JP2003210263A - システムキッチン - Google Patents
システムキッチンInfo
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- JP2003210263A JP2003210263A JP2002018391A JP2002018391A JP2003210263A JP 2003210263 A JP2003210263 A JP 2003210263A JP 2002018391 A JP2002018391 A JP 2002018391A JP 2002018391 A JP2002018391 A JP 2002018391A JP 2003210263 A JP2003210263 A JP 2003210263A
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- kitchen equipment
- floor
- equipment
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Abstract
(57)【要約】
【課題】システムキッチンに新たな収納スペースを設
け、煩雑に取り扱われ勝ちな調味料などの小物を、その
使用性を妨げることなく、体裁良く、収納できるように
する。 【解決手段】レンジ５や流し台３などの床上厨房設備１
と、レンジフード６や吊戸棚７などの壁面厨房設備２と
が体系的に配置されたシステムキッチンにおいて、上記
両厨房設備１，２間の壁面Ｗに、横長の棚部１０ａ，１
０ｂを設けると共に、その前側に、窓１３の内扉を兼ね
るスライド扉１１ａ，１１ｂを、横方向に移動可能に設
けた。
け、煩雑に取り扱われ勝ちな調味料などの小物を、その
使用性を妨げることなく、体裁良く、収納できるように
する。 【解決手段】レンジ５や流し台３などの床上厨房設備１
と、レンジフード６や吊戸棚７などの壁面厨房設備２と
が体系的に配置されたシステムキッチンにおいて、上記
両厨房設備１，２間の壁面Ｗに、横長の棚部１０ａ，１
０ｂを設けると共に、その前側に、窓１３の内扉を兼ね
るスライド扉１１ａ，１１ｂを、横方向に移動可能に設
けた。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、レンジや流し台な
どの床上厨房設備と、レンジフードや吊戸棚などの壁面
厨房設備とが体系的に配置されてなるシステムキッチン
に関する。
どの床上厨房設備と、レンジフードや吊戸棚などの壁面
厨房設備とが体系的に配置されてなるシステムキッチン
に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種のシステムキッチンにおい
て、調理用具や食器などを収納するのは、床上厨房設備
のキャビネットの内部か、壁面に取り付けられた吊戸棚
の内部に限られていた。
て、調理用具や食器などを収納するのは、床上厨房設備
のキャビネットの内部か、壁面に取り付けられた吊戸棚
の内部に限られていた。
【０００３】また、使用する頻度の高い調味料などは、
レンジ近傍の適宜個所に置かれることが多く、収納する
場合も、別途、専用の収納器具を準備し、これをレンジ
の近傍位置に置いていた。
レンジ近傍の適宜個所に置かれることが多く、収納する
場合も、別途、専用の収納器具を準備し、これをレンジ
の近傍位置に置いていた。
【０００４】また、一般にこの種のシステムキッチンが
設置された個所に設けられた窓には、汚れ易く、かつ火
災のおそれもあるためカーテンは、取り付けられていな
かった。
設置された個所に設けられた窓には、汚れ易く、かつ火
災のおそれもあるためカーテンは、取り付けられていな
かった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のシステ
ムキッチンでは、収納個所が床上あるいは壁面に取り付
けられたキャビネットの内部に限られていたので、収納
量が少ないという問題点があった。
ムキッチンでは、収納個所が床上あるいは壁面に取り付
けられたキャビネットの内部に限られていたので、収納
量が少ないという問題点があった。
【０００６】また、使用する頻度の高い調味料などは、
キャビネット内に収納すると、使い勝手が悪いため、レ
ンジ近傍に置かれることが多く、そのためキッチンまわ
りが片付かず、煩雑になりがちであるという問題点もあ
った。
キャビネット内に収納すると、使い勝手が悪いため、レ
ンジ近傍に置かれることが多く、そのためキッチンまわ
りが片付かず、煩雑になりがちであるという問題点もあ
った。
【０００７】さらに、システムキッチンが設置された個
所に設けられた窓には、カーテンを取り付けることがで
きなかったので、採光量を調節したり、視界を遮ったり
することができず、昼間に調理する際に眩しく感じる場
合があったり、夜間に外部から覗かれたりするおそれが
あるという問題点もあった。
所に設けられた窓には、カーテンを取り付けることがで
きなかったので、採光量を調節したり、視界を遮ったり
することができず、昼間に調理する際に眩しく感じる場
合があったり、夜間に外部から覗かれたりするおそれが
あるという問題点もあった。
【０００８】本発明は、上記従来のシステムキッチンが
有していた問題点の解決を課題とする。
有していた問題点の解決を課題とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明のうち、請求項１記載の発明は、レンジや
流し台などの床上厨房設備と、レンジフードや吊戸棚な
どの壁面厨房設備とが体系的に配置されてなるシステム
キッチンにおいて、上記両厨房設備間の壁面に、横長の
棚部を突出するように設け、この棚部の前面に、横方向
に移動可能なスライド扉を設けたことを特徴とする。
めに、本発明のうち、請求項１記載の発明は、レンジや
流し台などの床上厨房設備と、レンジフードや吊戸棚な
どの壁面厨房設備とが体系的に配置されてなるシステム
キッチンにおいて、上記両厨房設備間の壁面に、横長の
棚部を突出するように設け、この棚部の前面に、横方向
に移動可能なスライド扉を設けたことを特徴とする。
【００１０】請求項２記載の発明は、請求項１記載の発
明の構成に、壁面の所定位置に窓が設けられた構成を加
え、スライド扉が、この窓の扉を兼ねるようにしたこと
を特徴とする。
明の構成に、壁面の所定位置に窓が設けられた構成を加
え、スライド扉が、この窓の扉を兼ねるようにしたこと
を特徴とする。
【００１１】請求項３記載の発明は、請求項１記載の発
明の構成中、スライド扉が、壁面厨房設備の下面に取り
付けられたガイドレールに、移動可能に吊り下げ支持さ
れたものと限定したことを特徴とする。
明の構成中、スライド扉が、壁面厨房設備の下面に取り
付けられたガイドレールに、移動可能に吊り下げ支持さ
れたものと限定したことを特徴とする。
【００１２】請求項４記載の発明は、請求項１記載の発
明の構成に、床上厨房設備が、その後方の壁面との間に
所定の間隙を有するように設置されると共に、この床上
厨房設備の上部後方には、前記間隙を塞ぐように横長の
載置部が設けられた構成を加えたことを特徴とする。
明の構成に、床上厨房設備が、その後方の壁面との間に
所定の間隙を有するように設置されると共に、この床上
厨房設備の上部後方には、前記間隙を塞ぐように横長の
載置部が設けられた構成を加えたことを特徴とする。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示した実施の形
態に基づき詳細に説明する。
態に基づき詳細に説明する。
【００１４】図１は、本発明に係るシステムキッチンの
実施形態の設置状態斜視図である。このシステムキッチ
ンは、従来のものと同様に、厨房内の壁面Ｗに沿って配
置される流し台３やフロアキャビネット４などの床上厨
房設備１と、その上側の天井近傍位置に取り付けられる
レンジフード６や吊戸棚７などの壁面厨房設備２とを有
している。そして、床上厨房設備１の上面は、レンジ５
や流し台３のシンク３ａが設けられた個所を除いて一枚
の天板８で覆われ、その内部には、食器や台所用品等の
収納部（図示せず）が設けられたり、あるいは、オーブ
ンや食器洗い乾燥機などの厨房設備（図示せず）が組み
込まれるようになっている。また、床上厨房設備１のレ
ンジ５が設けられた個所の上側には、壁面厨房設備２の
レンジフード６が位置しており、このレンジフード６で
調理時に発生した油煙などを吸い込み、屋外に排出する
ようにしている。
実施形態の設置状態斜視図である。このシステムキッチ
ンは、従来のものと同様に、厨房内の壁面Ｗに沿って配
置される流し台３やフロアキャビネット４などの床上厨
房設備１と、その上側の天井近傍位置に取り付けられる
レンジフード６や吊戸棚７などの壁面厨房設備２とを有
している。そして、床上厨房設備１の上面は、レンジ５
や流し台３のシンク３ａが設けられた個所を除いて一枚
の天板８で覆われ、その内部には、食器や台所用品等の
収納部（図示せず）が設けられたり、あるいは、オーブ
ンや食器洗い乾燥機などの厨房設備（図示せず）が組み
込まれるようになっている。また、床上厨房設備１のレ
ンジ５が設けられた個所の上側には、壁面厨房設備２の
レンジフード６が位置しており、このレンジフード６で
調理時に発生した油煙などを吸い込み、屋外に排出する
ようにしている。
【００１５】このように、システムキッチンは、食器や
調理器具などの台所用品の収納場所を確保すると共に、
調理や食器洗いなどの台所仕事が効率的に行えるよう
に、種々の厨房設備を機能、体系的に配置したものであ
る。
調理器具などの台所用品の収納場所を確保すると共に、
調理や食器洗いなどの台所仕事が効率的に行えるよう
に、種々の厨房設備を機能、体系的に配置したものであ
る。
【００１６】ここにおいて、本発明のシステムキッチン
では、床上厨房設備１と壁面厨房設備２との間の壁面Ｗ
に、図２に示すように、板状の棚部１０ａ，１０ｂを前
方（図２において右方）に突出するように設けている。
なお、この壁面Ｗは、不燃材のキッチンパネルやタイル
などの従来公知のものであり、棚部１０ａ，１０ｂは、
この壁面Ｗを構成した部材に一体形成されたものであっ
ても、あるいは、接着やねじ止めなどの手段で後付けさ
れたものであっても良い。
では、床上厨房設備１と壁面厨房設備２との間の壁面Ｗ
に、図２に示すように、板状の棚部１０ａ，１０ｂを前
方（図２において右方）に突出するように設けている。
なお、この壁面Ｗは、不燃材のキッチンパネルやタイル
などの従来公知のものであり、棚部１０ａ，１０ｂは、
この壁面Ｗを構成した部材に一体形成されたものであっ
ても、あるいは、接着やねじ止めなどの手段で後付けさ
れたものであっても良い。
【００１７】また、壁面厨房設備２の下面（図２におい
て下側）には、壁面Ｗと所定距離、離れた位置に壁面Ｗ
と平行にガイドレール９が取り付けられ、このガイドレ
ール９に、板状のスライド扉１１ａ，１１ｂが移動可能
に吊り下げ支持されている。このスライド扉１１ａ，１
１ｂは、高さが上下の厨房設備１，２間の間隔よりやや
短く、幅が棚部１０ａ，１０ｂの横幅とほぼ等しい寸法
に不燃材で形成されている。従って、壁面Ｗの前方に位
置した際には、棚部１０ａ，１０ｂの前面が、このスラ
イド扉１１ａ，１１ｂで前方から視認不可に覆われるこ
ととなる。
て下側）には、壁面Ｗと所定距離、離れた位置に壁面Ｗ
と平行にガイドレール９が取り付けられ、このガイドレ
ール９に、板状のスライド扉１１ａ，１１ｂが移動可能
に吊り下げ支持されている。このスライド扉１１ａ，１
１ｂは、高さが上下の厨房設備１，２間の間隔よりやや
短く、幅が棚部１０ａ，１０ｂの横幅とほぼ等しい寸法
に不燃材で形成されている。従って、壁面Ｗの前方に位
置した際には、棚部１０ａ，１０ｂの前面が、このスラ
イド扉１１ａ，１１ｂで前方から視認不可に覆われるこ
ととなる。
【００１８】また、床上厨房設備１は、図２に示すよう
に壁面Ｗとの間に所定の間隙Ｃを有して設置され、その
上部後方（図２において左方）には、この間隙Ｃを塞ぐ
ように横長の載置部１２ａ設けられている。なお、この
間隙Ｃは、床上厨房設備１用の配管スペースなどとして
適宜、利用すれば良く、また、側面が外部に開放される
場合は、その開放部分をサイドパネル（図示せず）など
を用いて適宜、塞げば良い。
に壁面Ｗとの間に所定の間隙Ｃを有して設置され、その
上部後方（図２において左方）には、この間隙Ｃを塞ぐ
ように横長の載置部１２ａ設けられている。なお、この
間隙Ｃは、床上厨房設備１用の配管スペースなどとして
適宜、利用すれば良く、また、側面が外部に開放される
場合は、その開放部分をサイドパネル（図示せず）など
を用いて適宜、塞げば良い。
【００１９】なお、図１において符号１３は、システム
キッチンが設置された後側の壁面Ｗに設けられた窓を示
す。
キッチンが設置された後側の壁面Ｗに設けられた窓を示
す。
【００２０】本発明のシステムキッチンは、上記の構成
を有している。
を有している。
【００２１】次にその機能について説明すると、まず、
本発明のシステムキッチンでは、床上厨房設備１が、壁
面Ｗから若干（数センチから十数センチ）離れて設置さ
れているが、他の基本的な配置や位置関係は、従来のも
のと何ら変わらず、従って、その取扱い方において、従
来のものと基本的に異なるところはなく、通常のシステ
ムキッチンと同様に、流し台３やレンジ５を用いて調理
などの台所仕事が効率的に行えるようになっている。こ
こにおいて、本発明のシステムキッチンでは、床上厨房
設備１と壁面厨房設備２との間の壁面Ｗに、棚部１０
ａ，１０ｂが突出するように設けられると共に、床上厨
房設備１の上部後方と壁面Ｗとの間に、キャビネットの
天板８を後方に延出したように載置部１２ａが設けられ
ているので、この棚部１０ａ，１０ｂや載置部１２ａに
調味料などの小物（図示せず）を載置することができ
る。また、この棚部１０ａ，１０ｂや載置部１２ａの前
面には、スライド扉１１ａ，１１ｂが横方向に移動可能
に設けられているので、このスライド扉１１ａ，１１ｂ
を棚部１０ａ，１０ｂの前面に移動させれば、スライド
扉１１ａ，１１ｂが、あたかも壁面を構成するように、
これらを覆い隠すこととなる。よって、調味料などの頻
繁に使用するものを、目障りになることなく、収納する
ことができ、しかも必要な際には、スライド扉１１ａ，
１１ｂを横方向（間口方向）に移動させて、これらを容
易に取り出すことができる。
本発明のシステムキッチンでは、床上厨房設備１が、壁
面Ｗから若干（数センチから十数センチ）離れて設置さ
れているが、他の基本的な配置や位置関係は、従来のも
のと何ら変わらず、従って、その取扱い方において、従
来のものと基本的に異なるところはなく、通常のシステ
ムキッチンと同様に、流し台３やレンジ５を用いて調理
などの台所仕事が効率的に行えるようになっている。こ
こにおいて、本発明のシステムキッチンでは、床上厨房
設備１と壁面厨房設備２との間の壁面Ｗに、棚部１０
ａ，１０ｂが突出するように設けられると共に、床上厨
房設備１の上部後方と壁面Ｗとの間に、キャビネットの
天板８を後方に延出したように載置部１２ａが設けられ
ているので、この棚部１０ａ，１０ｂや載置部１２ａに
調味料などの小物（図示せず）を載置することができ
る。また、この棚部１０ａ，１０ｂや載置部１２ａの前
面には、スライド扉１１ａ，１１ｂが横方向に移動可能
に設けられているので、このスライド扉１１ａ，１１ｂ
を棚部１０ａ，１０ｂの前面に移動させれば、スライド
扉１１ａ，１１ｂが、あたかも壁面を構成するように、
これらを覆い隠すこととなる。よって、調味料などの頻
繁に使用するものを、目障りになることなく、収納する
ことができ、しかも必要な際には、スライド扉１１ａ，
１１ｂを横方向（間口方向）に移動させて、これらを容
易に取り出すことができる。
【００２２】また、このスライド扉１１ａ，１１ｂは、
壁面Ｗに設けられた窓１３の前方にも移動可能なので、
窓１３の前方に移動させれば、外からの日差しを防いだ
り、その強さ調節することができると共に、夜間には、
外部から覗かれることを防止する目隠しにもなる。
壁面Ｗに設けられた窓１３の前方にも移動可能なので、
窓１３の前方に移動させれば、外からの日差しを防いだ
り、その強さ調節することができると共に、夜間には、
外部から覗かれることを防止する目隠しにもなる。
【００２３】さらにまた、本発明のシステムキッチンで
は、床上厨房設備１の天板８を後方に延長するように、
その上部後方に載置部１２ａが設けられているので、そ
の上面を広く使用することができる。
は、床上厨房設備１の天板８を後方に延長するように、
その上部後方に載置部１２ａが設けられているので、そ
の上面を広く使用することができる。
【００２４】以上のようにして本発明のシステムキッチ
ンは、使用されるものである。
ンは、使用されるものである。
【００２５】なお、上記のスライド扉１１ａ，１１ｂの
前面に、手掛りを兼ねるフックバーなどを取り付けても
良く、そのようにすれば、布巾などを掛けることができ
ると共に、移動操作も容易に行えることとなり、一層望
ましい。
前面に、手掛りを兼ねるフックバーなどを取り付けても
良く、そのようにすれば、布巾などを掛けることができ
ると共に、移動操作も容易に行えることとなり、一層望
ましい。
【００２６】図３並びに図４は、本発明の他の実施形態
を示したスライド扉閉状態と開状態の正面図である。こ
の場合は、棚部１０ａが設けられた壁面Ｗ側にレンジ５
とレンジフード６を配置しており、他の構成は、上記の
ものと何ら変わらない。したがって、図３に示すよう
に、棚部１０ａ，１０ｂが設けられた壁面Ｗの前方にス
ライド扉１１ａ，１１ｂを位置させれば、このスライド
扉１１ａ，１１ｂがあたかも壁面Ｗを構成するかのよう
に見え、その後側に位置した棚部１０ａ，１０ｂやその
上に載置されたものが、外部から見えないように隠蔽さ
れる。そして、調理や洗い物などの際、棚部１０ａ，１
０ｂに載置されたものを取り出すには、図４に示すよう
に、スライド扉１１ａ，１１ｂを横方向に移動させれば
良く、このことで、棚部１０ａ，１０ｂに載置された調
味料１４や洗剤１５などを簡単に取り出すことができ
る。そして、またこのようにスライド扉１１ａ，１１ｂ
を移動させれば、このスライド扉１１ａ，１１ｂが窓１
３の内扉のように機能して、窓１３から差し込む光を遮
ったり、外からの視界を遮ったりすることができるもの
である。
を示したスライド扉閉状態と開状態の正面図である。こ
の場合は、棚部１０ａが設けられた壁面Ｗ側にレンジ５
とレンジフード６を配置しており、他の構成は、上記の
ものと何ら変わらない。したがって、図３に示すよう
に、棚部１０ａ，１０ｂが設けられた壁面Ｗの前方にス
ライド扉１１ａ，１１ｂを位置させれば、このスライド
扉１１ａ，１１ｂがあたかも壁面Ｗを構成するかのよう
に見え、その後側に位置した棚部１０ａ，１０ｂやその
上に載置されたものが、外部から見えないように隠蔽さ
れる。そして、調理や洗い物などの際、棚部１０ａ，１
０ｂに載置されたものを取り出すには、図４に示すよう
に、スライド扉１１ａ，１１ｂを横方向に移動させれば
良く、このことで、棚部１０ａ，１０ｂに載置された調
味料１４や洗剤１５などを簡単に取り出すことができ
る。そして、またこのようにスライド扉１１ａ，１１ｂ
を移動させれば、このスライド扉１１ａ，１１ｂが窓１
３の内扉のように機能して、窓１３から差し込む光を遮
ったり、外からの視界を遮ったりすることができるもの
である。
【００２７】また、このように、レンジ５の後側の壁面
Ｗに棚部１０ａを設け、その前側にスライド扉１１ａを
移動可能に設けたとしても、このスライド扉１１ａは不
燃材で形成されているので、燃えるおそれはなく、安全
であり、そればかりか、棚部１０ａに載置された調味料
１４などが熱に曝されないように、保護する機能も有す
る。また、このようにレンジ５の後側の壁面Ｗに棚部１
０ａを設ければ、調理の際に頻繁に使用する調味料１４
などをレンジ５の近傍位置に、簡単に収納することがで
き、便利である。
Ｗに棚部１０ａを設け、その前側にスライド扉１１ａを
移動可能に設けたとしても、このスライド扉１１ａは不
燃材で形成されているので、燃えるおそれはなく、安全
であり、そればかりか、棚部１０ａに載置された調味料
１４などが熱に曝されないように、保護する機能も有す
る。また、このようにレンジ５の後側の壁面Ｗに棚部１
０ａを設ければ、調理の際に頻繁に使用する調味料１４
などをレンジ５の近傍位置に、簡単に収納することがで
き、便利である。
【００２８】図５は、本発明のさらに他の実施形態を示
した斜視図である。図示したように、この場合は、窓１
２のない壁面側に、棚部１０ｃと載置部１２ｂとを設け
ている。したがって、スライド扉１１ｃは、前記のもの
のように、窓１２の扉を兼ねるものではないが、棚部１
０ｃを横方向に連続した長いものとすることができ、そ
の収容量を増やすことができる。なお、このように壁の
一面に棚部１０ｃを設けた場合は、スライド扉は一枚で
あっても良いが、ガイドレールを二本併設し、二枚のス
ライド扉が引戸式に前後に重なって移動できるようにす
れば、壁面Ｗに設けられた棚部１０ｃを完全に覆い隠す
ことができ、都合が良い。
した斜視図である。図示したように、この場合は、窓１
２のない壁面側に、棚部１０ｃと載置部１２ｂとを設け
ている。したがって、スライド扉１１ｃは、前記のもの
のように、窓１２の扉を兼ねるものではないが、棚部１
０ｃを横方向に連続した長いものとすることができ、そ
の収容量を増やすことができる。なお、このように壁の
一面に棚部１０ｃを設けた場合は、スライド扉は一枚で
あっても良いが、ガイドレールを二本併設し、二枚のス
ライド扉が引戸式に前後に重なって移動できるようにす
れば、壁面Ｗに設けられた棚部１０ｃを完全に覆い隠す
ことができ、都合が良い。
【００２９】以上のようにして、本発明のシステムキッ
チンは、使用されるものである。
チンは、使用されるものである。
【００３０】なお、図示した実施の形態では、壁面Ｗに
設けられた棚部１０ａ，１０ｂ（または１０ｃ）の突出
寸法だけ、床上厨房設備１を壁面Ｗから離れて設置し、
床上厨房設備１と壁面Ｗとの間に形成される間隙Ｃを載
置部１２ａ（または１２ｂ）で塞いだ例を示したが、壁
面Ｗに設けられた棚部の奥行き寸法が数センチメートル
程度の小さなものであれば、載置部を設けず、床上厨房
設備１をその背面が直接、壁面Ｗに接するようにして設
置しても良い。
設けられた棚部１０ａ，１０ｂ（または１０ｃ）の突出
寸法だけ、床上厨房設備１を壁面Ｗから離れて設置し、
床上厨房設備１と壁面Ｗとの間に形成される間隙Ｃを載
置部１２ａ（または１２ｂ）で塞いだ例を示したが、壁
面Ｗに設けられた棚部の奥行き寸法が数センチメートル
程度の小さなものであれば、載置部を設けず、床上厨房
設備１をその背面が直接、壁面Ｗに接するようにして設
置しても良い。
【００３１】また、図示した実施の形態では、床上厨房
設備１のフロアキャビネットなどがＬ形やＩ形に配置さ
れたものを例に説明したが、本発明のシステムキッチン
は、床上厨房設備１と壁面厨房設備２との間の壁面Ｗ
に、棚部１０ａ，１０ｂ（または１０ｃ）が設けられ、
この棚部１０ａ，１０ｂ（または１０ｃ）がスライド扉
１１ａ，１１ｂ（または１１ｃ）で覆われるようになっ
ていれば良く、この棚部１０ａ，１０ｂ（または１０
ｃ）やスライド扉１１ａ，１１ｂ（または１１ｃ）が設
けられるシステムキッチンの形態は、従来公知のどのよ
うなものであっても良い。
設備１のフロアキャビネットなどがＬ形やＩ形に配置さ
れたものを例に説明したが、本発明のシステムキッチン
は、床上厨房設備１と壁面厨房設備２との間の壁面Ｗ
に、棚部１０ａ，１０ｂ（または１０ｃ）が設けられ、
この棚部１０ａ，１０ｂ（または１０ｃ）がスライド扉
１１ａ，１１ｂ（または１１ｃ）で覆われるようになっ
ていれば良く、この棚部１０ａ，１０ｂ（または１０
ｃ）やスライド扉１１ａ，１１ｂ（または１１ｃ）が設
けられるシステムキッチンの形態は、従来公知のどのよ
うなものであっても良い。
【００３２】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち、請
求項１記載の発明は、床上厨房設備と壁面厨房設備との
間の壁面に棚部を設け、この棚部の前面に、横方向に移
動可能なスライド扉を設けたので、調味料などを使用し
易い便利な位置に、体裁良く、収納することができる。
よって、台所作業の際の動線に無駄な動きが少なくな
り、システムキッチンの使用性が向上すると共に、その
外観体裁を良好に維持することが可能になるという効果
がある。
求項１記載の発明は、床上厨房設備と壁面厨房設備との
間の壁面に棚部を設け、この棚部の前面に、横方向に移
動可能なスライド扉を設けたので、調味料などを使用し
易い便利な位置に、体裁良く、収納することができる。
よって、台所作業の際の動線に無駄な動きが少なくな
り、システムキッチンの使用性が向上すると共に、その
外観体裁を良好に維持することが可能になるという効果
がある。
【００３３】請求項２記載の発明は、棚部の前側に移動
可能に設けられたスライド扉が窓の扉を兼ねるようにし
たので、上記請求項１記載の発明の効果に加え、日差し
を防いだり、調節することができると共に、外部から覗
かれることを防止するための目隠しにもなるという効果
がある。
可能に設けられたスライド扉が窓の扉を兼ねるようにし
たので、上記請求項１記載の発明の効果に加え、日差し
を防いだり、調節することができると共に、外部から覗
かれることを防止するための目隠しにもなるという効果
がある。
【００３４】請求項３記載の発明は、壁面厨房設備の下
面にガイドレールを取り付け、このガイドレールでスラ
イド扉を移動可能に吊り下げ支持することとしたので、
従来の床上厨房設備や壁面厨房設備をそのまま利用する
ことができ、また、それらの使用性を妨げるおそれもな
い。
面にガイドレールを取り付け、このガイドレールでスラ
イド扉を移動可能に吊り下げ支持することとしたので、
従来の床上厨房設備や壁面厨房設備をそのまま利用する
ことができ、また、それらの使用性を妨げるおそれもな
い。
【００３５】請求項４記載の発明は、床上厨房設備を壁
面から離れて設置し、床上厨房設備と壁面との間に形成
される間隙を載置部で塞いだので、上記請求項１記載の
発明の効果に加え、床上厨房設備の天面上を広く使用す
ることが可能になると共に、この間隙に給水、給湯配管
やガス配管などを配置することが可能になる。よって、
キャビネット内の収納スペースが、これらの配管で狭め
られることがなくなると共に、配管の接続作業も行い易
くなるという効果が得られる。
面から離れて設置し、床上厨房設備と壁面との間に形成
される間隙を載置部で塞いだので、上記請求項１記載の
発明の効果に加え、床上厨房設備の天面上を広く使用す
ることが可能になると共に、この間隙に給水、給湯配管
やガス配管などを配置することが可能になる。よって、
キャビネット内の収納スペースが、これらの配管で狭め
られることがなくなると共に、配管の接続作業も行い易
くなるという効果が得られる。
【図１】本発明に係るシステムキッチンの実施形態を示
した斜視図である。
した斜視図である。
【図２】図１に示したシステムキッチンの側面図であ
る。
る。
【図３】本発明の他の実施形態によるシステムキッチン
の収納状態の正面図である。
の収納状態の正面図である。
【図４】図３に示したシステムキッチンの使用状態の正
面図である。
面図である。
【図５】本発明のさらに他の実施形態を示した斜視図で
ある。
ある。
１ 床上厨房設備
２ 壁面厨房設備
３ 流し台
３ａ シンク
４ フロアキャビネット
５ レンジ
６ レンジフード
７ 吊戸棚
８ 天板
９ ガイドレール
１０ａ，１０ｂ，１０ｃ 棚部
１１ａ，１１ｂ，１１ｃ スライド扉
１２ａ，１２ｂ 載置部
１３ 窓
Ｗ 壁面
Ｃ 間隙
Claims (4)
- 【請求項１】 レンジや流し台などの床上厨房設備と、
レンジフードや吊戸棚などの壁面厨房設備とが体系的に
配置されてなるシステムキッチンにおいて、 上記両厨房設備間の壁面に、横長の棚部が突出するよう
に設けられ、この棚部の前面には、横方向に移動可能な
スライド扉が設けられたことを特徴とするシステムキッ
チン。 - 【請求項２】 壁面の所定位置に窓が設けられ、スライ
ド扉が、この窓の扉を兼ねることを特徴とする請求項１
記載のシステムキッチン。 - 【請求項３】 上記スライド扉は、壁面厨房設備の下面
に取り付けられたガイドレールに、移動可能に吊り下げ
支持されていることを特徴とする請求項１記載のシステ
ムキッチン。 - 【請求項４】 床上厨房設備が、その後方の壁面との間
に所定の間隙を有するように設置されると共に、この床
上厨房設備の上部後方には、前記間隙を塞ぐように横長
の載置部が設けられたことを特徴とする請求項１記載の
システムキッチン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002018391A JP2003210263A (ja) | 2002-01-28 | 2002-01-28 | システムキッチン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002018391A JP2003210263A (ja) | 2002-01-28 | 2002-01-28 | システムキッチン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003210263A true JP2003210263A (ja) | 2003-07-29 |
Family
ID=27653759
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002018391A Pending JP2003210263A (ja) | 2002-01-28 | 2002-01-28 | システムキッチン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003210263A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010276222A (ja) * | 2009-05-26 | 2010-12-09 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 換気装置付き厨房装置 |
| JP2010276224A (ja) * | 2009-05-26 | 2010-12-09 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 換気装置付き厨房装置 |
| JP2010276223A (ja) * | 2009-05-26 | 2010-12-09 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 換気装置付き厨房装置 |
| CN104305746A (zh) * | 2014-10-13 | 2015-01-28 | 广东皮阿诺科学艺术家居股份有限公司 | 一种橱柜 |
| CN109567430A (zh) * | 2017-09-29 | 2019-04-05 | 宁波鼎安电器有限公司 | 一种厨房组合电器柜 |
-
2002
- 2002-01-28 JP JP2002018391A patent/JP2003210263A/ja active Pending
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| CN104305746A (zh) * | 2014-10-13 | 2015-01-28 | 广东皮阿诺科学艺术家居股份有限公司 | 一种橱柜 |
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| A977 | Report on retrieval |
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|
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