JP2011058386A - 車両の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ベルト式無段変速機を備える車両においてインギヤ制御を行うときに機関出力を適切に制御し、機関回転速度の急減あるいは機関停止を確実に防止することができる車両の制御装置を提供する。
【解決手段】 クラッチ42が切断された状態から締結させるインギヤ制御が実行されているときに、CVT43のベルト挟圧を増加させる制御が行われ、ベルト挟圧の増加量を示す側圧指令値FTQPDに応じて、オイルポンプ24によってエンジン1に加わる推定負荷トルクFTQOPが算出され、推定負荷トルクFTQOPに応じてインギヤ制御補正項DICVTOPADDが算出され、インギヤ制御補正項DICVTOPADDによってスロットル弁の目標開度THCMDが増加方向に補正される。
【選択図】 図3

Description

本発明は、内燃機関により駆動される車両の制御装置に関し、特に内燃機関の出力がベルト式無段変速機を介して駆動輪に伝達される車両の制御装置に関する。
特許文献1には、内燃機関の出力がベルト式無段変速機を介して駆動輪に伝達される車両の制御装置が示されている。この制御装置によれば、車両減速時に無段変速機の変速比を低速側に変更するために、機関により駆動されるオイルポンプの駆動負荷を増加させてベルト挟圧を高める制御が行われる。その際、機関停止を防止すべく、機関出力を増加させる制御が行われる。
特開2007−71160号公報
ベルト式無段変速機を介して機関出力が駆動輪に伝達されていない状態から伝達される状態へ移行するインギヤ制御、より具体的には機関と変速機との間に設けられるクラッチを切断された状態から締結するインギヤ制御を行う際にも、ベルト挟圧を高める必要があり、オイルポンプの駆動負荷を増加させる必要がある。しかしながら、特許文献1にはインギヤ制御を行う際の機関出力制御は示されていない。
本発明はこの点に着目してなされたものであり、ベルト式無段変速機を備える車両においてインギヤ制御を行うときに機関出力を適切に制御し、機関回転速度の急減あるいは機関停止を確実に防止することができる車両の制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため請求項1に記載の発明は、車両を駆動するための内燃機関(1)と、クラッチ(42)及びベルト式無段変速機(43)を含み、前記機関の出力を前記車両の駆動輪に伝達する駆動力伝達機構と、前記機関により駆動され、前記無段変速機(43)のベルト挟圧を制御するための油圧を供給するオイルポンプ(24)とを備える車両の制御装置において、前記クラッチ(42)が切断された状態から締結を完了させるインギヤ制御が実行されていることを判定するインギヤ制御判定手段と、前記インギヤ制御実行中に前記ベルト挟圧を増加させる挟圧増加手段と、前記ベルト挟圧の増加量(FTQPD)に応じて前記機関出力を増加させる機関出力増加手段とを備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の車両の制御装置において、前記無段変速機(43)は、ドライブ側プーリ(51)と、ドリブン側プーリ(52)とを備え、前記挟圧増加手段は、前記ドライブ側プーリ(51)のベルト挟圧及び前記ドリブン側プーリ(52)のベルト挟圧をともに増加させ、前記機関出力増加手段は、前記ドライブ側プーリのベルト挟圧指令値(FTQPDR)及び前記ドリブン側プーリのベルト挟圧指令値(FTQPDN)の何れか大きい方に応じて前記機関出力の増加を行うことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、クラッチが切断された状態から締結を完了させるインギヤ制御が実行されているときにベルト挟圧を増加させる制御が行われ、ベルト挟圧の増加量に応じて機関出力が増加するように制御される。したがって、インギヤ制御を行うときに機関回転速度の急減または機関停止を防止することができる。
請求項2に記載の発明によれば、ドライブ側プーリのベルト挟圧及びドリブン側プーリのベルト挟圧がともに増加するように制御され、ドライブ側プーリのベルト挟圧指令値及びドリブン側プーリのベルト挟圧指令値の何れか大きい方の増加量に応じて前記機関出力の増加制御が行われる。ベルト挟圧の指令値に応じた制御を行うことにより制御の遅れを回避し、さらにベルト挟圧指令値の大きい方に応じて機関出力を増加させることにより、機関回転速度の急減または機関停止を確実に防止することができる。
本発明の一実施形態にかかる車両用内燃機関及び自動変速機、並びにそれらの制御装置の構成を示す図である。 自動変速機に含まれるベルト式無段変速機構及びその制御系を示す図である。 スロットル弁の目標開度(THCMD)の算出に適用される変速制御補正項(IAT)を算出する処理のフローチャートである。 図3の処理で実行され、オイルポンプの推定負荷トルク(FTQOP)を算出する処理のフローチャートである。 図3及び図4の処理で参照されるマップを示す図である。 図3の処理を説明するためのタイムチャートである。
以下本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明の一実施形態にかかる車両を駆動する内燃機関及び自動変速機と、それらの制御装置の構成を示す図である。内燃機関(以下単に「エンジン」という)1は、吸気管2を有し、吸気管2の途中にはスロットル弁3が配されている。スロットル弁3には、スロットル弁3の開度THを検出するスロットル弁開度センサ4が設けられており、その検出信号が電子制御ユニット(以下「ECU」という)5に供給される。スロットル弁3には、スロットル弁3を駆動するアクチュエータ7が接続されており、アクチュエータ7は、ECU5によりその作動が制御される。
燃料噴射弁6は図示しない吸気弁の少し上流側に各気筒毎に設けられており、各噴射弁は図示しない燃料ポンプに接続されていると共にECU5に電気的に接続されて当該ECU5からの信号により燃料噴射弁6の開弁時間が制御される。
エンジン1にはエンジン回転数NEを検出する回転数センサ9、及びエンジン冷却水温TWを検出する冷却水温センサ10が取り付けられており、これらのセンサの検出信号はECU5に供給される。
ECU5には、エンジン1により駆動される車両のアクセルペダルの踏み込み量(以下「アクセルペダル操作量」という)APを検出するアクセルセンサ11、及びエンジン1により駆動される車両の車速VPを検出する車速センサ12が接続されており、その検出信号がECU5に供給される。
ECU5は、各種センサからの入力信号波形を整形し、電圧レベルを所定レベルに修正し、アナログ信号値をデジタル信号値に変換する等の機能を有する入力回路、中央演算処理回路(以下「CPU」という)、CPUで実行される各種演算プログラム及び演算結果等を記憶する記憶回路、アクチュエータ7、燃料噴射弁6などに駆動信号を供給する出力回路から構成される。ECU5は、上述したセンサの検出信号に基づいて、燃料噴射弁6の開弁時間の制御、及び点火時期制御を行うとともに、スロットル弁3の目標開度THCMDを算出し、検出したスロットル弁開度THが目標開度THCMDに一致するようにアクチュエータ7を駆動するスロットル弁開度制御を行う。
エンジン1のクランク軸8は自動変速機21に接続されており、自動変速機21は、ECU5により、油圧制御ユニット23を介して制御される。自動変速機21は出力軸22を有し、出力軸22は図示しない動力伝達機構を介して当該車両の駆動輪を駆動する。エンジン1により駆動されるオイルポンプ24が設けられており、オイルポンプ24の吐出油圧を用いて自動変速機21の変速制御が行われる。
自動変速機21は、クランク軸8に接続されたトルクコンバータ41と,トルクコンバータ41の出力軸に接続されたクラッチ42と、クラッチ42の出力軸に接続されたベルト式無段変速機構(以下「CVT」という)43とを備えている。
ECU5には、シフトレバースイッチ31が接続されており、シフトレバースイッチ31の切換信号がECU5に供給される。シフトレバースイッチ31は、CVT43の変速比を最適な値に自動的に制御するDレンジ、後進時に使用するRレンジ、中立位置を選択するNレンジ、駐車時に使用するPレンジなどのうち、シフトレバー(図示せず)により選択されたレンジを示す信号を出力する。
ECU5は、上述したエンジン制御とともに、アクセルペダル操作量AP、車速VP、エンジン回転数NEなどに基づく自動変速制御を行う。
本実施形態では、クラッチ42が切断された状態でクラッチ42の締結が指令された時点から締結が完了するまでの期間においてインギヤ制御が実行される。換言すれば、シフトレバー位置がNレンジまたはPレンジ(非走行用レンジ)からDレンジまたはRレンジ(走行用レンジ)に変更された時点からクラッチ42の締結が完了するまでの期間においてインギヤ制御が実行される。
ECU5は、下記式(1)により、スロットル弁の目標開度THCMDを算出する。式(1)のTHCBは、アクセルペダル操作量APに応じて算出される基本目標開度であり、THFBは、エンジン1のアイドル状態においてエンジン回転数NEが目標回転数NOBJと一致するように算出されるフィードバック制御項であり、IATは図3の処理により算出される変速制御補正項であり、インギヤ制御を実行するときに、エンジン出力を増加させるように設定される。なお、目標開度THCMDの算出には、他の補正項も適用されるが、本願発明とは直接関係がないため、基本目標開度THCBに含まれているものとする。
THCMD=THCB+THFB+IAT (1)
CVT43は、図2に示すようにドライブ側プーリ51と、ドリブン側プーリ52と、ドライブ側プーリ51の駆動トルクをドリブン側プーリ52へ伝達するベルト53とを備えており、油圧制御ユニット23は、ドライブ側プーリ51のベルト挟圧を制御するための第1電磁弁61と、ドリブン側プーリ52のベルト挟圧を制御するための第2電磁弁62とを備えている。ECU5は、第1及び第2電磁弁61,62の開度を変更することにより、プーリ51,52のベルト挟圧を制御する。プーリ51,52のベルト挟圧を増加させると、エンジン1に加わるオイルポンプ24の駆動負荷が増加する。
図3は、変速制御補正項IATを算出する処理のフローチャートであり、この処理はECU5のCPUで所定時間毎に実行される。
ステップS11では、非走行用レンジフラグFATNPが「1」であるか否かを判別する。非走行用レンジフラグFATNPは、NレンジまたはPレンジが選択されているとき「1」に設定される。ステップS11の答が肯定(YES)であるときは、ダウンカウントタイマTICVTNPを所定時間TMICVTNP(例えば5秒)に設定してスタートさせ(ステップS12)、始動後補正項DIATASTF及び変速制御補正項IATを「0」に設定する(ステップS13)。始動後補正項DIATASTFは、エンジン始動直後においてアイドル時のエンジン回転数を高くする回転数増加制御を行うための補正項であり、始動直後に所定値に設定され、回転数増加制御が終了すると「0」まで漸減される。
ステップS11の答が否定(NO)、すなわち走行用レンジが選択されているときは、アイドル目標回転数NOBJ及びエンジン冷却水温TWに応じて基本補正項IATTMPを算出する(ステップS14)。ステップS15では、始動後補正項DIATASTFを算出する。すなわち、始動直後の回転数増加制御中は始動後補正項DIATASTFを所定値に設定し、回転数増加制御終了後は「0」に達するまで漸減する。
ステップS16では、ステップS12でスタートしたタイマTICVTNPの値が「0」であるか否かを判別する。最初はこの答は否定(NO)であるので、ステップS17に進み、車速VPが所定車速VATNPIN(例えば3km/h)以上であるか否かを判別する。この答が否定(NO)であって車両がほぼ停止しているときは、過渡状態フラグFTQADSBが「1」であるか否かを判別する(ステップS18)。過渡状態フラグFTQADSBは、シフトレバー位置が非走行レンジから走行レンジに変更されると「1」に設定され、インギヤ制御の完了時点から所定時間T2(例えば0.5秒)が経過した時点、またはインギヤ制御の開始時点から所定時間T3(所定時間T2より長い時間、例えば1秒に設定される)が経過した時点のうち遅い方の時点で「0」に戻される。
シフトレバー位置が非走行レンジから走行レンジに変更された直後は、ステップS18からステップS19に進み、図4に示すFTQOP算出処理を実行し、オイルポンプ24を駆動するために、エンジン1に加わる推定負荷トルクFTQOPを算出する。
図4のステップS31では、CVT43のドライブ側プーリ51のベルト挟圧指令値(以下「ドライブ側側圧指令値」という)FTQPDRが、ドリブン側プーリ52のベルト挟圧指令値(以下「ドリブン側側圧指令値」という)FTQPDNより小さいか否かを判別する。この答が肯定(YES)であるときは、側圧指令値FTQPDをドリブン側側圧指令値FTQPDNに設定する(ステップS32)。一方、FTQPDR≧FTQPDNであるときは、側圧指令値FTQPDをドライブ側側圧指令値FTQPDRに設定する(ステップS33)。すなわち、側圧指令値FTQPDは、ドリブン側側圧指令値FTQPDN及びドライブ側側圧指令値FTQPDRの何れか大きい方に設定される。
ステップS34では、側圧指令値FTQPD及び目標回転数NOBJに応じて図5(a)に示すFTQOPマップを検索し、推定負荷トルクFTQOPを算出する。図5(a)に示す実線は第1所定回転数NEH(例えば1100rpm)に対応し、破線は第2所定回転数NEL(例えば600rpm)に対応する。FTQOPマップは、側圧指令値FTQPDが増加するほど推定負荷トルクFTQOPが増加するように設定されている。
図3に戻り、ステップS20では、推定負荷トルクFTQOP及び目標回転数NOBJに応じて図5(b)に示すDICVTOPADDマップを検索し、インギヤ制御補正項DICVTOPADDを算出する。図5(b)に示す実線は第1所定回転数NEHに対応し、破線は第2所定回転数NELに対応する。DICVTOPADDマップは、推定負荷トルクFTQOPが増加するほどインギヤ制御補正項DICVTOPADDが増加するように設定されている。
一方ステップS18の答が否定(NO)、すなわち過渡状態フラグFTQADSBが「0」になると、ステップS21に進み下記式(2)により、インギヤ制御補正項DICVTOPADDを更新する。式(2)のDDICVTは、所定減算値である。式(2)の演算を繰り返すことにより、インギヤ制御補正項DICVTOPADDは徐々に減少する。なお、式(2)の演算結果が負の値となったときは、インギヤ制御補正項DICVTOPADDは「0」に設定される。
DICVTOPADD=DICVTOPADD−DDICVT (2)
ステップS23では、基本補正項IATTMP、始動後補正項DIATASTF、及びインギヤ制御補正項DICVTOPADDを下記式(3)に適用し、変速制御補正項IATを算出する。
IAT=IATTMP+DIATASTF+DICVTOPADD (3)
車速VPが所定車速VATNPIN以上となったとき、または走行レンジへの切換時点から所定時間TMICVTNPが経過したときは、ステップS17またはS16からステップS22に進み、インギヤ制御補正項DICVTOPADDを「0」に設定する。
図6は、上述したインギヤ制御を説明するためのタイムチャートであり、非走行レンジフラグFATNP,過渡状態フラグFTQADSB,推定負荷トルクFTQOP,変速制御補正項IAT,及びエンジン回転数NEの推移を示す。
時刻t0にシフトレバー位置が走行レンジに変更されると、変速制御補正項IATがステップ状に増加し、インギヤ制御補正項DICVTOPADDが推定負荷トルクFTQOPに応じた値に設定される。インギヤ制御補正項DICVTOPADDは、時刻t1の少し前から推定負荷トルクFTQOPの減少に伴って徐々に減少し、過渡状態フラグFTQADSBが「0」となった直後の時刻t1において「0」となる。
図6(d)及び(e)の実線は本実施形態における変速制御補正項IAT及びエンジン回転数NEの推移を示し、太い破線はインギヤ制御補正項DICVTOPADDを用いない場合の変速制御補正項IAT及びエンジン回転数NEの推移を示す。なお、図6(e)の細い破線は目標回転数NOBJの推移を示す。
この図から明らかなように、インギヤ制御補正項DICVTOPADDを適用することにより、エンジン回転数NEの低下を抑制することができる。
以上のように本実施形態では、クラッチ42が切断された状態から締結させるインギヤ制御が実行されているときに、CVT43のベルト挟圧(プーリ側圧)を増加させる制御が行われ、ベルト挟圧の増加量を示す側圧指令値FTQPDに応じてオイルポンプ24の推定負荷トルクFTQOPが算出され、推定負荷トルクFTQOPに応じてインギヤ制御補正項DICVTOPADDが算出され、インギヤ制御補正項DICVTOPADDによってスロットル弁の目標開度THCMDが増加方向に補正される。したがって、インギヤ制御を行うときにエンジン回転数NEの急減またはエンジンストールを防止することができる。
またドライブ側プーリ51のベルト挟圧及びドリブン側プーリ52のベルト挟圧がともに増加するように制御され、ドライブ側プーリ51の側圧指令値FTQPDR及びドリブン側プーリ52の側圧指令値FTQPDNの何れか大きい方のに応じてインギヤ制御補正項DICVTOPADDが算出される。側圧指令値FTQRDRまたはFTQPDNに応じた制御を行うことにより制御の遅れを回避し、さらに側圧指令値の大きい方に応じてインギヤ制御補正項DICVTOPADDを算出することにより、エンジン回転数NEの急減またはエンジンストールを確実に防止することができる。
本実施形態では、スロットル弁3及びアクチュエータ7が機関出力増加手段の一部を構成し、ECU5がインギヤ制御判定手段、挟圧増加手段、及び機関出力増加手段の一部を構成する。具体的には、図3のステップS11がインギヤ制御判定手段に相当し、ステップS18〜S20及びS23が機関出力増加手段に相当する。
なお本発明は上述した実施形態に限るものではなく、種々の変形が可能である。例えば、上述した実施形態では、スロットル弁開度THを変化させることによりエンジン出力制御を行っているが、吸気弁の最大リフト量を連続的に変更可能な可変リフト量動弁機構を備えるエンジンでは、吸気弁の最大リフト量を変更することによりエンジン出力制御を行うようにしてもよい。その場合には、可変リフト量動弁機構が機関出力増加手段の一部を構成する。
1 内燃機関
3 スロットル弁(機関出力増加手段)
5 電子制御ユニット(インギヤ制御判定手段、挟圧増加手段、機関出力増加手段)
7 アクチュエータ(機関出力増加手段)
21 自動変速機
42 クラッチ
43 ベルト式無段変速機構(ベルト式無段変速機)

Claims (2)

  1. 車両を駆動するための内燃機関と、クラッチ及びベルト式無段変速機を含み、前記機関の出力を前記車両の駆動輪に伝達する駆動力伝達機構と、前記機関により駆動され、前記無段変速機のベルト挟圧を制御するための油圧を供給するオイルポンプとを備える車両の制御装置において、
    前記クラッチが切断された状態から締結を完了させるインギヤ制御が実行されていることを判定するインギヤ制御判定手段と、
    前記インギヤ制御実行中に前記ベルト挟圧を増加させる挟圧増加手段と、
    前記ベルト挟圧の増加量に応じて前記機関出力を増加させる機関出力増加手段とを備えることを特徴とする車両の制御装置。
  2. 前記無段変速機は、ドライブ側プーリと、ドリブン側プーリとを備え、前記挟圧増加手段は、前記ドライブ側プーリのベルト挟圧及び前記ドリブン側プーリのベルト挟圧をともに増加させ、前記機関出力増加手段は、前記ドライブ側プーリのベルト挟圧指令値及び前記ドリブン側プーリのベルト挟圧指令値の何れか大きい方に応じて前記機関出力の増加を行うことを特徴とする請求項1に記載の車両の制御装置。
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