JP2011055871A - ストラップホルダー - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のストラップを取り付け得るストラップホルダーであって、装飾性および機能性に優れたストラップホルダーを提供すること。
【解決手段】本発明のストラップホルダーは、シャックル部材と、少なくとも2つの貫通孔を備えるストッパー部材とからなり、該シャックル部材の2つの脚部が該ストッパー部材のいずれか2つの貫通孔にそれぞれ挿通され、該ストッパー部材が該脚部に沿って摺動され得、該ストッパー部材が該シャックル部材から離脱せず、そして該脚部の側面と、該脚部が挿通される該貫通孔の側面との間に、少なくともストラップ取り付け紐のループが挿通され得る間隙を生じ得る。
【選択図】図1

Description

本発明は、ストラップホルダーに関する。
携帯電話機、携帯ゲーム機、携帯音楽プレーヤー、カメラなどの携帯型電子機器が普及し、これらの機器の携帯時の落下防止、装飾、識別などを目的としてこれらの機器にストラップを取り付けることが一般的に行われている。
これらの機器へのストラップの取り付けは、ストラップに取り付けられたストラップ取り付け紐をこれらの機器のストラップホールに結着することにより行われる。ストラップホールは、通常単一のストラップ取り付け紐の結着を許容する大きさしか有しないため、装飾などの目的から複数のストラップをこれらの機器に取り付けることは困難である。
複数のストラップをこれらの機器に取り付けるために、ストラップホルダーをこれらの機器に形成しあるいは取り付けた上で、複数のストラップをストラップホルダーに取り付けることがある。このため、ストラップホルダーは、複数のストラップ取り付け紐の結着を許容する大きさを必要とする。
しかし、現在のストラップホルダーは、ループ状の紐などがほとんどであり、装飾性や機能性が十分とはいえない。
本発明は、複数のストラップを取り付け得るストラップホルダーであって、装飾性および機能性に優れたストラップホルダーを提供することを目的とする。
本発明のストラップホルダーは、シャックル部材と、少なくとも2つの貫通孔を備えるストッパー部材とからなり、該シャックル部材の2つの脚部が該ストッパー部材のいずれか2つの貫通孔にそれぞれ挿通され、該ストッパー部材が該脚部に沿って摺動され得、該ストッパー部材が該シャックル部材から離脱せず、そして該脚部の側面と、該脚部が挿通される該貫通孔の側面との間に、少なくともストラップ取り付け紐のループが挿通され得る間隙を生じ得る。
本発明の一実施態様では、上記シャックル部材の形状はU字形である。
本発明の一実施態様では、上記シャックル部材の脚部の断面の形状は円形である。
本発明の一実施態様では、上記シャックル部材は金属製である。
本発明の一実施態様では、上記ストッパー部材は金属製である。
本発明の一実施態様では、上記シャックル部材の脚部は球状の脚部端を有し、そして該脚部端は上記ストッパー部材の貫通孔の孔径よりも大きい径を有する。
本発明の一実施態様では、上記間隙はストラップ取り付け紐の直径よりも1〜2mm広い幅である。
本発明の一実施態様では、上記シャックル部材の脚部の脚部端を除く位置に括れが設けられている。
本発明のストラップホルダーにストラップを取り付ける方法は、上記シャックル部材の少なくとも一方の脚部の側面と、該脚部が挿通されている上記ストッパー部材の貫通孔の側面との間に、ストラップ取り付け紐のループが挿通され得る間隙を生じさせる工程、該ストラップ取り付け紐のループを該間隙に上記シャックル部材の頭部側から脚部端側へ挿通させる工程、該間隙に挿通させた該ループの中に上記シャックル部材の脚部端を挿通させる工程、および該シャックル部材の脚部端を挿通させた該ループを、該脚部の側面と、該脚部が挿通されている該貫通孔の側面との間から該シャックル部材の頭部側に向かって引き抜く工程を含む。
本発明のストラップホルダーは、複数のストラップを容易に取り付けることができる。本発明のストラップホルダーは、非常に単純な形状を有するが、装飾性および機能性に優れる。
本発明のストラップホルダーの一実施態様の概略斜視図である。 本発明のストラップホルダーの他の実施態様の概略斜視図である。 本発明のストラップホルダーにストラップを取り付ける方法を説明するための概略図である。
以下、本発明を、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1に、本発明のストラップホルダーの一実施態様の概略斜視図を示す。
図1に示すストラップホルダー10は、U字形のシャックル部材20と方円形の面を有する平板形のストッパー部材30とからなる。シャックル部材20は、2つの平行な円柱状の脚部21と湾曲した部分である頭部とからなる。各々の脚部21は末端に球状の脚部端22を有する。ストッパー部材30は、2つの円柱状の貫通孔31を備える。2つの脚部21は2つの貫通孔31にそれぞれ挿通されている。いずれの脚部21も、その脚部21が挿通されている貫通孔31の孔径よりも小さい一定の直径を有するため、ストッパー部材30は脚部21に沿って摺動され得る。しかし、脚部21は、その脚部21が挿通されている貫通孔31の孔径よりも大きい直径を有する球状の脚部端22を有するため、ストッパー部材30はシャックル部材20から離脱しない。脚部21の側面と、その脚部21が挿通されている貫通孔31の側面との間には、少なくともストラップ取り付け紐のループが挿通され得る間隙を生じ得る。
本明細書で、シャックル部材20の断面、脚部21または脚部端22について「径」といい、貫通孔31について「孔径」という場合は、特に示さない限り、シャックル部材20の脚部21が貫通孔31に挿通され得る位置関係において、任意の方向におけるシャックル部材20の断面、脚部21または脚部端22の「径」と貫通孔31の「孔径」とをそれぞれ意味する。
以下、各部材について詳細に説明する。
シャックル部材20の形状は特に限定されない。例えば、U字形、半円形、オタフク形、V字形、矩形、三角形、四角形、五角形、多角形、ヒネリ形が挙げられる。例えば、図1ならびに図2(c)および(d)には、シャックル部材20の形状がU字形である一実施態様を示す。図2(a)および(b)には、シャックル部材20の形状がそれぞれV字形および四角形である他の実施態様を示す。三角形、四角形、五角形、多角形などの形状では、2つの脚部を形成するために、1辺に開放口を備える必要がある。開放口を挟む2つの末端が2つの脚部のそれぞれの脚部端を形成する。
シャックル部材20の大きさは、縦、横および厚みの3方向の寸法が最大で2〜3cm以内になることが好ましいが、特に限定されない。例えば、キーホルダー程度の大きさが挙げられる。図1に示すU字形のシャックル部材20の場合、例えば、大きさが縦:約3cm、横:約2cmおよび厚み:約4mmであり得る。
シャックル部材20の材料は、一般的にキーホルダーに用いられるものと同様の材料が好ましいが、特に限定されない。例えば、金属、プラスチック、ゴム、木が挙げられる。強度の観点から金属が好ましい。金属としては、例えば、鉄、銀、アルミニウム、真鍮、ステンレス、その他各種合金が挙げられる。必要に応じて、金、ニッケル、クロムなどのメッキを施すことが好ましい。シャックル部材20の材料はシャックル部材20の全体にわたって同じであっても異なっていてもよい。
シャックル部材20の断面の形状は、少なくとも2つの貫通孔31にシャックル部材20の2つの脚部21がそれぞれ挿通され、ストッパー部材30が脚部21に沿って摺動され得る限り、特に限定されない。例えば、円形、楕円系、三角形、四角形、五角形、多角形が挙げられる。シャックル部材20の断面の形状はシャックル部材20の全長にわたって同じであっても異なっていてもよい。例えば、図1および図2(a)〜(d)には、シャックル部材20の断面の形状が全長にわたって円形である実施態様を示す。
シャックル部材20の断面の径は、少なくとも2つの貫通孔31にシャックル部材20の2つの脚部21がそれぞれ挿通され、ストッパー部材30が脚部21に沿って摺動され得る限り、特に限定されない。約3〜5mmが好ましく、シャックル部材20の全長にわたって同じであっても異なっていてもよい。例えば、図2(a)および(b)には、シャックル部材20の円形の断面の直径が全長にわたって均一である実施態様を示す。
シャックル部材20の2つの脚部21の形状は、2つの脚部21がストッパー部材30の2つの貫通孔31にそれぞれ挿通され、ストッパー部材30が脚部21に沿って摺動され得る限り、互いに対称であっても非対称であってもよい。例えば、図1および図2(a)〜(d)には、シャックル部材20の2つの脚部21の形状が対称である実施態様を示す。
シャックル部材20の脚部21には、以下で詳述するように、特殊な形状の脚部端が設けられていてもよい。例えば、図1および図2(c)には、シャックル部材20の脚部21に球状の脚部端22が設けられている実施態様を示す。
シャックル部材20の脚部21の脚部端を除く位置には、以下で詳述するように、括れが設けられていてもよい。例えば、図2(c)および(d)には、シャックル部材20の脚部21の脚部端を除く位置に括れ23が設けられている実施態様を示す。
ストッパー部材30の形状は特に限定されない。例えば、方形、円形または方円形の面を有する平板形、直方体形、円柱形が挙げられる。例えば、図1および図2(a)〜(d)には、ストッパー部材30の形状が方円形の面を有する平板形である実施態様を示す。
ストッパー部材30の大きさは、シャックル部材20の2つの脚部21が挿通される少なくとも2つの貫通孔31を設けることができる限り、特に限定されない。図1に示す方円形の面を有する平板形のストッパー部材30の場合、例えば、縦:約3.5cm、横:約1cmおよび厚み:約1mmであり得る。
ストッパー部材30の材料は特に限定されない。例えば、金属、プラスチック、ゴム、木が挙げられる。強度の観点から金属が好ましい。金属としては、例えば、鉄、銀、アルミニウム、真鍮、ステンレス、その他各種合金が挙げられる。必要に応じて、金、ニッケル、クロムなどのメッキを施すことが好ましい。ストッパー部材30の材料はシャックル部材20と同じであっても異なっていてもよい。好ましくは、ストッパー部材30の材料はシャックル部材20と同じである。
ストッパー部材30に設けられる貫通孔31の数は、少なくとも2つあればよく、特に限定されない。例えば、図1および図2(a)〜(d)には、ストッパー部材30に設けられる貫通孔31の数が2つである実施態様を示す。
ストッパー部材30に設けられる貫通孔31の位置は、少なくとも2つの貫通孔31にシャックル部材20の2つの脚部21がそれぞれ挿通され、ストッパー部材30が脚部21に沿って摺動され得る限り、特に限定されない。
ストッパー部材30に設けられる貫通孔31の形状は、少なくとも2つの貫通孔31にシャックル部材20の2つの脚部21がそれぞれ挿通され、ストッパー部材30が脚部21に沿って摺動され得る限り、特に限定されない。例えば、円柱状、直方体状、三角柱状が挙げられる。ストッパー部材30に設けられる貫通孔31の形状は、すべて同じであっても異なっていてもよい。例えば、図1および図2(a)〜(d)には、ストッパー部材30に設けられる2つの貫通孔31の形状がともに円柱状である実施態様を示す。
ストッパー部材30に設けられる貫通孔31の孔径は、少なくとも2つの貫通孔31にシャックル部材20の2つの脚部21がそれぞれ挿通され、ストッパー部材30が脚部21に沿って摺動され得る限り、特に限定されない。約5〜7mmが好ましく、貫通孔31の全長にわたって同じであっても異なっていてもよい。例えば、図1および図2(a)〜(d)には、貫通孔31が均一な孔径を有する実施態様を示す。
次に、シャックル部材20の脚部21とストッパー部材30の貫通孔31との関係について詳細に説明する。
シャックル部材20の2つの脚部21がストッパー部材30の2つの貫通孔31にそれぞれ挿通され、ストッパー部材30が脚部21に沿って摺動され得るようにするためには、いずれの脚部21の径も、その脚部21が挿通される貫通孔31の孔径よりも小さくする必要がある。
ストッパー部材30がシャックル部材20から離脱しないようにするためには、以下に詳述するように、例えば、シャックル部材20の脚部21に、ストッパー部材30のシャックル部材20からの離脱を阻害する形状の脚部端22を設ける必要が生じ、あるいは、脚部21の径と、その脚部21が挿通される貫通孔31の孔径との差を、ストッパー部材30のシャックル部材20からの離脱を許容しない範囲で適切に設定する必要が生じる。
図1および図2(b)〜(c)に示す、2つの脚部21が平行である実施態様では、ストッパー部材30は、シャックル部材20の脚部21に沿って、脚部端22と頭部との間において比較的広い範囲で摺動され得る。しかし、この場合には、ストッパー部材30がシャックル部材20から離脱しないようにするために、シャックル部材20の脚部21の末端に、その脚部21が挿通されるストッパー部材30の貫通孔31の孔径よりも大きい直径を有する形状の脚部端を設ける必要が生じる。例えば、図1および図2(c)には、シャックル部材20の脚部21に球状の脚部端22が設けられている実施態様を示し、図2(b)には、シャックル部材20の脚部21に、脚部21の長手方向と垂直な軸を有する円柱状の脚部端22が設けられている実施態様を示す。脚部端22は、ストッパー部材30がシャックル部材20から離脱しない限り、2つの脚部21のうち、いずれか一方のみに設けてもよい。
あるいは、ストッパー部材30がシャックル部材20から離脱しないようにするために、シャックル部材20の脚部21の脚部端を除く位置に括れを設け、ストッパー部材30が、シャックル部材20の脚部21に沿って、括れにおいてのみ摺動され得るようにしてもよい。図2(d)には、シャックル部材20の脚部21の脚部端を除く位置に括れ23が設けられている実施態様を示す。括れ23は、ストッパー部材30がシャックル部材20から離脱しない限り、2つの脚部21のうち、いずれか一方のみに設けてもよい。
図2(a)に示す、2つの脚部21が平行でない実施態様では、2つの脚部21がストッパー部材30の2つの貫通孔31にそれぞれ挿通され、ストッパー部材30が脚部21に沿って摺動され得るようにするために、シャックル部材20の脚部21の直径を、その脚部21が挿通されるストッパー部材30の貫通孔31の孔径よりも比較的小さく設定する必要が生じる。この場合の「径」および「孔径」とは、2つの貫通孔31を結ぶ方向における脚部21の「径」および貫通孔31の「孔径」をそれぞれいう。ストッパー部材30は、シャックル部材20の脚部21に沿って、脚部21の直径と、その脚部21が挿通されている貫通孔31の孔径との差に応じて摺動され得る。しかし、この場合には、ストッパー部材30がシャックル部材20から離脱しないようにするために、シャックル部材20の脚部21に特殊な形状の脚部端22を設ける必要はない。シャックル部材20の2つの脚部21が挿通される2つの貫通孔31の間の距離、および脚部21の直径と、その脚部21が挿通される貫通孔31の孔径との差を適切に設定することで、ストッパー部材30がシャックル部材20から離脱しないようにすることができる。
シャックル部材20の脚部21の側面と、その脚部21が挿通されるストッパー部材30の貫通孔31の側面との間に、少なくともストラップ取り付け紐のループが挿通され得る間隙を生じさせるためには、脚部21の最小径と、その脚部21が挿通される貫通孔31の最大孔径との差を適切に設定する必要が生じる。代表的には、脚部21に括れ23を設けてもよい。例えば、図2(c)および(d)には、シャックル部材20の脚部21に括れ23が設けられている実施態様を示す。脚部21に設けられる括れ23の位置は脚部端でなければ特に限定されないが、ストラップホルダーにストラップを容易に取り付ける観点から、脚部端22に近接した位置が好ましい。
少なくともストラップ取り付け紐のループが挿通され得る間隙は、少なくとも1つの脚部21の側面と、その脚部21が挿通される貫通孔31の側面との間に生じ得ればよい。また、ストッパー部材30がシャックル部材20から離脱しない範囲で、ストラップ取り付け紐の直径よりも広い幅であればよいが、ストラップホルダーにストラップを容易に取り付ける観点から、ストラップ取り付け紐の直径よりも約1〜2mm広い幅であることが好ましい。
本発明のストラップホルダー10を製造する方法としては、例えば、シャックル部材20とストッパー部材30とを別々に製造し、シャックル部材20の2つの脚部をストッパー部材30の少なくとも2つの貫通孔にそれぞれ挿通させ、次いでシャックル部材20の脚部21に、その脚部21が挿通されている貫通孔31の孔径よりも大きい径を有する形状の脚部端22を設ける方法がある。シャックル部材20の脚部21に脚部端22を設ける方法は特に限定されない。例えば、溶接により脚部端22を接合する方法、ネジを用いて脚部端22を接合する方法が挙げられる。
あるいは、本発明のストラップホルダー10を製造する方法としては、例えば、シャックル部材20の2つの脚部をストッパー部材30の2つの貫通孔にそれぞれ挿通させた状態のシャックル部材20およびストッパー部材30の鋳型を用いてシャックル部材20とストッパー部材30とを一体成型する方法がある。
図3を参照して、本発明のストラップホルダーにストラップを取り付ける方法を説明する。
図3で例示するストラップホルダーは、図1に示すストラップホルダーである。図1に示すストラップホルダーは、シャックル部材20のいずれの脚部21の直径も、その脚部21が挿通されているストッパー部材30の貫通孔31の孔径よりも小さく、その差はストラップ取り付け紐の直径よりも広い。
本発明の方法では、最初に、例えば、図3(a)に示すように、シャックル部材20の少なくとも一方の脚部21の側面と、その脚部21が挿通されているストッパー部材30の貫通孔31の側面との間に、ストラップ取り付け紐40のループ42が挿通され得る間隙を生じさせる。
図3(a)に示す工程では、ストッパー部材30の貫通孔31の断面を、シャックル部材20の脚部21の長手方向と垂直になるようにした状態で、ストッパー部材30を脚部21に沿って摺動させて、ストッパー部材30の位置を脚部端22から脚部21の適当な位置(括れがある場合には、括れが好ましい)へ移動させ、次いで貫通孔31の側面が脚部21の側面と接するまで、脚部21の長手方向と垂直な平面上でストッパー部材30を移動させる。側面同士が接している部位とは反対側の部位において、貫通孔31の側面と脚部21の側面との間には、ストラップ取り付け紐40のループ42を挿通させるための最大幅の間隙を生じ得る。少なくとも一方のシャックル部材20の脚部21の側面と、その脚部21が挿通されているストッパー部材30の貫通孔31の側面との間に、ストラップ取り付け紐40のループ42が挿通し得る間隙を生じ得る限り、ストッパー部材30の摺動時の貫通孔31の断面と脚部21の長手方向とを垂直にする必要はなく、貫通孔31の側面と脚部21の側面とを接するようにする必要もない。
次いで、例えば、図3(b)に示すように、ストラップ取り付け紐40のループ42を、脚部21の側面と貫通孔31の側面との間に生じた間隙に、シャックル部材20の頭部側から脚部端22側へ挿通させる。
ストラップ取り付け紐40のループ42を上記間隙に挿通させる方法は特に限定されない。例えば、手で行う方法、針などの道具を用いる方法が挙げられる。挿通させるループ42の長さは、次の工程で、シャックル部材20の脚部端22を挿通させることができる程度あればよい。ループ42を上記間隙に挿通させた後は、脚部21の側面と貫通孔31の側面との間に生じた間隙をそのまま維持する必要はない。
次いで、例えば、図3(c)に示すように、脚部21の側面と貫通孔31の側面との間に生じた間隙に挿通させたループ42の中にシャックル部材20の脚部端22を挿通させる。通常、手を用いて、ループ42の中にシャックル部材20の脚部端22を挿通させる。
最後に、例えば、図3(d)に示すように、シャックル部材20の脚部端22を挿通させたループ42を、脚部21の側面と貫通孔31の側面との間からシャックル部材20の頭部側に向かって引き抜く。
図3(c)の状態で、ストッパー部材30よりもシャックル部材20の頭部側にあるストラップ取り付け紐40の部分(2本)を、通常、手で持ち、シャックル部材20の頭部側に向かって引っ張る。この際に、ループ42が、脚部21の側面と貫通孔31の側面との間に引っ掛かり得るが、ストッパー部材30が脚部21に沿って摺動され得るため、ループ42が引き抜けなかったり、切れたりすることはない。最終的に、図3(d)のように、ストラップホルダー10にストラップ取り付け紐40を取り付けることができる。このようにして、ストラップホルダー10にストラップを取り付けることができる。
以上、本発明を詳細に説明したが、上記実施態様は例示にすぎず、本発明がこれらの実施態様に限定されないことはいうまでもない。
上記実施態様のストラップ取り付け紐の代わりに、携帯型電子機器を取り付けるための携帯型電子機器取り付け紐を用いることにより、ストラップホルダー10に携帯型電子機器を取り付けることができる。このようにして、複数のストラップを携帯型電子機器に取り付けることができる。
本発明のストラップホルダーは、非常に単純であるが従来にない形状を有する。本発明のストラップホルダーは、一見すると、ストラップをどのように取り付けてよいのかわからないという不思議な感覚を使用者にもたらし得るが、従来の方法とは全く異なる、より容易な方法によるストラップの取り付けを可能にする。このように、本発明のストラップホルダーは、装飾性および機能性に優れている。
本発明のストラップホルダーは、複数のストラップを容易に取り付けることができる。本発明のストラップホルダーは、非常に単純な形状を有するが、装飾性および機能性に優れる。このため、ストラップホルダーのみでなく、ストラップおよびストラップを取り付ける携帯型電子機器もまた普及がより促進される。
10 ストラップホルダー
20 シャックル部材
21 脚部
22 脚部端
23 括れ
30 ストッパー部材
31 貫通孔
40 ストラップ取り付け紐
41 ストラップ取り付け部
42 ループ

Claims (9)

  1. シャックル部材と、少なくとも2つの貫通孔を備えるストッパー部材とからなるストラップホルダーであって、該シャックル部材の2つの脚部が該ストッパー部材のいずれか2つの貫通孔にそれぞれ挿通され、該ストッパー部材が該脚部に沿って摺動され得、該ストッパー部材が該シャックル部材から離脱せず、そして該脚部の側面と、該脚部が挿通される該貫通孔の側面との間に、少なくともストラップ取り付け紐のループが挿通され得る間隙を生じ得る、ストラップホルダー。
  2. 前記シャックル部材の形状がU字形である、請求項1に記載のストラップホルダー。
  3. 前記シャックル部材の脚部の断面の形状が円形である、請求項1または2のいずれかの項に記載のストラップホルダー。
  4. 前記シャックル部材が金属製である、請求項1から3のいずれかの項に記載のストラップホルダー。
  5. 前記ストッパー部材が金属製である、請求項1から4のいずれかの項に記載のストラップホルダー。
  6. 前記シャックル部材の脚部が球状の脚部端を有し、そして該脚部端が前記ストッパー部材の貫通孔の孔径よりも大きい径を有する、請求項1から5のいずれかの項に記載のストラップホルダー。
  7. 前記間隙がストラップ取り付け紐の直径よりも1〜2mm広い幅である、請求項1から6に記載のストラップホルダー。
  8. 前記シャックル部材の脚部の脚部端を除く位置に括れが設けられている、請求項1から7のいずれかの項に記載のストラップホルダー。
  9. 請求項1から8のいずれかの項に記載のストラップホルダーにストラップを取り付ける方法であって、
    前記シャックル部材の少なくとも一方の脚部の側面と、該脚部が挿通されている前記ストッパー部材の貫通孔の側面との間に、ストラップ取り付け紐のループが挿通され得る間隙を生じさせる工程、
    該ストラップ取り付け紐のループを該間隙に前記シャックル部材の頭部側から脚部端側へ挿通させる工程、
    該間隙に挿通させた該ループの中に前記シャックル部材の脚部端を挿通させる工程、および
    該シャックル部材の脚部端を挿通させた該ループを、該脚部の側面と、該脚部が挿通されている該貫通孔の側面との間から該シャックル部材の頭部側に向かって引き抜く工程を含む、方法。
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