JP2011041549A - 植付機 - Google Patents
植付機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011041549A JP2011041549A JP2009193602A JP2009193602A JP2011041549A JP 2011041549 A JP2011041549 A JP 2011041549A JP 2009193602 A JP2009193602 A JP 2009193602A JP 2009193602 A JP2009193602 A JP 2009193602A JP 2011041549 A JP2011041549 A JP 2011041549A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- planting
- rotating body
- body frame
- opening
- frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 64
- 239000002689 soil Substances 0.000 claims description 21
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 36
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 23
- 241000196324 Embryophyta Species 0.000 description 7
- 240000002234 Allium sativum Species 0.000 description 6
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 6
- 235000004611 garlic Nutrition 0.000 description 6
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 4
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 4
- 239000004576 sand Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 230000035784 germination Effects 0.000 description 1
- 238000003306 harvesting Methods 0.000 description 1
- 239000010902 straw Substances 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Transplanting Machines (AREA)
Abstract
【解決手段】植付機1においては、前記開閉駆動部83は、前記回転体フレーム74の左右両側に回動可能に支持され、外側を当該回転体フレーム74の左右端部からそれぞれ外側方へ突出させ、前記左右一対のカム体72・72に当接して回動する左右一対の駆動アーム120・120と、前記左右一対の駆動アーム120・120と前記開孔ユニット82とを連結するリンク機構と、を備えるものである。
【選択図】図5
Description
しかしながら、植付ホルダに種球が挿入される挿入位置では、植付ホルダは種球ホルダユニットの上部に位置し、植付位置では、植付ホルダは種球ホルダユニットの下部に位置する。したがって、挿入位置と植付位置とでは、種球の向きが上下逆になってしまっていた。
なお、説明において、図面に示した矢印Aの方向を植付機1の前方向として、前後左右方向を規定する。
また、本実施形態においてニンニク等の種球の植え付けは、畝上にマルチシートを被覆した状態の圃場で行われることを想定して説明するが、これに限定するものではない。例えば、種球の植え付けは、略平坦な圃場で行われるものであってもよい。
図1に示すように、植付機1は、機体フレーム2、駆動部3、走行部4、運転操縦部5、動力伝達機構6、植付部7を備える。
機体フレーム2は、それぞれ複数の支柱フレーム、前後フレーム、左右フレーム等から構成される。前記支柱フレームは、上下方向に延設されて配置される。前記前後フレームは、前記支柱フレームの間で前後方向に横設される。前記左右フレームは、前記前後フレームの間に左右方向に横設される。機体フレーム2は、これら複数の支柱・前後・左右フレームが、それぞれ適宜に連結固定されて形成される。
駆動部3は、動力源であるエンジン31等で構成される。駆動部3は、機体フレーム2の後部上に搭載されることによって植付機1の前後方向の重量バランスを取れるようにしている。
走行部4は、機体フレーム2の下部に配設されるクローラ式走行装置41等で構成される。
運転操縦部5は、座席51・51、レバー部52、補給ボックス53等を備える。座席51・51は、作業者が着座するものであり、駆動部3の前方で機体フレーム2上に左右に並設される。レバー部52は、座席51・51の右前方で機体右側に配設される。補給ボックス53は、樋状に構成され、植付部7に供給する種球を収容するものであり、座席51・51の前方で左右方向に延設されて植付フレーム71の後部上に配設される。
動力伝達機構6において、エンジン31で発生した動力は、エンジン31の出力軸からプーリ、ベルト61等を介してトランスミッション42の入力軸62に伝達される。そして入力軸62に伝達された動力は、トランスミッション42を介して、具体的には、当該入力軸62に嵌合された駆動スプロケット63、チェーン65、スプロケット64等を介して植付入力軸66に伝達される。
なお、本実施形態においてエンジン31で発生した動力は、ベルトとプーリ、及びチェーンとスプロケットによって植付部7に伝達される構成としているが、これに限定するものではない。例えば、エンジン31で発生した動力は、伝動軸やギヤ等によって植付部7に伝達される構成としてもよい。
植付部7は、図1及び図2に示すように、植付フレーム71、無端体73・73、回転体フレーム74、保持開孔手段80、押し付け装置77等を備える。
植付フレーム71は、棒形状や屈曲形状の複数のフレームを前後、左右、及び上下方向に延設して適宜に連結固定することによって形成される。植付フレーム71は、トップリンク22とロワーリンク23との前端部に取り付けられる。これらのトップリンク22とロワーリンク23とは、互いに上下方向に所定間隔をあけた状態で前後方向に延設され、各々の後部で機体フレーム2の後部上に枢支される。トップリンク22の前部は昇降シリンダ21と連結される。そして、昇降シリンダ21が伸縮することによって、植付部7が機体に対して昇降可能に構成される。
無端体73・73は、植付フレーム71の左右両側にそれぞれ配設され、機体の走行に同期して回転駆動されるように構成される。
保持開孔手段80は、図3及び図5に示すように、回転体フレーム74と、この回転体フレーム74に左右方向に所定間隔毎に配設されて種球を保持する種球ホルダユニット81と、マルチシート10に孔を開ける開孔体86を回転体フレーム74の下方で複数配置した開孔ユニット82と、その開孔体86を駆動させる開閉駆動部83と、を備える。
回転体フレーム74は、左右一対の無端体73・73の間に架設されて、各無端体73・73に回転自在に枢支される。回転体フレーム74は、無端体73・73の回転方向に所定間隔をあけて並列に複数配設される。
押し付け装置77は、左右一対の無端体73・73の間に立設され、種球ホルダユニット81の種球ホルダ84と同数の押付体77dを備える。
第一植付伝達機構8aは、図2に示すように、伝動チェーン78b、伝動スプロケット78a等により構成され、植付入力軸66に伝達された動力を植付フレーム71の下部に配設された植付駆動軸78へ伝達する。
第二植付伝達機構8bは、図2に示すように、伝動チェーン78c、伝動スプロケット78d、従動スプロケット78e等により構成され、植付入力軸66に伝達された動力を植付フレーム71の上部に配設された押し付け駆動軸77aへ伝達する。
なお、無端体73・73は左右対称に配設されるので、説明の便宜上、以下においては植付フレーム71の左側の無端体73について説明する。
具体的には、図2に示すように、無端体73は、植付フレーム71の最上部位置に配設された上従動スプロケット79bと、その上従動スプロケット79bの下方であって、植付フレーム71の最下部位置に配設された下従動スプロケット79cと、その下従動スプロケット79cの後方に配設された植付駆動スプロケット79aと、その植付駆動スプロケット79aと上従動スプロケット79bとの間でこれらよりも後方に配設された後従動スプロケット79dと、上従動スプロケット79bと下従動スプロケット79cとの間でこれらよりも前方に配設された前従動スプロケット79eとに巻回される。
なお、エンジン31で発生した動力は、植付駆動軸78に伝達されるとともに、他方では入力軸62等を介して走行部4に伝達されて機体を走行させるものである。すなわち、無端体73は、機体の走行に同期して回転駆動されるように構成される。
補給位置7aは、座席51の前方であって、その座席51に着座した作業者の手の届く範囲に位置する。補給位置7aにおいて無端体73は、前高後低に傾斜するように配置される。すなわち、補給位置7aにおいて作業者は、種球を回転体フレーム74(保持開孔手段80)に容易に供給することができるようになっている。
植付位置7bにおいて、無端体73は略水平方向に延伸されているので、無端体73に枢支される回転体フレーム74(保持開孔手段80)は、略水平状態で移動する。
なお、押し付け駆動軸77aと従動スプロケット78eとの間には、図示せぬ電磁クラッチが配設される。ここでは、保持開孔手段80が植付位置7bに至ると、図示せぬセンサがONして、前記電磁クラッチが入り、押し付け装置77に動力が伝達されて、回動アーム77bが回動する。そして、回動アーム77bが一周する(上方を向く位置に戻る)と、前記電磁クラッチが切れ、押し付け装置77への動力伝達が遮断されて、回動アーム77bが停止する。
そして同時に、押し付け駆動軸77aが回動することにより、回動アーム77bが回動して、連結ロッド77cが下方へ押し下げられる。連結ロッド77cは、連結体77fを介して押付体77d・77d・・・を下方へ押し下げる。これによって、押付体77d・77d・・・は、保持開孔手段80によりマルチシート10に開けられた孔から、当該保持開孔手段80により保持されている種球を下方へ押し付けて、その種球を当該マルチシート10の下方の圃場に植え付けるのである。
そして、更に、保持開孔手段80が後方へ移動すると、押付体77d・77d・・・が上昇を開始し、種球ホルダユニット81から抜けてから規制ピンがガイド孔にガイドされて上方へ持ち上げられ、取付部75dから外れて、連結体77fが前記弾性体の付勢力により前方に戻されるのである。この動作が繰り返されて、植付作業が行われる。
回転体フレーム74は、上部取付フレーム75と、下部取付フレーム76等により構成される。
なお、側板75b・75bは左右対称に配設されるので、説明の便宜上、以下においては上部取付フレーム75の左側の側板75bについてのみ説明する。
土落とし用孔76f・76f・・・は、下部取付フレーム76(回転体フレーム74)の前部と後部の下側に開けられ、その各下側で左右方向に所定間隔毎に配置される。
下部取付フレーム76(回転体フレーム74)の前部の下側において、下部取付フレーム76の前面下部に正面視略矩形の孔が開けられ、さらに、下部取付フレーム76の下面前部に平面視略矩形の孔が開けられる。そして、これらの孔があわさって、全体として土落とし用孔76fが形成される。この土落とし用孔76fは、下部取付フレーム76の前端に長手方向に沿って開けられるものである。
下部取付フレーム76(回転体フレーム74)の後部の下側において、下部取付フレーム76の後面下部に正面視略矩形の孔が開けられ、さらに、下部取付フレーム76の下面後部に平面視略矩形の孔が開けられる。そして、これらの孔があわさって、全体として土落とし用孔76fが形成される。この土落とし用孔76fは、下部取付フレーム76の後端に長手方向に沿って開けられるものである。
なお、本実施形態において土落とし用孔76f・76f・・・は、下部取付フレーム76の前後面及び下面に開けられているが、これに限定するものではない。例えば、土落とし用孔76f・76f・・・は、下部取付フレーム76の前後面又は下面のいずれかにだけ開けられてもよい。
種球ホルダ84・84・・・は、保持部材85・85・・・とともに種球を保持するものであり、上下面に図示せぬ開口部を有する箱状に形成される。種球ホルダ84・84・・・は、回転体フレーム74内の上側、すなわち上部取付フレーム75の上面内側に、前記開口部を上部取付フレーム75の挿入口75a・75a・・・の位置にあわせて、複数のボルト84a・84a・・・によって固定される。
このような構成により、作業者によって各種球ホルダ84に供給された種球は、保持部材85・85・・・に切れ目が入れられたことによって、保持部材85・85・・・の中央付近が種球の重さにより各種球ホルダ84の下側に屈曲した後、元の板状の形状に復元しようとする力(換言すれば、保持部材85・85・・・の付勢力)によって挟み込まれて、保持されるものである。
各開孔体86は、複数の開孔爪87A・87B・・・等により構成される。本実施形態においては2対(合計4個)の開孔爪87A・87Bにより構成される。開孔爪87Aと開孔爪87Bとは(前後又は左右に)隣接して配置され、開孔爪87Aと開孔爪87Aとは対向して配置される。
各開孔爪87A・87Bの折り曲げられた先端側は、先尖り部87aとしてマルチシート10を容易に突き刺すことができるように尖状に形成される。
一方、各開孔爪87A・87Bの基部側は回動基部87bとなる。各開孔爪87A・87Bには、回動基部87bの略中央部で上下方向へ向けて第一連結孔87cが開けられる。そして、図6に示すように、その第一連結孔87cと、下部取付フレーム76の排出口76aの周囲に開けられた孔76bとの位置があわせられ、ボルト等の連結部材87eにより開孔爪87A・87Bと下部取付フレーム76とを連結することによって、開孔爪87A・87Bは、回転体フレーム74の下側、すなわち下部取付フレーム76の下面内側に、下部取付フレーム76に対して回動可能に取り付けられる。また、回動基部87bの基端部には、上下方向へ向けて第二連結孔87dが開けられる。第二連結孔87dは、連結軸等の連結部材101を介して、第一リンク100の長孔と連動連結されるものである。
開孔爪87A・87B・・・は、排出口76aの周囲で、環状であって、本実施形態においては平面視で各開孔爪87を頂点とする正方形となるように所定間隔をあけて交互に配設される。図8においては、隣接する開孔爪87A・87Bが示されている。図8中における左側に示す開孔爪87Aの先尖り部87aの長さh1に対し、右側に示す開孔爪87Bの先尖り部87aの長さh2の長さは短く、すなわち、異なる長さで開孔爪87A・87Bの先尖り部87aが形成されている。
なお、本実施形態において開孔爪87A・87B・・・の先尖り部87aは、2種類(h1及びh2)の異なる長さで構成されているが、これに限定するものではない。例えば、開孔爪87A・87B・・・の先尖り部87aは、3種類や、4種類の異なる長さで構成してもよい。
左開閉駆動部83aは、図5に示すように、下部取付フレーム76に取り付けられる開孔体86・86・・・のうち、下部取付フレーム76の左側に取り付けられる二つの開孔体86・86を駆動させるものである。
右開閉駆動部83bは、図5に示すように、下部取付フレーム76に取り付けられる開孔体86・86・・・のうち、下部取付フレーム76の右側に取り付けられる二つの開孔体86・86を駆動させるものである。
左開閉駆動部83aと右開閉駆動部83bとは、後述する弾性体130を介して連動連結される。
なお、左開閉駆動部83aと右開閉駆動部83bとは左右対称に配設されるので、説明の便宜上、以下においては主に左開閉駆動部83aについて説明する。右開閉駆動部83bにおいて、左開閉駆動部83aと同一の構成である部材については、同一の符号を付することでその説明を省略する。
第一リンク100・100は、回転体フレーム74内において、下部取付フレーム76上の前側と後側(すなわち、排出口76a・76aの前後両側)に、それぞれ下部取付フレーム76の前面及び後面に沿うように左右方向に配設される。第一リンク100・100には、それぞれ複数の図示せぬ長孔が長手方向を前後方向として、上下方向へ向けて開けられる。そして、各長孔と開孔爪87・87・・・の各第二連結孔87d・87d・・・(図8参照)との位置があわせられ、連結軸等の連結部材101により第一リンク100・100と開孔爪87・87・・・とを連結することによって、第一リンク100・100と開孔爪87・87・・・とが連動連結される。
第二リンク110は、長手方向を略前後方向として、左開閉駆動部83aの右端に配置される。但し、第二リンク110は左開閉駆動部83aの左右中央部に配置することも可能である。第二リンク110の前後略中央には、図示せぬ開口部が上下方向へ向けて開口される。そして、その開口部と下部取付フレーム76の孔76dとの位置があわせられ、ボルト等の連結部材111により第二リンク110と下部取付フレーム76とを連結することによって、第二リンク110は、下部取付フレーム76に対して回動可能に取り付けられる。また、第二リンク110の前後両端には、図示せぬ開口部が上下方向へ向けて開口される。そして、その開口部と第一リンク100・100の前記長孔との位置があわせられ、連結軸等の連結部材112により第二リンク110と前後の第一リンク100・100とが連結することによって、第二リンク110と前後の第一リンク100・100とが連動連結される。
弾性体130は、下部取付フレーム76上の左右中央で左右方向へ向けて配設される。弾性体130の左右端部は、それぞれ左開閉駆動部83a及び右開閉駆動部83bの第二リンク110・110に連結部材113・113を介して連結される。
なお、本実施形態において弾性体130は、第二リンク110・110の後側に連結されるが、これに限定するものではない。すなわち、第二リンク110・110の後側をそれぞれ内側(左開閉駆動部83aの第二リンク110は図5における左(反時計)回り、右開閉駆動部83bの第二リンク110は図5における右(時計)回り)へ向けて付勢することができる位置であればよい。
駆動アーム120は、平面視でアーチ状に湾曲した部材であり、下部取付フレーム76上の左端部の後部に配設される。駆動アーム120の前後略中央には、図示せぬ開口部が上下方向へ向けて開口される。そして、その開口部と下部取付フレーム76の孔76eとの位置があわせられ、ボルト等の連結部材121により駆動アーム120と下部取付フレーム76とを連結することによって、駆動アーム120は、下部取付フレーム76に対して回動可能に取り付けられる。また、駆動アーム120の後端には、図示せぬ開口部が上下方向へ向けて開口される。そして、その開口部と後側の第一リンク100の左端に開けられた前記長孔との位置があわせられ、連結軸等の連結部材122により駆動アーム120と後側の第一リンク100とを連結することによって、駆動アーム120と後側の第一リンク100とが連動連結される。また、駆動アーム120の前端(図6に示す駆動アーム120においては左端)には、図示せぬ開口部が上下方向へ向けて開口される。そして、その開口部を介してボルト等の連結部材123によって、ローラ124が駆動アーム120の前端に左右方向に回動可能に取り付けられる。図6に示すように、ローラ124は、下部取付フレーム76の外側に位置するように配置される。
そこで次に、左右一対のカム体72・72について説明する。
なお、左右一対のカム体72・72は左右対称に配設されるので、説明の便宜上、以下においては左側のカム体72について説明する。
カム体72は、図9に示すように、取付部72aと、第一・第二当接部72b・72c等を備える。
第一当接部72bは、その細長い板状の部材72eが平面視で前端部から右斜め後方へ向けて延出し、その後屈曲して真っ直ぐ後方へ向けて延出し、その後屈曲して左斜め後方へ向けて延出することによって形成される。第二当接部72cは、細長い板状の部材72eが平面視で前述のように左斜め後方へ向けて延出した後に屈曲して真っ直ぐ後方へ向けて延出し、その後屈曲して右斜め後方へ向けて延出することによって形成される。すなわち、カム体72は、第一・第二当接部72b・72cで、駆動アーム120側へ向けて前後に間隔をあけて2回近接するように構成される。
その際、第一当接部72bに当接する場合、駆動アーム120は、第一当接部72bの左右幅(図9(a)の符号W1)だけ、駆動アーム120の連結部材121を支点に右(時計)回りに回動する。そして、駆動アーム120が第一当接部72bに当接したままで図9における距離L1だけ後方へ移動する間、第一リンク100が駆動アーム120の回動に連動して右側に移動して、開孔体86・86・・・が開いた(回動した)状態となる。すなわち、駆動アーム120がこの距離L1だけ後方へ移動する間に、マルチシート10に孔が開けられ、その孔から押付体77d・77d・・・によって種球を当該マルチシート10の下方へ押し付けることによって、その種球が圃場に植え付けられるのである。
また、第二当接部72cにより、駆動アーム120は、第二当接部72cの左右幅(図9(a)の符号W2)だけ、駆動アーム120の連結部材121を支点に右(時計)回りに回動するように構成される。そして、駆動アーム120は、第二当接部72cの通過後瞬時に逆方向に回動されて、開孔体86・86・・・は閉じる(回動する)。
このような構成により、駆動アーム120が第一当接部72bと当接するとき、開孔体86の開孔体86・86・・・が大きく回動してマルチシート10に孔が開けられる。その後、駆動アーム120が第二当接部72cと当接するとき、開孔体86・86・・・が小さく回動して、この回動により生じた開口から当該開孔体86・86・・・が挟んだ土や砂利等を落下させる。
また、本実施形態においてカム体72の第一・第二当接部72b・72cは、単一の部材である細長い板状の部材72eにより形成されているが、これに限定するものではない。すなわち、第一・第二当接部72b・72cは、別々の部材により形成されてもよい。
なお、開孔爪87・87・・・の回動は、連結部材113の下端部が下部取付フレーム76の孔76dに当接した状態で停止するように構成されるが、開孔爪87・87・・・が回動して排出口76aに当接することにより停止する構成としてもよい。
また、従来の技術のように、左右一側に駆動アームの回動により開孔体を駆動させる場合と比べて駆動アーム120・120の回動に伴う負荷を、回転体フレーム74に均一に掛かるようにすることができる。したがって、回転体フレーム74の耐久性を向上することができる。
7 植付部
10 マルチシート
31 エンジン
71 植付フレーム
72 カム体
72b 第一当接部
72c 第二当接部
73 無端体
74 回転体フレーム
76f 土落とし用孔
77 押し付け装置
80 保持開孔手段
81 種球ホルダユニット
82 開孔ユニット
83 開閉駆動部
84 種球ホルダ
86 開孔体
87 開孔爪
87a 先尖り部
87b 回動基部
100 第一リンク
110 第二リンク
120 駆動アーム
130 弾性体
Claims (5)
- マルチシートを被覆した圃場に、走行しながら前方向に所定間隔をおいて種球の植え付けを行う植付機であって、
機体に対して昇降可能に設けられる植付フレームと、
前記植付フレームに回転可能に支持され、走行に同期して回転駆動される左右一対の無端体と、
前記左右一対の無端体の間に枢支され、前記無端体の回転方向に所定間隔をおいて配置される複数の箱状の回転体フレームと、
種球を保持するための種球ホルダが、前記回転体フレーム内の上側に、左右方向に複数配設される種球ホルダユニットと、
前記各種球ホルダの下方で前記マルチシートに孔を開けるための開孔体が、前記回転体フレーム内の下側に、それぞれ配設される開孔ユニットと、
前記回転体フレーム内の下側に配設される、前記開孔体を駆動させるための開閉駆動部と、
前記植付フレームの下部に配設される左右一対のカム体と、
を備え、
前記開閉駆動部は、
前記回転体フレームの左右両側に回動可能に支持され、外側を当該回転体フレームの左右端部からそれぞれ外側方へ突出させ、前記左右一対のカム体に当接して回動する左右一対の駆動アームと、
前記左右一対の駆動アームと前記開孔ユニットとを連結するリンク機構と、
を備える、
ことを特徴とする植付機。 - 前記開孔体は、環状に配置された複数の開孔爪を有し、
前記各開孔爪は、前記回転体フレームに回動可能に支持される回動基部と、この回動基部に連続して前記回転体フレームから外下方へ突出する先尖り部と、
を備える、
請求項1に記載の植付機。 - 前記複数の開孔爪のうち、隣り合う開孔爪は、互いの前記先尖り部の突出幅が異なるように形成される、
請求項2に記載の植付機。 - 前記回転体フレームの前部と後部の下側には、当該回転体フレームの長手方向に沿って土落とし用孔が開けられる、
請求項1から3のいずれか1項に記載の植付機。 - 前記左右一対のカム体は、前記回転体フレームが後方へ向けて移動する時に、前記一対の駆動アームが当接する複数の当接部をそれぞれ設ける、
請求項1から4のいずれか1項に記載の植付機。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009193602A JP5460177B2 (ja) | 2009-08-24 | 2009-08-24 | 植付機 |
KR1020127007418A KR101419446B1 (ko) | 2009-08-24 | 2010-08-23 | 플랜터 |
CN201080037605.8A CN102480914B (zh) | 2009-08-24 | 2010-08-23 | 种植机 |
PCT/JP2010/064143 WO2011024739A1 (ja) | 2009-08-24 | 2010-08-23 | 植付機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009193602A JP5460177B2 (ja) | 2009-08-24 | 2009-08-24 | 植付機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011041549A true JP2011041549A (ja) | 2011-03-03 |
JP5460177B2 JP5460177B2 (ja) | 2014-04-02 |
Family
ID=43829468
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009193602A Active JP5460177B2 (ja) | 2009-08-24 | 2009-08-24 | 植付機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5460177B2 (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004187571A (ja) * | 2002-12-11 | 2004-07-08 | Iseki & Co Ltd | 球根類植付装置 |
JP2006034170A (ja) * | 2004-07-27 | 2006-02-09 | Kawamura Kikai:Kk | 植付け物植付け機構および植付け物ホルダー |
JP2007175009A (ja) * | 2005-12-28 | 2007-07-12 | Kawamura Kikai:Kk | 作物植付機構、作物植付装置および作物植付作業車 |
JP3142590U (ja) * | 2008-04-07 | 2008-06-19 | 株式会社ササキコーポレーション | ニンニク等の球根植え付け装置 |
JP2009213362A (ja) * | 2008-03-06 | 2009-09-24 | Kawamura Kikai:Kk | 作物植付装置および作物植付作業車 |
-
2009
- 2009-08-24 JP JP2009193602A patent/JP5460177B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004187571A (ja) * | 2002-12-11 | 2004-07-08 | Iseki & Co Ltd | 球根類植付装置 |
JP2006034170A (ja) * | 2004-07-27 | 2006-02-09 | Kawamura Kikai:Kk | 植付け物植付け機構および植付け物ホルダー |
JP2007175009A (ja) * | 2005-12-28 | 2007-07-12 | Kawamura Kikai:Kk | 作物植付機構、作物植付装置および作物植付作業車 |
JP2009213362A (ja) * | 2008-03-06 | 2009-09-24 | Kawamura Kikai:Kk | 作物植付装置および作物植付作業車 |
JP3142590U (ja) * | 2008-04-07 | 2008-06-19 | 株式会社ササキコーポレーション | ニンニク等の球根植え付け装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5460177B2 (ja) | 2014-04-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100721371B1 (ko) | 점파식 파종장치 | |
JP6132777B2 (ja) | 直播機 | |
JP5460177B2 (ja) | 植付機 | |
KR102256082B1 (ko) | 마늘종구 발근부 하향 직립 정렬 파종장치 | |
JP5356319B2 (ja) | 植付機 | |
JP2006254718A (ja) | 野菜移植機 | |
JP4530998B2 (ja) | 移植機 | |
WO2011024739A1 (ja) | 植付機 | |
KR100486956B1 (ko) | 모 이식기 | |
JP5223442B2 (ja) | 野菜苗移植機 | |
JP4157431B2 (ja) | 野菜移植機 | |
JP3843821B2 (ja) | 粉粒体繰出装置 | |
JP5654222B2 (ja) | 植付機 | |
JP2008271790A (ja) | 苗植機 | |
JP2006211915A (ja) | 移植機 | |
JP3918861B2 (ja) | 苗植機 | |
JP2003325013A (ja) | 施肥装置 | |
JPH0974828A (ja) | 移植機の苗トレイ送り装置 | |
JP2003210012A (ja) | 施肥装置付き乗用型苗植機 | |
JP3843822B2 (ja) | 粉粒体吐出機 | |
JP4036811B2 (ja) | 苗植付装置の苗のせ台 | |
JP2004147619A (ja) | 整地用ロータを備えた移植機 | |
JP5460186B2 (ja) | 植付機 | |
JP2010130967A (ja) | 植付機 | |
JPH11196635A (ja) | 苗移送装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120528 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131217 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140114 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5460177 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |