JP2011052956A - 給湯装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】給湯装置Bは、中和器Aの通気手段と、凝縮水排出用のポンプP1を備え、中和器Aの容器2内には、中和された凝縮水を貯留可能であって、排出口24が開口した補助室23が設けられ、この補助室23に貯留された凝縮水をポンプP1によって外部に排出可能とされ、前記通気手段は、内部に空気流路31が一連に形成された通気管体部3を有し、この通気管体部3の基端部は、補助室23の上壁部またはその近傍の壁部に繋がり、かつ通気管体部3の少なくとも一部が上方に起立していることにより、空気流路31は、補助室23に連通し、かつ前記基端部よりも上方に延びている。
【選択図】 図4
Description
合も適切に回避される。
凝縮水の水位が前記空気流路の最も高い部分よりも上昇しない限り、凝縮水は前記先端開口部から容器外部に溢れ出ない。したがって、本発明によれば、中和器の容器内などに詰まりを生じた場合に、凝縮水が中和器外部に容易に溢れ出して給湯装置の各部が汚染されるといったことも適切に抑制される。
に排水する際に、ポンプの駆動に伴うサイフォン現象が発生することの防止などが図られる。その一方、前記配管部は、外装ケースの外部においてその一端が大気開放した状態にあるために、仮に、中和器の容器内に詰まりが生じて凝縮水の水位が上昇し、凝縮水がこの配管部内に流入しても、凝縮水は外装ケースの外部に排出されることとなる。したがって、外装ケース内に配されている給湯装置の各部が凝縮水によって汚染されるといった不具合はない。
させて接続するのに利用される。凝縮水が導入口21aから容器2内に流入すると、この凝縮水は中和剤1どうしの隙間を通過しつつ、後述する一定の経路で流れる。凝縮水は、その過程において中和され、その後排出口24から容器2の外部に排出される。排出口24には、後述するように、ポンプP1および逆止弁79を有する配管75が接続される。
は設けられておらず、たとえば終端領域220の下方およびその近傍部分に限定的に設けられている。このことにより、上段部22aの下方に、補助室23がスペース効率良く形成されている。
れないように、それらに接続された配管(図示略)の先端部は閉じられている。
82a,82b、および1つの排気口83が設けられている。1次熱交換器94aを通過してきた燃焼ガスは、矢印N10に示すように、上側の給気口82aからケーシング81内の上部領域に流入するようになっている。次いで、この燃焼ガスは、グループG1の水管80によって潜熱回収がなされた後に、排気口83から流出する。一方、1次熱交換器94bを通過してきた燃焼ガスは、矢印N11に示すように、下側の給気口82bからケーシング81内の下部領域に流入する。次いで、この燃焼ガスは、グループG2の水管80によって潜熱回収がなされた後に、排気口83から流出する。外装ケース99の前面壁には、排気口83から流出した燃焼ガスを外装ケース99の外部に排出するための排気口990が設けられている。
、ケーシング81の底部81c上に凝縮水あるいは雨水などの水が溜まっていく事態が万一発生した場合、その水位が前記した部分n1,n2の高さを超えると、前記水は排気口83や吸気口83からケーシング81の外部に溢れ出すこととなる。給気口83から缶体91内に水が流入したのでは、燃焼器が汚染するといった不具合を生じるため、これを防止することが好ましく、そのためには給気口82bの部分n2を、排気口83の部分n1よりも高くすればよい。本発明では、そのような構成にしてもよく、またこれとは反対の高さ関係の構成としてもかまわない。
して適切な対応措置を採らずにその状態を放置したような場合には、凝縮水の水位が配管76内を上昇し、2次熱交換器8のケーシング81内に凝縮水が溜まりだすことが想定される。また、給湯装置Bを屋外に設置した場合には、外装ケース99およびケーシング81の排気口990,83から雨水がケーシング81内に進入し、ケーシング81内の水位上昇がさらに促進されることも想定し得る。このような異常事態が万一発生した場合であっても、ケーシング81内の水位が排気口83または給気口82bの縁部の高さが最も低い部分n1,n2よりも高くならない限りは、それら凝縮水などがケーシング81の外部に流出することは阻止される。その一方、空気流路31の高さh1は、前記の部分n1,n2よりも高いために、ケーシング81内の水位が前記した部分n1,n2よりも下位にある限りは、通気管体部3の先端開口部31aから凝縮水などが中和器Aの外部に溢れ出すことはなく、給湯装置Bの各部が汚染されないようにすることができる。
さh4以下である限りは、凝縮水が配管77から配管74に流れていくことはない。したがって、凝縮水の水位が異常水位検出部5によって検出される以前に、容器2内の凝縮水が配管77,74を介して外部に排出されることはなく、凝縮水の排出口24や配管75などに詰まりが生じている場合には、確実に容器2内の水位が上昇することとなって、その旨を正確に検出することが可能となる。
B 給湯装置
P1 ポンプ(凝縮水排出用の)
1 中和剤
2 容器
3 通気管体部
5 異常水位検出部
8 2次熱交換器(熱交換器)
21 導入口
23 補助室
24 排出口
31 空気流路
74,77 配管
80 水管
81 ケーシング
82a,82b 給気口
83 排気口
93a,93b 燃焼器
99 外装ケース
Claims (6)
- 燃焼器と、この燃焼器により発生された燃焼ガスから熱回収を行なう熱交換器と、前記熱回収に伴って発生する凝縮水を中和するための中和器と、を備えており、
前記中和器は、中和剤を内部に収容した容器を備え、かつこの容器には、前記凝縮水の導入口と、前記中和剤によって中和された凝縮水を外部に排出するための排出口と、前記容器内を容器外部に連通させる通気手段とが設けられている、給湯装置であって、
前記中和器の排出口に接続された凝縮水排出用のポンプをさらに備えており、
前記中和器の容器内には、中和された凝縮水を貯留可能であり、かつ前記排出口が開口している補助室が設けられていることにより、この補助室に貯留された凝縮水を前記ポンプによって外部に排出可能とされており、
前記通気手段は、内部に空気流路が一連に形成され、かつ先端部に開口部を有する通気管体部を含んで構成されており、
前記通気管体部の基端部は、前記補助室の上壁部またはその近傍の壁部に繋がり、かつ前記通気管体部の少なくとも一部分が上方に向けて起立していることにより、前記空気流路は、前記補助室に連通し、かつ前記基端部よりも上方に延びていることを特徴とする、給湯装置。 - 前記補助室には、液面検出器が設けられ、前記ポンプは、前記液面検出器によって検出される凝縮水の水位が所定の高水位になったときには駆動を開始し、かつその後に所定の低水位になったときには駆動を停止するように構成されており、
前記通気管体部内の空気流路の基端部分は、前記所定の高水位よりも高い位置にある、請求項1に記載の給湯装置。 - 前記中和器は、前記容器内の水位が所定高さ以上に異常上昇したときにこれを検出するための異常水位検出手段を備えており、
前記空気流路は、前記所定高さよりも高い位置まで延びている、請求項1または2に記載の給湯装置。 - 前記通気管体部の先端寄り部分は屈曲しており、この通気管体部の先端部の開口部は、水平方向よりも下向きとなっている、請求項1ないし3のいずれかに記載の給湯装置。
- 燃焼器と、この燃焼器により発生された燃焼ガスから熱回収を行なう熱交換器と、前記熱回収に伴って発生する凝縮水を中和するための中和器と、これら燃焼器、熱交換器および中和器を囲み込む外装ケースと、を備えており、
前記中和器は、中和剤を内部に収容した容器を備え、かつこの容器には、前記凝縮水の導入口と、前記中和剤によって中和された凝縮水を外部に排出するための排出口と、前記容器内を容器外部に連通させる通気孔が設けられている、給湯装置であって、
前記中和器の排出口に接続された凝縮水排出用のポンプをさらに備えており、
前記中和器の容器内には、中和された凝縮水を貯留可能であり、かつ前記排出口が形成されている補助室が設けられていることにより、この補助室に貯留された凝縮水を前記ポンプによって外部に排出可能とされており、
一端が前記中和器の通気孔に接続され、かつ他の一端が前記外装ケースの外部において大気開放状態とされた配管部を備えており、
前記通気孔は、前記補助室に開口しており、前記配管部の内部は、前記補助室に連通していることを特徴とする、給湯装置。 - 前記中和器は、前記容器内の水位が所定高さ以上に異常上昇したときにこれを検出するための異常水位検出手段を備えており、
前記配管部の少なくとも一部分は、前記所定高さよりも高い位置に配されている、請求
項5に記載の給湯装置。
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