JP2011050735A - 調理器具用の蒸気放出部材及び蒸気放出部材を備えた調理器具 - Google Patents

調理器具用の蒸気放出部材及び蒸気放出部材を備えた調理器具 Download PDF

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Abstract

【課題】極めて簡単、効率的、安全、かつ安価に蒸気の復水液を排除することを可能にする。
【解決手段】食品調理筐体に備え付けられ、食品調理筐体内に生じた蒸気Vを除去するための第1の除去通路(3)を備えている蒸気放出部材(1)であって、第1の除去通路(3)は、蒸気が第1の除去通路(3)を介して第1の方向D1に放出されるように形成されている、蒸気放出部材(1)に関するものである。蒸気放出部材は、第1の除去通路(3)内において復水する蒸気によって第1の除去通路(3)の内側に生じる復水液の少なくとも一部を除去するための第2の除去通路(4)を備えており、第2の除去通路(4)は、復水液を第1の方向と著しく異なっている第2の方向D2において除去するために、第1の除去通路(3)に接続されている。また、本発明は、調理器具にも関するものである。
【選択図】図2

Description

本発明は、特に家庭用の食品調理器具の一般的な技術分野に関する。詳しくは、本発明は、内部に収容された食品を蒸気圧下で調理するための圧密調理筐体(pressure-tight cooking enclosure)を形成するように設計された調理器具に関する。
さらに詳細には、本発明は、食品調理筐体(food-cooking enclosure)に備え付けられ、この調理筐体内に生じた蒸気を除去するための第1の除去通路を備えている蒸気放出部材に関する。この蒸気放出部材において、第1の除去通路は、蒸気が第1の通路を介して第1の方向に放出されるように形成されている。
また、本発明は、食品調理器具に関し、この食料調理器具は、
食品調理筐体に備え付けられ、該調理筐体内に生じた蒸気を除去するための第1の除去通路を備えている蒸気放出部材であって、第1の除去通路は、蒸気が第1の除去通路を介して第1の方向に放出されるように形成されている、蒸気放出部材と、
容器及び前記調理筐体を形成するように該容器に配置される蓋と
を備え、前記蒸気放出部材が蓋に取付けられている。
特に家庭用の圧力鍋式の圧力調理器具は、先行技術においてよく知られている。このような器具は、一般的に、容器と、調理される食品が置かれる気密式(hermetically-closed)の調理筐体を形成するように該容器上に取付けられる蓋とを備えている。これにより、筐体は、器具が熱源にさらされたときに、高圧及び高温に達することができる。
このような周知の器具は、一般的に、調整弁部材も備えている。この調整弁部材は、圧力を通常「作動圧力」と呼ばれている所定の設定レベルに保持することを目的として、蓋に設けられた漏出オリフィスと協働するものであり、筐体内に拡がる圧力に応じて前記オリフィスを開閉するものである。
このような周知の器具の調整弁部材は、例えば、蒸気を筐体の外部に向かって適切に案内するために、漏出オリフィスを圧密に覆っているチャンバ内に取付けられている。この構成では、チャンバ自体に、蒸気を外部に導く除去ダクトに通じる蒸気放出オリフィスが設けられている。
このような調整弁部材の構成は、その全体が従来から知られており、概して満足できるものである。
しかしながら、この調整弁部材の構成は、特に調理中においていくつかの欠点がある。
欠点の1つは、(チャンバ及びチャンバから延在しているダクトによって形成された)蒸気除去通路は、冷たいので、除去されるべき蒸気がダクトの出口に達する前に、蒸気を復水(condensing)させてしまうという事実がある。
その結果、チャンバ及びダクトが温水によって満たされることがあり、時には、その温水がダクトの外に噴出し、これによって、近くの電気装置または電子装置にダメージを与えるおそれがある。あるいは、最悪の場合、ユーザの手または顔が、例えば、温水の噴出する方向にあるとき、火傷をするおそれがある。
加えて、弁部材のチャンバ内に大量の水が存在すると、調理中に、ユーザにとってかなり不快で、かつ気掛かりな水の噴出騒音が生じる。場合によっては、ユーザが、この騒音を圧力鍋の不適切な動作、さらには危険な動作の兆候と受け止める可能性もある。
弁部材におけるこの水が飛散する問題は、調理が低温で行われ、その結果として、チャンバ及びダクトから放出される蒸気の噴流の流量が小さいときに、特に生じることになる。蒸気の噴流の流量が大きいとき、(例えば、調理の終了時の減圧中、または調理の開始時においてユーザが熱源の電力を低下させる前)、蒸気は、チャンバ及びダクトから外に急速に押し出され、これによって、復水の現象が制限されると共に、生じたどのような水も、蒸気の流れによってダクトから外に即座に押し出されることになる。
逆に、作動圧力下の調理(この調理は、低温で行われる)の間中、チャンバ及びダクトから放出される蒸気の流量が小さいので、復水の現象が最大限に生じ、チャンバ及びダクトが水によって満たされることになる。低流量の蒸気は、水滴の重量を上回る十分な力を生じることがないので、この水滴は、チャンバ及びダクト内に停滞し、時々にすぎないが、熱湯が噴出する形態で、チャンバ及びダクトから流出することになる。
従って、本発明の目的は、先行技術の種々の前述の欠点を改良し、特に簡単、かつ安価な設計でありながら、タイミングの悪い水の噴出を著しく低減させることを可能にする、食品調理アセンブリに備え付けられた新規の蒸気放出部材を提案することにある。
本発明の他の目的は、蒸気の流れを著しく乱すことなく、水の噴出を制限する新規の蒸気放出部材を提案することにある。
本発明の他の目的は、どのような形式の圧力鍋に対しても特に簡単かつ即座に適用できるような設計になっている新規の蒸気放出部材を提案することにある。
本発明の他の目的は、極めて簡単、安全、かつ確実な構造を有している、食品調理筐体に備え付けられた新規の蒸気放出部材を提案することにある。
本発明の他の目的は、蒸気放出部材内に生じた蒸気の復水液も極めて効率的、簡単、かつ安全に排除することができる新規の蒸気放出部材を提案することにある。
本発明の他の目的は、ユーザが識別できる経路に沿って蒸気を除去することを可能にする新規の蒸気放出部材を提案することにある。
本発明の他の目的は、先行技術の食品調理器具の設計及びコストと実質的に同じ設計及びコストでありながら、水の噴出を著しく制限することを可能にする新規の食品調理器具を提案することにある。
本発明の他の目的は、極めて簡単、効率的、安全、かつ安価に蒸気の復水液を排除することを可能にする新規の食品調理器具を提案することにある。
本発明の目的は、本発明に係る蒸気放出部材によって達成され、この蒸気放出部材は、食品調理筐体に備え付けられ、該食品調理筐体内に生じた蒸気を除去するための第1の除去通路を備えている。この蒸気放出部材において、前記第1の通路は、前記蒸気が第1の通路を介して第1の方向に放出されるように形成されており、蒸気放出部材は、前記第1の通路において復水する蒸気によって前記第1の通路の内側に生じた復水液の少なくとも一部を除去するための第2の除去通路を備えており、前記第2の除去通路は、第1の方向と著しく異なっている第2の方向において前記復水液を除去するために、第1の通路に接続されている。
本発明の目的は、本発明に係る蒸気放出部材と容器及び前記調理筐体を形成するように前記容器に取付けられる蓋とを備えている食品調理器具において、前記蒸気放出部材が蓋に取付けられことによっても、達成することができる。
本発明の他の特徴及び他の利点は、添付の図面を参照して、以下の説明を読めば、さらに詳しく理解されるだろう。なお、添付の図面は、本発明を限定しない例として付与されているにすぎない。
蒸気放出部材の略断面図であって、当該蒸気放出部材は、圧力下で食品を調理するための器具の蓋を備え、圧密位置にある弁部材を備えている。 図1に示されている放出部材の略断面図であり、弁部材が図2の蒸気漏出位置にある場合の図である。 図1及び2の放出部材の細部を拡大して示す略断面図である。
本発明は、好ましくは、食品調理筐体内に拡がる圧力を調整するために、調理筐体内に含まれているどのような蒸気も除去することを目的として、前記筐体に備え付けられるように設計された蒸気放出部材(steam release member)1に関する。この食品調理筐体は、従来と同様、調理される食品を受け入れるように設計された密閉筐体、好ましくは、圧密筐体を構成している。食品調理筐体は、有利には、(食品を、好ましくは、液体の存在下で調理し、これによって、もし前記筐体が適切に気密に密閉されているなら、蒸気を生じさせ、筐体の内側の圧力を高めることを目的として)、外部熱源(例えば、ホットプレート)でもよいし、または内部熱源(例えば、内蔵されている電気抵抗体)でもよい熱源の作用を受けるように設計されている。
好ましくは、調理筐体は、容器(図示せず)を該容器に取付けられた蓋2と結合させることによって形成される。
本発明は、以下のような食品調理器具に関し、この食品調理器具は、以下に述べるような放出部材1と、容器及び調理筐体を形成するように該容器上に配置されるように設計された蓋2とを備え、放出部材1が、図面に示されているように、蓋2上に取付けられている。
好ましくは、該調理器具は、圧力調理器具を構成しており、さらに好ましくは、種々の食品を蒸気圧下で調理するための家庭用の圧力鍋を構成している。
説明を簡単にするために、添付の図面を参照して行う説明は、圧力鍋の蓋に備え付けられる放出部材1のみに限っている。しかしながら、本発明の放出部材1が、圧力鍋以外の調理器具、特に、圧力調理器具ではない調理器具に対して備え付けることも十分に可能である。
以下の説明からさらに明らかになるが、本発明は、圧力鍋式の圧力調理器具に適用されると極めて有利である。
このような圧力調理器具は、従来、良好な強度を有する金属材料から作製された容器及び蓋の他に、蓋を容器に係止することを可能にする手段と、内部圧力の著しい増大を受けるのに適した調理筐体を得るために、蓋と容器との間に圧密界面(pressure-tight interface)をもたらすことを可能にする手段とを備えている。
図面に示されているように、本発明の蒸気放出部材1は、調理筐体内に生じた蒸気Vを除去するための第1の除去通路3を備えている。第1の通路3は、蒸気Vが第1の通路3を介して第1の方向D1に放出されるように形成されている。ここで、「方向」という用語は、蒸気Vが第1の通路3内を移動するときに沿う平均軸のみならず、第1の通路3の内側における蒸気Vの移動の方向も指していることを理解されたい。換言すれば、方向D1は、蒸気Vの経路を具体的に表している。従って、第1の通路3は、第1の方向D1によって具体的に表わされている所定の経路に沿って、蒸気Vを案内することを可能にしている。蒸気Vを除去するために、第1の通路3は、外部と連通している。従って、第1の通路3を介して除去される蒸気Vは、第1の通路3から外に向かう途中で第1の通路3を通過するにすぎず、最終的に、筐体の外に向かって第1の通路3から放出されることになる。具体的には、第1の通路3は、外部に向かって開いている。すなわち、第1の通路3は、蒸気Vが第1の通路3を介して第1の通路3の外に放出されるように形成されている。従って、第1の通路3は、筐体の内部と連通している上流区域と外部に開いている下流区域との間に延在していることになる。
本発明によれば、蒸気放出部材1は、第1の通路3内において復水する蒸気Vによって第1の通路3の内側に生じる復水液(condensate)Cの少なくとも一部を除去するための第2の除去通路4をさらに備えている。第2の通路4は、第1の方向D1と著しく異なっている第2の方向D2において復水液を除去するために、第1の通路3に接続されている。換言すれば、第2の通路4は、第1の通路3と第2の通路4との間に流体連通をもたらすように第1の通路3に接続されている。第2の通路4は、第1の通路3内において復水する蒸気Vによって生じた水が、蒸気Vが第1の通路3を介して放出されるときの第1の方向D1と著しく異なっている、好ましくは、実質的に反対方向の第2の方向D2において、第2の通路4によって収集され、かつ案内されることを可能にする。復水液Cの少なくとも一部を除去するために、第2の通路4は、有利には、外側に連通しており、これによって、第2の通路4を介して除去される復水液Cは、第2の通路4から外に向かう途中に第2の通路4を通過するにすぎず、最終的に、第2の通路4から筐体の外に排出されることになる。具体的には、第2の通路4は、外側に向かって開いている。すなわち、第2の通路4は、復水液Cの少なくとも一部が第2の通路4を介して第2の通路4の外に放出されるように形成されている。従って、第2の通路4は、第1の通路3と連通している上流区域と外部に開いている下流区域との間に延在している。これによって、復水液Cは、第2の通路4内に滞留することがなく、むしろ、第2の通路4によって第2の通路4の外に排出されることになる。
すなわち、本発明は、以下の一般的な作動原理に基づいている。
・調理筐体内に生じた蒸気Vは、調理筐体(及び、第1の通路3)から第1の方向D1に放出されるために、第1の通路3の方に進む。
・第1の通路3を介して放出された蒸気Vの一部は、その壁に接触して復水し、これによって、一般的には液状水からなる復水液Cが生じる。
・復水液Cは、好ましくは重力によって、第2の通路4内に収集され、第2の通路4は、収集された復水液Cを、第2の方向D2において、(第2の通路4、及び好ましくは、放出部材)から外に除去する。
このように、蒸気V及び液状水は、実質的に分離され、これによって、第1の通路3を介する熱湯の飛散または噴出という望ましくない現象を制限することができる。
有利には、第1の通路3は、蒸気Vを実質的に上向きの経路に沿って導くように、角度を付けて配置されている。すなわち、有利には、調理筐体がその通常の動作位置にあるとき(例えば、ホットプレート上に直立しているとき)、蒸気Vは、調理筐体から上方に移動するように第1の通路3によって案内されるようになっている。従って、第1の通路3は、好ましくは、蒸気Cの除去を容易にするために、殆ど垂直になっている構成部品に沿って延在している。図1及び図2に示されている例では、第1の通路3は、実質的に垂直方向に延びる管であり、図示されているように、蓋2と実質的に直交するように局所的に延在している。しかしながら、第1の通路3を垂直方向に対して著しく傾斜して延在させることも十分に可能である。第1の通路3をこのように傾けて配置すると、重力によって第2の通路4内へ復水液Cが容易に流れるので、有利である。
有利には、第2の通路4は、第1の通路3内において復水する蒸気Vによって生じた復水液Cを、実質的に下向きの経路に沿って、すなわち、蒸気Vの上向き経路の方向と実質的に反対の方向に導くように、角度を付けて配置されている。
従って、図面に示されている例では、第1の方向D1及び第2の方向D2は、互いに実質的に反対方向であり、蒸気Vが一方の方向に放出され、復水液Cが他方の方向に放出されるようになっている。しかしながら、第1の方向D1と第2の方向D2との間の角度差を図示されているよりも小さくすることも十分に可能である。ただし、第1の通路3が殆ど上向きに延在していると共に、第2の通路4が殆ど下向きに延在していると、特に有利である。
図面に示されている例では、第1の通路3は、少なくとも1つの第1のダクト30を備えている。第1のダクト30は、蒸気Vが調理筐体から第1のダクト3内に入るときに通る蒸気流入開口30Aと、蒸気Vが第1のダクト30から外に放出されるときに通る蒸気排出開口30Bとの間に延在している。
好ましくは、図面に示されているように、第1のダクト30は、その両端のいずれもが開いている管の形状となっており、第1のダクト30の両端は、それぞれ、流入開口30A及び排出開口30Bに対応している。第1のダクト30を形成している管は、該両端を相互に接続して蒸気Vを通す通路を画定している側壁30Cを備えている。従って、図面に示されている例では、第1のダクト30を形成している管は、蓋2と局所的に直交している実質的に垂直の軸X−X’に沿って延在している。
有利には、第2の通路4は、少なくとも1つの第2のダクト40を備えている。第2のダクト40は、復水液Cが、好ましくは、重力の影響によって、第1のダクト30から第2のダクト40内に入るときに通る復水液流入開口40Aと、復水液Cが、好ましくは、重力の影響によって、前記第2のダクト40から外に放出されるときに通る復水液除去開口40Bとの間に延在している。図面に示されている例では、第2のダクト40は、主軸Y−Y’に沿って延在している。主軸Y−Y’は、実質的に垂直であり、好ましくは、第1のダクト30が沿っている主軸X−X’と平行である。従って、復水液Cは、第2のダクト40の内側において、第1のダクト30の内側の蒸気経路と実質的に平行で、かつ反対の方向にある経路に沿って移動することになる。
有利には、復水液流入開口40Aは、蒸気流入開口30Aと蒸気排出開口30Bとの間において、第1のダクト30に接続されている。好ましくは、図面に示されているように、流入開口40Aは、第1のダクトの側壁30Cに接続されている。
このようにして、第1のダクト30の側壁30Cの内面上において復水する蒸気によって生じた水のかなりの部分が、重力によって側壁30Cに沿って流れ落ちて、復水液流入開口40Aに達し、これによって、第2のダクト40を介して調理器具の外部に除去されることが可能になる。
有利には、復水液流入開口40Aは、できるだけ多くの復水液を除去することを目的として蒸気流入開口30Aから離れすぎないように、且つ、蒸気の噴流に確定的な方向をもたらすのに十分な長さを第1のダクト30に持たせるために蒸気流入開口30Aに接近しすぎないように、第2のダクト30に対して配置されている。このように、第1のダクト30の出口において上向きに除去される蒸気Vは、実質的に、復水液Cと同じ経路を辿ることができないことになる。好ましくは、復水液流入開口40Aと蒸気流入開口30Aとの間の距離は、復水液流入開口40Aと蒸気排出開口30Bとの間の距離よりも著しく小さくなっている。第1のダクト30の長さが大きいと、大量の復水液Cを生じることになる。従って、収集される復水液Cの量をできるだけ大きくするために、復水液流入開口40Aをできるだけ低く配置することが必要である。すなわち、第2のダクト40は、液体の除去を最大限にするために蒸気流入開口30Aに十分に接近させ、しかし、第1のダクト30を介して放出される蒸気の噴流に方向D1における所定の経路を与えるのに十分な長さを第1の通路3に持たせるために、蒸気流入開口30Aから十分に離して、第1のダクト30に接続されている。
有利には、図3に示されているように、第1の通路3及び第2の通路4は、第1の方向D1に関して復水液流入開口40Aからすぐ上流に位置している第1の通路3の少なくとも一部が、復水液流入開口40Aを少なくとも部分的に覆うように、配置されている。換言すれば、図3に示されているように、復水液流入開口40Aは、第1の通路3内に少なくとも部分的に含まれる開口区域を画定している。例えば、図3に示されているように、軸X−X’及び軸Y−Y’によってそれぞれ表わされている第1の通路3及び第2の通路4が沿っている平均軸は、好ましくは、極めてわずかな距離、具体的には、選択距離Lだけ、互いにずれており、これによって、通路3,4の断面積は、少なくとも部分的に重なっている。この特性によって、蒸気Vが、復水液流入開口40A、次いで、第2の通路4を通る危険が、最小限に抑えられることになる。復水液流入開口40Aによって画定されている開口区域は、蒸気Vの経路に関して、実質的に存在していないことになる。また、この特性によって、第1の通路3から来る復水液Cを第2の通路4によって収集するような改良が可能となる。
有利には、図面に示されているように、放出部材1は、調理筐体内に拡がる圧力に対して反応する弁部材5を備えている。
この弁部材5は、
・筐体内の圧力が所定レベルを超えない限り、蒸気が第1の通路3を介して流出することを実質的に阻止する(図1に示されている)圧密位置(pressure-tight position)と、
・蒸気が第1の通路3を介して放出されることを可能にする(図2に示されている)少なくとも1つの漏出位置(leakage position)と
の間で移動するように取付けられている。
有利には、弁部材5は、調理筐体内に拡がる圧力を前記所定レベルに対応する(一般的に「作動圧力」または「調理圧力」と呼ばれている)設定レベルに調整するように設計されている。この場合、弁部材5は、調圧弁部材を構成している。このような調圧弁部材の使用は、圧力鍋の分野においてよく知られている。図面に示されている例では、弁部材5は、垂直方向に摺動するように案内される尾部5Bが延在している密封ヘッド5Aを備えている。ヘッド5Aは、バネ6から戻り推力を受けている。バネ6は、ヘッド5Aが蓋2を貫通して設けられたオリフィス7を閉鎖するように、ヘッド5Aを蓋2の表面に連続的に押圧して保持するものである。従って、バネ6によって加えられた戻り力に押されて、弁部材5は、蒸気Vがオリフィス7を介して筐体から外に放出されるのを阻止する圧密位置にある。筐体の内側の圧力が前述の設定レベルに対応する所定レベルを超えるやいなや、蒸気Vは、バネ6によって加えられている戻り力よりも大きい推力をヘッド5Aに加え、その結果として、ヘッド5Aが蓋2との接触から外れて押し戻され、これによって、蒸気Vを第1の通路3に通じさせる通路を開き、蒸気Vを外部に放出させることができる。
従って、図面に示されている例では、調理器具は、
蓋2を貫通して設けられたオリフィス7と、
オリフィス7を圧密に覆っているチャンバ8であって、チャンバ8の内側において、弁部材5のヘッド5Aがその圧密位置とその漏出位置との間で移動するようになっている、チャンバ8と、
蒸気Vを除去するための第1の通路3であって、第1の通路3は、第1のダクト30を備えており、第1のダクト30は、チャンバ8に接続された蒸気流入開口30Aと、蒸気Vが第1のダクト30から外に放出されるときに通る蒸気排出開口30Bとの間に延在している、第1の通路3と
を備えている。
このような構成は、従来からよく知られている。しかしながら、この構成は、この例では、第1の通路3内に生じた復水液Cを除去するために、第1の通路3に接続された第2の通路4を組み入れて補完されている。
有利には、第2の通路4は、その除去開口40Bを介して放出された復水液Cがチャンバ8内に戻ることなく、(好ましくは、重力によって)筐体の内側からの蒸気Vが蒸気排出開口30Bの方へ進む回路の外に排出されるように、配置されている。
有利には、調理筐体は、食品を受け入れる内部空間を画定している内面9と、内面に対して反対側を向いている外面10とを有している。第2の通路4は、図面に示されているように、復水液Cを外面10に向かって、かつ外面10上に導くように角度を付けて配置されている。
さらに詳細には、図面に示されている例では、調理筐体は、容器を蓋2と単一化することによって得られる。この蓋2は、容器に面して位置するように設計された内面2Aと、内面に対して反対側を向いている外面2Bとを有している。この場合、第2の通路4は、有利には、調理中に昇温するように設計された外面2Bに向かって復水液Cを導くように角度を付けて配置されて、外面2Bに接触する第2の通路4から来る復水液Cを蒸発させるようになっている。
例えば、蓋2は、良好な熱導体である金属材料から形成され、これによって、調理に用いられる熱の影響によって、蓋2、さらに具体的には、その外面2Bの温度が上昇することになる。このようにして、第2の通路4を介して蓋の外面2B上に吐き出された復水液は、瞬時に、外面2Bに接触している外部大気内に蒸発することになる。これは、第2の通路4によって収集された復水液を除去するための、特に簡単、確実、かつ安価な構成である。また、これは、ユーザの目には完全に見えずに行われる方法でもある。
前述したように、調理筐体は、有利には、食品を受け入れるためのその内部空間を外部に連通させるためのオリフィス7を備えている。放出部材1は、有利には、モジュール、すなわち、第1の通路3及び第2の通路4を組み入れている単一のサブアセンブリを備えている。モジュールは、第1の通路3が蓋2を貫通して設けられたオリフィス7に通じるように、調理筐体上に、好ましくは、蓋2の外面2B上に取付けられ、かつ固定されている。
本発明によれば、極めて少量の水しか、(オリフィス7、チャンバ8、及び第1のダクト30によって構成された)蒸気除去回路内に停滞することができない。
この蒸気除去回路内に停滞する水の量は、とても少ないので、熱湯の噴出または不快な飛散が起きなくなる。従って、調整モードで作動しているときの弁部材5の気掛かりな現象、及び関連する(極めて深刻な結果をもたらすこともある)熱湯の噴出または飛散のおそれが、著しく低減されることになる。
第2の通路4を介する復水の除去に関して、有利には、ユーザが感知できないようになっている。何故なら、この復水の除去は、蓋2にできるだけ接近して配置されている前述のモジュールの下方において行われ、水は、蓋2が高温になっていることによって、即座に外部に蒸発するからである。
最後に、本発明は、極めて安価であるか、または殆どコストが掛からないようになっている。何故なら、第2の通路4は、初期の段階において、前述のモジュール用の型の設計に組み入れられることができるからである。

Claims (15)

  1. 食品調理筐体に備え付けられ、該食品調理筐体内に生じた蒸気(V)を除去するための第1の除去通路(3)を備えている蒸気放出部材(1)であって、前記第1の除去通路(3)は、前記蒸気(V)が前記第1の除去通路(3)を介して第1の方向(D1)に放出されるように形成されている、蒸気放出部材(1)において、
    前記第1の除去通路(3)内において復水する前記蒸気(V)によって前記第1の除去通路(3)の内側に生じる復水液(C)の少なくとも一部を除去するための第2の除去通路(4)を備え、
    該第2の除去通路(4)は、前記第1の方向(D1)と著しく異なっている第2の方向(D2)において前記復水液(C)を除去するために、前記第1の除去通路(3)に接続されていることを特徴とする蒸気放出部材。
  2. 前記第1の除去通路(3)は、前記蒸気(V)を実質的に上向きの経路に導くように角度を付けて配置されていることを特徴とする請求項1に記載の蒸気放出部材。
  3. 前記第2の除去通路(4)は、前記復水液(C)を実質的に下向きの経路に導くように角度を付けて配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の蒸気放出部材。
  4. 前記食品調理筐体内に拡がる圧力に対して反応する弁部材(5)を備え、
    該弁部材(5)は、前記食品調理筐体内の圧力が所定レベルを超えない限り、前記蒸気(V)が前記第1の除去通路(3)を介して流出することを実質的に阻止する圧密位置と、前記蒸気(V)が前記第1の除去通路(3)を介して放出されることを可能にする少なくとも1つの漏出位置との間で移動するように取付けられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の蒸気放出部材。
  5. 前記弁部材(5)は、前記食品調理筐体内に拡がる圧力を前記所定レベルに対応する設定レベルに調整するものであることを特徴とする請求項4に記載の蒸気放出部材。
  6. 前記第1の除去通路(3)は、少なくとも1つの第1のダクト(30)を備えており、
    該第1のダクト(30)は、前記蒸気が前記食品調理筐体から前記第1のダクト(30)内に入るときに通る蒸気流入開口(30A)と、前記蒸気が前記第1のダクト(30)から外に放出されるときに通る蒸気排出開口(30B)との間に延在していることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一項に記載の蒸気放出部材。
  7. 前記第2の除去通路(4)は、少なくとも1つの第2のダクト(40)を備えており、
    前記第2のダクト(40)は、前記復水液(C)が前記第1のダクト(30)から前記第2のダクト(40)内に入るときに通る復水液流入開口(40A)と、前記復水液(C)が前記第2のダクト(40)から外に放出されるときに通る復水液除去開口(40B)との間に延在していることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか一項に記載の蒸気放出部材。
  8. 前記復水液流入開口(40A)は、前記蒸気流入開口(30A)と前記蒸気排出開口(30B)との間において、前記第1のダクト(30)に接続されていることを特徴とする請求項6または7に記載の蒸気放出部材。
  9. 前記復水液流入開口(40A)と前記蒸気流入開口(30A)との間の距離は、前記復水液流入開口(40A)と前記蒸気排出開口(30B)との間の距離よりも著しく小さくなっていることを特徴とする請求項8に記載の蒸気放出部材。
  10. 前記第1の除去通路及び第2の除去通路(3,4)は、前記第1の方向(D1)に関して前記復水液流入開口(40A)からすぐ上流に位置している前記第1の除去通路(3)の少なくとも一部が、前記復水液流入開口(40A)を少なくとも部分的に覆うように、配置されていることを特徴とする請求項7ないし9のいずれか一項に記載の蒸気放出部材。
  11. 前記食品調理筐体が、食品を受け入れる内部空間を画定している内面(9)と、該内面とは反対側を向いている外面(10)とを有しており、
    前記第2の除去通路(4)は、前記復水液(C)を前記外面(10)の方に導くように角度を付けて配置されていることを特徴とする請求項1ないし10のいずれか一項に記載の蒸気放出部材。
  12. 請求項1ないし11のいずれか一項に記載の蒸気放出部材(1)と、容器及び前記食品調理筐体を形成するように前記容器上に配置されるように設計された蓋(2)とを備えている食品調理器具において、
    前記放出部材(1)が前記蓋(2)上に取り付けられていることを特徴とする食品調理器具。
  13. 前記食品調理筐体は、食品を受け入れるためのその内部空間を外部に連通させるためのオリフィス(7)を備えており、該オリフィス(7)は、前記蓋(2)を貫通して設けられていることを特徴とする請求項12に記載の食品調理器具。
  14. 前記蓋(2)は、前記容器に面して位置するように設計された内面(2A)と、該内面とは反対側を向いている外面(2B)とを有しており、
    前記第2の通路(4)は、前記外面(2B)に接触する前記第2の通路(4)から来る前記復水液(C)を蒸発させるために、調理中に昇温するように設計された前記外面(2B)の方に前記復水液(C)を導くように角度を付けて配置されていることを特徴とする請求項12または13に記載の食品調理器具。
  15. 圧力調理器具を構成していることを特徴とする請求項12ないし14のいずれか一項に記載の調理器具。
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