JP2011049881A - 携帯端末装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】着信報知の際、個人情報が他人に見られるのを防止でき、ユーザ本人が発信者を容易に確認できる携帯端末装置を提供する。
【解決手段】携帯電話機は、ディスプレイ21と、相手先情報として、少なくとも相手先の名前と電話番号またはメールアドレスを関連付けて記憶するメモリ200と、電話または電子メールの着信報知の際の表示を制御する表示制御部101とを備える。着信報知の際、加速度センサ12からの出力に基づいて、携帯電話機が予め設定されたパターンで移動されたかが判定される。予め設定されたパターンで移動された場合、表示制御部101は、相手先情報のうち、相手先の名前をディスプレイ21に表示させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistant)等の携帯端末装置に関するものである。
携帯電話機には、電話帳(アドレス帳)の機能が搭載されている。かかる電話帳の機能は、ユーザによって予め登録された電話帳情報を、ユーザによる検索等の操作に基づいてメモリから読み出し、表示画面に表示させるものである。ここで、電話帳情報は、相手先の電話番号、メールアドレス、名前(氏名、名称)、住所等からなっている。
かかる携帯電話機の中には、電話や電子メールの着信があったとき、発信者の電話番号やメールアドレスが電話帳に登録されていれば、着信音を鳴らすとともに、表示画面に発信者の名前を表示するようにしたものもある(たとえば、特許文献1)。
特開2001−136247号公報
しかしながら、かかる携帯電話機では、ユーザの意に反して、表示画面に表示された発信者の名前等、個人情報が他人に見られてしまう惧れがある。着信報知の際に表示画面に発信者の名前が表示されないモードを設けることも考えられるが、このモードに設定されると、ユーザ本人も発信者の名前を確認できなくなり、利便性が低下してしまう。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、着信報知の際、個人情報が他人に見られるのを防止できるとともに、ユーザ本人が発信者を容易に確認できる携帯端末装置を提供することを目的とする。
本発明の携帯端末装置は、表示部と、前記表示部を制御する表示制御部と、相手先情報として、少なくとも相手先を示す氏名または名称に基づく情報と電話番号またはメールアドレスを関連付けて記憶する記憶部と、当該携帯端末装置に対し所定の契機行為が行われたかを検出する検出部とを備える。ここで、前記表示制御部は、電話または電子メールの着信報知時に、前記検出部により前記契機行為が検出されたことに基づいて、前記相手先情報のうち、前記氏名または名称に基づく情報を、前記表示部に表示させる。
本発明の携帯端末装置によれば、着信報知の際、所定の契機行為が検出されなければ、氏名または名称に基づく情報が表示されない。よって、ユーザの意に反して、他人に氏名または名称に基づく情報が見られにくい。また、所定の契機行為が検出されれば、氏名または名称に基づく情報が表示される。よって、ユーザ本人は、契機行為を行うことにより、発信者を容易に確認することができる。
なお、「氏名または名称に基づく情報」とは、氏名または名称そのものの他、氏名のうち氏または名のみ、あるいは、これらに敬称を付加したもの、氏名または名称の略称、ニックネームまたは愛称など、相手先を称呼により特定するものを広く含む。
本発明の携帯端末装置において、前記検出部は、前記契機行為を規定する認証情報と、前記着信報知時に前記携帯端末装置に取り込まれた情報との整合性とに基づいて、前記契機行為が行われたかを検出するよう構成され得る。
たとえば、前記検出部は、前記携帯端末装置に対する所定の操作を検出する操作検出部を備え、前記操作検出部よる検出結果に基づいて、前記認証情報を設定し、前記着信報知時に前記操作検出部にて検出された検出結果と前記認証情報との整合性に基づいて、前記契機行為が行われたかを検出するよう構成され得る。
前記操作検出部が加速度センサを有する場合、前記検出部は、前記携帯端末装置を所定のパターンで移動させたときの加速度情報に基づいて前記認証情報を設定するとともに、前記着信報知時に前記加速度センサにて検出した情報と前記認証情報との整合性に基づいて、前記契機行為が行われたかを検出するよう構成され得る。
この他、前記検出部は、撮像部を備え、当該撮像部で予め取得した画像に基づいて前記認証情報を設定するとともに、前記着信報知時に前記撮像部で取得した画像情報と前記認証情報との整合性に基づいて、前記契機行為が行われたかを検出するよう構成され得る。
このように、氏名または名称に基づく情報を表示するために認証が必要とされる構成とすれば、氏名または名称に基づく情報を他人に一層見られにくくすることができる。
本発明の携帯端末装置において、前記検出部は、前記携帯端末装置が移動されたかを検出する移動検出部を備え、前記着信報知時に、前記移動検出部により前記携帯端末装置が所定の方向に移動されたときに、前記契機行為が行われたことを検出するよう構成され得る。
このような構成とすれば、ユーザは、認証に必要な入力無しに、発信者を確認することができる。よって、発信者の確認が簡便に行われ得る。
本発明の携帯端末装置において、前記記憶部は、前記相手先情報として、前記電話番号またはメールアドレス以外であって前記氏名または名称に基づく情報よりも個人情報性の低い情報を記憶するよう構成され得る。この場合、前記表示制御部は、前記着信報知の開始時から前記契機行為が検出されるまでの所定のタイミングにおいて、前記個人情報性の低い情報を、前記表示部に表示させるよう構成され得る。
このような構成とすれば、氏名または名称に基づく情報が表示される前に、ユーザは、発信者に関するおおよその情報を得ることができ、利便性が向上する。
本発明の携帯端末装置において、前記表示制御部は、前記着信報知時に、前記契機行為の入力を促すための表示を前記表示部に表示させるよう構成され得る。
このような構成とすれば、ユーザは氏名または名称に基づく情報を表示させるためには所定の契機行為の入力が必要であることを認識することができる。
本発明によれば、着信報知の際、個人情報が他人に見られるのを防止できるとともに、ユーザ本人が発信者を容易に確認できる携帯端末装置を提供することができる。
本発明の効果ないし意義は、以下に示す実施の形態の説明により更に明らかとなろう。ただし、以下の実施の形態は、あくまでも、本発明を実施化する際の一つの例示であって、本発明は、以下の実施の形態に記載されたものに何ら制限されるものではない。
実施の形態に係る携帯電話機の外観構成を示す図である。 実施の形態に係る携帯電話機の全体構成を示すブロック図である。 実施の形態に係る電話帳テーブルを示す図である。 実施の形態に係る表示許可の決定処理のための機能ブロック図である。 実施の形態に係る表示制御処理および表示許可の決定処理のフローチャートである。 実施の形態に係る着信報知時の表示画面を示す図である。 変更例1に係る表示許可の決定処理のための機能ブロック図である。 変更例1、2に係る表示許可の決定処理のフローチャートである。 変更例3に係る着信報知時(表示許可前)の表示画面を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。図1は携帯電話機の外観構成を示す図である。同図(a)は、第2キャビネットが開放した状態の携帯電話機の正面図であり、同図(b)は同じ状態での側面図である。同図(c)は同図(b)のA−A´断面図である。
携帯電話機は、第1キャビネット1と第2キャビネット2を備えている。第1キャビネット1には、キー入力部3が配されている。キー入力部3は、機器への各種の操作入力を検出する。
第1キャビネット1の上面には、キー入力部3を構成する操作キー群3aが配されている。操作キー群3aは、4個の起動キー31と、方向キー32と、決定キー33と、通話キー34と、終話キー35と、12個のテンキー36と、クリアキー37とを備えている。
起動キー31は、主に、電子メール機能、電話帳機能、ウェブ機能などの特定のアプリケーションを起動する際に操作される。方向キー32は、主に、表示画面に表示された各種メニューから所望のメニューを選択する際に操作される。決定キー33は、主に、選択されたメニューの決定する際に操作される。通話キー34は、主に、通話を開始する際に操作され、終話キー35は、主に、通話を終了する際に操作される。テンキー36は、主に、文字(ひらがな、カタカナ、アルファベット)や数字、記号の入力を行う際に操作される。クリアキー37は、主に、入力した文字等を消去する際に操作される。なお、テンキー34の一部の機能を、QWERTYキー等で実現するような構成としてもよい。
第1キャビネット1の内部には、アウトカメラ11が配されている。アウトカメラ11は、たとえば、数百万画素のカメラモジュールである。アウトカメラ11のレンズ窓(図示せず)は、第1キャビネット1の背面に臨んでおり、このレンズ窓から被写体の像がアウトカメラ11に取り込まれる。
また、第1キャビネット1の内部には、加速度センサ12が配されている。加速度センサ12は、3軸加速度センサであり、図示のX軸方向、Y軸方向およびZ軸方向の3方向に生じる加速度を検出するように配されている。
第2キャビネット2にはディスプレイ21が配されている。ディスプレイ21は、後述のように液晶パネル21aと液晶パネル21aを照明するパネルバックライト21bにより構成されている。なお、ディスプレイ21は、有機EL等他の表示素子により構成されてもよい。
ディスプレイ21の表示画面側には、タッチセンサ22が配されている。タッチセンサ22は透明なシート状を有しており、タッチセンサ22を透してディスプレイ21の表示画面を見ることができる。
タッチセンサ22は、マトリクス状に配された第1透明電極と第2透明電極とを備えている。タッチセンサ22は、これら透明電極間の静電容量の変化を検出することによって、ユーザに触られた表示画面上の位置を検出し、その位置に応じた位置信号を出力する。なお、タッチセンサ22は、静電容量式のタッチセンサに限られず、抵抗膜方式、感圧式等のタッチセンサであってもよい。
第2キャビネット2の内部には、インカメラ23が配されている。インカメラ23は、アウトカメラ11に比べて低画素、たとえば、数十万画素のカメラモジュールである。インカメラ23のレンズ窓23aは、第2キャビネット2の正面に臨んでおり、このレンズ窓から被写体の像がインカメラ23に取り込まれる。
アウトカメラ11は、カメラモードにおいて、通常の写真撮影に用いられる。一方、インカメラ23は、主に、テレビ電話において通話を行う際、ユーザ(通話者)の画像を撮影するために用いられる。
第2キャビネット2は、スライド機構部4によって、第1キャビネット1に対し図1のX軸方向にスライド可能に連結されている。図1(c)に示すように、スライド機構部4は、ガイド板41とガイド溝42によって構成されている。ガイド板41は、第2キャビネット2の背面の左右両端部に設けられており、その下端に突条41aを有する。ガイド溝42は、第1キャビネット1の側面に、スライド方向(図1のX軸方向)に沿って形成されている。ガイド板41の突条41aは、ガイド溝42に係合されている。
携帯電話機を閉じた状態では、図1(b)に一点鎖線で示すように、第2キャビネット2が第1キャビネット1の上に略完全に重なっている。この状態(閉じた状態)では、第2キャビネット2の背後に操作キー群3aの全てのキーが隠れた状態となる。第2キャビネット2は、ガイド板41がガイド溝42の終端位置に達するまでスライドする(開いた状態とする)ことができる。第2キャビネット2が完全に開くと、図1(a)に示すように、操作キー群3aの全てのキーが外部に露出する。
全てのキーが隠れた状態において、携帯電話機への操作入力は、タッチパネル22により行うことができる。このとき、ディスプレイ21の表示画面上には、所定の位置にソフトキーの画像が表示される。
なお、第2キャビネット2が完全に閉じても外部から操作可能な位置、たとえば、第1キャビネット1の側面に、操作キー群3aとは別の操作キーを設けることもできる。こうすれば、第2キャビネット2が完全に閉じていても、このような操作キーを用いて所望の操作を行うことが可能となる。
図2は、携帯電話機の全体構成を示すブロック図である。本実施の形態の携帯電話機は、上述した各構成要素の他、CPU100、メモリ200、映像エンコーダ301、302、マイク303、音声エンコーダ304、キー入力回路305、通信モジュール306、バックライト駆動回路307、キーバックライト308、映像デコーダ309、音声デコーダ310、通話スピーカ311、外部スピーカ312を備えている。
アウトカメラ11はCCD等の撮像素子を有する。アウトカメラ11は、撮像素子から出力された撮像信号をデジタル化し、その撮像信号にガンマ補正等の各種補正を施して映像エンコーダ301へ出力する。映像エンコーダ301は、アウトカメラ11からの撮像信号にエンコード処理を施してCPU100へ出力する。
インカメラ23はCCD等の撮像素子を有する。インカメラ23は、撮像素子から出力された撮像信号をデジタル化し、その撮像信号にガンマ補正等の各種補正を施して映像エンコーダ302へ出力する。映像エンコーダ302は、インカメラ23からの撮像信号にエンコード処理を施してCPU100へ出力する。
マイク303は、集音した音声を音声信号に変換して音声エンコーダ304へ出力する。音声エンコーダ304は、マイク303からのアナログの音声信号をデジタルの音声信号に変換するとともに、デジタルの音声信号にエンコード処理を施してCPU100へ出力する。
キー入力回路305は、操作キー群3aの各キーが操作されたときに、各キーに応じた入力信号をCPU100へ出力する。
通信モジュール306は、CPU100からの音声信号や画像信号、テキスト信号などを無線信号に変換し、アンテナ306aを介して基地局へ送信する。また、アンテナ306aを介して受信した無線信号を音声信号や画像信号、テキスト信号などに変換してCPU100へ出力する。
バックライト駆動回路307は、CPU100からの制御信号に応じた電圧信号をキーバックライト308およびパネルバックライト21bに供給する。キーバックライト308は、バックライト駆動回路307からの電圧信号により点灯し、操作キー群3aの個々のキーを照明する。パネルバックライト21bは、バックライト駆動回路307からの電圧信号により点灯し、液晶パネル21aを照明する。
映像デコーダ309は、CPU100からの映像信号を液晶パネル21aで表示できるアナログ若しくはデジタルの映像信号に変換し、液晶パネル21aに出力する。液晶パネル21aは、映像信号に応じた画像を表示画面上に表示する。
音声デコーダ310は、CPU100からの音声信号にデコード処理を施し、さらにアナログの音声信号に変換して通話スピーカ311に出力する。また、音声デコーダ310は、CPU100からの着信音、アラーム音等の各種報知音の音信号にデコード処理を施し、さらにアナログの音信号に変換して外部スピーカ312へ出力する。通話スピーカ311は、音声デコーダ310からの音声信号を音声として再生する。外部スピーカ312は、音声デコーダ310からの着信音等を再生する。
メモリ200は、ROMおよびRAMを含む。メモリ200には、CPU100に制御機能を付与するための制御プログラムが記憶されている。また、メモリ200には、アウトカメラ11で撮影した画像データや通信モジュール306を介して外部から取り込んだ画像データ、テキストデータ(メールデータ)などが所定のファイル形式で保存される。
さらに、メモリ200には、電話帳テーブル201が記憶されている。図3に示すように、電話帳テーブル201には、相手先の名前(氏名、名称、愛称、ニックネーム等)、電話番号、メールアドレス、相手先の属するグループ名等の電話帳情報が登録されている。グループ名として、「会社」、「友人」、「家族」などの名称が用意されている。たとえば、相手がユーザと同じ会社の人であれば、グループ名の欄に「会社」と登録される。これら電話帳情報は、三桁の登録番号に対応付けられている。
CPU100は、キー入力回路305およびタッチセンサ22からの操作入力信号に基づき、制御プログラムに従って、アウトカメラ11、インカメラ23、マイク303、通信モジュール306、液晶パネル21a、通話スピーカ311、外部スピーカ312等を動作させる。これにより、通話機能、電子メール機能等の各種機能(アプリケーション)を実行する。
CPU100は、表示制御部101を備えている。表示制御部101は、CPU100によって実行されるソフトウェアの機能として実現される。表示制御部101は、
電話や電子メールの着信があると、着信報知がなされている際に、相手先情報として発信者の名前をディスプレイ21に表示する。かかる表示は、ユーザが認証を行うことにより、表示制御部101に表示許可が与えられたときに行われる。
図4は、表示許可の決定処理のために備えられた機能ブロックを示す。
CPU100は、パターン抽出部102と、マッチング判定部103と、表示許可部104とを備えている。メモリ200は、パターン登録部202を備えている。パターン抽出部102、マッチング判定部103および表示許可部104は、CPU100によって実行されるソフトウェアの機能として実現される。また、パターン登録部202には、メモリ200の一部の記憶領域が割り当てられる。
パターン抽出部102には、加速度センサ12から加速度データが入力される。パターン抽出部102は、ユーザが携帯電話機を特定パターンで動かす操作をしたとき、その操作における加速度データの変化パターンを抽出する。たとえば、ユーザが携帯電話機を持って空中に星や四角形等の図形を描いた場合、パターン抽出部102は、ユーザが図形を描き始めてから描き終わるまでの加速度データの変化パターン(以下、「加速度パターン」という)を抽出する。そして、パターン抽出部102は、認証用データを予め登録するための登録モードであれば、抽出した加速度パターンをパターン登録部202へ出力する。一方、パターン抽出部202は、電話または電子メールの着信報知時であれば、抽出した加速度パターンをマッチング判定部103へ出力する。
パターン登録部202は、パターン抽出部102から送られてきた加速度パターンを、認証用データとして記憶する。
マッチング判定部103は、パターン抽出部102から送られてきた加速度パターンと、パターン登録部202に登録されている加速度パターンとを照合し、双方の加速度パターンのマッチング率(適合率)を算出する。そして、算出したマッチング率を表示許可部104へ出力する。
表示許可部104は、マッチング判定部103から送られてきたマッチング率を、予め設定された閾値と比較することにより、表示可否を決定する。
次に、表示制御部101により実行される着信報知時の表示制御処理について詳細に説明する。図5(a)は、表示制御処理のフローチャートである。図6は、表示制御処理に基づくディスプレイ21の画面表示例を示す。
電話または電子メールの着信があると、外部スピーカ312からアラーム音や音楽により着信報知がなされる。
表示制御部101は、電話(電子メール)の着信があると(S1:YES)、受信した電話番号(電子メールの場合、メールアドレス)が電話帳テーブル201に登録されているか否かを判定する(S2)。
表示制御部101は、電話番号(メールアドレス)が電話帳テーブル201に登録されていれば(S2:YES)、着信中である旨と受信した電話番号(メールアドレス)をディスプレイ21に表示させる(S3:図6(a)参照)。このとき、発信者の名前は、ディスプレイ21に表示されない。
次に、表示制御部101は、表示許可部104より表示許可が与えられたか否を判定する。表示制御部101は、表示許可がなければ(S4:NO)、発信者の名前をディスプレイ21に表示しないままの状態とする。これにより、携帯電話がユーザから離れたところに置かれていても、他人に発信者の名前を見られることがない。
表示許可は、後述するユーザの認証操作に基づいて、表示許可部104から出力される。ユーザは、着信報知に気づくと、携帯電話機に対して認証操作を行う。
表示制御部101は、表示許可が得られれば(S4:YES)、電話番号(メールアドレス)に対応する発信者の名前を電話帳テーブル201から読み出す。そして、読み出した名前を、着信中である旨の表示および受信した電話番号(メールアドレス)とともに、ディスプレイ21に表示させる(S5:図6(b)参照)。これにより、ユーザは、発信者が誰であるかを確認することができる。
電話の場合、ユーザが通話キー34を押すと通話状態となり、着信動作が停止する。電子メールの場合、メールの受信が完了すると着信動作が終了する。これに伴い、着信報知も停止する。
表示制御部101は、着信動作が停止したと判定すると(S6:YES)、電話または電子メールに応じた画面表示に表示を切り替え(S7)、処理を終了する。
なお、電話帳テーブル201に登録がない相手からの電話(電子メール)である場合、表示制御部101は、ステップS2において、電話帳テーブル201に登録がないと判定する。この場合、表示制御部101は、登録がない場合に対応した表示情報をディスプレイ21に表示させる。たとえば、図6(c)に示すように、電話番号(メールアドレス)が通知されていれば、着信中である旨と受信した電話番号(メールアドレス)がディスプレイ21に表示される。また、電話番号(メールアドレス)が通知されていなければ、着信中である旨と非通知である旨がディスプレイ21に表示される。こうして、表示制御部101は、着信動作が停止すれば(S9:YES)、電話または電子メールに応じた画面表示に表示を切り替え(S7)、処理を終了する。
次に、表示許可部104により実行される表示許可の決定処理について詳細に説明する。図5(b)は、表示許可の決定処理のフローチャートである。
表示許可部104は、電話(電子メール)の着信があると(S11:YES)、加速度センサ12を起動する(S12)。携帯電話機を動かす操作がなされると、上述したようにマッチング判定部103からマッチング率が出力される。
表示許可部104は、マッチング率を取得すると(S13)、取得したマッチング率を所定の閾値と比較する(S14)。このとき、表示許可部104は、マッチング率が閾値を超えていなければ(S14:NO)、他人が携帯電話機を動かした可能性があるため、表示許可を表示制御部101に与えない(S15)。
一方、表示許可部104は、マッチング率が閾値を超えていれば(S14:YES)、ユーザ本人が認証操作を行ったと考えられるため、表示許可を表示制御部101に与える(S17)。
こうして、表示許可部104は、表示制御部101に表示許可を与えると、処理を終了する。また、表示許可部104は、表示許可を与えられないまま、着信動作が終了したときも(S16:YES)、処理を終了する。
以上、説明したとおり、本実施の形態によれば、電話や電子メールの着信報知の際、ユーザによる認証が得られなければ、発信者の名前をディスプレイ21に表示しない。よって、携帯電話機がユーザから離れたところに置かれた状態で着信があっても、発信者の名前を他人に見られるのを防止できる。しかも、ユーザ本人は、認証操作を行うことにより、容易に発信者の名前を確認することができる。
特に、本実施の形態によれば、認証が必要であるため、容易に表示許可がなされることがなく、発信者の名前が他人に見られるのを一層防止することができる。
<変更例1>
上記実施の形態では、携帯電話機を動かす操作に基づいて認証が行われ、表示許可が行われる構成とされている。しかしながら、認証のための構成として他の構成を用いることもできる。たとえば、本変更例のように、インカメラ23で捉えたユーザの顔画像を用いて認証を行う構成とすることができる。
図7は、本変更例に係る表示許可の決定処理のために備えられた機能ブロックを示す。
CPU100は、顔抽出部111と、顔パラメータ抽出部112と、登録制御部113と、マッチング判定部114と、表示許可部115とを備えている。メモリ200は、顔登録部211を備えている。
顔抽出部111、顔パラメータ抽出部112、登録制御部113、マッチング判定部114および表示許可部115は、CPU100によって実行されるソフトウェアの機能として実現される。また、顔登録部211には、メモリ200の一部の記憶領域が割り当てられる。
インカメラ23から出力された画像データは、映像エンコーダ302を介してCPU100に入力される。この画像データが顔抽出部111や顔パラメータ抽出部112によって取得される。
顔抽出部111は、1コマ毎あるいは数コマ毎に、1画面分(1フレーム分)の画像データを取得し、この画像データを基にその画像の中に含まれる顔画像の領域(顔領域)を抽出する。たとえば、顔抽出部111は、画像中の肌色を検出し、さらに、目、鼻、口などの特徴部分を画像の濃淡等に基づいて検出することにより、顔領域の抽出を行う。そして、顔領域を特定するための情報、たとえば顔の輪郭の位置情報(以下、「顔領域情報」という)を顔パラメータ抽出部112に出力する。なお、通常、インカメラ23には、認証を受けるユーザの顔のみが写されるので、顔抽出部111は、1画面中に1つの顔領域を抽出することとなる。
顔パラメータ抽出部112は、顔抽出部111と同じタイミングで、1画面分の画像データを取得し、顔抽出部111から送られてきた顔領域情報を基に、顔領域に対応する画像データから、その顔画像を特徴づけるためのパラメータを抽出する。たとえば、パラメータには、目、鼻、口などの各パーツの形状、各パーツ間の間隔の比率、肌の色等が挙げられる。
このように、顔パラメータ抽出部112は、顔抽出部111により抽出された顔領域について顔画像のパラメータを抽出し、マッチング判定部114へ出力する。
マッチング判定部114は、送られてきた顔画像のパラメータと、顔登録部211に登録されている顔画像のパラメータとを照合し、登録され顔画像とのマッチング率(適合率)を算出する。そして、算出したマッチング率を表示許可部115に出力する。
顔登録部211への顔画像のパラメータの登録は、登録制御部113により行われる。登録制御部113は、ユーザにより登録操作の入力がなされると、顔パラメータ抽出部112に対し、顔登録部211へパラメータを送るよう指示する。顔パラメータ抽出部112は、この指示を受けて、そのときに抽出した顔画像のパラメータを顔登録部211へ送る。このようにして、顔登録部211に顔画像のパラメータが登録される。
表示許可部115は、マッチング判定部114から送られてきたマッチング率を、予め設定された閾値と比較することにより、表示可否を決定する。
次に、本変更例に係る表示許可の決定処理について詳細に説明する。図8(a)は、本変更例に係る表示許可の決定処理のフローチャートである。
表示許可部115は、電話(電子メール)の着信があると(S21:YES)、インカメラ23を起動する(S22)。ユーザがインカメラ23の前に顔を出すと、インカメラ23によりユーザの顔が写され、上述したようにマッチング判定部114からマッチング率が出力される。
表示許可部115は、マッチング率を取得すると(S23)、取得したマッチング率を所定の閾値と比較する(S24)。このとき、表示許可部115は、マッチング率が閾値を超えていなければ(S24:NO)、他人の顔がインカメラ23に写った可能性があるため、表示許可を表示制御部101に与えない(S25)。
一方、表示許可部115は、マッチング率が閾値を超えていれば(S24:YES)、ユーザ本人がインカメラ23に写った、即ちユーザ本人より認証行為が行われたと考えられるため、表示許可を表示制御部101に与える(S27)。
こうして、表示許可部115は、表示制御部101に表示許可を与えると、処理を終了する。また、表示許可部115は、表示許可が与えられないまま、着信動作が終了したときも(S26:YES)、処理を終了する。
以上、変更例1の構成とすれば、ユーザがインカメラ23の前に顔を出す、即ち、ディスプレイ21を覗き込むだけで認証が行えるため、ユーザが容易に認証行為を行うことができる。
<変更例2>
上記実施の形態および変更例1では、予め設定された認証データとの間で認証が行われることにより、表示許可が与えられる構成とされている。しかしながら、本変更例のように、表示許可を得るために認証が行われない構成とすることもできる。
本変更例では、図4に示す構成において、パターン抽出部102、マッチング判定部103およびパターン登録部202、即ち認証に係る構成が削除される。そして、表示許可部104に、加速度センサ12からの加速度データが直接入力される。
次に、本変更例に係る表示許可の決定処理について詳細に説明する。図8(b)は、本変更例に係る表示許可の決定処理のフローチャートである。
表示許可部104は、電話(電子メール)の着信があると(S31:YES)、加速度センサ12を起動する(S32)。ユーザが携帯電話機を持ち上げると、それに対応する加速度データが表示許可部104に入力される。
表示許可部104は、入力された加速度データから携帯電話機が持ち上げられたと判定すると(S33:YES)、表示許可を表示制御部101に与える(S36)。 こうして、表示許可部104は、表示制御部101に表示許可を与えると、処理を終了する。また、表示許可部104は、携帯電話機が持ち上げられず(S33:NO)、表示許可を与えないまま(S34)、着信動作が終了したときも(S35:YES)、処理を終了する。
以上、変更例2のような構成とすれば、認証行為が不要であるため、ユーザの行為により表示許可がなされやすくなる。よって、ユーザは発信者の名前を一層容易に確認することができる。
なお、上記のように携帯電話機を持ち上げる動作が判定される構成に限らず、携帯電話機を振る動作など、携帯電話機の他の動きが判定されて表示許可が出力される構成とすることもできる。
請求項6に記載の「移動検出部」には、本変更例における加速度センサ12と表示許可部104が対応する。本変更例では、加速度センサ12により、閾値を越える鉛直上向きの加速度が検出されたときに、携帯電話機が持ち上げられた(所定の方向に移動された)と判断され、氏名または名称に基づく情報を表示するための契機行為が行われたことが検出される。また、携帯電話機を振る動作で許可判定を行う場合には、加速度センサに12より、振る動作による加速度の情報、即ち、方向が反転する加速度が検出されたときに、携帯電話機が振られた(所定の方向に移動された)と判断され、氏名または名称に基づく情報を表示するための契機行為が行われたことが検出される。
<変更例3>
上記実施の形態では、図5(a)のステップS3の処理において、表示制御部101が、図6(a)に示すような、着信中の表示および電話番号(メールアドレス)の表示をディスプレイ21に行うよう構成されている。しかしながら、このような表示に限らず、図9に示すような、種々の表示が可能である。
たとえば、表示制御部101は、図9(a)に示すように、電話番号(メールアドレス)を表示させず、着信中である旨のみディスプレイ21に表示させてもよい。また、図9(b)に示すように、ディスプレイ21に着信に係る情報を何も表示させないようにしてもよい。
一方、表示制御部101は、図9(c)に示すように、発信者の名前ではなく、発信者が属するグループ名をディスプレイ21に表示させるようにしてもよい。グループ名は、発信者に係る情報であるが個人情報性は名前に比べて低いため、他人に知られても構わない場合も有り得る。
このようにすれば、ユーザは、認証操作等を行わなくても、おおよその発信者に係る情報を得ることができる。
さらに、表示制御部101は、図9(d)に示すように、認証のための入力を促す特定のマークをディスプレイ21に表示させるようにしてもよい。このマークは、発信者が電話帳に登録されていない人である場合には表示されず、発信者が電話帳に登録されている人である場合にのみ表示される。このようにすれば、ユーザは、電話番号を覚えていなくても、発信者が電話帳テーブル201に登録されている人であることを認識できる。さらに、ユーザは、発信者の名前を表示するには認証が必要である(表示許可が必要である)ことを認識できる。
<その他>
上記実施の形態および変更例に示す形態以外にも、さらに種々変更が可能である。たとえば、上記実施の形態と同様、携帯電話機に対するユーザの特定操作に基づいて認証を行う構成として、キー入力回路305からのキー入力に基づいて認証を行う構成とすることもできる。この場合、図5の構成において、パターン抽出部102には、キー入力データが入力される。また、登録モードにおいて、数桁の暗証番号等、キー入力パターンがパターン登録部202に登録される。マッチング判定部103は、パターン抽出部102からのキー入力パターンと登録されたキー入力パターンのマッチングを行う。そして、表示許可部104は、そのマッチング率に基づいて表示許可を行う。
また、タッチセンサ22からの入力に基づいて認証を行う構成とすることもできる。この場合、図5の構成において、パターン抽出部102には、タッチセンサ22による検出データが入力される。また、登録モードにおいて、ユーザによってタッチセンサ22に図形や文字が描かれると、それに対応する描画パターン(以下、「認証描画パターン」という)がパターン抽出部102によって抽出され、パターン登録部202に登録される。着信報知の際、パターン抽出部102は、タッチセンサ22による検出データに基づいて描画パターンを抽出し、マッチング判定部103に出力する。マッチング判定部103は、パターン抽出部102から入力された描画パターンと登録された認証描画パターンのマッチングを行う。そして、表示許可部104は、そのマッチング率に基づいて表示許可を行う。
さらに、変更例1では、顔画像を用いて認証を行う構成としたが、人の他の体の一部、たとえば、手の画像(手の作る形の画像)等を用いて認証を行うようにしてもよい。また、変更例1と同様、人の体の一部を用いて認証を行う構成として、目による認証(虹彩認証)や指紋による認証を行う構成を採用することもできる。この場合、本発明の検出部として、虹彩認証を行う認証装置や指紋認証を行う認証装置が設けられる。
さらに、上記実施の形態では、表示許可部104から表示許可が与えられると、表示制御部101は、ディスプレイ21に発信者の名前(氏名または名称に基づく情報)を表示させるようにしている。しかし、これに限らず、表示許可部104から表示許可が与えられると、発信者の名前とともに、個人情報となる相手先情報として、発信者の住所や発信者の顔画像等の情報が表示されてもよい。この場合、電話帳テーブル201には、予め発信者の住所や顔画像等の情報が登録されている必要がある。
さらに、上記実施の形態では、いわゆるスライド式の携帯電話機に本発明が適用されている。しかしながら、これに限らず、いわゆる折り畳み式の携帯電話機に本発明が適用されてもよい。折り畳み式の携帯電話機では、一般に、メインディスプレイの他に折り畳み状態で外側となる部位にサブディスプレイが設けられている。よって、携帯電話機が開いている場合には、認証または持ち上げ動作に応じて、発信者の名前(氏名または名称に基づく情報)がメインディスプレイに表示され、携帯電話機が閉じられている場合には、認証または持ち上げ動作に応じて、発信者の名前がサブディスプレイに表示される構成とすることが望ましい。また、変更例1のようにカメラで写した顔画像を用いて認証を行う場合には、メインディスプレイと同じ面にインカメラが設けられ、サブディスプレイと同じ面にアウトカメラが設けられることが望ましい。
さらに、本発明の携帯端末装置は、携帯電話機に限られず、PDA(Personal Digital Assistant)等であってもよい。
この他、本発明の実施の形態は、特許請求の範囲に示された技術的思想の範囲内において、適宜、種々の変更が可能である。
12 加速度センサ(検出部、操作検出部、移動検出部)
21 ディスプレイ(表示部)
23 インカメラ(検出部、撮像部)
22 タッチセンサ(検出部、操作検出部)
101 表示制御部
102 パターン抽出部(検出部)
103、114 マッチング判定部(検出部)
104、115 表示許可部(検出部、移動検出部)
111 顔抽出部(検出部)
112 顔パラメータ抽出部(検出部)
113 登録制御部(検出部)
202 パターン登録部(検出部)
211 顔登録部(検出部)
305 キー入力回路(検出部、操作検出部)

Claims (8)

  1. 携帯端末装置において、
    表示部と、
    前記表示部を制御する表示制御部と、
    相手先情報として、少なくとも相手先を示す氏名または名称に基づく情報と電話番号またはメールアドレスを関連付けて記憶する記憶部と、
    当該携帯端末装置に対し所定の契機行為が行われたかを検出する検出部と、を備え、
    前記表示制御部は、電話または電子メールの着信報知時に、前記検出部により前記契機行為が検出されたことに基づいて、前記相手先情報のうち、前記氏名または名称に基づく情報を、前記表示部に表示させる、
    ことを特徴とする携帯端末装置。
  2. 請求項1に記載の携帯端末装置において、
    前記検出部は、前記契機行為を規定する認証情報と、前記着信報知時に前記携帯端末装置に取り込まれた情報との整合性とに基づいて、前記契機行為が行われたかを検出する、
    ことを特徴とする携帯端末装置。
  3. 請求項2に記載の携帯端末装置において、
    前記検出部は、前記携帯端末装置に対する所定の操作を検出する操作検出部を備え、前記操作検出部による検出結果に基づいて前記認証情報を設定するとともに、前記着信報知時に前記操作検出部にて検出された検出結果と前記認証情報との整合性に基づいて、前記契機行為が行われたかを検出する、
    ことを特徴とする携帯端末装置。
  4. 請求項3に記載の携帯端末装置において、
    前記操作検出部は、加速度センサを有し、
    前記検出部は、前記携帯端末装置を所定のパターンで移動させたときの加速度情報に基づいて前記認証情報を設定するとともに、前記着信報知時に前記加速度センサにて検出した情報と前記認証情報との整合性に基づいて、前記契機行為が行われたかを検出する、
    ことを特徴とする携帯端末装置。
  5. 請求項2に記載の携帯端末装置において、
    前記検出部は、撮像部を備え、当該撮像部で予め取得した画像に基づいて前記認証情報を設定するとともに、前記着信報知時に前記撮像部で取得した画像情報と前記認証情報との整合性に基づいて、前記契機行為が行われたかを検出する、
    ことを特徴とする携帯端末装置。
  6. 請求項1に記載の携帯端末装置において、
    前記検出部は、前記携帯端末装置が移動されたかを検出する移動検出部を備え、前記着信報知時に、前記移動検出部により前記携帯端末装置が所定の方向に移動されたときに、前記契機行為が行われたことを検出する、
    ことを特徴とする携帯端末装置。
  7. 請求項1ないし6の何れか一項に記載の携帯端末装置において、
    前記記憶部は、前記相手先情報として、前記電話番号またはメールアドレス以外であって前記氏名または名称に基づく情報よりも個人情報性の低い情報を記憶し、
    前記表示制御部は、前記着信報知の開始時から前記契機行為が検出されるまでの所定のタイミングにおいて、前記個人情報性の低い情報を、前記表示部に表示させる、
    ことを特徴とする携帯端末装置。
  8. 請求項1ないし7の何れか一項に記載の携帯端末装置において、
    前記表示制御部は、前記着信報知時に、前記契機行為の入力を促すための表示を前記表示部に表示させる、
    ことを特徴とする携帯端末装置。
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