JP2011058296A - 蓋付水路及び水防工法 - Google Patents

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卓也 明永
Ichiro Seko
一郎 瀬古
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俊作 西江
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Abstract

【課題】月の輪工法よりも容易に堤防の決壊を防ぐことができる水防工法、及び該工法に用いる蓋付水路を提供する。
【解決手段】堤防に沿って備えられる水路、通常使用時に水路の上面を覆う水路蓋、及び、水路より堤外地側において水路に沿って備えられる蓋嵌入溝を有し、水路蓋の端部を蓋嵌入溝に嵌入することで水路蓋を立てることができる蓋付水路、並びに、該蓋付水路を用いた水防工法であり、水路蓋の端部を蓋嵌入溝に嵌入することで水路蓋を立てるとともに、立てられた水路蓋及び堤防の裏法面の間に流出防止手段を設置し、立てられた水路蓋、堤防の裏法面、及び流出防止手段で囲まれた領域において、堤防から漏れた水を堰き止める、水防工法とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、堤防からの漏水などに対する水防工法、及び該工法に用いられる蓋付水路に関する。
洪水時の堤防からの氾濫、堤防の深掘れ・斜面の崩れ、堤防本体の亀裂、堤防もしくは地盤から住居側への漏水などの危険がある場合もしくは発生した場合において、緊急・応急的に実施される作業・工事を総称して水防工法という。水防工法は、被災原因(洗掘・漏水・越水)に応じて速やかに現地に適合した工法を選び、緊急に対策を講じなければならない技術である。これらの工法の大半は緊急対応可能なように比較的入手の容易な資機材を用いて人力により施工可能な工法となっている。
洪水時などに起こる破堤の要因を大別すると浸透、浸食、越水の3つが挙げられる。これらのうち浸透とは、川表側の水位が上昇し、堤内側地盤との水頭(水圧)差により生じる堤防内の間隙水圧が大きくなった場合に、川表側からの河川の浸透水による水みち(湿潤面)が堤防内に形成されることで、裏法側や堤内基盤に漏水を生じさせる現象である。浸透水が堤防を構成する土砂類を吸い出すことから、最終的な堤防の決壊を防ぐためにも早期の発見と適切な対処が必要である。漏水が裏法面に発生すると、法面が急勾配の場合はすべり破壊が生じたり、法面が緩勾配の場合は堤防内の土砂を吸出したり、法面の洗掘破壊が生じたりする。水位差が大きい場合、水圧が大きくなるため、漏出口の周りは漏水圧により次第に破壊されていく。このようにして起こる堤防の破壊を抑えるには、漏水圧を弱める必要がある。
従来、漏水圧を弱めるための工法として、下記非特許文献に開示されているような「月の輪工法」がある。月の輪工法とは、漏出口の周囲を土のうで囲み、漏出口の周囲に漏出してきた水を溜めることによって、その水の圧力で漏出圧を弱める工法である。より具体的には、まず、漏水口を中心にして半円形になるように土のうを並べる。半円形に並べられた土のうの外側に、さらに半円形になるように土のうを並べる。そして二重に並べられた土のうの間に土を詰めて踏み固める。同様の手順で土のうを積み上げていき、土のう及び土からなる壁によって、堤防から漏出してきた水を溜める。土のうを積み上げる高さが高い場合は、鋼杭を打ち、土のうを固定する。最後に、溜められた水を少しずつ排出するためのパイプを土のう及び土からなる壁に設ける。このようにして漏水箇所の周りに水を溜め、その溜められた水の圧力を利用して堤防内を浸透している水の圧力を弱め、堤防の決壊を防ぐことができる。
漏水対策、[online]、[平成21年9月11日検索]、インターネット<URL:http://www.cgr.mlit.go.jp/ctc/tech_dev/topics/suibou/s_syurui09.htm>
しかしながら、上記月の輪工法には以下のような様々な問題があった。堤防からの漏出箇所が多い場合、土のうの作製に手間がかかり迅速な対応が困難である。浸透はある程度の範囲で進行するのに対し、月の輪は漏水箇所での対策工となるため、広範囲の被害に対して対応することができない。水位差が大きく、堤防内の間隙水圧が高い場合、土のうだけではその水圧に耐えられず、上記したように鋼杭の打ち込みが必要になるが、この場合の杭打ち作業には大きな労力を要し、高齢化が進んだ水防団が行うのは困難である。月の輪は土のう及び土からなり、十分な止水性を得にくい。堤防からの漏出する水が多量の場合、排水対策が必要になる。
上記問題に鑑みて、本発明は、従来の月の輪工法よりも容易に堤防の決壊などを防ぐことができる水防工法、及び該工法に用いられる蓋付水路を提供することを課題とする。
以下、本発明について説明する。なお、本発明の理解を容易にするために添付図面の参照符号を括弧書きにて付記するが、それにより本発明が図面の形態に限定されるものではない。
第1の本発明は、堤防(100)に沿って備えられる水路(1)、または堤内地(100c)に設けられた道路に沿って備えられる水路、水路より堤外地(100b)側において水路に沿って備えられる蓋嵌入溝(3)、及び通常使用時に少なくとも水路の上面を覆う水路蓋(2、2、…、22、22、…、32、32、…、42、42、…)、を有し、水路蓋の端部を蓋嵌入溝に嵌入することで水路蓋を立てることができる、蓋付水路(10、20、30、40)である。
本発明において「堤防」とは、河川の氾濫や海水の浸入などを防ぐために、土砂やコンクリートなどでつくられた構築物全般を意味し、河川に沿って備えられた河川堤防の他、二線堤や輪中堤なども含む。また、水路蓋の「通常使用時」とは、本発明の蓋付水路を後に詳述する水防工法に用いない場合の平常時を意味する。
また、第1の本発明の蓋付水路(10)において、水路蓋(2、2、…、)が、通常使用時に水路(1)及び蓋嵌入溝(3)の上面を覆い、通常使用時に蓋嵌入溝に嵌合される凸部(4、4)が水路蓋の裏面に備えられていることが好ましい。
本発明において「水路蓋の裏面」とは、通常使用時において水路側となる方の面を意味する。また、以下の本発明の説明において裏面の反対側の面を表面という。水路蓋で蓋嵌入溝の上面を覆うことによって、蓋嵌入溝にゴミが入ることを抑制できる。さらに、蓋嵌入溝の裏面に上記凸部を備える形態とすることによって、通常使用時に水路蓋がずれることを抑制することができる。
さらに、第1の本発明の蓋付水路(20)において、水路蓋(22、22、…)から鉛直方向に延在する片(23a)を水路蓋が有するとともに、該片が厚さ方向に貫通した貫通孔(24)を有し、水路(1)の側方に略垂直方向の孔(25)が備えられており、水路蓋の端部を蓋嵌入溝(3)に嵌入した際に、該片の貫通孔を貫通して該孔に嵌入された固定部材(26)によって、水路蓋の姿勢を維持することができることが好ましい。
ここに、「固定部材」とは、水路蓋から鉛直方向に延在する片に設けられた貫通孔に通すとともに水路の側方に設けられた略垂直方向の孔に嵌入することができ、使用に耐える強度を有するものであれば特に限定されない。固定部材の具体例としては、ボルトなどを挙げることができる。上記のような片、貫通孔、及び固定部材を嵌入できる孔を備えた形態とすることによって、水路蓋の端部を蓋嵌入溝に嵌入した際に、水路蓋が蓋嵌入溝から抜けないように強固に固定することができる。
さらに、第1の本発明の蓋付水路(10、20)において、水路蓋(2、2、…、22、22、…)の端部に切り欠き(5、5)が備えられていることが好ましい。
水路蓋の端部に切り欠きが備えられている形態とすることによって、該切り欠きを利用して水路蓋を起こすことが容易になる。したがって、水路蓋を持ち上げ、水路蓋の端部を蓋嵌入溝に嵌入させて、水路蓋を立てることが容易になる。また、後に詳述するように、本発明の蓋付水路を水防工法に用いる際に、水路蓋に備えられた切り欠きを排水口として利用することができる。
さらに、第1の本発明の蓋付水路(40)において、水路蓋(42、42、…)が複数備えられ、複数の水路蓋の端部を蓋嵌入溝(3)に嵌入して複数の水路蓋を立てる際に、隣接して立てられた水路蓋の隣り合う端部を互いに係合させることができる凸部(43、44)または凹部が、水路蓋の端部に備えられていることが好ましい。
隣接して立てられた水路蓋の隣り合う端部に上記凸部または凹部を備えさせることによって、後に詳述するように、本発明の蓋付水路を水防工法に用いる際に、隣接して立てたられた水路蓋間の止水性を容易に高めることができる。
また、第2の本発明は、堤防(100)に沿って備えられる水路(1)、水路より堤外地(100b)側において水路に沿って備えられる蓋嵌入溝(3)、及び通常使用時に少なくとも水路の上面を覆う水路蓋(2、2、…、22、22、…、32、32、…、42、42、…)、を有する蓋付水路(10、20、30、40)を利用する水防工法であり、水路蓋の端部を蓋嵌入溝に嵌入することで水路蓋を立てるとともに、立てられた水路蓋及び堤防の裏法面(102、104)の間に流出防止手段(50、50)を設置し、立てられた水路蓋、堤防の裏法面、及び流出防止手段で囲まれた領域(60)において、堤防から漏れた水を堰き止める、水防工法である。
本発明において「流出防止手段」とは、端部を蓋嵌入溝に嵌入することで立てられた水路蓋の、水路の流れ方向に対して垂直に延在する端部と、堤防の法面との間から水が漏れることを防止できる手段であれば特に限定されない。流出防止手段の具体例としては、矢板などの板状体や、土のう、水のうなどを挙げることができる。
さらに、第3の本発明は、堤内地に設けられた道路に沿って備えられる水路(1)、水路より堤外地(100b)側において水路に沿って備えられる蓋嵌入溝(3)、及び通常使用時に少なくとも水路の上面を覆う水路蓋(2、2、…、22、22、…、32、32、…、42、42、…)、を有する蓋付水路(10、20、30、40)を利用する水防工法であり、水路蓋の端部を蓋嵌入溝に嵌入して水路蓋を立てることによって、水路蓋より堤外地側から流れてきた水の流れを、立てられた水路蓋で遮る、水防工法である。かかる工法によれば、立てられた水路蓋で堤内地の宅地等を取り囲み、堤防から漏れた水や大雨により排水不能となった水を水路蓋で堰き止めることによって、堤内地の宅地等に浸水することを防止できる。
本発明によれば、従来の月の輪工法よりも容易に堤防の決壊を防ぐことができる水防工法、洪水や大雨のときに宅地内への浸水を防止できる水防工法、及びこれらの水防工法に用いられる蓋付水路を提供することができる。
一般的な河川堤防の鉛直断面を概略的に示す図である。 (a)は、通常使用時の本発明の蓋付水路を概略的に示す上面図である。(b)は、(a)に示したIIb−IIbでの鉛直断面を概略的に示す図である。 図2に示した水路蓋の裏面を概略的に示す図である。 (a)は、水路蓋を立てた姿勢での蓋付水路を概略的に示す上面図である。(b)は、(a)に示したIVb−IVbでの鉛直断面を概略的に示す図である。 図4(a)に示した矢印Vの方向から見た水路蓋を概略的に示す図である。 その他の実施形態にかかる本発明の蓋付水路の通常使用時の鉛直断面を概略的に示す図(a)と、水路蓋を立てた姿勢での鉛直断面を概略的に示す図(b)である。 (a)は、図6に示した水路蓋の裏面を概略的に示す図である。(b)は、(a)に示した矢印VIIbの方向から見た水路蓋を概略的に示す図である。 その他の実施形態にかかる本発明の蓋付水路の通常使用時の鉛直断面を概略的に示す図(a)と、水路蓋を立てた姿勢での鉛直断面を概略的に示す図(b)である。 その他の実施形態にかかる本発明の蓋付水路の水路蓋を立てた姿勢を概略的に示す上面図である。 本発明の水防工法を説明するための図である。 図10に示したXI−XIでの鉛直断面を概略的に示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。なお、本実施形態は、本発明を実施するための一形態に過ぎず、本発明は本実施形態によって限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更実施の形態が可能である。
1.蓋付水路
図1は、一般的な河川堤防100の鉛直断面を概略的に示す図である。図1に示すように、一般的な河川堤防100は、河川200と居住区などを隔てて設けられる。河川堤防100の最も高い位置を天端101といい、そこから河川200とは反対側に形成された斜面を裏法面102、104という。また、図1に示すように、裏法面102、104が2段以上に分かれて形成されている場合は、裏法面102と裏法面104との間に形成された略水平な場所を裏小段103という。さらに、最下段の裏法面104の最低端部を裏法面先(尻)105といい、その先に設けられた略水平な場所を犬走り106という。また、河川堤防100が設けられた場所を堤防敷100aといい、堤防敷100aより河川200側を堤外地100bといい、その反対側を堤内地100cという。本発明の蓋付水路は、裏小段103や犬走り106などに設けられる。
図2(a)は、通常使用時の本発明の蓋付水路を概略的に示す上面図である。図2(b)は、図2(a)に示したIIb−IIbでの鉛直断面を概略的に示す図である。図2において、紙面左側が堤外地側、紙面右側が堤内地側である。図2に示すように、本発明の蓋付水路10は、水路1、水路蓋2、及び、蓋嵌入溝3を有する。以下、蓋付水路10に備えられる主な構成要素について説明する。
(水路1)
水路1は、堤防や堤内地に設けられた道路などに沿って備えられているものであれば特に限定されず、例えば、堤防100の裏小段103や犬走り106に設けられている水路である。ただし、水路1が裏小段103などに設けられた水路である場合は、水路1から堤脚水路まで水を誘導できる水路を別途備えていることが好ましい。また、水路1が設けられる堤防の種類は特に限定されず、河川堤防や、二線堤、輪中堤などを挙げることができる。水路1は、通常、コンクリートなどによって形成されている。
(水路蓋2)
水路蓋2は、通常使用時には少なくとも水路1の上面を覆うようにして配置されており、蓋嵌入溝3の上面も覆っていることが好ましい。水路蓋2で蓋嵌入溝3の上面も覆うことによって、蓋嵌入溝3にゴミが入ることを抑制できる。
水路蓋2の裏面には凸部4が備えられていることが好ましい。図2(b)に示すように、凸部4は、水路蓋2の通常使用時において蓋嵌入溝3に嵌合されている。凸部4を設けることによって、通常使用時に水路蓋2がずれることを抑制できる。
図3に、水路蓋2の裏面を概略的に示す。図3には、凸部4が2つ備えられる形態を例示しているが、凸部4は1つの水路蓋2に付き1つであってもよく、3つ以上備えられていてもよい。また、凸部4の長手方向(蓋嵌入溝3に沿う方向。図3の上下方向。)の長さは特に限定されない。さらに、凸部4は水路蓋2と一体のものとして形成されていてもよく、別途作製して水路蓋2に取り付けられてもよい。
また、水路蓋2の端部には、図2及び図3に示すように、切り欠き5、5が備えられていることが好ましい。切り欠き5、5が備えられることによって、後に詳述するように蓋付水路10を水防工法に用いる際に、切り欠き5、5から手または指を入れて水路蓋2を起こすことが容易になる。また、切り欠き5、5が備えられることによって、蓋付水路10を水防工法に用いる際に、切り欠き5、5を、大きさを容易に調整できる排水口として利用することができる。切り欠き5、5の形状は特に限定されず、設けられる位置も水路蓋2の端部付近であれば特に限定されない。また、水路蓋2の厚さ方向に貫通した孔を1つまたは複数設けても、切り欠き5、5と同様の効果を得られる。
水路蓋2の大きさ(厚さ)や構成する材料は、通常使用時に加えられる負荷、及び水防工法に用いた際に加えられる負荷に耐え得る形態であれば特に限定されない。すなわち、水路蓋2は、堤防から漏れた水を堰き止める際に生じる水圧に対して耐えることのできる強度や曲げ剛性、水密性を有していることが望ましい。ただし、水防工法を行う際の労力を軽減するという観点からは、水路蓋2はできる限り軽いことが好ましい。
水路蓋2の具体例としては、ポリプロピレン繊維やガラス繊維などの繊維で補強されたコンクリートパネル、塩化ビニルなどの樹脂からなるパネル、金属及び樹脂からなる複合パネル、ポリ塩化ビニルやゴムなどの遮水性を有するシートで覆われたグレーチング(金属製、FRP製など)などを挙げることができる。
(蓋嵌入溝3)
蓋嵌入溝3は、水路1より堤外地側において水路1に沿って備えられる。蓋嵌入溝3は、水路蓋2、2、…の端部を嵌入することで水路蓋2、2、…を立てることができる溝であれば、特に限定されない。したがって、蓋嵌入溝3の幅、深さ、及び構成する材料などは、水路蓋2の大きさや質量、水路蓋2の端部の厚さなどに応じて適宜設計することができる。なお、後述するように、水路蓋2の一部を重ねて蓋嵌入溝3に嵌入する場合は、その分、蓋嵌入溝3の幅を広くする必要がある。また、蓋嵌入溝3に嵌入された水路蓋2を抜け難くするという観点からは、蓋嵌入溝3の内側(水路蓋2が嵌入される側)の側面に凸部または凹部を設け、蓋嵌入溝3に嵌入される水路蓋2の端部に、該凸部または凹部に対応する凹部または凸部を設けた形態としてもよい。蓋嵌入溝3が設けられる位置は、水路1より堤外地側であれば特に限定されず、例えば、水路1の側面に一体となって設けられていてもよく、図2に例示しているように別途設けられてもよい。
図4(a)は、水路蓋2、2、…を立てた姿勢での蓋付水路10を概略的に示す上面図である。図4(b)は、図4(a)に示したIVb−IVbでの鉛直断面を概略的に示す図である。図4において、紙面左側が堤外地側、紙面右側が堤内地側である。図5は、図4(a)に示した矢印Vの方向から見た水路蓋を概略的に示す図である。図5において破線は、重なって見えなくなっている水路蓋2を表している。蓋付水路10を水防工法に用いる場合には、図4及び図5に示すように、水路蓋2、2、…の端部を蓋嵌入溝3に嵌入して水路蓋2、2、…を立て、隣接する水路蓋2、2の端部の一部を重ねることが好ましい。隣接する水路蓋2、2の一部を重ねることによって、隣接する水路蓋2、2の間の止水性を向上させることができる。なお、図4では、凸部4、4が備えられる側の端部を蓋嵌入溝3に嵌入する形態を例示しているが、本発明はかかる形態に限定されず、その他の端部を嵌入する形態でもよい。
さらに、水路蓋2の端部には、上記したように切り欠き5、5が設けられているため、図5に示すように、切り欠き5、5によって排水口6を形成することができる。排水口6の大きさは、隣接する水路蓋2、2の重なり量を調整することによって調整できる。
<その他の形態例>
本発明の蓋付水路は、これまでに説明した形態に限定されず、堤防または堤内地に設けられる道路などに沿って備えられる水路、該水路より堤外地側において水路に沿って備えられる蓋嵌入溝、及び通常使用時に少なくとも該水路の上面を覆う水路蓋、を有し、該水路蓋の端部を蓋嵌入溝に嵌入することで該水路蓋を立てることができる蓋付水路であればよい。以下、図6〜図9を参照しつつ、その他の形態例について説明する。
図6(a)は、その他の実施形態にかかる本発明の蓋付水路20の通常使用時の鉛直断面を概略的に示す図であり、図6(b)は、蓋付水路20の水路蓋22を立てた姿勢での鉛直断面を概略的に示す図である。図6において、紙面左側が堤外地側、紙面右側が堤内地側である。図7(a)は、図6に示した水路蓋22の裏面を概略的に示す図である。図7(b)は、図7(a)に示した矢印VIIbの方向から見た水路蓋22を概略的に示す図である。図8(a)は、その他の実施形態にかかる本発明の蓋付水路30の通常使用時の鉛直断面を概略的に示す図であり、図8(b)は、蓋付水路30の水路蓋32を立てた姿勢での鉛直断面を概略的に示す図である。図8において、紙面左側が堤外地側、紙面右側が堤内地側である。図9は、その他の実施形態にかかる本発明の蓋付水路40の水路蓋42、42、…を立てた姿勢を概略的に示す上面図である。図9において、紙面左側が堤外地側、紙面右側が堤内地側である。
図6〜図9に示した蓋付水路20、30、及び40は、水路蓋の形態以外は図2に示した蓋付水路10と同様であるため、図6〜図9では、これまでに説明したものと同様の構成のものには同符号を付しており、それらについては説明を省略する。なお、蓋嵌入溝3については、上述したように、嵌入される水路蓋の形態に応じて適宜設計することができる。
図6に示した蓋付水路20は、通常使用時には水路1及び蓋嵌入溝3を覆う水路蓋22を備えており、水路蓋22にはL字アングル23が備えられている。L字アングル23は、水路蓋22の裏面に接着または固定された片23bと、片23bの端部から水路蓋に対して鉛直方向に延在する片23aとを備えている。片23b及び片23aは図6に示した断面を維持して奥/手前方向に延在している。片23b及び片23aの大きさ及び構成する材料は、使用に耐え得る強度を有する形態とすることができれば特に限定されない。
片23aには、厚さ方向(図6(a)の左右方向。図6(b)の上下方向。)に貫通した貫通孔24を有している(図7(b)参照。)。図6(b)に示すように水路蓋22の端部を蓋嵌入溝3に嵌入して水路蓋22を立てる際には、水路蓋22から地表に対して略平行な方向に延在した片23aの貫通孔24に固定部材26を通し、水路1の側方において略垂直方向に設けられた孔25に固定部材26の端部を嵌入させることによって、水路蓋22を立てた姿勢で固定することができる。固定部材26には、ボルトなどを用いることができる。
図7には、1つの水路蓋22に2つのL字アングル23、23が備えられた形態を例示しているが、L字アングル23は1つであってもよく、3つ以上であってもよい。ただし、水路蓋22を立てた姿勢で強固に固定するという観点からは、L字アングル23が複数備えられていることが好ましい。また、本実施形態では、水路蓋22の端部を蓋嵌入溝3に嵌入して水路蓋22を立てる際に、少なくとも、水路蓋22から地表に対して略平行な方向に延在した片23aが備えられていればよく、片23aが水路蓋22に直接設けられた形態でもよい。なお、片23aは水路蓋22の表面側に備えられていても良いが、表面側に突起部を設けることは危険であるという観点や、片23aと水路1の側面とを当接させて通常使用時に水路蓋22の位置がずれることを防止することができるという観点などから、片23aは水路蓋22の裏面側に備えられていることが好ましい。
図8に示した蓋付水路30は、通常使用時において、水路1を覆う蓋部32aと蓋嵌入溝3に嵌入される嵌入部32bとを有する水路蓋32を備えている。嵌入部32bは蓋部32aの端部から蓋部32aに対して鉛直方向に延在しており、蓋部32a及び嵌入部32bは図8に示した断面を維持して奥/手前方向に延在している。
このように、嵌入部32bを設けた形態とすることによって、通常使用時に水路蓋32がずれることを抑制するとともに、蓋嵌入溝3にゴミが入ることを抑制できる。
図8(b)に示すように水路蓋32の端部を蓋嵌入溝3に嵌入して水路蓋32を立てる際には、嵌入部32bが備えられていない側の水路蓋32aの端部を蓋嵌入溝3に嵌入することによって、水路蓋32を立てることができる。
図9に示した蓋付水路40は、水路蓋42、42、…を備えている。水路蓋42は、水路1の流れ方向(図9の上下方向)に垂直な方向(図9の奥/手前方向)に延在する端部に凸部43、44が備えられている以外は、これまでに説明した水路蓋と同様の形態とすることができる。複数の水路蓋42、42、…の端部を蓋嵌入溝3に嵌入する際に、隣接して立てられた一方の水路蓋42に備えられた凸部43と他方の水路蓋42に備えられた凸部44とを係合させることによって、隣接して立てたられた水路蓋42、42間の止水性を高めることができる。
2.水防工法
以下に図10及び図11を参照しつつ、本発明の水防工法について説明する。以下の説明では、蓋付水路10を用いた場合について説明するが、その他の形態の本発明の蓋付水路を用いた場合についても同様である。図10は、蓋付水路10を用いて本発明の水防工法を実施しているときの蓋付水路10の姿勢を概略的に示す上面図である。図11は、図10に示したXI−XIでの鉛直断面を概略的に示す図である。
本発明の水防工法は、堤防に沿って備えられた水路1、通常使用時に水路1の上面を覆う複数の水路蓋2、2、…、及び、水路1より堤外地側において水路1に沿って備えられた蓋嵌入溝3を有する蓋付水路10を利用する工法であり、水路蓋2、2、…の端部を蓋嵌入溝3に嵌入することで水路蓋2、2、…を立てるとともに、立てられた水路蓋2、2、…及び堤防の裏法面70(図1に示した堤防では、裏法面102または裏法面104に相当。)の間に流出防止手段50、50を設置し、立てられた水路蓋2、2、…、堤防の裏法面70、及び流出防止手段50、50で囲まれた領域60において、堤防から漏れた水を堰き止める工法である。
本発明の水防工法では、まず、堤防から漏水があった場合もしくは漏水のおそれがある場合に、その付近の水路蓋2、2、…をこれまでに説明したようにして立てる。その後、立てられた水路蓋2、2、…のうち最も水路1の上流側の端部2aと堤防の裏法面70との間、及び最も水路1の下流側の端部2bと堤防の裏法面70との間に流出防止手段50、50を設置する。そうすることによって、水路蓋2、2、…及び流出防止手段50、50で漏水箇所を包囲し、堤防から漏れた水を水路蓋2、2、…、流出防止手段50、50、及び堤防の裏法面70で囲まれた領域60に溜めることができる。領域60に溜められた水の一部は、水路蓋2、2、…に設けられた切り欠き5、5によって形成された排水口6(図5参照。)から排水することができる。
本発明において流出防止手段50は、端部を蓋嵌入溝3に嵌入することで立てられた水路蓋2、2、…の水路1の流れ方向に対して垂直な方向に延在する端部2a、2bと堤防の裏法面70との間から水が漏れることを防止できる手段であれば特に限定されない。図10及び図11には、流出防止手段50として矢板を用いた形態を例示している。流出防止手段50に矢板などの板状体を用いる場合、その材質は水を堰き止められるものであれば特に限定されず、水路蓋2と同様のものを用いることができる。また、板状体以外の流出防止手段50の具体例としては、土のう、水のうなどを挙げることができる。
本発明の水防工法によれば、漏水箇所付近に水を溜めることで水頭差を低減し、堤体内の水の流れを抑えることができる。また、有事の際は、水路蓋を建て込むだけで作業は完了するため、従来の月の輪工法に比べて迅速な水防作業が可能である。また、月の輪工法では土のうで水を溜めていたのに対して、本発明では水路蓋などを用いるため、強度、剛性、止水性に優れている。また、水路蓋に上述したような切り欠きや孔を設けることにより、溜めた水を排出するためのパイプを別途設ける必要がない。また、水路蓋などによって溜められた水が所定量を超えた場合には、水路を利用して排水することができるため、堤防からの漏水を速やかに排出することができる。また、漏水の実績箇所に沿って本発明の蓋付水路を設置することにより、長い延長に対応可能である。また、堤防敷内にて水防工法を完了することができるため、堤内地側の別途用地を必要としない。
これまでの本発明の水防工法の説明では、蓋付水路10が堤防に沿って備えられている場合について説明したが、本発明の水防工法はかかる形態に限定されない。上述したように本発明の蓋付水路10は堤内地に設けられた道路などに沿って備えられていても良い。蓋付水路10が堤内地に設けられた道路に沿って備えられている場合、水路蓋2、2、…の端部を蓋嵌入溝3に嵌入して水路蓋2、2、…を立てることによって、水路蓋2、2、…より堤外地側から流れてきた水の流れを、立てられた水路蓋2、2、…で遮ることができる。したがって、立てられた水路蓋2、2、…で堤内地の宅地等を取り囲み、堤防から漏れた水や大雨により排水不能となった水を水路蓋2、2、…で堰き止めることによって、堤内地の宅地等に浸水することを防止できる。
以上、現時点において実践的で好ましいと思われる実施形態に関連して本発明を説明したが、本発明は本願明細書中に開示された実施形態に限定されるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨あるいは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う蓋付水路、及び水防工法もまた本発明の技術的範囲に包含されるものとして理解されなければならない。
1 水路
2、22、32、42 水路蓋
3 蓋嵌入溝
4 凸部
5 切り欠き
6 排水口
10、20、30、40 蓋付水路
23 L字アングル
23a 片
24 貫通孔
25 孔
26 固定部材
43、44 凸部
50 流出防止手段
70 裏法面

Claims (7)

  1. 堤防に沿って備えられる水路、または堤内地に設けられた道路に沿って備えられる水路、前記水路より堤外地側において前記水路に沿って備えられる蓋嵌入溝、及び通常使用時に少なくとも前記水路の上面を覆う水路蓋、を有し、
    前記水路蓋の端部を前記蓋嵌入溝に嵌入することで前記水路蓋を立てることができる、蓋付水路。
  2. 前記水路蓋が、通常使用時に前記水路及び前記蓋嵌入溝の上面を覆い、通常使用時に前記蓋嵌入溝に嵌合される凸部が前記水路蓋の裏面に備えられている、請求項1に記載の蓋付水路。
  3. 前記水路蓋から鉛直方向に延在する片を前記水路蓋が有するとともに、前記片が厚さ方向に貫通した貫通孔を有し、
    前記水路の側方に略垂直方向の孔が備えられており、
    前記水路蓋の端部を前記蓋嵌入溝に嵌入した際に、前記片の前記貫通孔を貫通して前記孔に嵌入された固定部材によって、前記水路蓋の姿勢を維持することができる、請求項1または2に記載の蓋付水路。
  4. 前記水路蓋の端部に切り欠きが備えられている、請求項1〜3のいずれかに記載の蓋付水路。
  5. 前記水路蓋が複数備えられ、複数の前記水路蓋の端部を前記蓋嵌入溝に嵌入して複数の前記水路蓋を立てる際に、隣接して立てられた前記水路蓋の隣り合う端部を互いに係合させることができる凸部または凹部が、前記水路蓋の端部に備えられている、請求項1〜4のいずれかに記載の蓋付水路。
  6. 堤防に沿って備えられる水路、前記水路より堤外地側において前記水路に沿って備えられる蓋嵌入溝、及び通常使用時に少なくとも前記水路の上面を覆う水路蓋、を有する蓋付水路を利用する水防工法であり、
    前記水路蓋の端部を前記蓋嵌入溝に嵌入することで前記水路蓋を立てるとともに、立てられた前記水路蓋及び前記堤防の裏法面の間に流出防止手段を設置し、 立てられた前記水路蓋、前記堤防の裏法面、及び前記流出防止手段で囲まれた領域において、前記堤防から漏れた水を堰き止める、水防工法。
  7. 堤内地に設けられた道路に沿って備えられる水路、前記水路より堤外地側において前記水路に沿って備えられる蓋嵌入溝、及び通常使用時に少なくとも前記水路の上面を覆う水路蓋、を有する蓋付水路を利用する水防工法であり、
    前記水路蓋の端部を前記蓋嵌入溝に嵌入して前記水路蓋を立てることによって、前記水路蓋より堤外地側から流れてきた水の流れを、立てられた前記水路蓋で遮る、水防工法。
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