、通常送風運転、または、部屋清浄運転が行なわれた後に、筐体の内部の清掃を行なうように設定されている場合には、熱交換器や筐体の内部に結露が生じないので、乾燥行程を行なわなくてもよい。
このようにすることにより、運転モードに応じて、効率よく筐体の内部を清浄にすることができる。
以上のように、この発明によれば、空気調和機の内部を効果的に清浄にすることが可能な空気調和機を提供することができる。
本発明の一つの実施の形態に係る空気調和機の全体を示す斜視図である。 本発明の一つの実施の形態に係る空気調和機の内部を模式的に示す図である。 本発明の一つの実施の形態に係る空気調和機のリモートコントローラの全体を示す図である。 本発明の一つの実施の形態に係る空気調和機の制御関連の構成を示すブロック図である。 本発明の一つの実施の形態に係る空気調和機が暖房運転または送風運転されているときの状態を示す図である。 本発明の一つの実施の形態に係る空気調和機が冷房運転されているときの状態を示す図である。 本発明の一つの実施の形態に係る空気調和機がショートサーキット運転されているときの状態を示す図である。 本発明の一つの実施の形態に係る空気調和機がフィルタ清掃運転されているときの状態を示す図である。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、この発明の一つの実施の形態の室内機である空気調和機1は、全体が筐体としてキャビネット100で覆われている。キャビネット100の内部には熱交換器やファンが収容されている。キャビネット100の正面には吹出口が形成され、空気調和機1の運転が停止されているときには、吹出口は風向変更部としてルーバ110で覆われる。
図2に示すように、空気調和機1のキャビネット100には、吸込口101と吹出口102とが形成されている。吸込口101は、キャビネット100の最上部に形成されている。吹出口102は、キャビネット100の下部において正面側に形成されている。
吸込口101の内側には、フィルタ103が配置されている。吹出口102には、ルーバ110が配置されている。図1と図2においては、ルーバ110は閉状態にされている。
キャビネット100の内部には、主に、ファンとしてクロスフローファン120と、熱交換器130と、フィルタ清掃装置140と、イオン発生器150とが収容されている。クロスフローファン120は、キャビネット100の内部において、上下方向のほぼ中央に配置されている。熱交換器130は、クロスフローファン120の上方と正面側に、クロスフローファン120との間に間隔をあけて、配置されている。フィルタ清掃装置140は、熱交換器130とキャビネット100との間に配置されている。フィルタ清掃装置140は、フィルタガイド141と、ダクト142と、ダクト142の内部に配置されるブラシ143と、フィルタ103を移動させるフィルタ駆動装置144とから構成されている。クロスフローファン120と吹出口102との間には、イオン発生器150が配置されている。
フィルタ清掃装置140のブラシ143は、フィルタ103に接触することが可能であるように、ダクト142内に配置されている。ダクト142は、空気調和機1の排気手段(図示しない)に接続されている。フィルタ駆動装置144は、フィルタ103をフィルタガイド141に沿って移動させる。
イオン発生器150は正負のイオンを発生させる。イオン発生器150は、正負のイオンとして除菌効果を有するイオンを発生させることが好ましく、例えば、正イオンとしてH(HO)(mは任意の整数)と負イオンとしてO (HO)(nは任意の整数)を発生させることが好ましい。このような正イオンと負イオンとを発生させることにより、イオンによる除菌の効果を高めることができる。
図3に示すように、空気調和機1(図1、図2)のリモートコントローラ200には、少なくとも、使用者がキャビネット100の内部の清掃を行なうことを選択するための選択部として内部清掃ボタン210と、使用者がフィルタ103の清掃を行なうことを選択するための選択部としてフィルタ清掃ボタン220が配置されている。使用者は内部清掃ボタン210を押して、キャビネット100の内部の清掃を行なうことを選択することができる。また使用者は、フィルタ清掃ボタン220を押して、フィルタ103の清掃を行うことを選択することができる。
図4に示すように、空気調和機1は、制御関連の構成として、内部清掃ボタン210とフィルタ清掃ボタン220とを含むリモートコントローラ200と、制御部160と、ルーバモータ111と、ファンモータ121と、冷凍サイクル131と、フィルタ清掃装置140のフィルタ駆動装置144と、ブラシモータ145と、イオン発生器150とを備える。ルーバモータ111は、ルーバ110(図2)を駆動させる。ファンモータ121は、クロスフローファン120(図2)を駆動させる。冷凍サイクル131は、熱交換器130(図2)の温度を調節する。
使用者がリモートコントローラ200を操作すると、制御部160に信号が送信される。リモートコントローラ200から送信された信号を受信した制御部160は、リモートコントローラ200から送信された信号の内容に基づいて、ルーバモータ111と、ファンモータ121と、冷凍サイクル131と、フィルタ駆動装置144と、ブラシモータ145と、イオン発生器150とに制御信号を送信し、以下に説明するように、これらの部材を制御する。
以上のように構成された空気調和機1の動作について説明する。空気調和機1は、暖房運転、冷房運転、通常送風運転、除湿運転、部屋清浄運転の複数の運転モードを有する。また、ショートサーキット運転を行なうことができる。
まず、図1から図5を用いて、暖房運転について説明する。空気調和機1の暖房運転を行うように、使用者がリモートコントローラ200を操作した場合には、制御部160は、冷凍サイクル131に制御信号を送信して、冷凍サイクル131を駆動し、熱交換器130の温度を上昇させるように制御する。制御部160は同時に、ルーバモータ111に制御信号を送信して、ルーバ110の下端とキャビネット100との間において吹出口102が開放されるように制御する。また、制御部160は、ファンモータ121に制御信号を送信して、クロスフローファン120の回転によって空気が送出されるように制御する。
このようにすることにより、熱交換器130で加熱された暖かい空気がクロスフローファン120によって吹出口102から吹き出される。ルーバ110は、下端において吹出口102を開放しているので、暖かい空気は下方向に送出される。なお、暖房運転時には、熱交換器130には結露はしない。
空気調和機1の通常送風運転を行うように、使用者がリモートコントローラ200を操作した場合にも、暖房運転と同様に、ルーバモータ111とファンモータ121とが駆動される。しかし、通常送風運転においては、冷凍サイクル131は駆動されず、吸込口101からキャビネット100内に吸い込まれた空気は、そのまま加熱されずに吹出口102から送出される。なお、通常送風運転時においては、冷凍サイクル131は駆動されないため、熱交換器130に結露はしない。
部屋清浄運転においても、上述の通常送風運転が行なわれる。部屋清浄運転においては、通常送風運転が行なわれながら、イオン発生器150が駆動されて、吹出口102から送出される空気にイオンが含まれる。なお、部屋清浄運転時においては、冷凍サイクル131は駆動されないため、熱交換器130に結露はしない。
次に、図1から図4と図6とを用いて、冷房運転と除湿運転について説明する。冷房運転と除湿運転は、略同様の運転であるので、冷房運転について説明する。空気調和機1の冷房運転を行うように、使用者がリモートコントローラ200を操作した場合には、制御部160は、冷凍サイクル131に制御信号を送信して、冷凍サイクル131を駆動し、熱交換器130の温度を低下させるように制御する。制御部160は同時に、ルーバモータ111に制御信号を送信して、ルーバ110の上端とキャビネット100との間において吹出口102が開放されるように制御する。また、制御部160は、ファンモータ121に制御信号を送信して、クロスフローファン120の回転によって空気が送出されるように制御する。また制御部160はファンモータ121に制御信号を送信して、クロスフローファン120の回転によって空気が送出されるように制御する。
このようにすることにより、熱交換器130で冷却された冷たい空気がクロスフローファン120によって吹出口102から吹き出される。ルーバ110は、上端において吹出口102を開放しているので、冷たい空気は上方向に、空気調和対象室の天井に向かって送出される。なお、冷房運転時、除湿運転時には、熱交換器130の温度が低いために熱交換器130に結露が発生する。
次に、図1から図4と図7とを用いて、ショートサーキット運転について説明する。ショートサーキット運転を行うときには、制御部160は、ルーバモータ111に制御信号を送信して、ルーバ110の上端において吹出口102が開放されるように制御する。このとき、冷房運転時よりも吹出口102は狭く開放される。また制御部160はファンモータ121に制御信号を送信して、クロスフローファン120の回転によって空気が送出されるように制御する。
このようにすることにより、吹出口102から送出された空気は、吹出口102からキャビネット100の表面付近を通過して吸込口101から吸い込まれる、いわゆるショートサーキットを形成する。
次に、使用者がリモートコントローラ200の内部清掃ボタン210を操作して、空気調和機1のキャビネット100の内部を清掃することを選択した場合の空気調和機1の内部清掃運転について、図1から図7を用いて説明する。
空気調和機1の運転が停止されているときに、使用者が内部清掃ボタン210を押した場合には、まず、乾燥行程が行われる。乾燥行程としては、制御部160はイオン発生器150に制御信号を送信してイオンを発生させ、同時に、上述の暖房運転または通常送風運転が行われる。乾燥行程では、イオンを発生させながら、暖房運転または通常送風運転が30分間、行われる。キャビネット100の外周面上に配置される表示部やリモートコントローラ200上の表示部に内部清掃運転の残時間を表示する場合には、制御部160が表示部に残時間を表示するように制御する。なお、乾燥行程は、イオン発生器150を駆動させずに行ってもよい。
乾燥行程においては、例えば外気の温度が24℃以下の場合には暖房運転を行い、外気の温度が24℃よりも高い場合には通常送風運転を行う。乾燥行程において暖房運転を行う場合には、30分経過後、制御部160が冷凍サイクル131に制御信号を送信して、冷凍サイクル131の駆動を停止させ、熱交換器130の加熱を停止させる。
次に、開放送風行程が行われる。開放送風行程としては、イオン発生器150が駆動されたまま、上述のショートサーキット運転が5分間行われる。
最後に、閉塞送風行程が行われる。閉塞送風行程としては、イオン発生器150とクロスフローファン120が駆動されたまま、ルーバ110を閉じるように、制御部160がルーバモータ111に制御信号を送信する。閉塞送風行程は5分間、行われる。
その後、制御部160はファンモータ121とイオン発生器150に制御信号を送信し、クロスフローファン120とイオン発生器150の駆動を停止させる。制御部160は、キャビネット100の外周面上に配置される表示部やリモートコントローラ200上の表示部に内部清掃運転の残時間を表示する場合には、表示される残時間を0時間にする。
このようにして、合計40分間でキャビネット100の内部の清掃が行われる。閉塞送風行程を行なうことにより、従来のショートサーキット運転のみを行なう場合と比較して、吹出口102の周辺やルーバ110の裏面の除菌、防カビ、脱臭をより確実に行なうことができる。
また、暖房運転、通常送風運転、部屋清浄運転の停止後にキャビネット100の内部の清掃を行うことが予め設定されている場合に、暖房運転、通常送風運転、部屋清浄運転が停止された場合には、運転停止の直前に行われていた暖房運転、通常送風運転、部屋清浄運転などが乾燥行程の代わりになる。これは、暖房運転においては熱交換器130に結露することがなく、通常送風運転と部屋清浄運転においては冷凍サイクル131を駆動させないので、暖房運転、通常送風運転、部屋清浄運転において熱交換器130やキャビネット100内が十分に乾燥するためである。そこで、内部清掃運転を行なう直前まで暖房運転、冷房運転、または、除湿運転が行なわれていた場合には、これらの運転の停止後、改めて乾燥行程が行われることなく、開放送風行程が30分間行われる。続けて、閉塞送風行程が5分間、行われた後、空気調和機1の運転が停止される。このようにして、暖房運転や通常送風運転の運転停止後、合計35分間でキャビネット100の内部の清掃が行われる。
また、内部清浄運転を行なう直前まで部屋清浄運転が行なわれていた場合には、部屋清浄運転の停止後、改めて乾燥行程が行われることなく、開放送風行程が10分間行われる。続けて、閉塞送風行程が5分間、行われた後、空気調和機1の運転が停止される。このようにして、部屋清浄運転の運転停止後、合計15分間でキャビネット100の内部の清掃が行なわれる。
一方、冷房運転、除湿運転の停止後にキャビネット100の内部の清掃を行なうことが予め設定されている場合に、冷房運転、除湿運転が停止された場合には、乾燥行程が行なわれる。これは、冷房運転と除湿運転では熱交換器130に結露が発生しており、キャビネット100内も湿っている可能性があるので、キャビネット100内を十分に乾燥させる必要があるためである。
そこで、内部清浄運転を行なう直前まで冷房運転または除湿運転が行なわれていた場合には、これらの運転の停止後、まず乾燥行程を30分間行なう。その後、開放送風行程が5分間行なわれる。続けて、閉塞送風行程が5分間行なわれた後、空気調和機1の運転が停止される。このようにして、冷房運転または除湿運転の運転停止後、合計40分間でキャビネット100の内部の清掃が行なわれる。
内部清掃運転に加えてフィルタ清掃装置140によるフィルタ清掃運転を行う場合には、後述するフィルタ清掃運転が行われる。フィルタ清掃運転は、内部清掃運転の前に行われてもよいし、内部清掃運転の後に行われてもよい。ただし、内部清掃運転の前にフィルタ清掃運転を行い、内部清掃運転の前にフィルタ103を清掃することによって、清掃されたキャビネット100の内部にフィルタ103に付着している塵埃が落下することを防ぐことができる。
以上のように、空気調和機1は、クロスフローファン120と、キャビネット100と、ルーバ110と、イオン発生器150と、内部清掃ボタン210と、制御部160とを備える。
キャビネット100は、クロスフローファン120を収容し、空気を吸い込むための吸込口101とクロスフローファン120によって送出される空気を吹き出すための吹出口102とを有するものである。ルーバ110は、吹出口102を開閉し、かつ、クロスフローファン120によって送出される空気の向きを変更するものである。イオン発生器150は、キャビネット100の内部にイオンを発生させるものである。内部清掃ボタン210は、使用者がキャビネット100の内部の清掃を行なうことを選択するためのものである。制御部160は、クロスフローファン120とルーバ110とイオン発生器150とを制御するものである。
制御部160は、内部の清掃を行なう場合には、クロスフローファン120を駆動させて、空気調和機1が、イオン発生器150にイオンを発生させ、かつ、クロスフローファン120によって送出された空気が吹出口102からキャビネット100の表面付近を通過して吸込口101から吸い込まれるようにルーバ110が制御される開放送風行程と、ルーバ110によって吹出口102を閉塞した状態でイオン発生器150にイオンを発生させ、かつ、クロスフローファン120を駆動させて送風運転を行なう閉塞送風行程とを順に行なうように、クロスフローファン120とルーバ110とイオン発生器150とを制御する。
また、制御部160は、内部清掃ボタン210によってキャビネット100の内部の清掃を行なうことが選択された場合には、クロスフローファン120を駆動させて当該空気調和機1が通常送風運転または暖房運転を行なう乾燥行程と、イオン発生器150にイオンを発生させ、かつ、クロスフローファン120によって送出された空気が吹出口102からキャビネット100の表面付近を通過して吸込口101から吸い込まれるようにルーバ110が制御される開放送風行程と、ルーバ110によって吹出口102を閉塞した状態でイオン発生器150にイオンを発生させ、かつ、クロスフローファン120を駆動させて送風運転を行なう閉塞送風行程とを順に行なうように、クロスフローファン120とルーバ110とイオン発生器150とを制御する。
このように、空気調和機1は、冷房運転、暖房運転、除湿運転、通常送風運転、部屋清浄運転の複数の運転モードを有する。制御部160は、冷房運転または除湿運転が行われた後に、キャビネット100の内部の清掃を行なうように設定されている場合は、クロスフローファン120を駆動させて空気調和機1が送風運転または暖房運転を行なう乾燥行程と、イオン発生器150にイオンを発生させ、かつ、クロスフローファン120によって送出された空気が吹出口102からキャビネット100の表面付近を通過して吸込口101から吸い込まれるようにルーバ110が制御される開放送風行程と、ルーバ110によって吹出口102を閉塞した状態でイオン発生器150にイオンを発生させ、かつ、クロスフローファン120を駆動させて送風運転を行なう閉塞送風行程とを順に行なう。
一方、暖房運転または通常送風運転または部屋清浄運転が行われた後に、筐体の内部の清掃を行なうように設定されている場合は、開放送風行程と、閉塞送風行程とを順に行なうように、クロスフローファン120とルーバ110とイオン発生器150とを制御する。暖房運転、通常送風運転、部屋清浄運転が停止された場合には、運転停止の直前に行われていた暖房運転、通常送風運転、部屋清浄運転が乾燥行程の代わりになる。
このように、開放送風行程と閉塞送風行程とを行なう前に乾燥行程を行なうことによって、キャビネット100の内部を乾燥させることができるので、キャビネット100の内部をより清潔に保つことができる。乾燥行程において暖房運転を行なう場合には、より確実にキャビネット100の内部を乾燥させて、キャビネット100の内部を清潔に保つことができる。
特に、冷房運転後または除湿運転後には、少なくとも熱交換器130には結露が生じる。そこで、冷房運転または除湿運転が行なわれた後に、キャビネット100の内部の清掃を行なうように設定されている場合には、最初に乾燥行程を行なってキャビネット100の内部を乾燥させてから、開放送風行程と閉塞送風行程とを行なう。このようにすることにより、キャビネット100の内部をより清潔に保つことができる。
一方、暖房運転、通常送風運転、または、部屋清浄運転が行なわれた後に、キャビネット100の内部の清掃を行なうように設定されている場合には、熱交換器130やキャビネット100の内部に結露が生じないので、乾燥行程を行なわなくてもよい。
このようにすることにより、運転モードに応じて、効率よくキャビネット100の内部を清浄にすることができる。
内部清掃ボタン210によってキャビネット100の内部の清掃を行うことが選択された場合には、制御部160は、乾燥行程と、開放送風行程と、閉塞送風行程とを順に行うように、クロスフローファン120とルーバ110とイオン発生器150とを制御する。
まず、乾燥行程では、空気調和機1が通常送風運転または暖房運転を行うように、クロスフローファン120が駆動され、キャビネット100の内部が乾燥される。
次に、開放送風行程では、イオン発生器150にイオンを発生させ、かつ、クロスフローファン120によって送出された空気が吹出口102からキャビネット100の表面付近を通過して吸込口101から吸い込まれるように、いわゆる空気のショートサーキットが生じるように、ルーバ110が制御される。このようにして、開放送風行程では、イオン発生器150によって発生させられるイオンによって、少なくとも吸込口101の近傍や、熱交換器130などが清浄にされる。
最後に、閉塞送風行程では、ルーバ110によって吹出口102を閉塞した状態でイオン発生器150にイオンを発生させ、かつ、クロスフローファン120を駆動させて送風運転を行なう。このようにして、閉塞送風行程では、イオン発生器150によって発生させられるイオンによって、少なくとも、送風機や吹出口102の近傍が清浄にされる。
このように、閉塞送風行程を行うことにより、従来のショートサーキット運転だけの場合よりも、吹出口102周辺やルーバ110の裏面の除菌、防カビ、脱臭をより確実に行うことができ、空気調和機1の内部を効果的に清浄にすることが可能な空気調和機1を提供することができる。
次に、図1から図4と図8とを用いて、フィルタ清掃装置140によるフィルタ清掃運転について説明する。
冷房運転や暖房運転や除湿運転の後にフィルタ清掃運転を行うように予め設定されており、空気調和機1のフィルタ103の清掃を行う場合には、制御部160はイオン発生器150に制御信号を送信して、イオンを発生させながら、上述のショートサーキット運転を5分間、行わせる。このようにすることにより、吸込口101の近傍のフィルタ103や熱交換器130がイオンによって清浄にされる。同時に、フィルタ103に付着している塵埃が除電される。
また、空気調和機1のフィルタ103の清掃を行うように、使用者がリモートコントローラ200のフィルタ清掃ボタン220を操作した場合にも、制御部160はイオン発生器150に制御信号を送信して、イオンを発生させながら、上述のショートサーキット運転を5分間、行わせる。このようにすることにより、吸込口101の近傍のフィルタ103や熱交換器130がイオンによって清浄にされる。同時に、フィルタ103に付着している塵埃が除電される。
次に、制御部160は、ルーバモータ111に制御信号を送信してルーバ110を閉じ、ファンモータ121に制御信号を送信してクロスフローファン120の駆動を停止させる。次に、制御部160はフィルタ駆動装置144に制御信号を送信して、フィルタ103を移動させ、ブラシモータ145に制御信号を送信してブラシ143を回転させるように制御する。
フィルタ駆動装置144によってフィルタ103がフィルタガイド141に沿って移動され、ブラシ143が回転されると、ブラシ143がフィルタ103の表面をこすり、フィルタ103から塵埃が取り除かれる。フィルタ103から取り除かれた塵埃は、ダクト142内に集められる。ダクト142は排気ファン(図示しない)に接続されており、排気ファンによって発生する空気流によって空気調和対象室の外に排出される。
フィルタ103の前端部から後端部まで清掃されたら、フィルタ駆動装置144を逆転させて、元の位置にフィルタ103を戻す。
以上のように、空気調和機1は、クロスフローファン120と、キャビネット100と、フィルタ103と、フィルタ清掃装置140と、ルーバ110と、イオン発生器150と、フィルタ清掃ボタン220と、制御部160とを備える。
キャビネット100は、クロスフローファン120を収容し、空気を吸い込むための吸込口101とクロスフローファン120によって送出される空気を吹き出すための吹出口102とを有するものである。フィルタ103は、キャビネット100の内部に配置される。フィルタ清掃装置140は、フィルタ103を清掃するものである。ルーバ110は、吹出口102を開閉し、かつ、クロスフローファン120によって送出される空気の向きを変更するものである。イオン発生器150は、キャビネット100の内部にイオンを発生させるものである。フィルタ清掃ボタン220は、使用者がフィルタ103の清掃を行なうことを選択するためのものである。制御部160は、クロスフローファン120とフィルタ清掃装置140とルーバ110とイオン発生器150とを制御する。
制御部160は、冷房運転や暖房運転や除湿運転の後にフィルタ清掃運転を行うように予め設定されており、空気調和機1のフィルタ103の清掃を行なう場合や、フィルタ清掃ボタン220によってフィルタ103の清掃を行なうことが選択された場合には、空気調和機1のフィルタ103の清掃を行う場合やイオン発生器150にイオンを発生させ、かつ、クロスフローファン120によって送出された空気が吹出口102からキャビネット100の表面付近を通過して吸込口101から吸い込まれてフィルタ103を通過するようにルーバ110が制御されるイオン送風行程と、フィルタ清掃装置140がフィルタ103を清掃するフィルタ清掃行程とを順に行なうように、クロスフローファン120とフィルタ清掃装置140とルーバ110とイオン発生器150とを制御する。
冷房運転や暖房運転や除湿運転の後にフィルタ清掃運転を行うように予め設定されており、空気調和機1のフィルタ103の清掃を行う場合やフィルタ清掃ボタン220によってフィルタ103の清掃を行うことが選択された場合には、制御部160は、イオン送風行程と、フィルタ清掃行程とを順に行うように、クロスフローファン120とフィルタ清掃装置140とルーバ110とイオン発生器150とを制御する。
まず、イオン送風行程では、イオン発生器150にイオンを発生させ、かつ、クロスフローファン120によって送出された空気が吹出口102からキャビネット100の表面付近を通過して吸込口101から吸い込まれるように、いわゆる空気のショートサーキットが生じるように、ルーバ110が制御される。このようにして、イオン送風行程では、イオン発生器150によって発生させられるイオンによって、少なくともフィルタ103とフィルタ103に付着している塵埃とが除電される。
次に、フィルタ清掃行程では、フィルタ清掃装置140を駆動させて、フィルタ103を清掃する。フィルタ清掃行程の前にイオン送風行程が行われることによって、フィルタ103とフィルタ103に付着している塵埃が除電されている。そのため、フィルタ清掃行程において、フィルタ清掃装置140は、フィルタ103に付着している塵埃をフィルタ103から除去しやすい。
このようにすることにより、空気調和機1のフィルタ103を効果的に清浄にすることが可能な空気調和機1を提供することができる。
なお、この実施の形態においては、開放送風行程としてキャビネット100の表面付近を通過して吸込口101から吸い込まれるショートサーキット運転を行っているが、キャビネット100内にショートサーキット用の風路を設けておき、キャビネット100の内部でショートサーキットを行う構成であってもよい。すなわち、キャビネット100の前面パネルの内面側に沿って、吹出口102から吸込口101に至るショートサーキット用の風路が設けられる。この風路は、冷暖房運転などを行う際には、ダンパにより閉じられており、ショートサーキットを行うときだけダンパが開き、イオンを含む空気が、吹出口102から風路を通って、吸込口101の内側に吹出される。そして、フィルタ103を通って再び吹出口102に達する空気の流れが形成される。このように、ルーバ110を開放せずにショートサーキット運転を行うことができ、これをもって、開放送風行程としてもよい。あるいは、キャビネット100の内部で空気のショートサーキットを生じさせる場合には、イオン送風行程において、制御部160がクロスフローファン120を逆回転させるようにしてもよい。クロスフローファン120を逆回転させると、キャビネット100の内部において空気が吸込口101の方向に流れて、フィルタ103を通過し、吸込口101からキャビネット100の外部に流出する。吸込口101から流出した空気は、キャビネット100の表面付近を通過して吹出口102から吸い込まれる。これをもって、開放送風行程としてもよい。
また、この実施の形態においては、フィルタ清掃装置140がキャビネット100に固定され、フィルタ103を移動させてフィルタ清掃を行っているが、フィルタ103を移動させずに、フィルタ清掃装置140を移動させるように構成されている空気調和機にも適用することができる。
以上に開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考慮されるべきである。本発明の範囲は、以上の実施の形態ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての修正と変形を含むものである。
1:空気調和機、100:キャビネット、101:吸込口、102:吹出口、110:ルーバ、120:クロスフローファン、150:イオン発生器、160:制御部、210:内部清掃ボタン。

Claims (3)

  1. ファンと、
    前記ファンを収容し、空気を吸い込むための吸込口と前記ファンによって送出される空気を吹き出すための吹出口とを有する筐体と、
    前記吹出口を開閉し、かつ、前記ファンによって送出される空気の向きを変更する風向変更部と、
    前記筐体の内部でイオンを発生させるイオン発生器と、
    前記ファンと前記風向変更部と前記イオン発生器とを制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、
    前記筐体の内部の清掃を行なう場合には、前記イオン発生器にイオンを発生させ、かつ、前記ファンによって送出された空気が前記吹出口から前記筐体の表面付近を通過して前記吸込口から吸い込まれるように前記風向変更部が制御される開放送風行程と、前記風向変更部によって前記吹出口を閉塞した状態で前記イオン発生器にイオンを発生させ、かつ、前記ファンを駆動させて送風運転を行なう閉塞送風行程とを順に行なうように、前記ファンと前記風向変更部と前記イオン発生器とを制御する、空気調和機。
  2. 使用者が前記筐体の内部の清掃を行なうことを選択するための選択部を備え、
    前記制御部は、
    前記選択部によって前記筐体の内部の清掃を行なうことが選択された場合には、前記ファンを駆動させて当該空気調和機が送風運転または暖房運転を行なう乾燥行程と、前記開放送風行程と、前記閉塞送風行程とを順に行なうように、前記ファンと前記風向変更部と前記イオン発生器とを制御する、請求項1に記載の空気調和機。
  3. 当該空気調和機は複数の運転モードを有し、前記筐体の内部の清掃を行なうことを所定の時期に行なうことを予め設定することが可能であるように構成され、
    前記複数の運転モードは、冷房運転と、暖房運転と、除湿運転と、通常送風運転と、部屋清浄運転とを含み、
    前記制御部は、冷房運転または除湿運転が行なわれた後に、前記筐体の内部の清掃を行なうように設定されている場合には、前記ファンを駆動させて当該空気調和機が送風運転または暖房運転を行なう乾燥行程と、前記開放送風行程と、前記閉塞送風行程とを順に行い、
    暖房運転、通常送風運転、または、部屋清浄運転が行なわれた後に、前記筐体の内部の清掃を行なうように設定されている場合には、前記開放送風行程と、前記閉塞送風行程とを順に行なうように、前記ファンと前記風向変更部と前記イオン発生器とを制御する、請求項1または請求項2に記載の空気調和機。

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