JP4530998B2 - 移植機 - Google Patents
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Description
本発明は上記問題点に鑑み、植付カップの首振り及び植付カップの開閉の機構をより簡単な構造にして、移植機を製造容易でかつ安価に製造し得るようにしたものである。
前記首振り用カムと開閉用カムとは、上下運動体に対して第3回転軸廻りに回転するように、第2回転体の遊端部に固定され、上下運動体に、カップ支持体と開閉用揺動レバーとが揺動自在に支持されている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、前記カップ支持体と開閉用揺動レバーとは、上下運動体を挟むように支持軸体の軸方向に離間して配置されて、上下運動体に同一軸心廻りに揺動自在に支持されている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、上下運動体の他端部に支持筒が設けられ、カップ支持体又は開閉用揺動レバーの一方に支持筒軸が突設されて、該支持筒軸が上下運動体の支持筒に回転自在に挿通保持され、カップ支持体又は開閉用揺動レバーの他方に支持軸が突設されて、該支持軸が前記支持筒軸に回転自在に挿通保持されている点にある。
図1は野菜等の苗を畝Rに移植する移植機1を示し、同図において、移植機1は、走行体2の後方に移植装置3および操縦ハンドル4を有する歩行型であって、畝Rを跨いでその長手方向に走行しながら、ソイルブロック苗を畝Rに所定間隔をおいて自動的に植え付けるものである。
走行体2は、ミッションケース5の前部に架台を前方突出状に取付固定すると共に、この架台上にエンジン7等を搭載して主構成された走行機体8を有すると共に、この走行機体8を左右両側に備えた前輪10および後輪11によって走行可能に支持してなる。
前記移植装置3は、苗を畝Rに植え付ける植付装置17と、この植付装置17に苗を供給する苗供給装置14と、覆土部材15とを備えてなる植付ユニットを有している。
次に、植付装置17について説明する。
植付装置17は、苗供給装置14から供給される苗を畝Rに所定間隔で植付けるべく畝Rに対して突き刺し運動される植付カップ13と、この植付カップ13を上下運動させる植付カップ駆動機構19とを備える。前述したように、植付装置17は、1条植用であって、植付カップ13及び植付カップ駆動機構19は1つずつ設けられている。
図2〜図4に示すように、エンジン7からミッションケース5等を介して動力が伝達される動力伝動機構31が走行機体8側に支持されて、植付カップ駆動機構19の前側に配置されている。この動力伝動機構31は、伝動ケース32と、伝動ケース32の前部側に回転自在に支持された駆動筒軸と、駆動筒軸に外嵌固着された駆動ギヤと、伝動ケース32の後部側に回転自在に支持された従動筒軸35と、従動筒軸35に外嵌固着された従動ギヤ36と、駆動ギヤ34及び従動ギヤ36に巻き掛けられた伝動チェーン37とを有し、エンジン7からの動力により従動ギヤ36及び従動筒軸35が例えば矢印e方向に回転駆動するように構成されている。
第1回転ケース161の遊端側に第2支持筒体185が固設され、この第2支持筒体185に第2回転軸171が挿通されて、第2回転軸171が第2支持筒体185及び第1回転ケース161にベアリング186,187を介して回転自在に支持され、これにより第2回転軸171が第1回転ケース161の遊端側に回転自在に支持されている。第1出力ギヤ169が第2回転軸171に固設されると共に、第1遊星ギヤ168に噛合されている。
第2太陽ギヤ172は第2支持筒体185に固設又はスプライン嵌合されていて、第1回転ケース161に対して固定されている。第2遊星ギヤ173は第2支持軸190を介して第2回転ケース162に回転自在に支持されて、第2太陽ギヤ172に噛合されている。第2回転ケース162の遊端側に、第3回転軸175がベアリング193,194を介して回転自在に支持され、第2出力ギヤ174が第3回転軸175に固設されている。第2出力ギヤ174は第2遊星ギヤ173に噛合されされている。
第3回転軸175は、第2回転ケース162の支持凸部197から外方突出されると共に、支持軸体198に相対回転自在に挿通されて、支持軸体198から外方突出されている。第3回転軸175の外方突出部に取付筒体201がボルト等の締結具により着脱可能に外嵌固定され、取付筒体201から後方側に上下運動体163が突設されている。
而して、第2回転ケース162を第1回転ケース161の回転に連動させて(同一速度で逆方向に)回転させる第1伝動機構201が、第1太陽ギヤ167、第1遊星ギヤ168、第1出力ギヤ169、第2回転軸171により構成されている。また、上下運動体163を第2回転ケース162の回転に連動させて(同一速度で逆方向に)回転させる第2伝動機構202が、第2太陽ギヤ172、第2遊星ギヤ173、第2出力ギヤ174、第3回転軸175により構成されている。
図2〜図10に示すように、上下運動体163と植付カップ13との間に、上下運動体163の上下運動に連動して植付カップ13を前後に首振り運動させる首振り連動機構251と、上下運動体163の上下運動に連動して植付カップ13を開閉させる開閉連動機構252とが設けられている。
開閉用カム機構267は、前記支持軸体198に固設された開閉用カム272と、開閉用揺動レバー266のコロ体269とを備えてなり、コロ体269は開閉用カム272の前側に配置されて、バネ224の付勢によって、コロ体269は前側から開閉用カム272に圧接されている。これにより、開閉用揺動レバー266は、開閉用カム272を介して開閉用カム272に接当されており、上下運動体163に対して開閉用カム272が1回転する毎に、開閉用カム272が開閉用揺動レバー266を前方に押圧して該開閉用揺動レバー266を前方向に揺動して、連結ロッド271を介して開閉リンク220aの突出片221を前側に引っ張り、これにより、植付カップ13を前後に開くように構成されている。上下運動体163に対する開閉用カム272の1回転は、第1回転ケース161の1回転に対応しており、第1回転ケース161の回転に伴って、植付カップ13が下降して畝Rに突入したときに畝Rに植付穴を形成するとともに、開閉用カム272が開閉用揺動レバー266を前側に押圧して該開閉用揺動レバー266を前方向に揺動して、連結ロッド230を介して開閉リンク220aの突出片221を前側に引っ張り、これにより、植付カップ13を前後に開き、植付穴に苗を植付け得るようになっている。また、第1回転ケース161の回転に伴って、植付カップ13が上昇して植付カップ13が上死点(又は上死点近傍)に達したとき、開閉用カム272の凸部が開閉用揺動レバー266のコロ体269から外れて、カムレバー226が後方向に戻り揺動し、連結ロッド271を介して開閉リンク220aの突出片221を後側に押圧し、これにより、植付カップ13を閉じるようになっている。
また、前記実施の形態では、上下運動体163の他端部に支持筒205が設けられ、カップ支持体164に支持筒軸257が突設されて、該支持筒軸257が上下運動体163の支持筒205に回転自在に挿通保持され、開閉用揺動レバー266に支持軸275が突設されて、該支持軸275が前記支持筒軸257に回転自在に挿通保持されているが、これに代え、開閉用揺動レバー266に支持筒軸257を突設して、該支持筒軸257を上下運動体163の支持筒205に回転自在に挿通保持し、カップ支持体164に支持軸275を突設して、該支持軸275を前記支持筒軸257に回転自在に挿通保持するようにしてもよい。
161 第1回転ケース(第1回転ケース)
162 第2回転ケース(第2回転ケース)
163 上下運動体
164 カップ支持体
166 第1回転軸
171 第2回転軸
175 第3回転軸
198 支持軸体
205 支持筒
257 支持筒軸
264 首振り用カム
266 開閉用揺動レバー
272 開閉用カム
275 支持軸
Claims (5)
- 機体側に、第1回転軸(166)廻りに回転自在に支持された第1回転体(161)と、第1回転体(161)の回転に連動して第1回転体(161)とは逆方向に回転するように、第1回転体(161)の遊端側に第2回転軸(171)廻りに回転自在に支持された第2回転体(162)とを備え、上下運動体(163)が、第1回転体(161)の回転に連動して上下運動するように、第2回転体(162)の遊端側に第3回転軸(175)廻りに回転自在に支持され、カップ支持体(164)の遊端側に植付カップ(13)が上下運動体(163)と共に上下運動するように取り付けられ、揺動によって植付カップ(13)を開閉動作させるように植付カップ(13)に連結された開閉用揺動レバー(266)が設けられ、植付カップ(13)を前後に首振り運動させるための首振り用カム(264)と植付カップ(13)を開閉動作させるための開閉用カム(272)とが設けられ、上下運動体(163)の上下運動に連動してカップ支持体(164)が揺動して植付カップ(13)を前後に首振り運動させるように、カップ支持体(164)が首振り用カム(264)に接当され、上下運動体(163)の上下運動に連動して開閉用揺動レバー(266)が揺動して植付カップ(13)を開閉動作させるように、開閉用揺動レバー(266)が開閉用カム(272)に接当された移植機において、
前記首振り用カム(264)と開閉用カム(272)とは、上下運動体(163)に対して第3回転軸(175)廻りに回転するように、第2回転体(162)の遊端部に固定され、上下運動体(163)に、カップ支持体(164)と開閉用揺動レバー(266)とが揺動自在に支持されていることを特徴とする移植機。 - 第2回転体(162)の遊端部に、支持軸体(198)が第3回転軸(175)の外周を取り囲むように設けられ、この支持軸体(198)に前記首振り用カム(264)と開閉用カム(272)とが軸方向に間隔をおいて外嵌固着されていることを特徴とする請求項1に記載の移植機。
- 前記カップ支持体(164)と開閉用揺動レバー(266)とは、上下運動体(163)を挟むように支持軸体(198)の軸方向に離間して配置されて、上下運動体(163)に同一軸心廻りに揺動自在に支持されていることを特徴とする請求項2に記載の移植機。
- 上下運動体(163)の一端部は、前記第3回転軸(175)に固定され、上下運動体(163)の他端部に、カップ支持体(164)と開閉用揺動レバー(266)とが、揺動自在に支持されていることを特徴とする請求項1に記載の移植機。
- 上下運動体(163)の他端部に支持筒(205)が設けられ、カップ支持体(164)又は開閉用揺動レバー(266)の一方に支持筒軸(257)が突設されて、該支持筒軸(257)が上下運動体(163)の支持筒(205)に回転自在に挿通保持され、カップ支持体(164)又は開閉用揺動レバー(266)の他方に支持軸(275)が突設されて、該支持軸(275)が前記支持筒軸(257)に回転自在に挿通保持されていることを特徴とする請求項4に記載の移植機。
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