JP2011048291A - 光コネクタ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】フェルールを損傷することなく適切に保持可能なスリーブであってコストの低いスリーブを有する光コネクタ装置を提供すること。
【解決手段】2つの縁部を有する金属平板を加工して縁部同士を対向させて筒状又は略筒状の本体部522を有するようにスリーブ520を形成する。本体部522は、スリーブ520の軸方向と直交する直交面内において互いに離して形成された3つのフェルール当接部525〜527を有し、且つ、縁部同士が対向してなる縁対向部(合わせ部)524を有している。スリーブ520がフェルールを保持する際には、フェルール当接部525〜527がフェルールに当接する。この際、縁対向部524があることからスリーブ520のバネ定数は低く、フェルールが損傷することはない。
【選択図】図8

Description

本発明は、フェルールを保持するスリーブを有する光コネクタ装置に関する。
光コネクタ装置に用いられるスリーブとしては、割スリーブ(スリット付スリーブ)が知られている。これに対して、割スリーブの問題点を解消するものとして特許文献1乃至特許文献3がある。特許文献1乃至特許文献3に開示されたスリーブは、いずれもスリット(割部)を設けないこととする一方で、フェルールを3点(面)で支持するように構成されている。
更に、特許文献4には、特許文献1の改良技術が開示されている。
特開平10−31134号公報 特開昭59−204814号公報 特開平5−164941号公報 特開2006−23420号公報
特許文献1乃至特許文献4のいずれに開示されたスリーブもバネ定数が高くスリーブに対するフェルールの挿入の際にフェルールが損傷する可能性がある。また、フェルールを適切に保持させるには高い精度を要求されることから、製造コストが高くなってしまうといった問題がある。
そこで、本発明は、フェルールを損傷することなく適切に保持可能なスリーブであってコストの低いスリーブを有する光コネクタ装置を提供することを目的とする。
本発明によれば、第1の光コネクタ装置として、
フェルールを保持するスリーブを有する光コネクタ装置であって、
前記スリーブは、2つの縁部を有する金属平板を加工して前記縁部同士を対向させて筒状又は略筒状の本体部を有するように形成されてなるものであり、
前記本体部は、前記スリーブの軸方向と直交する直交面内において互いに離して形成された複数のフェルール当接部であって、前記スリーブが前記フェルールを保持する際に前記フェルールに当接させられるフェルール当接部を備えている
光コネクタ装置が得られる。
また、第2の光コネクタ装置として、第1の光コネクタ装置であって、
前記フェルール当接部の夫々は、前記直交面内において直線状であり、且つ、前記軸方向に沿って延びており、
前記フェルール当接部は、3つあり、略120度間隔で前記本体部に配置されている
光コネクタ装置が得られる。
また、第3の光コネクタ装置として、第2の光コネクタ装置であって、
前記本体部は、前記縁部同士が対向してなる縁対向部を有しており、
前記フェルール当接部の1つは、前記直交面内において、前記縁対向部の反対側に位置している
光コネクタ装置が得られる。
また、第4の光コネクタ装置として、第1乃至第3の光コネクタ装置のいずれかであって、前記スリーブを保持するスリーブホルダを更に備えた光コネクタ装置において、
前記フェルールは、光ファイバ素線とメタル導体とを含む光電気複合ケーブルの前記メタル導体と電気的に接続された状態で前記光電気複合ケーブルを保持するものであり、
前記スリーブは、前記フェルールに接触する1対のバネ部と、支持部とを備えている
光コネクタ装置が得られる。
更に、第5の光コネクタ装置として、第4の光コネクタ装置であって、
前記直交面内において、前記支持部は前記1対のバネ部の中間に位置している
光コネクタ装置が得られる。
本発明によれば、2つの縁部を有する金属平板を加工して縁部同士を対向させて(又は合わせて)略筒状又は筒状の本体部を有するようにスリーブを形成したことから、スリーブのバネ定数を下げることができ、フェルールを適切に保持することができる。
また、スリーブに対向部(合わせ部)を設けつつ加工により形成された3つのフェルール当接部によってフェルールを保持することとしたため、製造コストを下げることができる。
本発明の実施の形態による光コネクタ装置を示す斜視図である。なお、図示された光コネクタ装置の備える第1コネクタ、第2コネクタ及びアダプタは、互いに分離された状態にある。 図1の光コネクタ装置を示す分解斜視図である。 図1のIII--III線に沿った光コネクタ装置を示す断面図である。なお、図示された光コネクタ装置は接続状態にある。 図1の第1コネクタ及び第2コネクタにおいて用いられているフェルールを示す斜視図である。 図1のアダプタを示す上面図である。 図5のアダプタを示す正面図である。 図6のVII--VII線に沿ったアダプタを示す断面図である。 図5のアダプタに含まれるスリーブを示す断面図である。 図8のスリーブを示す正面図である。内接円及び外接円も併せて図示されている。 図5のX--X線に沿ったアダプタを示す断面図である。 図7のアダプタの変形例を示す断面図である。 図11のアダプタに含まれるスリーブを示す斜視図である。 図12のスリーブを示す正面図である。
以下、本発明の実施の形態による光コネクタ装置について、図面を参照して詳細に説明する。本実施の形態による光コネクタ装置は、光ファイバ素線とメタル導体とを含む光電気複合ケーブルの接続用に用いられるものである。
詳しくは、図1乃至図3に示されるように、本発明の実施の形態による光コネクタ装置は、第1光電気複合ケーブル100に接続される第1コネクタ200と、第2光電気複合ケーブル300に接続される第2コネクタ400と、第1コネクタ200と第2コネクタ400との接続を中継するアダプタ500とを備えている。ここで、第1光電気複合ケーブル100は、第1光ファイバ素線110と、第1光ファイバ素線110を保護する第1保護被膜120と、第1保護被膜120の外周に配置された第1メタル導体130と、これらを覆う第1外被140とを備えており、第2光電気複合ケーブル300は、第2光ファイバ素線310と、第2光ファイバ素線310を保護する第2保護被膜320と、第2保護被膜320の外周に配置された第2メタル導体330と、これらを覆う第2外被340とを備えている。
図2に示されるように、第1コネクタ200は、絶縁性材料からなる第1コネクタハウジング210と、第1フェルール220と、第1被かしめ部230と、第1付勢部材240と、絶縁性材料からなる第1ストッパ250とを備えている。第1コネクタハウジング210は、図1に示されるように、アダプタ500に係止される係止部212(後述)と、係止部212を操作するためのロック解除部214とを有している。
図3及び図4に示されるように、第1フェルール220は、絶縁性材料からなる前側部222と、導電性材料からなる後側部224とからなる。詳しくは、後側部224は、母材を銅で構成され、その上にニッケルメッキ及び金メッキを施してなるものであり、径の小さい小径部226と、径の大きい大径部228とを有するように構成されている。ここで、小径部226の外径と前側部222の外径とはほぼ等しい。なお、本実施の形態による第1フェルール220の後側部224には、大径部228の主要な部位よりも径方向に突出した肩部225と、肩部225よりも後方に延びる段差解消部224aが形成されている。この段差解消部224aの肉厚は、第1光電気複合ケーブル100の第1外被140の肉厚に実質的に等しい。そのため、図3に示されるように、段差解消部224aを第1光電気複合ケーブル100の第1保護被膜120と第1メタル導体130との間に挿入すると、第1外被140を剥くことによって生じた段差を解消することができ、第1メタル導体130の外径を第1外被140の外径と実質的に等しくすることができる。更に、図3に示されるように、第1メタル導体130の外周と第1外被140との外周に亘るように、第1被かしめ部230を配し、その第1被かしめ部230をかしめることにより、第1メタル導体130と第1フェルール220の後側部224との電気的接続を図ることができる。
ここで、第1フェルール220の後側部224は、他の部材からなるものであってもよいが、第1メタル導体130との電気的接続を図るため少なくとも表面には導電性を持たせることが必要とされる。例えば、母材を樹脂で構成したのち、その表面に金属メッキを施すことにより第1フェルール220を構成することとしてもよい。この場合には前側部222と後側部224とを一体形成し、後側部224の部分のみを金属メッキして形成するようにする。但し、本実施の形態においては、第1光電気複合ケーブル100との接続にかしめ工程を採用していることから、第1フェルール220の母材は上述したように、銅(金属)であることが好ましい。
第1フェルール220は、前側部222が第1コネクタハウジング210の前端面から更に前方に突出するようにして、且つ、前後方向に移動可能な状態で、第1コネクタハウジング210に保持されている。具体的には、第1フェルール220の大径部228が第1コネクタハウジング210に摺動可能に支持されており、後側部224の肩部が前方への移動限界を規定している。なお、本実施の形態による第1フェルール220の前側部222は絶縁性材料からなるものであるので、第1コネクタハウジング210から突出していたとしても、間違ってショートしてしまうといった問題が生じない。
本実施の形態においては、上述したようにして第1光電気複合ケーブル100と第1フェルール220とを接続する際に、コイルスプリングで構成された第1付勢部材240にも第1光電気複合ケーブル100を通すこととしている。その上で、それら全体を第1コネクタハウジング210に後方から挿入し、その後、第1ストッパ250を第1コネクタハウジング210の後方に組み込むことで、第1フェルール220と第1ストッパ250との間に第1付勢部材(コイルスプリング)240を圧縮した状態で収容することとしている。これにより、第1付勢部材240は、常時、第1フェルール220を前方に押圧することとなる。なお、第1付勢部材240を低コストの樹脂等の絶縁部材で構成することとしても良い。
本実施の形態における第2コネクタ400は、図2及び図3に示されるように、絶縁性材料からなる第2コネクタハウジング410と、第2フェルール420と、第2被かしめ部430と、第2付勢部材440と、絶縁性材料からなる第2ストッパ450とを備えている。この第2コネクタ400の各構成要素は、第1コネクタ200の各構成要素と同一の構造等を有するものである。例えば、図1に示されるように、第2コネクタハウジング410は、第1コネクタハウジング210と同様、アダプタ500に係止される係止部412(後述)と、係止部412を操作するためのロック解除部414とを有している。また、図3に示されるように、第2フェルール420も、絶縁性材料からなる前側部422と、導電性材料からなる後側部424とからなるものであり、後側部424には、第1フェルール220の後側部224における段差解消部224aと同様の部位が設けられている。
本実施の形態におけるアダプタ500は、図1乃至図3並びに図5乃至図7に示されるように、絶縁材料からなるアダプタハウジング510と、導電性材料からなるスリーブ520と、スリーブ520を保持する第1部位530及び第2部位540からなるスリーブホルダ550とを備えている。アダプタハウジング510には、図1に示されるように、第1コネクタ200の係止部212が係止する係止孔512と、第2コネクタ400の係止部412が係止する係止孔514とが形成されている。
本実施の形態によるスリーブ520は、図3、図8及び図9に示されるように、第1フェルール220と第2フェルール420とを保持し且つ第1フェルール220と第2フェルール420との電気的接続を図るためのものである。スリーブ520に第1フェルール220と第2フェルール420とが挿入されると、スリーブ520は、第1フェルール220の小径部226と第2フェルール420の小径部とを外側から把持し、それによって両者の電気的接続を図る。
図2及び図7から理解されるように、本実施の形態によるスリーブホルダ550は、第1部位530と第2部位540との2つのパーツからなる。詳しくは、スリーブホルダ550は、図7及ぶ図10に示されるように、スリーブ520を収容する収容部554と、収容部554と連通する挿入口532,542とを有している。ここで、挿入口532,542の内径は、収容部554の内径(内壁部の径)よりも小さい。より具体的には、収容部554はスリーブ520を収容可能であるのに対して、挿入口532,542はスリーブが収容部554から抜け出ないように構成されている。
本実施の形態においては、スリーブ520を内包するようにして第1部位530と第2部位540とを組み合わせてスリーブホルダ550を構成し、その後、固定部560を用いて、スリーブホルダ550をアダプタハウジング510内に保持固定させることにより、アダプタ500を構成している。
更に詳しくは、本実施の形態によるスリーブ520は、図8及び図9に示されるような構造的特徴を有している。即ち、スリーブ520は、2つの縁部を有する1枚の金属平板をプレス加工して、縁部同士を対向させて筒状の本体部522を有するように形成されたものである。本実施の形態において縁部同士が対向してなる縁対向部(合わせ部)524は、実質的に縁部を合わせるようにして構成されたものであり、従って、本体部522は前述のように筒状となっている。しかしながら、本発明はこれに制限されるものではない。例えば、縁部同士を若干離した状態において対向させることにより縁対向部524を構成することとしてもよく、その場合、本体部522は略筒状形状を有することとなる。なお、本実施の形態においては、シンプルな形状の金属平板をプレス加工してあることから、スリーブ520全体が本体部522となっているが、前端及び後端に形状的特徴を設けることとした場合であっても、適切なフェルール保持機能を確保するため、スリーブ520の一部に本体部522と認められる部分を設ける必要がある。
本体部522は、スリーブ520が第1フェルール220及び第2フェルール420を保持する際に第1フェルール220及び第2フェルール420に当接する3つのフェルール当接部525,526,527を備えている。これらフェルール当接部525,526,527は、スリーブ520の軸方向と直交する面(直交面)内において互いに離して形成されている。具体的には、フェルール当接部525は、直交面内において、縁対向部524の反対側に位置している。また、フェルール当接部526,527は、フェルール当接部525とスリーブ520の中心における中心角が略120度をなすように、配置されている。即ち、図示されたフェルール当接部525,526,527は、直交面内において略120度間隔で配置されている。このフェルール当接部525,526,527は、直交面内において直線状であり、また、スリーブの軸方向に沿って延びている。即ち、各フェルール当接部525,526,527は、細長い平板形状を有している。その結果、図9に示されるように、スリーブ520は、直交面内において、三角おにぎりのような形状を有することとなっている。
かかる形状のスリーブ520の場合、内接円と外接円との差は、スリーブ520の肉厚自体よりも大きくすることができる。即ち、内接円を調整してフェルール保持機能を適切なものとする一方で、図10に示されるように、外接円を調整してスリーブホルダ550の収容部554内におけるスリーブ520のガタツキを防止することができる。しかも、本実施の形態のスリーブ520の場合、かかる調整は金属平板のプレス加工時に行ったり、その後のプレス加工によって行ったりすることができる。従って、本実施の形態によれば、コストの低いプレス加工によってスリーブ520の外接円及び内接円の調整を容易にでき、それによってフェルールの適切な保持とスリーブホルダ550内におけるガタツキ防止とを両立させることができる。
上述した実施の形態による光コネクタ装置は、光電気複合ケーブルの接続用に用いられるものであったが、上述した実施の形態にて示された概念は単なる光ケーブルの接続用に用いられる光コネクタ装置にも適用可能である。
その一方で、本発明は、上述した形状のスリーブ520のみに限定されるわけではない。例えば、図11乃至図13に示されるように、スリーブ570を光電気複合ケーブルの接続用により適した構成とすることとしても良い。詳しくは、スリーブ570もまた、2つの縁部を有する1枚の金属平板をプレス加工して、縁部同士を対向させて筒状の本体部572を有するように形成されたものである。そのため、スリーブ570も縁部同士が対向してなる縁対向部574を有している。また、スリーブ570の本体部572にも、上述したフェルール当接部525,526,527と同様に配置された3つのフェルール当接部575,576,577がプレス加工により設けられている。即ち、フェルール当接部575は、直交面内において、縁対向部574の反対側に位置しており、フェルール当接部576,577は、フェルール当接部575とスリーブ570の中心における中心角が略120度をなすように、配置されている。換言すると、図示されたフェルール当接部575,576,577は、直交面内において略120度間隔で配置されている。
ここで、スリーブ570は、単純な構造の金属平板をプレス加工して得られるものではなく、前端及び後端部分を所定形状に打ち抜いた後に折り曲げ加工してなるものであり、その結果、前端及び後端のそれぞれに1対のバネ部578と支持部579とを有することとなっている。このバネ部578は、縁対向部574を挟んで縁対向部574から同じ距離だけ離れた位置に位置する2つのフェルール当接部576,577に対応して設けられており、バネ部578は、第1フェルール220の後側部224の小径部226(又は第2フェルール420の小径部)と接触してフェルールとの電気的接触をより強固なものとするため、本体部572にて規定される内接円よりも初期状態において内側に突出している(図13参照)。一方、支持部579は、縁対向部574に対応して設けられている。即ち、支持部579は、直交面内において、2つのバネ部578の中間に位置している。この支持部579は、スリーブホルダ550の収容部554の内壁とスリーブ570外面との間の隙間を少なくするために設けられた部分である。スリーブ570はスリーブ550の収容部554内にガタを持った状態で収容されており、2つのバネ部578がスリーブ570の中心を通る線上から外れた位置に位置していることから、支持部579が設けられていない場合には、第1フェルール220又は第2フェルール420は収容部554内で上下方向のズレが生じる可能性があり、その結果、第1フェルール220又は第2フェルール420をスリーブ570に挿入する際、第1フェルール220又は第2フェルール420がスリーブ570の端面に当たり、挿入できなくなる、あるいは誘いが不十分になるおそれがある。しかしながら、支持部579を設けた場合、スリーブホルダ550の収容部554とスリーブ570外面との間の隙間、即ちガタが少なくなるため問題となるような上下方向のズレをなくすことができることから、第1フェルール220又は第2フェルール420をスリーブ570に挿入する際、スリーブ570への挿入が案内され、かつ確実に挿入されるようになる。
なお、支持部579は弾性を有していても有していなくてもどちらでも良いし、支持部579がスリーブホルダ550の内壁に最初から当接するようにしても、あるいは第1フェルール220又は第2フェルール420をスリーブ570に挿入した際に当接するように構成しても良い。
上述した実施の形態による光コネクタ装置は、第1コネクタ200、第2コネクタ400及びアダプタ500の3部品からなるものであったが、本発明はこれに制限されるものではない。2つのフェルールを突き合わせた状態で保持するスリーブを有する光コネクタ装置であれば本発明の概念は適用可能である。例えば、第2コネクタ400とアダプタ500とをまとめたような構成を有する光学部品にも、本発明の概念は適用することができる。
100 第1光電気複合ケーブル
110 第1光ファイバ素線
120 第1保護被膜
130 第1メタル導体
140 第1外被
200 第1コネクタ
210 第1コネクタハウジング
212 係止部
214 ロック解除部
220 第1フェルール
222 前側部
224 後側部
224a 段差解消部
225 肩部
226 小径部
228 大径部
230 第1被かしめ部
240 第1付勢部材
250 第1ストッパ
300 第2光電気複合ケーブル
310 第2光ファイバ素線
320 第2保護被膜
330 第2メタル導体
340 第2外被
400 第2コネクタ
410 第2コネクタハウジング
412 係止部
414 ロック解除部
420 第2フェルール
422 前側部
424 後側部
430 第2被かしめ部
440 第2付勢部材
450 第2ストッパ
500 アダプタ
500a アダプタ
510 アダプタハウジング
512 係止孔
514 係止孔
520 スリーブ
522 本体部
524 縁対向部(合わせ部)
525 フェルール当接部
526 フェルール当接部
527 フェルール当接部
530 第1部位
532 挿入口
540 第2部位
542 挿入口
550 スリーブホルダ
554 収容孔
560 固定部
570 スリーブ
572 本体部
574 縁対向部
575 フェルール当接部
576 フェルール当接部
577 フェルール当接部
578 バネ部
579 支持部

Claims (5)

  1. フェルールを保持するスリーブを有する光コネクタ装置であって、
    前記スリーブは、2つの縁部を有する金属平板を加工して前記縁部同士を対向させて筒状又は略筒状の本体部を有するように形成されてなるものであり、
    前記本体部は、前記スリーブの軸方向と直交する直交面内において互いに離して形成された複数のフェルール当接部であって、前記スリーブが前記フェルールを保持する際に前記フェルールに当接させられるフェルール当接部を備えている
    光コネクタ装置。
  2. 請求項1記載の光コネクタ装置であって、
    前記フェルール当接部の夫々は、前記直交面内において直線状であり、且つ、前記軸方向に沿って延びており、
    前記フェルール当接部は、3つあり、略120度間隔で前記本体部に配置されている
    光コネクタ装置。
  3. 請求項2記載の光コネクタ装置であって、
    前記本体部は、前記縁部同士が対向してなる縁対向部を有しており、
    前記フェルール当接部の1つは、前記直交面内において、前記縁対向部の反対側に位置している
    光コネクタ装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の光コネクタ装置であって、前記スリーブを保持するスリーブホルダを更に備えた光コネクタ装置において、
    前記フェルールは、光ファイバ素線とメタル導体とを含む光電気複合ケーブルの前記メタル導体と電気的に接続された状態で前記光電気複合ケーブルを保持するものであり、
    前記スリーブは、前記フェルールに接触する1対のバネ部と、支持部とを備えている
    光コネクタ装置。
  5. 請求項4記載の光コネクタ装置であって、
    前記直交面内において、前記支持部は前記1対のバネ部の中間に位置している
    光コネクタ装置。
JP2009198748A 2009-02-05 2009-08-28 光コネクタ装置 Active JP4987048B2 (ja)

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