JP2011045468A - 保管棚および保管棚の取付構造 - Google Patents

保管棚および保管棚の取付構造 Download PDF

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恵美 長谷川
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Abstract

【課題】種々の小物類を収納しやすく、かつ取り出しやすく、使い勝手の良い保管棚および保管棚の設置構造を提供することを目的とする。
【解決手段】壁面3に沿って取り付けられるとともに、この壁面3の幅方向に沿って長尺に形成され、小物類8を保管するための保管棚10において、固定部11と、前面化粧板12と、棚板13とを備えており、前面化粧板12は、固定部11の前面に設けられるとともに該前面化粧板12を前後方向に傾動させる傾動手段20を介して、固定部11に取り付けられていることを特徴とする。これにより、前面化粧板を前方に傾けることによって、棚板も同時に傾けることができるので、この棚板上に立たせた状態で保管された小物類も前方に傾けることができ、小物類を収納しやすく、かつ取り出しやすく、使い勝手がよくなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、壁面に沿って取り付けられるとともに、この壁面の幅方向に沿って長尺に形成され、小物類を保管するための保管棚と、この保管棚の取付構造に関する。
従来、壁面に沿って床上に設置され、上面が作業カウンターとして利用されるフロアキャビネットが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、このようなフロアキャビネットの作業カウンター上には、例えば電子レンジや炊飯ジャー、湯沸かしポット等の家電製品が設置される。
特開平08−191725号公報
ところで、調理時には、上述のような家電製品の他にも、スパイス類や調味料等の小物が頻繁に使用される。
ところが、これら小物を、作業カウンター上に並べてしまうと、作業スペースや家電製品の設置スペースを確保できない場合があるため、これら小物は、例えば、扉の内側に備え付けられたラックや、キャビネットに備え付けられた引き出しの中で保管される。
しかし、このように頻繁に使用されるスパイス類や調味料等の小物を、扉内側のラックや引き出し内で保管してしまうと、使い勝手が良くないという問題があった。
本発明の課題は、種々の小物類を収納しやすく、かつ取り出しやすく、使い勝手の良い保管棚および保管棚の設置構造を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、例えば図1〜図4に示すように、壁面3に沿って取り付けられるとともに、この壁面3の幅方向に沿って長尺に形成され、小物類8を保管するための保管棚10において、
前記壁面3に、この壁面3から前方に突出するようにして固定される固定部11と、
この固定部11の前方に位置し、該固定部11の下端部よりも下方に突出するとともに上端部よりも上方に突出することによって該固定部11の前面を遮蔽する前面化粧板12と、
この前面化粧板12の上部裏面に突出するようにして取り付けられるとともに、前記固定部11の上面に載置される棚板13とを備えており、
前記前面化粧板12は、前記固定部11の前面に設けられるとともに該前面化粧板12を前後方向に傾動させる傾動手段20(30)を介して、前記固定部11に取り付けられていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、前記固定部11と、前記前面化粧板12と、前記棚板13とを備えており、前記前面化粧板12は、前記固定部11の前面に設けられるとともに該前面化粧板12を前後方向に傾動させる傾動手段20(30)を介して、前記固定部11に取り付けられているので、小物類8を前記棚板13上に立たせた状態で保管することができるとともに、前記前面化粧板12を前方に傾けて、小物類8を取り出したり収納したりすることができる。
すなわち、前記前面化粧板12を前方に傾けることによって、前記棚板13も同時に傾けることができるので、この棚板13上に立たせた状態で保管された小物類8も前方に傾けることができる。これによって、例えば小物類8を、扉の内側に備え付けられたラックや、キャビネットに備え付けられた引き出しの中で保管する場合に比して、収納しやすく、かつ取り出しやすく、使い勝手がよくなる。
さらに、このような保管棚10が前記壁面3に沿って取り付けられるとともに、この壁面3の幅方向に沿って長尺に形成されることから、前記壁面3の幅方向に沿って、この保管棚10の長さ分の小物類8を多数保管することができるので、前記壁面3に沿って小物類8の保管場所を確保できるとともに、この壁面3の前方のスペースを作業スペース等として有効活用できる。
請求項2に記載の発明は、例えば図3および図4に示すように、請求項1に記載の保管棚10において、
前記前面化粧板12は、傾動範囲規制手段21(31)によって傾動範囲が規制されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、前記前面化粧板12は、傾動範囲規制手段21(31)によって傾動範囲が規制されているので、前記前面化粧板12が必要以上に前方に傾くことを防ぐことができ、前記前面化粧板12の傾けすぎによる前記棚板13上の小物類8の落下を確実に防ぐことができる。
請求項3に記載の発明は、例えば図1,図3および図4に示すように、請求項1または2に記載の保管棚10において、
前記固定部11の下面11dには、照明14が前記下面11dから突出しないようにして埋込設置されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、前記固定部11の下面11dには、照明14が前記下面11dから突出しないようにして埋込設置されているので、照明14を間接照明として利用できる。
また、照明14の下方を作業スペースとした際に、この照明14によって手元を照らすことができるので好ましい。
請求項4に記載の発明は、例えば図1,図3および図4に示すように、請求項1〜3のいずれか一項に記載の保管棚10において、
前記棚板13は、この棚板13の突出方向側端部に設けられるとともに、この棚板13に直交する方向に突出する立ち上がり部13aを有することを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、前記棚板13は、この棚板13の突出方向側端部に設けられるとともに、この棚板13に直交する方向に突出する立ち上がり部13aを有するので、小物類8が、前記棚板13の突出方向側端部よりも壁面3側に移動することを確実に防ぐことができる。これによって、例えば、前記前面化粧板12を前方に傾けたり、後方に戻したりする際に、小物類8が前記棚板13の突出方向側端部に落下することを確実に防ぐことができる。
請求項5に記載の発明は、保管棚10の取付構造であって、例えば図1〜図4に示すように、キッチン1の床2に、キッチン1の壁面3に沿って、上面が作業カウンター4aとされたフロアキャビネット4が設置されており、請求項1〜4のいずれか一項に記載の保管棚10は、前記作業カウンター4aよりも上方に位置する前記キッチン1の壁面3に取り付けられていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明によれば、前記保管棚10は、前記作業カウンター4aよりも上方に位置する前記キッチン1の壁面3に取り付けられているので、前記キッチン1において、前記壁面3に沿って小物類8の保管場所を確保できるとともに、この壁面3の前方のスペースを作業スペース等として有効活用できる。
また、前記保管棚10の下方に前記作業カウンター4aが位置するので、この作業カウンター4a上で、保管棚10に保管した小物類8を利用した作業を行う際に使い勝手がよく、作業効率を向上させることができる。
本発明によれば、固定部と、前面化粧板と、棚板とを備えており、前面化粧板は、固定部の前面に設けられるとともに該前面化粧板を前後方向に傾動させる傾動手段を介して固定部に取り付けられているので、小物類を棚板上に立たせた状態で保管することができるとともに、前面化粧板を前方に傾けて、小物類を取り出したり収納したりすることができる。
すなわち、前面化粧板を前方に傾けることによって、棚板も同時に傾けることができるので、この棚板上に立たせた状態で保管された小物類も前方に傾けることができる。これによって、例えば小物類を、扉の内側に備え付けられたラックや、キャビネットに備え付けられた引き出しの中で保管する場合に比して、収納しやすく、かつ取り出しやすく、使い勝手がよくなる。
さらに、このような保管棚が壁面に沿って取り付けられるとともに、この壁面の幅方向に沿って長尺に形成されることから、壁面の幅方向に沿って、この保管棚の長さ分の小物類を保管することができるので、壁面に沿って小物類の保管場所を確保できるとともに、この壁面の前方のスペースを作業スペース等として有効活用できる。
本発明の保管棚および保管棚の取付構造を示す断面図である。 同、正面図である。 同、拡大断面図である。 図3とは異なる形態の保管棚を示す拡大断面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明に係る保管棚および保管棚の取付構造の一例を示す断面図である。
図1において符号1は、キッチンを示す。このキッチン1は、例えばダイニングやリビングに隣接して配置されるスペースを指しており、このキッチン1の床2には、キッチン1の壁面3に沿って、上面が作業カウンター4aとされたフロアキャビネット4が設置されるとともに、このフロアキャビネット4に対向して調理台6が設置されている。
また、前記フロアキャビネット4の上方には、キッチン1の壁面3に沿って取り付けらるウォールキャビネット5が配設されている。
また、前記フロアキャビネット4の前面は開口しており、図1および図2に示すように、この開口を開閉する扉4bが複数枚設けられている。
また、前記ウォールキャビネット5の前面も開口しており、この開口を開閉する扉5aが複数枚設けられている。
さらに、前記調理台6の上方には、コンロ上方に位置するフードと換気扇(図示せず)とを有するレンジフード7が配設されている。
そして、前記フロアキャビネット4の作業カウンター4aよりも上方に位置するとともに、前記ウォールキャビネット5よりも下方に位置する前記キッチン1の壁面3に、保管棚10が複数取り付けられている。
この保管棚10には、例えばスパイス類や調味料等を始めとする種々の小物類8が保管される。また、小物類8だけでなく、料理本や雑誌9等も立て懸けるようにして保管できるようになっている。
また、この保管棚10は、前記壁面3の幅方向に沿って3つ隣接して取り付けられるとともに、これら3つの保管棚10が、前記壁面3の高さ方向に沿って所定の間隔をあけて2列に並列している。したがって、合計6つの保管棚10が並べて前記壁面3に取り付けられていることになる。ただし、この保管棚10のサイズや個数、並べ方は、これに限定されるものではない。
すなわち、この保管棚10は、前記壁面3の幅方向と略等しい長さに設定されていてもよいし、3列に並列してもよいし、適宜変更可能である。
ここで、前記保管棚10は、図1〜図3に示すように、前記壁面3の幅方向に沿って長尺に形成されており、前記壁面3に、この壁面3から前方に突出するようにして固定される固定部11と、この固定部11の前方に位置し、該固定部11の下端部よりも下方に突出するとともに上端部よりも上方に突出することによって該固定部11の前面を遮蔽する前面化粧板12と、この前面化粧板12の上部裏面に突出するようにして取り付けられるとともに、前記固定部11の上面に載置される棚板13とを備えている。
さらに、前記前面化粧板12は、前記固定部11の前面に設けられるとともに該前面化粧板12を前後方向に傾動させる傾動手段20を介して、前記固定部11に取り付けられている。
前記固定部11は、図3に示すように、前記壁面3から前方に向かって水平に突出するとともに、該固定部11の上面を構成する突出部11aと、この突出部11aの突出方向側端部に設けられるとともに垂直方向に下垂する前方下垂部11bと、前記突出部11aの突出方向側端部と反対側の端部に設けられるとともに垂直方向に下垂し、さらに前記突出部11aと共に前記壁面3に沿って取り付けられる後方下垂部11cとを有する。
したがって、この固定部11は、断面視略コ字型に形成されており、コ字の開口部分を下方に向けたような状態となっている。すなわち、この固定部11の下面11dには開口部が形成されていることになる。
また、前記後方下垂部11cの厚みは、前記壁面3に貼り付けられる壁面材3aの厚みと略等しくなるように設定されている。これによって、前記固定部11の一部が壁面3と一体化したように見せることができるので、保管棚10自体を備え付け家具として見せることができる。
また、前記固定部11の下面11dには、照明14が前記下面11dから突出しないようにして埋込設置されており、この照明14は、前記突出部11aの長さ方向に沿って点在するようにして該突出部11aの下面に設けられている。
ここで、前記固定部11の下面11dとは、前記前方下垂部11bの下面と、前記後方下垂部11cの下面と、下方に向かって開口する開口部とを含み、前記固定部11において最下面に位置する部分を指している。
なお、本実施の形態の照明14としては、例えば、LED(発光ダイオード)が用いられている。
LEDは、家庭用の交流100Vを直接電源とすることはできず、変圧器(トランス)を交流100V電源に接続し、この変圧器を電源としている。したがって、LEDを照明として前記突出部11aの下面に設ける際は、トランスも前記突出部11aの周囲に取り付ける必要がある。
そこで、本実施の形態においては、図示はしないが、前記固定部11の一側端部に、この固定部11に連続して、箱状に組んだ容器を取り付けて、この容器に前記トランスを収納しているものとする。
なお、このように固定部11の一側端部に箱状の収納容器を設けた際は、この収納容器も前記壁面3に、一部が壁面3と一体化するようにして固定するとともに、前記前面化粧板12によって遮蔽する。
また、この収納容器の上面と前記突出部11aの上面とは面一になっており、前記棚板13は、これら収納容器の上面および突出部11aの上面にわたって載置される。
さらに、前記固定部11の下面11dには、前記照明14の下方に位置するとともに、前記前方下垂部11bの下端部と後方下垂部11cの下端部との間に架設される板材15が設けられている。この板材15は透光性を有しており、前記照明14の光を透過できるようになっている。
前記前面化粧板12は、表面が化粧された板状体であり、少なくとも前記固定部11と略等しい長さに設定されている。
なお、この前面化粧板12の長さは、1つの固定部11の前面を遮蔽する分だけの長さとしてもよいし、横方向に連続する複数の固定部11の前面を遮蔽する分の長さに設定してもよいものとする。
前記棚板13は、前記固定部11の突出部11aと略等しい長さに設定されている。
また、この棚板13は、この棚板13の突出方向側端部に設けられるとともに、この棚板13に直交する方向に突出する立ち上がり部13aを有しており、小物類8が、前記棚板13の突出方向側端部よりも壁面3側に移動することを確実に防ぐことができる。
また、この棚板13は、この棚板13を前記前面化粧板12の裏面に固定するための固定用立ち上がり部13bを有している。すなわち、この固定用立ち上がり部13bは、前記棚板13の突出方向とは反対側の端部に設けられるとともに、この棚板13に直交する方向に突出するものであり、前記前面化粧板12の裏面に沿って固定されている。
前記傾動手段20としては、例えば蝶番が用いられている。
この蝶番20を用いる際は、複数の蝶番20の一方の板部20aを、前記固定部11の前方下垂部11bに固定するとともに、他方の板部20bを、前記前面化粧板12の裏面に固定して用いられている。
また、この蝶番20は、前記前方下垂部11bおよび前面化粧板12の長さ方向に沿って複数点在するようにして配置されている。ただし、前記前方下垂部11bの長さと略等しい長さに設定された蝶番を用いてもよいものとする。
さらに、前記前面化粧板12は、傾動範囲規制手段21によって傾動範囲が規制されており、前記前面化粧板12が必要以上に前方に傾くことを防げるようになっている。
この傾動範囲規制手段21としては、例えば、前記壁面3の幅方向に沿って隣り合う前面化粧板12の向かい合う側端面同士を連結するとともに、前記固定部11とリンク機構が用いられている。
このリンク機構21は、前記隣り合う前面化粧板12の向かい合う側端面のうち、一方の側端面に、軸部21bを介して回動可能に取り付けられるアーム21aと、他方の側端面に、軸部21bを介して回動可能に取り付けられるアーム21aと、これら両アーム21a,21aとを回動可能に連結する軸部21cとを備えている。
なお、このようなリンク機構21によって前記前面化粧板12の傾動範囲を規制する際は、前記アーム21a,21aの長さを適宜設定すればよい。
そして、このように前記前面化粧板12は、この傾動範囲規制手段21によって傾動範囲が規制されているので、必要以上に傾動することがない。したがって、前記前面化粧板12の前方の前記作業カウンター4a上には、例えば電子レンジや炊飯ジャー、湯沸かしポット等の家電製品を設置してもよい。
また、本実施の形態において、前記傾動手段は蝶番20としたが、これに限られるものではなく、適宜変更可能である。
したがって、例えば図4に示すように、前記固定部11の前方下垂部11bと前記前面化粧板12の裏面と連結する連結金物30を用いてもよい。
この連結金物30は、前記前方下垂部11bの下端面に取り付けられるとともに、該前方下垂部11bの前面よりも前方に突出する部分に差込穴部30bを有する固定板部30aと、前記前面化粧板12の裏面に取り付けられるとともに、下端部が前記差込穴部30bに差し込まれる差込部30cとを備えている。
そして、前記差込穴部30bの孔径は、前記差込部30cの径よりも大きくなるように形成されることによって、この差込部30cと差込穴部30bの面との間には隙間が生じており、この隙間を利用することによって、前記前面化粧板12が傾動できるようになっている。
さらに、本実施の形態において、前記傾動範囲規制手段はリンク機構21としたが、これに限られるものではなく、適宜変更可能である。
したがって、例えば図4に示すように、前記固定部11と前面化粧板12とを連結するチェーン部材31を用いてもよい。
なお、図4に示すように、前記固定部11の側面にチェーン部材31の一端を留め付ける際は、この固定部11の長さよりも前記前面化粧板12の長さを長く設定する。
なお、以上のような本実施の形態の保管棚10は、キッチン1に設けられるものとしたが、これに限るものではなく、様々な部屋の壁面に取り付けて、飾り棚や商品陳列棚等として用いてもよいものとする。したがって、この保管棚10に保管される物品も、スパイスや調味料等のようなキッチン関連のものだけでなく、適宜変更可能である。
本実施の形態によれば、前記固定部11と、前記前面化粧板12と、前記棚板13とを備えており、前記前面化粧板12は、前記固定部11の前面に設けられるとともに該前面化粧板12を前後方向に傾動させる傾動手段20(30)を介して、前記固定部11に取り付けられているので、小物類8を前記棚板13上に立たせた状態で保管することができるとともに、前記前面化粧板12を前方に傾けて、小物類8を取り出したり収納したりすることができる。
すなわち、前記前面化粧板12を前方に傾けることによって、前記棚板13も同時に傾けることができるので、この棚板13上に立たせた状態で保管された小物類8も前方に傾けることができる。これによって、例えば小物類8を、扉の内側に備え付けられたラックや、キャビネットに備え付けられた引き出しの中で保管する場合に比して、収納しやすく、かつ取り出しやすく、使い勝手がよくなる。
さらに、このような保管棚10が前記壁面3に沿って取り付けられるとともに、この壁面3の幅方向に沿って長尺に形成されることから、前記壁面3の幅方向に沿って、この保管棚10の長さ分の小物類8を多数保管することができるので、前記壁面3に沿って小物類8の保管場所を確保できるとともに、この壁面3の前方のスペースを作業スペース等として有効活用できる。
また、前記前面化粧板12は、傾動範囲規制手段21(31)によって傾動範囲が規制されているので、前記前面化粧板12が必要以上に前方に傾くことを防ぐことができ、前記前面化粧板12の傾けすぎによる前記棚板13上の小物類8の落下を確実に防ぐことができる。
また、前記固定部11の下面11dには、照明14が前記下面11dから突出しないようにして埋込設置されているので、照明14を間接照明として利用できる。
また、照明14の下方を作業スペースとした際に、この照明14によって手元を照らすことができるので好ましい。
また、前記棚板13は、この棚板13の突出方向側端部に設けられるとともに、この棚板13に直交する方向に突出する立ち上がり部13aを有するので、小物類8が、前記棚板13の突出方向側端部よりも壁面3側に移動することを確実に防ぐことができる。これによって、例えば、前記前面化粧板12を前方に傾けたり、後方に戻したりする際に、小物類8が前記棚板13の突出方向側端部に落下することを確実に防ぐことができる。
また、前記保管棚10は、前記作業カウンター4aよりも上方に位置する前記キッチン1の壁面3に取り付けられているので、前記キッチン1において、前記壁面3に沿って小物類8の保管場所を確保できるとともに、この壁面3の前方のスペースを作業スペース等として有効活用できる。
また、前記保管棚10の下方に前記作業カウンター4aが位置するので、この作業カウンター4a上で、保管棚10に保管した小物類8を利用した作業を行う際に使い勝手がよく、作業効率を向上させることができる。
1 キッチン
3 壁面
4a 作業カウンター
8 小物
10 保管棚
11 固定部
12 前面化粧板
13 棚板
20 傾動手段
21 規制手段
30 傾動手段
31 規制手段

Claims (5)

  1. 壁面に沿って取り付けられるとともに、この壁面の幅方向に沿って長尺に形成され、小物類を保管するための保管棚において、
    前記壁面に、この壁面から前方に突出するようにして固定される固定部と、
    この固定部の前方に位置し、該固定部の下端部よりも下方に突出するとともに上端部よりも上方に突出することによって該固定部の前面を遮蔽する前面化粧板と、
    この前面化粧板の上部裏面に突出するようにして取り付けられるとともに、前記固定部の上面に載置される棚板とを備えており、
    前記前面化粧板は、前記固定部の前面に設けられるとともに該前面化粧板を前後方向に傾動させる傾動手段を介して、前記固定部に取り付けられていることを特徴とする保管棚。
  2. 請求項1に記載の保管棚において、
    前記前面化粧板は、傾動範囲規制手段によって傾動範囲が規制されていることを特徴とする保管棚。
  3. 請求項1または2に記載の保管棚において、
    前記固定部の下面には、照明が前記下面から突出しないようにして埋込設置されていることを特徴とする保管棚。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の保管棚において、
    前記棚板は、この棚板の突出方向側端部に設けられるとともに、この棚板に直交する方向に突出する立ち上がり部を有することを特徴とする保管棚。
  5. キッチンの床に、キッチンの壁面に沿って、上面が作業カウンターとされたフロアキャビネットが設置されており、請求項1〜4のいずれか一項に記載の保管棚は、前記作業カウンターよりも上方に位置する前記キッチンの壁面に取り付けられていることを特徴とする保管棚の取付構造。
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