JP2011045201A - 電動工具 - Google Patents

電動工具 Download PDF

Info

Publication number
JP2011045201A
JP2011045201A JP2009192440A JP2009192440A JP2011045201A JP 2011045201 A JP2011045201 A JP 2011045201A JP 2009192440 A JP2009192440 A JP 2009192440A JP 2009192440 A JP2009192440 A JP 2009192440A JP 2011045201 A JP2011045201 A JP 2011045201A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
turns
coil
phase
stator
coils
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009192440A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5478987B2 (ja
Inventor
Kenichi Ota
健一 太田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Makita Corp
Original Assignee
Makita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Makita Corp filed Critical Makita Corp
Priority to JP2009192440A priority Critical patent/JP5478987B2/ja
Priority to US12/857,902 priority patent/US8421282B2/en
Priority to EP10173303.8A priority patent/EP2288007B1/en
Priority to CN201010259399.7A priority patent/CN101997376B/zh
Priority to RU2010135057/07A priority patent/RU2545171C2/ru
Publication of JP2011045201A publication Critical patent/JP2011045201A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5478987B2 publication Critical patent/JP5478987B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K3/00Details of windings
    • H02K3/04Windings characterised by the conductor shape, form or construction, e.g. with bar conductors
    • H02K3/28Layout of windings or of connections between windings
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K7/00Arrangements for handling mechanical energy structurally associated with dynamo-electric machines, e.g. structural association with mechanical driving motors or auxiliary dynamo-electric machines
    • H02K7/14Structural association with mechanical loads, e.g. with hand-held machine tools or fans
    • H02K7/145Hand-held machine tool

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Windings For Motors And Generators (AREA)
  • Brushless Motors (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Abstract

【課題】 ブラシレスモータが搭載された電動工具において、固定子巻線を構成するコイルの巻数を調整して、モータの出力特性を容易に調整する上で有効な技術を提供する。
【解決手段】 永久磁石が設けられた回転子122,133と、筒状の固定子と、当該固定子の内周側に配されて回転子を回転駆動する3相の固定子巻線とを有するブラシレスモータが搭載された電動工具において、固定子の内面側には、複数のスロットが周方向に所定間隔で形成され、3相の固定子巻線のそれぞれは、固定子の複数のスロットに巻き回されたコイルが複数個接続されることで構成されており、同位相の各スロットに巻き回された複数のコイルの巻数の合計が、3相とも同一で、かつ同位相のスロット数の倍数でないことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、3相のブラシレスモータを備えた電動工具に関し、詳しくは、固定子巻線を構成する複数のコイルの巻数を調整してモータの出力特性を調整する技術に関する。
一般的に、ブラシレスモータの固定子には、永久磁石からなる回転子を収容する内周面側に複数のスロットが設けられ、そして複数のスロットに巻き回されたコイルが複数直列にあるいは並列に接続されることによって固定子巻線が構成されている。固定子巻線のコイルにモータの駆動電流が供給されると、コイルの周囲にはフィールド磁界が発生し、永久磁石による磁界と作用し合い、これによって回転子が回転駆動される。
固定子巻線を構成するコイルのスロットに対する巻数は、モータの所望の出力特性、すなわち、所望のトルクや回転速度に応じて、各コイルについて同じ数が選択されるのが一般的である。固定子巻線を構成するコイルは、各コイルにつき相違する巻数を選択すると、各コイルに駆動電流が流れた際に周囲に発生する磁界の強さにばらつきが生じる。そして、これに起因してモータのトルクむらが発生し、振動問題が起こり得る。
しかしながら、モータは、例えば、全てのコイル巻数をn巻とすると所望のトルク出力特性を達成することができず、全てのコイル巻数を(n+1)巻とすると所望のトルク出力特性を超過する場合がある。
コイル巻数(モータ特性)の調整を行う従来技術として、例えば実公昭61−3241号公報(特許文献1)が知られている。公報に記載のコイル巻数の調整技術は、主固定子巻線と同位相に補助固定子巻線を設け、補助固定子巻線のスロット数又は1スロット当たりの巻数を変えるようにしたものである。
しかしながら、上記公報記載の技術は、主固定子巻線以外に補助固定子巻線を利用する構成のため、補助固定子巻線を巻くことで、主固定子巻線を巻くためのスペースが限られてしまうことになり、有効な策とはいい難い。
なお、コイル巻数(モータ特性)の調整を行う他の方法として、巻線の巻き始めと巻き終わりを同じにするか、異ならせるかによって巻数を調整することも可能であるが、電動工具内での配線の取り回しにおいて、巻き始めと巻き終わりの位置を自由に変更することは困難となる。
また、コイル巻数(モータ特性)の調整を行う更に他の方法として、巻線の渡り線(複数のコイル同士をつなぐ線)を結線側にするか反結線側にするかで巻数を調整することも可能であるが、3相モータの場合、渡り線が3本重なることになる。それを両側どちらでも渡せるようにするために、固定子の長軸方向端部に両側それぞれに3本ずつで計6本分のスペースを準備しなければならず、モータ長軸方向が長くなってしまう。
実公昭61−3241号公報
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、ブラシレスモータが搭載された電動工具において、固定子巻線を構成するコイルの巻数を調整して、モータの出力特性を容易に調整する技術を提供することをその目的とする。
上記課題を達成するため、本発明に係る作業工具の好ましい形態によれば、永久磁石が設けられた回転子と、筒状の固定子と、当該固定子の内周側に配されて回転子を回転駆動する3相の固定子巻線とを有するブラシレスモータが設けられ、当該ブラシレスモータによって先端工具を回転駆動させて所定の加工作業を行う電動工具が構成される。なお、本発明における「電動工具」は、打撃作業、穴開け作業、締付け作業に用いられる作業工具、切断作業や切削作業あるいは研削作業や研磨作業に用いられる作業工具等、モータを駆動源とする電動式の作業工具を広く包含する。
本発明の電動工具では、固定子の内面側には、複数のスロットが周方向に所定間隔で形成されている。そして、3相の固定子巻線のそれぞれは、固定子の複数のスロットに巻き回されたコイルが複数個接続されることで構成されており、同位相の各スロットに巻き回された複数のコイルの巻数の合計が、3相とも同一で、かつ同位相のスロット数の倍数でないことを特徴としている。
本発明によれば、同位相の固定子巻線を構成する複数のコイルの巻数を調整することによりモータの出力特性を容易に調整することができる。例えば、同位相のスロット数が2個の場合(各相の固定子巻線が2個のコイルで構成される場合)であれば、例えば各相のコイルの合計巻数を7巻きとし、同位相の2個のコイルのうち、一方のコイルの巻数を3巻き、他方のコイルの巻数を4巻きとして構成し、あるいは一方のコイルの巻数を2巻き、他方のコイルの巻数を5巻きとして構成する。
本発明は、上記のように、コイルの巻数を調整してモータの出力特性を調整する方式のため、補助固定子巻線を用いてモータの出力特性を調整する従来とは異なり、固定子に補助固定子巻線を配置するためのスペースを設定することが不要となり、固定子巻線の配置スペースを容易に確保することができる。
また、本発明によれば、各相の固定子巻線についてはコイル巻数が同じであり、このため、各固定子巻線に駆動電流が流れた際に、各固定子巻線の周囲に発生する磁界の強さにばらつきが生じ難い。
本発明に係る電動工具の更なる形態によれば、同位相の各スロットに巻き回された複数のコイルの巻数の合計が、3相とも同一で、かつ同位相のスロット数の倍数でないことを前提として、各位相の各X番目同士のコイルの巻数を同じとし、そして同位相の各スロットに巻き回されたコイルのうち、1つのコイルの巻数を基準として、残りのコイルの巻数との各巻数差のうち、少なくとも1つが1回であり、残りが1又は0回であるとした。なお、本発明における「X番目」とは、例えばスロットに対するコイルの巻始め側から数えたときの順番をいう。
本発明によれば、上記のような構成としたことで、同位相の各スロットに巻かれたコイルの巻数差を最小とすることができる。このため、コイル巻数に偏りの少ないバランスの良い巻数調整となり、隣り合うスロットに巻き回されるコイル相互の接触回避が合理的になされるとともに、コイルエンド高さが略均等化され、発熱も略均等になる。
本発明に係る電動工具の更なる形態によれば、各位相の各X番目同士のコイルの巻数を同じとし、そして同位相の各スロットに巻き回されたコイルのうち、1つのコイルの巻数を基準として、残りのコイルの巻数との各巻数差のうち、少なくとも1つが1回であり、残りが1又は0回であることを前提として、各X番目のコイルの隣には、異なる位相で、かつX番目以外のコイルが配置されている構成とした。
本発明によれば、上記のような構成としたことで、固定子の周方向に関する固定子巻線のコイル巻数の偏りを最小とすることができる。このため、バランスの良い巻数調整となり、隣り合うスロットに巻き回されるコイル相互の接触回避が合理的になされるとともに、コイルエンド高さが略均等化され、発熱も略均等になる。
本発明に係る作業工具の別の形態によれば、永久磁石が設けられた回転子と、筒状の固定子と、当該固定子の内周側に配されて回転子を回転駆動する3相の固定子巻線とを有するブラシレスモータが設けられ、当該ブラシレスモータによって先端工具を回転駆動させて所定の加工作業を行う電動工具が構成される。なお、本発明における「電動工具」は、打撃作業、穴開け作業、締付け作業に用いられる作業工具、切断作業や切削作業あるいは研削作業や研磨作業に用いられる作業工具等、モータを駆動源とする電動式の作業工具を広く包含する。
本発明の電動工具では、固定子の内面側には、複数のスロットが周方向に所定間隔で形成されている。そして、3相の固定子巻線のそれぞれは、固定子の複数のスロットに巻き回されたコイルが複数個接続されることで構成されており、各相のコイルの合計巻数のうち、1つの位相のコイルの合計巻数が、他の2つの位相のうちの一方の位相のコイルの合計巻数と異なり、かつ各スロットに巻き回されたコイルの巻数の合計が3の倍数でないことを特徴としている。
本発明によれば、同位相の固定子巻線を構成する複数のコイルの巻数を調整することによりモータの出力特性を容易に調整することができる。例えば、同位相のスロット数が2個の場合(各相の固定子巻線が2個のコイルで構成される場合)であれば、例えば3相のうちの2相のコイルの合計巻数をそれぞれ7巻きとし、他の1相のコイルの合計巻数を8巻きとする一方、3相のうちの2相の各2個のコイルのうち、一方のコイルの巻数をそれぞれ3巻き、他方のコイルの巻数をそれぞれ4巻きとし、かつ他の1相の2個のコイルのうち、一方のコイルの巻数を3巻き、他方のコイルの巻数を5巻きとして構成する。
本発明は、上記のように、コイルの巻数を調整してモータの出力特性を調整する方式のため、補助固定子巻線を用いてモータの出力特性を調整する従来とは異なり、固定子に補助固定子巻線を配置するためのスペースを設定することが不要となり、固定子巻線の配置スペースを容易に確保することができる。
また、本発明によれば、3相のうちの2相についてはコイル巻数がそれぞれ同じであり、かつ他の1相のコイル巻数差を最小とすることが可能なため、各固定子巻線に駆動電流が流れた際に、各固定子巻線の周囲に発生する磁界の強さにばらつきが生じ難い。
本発明に係る電動工具の更なる形態によれば、各スロットに巻き回されたコイルの巻数の合計が3の倍数でないことを前提として、同位相の各スロットに巻き回されたコイルの合計巻数のうち、1つの相のコイルの合計巻数を基準として、残りの相のコイルの合計巻数との各巻数差のうち、少なくとも1つが1回であり、もう一方が1又は0回であるとした。
本発明によれば、上記のような構成とすることで、異なる位相間でのコイルの合計巻数の巻数差を最小とすることができる。このため、コイル巻数に偏りの少ないバランスの良い巻数調整となり、隣り合うスロットに巻き回されるコイル相互の接触回避が合理的になされるとともに、コイルエンド高さが略均等化され、発熱も略均等になる。
本発明に係る電動工具の更なる形態によれば、同位相の各スロットに巻き回されたコイルの合計巻数のうち、1つの相のコイルの合計巻数を基準として、残りの相のコイルの合計巻数との各巻数差のうち、少なくとも1つが1回であり、もう一方が1又は0回であることを前提として、各位相のコイルのX番目に位置するコイルの巻数を同じとし、X番目のコイルの隣には、異なる位相の、かつX番目以外のコイルを配置する構成とした。
本発明によれば、上記のような構成としたことで、固定子の周方向に関する固定子巻線のコイル巻数の偏りを最小とすることができる。このため、バランスの良い巻数調整となり、隣り合うスロットに巻き回されるコイル相互の接触回避が合理的になされるとともに、コイルエンド高さが略均等化され、発熱も略均等になる。
本発明によれば、ブラシレスモータが搭載された電動工具において、固定子巻線を構成するコイルの巻数を調整して、モータの出力特性を容易に調整する技術が提供されることとなった。
本発明の電動工具の一例として、インパクトドライバの全体構成を示す。 固定子を示す斜視図である。 固定子を図2の状態から反転して示す斜視図である。 固定子巻線のスロットに対する巻き回しを説明する図であり、同位相のスロット数が各2個(合計スロット数が6個)の場合を示す。 固定子巻線のスロットに対する巻き回しを説明する図であり、同位相のスロット数が各3個(合計スロット数が9個)の場合を示す。 同位相のスロット数が各2個(合計スロット数が6個)の場合の固定子巻線の結線例を示す図であり、(a)はスター結線を示し、(b)はデルタ結線を示す。 同位相のスロット数が各3個(合計スロット数が9個)の場合の固定子巻線の結線例を示す図であり、(a)はスター結線を示し、(b)はデルタ結線を示す。 第1実施例のコイルの巻数調整を説明する図であり、同位相のスロット数が2個の場合を示す。 第1実施例のコイルの巻数調整を説明する図であり、同位相のスロット数が3個の場合を示す。 第1実施例の変形例1を説明する図であり、同位相のスロット数が2個の場合を示す。 第1実施例の変形例1を説明する図であり、同位相のスロット数が3個の場合を示す。 第1実施例の変形例2を説明する図であり、同位相のスロット数が2個の場合を示す。 第1実施例の変形例2を説明する図であり、同位相のスロット数が3個の場合を示す。 第2実施例のコイルの巻数調整を説明する図であり、同位相のスロット数が2個の場合を示す。 第2実施例のコイルの巻数調整を説明する図であり、同位相のスロット数が3個の場合を示す。 第2実施例の変形例1を説明する図であり、同位相のスロット数が2個の場合を示す。 第2実施例の変形例1を説明する図であり、同位相のスロット数が3個の場合を示す。 第2実施例の変形例2を説明する図であり、同位相のスロット数が2個の場合を示す。 第2実施例の変形例2を説明する図であり、同位相のスロット数が3個の場合を示す。 コイル巻数調整を説明する相念図であり、コイル巻き始めと巻き終わりが同じ側の場合を示す。 コイル巻数調整を説明する相念図であり、コイル巻き始めと巻き終わりが異なる側の場合を示す。 従来のコイル巻数調整(図20に示す巻数からの)を説明する相念図である。 従来のコイル巻数調整(図21に示す巻数からの)を説明する相念図である。 本発明のコイル巻数調整(図20に示す巻数からの)を説明する相念図である。 本発明のコイル巻数調整(図21に示す巻数からの)を説明する相念図である。 本発明のコイル巻数調整(図20に示す巻数からの)を説明する相念図である。 本発明のコイル巻数調整(図21に示す巻数からの)を説明する相念図である。
以下、本発明の実施の形態につき、図1〜図12を参照しつつ詳細に説明する。本実施の形態では、本発明の「電動工具」の一例として電動式(充電式)のインパクトドライバ100を用いて説明する。また、本実施の形態では、インパクトドライバ100に設けられている駆動モータ121が、3相のブラシレス直流モータであり、固定子135に設けられたスロット数が各相2個、合計6個の場合について説明する。
図1に示すように、本実施の形態に係るインパクトドライバ100は、概括的に見て、インパクトドライバ100の外郭を形成する本体部101、当該本体部101の先端領域に着脱自在に取り付けられて各種ネジのネジ締め作業を行うドライバビット109を主体として構成される。ドライバビット109は、本発明における「先端工具」に対応する。
本体部101は、モータハウジング103、ギアハウジング105及びハンドグリップ107から構成されている。モータハウジング103内には、駆動モータ121が収容されている。駆動モータ121は、本発明における「ブラシレスモータ」に対応する。ハンドグリップ107には、駆動モータ121の電源スイッチを投入操作するトリガ125が設けられている。
ギアハウジング105内には、駆動モータ121の出力軸122の回転を適宜減速するための遊星ギア装置からなる減速機構111、減速機構111によって回転駆動されるスピンドル112、当該スピンドル112からボール113を伝達部材として回転駆動されるハンマー114、及びハンマー114によって回転駆動されるアンビル115が配置されている。ハンマー114はスピンドル112の長軸方向に相対的に移動可能とされ、圧縮コイルスプリング116によってアンビル115側に向けて付勢されている。なお、アンビル115の先端は、ギアハウジング105の先端から突出しており、この突出された先端部にドライバビット109が着脱自在に取り付けられる。
ネジ締め作業のために駆動モータ121が通電駆動された場合、ドライバビット109による締め付けトルクが軽負荷状態では、スピンドル112とハンマー114は一体的に回転する。この軽負荷状態では、ハンマー114は、圧縮コイルスプリング116による付勢力でアンビル115に係合した状態が保持される。このため、アンビル115もハンマー114と一体となって回転し、ドライバビット109によるネジ締め作業が遂行される。
一方、締め付けトルクが大きくなり、所定の高負荷状態となった際には、ハンマー114は圧縮コイルスプリング116に抗してアンビル115から離れる方向へと後退したのち、圧縮コイルスプリング116の付勢力によって衝撃的な回転トルクを伴いつつアンビル115に係合し、当該アンビル115を経てドライバビット109に大きな締め付けトルクを発生させる。なお、インパクトドライバの作動原理自体は、周知の技術事項に属するため、その詳細な構成作用の説明は、便宜上省略する。
次に駆動モータ121の概略構成を説明する。本実施の形態における駆動モータ121としては、バッテリ127を駆動電源とする3相のブラシレス直流モータが用いられている。駆動モータ121は、回転子133、モータハウジング103に固定されて固定子巻線を構成するコイルが巻装されている固定子135を主体として構成されている。
出力軸122は、一端(後端、すなわち図1に示す左端)がモータハウジング103に軸受123を介して回転自在に支持され、他端側(減速機構111側、すなわち図1に示す右側)がギアハウジング105に軸受124を介して回転自在に支持されている。
上記のように構成された駆動モータ121に電源が投入され、固定子135の固定子巻線に駆動電流が供給されることで、回転子133が回転駆動される。なお、直流モータの作動原理自体は、周知の技術事項に属するため、その詳細な構成作用の説明は、便宜上省略する。
次に、駆動モータ121(3相のブラスレス直流モータ)の構成について説明する。図4及び図5に示すように、回転子133の外周面側には、リングマグネット(永久磁石)133aが配設されている。図2、図3、図4及び図5には、固定子135が示される。固定子135は、図2、図3及び図4に示す例では、内径方向に突出する6個のティース31〜36を備え、各ティース31〜36の間には、各相2個、合計6個のスロットS1〜S6が形成されている。図4には3相の固定子巻線(U相、V相、W相)を構成するコイルの配線が巻き回された状態が示され、図2及び図3では固定子巻線が巻き回される前の状態が示される。また、図5に示す例では、内径方向に突出する9個のティース31〜39を備え、各ティース31〜39の間には、各相3個、合計9個のスロットS1〜S9が形成されている。
次に、各スロット間に配設されるコイルにより構成される3相の各固定子巻線(U相、V相、W相)の構成について説明する。
図4に示す各相のスロット数が2個の例では、U相の固定子巻線51は、ティース31の両側のスロットS1とスロットS2に巻き回されたコイルU1と、ティース31と対角に位置するティース34の両側のスロットS4とスロットS5に巻き回されたコイルU2とを直列又は並列に接続することで構成される。V相の固定子巻線61は、ティース32の両側のスロットS2とスロットS3に巻き回されたコイルV1と、ティース32と対角に位置するティース35の両側のスロットS5とスロットS6に巻き回されたコイルV2とを直列又は並列に接続することで構成される。W相の固定子巻線71は、ティース33の両側のスロットS3とスロットS4に巻き回されたコイルW1と、ティース33と対角に位置するティース36の両側のスロットS6とスロットS1に巻き回されたコイルW2とを直列又は並列に接続することで構成される。
図4において、各コイルU1,U2,V1,V2,W1,W2に記された記号のうち×印は、コイルがスロット内を紙面手前側から奥側に向って延び、二重丸は紙面奥側から手前側に延びていることを示す。各コイルU1,U2,V1,V2,W1,W2は、相単位で巻き回される。図4に矢印で示すように、U相については、U始点(U相の固定子巻線51の一方の端子)53→U1→U2→U終点(U相の固定子巻線51の他方の端子)55へと巻き回される。V相については、V始点(V相の固定子巻線61の一方の端子)63→V1→V2→V終点(V相の固定子巻線61の他方の端子)65へと巻き回される。W相については、W始点(W相の固定子巻線71の一方の端子)73→W1→W2→W終点(W相の固定子巻線71の他方の端子)75へと巻回される。
同一相の巻線、すなわちU相の固定子巻線51のコイルU1とコイルU2とをつなぐ渡り線51a、V相の固定子巻線のコイルV1とコイルV2とをつなぐ渡り線61a及びW相の固定子巻線のコイルW1とコイルW2をつなぐ渡り線71aは、それぞれティース31〜36の長軸方向の一端側(同じ側)において、固定子135に収容される回転子133との干渉を避けるべく当該固定子135の端面外径側に周方向に沿って延びるように配置される。そして、ティース31〜36に巻き回された各相の固定子巻線のコイルU1,U2,V1,V2,W1,W2は、図6に示すように、スター結線(図示上段側)あるいはデルタ結線(図示下段側)のいずれかの方式で結線される。図6では同位相のコイルを直列に接続した場合が示される。
図5に示す例では、U相の固定子巻線51は、ティース31の両側のスロットS1とスロットS2に巻き回されたコイルU1と、ティース31と120度の間隔を置いて位置するティース34の両側のスロットS4とスロットS5に巻き回されたコイルU2と、ティース34と120度の間隔を置いて位置するティース37の両側のスロットS7とスロットS8に巻き回されたコイルU3とを直列又は並列に接続することで構成される。V相の固定子巻線61は、ティース32の両側のスロットS2とスロットS3に巻き回されたコイルV1と、ティース32と120度の間隔を置いて位置するティース35の両側のスロットS5とスロットS6に巻き回されたコイルV2と、ティース35と120度の間隔を置いて位置するティース38の両側のスロットS8とスロットS9に巻き回されたコイルV3とを直列又は並列に接続することで構成される。W相の固定子巻線71は、ティース33の両側のスロットS3とスロットS4に巻き回されたコイルW1と、ティース33と120度の間隔を置いて位置するティース36の両側のスロットS6とスロットS7に巻き回されたコイルV2と、ティース36と120度の間隔を置いて位置するティース39の両側のスロットS9とスロットS1に巻き回されたコイルV3とを直列又は並列に接続することで構成される。
図5において、各コイルU1,U2,U3,V1,V2,V3,W1,W2,W3に記された記号のうち×印は、コイルがスロット内を紙面手前側から奥側に向って延び、二重丸は紙面奥側から手前側に延びていることを示す。各コイルU1,U2,U3,V1,V2,V3,W1,W2,W3は、相単位で巻き回される。図5に矢印で示すように、U相については、U始点(U相の固定子巻線51の一方の端子)53→U1→U2→U3→U終点(U相の固定子巻線51の他方の端子)55へと巻き回される。V相については、V始点(V相の固定子巻線61の一方の端子)63→V1→V2→V3→V終点(V相の固定子巻線61の他方の端子)65へと巻き回される。W相については、W始点(W相の固定子巻線71の一方の端子)73→W1→W2→W3→W終点(W相の固定子巻線71の他方の端子)75へと巻回される。
同一相の巻線、すなわちU相の固定子巻線51のコイルU1とコイルU2とコイルU3をつなぐ渡り線51a、V相の固定子巻線61のコイルV1とコイルV2とコイルV3とをつなぐ渡り線61a及びW相の固定子巻線71のコイルW1とコイルW2とコイルW3をつなぐ渡り線71aは、それぞれティース31〜39の長軸方向の一端側(同じ側)において、固定子135に収容される回転子133との干渉を避けるべく当該固定子135の端面外径側に周方向に沿って延びるように配置される。そして、ティース31〜39に巻き回された各相の固定子巻線のコイルU1,U2,U3,V1,V2,V3,W1,W2,W3は、図7に示すように、スター結線(図示上段側)あるいはデルタ結線(図示下段側)のいずれかの方式で結線される。図7では同位相のコイルを直列に接続した場合が示される。
次に、固定子巻線51,61,71のコイル巻数の調整につき説明する。なお、ここでいう巻数調整とは、コイル巻き始め位置と巻き終わり位置を変えること(図20の如く同じ側にするか、図21の如く異なる側にするか)による巻数調整、及び渡り線の位置を変えること(巻き始め側にするか、図20及び図21の如く巻き始め側の反対側にするか)による巻数調整は、これを除外するものとする。
図20〜図27はコイルの巻数調整を説明する図であり、各相の固定子巻線が2つのコイルから構成される場合において、U相のコイルについてのみ例示している。固定子巻線のコイルの巻数を調整してモータ特性を調整する場合、従来は各相の各コイルの巻数をそれぞれ増やすことによって行うのが一般的である。すなわち、図20及び図21に示すモータが、U相のU1とU2の各スロットに巻かれたコイルの巻数がそれぞれ1巻きで合計巻数が2巻きのモータであるとした場合、従来は図22及び図23に示すように、U相のU1及びU2の各スロットのコイルの巻数をそれぞれ1巻きずつ増やすことによってコイル巻数が4巻きのモータを構成するのが一般的である。なお、図20と図22は巻き始め側と巻き終わり側が同じ場合、図21と図23は巻き始め側と巻き終わり側が異なる場合を示しているが、いずれの場合も各コイルの巻数については、同数(1巻き)と見なす。すなわち、コイル巻数(モータ特性)の調整に関する従来の考え方は、各スロットに巻かれるコイルの巻数をそれぞれ整数倍して増やす(減らす)態様での調整であった。
本発明は、U1,U2のスロットに巻かれたコイルの巻数がそれぞれ1巻きで合計巻数が2巻きであるとしたモータ(図20及び図21に示すモータ)に対し、図24〜図27に示すように、U1のスロットに巻かれるコイルの巻数のみ、あるいはU2のスロットに巻かれるコイルの巻数のみを1巻き増やすことによってコイルの合計巻数を3巻きとすることで、3巻きのモータを構成するものである。すなわち、図24及び図25はU1のスロットに巻かれるコイル巻数のみを1巻き増やした場合であり、図26及び図27はU2のスロットに巻かれるコイル巻数のみを1巻き増やした場合である。なお、固定子巻線が3個のコイル(スロット数が3個)によって構成される場合であれば、3個のスロットのうちの、いずれか1つ又は2つのスロットに巻かれるコイルの巻数を増やす(あるいは減らす)ことでの調整となる。
次に、固定子巻線51,61,71のコイル巻数の調整に関する本発明の実施例につき説明する。
(第1実施例)
図8は同位相のスロット数nを2個とした場合のコイル巻数の調整を説明する模式図であり、各コイルU1,U2,V1,V2,W1,W2,の配置と巻数を示している。図中の数字は、各コイルの巻数を示す。この実施例では、同位相のスロットに巻き回されたコイルの巻数の合計をU相、V相,W相の3相とも7巻きずつとする。そして、U相の固定子巻線51を構成するコイルU1の巻数が4巻きでコイルU2の巻数を3巻きとしている。また、V相の固定子巻線61を構成するコイルV1の巻数が2巻きで、コイルV2の巻数を5巻きとしている。また、W相の固定子巻線71を構成するコイルW1の巻数が5巻きで、コイルW2の巻数を2巻きとしている。従って、この例では1スロットあたりのコイル巻数は、3.5巻きである。
また、図9は同位相のスロット数nを3個とした場合のコイル巻数の調整を説明する模式図であり、各コイルU1,U2,U3,V1,V2,V3,W1,W2,W3の配置と巻数を示している。図中の数字は、コイルの巻数を示す。この実施例では、同位相のスロットに巻き回されたコイルの巻数の合計をU相、V相,W相の3相とも13巻きずつとする。そして、U相の固定子巻線51を構成するコイルU1とコイルU2の巻数がそれぞれ4巻きでコイルU3の巻数を5巻きとしている。また、V相の固定子巻線61を構成するコイルV1の巻数が3巻きで、コイルV2とコイルV3の巻数をそれぞれ5巻きとしている。また、W相の固定子巻線71を構成するコイルW1の巻数が3巻きで、コイルW2とコイルW3の巻数をそれぞれ5巻きとしている。従って、この例では1スロットあたりのコイル巻数は、4.33巻きである。
すなわち、図8及び図9に示す第1実施例は、同位相の固定子巻線のコイルが巻き回される各スロット数をnとした場合の、同位相の各スロットに巻き回されたコイルの巻き数の合計が3相とも同じであり、かつ各スロット数nの倍数でない構成としたものであり、本発明の請求項1に対応する。
上記のように構成された第1実施例によれば、U相、V相,W相の3相とも固定子巻線51,61,71についてはコイル巻数がそれぞれ同じ(7巻き)であるため、各固定子巻線51,61,71に駆動電流が流れた際に、各固定子巻線51,61,71の周囲に発生する磁界の強さにばらつきが生じ難い。
また、第1実施例によれば、各固定子巻線51,61,71のコイル巻数を調整することによって、インパクトドライバ100駆動モータ121の出力特性を所望の出力特性に容易に微調整することができる。すなわち、全てのコイルを4巻きにして各相の固定子巻線の巻数の合計が8ではトルク出力特性が大きく、全てのコイルを3巻きにして各相の固定子巻線の巻数の合計が6ではトルク出力特性が小さい場合において、第1実施例のように、コイルの巻数を調整し、各相の固定子巻線51,61,71の巻数の合計を7とすることで、所望の出力特性を得ることができる。
また、コイルの巻数を調整して駆動モータ121の出力特性を調整する方式のため、補助固定子巻線を用いてモータの出力特性を調整する従来(実公昭61−3241号公報)とは異なり、固定子135に補助固定子巻線を配置するためのスペースを設定することが不要となり、固定子巻線の配置スペースを容易に確保することができる。
(第1実施例の変形例1)
図10は同位相のスロット数nを2個とした場合の変形例1を説明する模式図である。この変形例1は、図示のように、同位相のスロットに巻き回されたコイルの巻数の合計をU相、V相,W相の3相とも7巻きずつとしている。また、U相の固定子巻線51のコイルU1の巻数と、V相の固定子巻線61のコイルV1の巻数と、W相の固定子巻線71のコイルW1の巻数とをそれぞれ4巻きとし、U相の固定子巻線51のコイルU2の巻数と、V相の固定子巻線61のコイルV2の巻数と、W相の固定子巻線71のコイルW2の巻数とをそれぞれ3巻きとしている。
すなわち、図10に示す変形例1は、巻き始め側から数えてX番目、例えば1番目に位置する各位相のコイルU1,V1,W1の巻数を同じとした上で、同位相の各スロットに巻き回されたコイルのうち、1番目のコイルU1,V1,W1の巻数を基準として、残りのコイル、つまり2番目のコイルU2,V2,W2の巻数との巻数差を1回としたものである。
また、図11は同位相のスロット数nを3個とした場合の変形例1を説明する模式図である。この変形例1は、図示のように、同位相のスロットに巻き回されたコイルの巻数の合計をU相、V相,W相の3相とも13巻きずつとしている。また、U相の固定子巻線51のコイルU1及びコイルU2の巻数と、V相の固定子巻線61のコイルV1及びコイルV2の巻数と、W相の固定子巻線71のコイルW1及びコイルW2の巻数とをそれぞれ4巻きとし、U相の固定子巻線を構成するコイルU3の巻数と、V相の固定子巻線を構成するコイルV3の巻数と、W相の固定子巻線を構成するコイルW3の巻数とをそれぞれ5巻きとしている。
すなわち、図11に示す変形例1は、巻き始め側から数えてX番目、例えば1番目に位置する各位相のコイルU1,V1,W1の巻数を同じとした上で、同位相の各スロットに巻き回されたコイルのうち、1番目のコイルU1,V1,W1の巻数を基準として、残りのコイルの巻数との巻数差のうち、2番目のコイルU2,V2,W2との巻数差を0回とし、3番目のコイルU3,V3,W3との巻数差を1回としたものである。
上記のように構成された図10及び図11に示す変形例1によれば、同位相の各スロットに巻かれたコイルの巻数差を最小とすることができる。このため、バランスの良い巻数調整となり、このことにより隣り合うスロットに巻き回されるコイル相互の接触を合理的に回避でき、またコイルエンド高さが略均等化され、発熱も略均等になる。
(第1実施例の変形例2)
図12は同位相のスロット数nを2個とした場合の変形例2を説明する模式図である。この変形例2は、図示のように、同位相のスロットに巻き回されたコイルの巻数の合計をU相、V相,W相の3相とも7巻きずつとしている。また、U相の固定子巻線51のコイルU1の巻数と、V相の固定子巻線61のコイルV1の巻数と、W相の固定子巻線71のコイルW1の巻数とをそれぞれ4巻きとし、U相の固定子巻線51のコイルU2の巻数と、V相の固定子巻線61のコイルV2の巻数と、W相の固定子巻線71のコイルW2の巻数とをそれぞれ3巻きとしている。そして、この変形例2では、巻き始め側から数えてX番目、例えば1番目に位置する各相のコイルU1,V1,W1の隣には、互いに異なる位相のコイルであって、かつ1番目以外(二番目)のコイルU2,V2,W2を配置する構成としている。
また、図13は同位相のスロット数nを3個とした場合の変形例2を説明する模式図である。この変形例2は、図示のように、同位相のスロットに巻き回されたコイルの巻数の合計をU相、V相,W相の3相とも13巻きずつとしている。また、U相の固定子巻線51のコイルU1及びコイルU2の巻数と、V相の固定子巻線61のコイルV1及びコイルV2の巻数と、W相の固定子巻線71のコイルW1及びコイルW2の巻数とをそれぞれ4巻きとし、U相の固定子巻線を構成するコイルU3の巻数と、V相の固定子巻線を構成するコイルV3の巻数と、W相の固定子巻線を構成するコイルW3の巻数とを、それぞれ5巻きとしている。そして、この変形例2では、巻き始め側から数えてX番目、例えば1番目に位置するU相のコイルU1の隣には、U相とは異なるW相の2番目のコイルW2とV相の2番目のコイルV2を配置し、同じく巻き始め側から数えて1番目に位置するV相のコイルV1の隣には、V相とは異なるU相の3番目のコイルU3とW相の2番目のコイルW2を配置し、同じく巻き始め側から数えて1番目に位置するW相のコイルW1の隣には、W相とは異なるV相の3番目のコイルV3とU相の3番目のコイルU3を配置する構成としている。
すなわち、図12及び図13に示す変形例2は、各位相の固定子巻線51,61,71における1番目のコイルU1,V1,W1の隣には、異なる位相で、かつ1番目以外のコイルを配置する構成としたものである。これにより固定子135の周方向に関する固定子巻線51,61,71のコイル巻数の偏りを少なくできるため、変形例1の場合よりも更にバランスの良い巻数調整となる。
(第2実施例)
図14は同位相のスロット数nを2個とした場合のコイル巻数の調整を説明する模式図であり、各コイルコイルU1,U2,V1,V2,W1,W2,の配置と巻数を示している。図中の数字は、コイルの巻数を示す。この実施例は、U相及びV相については、スロットに巻き回されたコイルU1とコイルV2の巻数をそれぞれ3巻き、コイルU2とコイルV1の巻数をそれぞれ4巻きとしてU相のコイル巻数の合計及びV相のコイル巻数の合計をそれぞれ7巻きとしている。一方、W相については、コイルW1の巻数を5巻き、コイルW2の巻数を3巻きとし、合わせて8巻きとしている。すなわち、全てのスロット(6個)に巻き回された全てのコイルの巻き数の合計が3の倍数ではない22巻きに設定されている。この例では、1スロットあたりのコイル巻数は、3.66巻きである。
また、図15は同位相のスロット数nを3個とした場合のコイル巻数の調整を説明する模式図であり、各コイルU1,U2,U3,V1,V2,V3,W1,W2,W3の配置と巻数を示している。図中の数字は、コイルの巻数を示す。この実施例では、U相及びV相については、スロットに巻き回されたコイルU1,V1,U2,V2の巻数をそれぞれ3巻きとし、コイルU3,V3の巻数をそれぞれ4巻きとし、U相のコイル巻数の合計及びV相のコイル巻数の合計をそれぞれ10巻きとしている。一方、W相については、コイルW1及びコイルW2の巻数をそれぞれ3巻き、コイルW3の巻数を5巻きとし、合わせて11巻きとしている。すなわち、全てのスロット(6個)に巻き回された全てのコイルの巻き数の合計が3の倍数ではない31巻きに設定されている。この例では、1スロットあたりのコイル巻数は、3.44巻きである。
すなわち、図14及び図15に示す第2実施例は、3つの相のうち、1つの相のコイルの巻数の合計が、他の2つの相の少なくとも一方の相のコイルの巻数の合計と異なり、かつ全てのスロットに巻き回されたコイルの巻き数の合計が3の倍数でない構成としたものであり、本発明の請求項4に対応する。
上記のように構成された第2実施例によれば、3相のうちの2相の固定子巻線51,61についてはコイル巻数がそれぞれ同じであり、かつ他の1相の固定子巻線71とのコイル巻数差が最小のため、各固定子巻線51,61,71に駆動電流が流れた際に、各固定子巻線51,61,71の周囲に発生する磁界の強さにばらつきが生じ難い。
また、第2実施例によれば、第1実施例の場合と同様、各固定子巻線51,61,71のコイル巻数を調整することによって、インパクトドライバ100の駆動モータ121の出力特性を所望の出力特性に容易に微調整することができる。また、コイルの巻数を調整して駆動モータ121の出力特性を調整する方式のため、補助固定子巻線を用いてモータの出力特性を調整する従来(実公昭61−3241号公報)とは異なり、固定子135に補助固定子巻線を配置するためのスペースを設定することが不要となり、固定子巻線の配置スペースを容易に確保することができる。
(第2実施例の変形例1)
図16は同位相のスロット数nを2個とした場合の変形例1を説明する模式図である。この変形例1は、U相及びV相については、スロットに巻き回されたコイルU1とコイルV1の巻数をそれぞれ3巻き、コイルU2,V2の巻数をそれぞれ4巻きとし、U相のコイル巻数の合計及びV相のコイル巻数の合計をそれぞれ7巻きとしている。一方、W相については、コイルW1及びコイルW2の巻数をそれぞれ4巻きとし、合わせて8巻きとしている。
すなわち、図16に示す変形例1は、U相の各スロットに巻き回されたコイルU1,U2の合計巻数の7巻きを基準とした場合、当該U相のコイルU1,U2の合計巻数に対するV相のコイルV1,V2の合計巻数差を0とし、W相のコイルW1,W2の合計巻数差を1としたものである。
また、図17は同位相のスロット数nを3個とした場合の変形例1を説明する模式図である。この変形例1は、U相及びV相については、スロットに巻き回されたコイルU1,V1,U2,V2の巻数をそれぞれ3巻きとし、コイルU3,V3の巻数をそれぞれ4巻きとし、U相のコイル巻数の合計及びV相のコイル巻数の合計をそれぞれ10巻きとしている。一方、W相については、コイルW1の巻数を3巻き、コイルW2及びコイルW3の巻数をそれぞれ4巻きとし、合わせて11巻きとしている。
すなわち、図17に示す変形例1は、U相の各スロットに巻き回されたコイルU1,U2,U3の合計巻数の10巻きを基準とした場合、当該U相のコイルU1,U2,U3の合計巻数に対するV相のコイルV1,V2,V3の合計巻数差を0とし、W相のコイルW1,W2,W3の合計巻数差を1としたものである。
上記のように構成された図16及び図17に示す変形例1によれば、異なる相間でのコイルの合計巻数差を最小とすることができる。このため、バランスの良い巻数調整となり、隣り合うスロットに巻き回されるコイル相互の接触を合理的に回避でき、またコイルエンド高さが略均等化され、発熱も略均等になる。
(第2実施例の変形例2)
図18は同位相のスロット数nを2個とした場合の変形例2を説明する模式図である。この変形例2は、図示のように、U相及びW相については、スロットに巻き回されたコイルU1とコイルW1の巻数をそれぞれ3巻き、コイルU2,W2の巻数をそれぞれ4巻きとし、U相のコイル巻数の合計及びW相のコイル巻数の合計をそれぞれ7巻きとしている。一方、V相については、コイルV1及びコイルV2の巻数をそれぞれ4巻きとし、合わせて8巻きとしている。そして、巻き始め側から数えて各相のX番目、例えば2番目に位置するコイルU2,V2,W2の巻数を同じとした上で、各相の2番目のコイルU2,V2,W2の隣には、互いに異なる位相のコイルであって、かつ2番目以外(1番目)のコイルU1,V1,W1を配置する構成としている。
また、図19は同位相のスロット数nを3個とした場合の変形例2を説明する模式図である。この変形例2は、U相及びV相については、スロットに巻き回されたコイルU1,V1,U2,V2の巻数をそれぞれ3巻きとし、コイルU3,V3の巻数をそれぞれ4巻きとし、U相のコイル巻数の合計及びV相のコイル巻数の合計をそれぞれ10巻きとしている。一方、W相については、コイルW1の巻数を3巻き、コイルW2及びコイルW3の巻数をそれぞれ4巻きとし、合わせて11巻きとしている。そして、巻き始め側から数えて各相のX番目、例えば1番目に位置するコイルU1,V1,W1の巻数を同じとした上で、U相の1番目のコイルU1の隣には、U相とは異なるV相の2番目のコイルV2とW相の2番目のコイルW2を配置し、V相の1番目のコイルV1の隣には、V相とは異なるW相の2番目のコイルW2とU相の3番目のコイルU3を配置し、W相の1番目のコイルW1の隣には、W相とは異なるU相の3番目のコイルU3とV相の3番目のコイルV3を配置する構成としている。
すなわち、図18及び図19に示す変形例2は、各相の1番目のコイルU1,V1,W1の巻数を同じとした上で、各位相の固定子巻線における1番目のコイルU1,V1,W1の隣には、異なる位相で、かつ1番目以外のコイルを配置する構成としたものである。これにより固定子135の周方向に関する固定子巻線51,61,71のコイル巻数の偏りを少なくできるため、変形例1の場合よりも更にバランスの良い巻数調整となる。
なお、本発明は、実施例に限定されない。例えば、実施例において説明した各位相のコイルの合計巻数、及びコイル個々の巻数については、一例を示したに過ぎず、適宜変更することが可能である。
また、固定子135の長軸方向に関おいて、コイルの巻き始めと巻き終わりの位置については同じ側、異なる側のいずれでも構わない。また、固定子巻線の渡り線の位置は、巻き始め側、又は巻き始め側とは反対側のいずれであっても構わない。
100 インパクトドライバ(電動工具)
101 本体部
103 モータハウジング
105 ギアハウジング
107 ハンドグリップ
109 ドライバビット(先端工具)
111 減速機構
112 スピンドル
113 ボール
114 ハンマー
115 アンビル
116 圧縮コイルスプリング
121 駆動モータ(ブラシレスモータ)
122 出力軸
123,124 軸受
125 トリガ
127 バッテリ
133 回転子
133a リングマグネット
135 固定子
U1,U2,U3 U相のコイル
V1,V2,V3 V相のコイル
W1,W2,W3 W相のコイル
31〜39 ティース
51 U相の固定子巻線
51a 渡り線
53 U始点
55 U終点
61 V相の固定子巻線
61a 渡り線
63 U始点
65 U終点
71 W相の固定子巻線
71a 渡り線
73 U始点
75 U終点
S1〜S9 スロット

Claims (6)

  1. 永久磁石が設けられた回転子と、筒状の固定子と、当該固定子の内周側に配されて前記回転子を回転駆動する3相の固定子巻線とを有するブラシレスモータが設けられ、当該ブラシレスモータによって先端工具を回転駆動させて所定の加工作業を行う電動工具であって、
    前記固定子の内面側には、複数のスロットが周方向に所定間隔で形成され、
    前記3相の固定子巻線のそれぞれは、前記固定子の複数のスロットに巻き回されたコイルが複数個接続されることで構成されており、
    同位相の各スロットに巻き回された前記複数のコイルの巻数の合計が、3相とも同一で、かつ同位相のスロット数の倍数でないことを特徴とする電動工具。
  2. 請求項1に記載の電動工具であって、
    各位相の各X番目同士のコイルの巻数を同じとし、
    同位相の各スロットに巻き回されたコイルのうち、1つのコイルの巻数を基準として、残りのコイルの巻数との各巻数差のうち、少なくとも1つが1回であり、残りが1又は0回であることを特徴とする電動工具。
  3. 請求項2に記載の電動工具であって、
    前記各X番目のコイルの隣には、異なる位相の、かつX番目以外のコイルが配置されていることを特徴とする電動工具。
  4. 永久磁石が設けられた回転子と、筒状の固定子と、当該固定子の内周側に配されて前記回転子を回転駆動する3相の固定子巻線とを有するブラシレスモータが設けられ、当該ブラシレスモータによって先端工具を回転駆動させて所定の加工作業を行う電動工具であって、
    前記固定子の内面側には、複数のスロットが周方向に所定間隔で形成され、
    前記3相の固定子巻線のそれぞれは、前記固定子の複数のスロットに巻き回されたコイルが複数個接続されることで構成されており、
    各相のコイルの合計巻数のうち、1つの位相のコイルの合計巻数が、他の2つの位相のうちの一方の位相のコイルの合計巻数と異なり、かつ各スロットに巻き回されたコイルの巻数の合計が3の倍数でないことを特徴とする電動工具。
  5. 請求項4に記載の電動工具であって、
    同位相の各スロットに巻き回されたコイルの合計巻数のうち、1つの相のコイルの合計巻数を基準として、残りの相のコイルの合計巻数との各巻数差のうち、少なくとも1つが1回であり、もう一方が1又は0回であることを特徴とする電動工具。
  6. 請求項5に記載の電動工具であって、
    前記各位相のコイルのX番目に位置するコイルの巻数を同じとし、前記X番目のコイルの隣には、異なる位相の、かつX番目以外のコイルが配置されていることを特徴とする電動工具。
JP2009192440A 2009-08-21 2009-08-21 電動工具 Active JP5478987B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009192440A JP5478987B2 (ja) 2009-08-21 2009-08-21 電動工具
US12/857,902 US8421282B2 (en) 2009-08-21 2010-08-17 Power tool
EP10173303.8A EP2288007B1 (en) 2009-08-21 2010-08-18 Power tool
CN201010259399.7A CN101997376B (zh) 2009-08-21 2010-08-19 电动工具
RU2010135057/07A RU2545171C2 (ru) 2009-08-21 2010-08-20 Приводной инструмент

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009192440A JP5478987B2 (ja) 2009-08-21 2009-08-21 電動工具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011045201A true JP2011045201A (ja) 2011-03-03
JP5478987B2 JP5478987B2 (ja) 2014-04-23

Family

ID=42770526

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009192440A Active JP5478987B2 (ja) 2009-08-21 2009-08-21 電動工具

Country Status (5)

Country Link
US (1) US8421282B2 (ja)
EP (1) EP2288007B1 (ja)
JP (1) JP5478987B2 (ja)
CN (1) CN101997376B (ja)
RU (1) RU2545171C2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013111734A (ja) * 2011-11-30 2013-06-10 Hitachi Koki Co Ltd 電動工具
JP2013250422A (ja) * 2012-05-31 2013-12-12 Ricoh Co Ltd 画像投影装置
DE102015006695A1 (de) 2014-05-27 2015-12-03 Makita Corporation Kraftwerkzeug und Drehschlagwerkzeug
JP2016082675A (ja) * 2014-10-15 2016-05-16 トヨタ自動車株式会社 電動機の結線構造
US9755490B2 (en) 2013-12-25 2017-09-05 Makita Corporation Power tool
US9948162B2 (en) 2013-09-11 2018-04-17 Makita Corporation Power tool
WO2018211726A1 (ja) * 2017-05-17 2018-11-22 日本電産株式会社 モータ及び電動パワーステアリング装置
JP2020513189A (ja) * 2017-04-07 2020-04-30 ロベルト・ボッシュ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツングRobert Bosch Gmbh ブラシレス直流モータのためのロータ、電気モータ、及び、手持ち工作機械

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102008057349B3 (de) 2008-11-14 2010-07-15 Feaam Gmbh Elektrische Maschine
DE102009036034B4 (de) * 2009-08-04 2011-07-07 FEAAM GmbH, 85579 Elektrische Maschine
US9819241B2 (en) * 2010-06-14 2017-11-14 Black & Decker Inc. Stator assembly for a brushless motor in a power tool
JP5739271B2 (ja) * 2011-08-09 2015-06-24 株式会社マキタ 打撃工具
KR20130109650A (ko) * 2012-03-28 2013-10-08 삼성전기주식회사 스테이터 코어 어셈블리 및 이를 구비하는 스핀들 모터
EP3304707A4 (en) 2015-06-01 2019-01-09 TTI (Macao Commercial Offshore) Limited BRUSHLESS SHEATH ENGINE
KR101970453B1 (ko) 2016-03-30 2019-04-18 밀워키 일렉트릭 툴 코포레이션 전동 공구용 브러시리스 모터
JP6468266B2 (ja) * 2016-08-24 2019-02-13 トヨタ自動車株式会社 スイッチトリラクタンスモータの制御装置
DE102016221595A1 (de) * 2016-11-03 2018-05-03 Brose Fahrzeugteile GmbH & Co. Kommanditgesellschaft, Würzburg Stator eines Elektromotors und Elektromotor
US10693336B2 (en) * 2017-06-02 2020-06-23 Whirlpool Corporation Winding configuration electric motor
CN110571982B (zh) * 2018-06-06 2021-05-07 车王电子股份有限公司 电动工具
US20210218295A1 (en) * 2018-07-06 2021-07-15 Mitsubishi Electric Corporation Rotating electric machine
JP7210261B2 (ja) 2018-12-14 2023-01-23 株式会社マキタ 電動作業機及び電動作業機用モータにおけるステータの製造方法
TWI758581B (zh) 2019-01-30 2022-03-21 車王電子股份有限公司 電動工具
CN111564933B (zh) * 2019-02-13 2022-06-24 车王电子股份有限公司 电动工具

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004048828A (ja) * 2002-07-08 2004-02-12 Nidec Shibaura Corp ブラシレスdcモータの固定子
JP2004297881A (ja) * 2003-03-26 2004-10-21 Nissan Motor Co Ltd 電動機駆動システム
JP2007020251A (ja) * 2005-07-05 2007-01-25 Asmo Co Ltd ステータの製造方法、ステータの製造システム、及びステータ

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS611Y2 (ja) 1979-08-04 1986-01-06
US4356418A (en) * 1980-05-27 1982-10-26 Stroud Lebern W Alternator coil winding
US4354127A (en) * 1980-07-28 1982-10-12 Stroud Lebern W Alternator winding
US4549106A (en) * 1981-12-17 1985-10-22 Stroud Lebern W Four-five alternator coil winding
JPS613241U (ja) 1984-06-11 1986-01-10 孝之 栖原 箱用の蝶番
US6281609B1 (en) 1998-05-29 2001-08-28 Ricoh Company, Ltd. Direct-current brushless motor, and polygon scanner and image forming apparatus having the same and a method thereof
RU2153753C1 (ru) * 1998-12-01 2000-07-27 Новосибирский государственный технический университет Многополюсная обмотка электрической машины
US6095677A (en) * 1999-01-12 2000-08-01 Island Oasis Frozen Cocktail Co., Inc. Magnetic drive blender
DE10127364A1 (de) * 2001-06-06 2003-01-09 Siemens Ag Wicklung
US6717314B2 (en) * 2002-08-28 2004-04-06 Emerson Electric Co. Interior permanent magnet motor for use in washing machines
US6847147B2 (en) * 2003-01-29 2005-01-25 Wavecrest Laboratories, Llc Dynamoelectric machine having windings that differ in wire gauge and number of winding turns
US7064470B2 (en) * 2003-05-20 2006-06-20 Aisin Aw Co., Ltd. Three-phase motor
JP4146379B2 (ja) * 2004-03-29 2008-09-10 三菱電機株式会社 回転電機の固定子
JP4781653B2 (ja) 2004-10-21 2011-09-28 株式会社マキタ 電動工具
US7602137B2 (en) * 2006-02-20 2009-10-13 Black & Decker Inc. Electronically commutated motor and control system

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004048828A (ja) * 2002-07-08 2004-02-12 Nidec Shibaura Corp ブラシレスdcモータの固定子
JP2004297881A (ja) * 2003-03-26 2004-10-21 Nissan Motor Co Ltd 電動機駆動システム
JP2007020251A (ja) * 2005-07-05 2007-01-25 Asmo Co Ltd ステータの製造方法、ステータの製造システム、及びステータ

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013111734A (ja) * 2011-11-30 2013-06-10 Hitachi Koki Co Ltd 電動工具
JP2013250422A (ja) * 2012-05-31 2013-12-12 Ricoh Co Ltd 画像投影装置
US10903718B2 (en) 2013-09-11 2021-01-26 Makita Corporation Power tool
US9948162B2 (en) 2013-09-11 2018-04-17 Makita Corporation Power tool
US11715995B2 (en) 2013-09-11 2023-08-01 Makita Corporation Power tool
US9755490B2 (en) 2013-12-25 2017-09-05 Makita Corporation Power tool
DE102015006695A1 (de) 2014-05-27 2015-12-03 Makita Corporation Kraftwerkzeug und Drehschlagwerkzeug
US10040178B2 (en) 2014-05-27 2018-08-07 Makita Corporation Power tool and rotary impact tool
JP2016082675A (ja) * 2014-10-15 2016-05-16 トヨタ自動車株式会社 電動機の結線構造
JP2020513189A (ja) * 2017-04-07 2020-04-30 ロベルト・ボッシュ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツングRobert Bosch Gmbh ブラシレス直流モータのためのロータ、電気モータ、及び、手持ち工作機械
JPWO2018211726A1 (ja) * 2017-05-17 2020-03-26 日本電産株式会社 モータ及び電動パワーステアリング装置
JP7230801B2 (ja) 2017-05-17 2023-03-01 日本電産株式会社 モータ及び電動パワーステアリング装置
WO2018211726A1 (ja) * 2017-05-17 2018-11-22 日本電産株式会社 モータ及び電動パワーステアリング装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP2288007A3 (en) 2012-08-29
EP2288007B1 (en) 2014-06-11
US20110043057A1 (en) 2011-02-24
RU2545171C2 (ru) 2015-03-27
JP5478987B2 (ja) 2014-04-23
EP2288007A2 (en) 2011-02-23
CN101997376B (zh) 2014-01-01
CN101997376A (zh) 2011-03-30
RU2010135057A (ru) 2012-02-27
US8421282B2 (en) 2013-04-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5478987B2 (ja) 電動工具
JP4613091B2 (ja) モータおよびモータの製造方法
US6841911B2 (en) Machine tool
US8217544B2 (en) Motor-generator having stator and inner and outer rotors
JP5648469B2 (ja) 電動工具
US7388312B2 (en) Power tool
US7928621B2 (en) Speed-variable single phase induction motor
WO2010044231A1 (ja) デュアルロータモータ
US9676086B2 (en) Torque tool with synchronous reluctance motor
JP2008086064A (ja) ブラシレスモータ
US8872398B2 (en) Electric power tool
JP2008503996A (ja) 自動車用電動機駆動装置
JP2009509488A (ja) 電気駆動機械
JP2012029368A (ja) 回転電機およびその製造方法
JP3950114B2 (ja) 誘導電動機の固定子
JP2019502358A (ja) コギングトルクを最小化する永久磁石回転装置とこれを用いた永久磁石発電機及び永久磁石電動機
JP2008289209A (ja) ブラシレスdcモータ
JP6803364B2 (ja) 電動工具
JP2010183648A (ja) 永久磁石回転電機及びそれを用いた電動車両
JP2011101444A (ja) 整流子モータ,電動送風機,電動工具,電気掃除機
CN114600342A (zh) 用于电加工器具的轴向磁通机以及具有轴向磁通机的电加工器具
CN114600344A (zh) 用于电加工器具的轴向磁通机以及具有轴向磁通机的电加工器具
JP2019126139A (ja) ロータ及びモータ
JP2009033885A (ja) アキシャルギャップモータ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120228

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130813

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130823

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131021

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140204

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140212

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5478987

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250