JP2008271790A - 苗植機 - Google Patents

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Shiro Katsuno
勝野  志郎
Masami Muranami
村並  昌実
Hideaki Kurose
英明 黒瀬
Hirotaka Doi
土井  宏貴
Nobuhiro Yamane
暢宏 山根
Kota Azuma
幸太 東
Yoshihiko Okubo
大久保  嘉彦
Masahiro Takemoto
竹本  雅浩
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

【課題】 らっきょう等の野菜苗を植付る苗植機にあっては、植付用の作溝を行うための作溝器を設けるため、この作溝器による構成が煩雑であり、作溝抵抗が大きくなるものである。
【解決手段】 トレッドT1、T2の異なる前輪1と後輪2を配置して走行する苗植車体3の後部に、これら前輪1、又は後輪2によって形成する轍溝W1、又はW2に苗植嘴4を植付作動するように設ける。苗植車体3の走行によって、土壌面には前輪1と後輪2による浅く、かつ車輪幅の轍溝W1、W2が形成される。これらの轍溝W1、W2に苗植嘴4が作用して所定の苗を植え付ける。前輪1と、後輪2は各々トレッドT1、T2を異にしているために、苗植嘴4をこれら各轍W1、W2に合せることによって苗植付条数を適条数、乃至間隔に選定、設定することができる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、構成簡単で、軽量、小形化の苗植機に関し、作業性、乃至操作性をよくするものである。
鎮圧ローラの鎮圧跡後方に作溝器を配置して多数条の作溝を行い、この作溝に苗を植付ける技術(例えば、特許文献1参照)が知られている。
特開平7ー170810号公報(第2頁、図2)。
らっきょう等の野菜苗を植付る苗植機にあっては、植付用の比較的浅い作溝を行うための作溝器を設けるため、この作溝器による構成が煩雑であり、作溝抵抗が大きくなるものである。
請求項1に記載の発明は、トレッドT1、T2の異なる前輪1と後輪2を配置して走行する苗植車体3の後部に、これら前輪1、又は後輪2によって形成する轍溝W1,W2に植付作動する苗植具4を設けたことを特徴とする苗植機の構成とする。苗植車体3の走行によって、土壌面には前輪1と後輪2による浅く、かつ車輪幅の轍溝W1、W2が形成される。これらの轍溝W1、W2に苗植嘴4が作用して所定の苗を植え付ける。前輪1と、後輪2は各々トレッドT1、T2を異にしているために、苗植嘴4をこれら各轍W1、W2に合せることによって苗植付条数を適条数、乃至間隔に選定、設定することができる。
請求項1に記載の発明は、苗植嘴4は、前側の前輪1又は後輪2によって形成れた轍溝W1、W2に直接苗を植付けるものであるから、この苗植嘴4を作動させるための特別の苗植溝を形成する作溝器を設ける必要がなく、苗植機の構成を簡単にすることができると共に、作溝抵抗を少なくすることができ、構成を軽量、小型にして、軽快な苗植作業を行うことができる。
図例に基づいて、苗植機車体3は、前部にエンジン5を搭載のミッションケース6を有し、後部にハンドル7を有して前後方向に沿うメインフレーム8を主体として、このミッションケース6の左右両側部にアクスルハウジング9を突出させて、このアクスルハウジング9の周りに、車輪伝動ケース10の前端部を上下搖動可能に設け、この伝動ケース10の後端部の車軸11に後輪2を設ける。また、この後輪2と後端部のハンドル7との間の上方部には、上部に苗供給装置12としての苗カップ13を無端チエン14に沿って配置したカップコンベア15を、前後両端部のスプロケット16、17間に渡って掛けわたして、略水平面に沿って回転させる。このカップコンベア15の左右両側のカップ移動行程部を前後に長くして略平行状形態に形成している。このようなカップコンベア15の下側に四条植えの苗植具となる苗植嘴4を配置する。この苗植嘴4としては、前記カップコンベア15の各カップ移動行程部の後端部に位置して設け、左右の各カップコンベア15毎に二条植付にして、合計四条植え形態に構成している。
前記ミッションケース6の前側に搭載のエンジン5によって、このミッションケース6の伝動機構を連動し、左右アクスルハウジング9、及び車輪伝動ケース10の伝動機構を介して後輪2を駆動して走行することができる。ミッションケース6の後部には、ピッチングシリンダ18を設け、このピッチングシリンダ18をアクスルハウジング9と一体の左右アーム19間にわたって連結のアームバー20に連結して、このピッチングシリンダ18の伸縮によって左右の後輪2を車体3に対して昇降して車高を変更する構成としている。左右一対の前輪1は、前記ミッションケース6の前側に位置して前輪アームを介して回転自在に軸装している。又、この前輪1は、操向自在、乃至操向操作可能に構成することができる。
ここにおいて、この発明にかかる苗植機は、トレッドT1、T2の異なる前輪1と後輪2を配置して走行する苗植車体3の後部に、これら前輪1、又は後輪2によって形成する轍溝W1、又はW2に苗植嘴4を植付作動するように設ける。苗植車体3の走行によって、土壌面には前輪1と後輪2による浅く、かつ車輪幅の轍溝W1、W2が形成される。これらの轍溝W1、W2に苗植嘴4が作用して所定の苗を植付ける。前輪1と、後輪2は各々トレッドT1、T2を異にしているために、苗植嘴4をこれら各轍W1、W2に合せることによって苗植付条数を適条数、乃至間隔に選定、設定することができる。
前記ミッションケース6の後方に苗植伝動ケース21を設け、この苗植伝動ケース21の左右両側から後方へ上下一対の平行リンク形態の植付リンク22、23を突出して、後端部に苗植嘴4の嘴ベース24を取付ける。これら植付リンク22、23をクランク25機構の駆動によって昇降すると共に、下部植付リンク23を前後揺動カム機構によって前後動し、苗植嘴4の下端部を前後に揺動して、この苗植嘴4を側面視略楕円形状の苗植軌跡線Dを描いて作動させるように構成する。この苗植嘴4は下端部が嘴ベース21に対して左右、又は前後方向へ回動して開閉することができ、上昇位置では閉鎖して苗の供給を受けることができ、下降位置では前記各轍溝W1、W2の溝底土壌面下で開いて植付穴Vを形成しながら、この植付穴V部に苗Nを落として植付けるものである。前記カップコンベア15のスプロケット17軸26は、該苗植伝動ケース21の伝動機構から連動するように構成して、苗植嘴4が上昇したとき苗カップ13が各苗供給位置12直上に位置するように連動構成している。各苗植嘴4の嘴ベース21上には苗ホッパー27を有して、苗カップ13から苗植嘴4へ落下供給される苗を案内する。
前記車体3の上部には、カップコンベア12の前方に位置するアクスルハウジング9上部に、後向きのシート28を取付ける。このシート28に搭乗する作業者が各カップコンベア15の苗カップ13に対して苗を供給するものである。又、前記後方のハンドル7の全部下方には、左右一対の補助輪29を配置して、横方向に伸縮可能の支持アーム30によって車体フレーム8に対して取付ける。この補助輪29は後輪2よりも外側に位置して設置するように間隔調節可能で、次行程の後輪2の踏付走行位置の土壌面に苗植条間間隔の走行マークを形成するものである。又、前記後輪2は、左右両側にこの後輪径よりも大きく、スターホイル形態のディスク31を設けて、轍溝を形成し易くし、泥除け効果を有する。
苗植作業時は、作業者がハンドル7操作しながら車体を走行し、苗供給装置12の苗カップコンベア15、及び苗植嘴4を伝動して苗植付作用を行わせる。カップコンベア15の各苗カップ13への苗補給は、作業者が後方のハンドル7部、乃至シート28部から行う。このように各苗カップ13に補給された苗は、この苗カップ13が各苗植嘴4の作動する苗供給位置に移動したとき、苗カップ13底部のシャッターが開かれて、下側に位置する苗植嘴4の苗ホッパー27に落下供給する。各苗植嘴4は上昇位置にあって、苗ホッパー27を介して案内する苗を苗植嘴4内に収容保持すると、下降して各前輪1、及び後輪2によって形成された轍溝W1、W2部の溝底土壌面に差し込む。この苗植嘴4が土壌面に差し込まれると左右へ開かれて土壌面に植付穴Vを形成する。この開かれた状態の苗植嘴4は苗Nを植付穴V部に残して上昇し、後続の培土ディスクの培土作用を行って苗植付姿勢を保持することができる。上昇した苗植嘴4は、各対向の苗供給位置で次の苗カップ13による苗供給を受けるものである。このように、苗植付を行う植付穴Vは、既に前輪1、又は後輪2によって比較的浅く形成された轍溝W1、W2の溝底部に形成するため、浅く、一定形態に、容易に形成することができ、安定した苗植付を行わせることができる。
次に、主として図4、〜図7に基づいて、苗植車体3の前側に前輪1の轍跡(轍溝)W1を検出する轍跡センサー35を設けたものである。フロントアクスル36から外側へ突出のディスクアーム37に苗植付条合せ用のマーカディスク38を設け、このディスクアーム37は途中のヒンジ39位置で折畳み可能に構成して、マーカディスク38を上方の非作用状態に折畳みできるように構成している。該轍センサー35は、車体3前単部のブラケット40を介して取付けたセンサバー41の左右両端部に取付けている。このセンサー35はソリ状形態に形成して、前輪1の轍跡W1を摺動しながら、この摺動高さによって、この轍跡W1が形成されているか、形成されていないかを検出するものである。このセンサー35はハーネス42を介してコントローラに連結して、轍跡W1を検出しないときは警報を発するように構成している。又、前記マーカディスク38を、この左右の走行伝動ケース10部等に設ける操向クラッチ43に連動して、マーカー状態と、非マーカー状態とに切替可能に構成している。44は補給用苗を載置苗載台である。
次に、主として図8、図9に基づいて、前輪1、及び後輪2とは別に、この左右の後輪2トレッド間に溝付輪45を配置したものである。又、前輪1トレッド間に溝付け輪46を配置することもできる。左右外側の後輪2を伝動ケース10の外側に位置させて軸11装し、この車軸10の内側端部周りに回動可能のサブ伝動ケース47を設け、このサブ伝動ケース47の内側に伝動可能のホイル軸48を片持形態にして軸装して、このホイル軸48に二個の溝付輪45を設ける。このようにして配置された四個の溝付輪45の轍跡後方に苗植嘴4を植付作動するように設ける。各溝付輪45によって土壌面に浅く形成する轍跡の轍溝にらっきょう等の苗を植付けるものである。
このような溝付輪45と共に、又は、この溝付輪45に代えて、前輪1トレッド間に溝付輪46を配置することも可能である。この溝付輪46は前記アクスルハウジング9に対して上下揺動可能に支持49するホイルアーム50の前部に軸51装している。これらの溝付輪46は前記後方の苗植嘴4の植付位置に一致するように配置している。又、この溝付輪46は前記前輪1に代える形態とすることができるため、この前輪1を取外して運転することもできる。
次に、主として図10に基づいて、前記アクスルハウジング9部を補強するアームバー20等と平行状の取付バー52をミッションケース6等に設け、この取付バー52に対して溝付器53を配置する。各溝付器53は後方の各苗植嘴4に対抗させて配置する。
次に、主として図11、図12に基づいて、前記苗供給装置12のカップコンベア15部に、苗供給ガイド54を設けたもので、カップコンベア15の外側に設ける苗補給台55と、内側に設けるコンベアテーブル56との間、又はこれらと苗カップ13との間にわたって苗を持ち運びするとき、カップコンベア15の回転部に対する苗の落下巻込みを防止するもある。コンベアテーブル56の外側縁部に沿って板状の苗供給ガイド54をカップコンベア15の一部上部を覆うように形成している。苗供給時に苗が落下すると、この苗供給ガイド54によってコンベアテーブル56上に案内されて受けられる。又、このコンベアテーブル56の底部はメッシュ形態に構成して、根毛部に付着する異物や、土壌等を落下することができる。
苗植機の平面図。 その側面図。 その轍溝形成状態を示す平面図と、断面図。 一部別例を示す苗植機の平面図。 その側面図。 その一部の正面図。 その斜視図。 一部別例を示す苗植機の平面図。 その側面図。 一部別例を示す溝付器取付部の斜視図。 一部別例を示す苗供給装置部の平面図。 その背面図。
符号の説明
1 前輪
2 後輪
3 苗植車体
4 カップコンベア
5 苗植嘴

Claims (1)

  1. トレッド(T1、T2)の異なる前輪(1)と後輪(2)を配置して走行する苗植車体(3)の後部に、これら前輪(1)、又は後輪(2)によって形成する轍溝(W1,W2)に植付作動する苗植具(4)を設けたことを特徴とする苗植機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013135701A (ja) * 2013-04-10 2013-07-11 Iseki & Co Ltd 苗移植機
CN103931307A (zh) * 2014-05-05 2014-07-23 山东省农业科学院生物技术研究中心 花生栽培试验用花生垄上开沟设备

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