JP2011054222A - 光ピックアップ - Google Patents

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和弘 都鳥
Jun Hado
順 羽藤
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昭雄 矢部
Toshio Osada
俊男 長田
Yoko Kurosawa
洋耕 黒澤
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Abstract

【課題】歩留まりを向上させ得る光ピックアップを提案する。
【解決手段】光ピックアップにおいて、レーザ光を発射するレーザダイオードが固定された光学ベースと、レーザダイオードから発射されたレーザ光の光ディスクにおける反射光を受光するダイオードが搭載された配線基板と、光学ベースよりも比熱容量の小さい材料を用いて形成され、光学ベースにおける前記配線基板の固着位置に配設された放射プレートとを設け、配線基板を光硬化性接着材又は熱硬化性接着材を用いて放射プレートに固着するようにした。
【選択図】図7

Description

本発明は、光ピックアップに関し、特に、レーザダイオード等が配設された光学ベースに対して、フォトダイオードを紫外線硬化性接着剤により固着する光ピックアップに適用して好適なものである。
従来、この種の光ピックアップとして、フォトダイオードが実装されたプリント配線基板をホルダにより保持し、かかるホルダを、光学ベースの外壁面に紫外線硬化性接着剤により固着するようにして製造するものが提案されている(特許文献1参照)。
特開2008−84508号公報
ところで、通常、かかる光学ベースは合成樹脂材から形成される。この場合、合成樹脂材は、比熱容量が大きいために熱を逃しにくく、紫外線照射の際の温度変化が大きくなる傾向がある。さらに紫外線硬化性接着剤は、紫外線照射の際の温度変化による伸縮率が大きい。
この結果、かかる特許文献1に開示された光ピックアップは、紫外線硬化性接着剤に対して紫外線を照射している状態で位置決めしておいても、紫外線硬化性接着剤の硬化後にフォトダイオードの受光中心が光学系の軸心からずれることが多く、歩留まりが悪い問題があった。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、歩留まりを向上させ得る光ピックアップを提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明においては、光ピックアップにおいて、レーザ光を発射するレーザダイオードが固定された光学ベースと、前記レーザダイオードから発射されたレーザ光の光ディスクにおける反射光を受光するダイオードが搭載された配線基板と、前記光学ベースよりも比熱容量の小さい材料を用いて形成され、前記光学ベースにおける前記配線基板の固着位置に配設された放射プレートとを設け、前記配線基板を光硬化性接着材又は熱硬化性接着材を用いて前記放射プレートに固着するようにした。
本発明によれば、歩留まりを向上させ得る光ピックアップを実現できる。
本実施の形態による光ピックアップの構成を示す上面図である。 本実施の形態による光ピックアップの構成を示す下面図である。 図1のA−A線の斜視断面を示す断面図である。 図1のA−A線の断面を示す断面図である。 放射プレートの構成を示す模式図である。 フォトダイオードの受光中心と、光学機構の光軸との関係の説明に供する模式図である。 光学ベースにフォトダイオードを固定する手順の説明に供する模式図である。 (A)及び(B)は、紫外線硬化性接着剤への紫外線の照射後に発生するフォトダイオードの受光中心と光学機構の光軸とのずれの説明に供するグラフである。 放射プレートの溝の説明に供する模式図である。
1……光ピックアップ、2……光学ベース、3……対物レンズ、4……プリント配線基板、5……フォトダイオード、6……放射プレート、7……紫外線硬化性接着剤、8……貫通孔、9……レーザダイオード、10……レーザ照射口、11……回折格子、12……ビームスプリッタ、13……コリメートレンズ、14……全反射ミラー、15……検出レンズ、16……光ディスク、17A,17B……チャック部、18……接着剤射出器、19A,19B……紫外線照射器、61……溝。
以下、図面について本発明の実施の形態を詳述する。
図1〜図4において、1は全体として本実施の形態による光ピックアップを示す。この光ピックアップ1は、レーザダイオード等の光学系が搭載された光学ベース2に対し、フォトダイオード5が実装されたプリント配線基板4が放射プレート6を介して固着されることにより構成されている。
光学ベース2は、合成樹脂材を用いて成形されており、図2に示すように、所定位置にレーザダイオード10、回折格子11、ビームスプリッタ12、コリメートレンズ13、全反射ミラー14、対物レンズ3及び検出レンズ15が固定配置されている。
これにより光ピックアップ1においては、レーザダイオード10から発射されたレーザ光を、回折格子により0次光及び±1次回折光の3本の光ビームに回折分離した後にビームスプリッタ12を介してコリメータレンズ13に導き、このレーザ光をコリメータレンズ13において平行光に変換した後に全反射ミラー14及び対物レンズ3を介して光ディスクの記録面上に集光させ得るようになされている。
また、光学ベース2には矩形の貫通孔8が設けられており、この貫通孔8の内部に接着剤により放射プレート6が固定されている。そしてこの放射プレート6に、フォトダイオード5が実装されたプリント配線基板4が紫外線硬化性接着剤7により固着されている。
これにより光ピックアップ1においては、光ディスクの記録面において反射したレーザ光の反射光を、対物レンズ3及び全反射ミラー14を介してコリメータレンズ13に導き、このコリメータレンズ13において収束光に変換した後に、ビームスプリッタ12を介して検出レンズ15に入射し、この検出レンズ15により非点収差を生じさせた後にフォトダイオード5の受光面上に集光させ得るようになされている。
このため放射プレート6においては、図に示すように、放射プレート6がコ字状に形成されており、これにより検出レンズ15を通過した反射光が、放射プレート6によって妨げられることなく、当該放射プレートのコ字状の内側を通過してフォトダイオード5の受光面に入射し得るようになされている。
かかる構成に加え、本実施の形態の場合、放射プレート6は、アルミニウム、銅、ステンレス鋼(SUS)、又は冷間圧延鋼板(SPCC)等の比熱容量の小さい金属で構成されている。これにより、この光ピックアップ1においては、紫外線の照射により紫外線硬化性接着剤7を硬化させる際の紫外線の照射熱を放射プレート6により効率よく外部に放射し、紫外線照射時における紫外線硬化性接着剤7の温度変化による熱膨張を抑えて、当該紫外線硬化性接着剤7の硬化後におけるフォトダイオード5の位置ずれを低減し得るようになされている。
また本実施の形態の場合、放射プレート6におけるプリント配線基板4の対向面には、放熱面積を大きくするために、図9(A)及び(B)に示すような溝61が設けられており、これにより効率的に紫外線による照射熱を放射プレート6によって放射し得るようになされている。
次に、図7(A)〜(C)を参照して、光学ベース2にフォトダイオード5を固定する手順について説明する。
まず、図7(A)に示すように、光学ベース2の所定位置に放射プレート6を接着し、この後、フォトダイオード5が搭載されたプリント配線基板4を、放射プレート6と平行に位置するように、かつレーザダイオード9から発射されたレーザ光の光ディスク16における反射光がフォトダイオード5の受光中心に入射するように、チャック部17A及びチャック部17Bにより位置決めした状態で保持する。
次に、図7(B)に示すように、接着剤射出器18を用いて、放射プレート6の平面に紫外線硬化性接着剤7を塗布する。
続いて、図7(C)に示すように、レーザダイオード9から発射されたレーザ光の光ディスク16における反射光がフォトダイオード5の受光中心に入射する状態を維持しながら、プリント配線基板を放射プレート6に当接させる。この後、紫外線照射器19A,19Bを用いて、紫外線を紫外線硬化性接着剤7に照射することにより、紫外線硬化性接着剤7を硬化させて、プリント配線基板4を光学ベース2に固着する。この際、放射プレート6が、紫外線照射器19A,19Bが照射した紫外線の照射熱を放射するので、紫外線硬化性接着剤7の温度変化が少なくなり、温度変化による伸縮率が小さくなり、フォトダイオード5の受光中心が光学機構の光軸とのずれが小さくなる。
図8(A)は、従来技術において、紫外線硬化性接着剤に対する紫外線の照射を完了し、チャック部を開放してから紫外線硬化性接着剤が完全に固まるまでの間における、フォトダイオードの受光中心に対する反射光の入射位置の変化の様子を表す。また図8(B)は、本実施の形態の光ピックアップ1における、かかるフォトダイオード5の受光中心に対する反射光の入射位置の変化の様子を表す。
図8(A)及び(B)の比較からも明らかなように、本実施の形態による光ピックアップでは、放射プレート6が、紫外線照射器19A,19Bが照射した紫外線の照射熱を放射するので、紫外線硬化性接着剤7の温度変化が少なくなり、温度変化による伸縮率が小さくなり、フォトダイオード5の受光中心に対する反射光の入射位置のずれ量が小さくなる。
従って、本実施の形態による光ピックアップ1のように、光学ベース2におけるプリント配線基板4の固着位置に放射プレート6を配置することによって、歩留まりを向上させることができる。
なお上述の実施の形態においては、放射プレート6の一部分に図9(A)及び(B)に示すような溝61を形成するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、かかる溝の形状や形成位置としてはこの他種々の形状及び形成位置を適用することができる。例えばかかる溝を放射プレートのプリント配線基板との対向面全面に形成するようにしてもよい。
また上述の実施の形態においては、放射プレート6を接着剤により光学ベース2に固定するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えばインサート成型によって光学ベース2に固定するようにしてもよい。このようにすることによって、接着が不要となり、さらに光学ベース2に対して放射プレート6がずれないようにすることができる。
さらに上述の実施の形態においては、放射プレートをコ字状に形成するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えばロ字状とするなど、コ字状以外の形状に形成するようにしてもよい。
さらに上述の実施の形態においては、放射プレート6をアルミニウム等の比熱容量の小さい金属から形成するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、少なくとも光学ベース2を形成する材料(本実施の形態においては合成樹脂材)よりも比熱容量の小さい材料を用いるのであれば、放射プレート6の材料としては金属以外の材料を適用するようにしてもよい。
さらに上述の実施の形態においては、本発明を、プリント配線基板4を、紫外線硬化性接着剤7を用いて光学ベース2に固着する場合に適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば紫外線以外の光により硬化する光硬化性接着剤や、加熱により硬化する熱硬化性接着剤を用いてプリント配線基板を光学ベースに固着する場合にも本発明を適用することができる。
本発明は、BD(Blu-ray)規格、DVD(Digital Versatile Disk)規格、CD(Compact Disc)規格、又はそれ以外の規格に準拠した光ピックアップに適用することができる。

Claims (4)

  1. レーザ光を発射するレーザダイオードが固定された光学ベースと、
    前記レーザダイオードから発射されたレーザ光の光ディスクにおける反射光を受光するダイオードが搭載された配線基板と、
    前記光学ベースよりも比熱容量の小さい材料を用いて形成され、前記光学ベースにおける前記配線基板の固着位置に配設された放射プレートと
    を備え、
    前記配線基板が光硬化性接着材又は熱硬化性接着材を用いて前記放射プレートに固着された
    ことを特徴とする光ピックアップ。
  2. 前記放射プレートは、金属材を用いて形成された
    ことを特徴とする請求項1に記載の光ピックアップ。
  3. 前記放射プレートは、
    少なくとも前記配線基板との対向面に溝が形成された
    ことを特徴とする請求項1に記載の光ピックアップ。
  4. 前記放射プレートが前記光学ベースにインサート成型により固定された
    ことを特徴とする請求項1に記載の光ピックアップ。
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