JP2011039454A - 自動合焦装置、自動合焦方法及びプログラム - Google Patents

自動合焦装置、自動合焦方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】できるだけライブ画像の見栄えを損ねることなく、動いている被写体にピント追従し続けることを可能とする。
【解決手段】電子カメラは、撮像素子から出力される画像データに基づいて被写体像の動きを検出する(ステップ201)。次に電子カメラは、被写体像の動きを検出しなかった場合にはコンティニュアスAFを実行し(ステップ208)、被写体像の動きを検出した場合にはサーボAFを実行する(ステップ205)。
【選択図】図2

Description

本発明は、フォーカスレンズを介して被写体像が入力される撮像手段上の焦点調整の技術に関するものである。
従来より、電子スチルカメラ等において、フォーカスレンズ位置を動かして被写体にピントを合わせる方法として、CCD等の撮像素子から得られる輝度信号を用いて自動的に合焦動作を行うオートフォーカス(以下、AFと称す)方式が用いられている。このAF方式を用いた自動合焦装置では、各画面内に設定された測距領域内における輝度信号の高周波成分を積分したAF評価値に基づいて、最もコントラストの高いフォーカスレンズ位置を検出し、合焦点を求めることが一般的に行われている。
このAFの一つの方式として、AF評価値が増加する方向にフォーカスレンズを動かし、AF評価値が最大になる位置を合焦位置とする山登り方式(以下、コンティニュアスAFと称す)が知られている。この方式を用いて、AF評価値が増加する方向に遅い速度でフォーカスレンズを動かすと、ライブ画像の見栄えを損なわずに被写体にピント追従させることができる。しかし、距離方向に大きく動いている状態の被写体へのピント追従性は悪い。
距離方向に大きく動いている状態の被写体へのピント追従性を良くするためには、フォーカスレンズの駆動速度を早くすればよい。距離方向に動いている被写体へのピント追従性を良くするためのAF方式として、過去に検出した合焦点に基づいた距離範囲内で、常にフォーカスレンズを速く駆動して合焦点を求め続ける方式(以下、サーボAFと称す)がある。しかし、距離方向に大きく動いている状態の被写体へのピント追従性を良くしようとすると、単位時間あたりのピント変動が大きくなるため、ライブ画像の見栄えは悪くなる。
特許文献1では、検出した主要人物被写体の状態を検出して、検出状態に応じて撮影動作の制御を行う電子カメラが開示されている。特許文献2では、被写体の動き及び本撮影装置の動きを推測し、被写体の動きによってシャッタスピード、絞り、感度、発光条件、その他の撮影条件を設定する撮影装置が開示されている。
特開2007−282119号公報 特開2006−157428号公報
特許文献1に開示される技術では、検出した主要人物である被写体の状態を検出し、検出状態に応じて撮影動作の制御を行っているが、検出した被写体の動きによってAF制御を変えているわけではない。従って、動いている被写体にピント追従させることができない、又は、動いていない被写体を撮影する場合にピント変動によりライブ画像の見栄えが悪くなってしまう、という問題がある。
特許文献2に開示される技術では、被写体の動き及び撮影装置の動きを推測し、被写体の動きによってシャッタスピード、絞り、感度、発光条件、その他の撮影条件を設定しているが、検出した被写体の動きによってAF制御を変えているわけではない。従って、動いている被写体にピント追従させることができない、又は、動いていない被写体を撮影する場合にピント変動によりライブ画像の見栄えが悪くなってしまう、という問題がある。
そこで、本発明の目的は、できるだけライブ画像の見栄えを損ねることなく、動いている被写体にピント追従し続けることを可能とすることにある。
本発明の自動合焦装置は、フォーカスレンズを介して入力される被写体像を撮像して画像データを出力する撮像手段と、前記画像データに基づき前記フォーカスレンズの位置を制御して焦点調整を行う焦点調整手段と、前記画像データに基づいて被写体像の動きを検出する動き検出手段と、前記動き検出手段により被写体像の動きが検出されなかった場合には第1の焦点調整動作を行うように前記焦点調整手段を制御し、前記動き検出手段により被写体像の動きが検出された場合には前記第1の焦点調整動作とは異なる第2の焦点調整動作を行うように前記焦点調整手段を制御する制御手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、できるだけライブ画像の見栄えを損ねることなく、動いている被写体にピント追従し続けることが可能となる。
本発明の実施形態に係る電子カメラの構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る電子カメラの動作を表すフローチャートである。 主被写体の変化判断の処理を示すフローチャートである。 顔サイズの変化判断の処理を示すフローチャートである。 顔位置の変化判断の処理を示すフローチャートである。 コンティニュアスAFの処理を示すフローチャートである。 サーボAFの処理を示すフローチャートである。 山登りAFの処理を示すフローチャートである。 被写体距離変化判定の処理を示すフローチャートである。 通常AF動作を示すフローチャートである。 サーボ中AF動作を示すフローチャートである。 予測可能判定の処理を示すフローチャートである。 被写体位置予測の処理を示すフローチャートである。 被写体位置予測の処理を説明するための図である。 スキャン処理を示すフローチャートである。 合焦判定の処理を示すフローチャートである。 合焦判定の処理を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態に係る電子カメラの動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態におけるコンティニュアスAF動作中の山登りAFの処理を示すフローチャートである。
以下、本発明を適用した好適な実施形態を、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
先ず、本発明の第1の実施形態について説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係る電子カメラの構成を示すブロック図である。101はズーム機構を含む撮影レンズである。102は光量を制御する絞り及びシャッタである。103はAE処理部である。104は後述する撮像素子上に焦点をあわせるためのフォーカスレンズである。105はAF処理部である。106はフォーカスレンズ104を介して入力される被写体からの反射光を電気信号に変換する撮像素子である。107は撮像素子106の出力ノイズを除去するCDS回路やA/D変換前に行う非線形増幅回路を含むA/D変換部である。108は画像処理部である。109はフォーマット変換部である。110は高速な内蔵メモリ(例えばランダムアクセスメモリ等、以下DRAMと称す)である。111はメモリカード等の記録媒体とそのインタフェースからなる画像記録部である。112は撮影シーケンス等のシステムを制御するシステム制御部である。113は画像表示用メモリ(以下、VRAMと称す)である。114は、操作補助のための表示や主被写体が動いているか否か等を示す表示、撮影時には撮影画面と測距領域の表示を行う操作表示部である。115は光学ズーム動作や電子ズーム動作等、カメラを外部から操作するための操作部である。116は顔検出モードをON又はOFFに切り替える等の設定を行う撮影モードスイッチである。117はシステムに電源を投入するためのメインスイッチである。118はAFやAE等の撮影スタンバイ動作を行うためのスイッチ(以下、SW1と称す)である。119はSW1の操作後、撮影を行うためのスイッチ(以下、SW2と称す)である。120は画像処理部108で処理された画像信号を用いて顔検出を行い、検出した一つ又は複数の顔情報(位置・大きさ)をシステム制御部112に送る顔検出モジュールである。なお、本実施形態に係る電子カメラは、本発明の自動合焦装置の適用例となる構成である。
図2は、本発明の第1の実施形態に係る電子カメラの動作を表すフローチャートである。まずメインスイッチ117がONになると、ステップ201へと進む。ステップ201において、システム制御部112は、後述する図3のフローチャートに従って主被写体の変化判断を行い、ステップ202へと進む。ステップ202において、システム制御部112は、輝度が所定値以下か否かを判定する。輝度が所定値以下であればステップ207へ進み、輝度が所定値以下でなければステップ203へと進む。これにより、後述するサーボAFにおいて必要なAF精度が得られない低照度条件時にサーボAFを行わずコンティニュアスAFを行うようにすることができる。ステップ203において、システム制御部112は、ステップ201のサブルーチンで判断した結果、主被写体が動いていると判定されたか否かを判定する。主被写体が動いていると判定された場合、ステップ204へと進み、そうでなければステップ207へと進む。ステップ204において、システム制御部112は、主被写体が動いていることを示す動きアイコンを画面内の所定位置に表示して、ステップ205へと進む。ステップ205において、システム制御部112は、後述する図7のフローチャートに従いサーボAFを行ってステップ209へと進む。ステップ207において、システム制御部112は、画面内の所定位置に主被写体が動いていることを示す動きアイコンが表示されていれば、非表示にしてステップ208へと進む。ステップ208において、システム制御部112は、後述する図6のフローチャートに従いコンティニュアスAFを行ってステップ209へと進む。なお、ステップ205、ステップ208は、本発明の焦点調整手段の処理例であり、ステップ201は、本発明の動き検出手段の処理例である。また、ステップ201における主被写体(被写体像)の変化(動き)検出結果に応じてステップ205又はステップ208の処理を制御する処理は、本発明の制御手段の処理例である。さらに、コンティニュアスAFは、本発明の第1の焦点調整動作の適用例となる処理であり、サーボAFは、本発明の第2の焦点調整動作の適用例となる処理である。
ステップ209において、システム制御部112は、スイッチSW1の状態を判定する。ONであればステップ210へと進み、ONでなければステップ201へと進む。ステップ210において、システム制御部112は、画像処理部108の出力からAE処理部103にAE処理を行わせてステップ211へと進む。ステップ211において、システム制御部112は、合焦フラグの状態を判定する。合焦フラグがTRUEであればステップ213へと進み、合焦フラグがFALSEであればステップ212へと進む。ステップ212において、システム制御部112は、後述する図10のフローチャートに従い通常AF動作を行ってステップ213へと進む。ステップ213において、システム制御部112は、サーボAFモードに設定されているか否かを判定する。サーボAFモードに設定されていればステップ214へと進み、サーボAFモードに設定されていなければステップ215へと進む。ステップ214において、システム制御部112は、後述する図7のフローチャートに従いサーボAFを行ってステップ215へと進む。ステップ215において、システム制御部112は、スイッチSW1の状態を判定する。ONであればステップ216へと進み、ONでなければステップ201へと進む。ステップ216において、システム制御部112は、スイッチSW2の状態を判定する。ONであればステップ217へと進み、ONでなければステップ213へと進む。ステップ217において、システム制御部112は撮影動作を行ってステップ201へと進む。ここで、ステップ217の撮影動作では、AFやAE等の撮影スタンバイ動作が行われた後、撮像され画像処理された画像データが電子カメラ内のメモリ、または電子カメラに装着された外部記憶媒体へと転送され記憶される。
以下、図2のフローチャートにおけるステップ201の主被写体の変化判断のサブルーチンについて、図3のフローチャートを参照しながら説明する。
まずステップ301において、顔検出モジュール120は顔検出したか否かを判定する。顔検出していればステップ302へと進み、顔検出していなければこのサブルーチンを終了し、ステップ202へと進む。ステップ302において、システム制御部112は、撮影レンズ101において光学ズーム動作中であるか否か、又は、電子ズーム動作中であるか否かを判定する。光学ズーム動作中又は電子ズーム動作中であればステップ305へと進み、そうでなければステップ303へと進む。このように光学ズームや電子ズームの動作中は、人物の被写体に変化がなくても顔サイズや画面内の顔位置が変化してしまうため、顔サイズや顔位置の変化判断を行わない。ステップ303において、システム制御部112は後述する図4のフローチャートに従い顔サイズの変化判断を行ってステップ304へと進む。ステップ304において、システム制御部112は、後述する図5のフローチャートに従い顔位置の変化判断を行ってステップ305へと進む。ステップ305において、システム制御部112は、顔サイズ変動フラグがTRUEか否かを判定し、TRUEであればステップ307へと進み、そうでなければステップ306へと進む。ステップ306において、システム制御部112は、顔位置変動フラグがTRUEであるか否かを判定する。TRUEであればステップ307へと進み、そうでなければステップ308へと進む。ステップ307において、システム制御部112は主被写体が動いていると判断してこのサブルーチンを終了し、ステップ202へと進む。ステップ308において、システム制御部112は主被写体が動いていないと判断してこのサブルーチンを終了し、ステップ202へと進む。
以下、図3のフローチャートにおけるステップ303の顔サイズの変化判断のサブルーチンについて、図4のフローチャートを参照しながら説明する。
まず、ステップ401において、システム制御部112は、顔検出モジュール120で検出した顔サイズ情報を時間方向にフィルタ処理し、顔サイズの変化を判断する評価値FSCを計算してステップ402へ進む。ここでFSCは、距離方向への被写体の動き度合いを表しており、符号がプラスの場合は顔が大きくなる方向、つまり近側方向、符号がマイナスの場合は顔が小さくなる方向、つまり遠側方向への動きを表している。ステップ402において、システム制御部112は、FSCの絶対値が予め設定した変化判定の閾値以上か否かを判定する。変化判定の閾値以上であればステップ403へ進み、そうでなければステップ409へ進む。ここで変化判定の閾値は、被写体距離が変化していないときの顔検出の誤差によって変化判定してしまわないように設定する。ステップ403において、システム制御部112は、FSCの符号がマイナスか否かを判定する。マイナスであればステップ404へ進み、そうでなければステップ406へ進む。
ステップ404において、システム制御部112は遠側変化カウンタを1つインクリメントしてステップ405へ進む。ステップ405において、システム制御部112は近側変化カウンタを0にしてステップ408へ進む。ステップ406において、システム制御部112は近側変化カウンタを1つインクリメントしてステップ407へ進む。ステップ407において、システム制御部112は遠側変化カウンタを0にしてステップ408へ進む。ステップ408において、システム制御部112は顔サイズ安定カウンタを0にしてステップ410へ進む。ステップ409において、システム制御部112は顔サイズ安定カウンタを1つインクリメントしてステップ410へ進む。
ステップ410において、システム制御部112は、近側変化カウンタが予め設定した変化回数の閾値以上であるか否かを判定する。変化回数の閾値以上であればステップ412へ進み、そうでなければステップ411へ進む。ここで変化回数の閾値は、被写体距離が変化していないときの顔検出の誤差によって変化判定してしまわないように設定する。ステップ411において、システム制御部112は、遠側変化カウンタが変化回数の閾値以上であるか否かを判定する。変化閾値以上であればステップ412へ進み、そうでなければステップ413へ進む。ステップ412において、システム制御部112は顔サイズ変動フラグをTRUEにしてステップ413へ進む。ステップ413において、システム制御部112は顔サイズ安定カウンタが予め設定した安定回数の閾値以上であるか否かを判定し、安定回数の閾値以上であればステップ414へ進み、そうでなければこのサブルーチンを終了し、ステップ304へ進む。ここで安定回数の閾値は、被写体距離が変化しているときに誤って安定したと判定してしまわないように設定する。ステップ414において、システム制御部112は、後述する距離変化フラグがTRUEか否かを判定する。TRUEであればこのサブルーチンを終了し、ステップ304へ進み、そうでなければステップ415へ進む。ステップ415において、システム制御部112は、後述する合焦フラグがTRUEであるか否かを判定する。TRUEであればステップ416へ進み、そうでなければこのサブルーチンを終了し、ステップ304へ進む。ステップ416において、システム制御部112は、顔サイズ変動フラグをFALSEにしてこのサブルーチンを終了し、ステップ304へ進む。
以下、図3のフローチャートにおけるステップ304の顔位置の変化判断のサブルーチンについて、図5のフローチャートを参照しながら説明する。
まずステップ501において、システム制御部112は、顔検出モジュール120で検出した顔位置のX座標、Y座標の情報をそれぞれ時間方向にフィルタ処理することで、顔位置の変化を判断する評価値FPCX、FPCYを計算してステップ502へ進む。ここでFPCXは、画面中の水平方向(左右方向)への被写体の動きの度合いを表しており、符号がプラスの場合は画面右方向、符号がマイナスの場合は画面左方向への動きを表している。またFPCYは、画面中の垂直方向(上下方向)への被写体の動きの度合いを表しており、符号がプラスの場合は画面上方向、符号がマイナスの場合は画面下方向への動きを表している。
ステップ502において、システム制御部112は、FPCXの絶対値が予め設定した変化判定の閾値以上か否かを判定する。変化判定の閾値以上であれば、ステップ503へ進み、そうでなければステップ509へ進む。ここで変化判定の閾値は、被写体距離が変化していないときの顔検出の誤差や、手ぶれによる画面内の動きによって誤って変化判定してしまわないように設定する。ステップ503において、システム制御部112は、FPCXの符号がマイナスか否かを判定する。符号がマイナスであればステップ504へ進み、そうでなければステップ506へ進む。ステップ504において、システム制御部112は、右方向変化カウンタを1つインクリメントしてステップ505へ進む。ステップ505において、システム制御部112は、左方向変化カウンタを0にしてステップ508へ進む。ステップ506において、システム制御部112は、左方向変化カウンタを1つインクリメントしてステップ507へ進む。ステップ507において、システム制御部112は、右方向変化カウンタを0にしてステップ508へ進む。ステップ508において、システム制御部112は、X方向安定カウンタを0にしてステップ510へ進む。ステップ509において、システム制御部112は、X方向安定カウンタを1つインクリメントしてステップ510へ進む。
ステップS510において、システム制御部112は、FPCYの絶対値が予め設定した変化判定の閾値以上か否かを判定する。変化判定の閾値以上であればステップ511へ進み、そうでなければステップ517へ進む。ステップ511において、システム制御部112は、FPCYの符号がマイナスか否かを判定する。マイナスであれば上方向変化カウンタを1つインクリメントしてステップ513へ進む。ステップ513において、システム制御部112は、下方向変化カウンタを0にしてステップ516へ進む。ステップ514において、システム制御部112は、下方向変化カウンタを1つインクリメントしてステップ515へ進む。ステップ515において、システム制御部112は、上方向変化カウンタを0にしてステップ516へ進む。ステップ516において、システム制御部112は、X方向安定カウンタを0にしてステップ518へ進む。ステップ517において、システム制御部112は、X方向安定カウンタを1つインクリメントしてステップ518へ進む。
ステップ518において、システム制御部112は、上方向変化カウンタが予め設定した変化回数の閾値以上か否かを判定する。変化回数の閾値以上であれば、ステップ522へ進み、そうでなければステップ519へ進む。ここで変化回数の閾値は、被写体距離が変化していないときの顔検出の誤差や、手ぶれによる画面内の動きによって誤って変化判定してしまわないように設定する。ステップ519において、システム制御部112は、下方向変化カウンタが変化回数の閾値以上か否かを判定する。変化回数の閾値以上であれば、ステップ522へ進み、そうでなければステップ520へ進む。ステップ520において、システム制御部112は、左方向変化カウンタが変化回数の閾値以上か否かを判定する。変化回数の閾値以上であればステップ522へ進み、そうでなければステップ521へ進む。ステップ521において、システム制御部112は、右方向変化カウンタが変化回数の閾値以上か否かを判定する。変化回数の閾値以上であればステップ522へ進み、そうでなければステップ523へ進む。ステップ522において、システム制御部112は、顔位置変動フラグをTRUEとしてステップ523へ進む。
ステップ523において、システム制御部112は、顔位置安定カウンタが予め設定した安定回数の閾値以上か否かを判定する。安定回数の閾値以上であれば、ステップ524へ進み、そうでなければこのサブルーチンを終了してステップ305へ進む。ここで安定回数の閾値は、被写体距離が変化しているときに誤って安定したと判定してしまわないように設定する。ステップ524において、システム制御部112は、後述する距離変化フラグがTRUEか否かを判定する。TRUEであればこのサブルーチンを終了してステップ305へ進み、そうでなければステップ525へ進む。ステップ525において、システム制御部112は、後述する合焦フラグがTRUEか否かを判定する。TRUEであればステップ526へ進み、そうでなければこのサブルーチンを終了してステップ305へ進む。ステップ526において、システム制御部112は、顔位置変動フラグをFALSEにしてこのサブルーチンを終了してステップ305へすすむ。
以下、図2のフローチャートにおけるステップ208のコンティニュアスAFのサブルーチンについて、図6のフローチャートを参照しながら説明する。コンティニュアスAFは、フォーカスレンズを所定量駆動する毎に、フォーカスレンズの次回の駆動方向を決定するAF方式である。
まず、ステップ601において、顔検出モジュール120は顔検出したか否かを判定する。顔検出していればステップ602へと進み、顔検出していなければステップ604へと進む。ステップ602において、システム制御部112は、顔検出モジュール120で検出した顔位置・顔サイズ等の顔情報を取得してステップ603へと進む。ステップ603において、システム制御部112は、顔検出していることを示す顔検出フラグをTRUEにしてステップ604へと進む。ステップ604において、システム制御部112は、顔検出フラグの状態を判定する。顔検出フラグがTRUEであれば、ステップ605へと進み、顔検出フラグがFALSEであれば、ステップ606へと進む。ステップ605において、システム制御部112は、最新の顔検出位置にAF枠を設定してステップ607へと進む。ここで、顔検出されているときのAF枠のサイズは、所定のサイズにしてもよいし、顔検出サイズに基づいて決定してもよい。ステップ606において、システム制御部112は、中央領域等の所定位置にAF枠を設定してステップ607へと進む。ステップ607において、システム制御部112は、ステップ605又はステップ606で設定したAF枠において焦点評価値及び輝度値を取得してステップ608へと進む。
ステップ608において、システム制御部112は、後述するステップ609の山登りAFにおいてピークが検出されたことを示す、ピーク検出フラグの状態を判定する。ピーク検出フラグがTRUEであれば、ステップ610へと進み、ピーク検出フラグがFALSEであれば、ステップ609へと進む。ステップ609において、システム制御部112は、後述する図8のフローチャートに従い山登りAFを行ってステップ209へと進む。ステップ610において、システム制御部112は、後述する図9のフローチャートに従い被写体距離の変化判定を行って、ステップ611へと進む。ステップ611において、システム制御部112は、被写体距離が変化したことを示す距離変化フラグの状態を判定する。距離変化フラグがTRUEであれば、ステップ612へと進み、距離変化フラグがFALSEであれば、ステップ613へと進む。ステップ612において、システム制御部112は、ピーク検出フラグ及び距離変化フラグをFALSEにする。そしてシステム制御部112は、ステップ609の山登りAFのサブルーチンで用いる焦点評価値の最大値、ピーク位置、焦点評価値の増加を示す増加カウンタをリセットしてステップ613へと進む。ステップ613において、システム制御部112は、フォーカスレンズをそのまま停止させてステップ209へと進む。
以下、図2のフローチャートにおけるステップ205、ステップ214のサーボAFのサブルーチンについて、図7のフローチャートを参照しながら説明する。サーボAFは、過去に検出した合焦位置に基づく駆動範囲内でフォーカスレンズを駆動するAF方式である。なお、サーボAFは、コンティニュアスAFよりもフォーカスレンズの駆動速度が速い(単位時間あたりのフォーカスレンズの駆動量が多い)。
まず、ステップ701において、顔検出モジュール120は顔検出しているか否かを判定する。顔検出していればステップ702へと進み、顔検出していなければステップ704へと進む。ステップ702において、システム制御部112は、顔検出モジュール120で検出した顔位置・顔サイズ等の顔情報を取得してステップ703へと進む。ステップ703において、システム制御部112は、顔検出していることを示す顔検出フラグをTRUEにしてステップ704へと進む。ステップ704において、システム制御部112は、顔検出フラグの状態を判定する。顔検出フラグがTRUEであればステップ705へと進み、顔検出フラグがFALSEであればステップ706へと進む。ステップ705において、システム制御部112は、最新の検出位置にAF枠を設定してステップ707へと進む。ここで、顔検出されているときのAF枠のサイズは、所定のサイズにしてもよいし、顔検出サイズに基づいて決定してもよい。ステップ706において、システム制御部112は、中央領域等の所定位置にAF枠を設定してステップ707へと進む。ステップ707において、システム制御部112は、ステップ705又はステップ706で設定したAF枠において焦点評価値及び輝度値を取得してステップ708へと進む。
ステップ708において、システム制御部112は、後述するステップ713の山登りAFにおいてピークが検出されたことを示す、ピーク検出フラグの状態を判定する。ピーク検出フラグがTRUEであればステップ710へと進み、ピーク検出フラグがFALSEであればステップ709へと進む。ステップ709において、システム制御部112は、後述する図8のフローチャートに従い山登りAFを行ってステップ707へと進む。ステップ710において、システム制御部112は、被写体距離が変化したことを示す距離変化フラグの状態を判定する。距離変化フラグがTRUEであればステップ712へと進み、距離変化フラグがFALSEであればステップ711へと進む。ステップ711において、システム制御部112は、合焦フラグがTRUEであるか否かを判定する。合焦フラグがTRUEであればステップ713へと進み、合焦フラグがFALSEであればステップ712へと進む。ステップ712において、システム制御部112は、後述する図11のフローチャートに従いサーボ中AF動作を行って、ステップ209又はステップ215へと進む。ステップ713において、システム制御部112は、後述する図9のフローチャートに従い被写体距離変化判定を行ってステップ209又はステップ215へと進む。
以下、図6のフローチャートにおけるステップ609及び図7のフローチャートにおけるステップ709の山登りAFのサブルーチンについて、図8のフローチャートを参照しながら説明する。
まずステップ801において、システム制御部112は、フォーカスレンズ104の現在位置を取得してステップ802へと進む。ステップ802において、システム制御部112は、焦点評価値・輝度値の取得及びフォーカスレンズ104の現在位置の取得をカウントするための取得カウンタに1を加えてステップ803へと進む。この取得カウンタは、初期化動作(図示略)において予め0に設定されているものとする。ステップ803において、システム制御部112は、取得カウンタの値が1か否かを判定する。取得カウンタの値が1ならばステップ806へと進み、取得カウンタの値が1でなければステップ804へと進む。ステップ804において、システム制御部112は、「今回の焦点評価値」が「前回の評価値」よりも大きいか否かを判定する。「今回の焦点評価値」が「前回の焦点評価値」よりも大きければステップ805へと進み、そうでなければステップ812へと進む。ステップ805において、システム制御部112は、「今回の焦点評価値」が「前回の評価値」よりも大きいことを示す増加カウンタに1を加えてステップ806へと進む。この増加カウンタは、初期化動作(図示略)において予め0に設定されているものとする。ステップ806において、システム制御部112は、今回の焦点評価値を焦点評価値の最大値としてシステム制御部112に内蔵される図示しない演算メモリに記憶して、ステップ807へと進む。ステップ807において、システム制御部112は、フォーカスレンズ104の現在の位置を焦点評価値のピーク位置としてシステム制御部112に内蔵される図示しない演算メモリに記憶して、ステップ808へと進む。ステップ808において、システム制御部112は、今回の焦点評価値を前回の焦点評価値としてシステム制御部112に内蔵される図示しない演算メモリに記憶してステップ809へと進む。ステップ809において、システム制御部112は、フォーカスレンズ104の現在位置が測距範囲の端にあるか否かを判定する。測距範囲の端にあればステップ810へと進み、測距範囲の端になければステップ811へと進む。ステップ810において、システム制御部112は、フォーカスレンズ104の移動方向を反転してステップ811へと進む。ステップ811において、システム制御部112は、フォーカスレンズ104を所定量移動してステップ209又はステップ215へと進む。
ステップ812において、システム制御部112は、「焦点評価値の最大値−今回の焦点評価値」が所定量より大きいか否かを判定する。所定量より大きければステップ813へと進み、そうでなければステップ808へと進む。ここで、「焦点評価値の最大値−今回の焦点評価値」が所定量より大きいこと、即ち最大値から所定量減少していれば、その最大値をピントのピーク位置での値とみなす。ステップ813において、システム制御部112は、増加カウンタが0より大きいか否かを判定する。増加カウンタが0より大きければステップ814へと進み、そうでなければステップ808へと進む。ステップ814において、システム制御部112は、フォーカスレンズ104をステップ807で記憶した焦点評価値が最大値となったピーク位置へ移動させて、ステップ815へと進む。ステップ815において、システム制御部112は、ピーク検出フラグをTRUEにしてステップ816へと進む。ステップ816において、システム制御部112は、取得カウンタを0としてステップ209又はステップ215へと進む。
以下、図6のフローチャートにおけるステップ610及び図7のフローチャートにおけるステップ713の被写体距離変化判定のサブルーチンについて、図9のフローチャートを参照しながら説明する。
まずステップ901において、顔検出モジュール120は、顔検出しているか否かを判定する。顔検出していればステップ902へと進み、顔検出していなければステップ906へと進む。ステップ902において、システム制御部112は、今回検出した顔サイズが前回検出した顔サイズに対して所定割合以上変化したか否かを判定する。所定割合以上変化していればステップ903へと進み、所定割合以上変化していなければステップ906へと進む。ステップ903において、システム制御部112は、顔検出サイズ変化回数に1を加えてステップ904へと進む。ステップ904において、システム制御部112は、顔サイズ変化回数が閾値以上か否かを判定する。閾値以上であればステップ905へと進み、そうでなければステップ906へと進む。ステップ906において、システム制御部112は、前回取得した輝度値に対して、今回取得した輝度値が所定値以上変化したか否かを判定する。所定値以上変化していればステップ907へと進み、所定値以上変化していなければステップ909へと進む。ステップ907において、システム制御部112は、輝度値変化回数に1を加えてステップ908へと進む。ステップ908において、システム制御部112は、輝度値変化回数が閾値以上か否かを判定する。閾値以上であればステップ905へと進み、そうでなければステップ909へと進む。ステップ909において、システム制御部112は、前回取得した焦点評価値に対して、今回取得した焦点評価値が所定値以上変化したか否かを判定する。所定値以上変化していればステップ910へと進み、所定値以上変化していなければステップ912へと進む。ステップ910において、システム制御部112は、焦点評価値変化回数に1を加えてステップ911へと進む。ステップ911において、システム制御部112は、焦点評価値変化回数が閾値以上か否かを判定する。閾値以上であればステップ905へと進み、そうでなければステップ912へと進む。ステップ912において、システム制御部112は、角速度センサ部125で検出したカメラの動作量が所定値以上変化したか否かを判定する。所定値以上変化していればステップ913へと進み、そうでなければステップ915へと進む。ステップ913において、システム制御部112は、カメラ動作回数に1を加えてステップ914へと進む。ステップ914において、システム制御部112は、カメラ動作回数が閾値以上か否かを判定する。閾値以上であればステップ905へと進み、そうでなければステップ915へと進む。ステップ915において、システム制御部112は、動体検出部124で被写体の動作量が所定値以上であるか否かを判定する。所定値以上であればステップ916へと進み、そうでなければステップ918へと進む。ステップ916において、システム制御部112は、被写体動作回数に1を加えてステップ917へと進む。ステップ917において、システム制御部112は、被写体動作回数が閾値以上か否かを判定する。閾値以上であればステップ905へと進み、そうでなければステップ918へと進む。
ステップ905において、システム制御部112は、合焦フラグをFALSEにし、距離変化フラグをTRUEにして被写体距離変化判定を終了し、ステップ611又はステップ209、ステップ215へと進む。ステップ918において、システム制御部112は、顔検出サイズ・輝度値・焦点評価値のいずれの評価値も変化しておらず、カメラ動作量、被写体動作量が所定値以上となっていないか否かを判定する。いずれの評価値も変化しておらず、いずれの動作量も所定値以上となっていなければステップ919へと進む。どれかの評価値が変化している、又は、どれかの動作量が所定値以上となっていれば、被写体距離変化判定を終了してステップ611又はステップ209、ステップ215へと進む。ステップ913において、システム制御部112は、顔サイズ変化回数・輝度値変化回数・焦点評価値変化回数の全てを0にして被写体距離変化判定を終了し、ステップ611又はステップ209、ステップ215へと進む。
以下、図2のフローチャートにおけるステップ212の通常AF動作のサブルーチンについて、図10のフローチャートを参照しながら説明する。
まず、ステップ1001において、顔検出モジュール120は顔検出したか否かを判定する。顔検出していればステップ1002へと進み、顔検出していなければステップ1004へと進む。ステップ1002において、システム制御部112は、顔検出モジュール120で検出した顔位置・顔サイズ等の顔情報を取得してステップ1003へと進む。ステップ1003において、システム制御部112は、顔検出していることを示す顔検出フラグをTRUEにしてステップ1004へと進む。ステップ1004において、システム制御部112は、顔検出フラグの状態を判定する。顔検出フラグがTRUEであればステップ1005へと進み、顔検出フラグがFALSEであれば、ステップ1006へと進む。ステップ1005において、システム制御部112は、最新の顔検出位置にAF枠を設定してステップ1007へと進む。ここで、顔検出されているときのAF枠のサイズは、所定のサイズにしてもよいし、顔検出サイズに基づいて決定してもよい。ステップ1006において、システム制御部112は、中央領域等の所定位置にAF枠を設定してステップ1007へと進む。ステップ1007において、システム制御部112は、AFモードがコンティニュアスAFモードであるかシングルAFモードであるか否かを判定する。コンティニュアスAFモードであればステップ1008へと進み、シングルAFモードであればステップ1010へと進む。
ステップ1008において、システム制御部112は、ピーク検出フラグがTRUEか否かを判定する。ピーク検出フラグがTRUEであればステップ1011へと進み、ピーク検出フラグがFALSEであればステップ1010へと進む。ステップ1010において、システム制御部112は、スキャン範囲設定を全域に設定してステップ1012へと進む。ステップ1011において、システム制御部112は、スキャン範囲をフォーカスレンズ104の現在位置を中心とした所定範囲と設定してステップ1012へと進む。ステップ1012において、システム制御部112は、後述する図15のフローチャートに従いスキャンを行って、ステップ1013へと進む。ステップ1013において、システム制御部112は、後述する図16のフローチャートに従い合焦判定を行って、ステップ1014へと進む。
ステップ1014において、システム制御部112は、ステップ1013における合焦判定の結果が○判定か否かを判定する。○判定であればステップ1015へと進み、○判定でなければステップ1017へと進む。ステップ1015において、システム制御部112は、フォーカスレンズ104をステップ1012でのスキャンで計算したピーク位置へ移動してステップ1016へと進む。ステップ1016において、システム制御部112は、ピーク検出フラグ及び合焦フラグをTRUEにして、距離変化フラグをFALSEにして通常AF動作を終了し、ステップ1013へと進む。ステップ1017において、システム制御部112は、フォーカスレンズ104を予め設定している位置(定点)へと移動してステップ1018へと進む。ここで、定点は被写体の存在確率の高い距離に設定する。顔が検出されていれば、顔サイズより人物の距離を推定して算出した距離に設定してもよい。ステップ1018において、システム制御部112は、ピーク検出フラグ及び距離変化フラグをFALSEにして通常AF動作を終了し、ステップ213へと進む。
以下、図7のフローチャートにおけるステップ712のサーボ中AF動作のサブルーチンについて、図11のフローチャートを参照しながら説明する。
まずステップ1101において、システム制御部112は、現在の時刻と次回のスキャンにかかる時間とから、次回のスキャンにおいてフォーカスレンズ104の位置がスキャン範囲の中心に位置するときの時刻を算出してPreTimeとする。そして処理はステップ1102へと進む。なお、上記次回のスキャンとは後述するステップ1110のスキャンのことである。ステップ1102において、システム制御部112は、後述する図12のフローチャートに従い予測可能判定を行って、ステップ1103へと進む。
ステップ1103において、システム制御部112は、ステップ1102の予測可能判定における予測可能判定結果が○判定か否かを判定する。○判定であればステップ1104へと進み、○判定でなければステップ1105へと進む。ステップ1104において、システム制御部112は、後述する図13のフローチャートに従い被写体位置予測を行って、ステップ1107へと進む。ステップ1105において、システム制御部112は、後述する過去の動体予測用のデータScanTime[0]〜ScanTime[i-1]及びHokanPeak[0]〜HokanPeak[i-1]をクリアする。そしてシステム制御部112は、さらに連続して予測可能判定となった回数を示すiを0にしてステップ1106へと進む。ステップ1106において、システム制御部112は、フォーカスレンズ104の現在位置をスキャン中心位置に設定して、ステップ1107へと進む。
ステップ1107において、システム制御部112は、合焦フラグがTRUEか否かを判定する。合焦フラグがTRUEであればステップ1108へと進み、合焦フラグがFALSEであればステップ1109へと進む。ステップ1108において、システム制御部112は、スキャン範囲を所定範囲に設定してステップ1110へと進む。ステップ1109において、システム制御部112は、ステップ1108で設定する所定範囲よりも広い範囲にスキャン範囲を設定してステップ1110へと進む。ステップ1110において、システム制御部112は、後述する図15のフローチャートに従いスキャンを行って、ステップ1111へと進む。ステップ1111において、システム制御部112は、後述する図16のフローチャートに従い合焦判定を行って、ステップ1112へと進む。
ステップ1112において、システム制御部112は、ステップ1111で判定した合焦判定結果が○判定か否かを判定する。○判定であればステップ1113へと進み、○判定でなければステップ1125へと進む。ステップ1113において、システム制御部112は、合焦フラグをTRUEにしてステップ1114へと進む。ステップ1114において、連続して合焦判定が○判定でなかった回数を示す×countを0にしてステップ1115へと進む。
ステップ1115において、システム制御部112は、ステップ1110におけるスキャン結果(ピーク位置)とスキャン中心位置の差が所定値より小さいか否かを判定する。所定値より小さければステップ1116へと進み、そうでなければステップ1119へと進む。ステップ1116において、システム制御部112は、連続してステップ1110におけるピーク位置とスキャン中心位置の差が所定値より小さくなった回数を示すStCountに1を加えてステップ1117へと進む。ステップ1117において、システム制御部112は、StCountが閾値以上であるか否かを判定する。閾値以上であればステップ1118へと進み、そうでなければステップ1120へと進む。ステップ1118において、システム制御部112は、被写体の距離変化がなくなったと判断して、距離変化フラグをFALSEにしてサーボ中AF動作を終了し、ステップ209又はステップ215へと進む。これにより、被写体距離が変化しない場合には、無駄にスキャンを繰り返すことなくフォーカスレンズを停止させることができる。
ステップ1119において、システム制御部112は、StCountを0にクリアしてステップ1120へと進む。ステップ1120において、システム制御部112は、ステップ1110における今回のスキャン中心位置に対する今回のピーク位置の方向と、前回のスキャン中心位置に対する前回のピーク位置の方向とが同方向であるか否かを判定する。同方向であればステップ1121へと進み、同方向でなければステップ1122へと進む。ステップ1121において、システム制御部112は、同方向移動フラグをTRUEにしてステップ1123へと進む。ステップ1122において、システム制御部112は、同方向移動フラグをFALSEにしてステップ1123へと進む。ステップ1123において、システム制御部112は、今回のスキャンにおいてフォーカスレンズ104の位置がスキャン範囲の中心に位置した時刻をScanTime[i]とする。そしてシステム制御部112は、今回のスキャンにおけるピーク位置をHokanPeak[i]としてステップ1124へと進む。ステップ1124において、システム制御部112は、iに1を加えてサーボAF動作を終了し、ステップ209またはステップ215へと進む。ステップ1125において、システム制御部112は、合焦フラグをFALSEにしてステップ1126へと進む。ステップ1126において、システム制御部112は、×Countに1を加えてステップ1127へと進む。ステップ1127において、システム制御部112は、×Countが所定値よりも大きいか否かを判定する。所定値より大きければステップ1128へと進み、そうでなければサーボAF動作を終了し、ステップ209又はステップ215へと進む。ステップ1128において、システム制御部112は、ピーク検出フラグ及び距離変化フラグをFALSEにしてサーボAF動作を終了し、ステップ209又はステップ215へと進む。
以下、図11のフローチャートにおけるステップ1102の予測可能判定のサブルーチンについて、図12のフローチャートを参照しながら説明する。
まずステップ1201において、システム制御部112は、i=0か否かを判定する。0であればステップ1205へと進み、そうでなければステップ1202へと進む。ステップ1202において、システム制御部112は、PreTimeとScanTime[i-1]との差が所定時間よりも短いか否かを判定する。所定時間よりも短ければステップ1203へと進み、そうでなければステップ1205へと進む。これより、前回のスキャンから今回のスキャンまでの間の時間が分かり、前回のスキャン結果を使用した予測の信頼性があるのか否かを判断することができる。ステップ1203において、システム制御部112は、同方向移動フラグがTRUEか否かを判定する。同方向移動フラグがTRUEであればステップ1204へと進み、同方向移動フラグがFALSEであればステップ1205へと進む。これにより、被写体が距離方向で同方向に移動していると判断したときにのみ予測を行うことで、誤測距の結果を使用することによる誤った予測を低減することができる。ステップ1204において、システム制御部112は、予測可能判定の結果を○判定として、予測可能判定フローを終了し、ステップ1103へと進む。ステップ1205において、システム制御部112は、予測可能判定の結果を×判定として、予測可能判定フローを終了し、ステップ1103へと進む。
以下、図11のフローチャートにおけるステップ1104の被写体位置予測のサブルーチンについて、図13及び図14を参照しながら説明する。
まずステップ1301において、システム制御部112は、iが2より小さいか否かを判定する。iが2より小さければステップ1302へと進み、そうでなければステップ1303へと進む。ステップ1302において、システム制御部112は、スキャン中心位置を前回のスキャンのピーク位置に設定して被写体位置予測フローを終了し、ステップ1107へと進む。ステップ1303において、システム制御部112は、i=2であるか否かを判定する。i=2であればステップ1304へと進み、iが2より大きければステップ1306へと進む。ステップ1304において、システム制御部112は、図14(a)に示すように下記の動体予測式(1)を使って、(ScanTime[0],HokanPeak[0])と、(ScanTime[1],HokanPeak[1])の2点より、PreTime時の被写体の予測位置PrePositionを算出してステップ1005へと進む。
PrePosition=(PreTime−ScanTime[0])×(HokanPeak[1]−HokanPeak[0])/(ScanTime[1] - ScanTime[0])+HokanPeak[0] ・・・動体予測式(1)
ステップ1305において、システム制御部112は、ステップ1304で算出した被写体の予測位置PrePositionをスキャン中心位置に設定して被写体位置予測フローを終了し、ステップ1107へと進む。ステップ1306において、システム制御部112は、図14(b)に示すように下記の動体予測式(2)を使って、(ScanTime[i-2],HokanPeak[i-2])、(ScanTime[i-1],HokanPeak[i-1])、(ScanTime[i],HokanPeak[i])の3点より、PreTime時の被写体の予測位置PrePositionを算出してステップ1307へと進む。
PrePosition=(t3/t2)×[(t3−t2)×(t2×Pos1−t1×Pos2)/t1/(t1−t2)+Pos2]+HokanPeak[i−2]
t1=ScanTime[i−1]−ScanTime[i−2]
t2=ScanTime[i]−ScanTime[i−2]
t3=PreTime−ScanTime[i−2]
Pos1=HokanPeak[i−1]−HokanPeak[i−2]
Pos2=HokanPeak[i]−HokanPeak[i−2]
・・・動体予測式(2)
ステップ1307において、システム制御部112は、ステップ1306で算出した被写体の予測位置PrePositionをスキャン中心位置に設定して被写体位置予測フローを終了し、ステップ1107へと進む。
以下、図10のフローチャートにおけるステップ1012及び図11のフローチャートにおけるステップ1110のスキャンのサブルーチンを、図15のフローチャートを参照しながら説明する。
まずステップ1501において、システム制御部112は、フォーカスレンズ104をスキャン開始位置に移動する。スキャン開始位置は設定されたスキャン範囲の一端に設定される。ステップ1502において、システム制御部112は、撮影画面内に設定される測距領域の焦点評価値とフォーカスレンズ104の位置をシステム制御部112に内蔵される図示しない演算メモリに記憶する。ステップ1503において、システム制御部112は、レンズ位置がスキャン終了位置にあるか否かを判定する。終了位置であればステップ1505へ、そうでなければステップ1504へ進む。スキャン終了位置は、設定されたスキャン範囲の他端に設定される。ステップ1504において、システム制御部112は、フォーカスレンズ104を駆動して所定の方向へ所定量動かしてステップ1502へと進む。ステップ1505において、システム制御部112は、ステップ1502で記憶した焦点評価値とそのレンズ位置から、焦点評価値のピーク位置を計算する。
以下、図10のフローチャートにおけるステップ1013及び図11のフローチャートにおけるステップ1111の合焦判定のサブルーチンを、図16〜図17を参照しながら説明する。
焦点評価値は遠近競合等の特殊な場合を除けば、横軸にフォーカスレンズ位置、縦軸に焦点評価値をとるとその形は図17に示すような山状になる。そこで焦点評価値が山状になっているか否かを、焦点評価値の最大値と最小値の差、一定値(SlopeThr)以上の傾きで傾斜している部分の長さ、傾斜している部分の勾配から判断する。これにより、合焦判定を行うことができる。合焦判定における判定結果は、以下に示すように○×で出力される。
○:焦点評価値のピーク位置から、被写体の焦点調節が可能である。
×:被写体のコントラストが不十分、もしくはスキャンした距離範囲外の距離に被写体が位置する。
ここで図17に示すように、山の頂上(A点)から傾斜が続いていると認められる点をD点、E点とし、D点とE点の幅を山の幅L、A点とD点の焦点評価値の差SL1とA点とE点の焦点評価値の差SL2の和SL1+SL2をSLとする。
図16は、図10のフローチャートにおけるステップ1013及び図11のフローチャートにおけるステップ1111の合焦判定のサブルーチンのフローチャートである。
まずステップ1601において、システム制御部112は、焦点評価値の最大値と最小値、及び最大値を与えるスキャSンポイントioを求めてステップ1602へと進む。次にステップ1602において、システム制御部112は、焦点評価値の山の幅を表す変数L、山の勾配を表す変数SLをともに零に初期化してステップ1603へと進む。ステップ1603において、システム制御部112は、最大値を与えるスキャンポイントioがスキャンを行った所定範囲における遠側端の位置か否かを判定する。遠側端位置でないならばステップ1604へ進み、システム制御部112は無限遠方向への単調減少を調べる。遠側端位置であったならば、この処理をスキップしステップ1605に進む。ステップ1605において、システム制御部112は、最大値を与えるスキャンポイントioがスキャンを行った所定範囲における至近端の位置か否かを判定する。至近端位置でないならばステップ1606へ進み、システム制御部112は至近端方向への単調減少を調べる。至近端位置であったならば、システム制御部112はこの処理をスキップしステップ1607に進む。
無限遠方向および至近端方向への単調減少をチェックする処理が終了したならば、システム制御部112は、得られた焦点評価値が山状になっているか否か、諸係数をそれぞれのしきい値と比較し、○×の判定を行う。ステップ1607において、システム制御部112は、焦点評価値の最大値を与えるスキャンポイントioがスキャンを行った所定範囲における至近端であり、かつ至近端スキャンポイントnにおける焦点評価値の値d[n]と、nより1スキャンポイント分無限遠よりのスキャンポイントn−1における焦点評価値の値d[n−1]との差が所定値SlopeThr以上であればステップ1611へ進み、そうでなければステップ1608へ進む。ステップ1608において、システム制御部112は、焦点評価値の最大値を与えるスキャンポイントioがスキャンを行った所定範囲における遠側端であり、かつ遠側端スキャンポイント0における焦点評価値の値d[0]と、0より1スキャンポイント分至近端よりのスキャンポイント1における焦点評価値の値d[1]との差が所定値SlopeThr以上であればステップ1611へ進み、そうでなければステップ1609へ進む。
ステップ1609において、システム制御部112は、一定値以上の傾きで傾斜している部分の長さLが所定値Lo以上であり、かつ傾斜している部分の傾斜の平均値SL/Lが所定値SLo/Lo以上であり、かつ焦点評価値の最大値と最小値の差が所定値以上であるか否かを判定する。この判定において真と判定されれば、ステップ1310へ進み、偽と判定されればステップ1611へ進む。ステップ1610において、得られた焦点評価値が山状となっていて、被写体の焦点調節が可能であるため判定結果を○としている。ステップ1611において、得られた焦点評価値が山状となっておらず、被写体の焦点調節が不可能であるため判定結果を×としている。以上のようにして、図10のフローチャートにおけるステップ1013及び図11のフローチャートにおけるステップ1111の合焦判定を行う。
以下、本発明の第2の実施形態の動作について、図18〜図19を参照しながら詳述する。図18は、本発明の実施形態に係る電子カメラの動作を表すフローチャートである。なお、本実施形態に係る電子カメラの構成は図1に示す構成と同様である。
まずメインスイッチ117がONになると、ステップ2101へと進む。ステップ2101において、システム制御部112は、図3のフローチャートに従い主被写体情報の変化判断を行い、ステップ2102へと進む。ステップ2102において、システム制御部112は、ステップ2101のサブルーチンで判断した結果、主被写体が動いていると判断されたか否かを判定する。主被写体が動いていると判断されればステップ2103へと進み、そうでなければステップ2104へと進む。ステップ2103において、システム制御部112は、主被写体が動いていることを示す動きアイコンを画面内の所定位置に表示して、ステップ2105へと進む。ステップ2104において、システム制御部112は、画面内の所定位置に主被写体が動いていることを示す動きアイコンが表示されていれば、非表示にしてステップ2105へと進む。ステップ2105において、システム制御部112は、図6のフローチャートに従いコンティニュアスAFを行ってステップ2106へと進む。
ステップ2106において、システム制御部112はスイッチSW1の状態を判定する。ONであればステップ2107へと進み、ONでなければステップ2102へと進む。ステップ2107において、システム制御部112は、AE処理部103で画像処理部108の出力からAE処理を行ってステップ2108へと進む。ステップ2108において、システム制御部112は合焦フラグの状態を判定する。合焦フラグがTRUEであればステップ2120へと進み、合焦フラグがFALSEであればステップ2119へと進む。ステップ2119において、システム制御部112は、図10のフローチャートに従い通常AF動作を行ってステップ2120へと進む。ステップ2120において、システム制御部112は、画面内の所定位置に主被写体が動いていることを示す動きアイコンが表示されているか否かを判定する。表示されていればステップ2124へと進み、そうでなければステップ2121へと進む。ステップ2124において、システム制御部112は、図6のフローチャートに従いコンティニュアスAFを行ってステップ2121へと進む。ステップ2121において、システム制御部112はスイッチSW1の状態を判定する。ONであればステップ2122へと進み、ONでなければステップ2102へと進む。ステップ2122において、システム制御部112はスイッチSW2の状態を判定する。ONであればステップ2123へと進み、ONでなければステップ2120へと進む。ステップ2123において、システム制御部112は、撮影動作を行ってステップ2102へと進む。
以下、本発明の第2の実施形態におけるコンティニュアスAF動作中の山登りAFについて、図19のフローチャートを参照しながら説明する。
まず、ステップ2201において、システム制御部112は、フォーカスレンズ104の現在位置を取得してステップ2202へと進む。ステップ2202において、システム制御部112は、焦点評価値・輝度値の取得及びフォーカスレンズ104の現在位置の取得をカウントするための取得カウンタに1を加えてステップ2203へと進む。この取得カウンタは、初期化動作(図示略)において予め0に設定されているものとする。ステップ2203において、システム制御部112は、取得カウンタの値が1か否かを判定する。取得カウンタの値が1ならば、ステップ2206へと進み、取得カウンタの値が1でなければステップ2204へと進む。ステップ2204において、システム制御部112は、「今回の焦点評価値」が「前回の評価値」よりも大きいか否かを判定する。「今回の焦点評価値」が「前回の焦点評価値」よりも大きければステップ2205へと進み、そうでなければステップ2215へと進む。ステップ2205において、システム制御部112は、「今回の焦点評価値」が「前回の評価値」よりも大きいことを示す増加カウンタに1を加えてステップ2206へと進む。この増加カウンタは、初期化動作(図示略)において予め0に設定されているものとする。ステップ2206において、システム制御部112は、今回の焦点評価値を焦点評価値の最大値としてシステム制御部112に内蔵される図示しない演算メモリに記憶して、ステップ2207へと進む。ステップ2207において、システム制御部112は、フォーカスレンズ104の現在の位置を焦点評価値のピーク位置としてシステム制御部112に内蔵される図示しない演算メモリに記憶して、ステップ2208へと進む。ステップ2208において、システム制御部112は、今回の焦点評価値を前回の焦点評価値としてシステム制御部112に内蔵される図示しない演算メモリに記憶してステップ2209へと進む。ステップ2209において、システム制御部112は、フォーカスレンズ104の現在位置が測距範囲の端にあるか否かを判定する。測距範囲の端にあればステップ2210へと進み、測距範囲の端になければステップ2211へと進む。
ステップ2210において、システム制御部112は、フォーカスレンズ104の移動方向を反転してステップ2211へと進む。ステップ2211において、システム制御部112は、画面内の所定位置に主被写体が動いていることを示す動きアイコンが表示されているか否かを判定する。表示されていればステップ2212へ進み、そうでなければステップ2213へ進む。ステップ2212において、システム制御部112は、フォーカスレンズを駆動する所定量を所定量(1)に設定してステップ2214へ進む。ここで所定量(1)は、距離方向に大きく動いている被写体にもピント追従できるような値に設定する。ステップ2213において、システム制御部112は、フォーカスを駆動する所定量を所定量(1)とは異なる所定量(2)に設定してステップ2214へ進む。ここで所定量(2)は、ピント変動によりライブ画像の見栄えが悪くならないように所定量(1)よりも小さい量で設定する。ステップ2214において、システム制御部112は、フォーカスレンズ104を所定量移動してこのサブルーチンを終了してステップ2106、又はステップ2121へ進む。これにより、主被写体が動いているか否かで、単位時間あたりのフォーカスレンズ104の駆動量を変えることができる。
ステップ2215において、システム制御部112は、「焦点評価値の最大値−今回の焦点評価値」が所定量より大きいか否かを判定する。所定量より大きければステップ2216へ進み、そうでなければステップ2208へ進む。ここで、「焦点評価値の最大値−今回の焦点評価値」が所定量より大きいこと、即ち最大値から所定量減少していれば、その最大値をピントのピーク位置での値とみなす。ステップ2216において、システム制御部112は、増加カウンタが0より大きいか否かを判定する。増加カウンタが0より大きければステップ2217へ進み、そうでなければステップ2208へ進む。ステップ2217において、システム制御部112は、フォーカスレンズ104をステップ2207で記憶した焦点評価値が最大値となったピーク位置へ移動させて、ステップ2218へ進む。ステップ2218において、システム制御部112は、ピーク検出フラグをTRUEにしてステップ2219へと進む。ステップ816において、システム制御部112は、取得カウンタを0としてこのサブルーチンを終了してステップ2106又はステップ2121へ進む。
上述した実施形態においては、被写体像の動きがない場合にはコンティニュアスAFを実行し、被写体像の動きがある場合にはサーボAFを実行するようにしている。従って、できるだけライブ画像の見栄えを損ねることなく動いている被写体にピント追従し続けることが可能となる。以上、本発明を適用した好適な実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、ステップ201やステップ2101で検出した主被写体の変化(動き)を示す情報をモニタ画面上で表示制御すること等が考えられる。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
101:撮影レンズ、102:絞り及びシャッタ、103:AE処理部、104:フォーカスレンズ、105:AF処理部、106:撮像素子、107:A/D変換部、108:画像処理部、109:フォーマット変換部、110:DRAM、111:画像記録部、112:システム制御部、113:VRAM、114:操作表示部、115:操作部、116:撮影モードSW、117:メインSW、118:SW1、119:SW2、120:顔検出モジュール

Claims (11)

  1. フォーカスレンズを介して入力される被写体像を撮像して画像データを出力する撮像手段と、
    前記画像データに基づき前記フォーカスレンズの位置を制御して焦点調整を行う焦点調整手段と、
    前記画像データに基づいて被写体像の動きを検出する動き検出手段と、
    前記動き検出手段により被写体像の動きが検出されなかった場合には第1の焦点調整動作を行うように前記焦点調整手段を制御し、前記動き検出手段により被写体像の動きが検出された場合には前記第1の焦点調整動作とは異なる第2の焦点調整動作を行うように前記焦点調整手段を制御する制御手段とを有することを特徴とする自動合焦装置。
  2. 前記制御手段は、前記第1の焦点調整動作においては、前記フォーカスレンズを所定量駆動する毎に、前記フォーカスレンズの次回の駆動方向を決定し、前記第2の焦点調整動作においては、過去に検出した合焦位置に基づく駆動範囲内で前記フォーカスレンズを駆動することを特徴とする請求項1に記載の自動合焦装置。
  3. 前記制御手段は、前記第2の焦点調整動作では、前記第1の焦点調整動作よりも単位時間あたりの前記フォーカスレンズの駆動量を多くすることを特徴とする請求項1又は2に記載の自動合焦装置。
  4. 前記動き検出手段は、前記画像データから被写体の顔を検出し、当該顔の変化を判定することによって被写体像の動きを検出することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の自動合焦装置。
  5. 前記顔の変化とは、被写体の顔の位置又は大きさの変化であることを特徴とする請求項4に記載の自動合焦装置。
  6. 前記動き検出手段は、被写体の顔の位置又は大きさが所定回数以上、同方向に所定量以上連続して変化した場合に被写体像の動きを検出することを特徴とする請求項5に記載の自動合焦装置。
  7. 前記動き検出手段は、光学ズーム動作中又は電子ズーム動作中には被写体像の動きを検出しないことを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の自動合焦装置。
  8. 前記制御手段は、前記画像データの輝度が所定の値以下である場合、前記第2の焦点調整動作は行わず、前記第1の焦点調整動作を行うことを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の自動合焦装置。
  9. 前記動き検出手段による被写体像の動き検出結果に基づいて、被写体が動いているか否かを示す情報を画面上に表示させる表示制御手段を更に有することを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載の自動合焦装置。
  10. 撮像手段より出力される、フォーカスレンズを介して前記撮像手段に入力される被写体像の画像データに基づいて、被写体像の動きを検出する動き検出ステップと、
    前記動き検出ステップにより被写体像の動きが検出されなかった場合には第1の焦点調整動作を行うように、前記画像データに基づき前記フォーカスレンズの位置を制御して焦点調整を行う焦点調整手段を制御し、前記動き検出ステップにより被写体像の動きが検出された場合には前記第1の焦点調整動作とは異なる第2の焦点調整動作を行うように前記焦点調整手段を制御する制御ステップとを含むことを特徴とする自動合焦方法。
  11. 撮像手段より出力される、フォーカスレンズを介して前記撮像手段に入力される被写体像の画像データに基づいて、被写体像の動きを検出する動き検出ステップと、
    前記動き検出ステップにより被写体像の動きが検出されなかった場合には第1の焦点調整動作を行うように、前記画像データに基づき前記フォーカスレンズの位置を制御して焦点調整を行う焦点調整手段を制御し、前記動き検出ステップにより被写体像の動きが検出された場合には前記第1の焦点調整動作とは異なる第2の焦点調整動作を行うように前記焦点調整手段を制御する制御ステップとをコンピュータに実行させるためのプログラム。
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