JP2011039058A - 整列固定具の電子コンポーネント受け入れ体積の下に延在する、電子コンポーネントをクランプする弾性ユニット - Google Patents

整列固定具の電子コンポーネント受け入れ体積の下に延在する、電子コンポーネントをクランプする弾性ユニット Download PDF

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Abstract

【課題】効率的な仕方で電子コンポーネントを整列させる。
【解決手段】本発明のある例示的な実施形態によれば、電子コンポーネントを整列させるための整列固定具が提供される。ここで、本整列固定具は、電子コンポーネントを受け入れるよう適応されたレセプタクルと、第一の当接部および第二の当接部とを有する。第一の当接部は弾性ユニットを介してフレキシブルに取り付けられている。第一の当接部および第二の当接部は電子コンポーネントがレセプタクル内に受け入れられる電子コンポーネント受け入れ体積を画定する。弾性ユニットは前記電子コンポーネント受け入れ体積の底面の下に延在する。弾性ユニットは、第一の当接部と第二の当接部の間に電子コンポーネントをクランプするためのクランプ力を与えるよう適応されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子コンポーネントを整列させるための整列固定具(align fixture)に関する。
さらに、本発明は担体(carrier)に関する。
これに加えて、本発明は前記担体を使用する方法に関する。
集積回路は通例、半導体ウェーハ上に製作される。集積回路は多様な用途をもち、さまざまな電子装置に見出すことができる。作られる目的に応じて、集積回路および抵抗器、キャパシタンスおよびインダクタンスといった他の電子コンポーネントは、アセンブルされる前にパッケージングされ、マークされ、試験される。たとえば、MEMS(micro electro mechanical system[微小電気機械システム])コンポーネントは、所与の温度、圧力、傾斜角および種々の型の加速のもとで試験される。よって、電子コンポーネントの完全な製造は、純粋な製作の諸工程と、電子コンポーネントの接点パターンを仕上げた後の工程とに分けられる。電子コンポーネントを扱う三つの型の機械がある。いわゆる「重力ハンドラ(Gravity handler)」および切り離された電子コンポーネントを扱う「ピックアンドプレース・ハンドラ(Pick & Place handler)」およびいわゆるストリップを扱う「ストリップ・ハンドラ(Strip handler)」である。
米国特許出願公開US2003/0017629A1は、試験操作の間、切り離された電子デバイスを支持する、本体および支持部材を有する装置であって、前記支持部材が非伝導性の高抵抗材料からなり複数の凹部を有し、各凹部が個々の切り離されたデバイスを受け入れるよう適応されている装置を開示している。そのようなデバイスを試験する方法であって、デバイスが、一つまたは複数の環境制御チャンバを含む試験プロセスを通じて支持部材上で担持される方法も開示されている。
米国特許出願公開US2006/0154386A1では、担体上に置かれた複数の半導体デバイスを整列させる装置および方法が提供される。整列ガイドが使用中の各デバイスに隣接して位置され、各半導体デバイスの所望の整列に対応するよう配列される。整列のためには、半導体デバイスは複数のホルダを有する位置決めデバイスによって保持される。各ホルダは半導体デバイスを保持するための力を生じるよう構成される。半導体デバイスが整列ガイドに整列するまで半導体デバイスを配向させるために半導体デバイスを整列ガイドに対して付勢するために位置決めデバイスおよびホルダを動かすよう動作するアクチュエータも提供される。
米国特許US7,156,680B2は、挿入体および該挿入体を設けられた電子コンポーネントハンドリング装置を開示している。挿入体に取り外し可能に取り付けられることのできるガイド・コアおよびガイド・コアが取り外し可能に取り付けられることのできる挿入体を提供するために、米国特許US7,156,680B2は、挿入体に取り外し可能な仕方で取り付けられることのできるガイド・コアであって、エリア・アレイ型電子コンポーネントの外側端末面を、該エリア・アレイ型電子コンポーネントの外側端末がソケットの接続端末の方向に曝されるよう支持することのできる支持部と、挿入体に設けられたフック部と解放可能な仕方で係合できるフック受容部とを有するガイド・コアを提供する。米国特許US7,156,680B2はまた、ガイド・コアに取り外し可能な仕方で取り付けられることのできる挿入体であって、ガイド・コアが取り付けられるガイド・コア取り付けソケットおよび該ガイド・コア取り付けソケットと接続された電子コンポーネント取入口を有し、電子コンポーネントがガイド・コア取り付けソケットに取り付けられたガイド・コアにガイドされることができるようにする電子コンポーネント・ガイド部と、ガイド・コアに設けられたフック受容部と解放可能な仕方で係合されることのできるフック部とを有する挿入体を提供する。
米国特許US5,596,229Aは、電気接点パッドを有するチップ担体を含むためのチップ担体構造であって、該チップ担体のための位置決め構造およびスロット付き構造を有するチップ担体構造を開示する。前記位置決め構造およびスロット付き構造はかみ合わされて、前記チップ担体を含むかみ合わされた(mated)構造を形成する。スロット付き構造のスロットは、チップ担体のパッドと整列しており、かみ合わされた位置決め構造およびスロット付き構造の外部から内部に前記パッドへの電気的および機械的アクセスを提供する。
効率的な仕方で電子コンポーネントを整列させることのできるシステムの必要がある。
上に定義した目的を達成するため、電子コンポーネントを整列させるための整列固定具、複数の整列固定具を有する担体および担体を使う方法が提供される。
本発明のある例示的な実施形態によれば、電子コンポーネントを整列させるための整列固定具が提供される。ここで、前記整列固定具は、第一の当接する(特に接触する)部分(特にセグメント)および第二の当接する部分を有し、電子コンポーネントを受け入れるよう適応された(特に、意図された)レセプタクル(これは何かを受け入れ、含むためのデバイスと表してもよい)を有する。前記第一の当接部は弾性的な(特に柔軟な、復元力のあるまたは弾力的な)ユニット(特にある特定の機能を実行するはたらきをする装置または装置複合体)を介してマウントされている(特に、支持板または整列固定具のフレーム構造にマウントされている)。ここで、第一の当接部および第二の当接部は、レセプタクル中で電子コンポーネントが受け入れられる電子コンポーネント受け入れ体積(特に、電子コンポーネントを収容するはたらきをする、間の空間)の境界を定める。弾性ユニットは電子コンポーネント受け入れ体積の底面の下に(部分的にまたは完全に)延在する。弾性ユニットは、第一の当接部と第二の当接部の間に電子コンポーネントをクランプするためにクランプ力を与えるよう適応されている。
本発明のもう一つの例示的な実施形態によれば、複数の電子コンポーネントを整列させるための担体が提供される。ここで、担体は、上記の特徴を持つ複数の整列固定具を有する。
本発明のさらにもう一つの例示的な実施形態によれば、上述の特徴を有する担体を使う方法が提供される。該方法は:
・クランプ機構を作動させて受け入れられるべき電子コンポーネント(特にモールドされた部品)より大きなレセプタクル内の開口を露わにする段階と;
・電子コンポーネントをレセプタクル内の開口内に位置決めする(特に位置させる)段階(特に開口を露わにした後)と;
・クランプ機構を作動させて、電子コンポーネントが担体のレセプタクル内で整列されるよう開口のサイズを小さくする段階(特に位置決めした後)とを有する。
「整列固定具(align fixture)」の用語は、特に加工および取り扱いの際に物理的構造を支持するためのデバイスを表しうる。「物理的構造」は、この文脈では、特に、製造または取り扱いの工程における任意の段階において作用される物質、材料片または電子コンポーネントを表しうる。
「整列〔アライン/位置合わせ〕」の用語は、特に、何かが配列されるまたは並べられることを表しうる。たとえば、電子コンポーネントが固定された当接部と整列されうる。
「電子コンポーネント」の用語は、特に、プリント回路基板のような電子支持基板上にマウントされるために適応された任意のコンポーネントを表しうる。そのような電子コンポーネントは、ハンドリング機械(handling machine)、いわゆる「ハンドラ(handler)」によって扱われてもよい。電子コンポーネントの例は、電子チップ、すなわちパッケージングされたダイまたは裸のパッケージングされていないダイである。
「レセプタクル」の用語は、特に、何かを受け入れて含むデバイスを表しうる。あるいは、より特定的に、電子コンポーネントのコンテナを表してもよい。
「当接部」の用語は、特に、接触するセグメント、すなわち電子コンポーネントと直接当接するレセプタクルの部分を表しうる。
「第一の当接部および第二の当接部は、レセプタクル中で電子コンポーネントが受け入れられる電子コンポーネント受け入れ体積の境界を定める」の表現は、第一の当接部と第二の当接部の間の三次元空間部分のことを指しうる。より具体的には、「電子コンポーネント受け入れ体積」は、第一の当接部、第二の当接部およびレセプタクルのベース支持部の間の空間を指しうる。電子コンポーネント受け入れ体積は、レセプタクル中で電子コンポーネントが位置されうる場所でありうる。
「担体」の用語は、特に、担持するためのコンテナまたは担持するデバイスを表しうる。担体は、該担体の複数のレセプタクルに複数の電子コンポーネントを担持するよう適応されたストリップ様部材であってもよい。そのような担体は、ハンドラとの関連で使用されてもよい。該ハンドラは、電子コンポーネントの試験(機能試験など)をその後実行するために該担体を使って電子デバイスを扱うことを許容する。
「クランプ」の用語は、特に、担体が、電子コンポーネントを保持するまたは圧握するために集められる諸部分をもつよう設計されることを表しうる。集められうる諸部分は、第一の当接部および第二の当接部であってもよい。クランプは弾性的であってもよい。「弾性的」の用語は、特に、フックの法則に従う力のような特に、柔軟な、復元力のあるまたは弾力的な力がはたらかされうることを表す。
「電子コンポーネント受け入れ体積の底面の下に(部分的にまたは完全に)延在する弾性ユニット」の表現は、特に、電子コンポーネントが電子コンポーネント受け入れ体積中に受け入れられている動作状態において、当該整列固定具を上から見た平面図において、弾性ユニットが部分的にまたは完全に電子コンポーネントによって覆われることを指しうる。このことは、弾性ユニットの一部が電子コンポーネント受け入れ体積と同じ高さに、あるいは電子コンポーネント受け入れ体積より上に整列されることを除外するものではない。
ある実施形態では、第一の当接部、第二の当接部およびベース支持部は、電子コンポーネントが受け入れられうる電子コンポーネント受け入れ体積の境界を定めてもよい。ここで、弾性ユニットの少なくとも一部が電子コンポーネント受け入れ体積の底面の下に延在してもよい。弾性ユニットを電子コンポーネント受け入れ体積の下に配置することによって、整列固定具のために必要とされる空間を小さく保ちうる。平均的な電子コンポーネントより大きな電子コンポーネントについては、整列固定具の主平面内の空間を節約することが有用でありうる。弾性ユニットの偏差がサイズの大きな電子コンポーネントについては大きくなりうるので、弾性ユニットを電子コンポーネント受け入れ体積の下に配置することによって、弾性ユニットが電子コンポーネント受け入れ体積の横にのみ配置される配置に比べて、著しい空間(たとえば空間の8倍まで)が節約されうるということになる。弾性ユニットとして板ばね〔フラット・スプリング〕(蛇行形のばねまたはリーフ・スプリングのような)を使うことで、基本的に平面状の構造が得られ、これは非常にコンパクトな仕方で整列固定具を形成することを許容する。
ある実施形態では、複数コンポーネントを整列させるための、複数の整列固定具を有する担体が提供されうる。複数の整列固定具は、マトリクス形式(つなわち行と列)に配列されてもよく、固定的にマウントされて担体を形成してもよい。担体は、単一の整列固定具と同様の属性を有していてもよいが、複数の電子コンポーネントに対して適用可能でありうる、すなわち複数の電子コンポーネントを同時に、特に一体形成された仕方で担持しうる。電子コンポーネントは、担体の整列固定具によってレセプタクル内に、規定された仕方で整列されうる。よって、担体は、複数の電子コンポーネントを整列させることを許容するよう適応される。
本発明のある例示的な実施形態によれば、担体を使う方法が提供されうる。ここで、電子コンポーネントが担体の一時的に拡大されたレセプタクル内に位置され、位置されると、クランプ機構によってサイズが小さくなったレセプタクル内に弾性的にクランプされ、整列されうる。レセプタクルの拡大されたサイズからレセプタクルのクランプするサイズへの遷移は、自己作用的に行われうる。
以下では、整列固定具のさらなる例示的実施形態について記載するが、これらの実施形態は担体および方法にも当てはまる。
整列固定具は、第一の当接部に形成される操作可能な(actuatable)構造を有していてもよい。ここで、操作可能な構造は、レセプタクルを操作するために(ハンドラ・デバイスなどの)対応する操作〔アクチュエーション〕構造によって操作可能でありうる。操作可能な構造は、操作構造によって制御される任意の適切な力印加機構(たとえば、機械的な力、電気的な力、磁力などを加える)によって操作できる、たとえば凹部、凸部などであってもよい。操作構造は、操作可能な構造に対応して構成され(たとえば形および/または大きさが決められ)てもよく、たとえば所望の仕方でレセプタクルを制御するための(たとえばその開口を一時的に拡大または縮小するための)任意の適切な力印加機構(たとえば機械的な力、電気的な力、磁力などを加える)を使って操作可能な構造を操作できる突起または他の任意の力印加要素であってもよい。
操作可能な構造(特に操作可能な穴、操作可能なピンまたは操作可能なアーム)は、操作されて、弾性ユニットを操作するよう適応される。操作可能な構造は、レセプタクルのわきに(特にレセプタクルの境界領域の横に)位置されてもよい。操作可能な構造および第一の当接部は硬い部材をなしてもよい。操作可能な構造は、電子コンポーネントが受け入れられるべき側から(ハンドラのコントローラによって制御される操作要素によって)アクセス可能であってもよい。
弾性ユニット(特に一つまたは複数のばね要素)は、レセプタクルの一つのコーナー領域からレセプタクルの別のコーナー領域まで延在しうる。ある実施形態では、弾性ユニットは第一の当接部から第二の当接部まで延在しうる。二つのばね要素が隣り合わせに延在して弾性ユニットを形成してもよい。少なくとも一つのばね要素は平面状であってよい。少なくとも一つのばね要素は蛇行形であってよい。両方のばね要素が蛇行形であってもよく、第一の当接部のコーナー領域から第二の当接部までの対角線に従って鏡映対称な形で互いに隣り合わせに延在してもよい。ばね要素は少なくとも部分的に、電子コンポーネントのための支持体の一部をなしてもよい。ばね要素の断面の高さは、ばね要素の断面の幅より大きくてもよい。ばね要素はその一端で第一の当接部に固定的にマウントされてもよく、ばね要素はその他端で第二の当接部に固定的にマウントされてもよい。ばね要素およびベース支持板は、一枚の板から一体的に形成されてもよい。
第一の当接部は、それがマウントされる弾性ユニットから上方に延びてもよく、あるいは垂直に突き出ていてもよく、この第一の当接部は電子コンポーネント受け入れ体積のわきに(特に横に)延在してもよい。柔軟にマウントされた第一の当接部は、受け入れられる電子コンポーネントに当接するよう適応されるために、電子コンポーネント受け入れ体積の横に、電子コンポーネント受け入れ体積と同じ高さで延在してもよい。第一の当接部は、電子コンポーネント受け入れ部の下に延在する弾性ユニットから、電子コンポーネント受け入れ部に対して上方におよび電子コンポーネント受け入れ部の横に延在してもよく、柔軟にマウントされた当接部は、レセプタクル内に受け入れられた電子コンポーネントに当接するよう適応されてもよい。第一の当接部はL字形であってもよく、電子コンポーネントのコーナー領域に係合してもよい。第一の当接部および第二の当接部は電子コンポーネントをそれらの間の空間内にクランプするよう適応されてもよい。
操作要素(特に操作可能な穴、操作可能なピンまたは操作可能なアーム)は、弾性ユニットを操作するよう適応される。操作要素は、レセプタクルのわきに(特にレセプタクルの境界領域の横に)位置されてもよい。操作要素および第一の当接部は硬い部材をなしてもよい。操作要素は、電子コンポーネントが受け入れられるべき側からアクセス可能であってもよい。
第一の当接部は、第一の力をはたらかせるよう適応されてもよく、第二の当接部は電子コンポーネントに対して第二の力をはたらかせるよう適応されてもよい。ここで、第一の力および第二の力は少なくとも部分的に対向する(具体的には、互いに対してはたらく、すなわち反平行である)のでもよい。電子コンポーネントは、整列固定具のレセプタクル内で整列されうる。第一の当接部および第二の当接部は電子コンポーネントの側部に当接する。電子コンポーネントにはたらく諸力が少なくとも、一方向に向けられるのでなければ、はたらかされる力により、電子コンポーネントは静止し、整列されうる。第一の当接部および第二の当接部によって電子コンポーネントに加えられる二つの力が少なくとも部分的に対向しているとき、摩擦力を含めることによって、電子コンポーネントは静止しうる。
第一の当接部および第二の当接部は、第一の力がレセプタクルの主平面内ではたらき(すなわち、力のベクトルが主平面内にあってもよい)、第二の力がレセプタクルのこの主平面に平行にはたらくよう適応されてもよい。レセプタクルの前記主平面は、整列固定具の主平面に平行なものとして定義されうる。電子コンポーネントは、第一の当接部および第二の当接部によってはたらかされる力が一つの平面内ではたらく場合に、適切な仕方で整列されうる。第一の当接部および第二の当接部は、電子コンポーネントの側部に当接しうる。第一の力および第二の力の両方をレセプタクルの主平面内ではたらかせることによって、電子コンポーネントに対する全体的な力は、電子コンポーネントをひっくり返してレセプタクルから外に出す傾向をもつ回転モーメントは示さない。電子コンポーネントは、レセプタクルの主平面と平行な力によってレセプタクル内で堅固に整列されうる。
レセプタクルはさらに、レセプタクルの主平面に平行な支持面(特に、基礎としてのはたらきをすることによってある位置に保持する何か)をなすベース支持部を有してもよい。平面状のベース支持部も電子コンポーネント受け入れ体積の境界を定める(底を定義する)。ベース支持部によってはたらかされる支持力は、電子コンポーネントの主平面に対して作用してもよく、特に重力と反平行であってもよい。電子コンポーネントは、レセプタクルの主平面および電子コンポーネントの主平面が平行となるようレセプタクル内で配置されてもよい。電子コンポーネントに作用するベース支持部はレセプタクルの主平面に平行であってもよく、それにより電子コンポーネントはベース支持部の支持によってレセプタクルの主平面内に整列される。電子コンポーネントを電子コンポーネントの主平面内で支持することの利点は、電子コンポーネントに対する荷重が電子コンポーネントの主要面の種々の部分に分散されうるということと、第一および第二の当接部の第一の力および第二の力がベース支持部に平行にはたらかされうるということがありうる。こうして、第一の力の配向および第二の力の配向は、ベース支持部上での電子コンポーネントの割れを回避しうる。
ベース支持部は、第一の力および第二の力に垂直な(特に鉛直な)支持力をはたらかせるよう適応されてもよい。ベース支持部によってはたらかされる支持力は、電子コンポーネントをその主平面に対して直角に整列させるよう適応されてもよい。支持力が第一および第二の当接部によってはたらかされる力と垂直であることの技術的利点は、電子コンポーネントに対して回転モーメントがはたらかないということでありうる。よって、電子コンポーネントはその主平面に対して整列された位置に留まりうる。
第一の当接部および第二の当接部の一方または両方は柔軟にマウントされてもよい。柔軟にマウントされた当接部はレセプタクルの主平面と平行な動きを実行するよう適応されてもよい。柔軟的にマウントされている当接部によってはたらかされる力は、レセプタクルの主平面と平行にはたらかされる。電子コンポーネントを整列させる力は、弾性ユニットによって与えられてもよく、弾性ユニットは、レセプタクル自身の主平面内での弾性ユニットの自己作用運動(self-acting movement)によって、柔軟にマウントされた当接部および電子コンポーネントをレセプタクルの主平面内で動かしてもよい。こうして、弾性ユニットの力は、電子コンポーネントが主として頑丈であるまたは安定である平面内で、電子コンポーネントに対してはたらかされうる。
特に、柔軟にマウントされた第一の当接部は、レセプタクルの主平面と平行な動きを実行するよう適応される。
整列固定具は、ベース支持板を有していてもよく、該ベース支持板の上に弾性ユニットが配置される。ここで、弾性ユニットは、ベース支持板によって少なくとも部分的に支持されるレセプタクルの主平面に平行な動きを実行するよう適応されうる。ある実施形態では、ベース支持板および弾性ユニットはレセプタクルの主平面と平行に、かつ完全な整列固定具の主平面と平行に配置されうる。弾性ユニットは、弾性ユニットが配置されうるベース支持板に沿って動きうる。少なくとも一つの方向(これはベース支持板に向かって配向される方向であってもよい)では、弾性ユニットは、望ましくない変形に対して保護されうる。ベース支持板は平面状であってもよいし、あるいは弾性ユニットの動きを案内するよう適応された一つまたは複数の凹部を有していてもよい。
特に、整列固定具は、弾性ユニットの下に配置されたベース支持板を有し、ここで、弾性ユニットは、ベース支持板によって少なくとも部分的に支持されてレセプタクルの主平面と平行な動きを実行するよう適応される。
整列固定具は、ベース支持板および受け入れ板を有していて、両者の間に弾性ユニットが配置されてもよい。弾性ユニットは、ベース支持板および受け入れ板によって少なくとも部分的に案内(特に、何かの動きの向きを定めること)されるレセプタクルの主平面と平行な運動を実行するよう適応されうる。受け入れ板は特に、凹部(または受け入れる開口)を有し、それを介して電子コンポーネントが凹部を通じた挿入によってレセプタクルに受け入れられることができてもよい。ある実施形態では、ベース支持板、受け入れ板および弾性ユニットは、レセプタクルの主平面と平行に、かつ完全な整列固定具の主平面と平行に配置されうる。弾性ユニットは、その間に弾性ユニットが配置されるベース支持板と受け入れ板の間で動きうる。弾性ユニットは、二つの方向での変形に対して保護されうる。弾性ユニットが保護されうる二つの方向は、ベース支持板に向かって配向される方向および受け入れ板に向かって配向される方向であってもよい。ベース支持板および受け入れ板は、平面状であってもよいし、あるいは弾性ユニットの動きを案内するよう適応された凹部を有していてもよい。
整列固定具はさらに、たとえば整列固定具を一緒に使用されうるハンドラ・デバイスとの協働のために適応させるために、整列固定具の厚さを調整するよう適応された少なくとも一つの距離調整板を有していてもよい。距離適応の目的のために、整列固定具は三つよりさらに多くの板を有していてもよい。
特に、整列固定具は、整列固定具の厚さを調整するよう適応された少なくとも一つの厚さ調整板を有する。
弾性ユニットはばね要素(特に、ゴム部材、任意の種類の弾性材料部材、鋼ばね板から形成されるばね、ばねワイヤから形成されるばねまたは板ばね〔フラット・スプリング〕、コイルばね、重ね板ばね〔リーフ・スプリング〕などのような任意の種類のばね)を有していてもよい。平面状のばね、たとえば蛇行ばねが、コンパクト性を最適にするために好ましいことがありうる。ばね要素は、板から一体形成されうる。ばね要素は、弾性ユニットに比して同様の属性を示しうる。ここで、弾性ユニットはいくつかの部分から形成されうる。ばね要素は、変形に対して弾性的な復元力、すなわちフックの法則に従う振る舞いを示しうる。
弾性ユニットは、第一のばね要素および第二のばね要素を有していてもよい。ここで、第一の当接部および第二の当接部のうち柔軟にマウントされたものは、第一のばね要素および第二のばね要素の両方と接続されうる。ある実施形態では、第一のばね要素および第二のばね要素は、互いに対して角度を付けて配置される。ある実施形態では、第一のばね要素および第二のばね要素は互いに平行に配置される。別の実施形態では、第一のばね要素および第二のばね要素は互いに対して軸対称な仕方で、あるいは鏡映対称な仕方で配置されてもよい。ばね要素の形、材料および大きさに依存して、二つのばね要素を弾性ユニットに組み合わせることが有利であることがある。二つよりさらに多いばね要素が弾性ユニットを形成してもよい。二つ以上のばね要素を弾性ユニットに組み合わせることによって、弾性ユニットによってはたらかされる力の方向および絶対値が適応されうる。
弾性ユニットは、弾性ユニット受け入れ部、特に整列固定具の受け入れ部にマウントされるよう適応された別個の弾性部材であってもよい。弾性ユニット受け入れ部は、前記板の一つから形成されてもよく、別個の弾性部材を受け入れるよう適応されていてもよい。整列固定具の適応性を高めるため、弾性ユニットは別個の弾性部材であってもよい。一つの弾性ユニット板または他の任意の適応された板が、種々の型の弾性部材を受け入れるのに好適でありうる。この結果として、整列固定具を種々のサイズの電子コンポーネントに適応させるのにより少数の板で十分となりうる。整列固定具を種々の電子コンポーネント型に適応させるために、単にレセプタクルの個別のサイズ、弾性ユニット受け入れ部の位置を変える、あるいは挿入されるべき弾性部材のサイズを変えるということも可能でありうる。別個の弾性部材は、整列固定具を変えるのをより便利にすることによって、取り外し可能にマウントされうる。
弾性ユニット受け入れ部は、弾性ユニットを、第二の弾性ユニットが回転しないよう固定されるよう、弾性ユニットのサスペンションにおいて固定する(特に、留めるまたは固着させる)よう適応されていてもよい。そうでなければ、弾性部材は定義された方向に力をはたらかせないことがありうる。力の方向および大きさは、弾性ユニットが回転可能でなければ変わらない。半導体デバイスのより小さなサイズにつながる半導体製造における小型化傾向のため、半導体デバイスを非常に精密に整列させることが重要となりうる。よって、そのサスペンションに受け入れられた弾性部材が回転しないようにすることが有利である。力が方向および大きさにおいて定義されうるからである。
弾性ユニットは、弾性ユニット受け入れ部のところにまたは弾性ユニット受け入れ部内に形状ロックする仕方で固定的に据え付けられてもよい。弾性ユニット受け入れ部は、弾性ユニットのサスペンション内に弾性ユニットを固定するよう適応されていてもよい。ここで、弾性ユニットはポジティブ・ロッキングをもって固定的に据え付けられる。弾性ユニットを形状ロックする仕方で固定的に据え付けることによって、前記別個の弾性部材のスリップが防止されうる。弾性ユニットは、整列固定具から外れることを防止されうる。弾性ユニットを形状ロックする仕方で据え付けることによって、弾性ユニットによってはたらかされる力の方向および大きさが定義され得、安定に維持されうる。
第一の当接部および第二の当接部はそれぞれ、硬い(特に、弾性的でない、柔軟でない、剛性の、曲がりにくいまたは可撓性でない)部材(特にパーツ)をなし、電子コンポーネントと係合する(特に、接触する)よう適応される。弾性ユニットは、第一の当接部および第二の当接部のうちの一方に対して、互いに対して角度をもつ(特に、公差を別として0とは異なる角度をはさむ)二つの力成分をはたらかせる(特に加える)よう適応されうる。「弾性ユニットは二つの角度をもった力成分をはたらかせるよう適応される」の表現は、特に、力が表面に対して作用する二つの直交する力成分に分割されうることを表しうる。弾性ユニットによってはたらかされる斜めの(skew)力は、第一および第二の当接部の少なくとも一方に作用して、該少なくとも一方の当接部に、互いに対して角度をもった二つの力成分を加えうる。二つの角度をもった力成分は、弾性ユニットによってはたらかされる斜めの力によって引き起こされうる。「斜めの」力とは、この文脈では、力が表面、すなわち第一および第二の当接部と平行でなく、該表面に対してある角度をもつことを表しうる。その角度は、少なくとも0.5°、1°、2°、4°、8°または16°の角度で平行から外れる。その角度は10°より大きくてもよく、特に30°より大きくてもよく、より特定的に45°より大きくてもよい。斜めの力は、角度をもつと表されうる。ある実施形態では、力は、少なくとも一つの直角形の当接部に対し、直角形の当接部の内角に対して45°の角度で向けられてもよい。斜めの力は、対角方向にはたらかされる力によって表されてもよい。本発明のある例示的な実施形態によれば、電子コンポーネントを自己作用的に(in a self-acting manner)レセプタクル内に整列させる整列固定具が提供されうる。斜めの力、たとえば対角線方向に作用する力(たとえば長方形の電子デバイスについて)は、第一の当接部および第二の当接部の少なくとも一方に対して二つの角度をもった力成分をはたらかせうる。斜めであるまたは角度をもっていてもよい力は、当接部(弾性ユニット上に柔軟にマウントされている)から電子コンポーネントを介して固定的にマウントされている当接部に伝達されうる。ある実施形態では、斜めの力は、電子コンポーネントの側部のそれぞれに非平行方向に作用しうる。弾性ユニットによってはたらかされる二つの角度をもった力成分を与えることによって、電子コンポーネントは、レセプタクル内での電子コンポーネントのさらなる横方向の当接の必要なしに、第一の当接部および第二の当接部によって完全に整列されうる。これは、ただ一つの弾性ユニットおよび二つの当接部分が電子コンポーネントを整列させるために十分でありうるので、有利でありうる。整列固定具の設計および製造のプロセスは、コスト効率がよいものとなりうる。電子コンポーネントが一方の当接部の二つの角度をもった側部によって係合されるとき、電子コンポーネントの整列は、一つの弾性ユニットしか使用されないという事実のため、信頼できるものとなりうる。一つの弾性ユニットの配向が、斜めの力の方向と、二つの角度をもった力成分の方向および大きさを定義しうる。斜めの力は、電子コンポーネントの側部に対して斜めである、または角度をもちうる。第一の当接部および第二の当接部の方向はそれぞれ電子コンポーネントの側部の配向と平行に定義されうる。
第一の当接部および第二の当接部の少なくとも一方は、電子コンポーネントの二つの角度をもった側部と、形状ロックする(form locking)(特に留める(fastening))仕方で、係合するよう適応されていてもよい。電子コンポーネントは半導体コンポーネントであってもよく、六つの異なる面をもつ基本的に直方体の形を有していてもよい。二つの向かい合う主要面、いわゆるシンボル側および平行な接点側は、半導体コンポーネントの主平面を表しうる。というのも、シンボル側および接点側は通例、半導体コンポーネントの残り四つの側部より大きな面積をもつからである。よって、電子コンポーネントの側部の高さによって定義される電子コンポーネントの高さは、主要面の両方の辺の長さよりも小さいことがありうる。
三つの構成が適用されうる。第一に、電子コンポーネントは、その側部のある第一のものの一部をもって当接してもよく、その側部の第二のもののさらなる一部をもって、形状ロックする仕方で、弾性ユニットを介してマウントされる当接部に当接してもよい。その側部の残りの一つまたはコーナー領域をもって、電子コンポーネントは固定的にマウントされた当接部に当接してもよい。電子コンポーネントは、一つの側部をもって、固定的にマウントされた当接部に整列されうる。第二に、電子コンポーネントは、その側部のある第一のものの一部またはコーナー領域をもって弾性ユニットを介してマウントされる当接部に当接してもよい。その側部の二つの角度をもった残りをもって、電子コンポーネントは形状ロックする仕方で、固定的にマウントされている当接部に当接してもよい。電子コンポーネントは、二つの側部をもって、固定的にマウントされた当接部に整列されうる。第三に、電子コンポーネントは、その側部のある第一のものの一部をもって当接してもよく、その側部の第二のもののさらなる一部をもって、弾性ユニットを介してマウントされている当接部に当接してもよい。その側部の第三のものおよび残りの第四のものをもって、電子コンポーネントは固定的にマウントされた当接部に当接しうる。電子コンポーネントは、二つの側部をもって、固定的な当接部に整列されうる。上記の第一、第二および第三の実施例によれば、電子コンポーネントのその主平面内での位置が完全に定義されうる。
整列固定具は、さらなる弾性ユニットを有していてもよい。該さらなる弾性ユニットを介して第三の当接部がマウントされ、第一の当接部および第三の当接部は、一緒になって、第二の当接部に対して二つの角度をもった力成分をはたらかせるよう適応されうる。第三の当接部はさらなる弾性ユニットにマウントされてもよく、第一の当接部は以前と同様に第一の弾性ユニットにマウントされていてもよい。電子コンポーネントは第一の当接部および第三の当接部によって、第二の当接部のほうに整列されうる。弾性ユニットおよびさらなる弾性ユニットは、互いに角度をもった力をはたらかせうる。
第一の当接部および第三の当接部は、電子コンポーネントの少なくとも二つの角度をもった側部に係合するよう適応されうる。少なくとも二つの角度をもった側部に係合することによって、電子コンポーネントは第二の当接部のほうに完全に整列されうる。第二の当接部は、電子コンポーネントの二つの自由な次元に従って、電子コンポーネントを二次元で整列させるよう適応されうる。ある実施形態では、電子コンポーネントは、レセプタクルの主平面に平行な面内でのみ動くようマウントされうる。
整列固定具はさらに、フレーム、特にスライド可能にマウントされたフレームを有していてもよい。ここで、第一の当接部および/または第二の当接部および弾性ユニットはスライド可能にマウントされたフレーム(これは整列固定具の支持板などに対してスライド〔滑動〕しうる)上にマウントされうる。そのようなフレームは、たとえば四つのバーまたはロッドによって形成されるたとえば長方形の構造であってもよい。第一の当接部および弾性ユニットはそれらのバーまたはロッドによって境界が定められる領域内にマウントされてもよい。ある実施形態では、さらなる弾性ユニットも浮動レセプタクル・フレームにマウントされうる。フレームはといえば、板のような外側の支持構造上に固定的または柔軟にマウントされていてもいなくてもよい。ある実施形態では、スライド可能にマウントされたフレームは、レセプタクルの整列性能の微調整を許容するために調整ユニットを有していてもよい。第一および第二の当接部は電子コンポーネントに係合してもよく、第一の当接部をもって電子コンポーネントをレセプタクルの主平面と平行に整列させてもよい。さらに、第一の当接部と、第二の当接部がマウントされる弾性ユニットとは、両方ともレセプタクルの主平面内にスライド可能にマウントされるフレーム上にマウントされてもよい。スライド可能にマウントされたフレームに調整ユニットを提供することによって、整列固定具において、レセプタクルおよびそこに受け入れられる電子コンポーネントの微調整を許容することが可能になりうる。スライド可能にマウントされたフレームは、少なくとも一つのさらなる弾性ユニットを介して弾性的にマウントされてもよい。
第一の当接部、第二の当接部、弾性ユニット、さらなる弾性ユニット、ベース支持部および(たとえばスライド可能にマウントされた)フレームからなる群の少なくとも一つは、少なくとも部分的に板から一体形成されてもよい。エッチング技法またはレーザー技法といったデザイン技法を使うことによって少なくとも一つの機能要素を板から製造することは便利でありうる。これらの技法は、薄板、たとえば金属板に適用するのに最適に好適でありうる。エッチングまたはレーザー・カットによって、製造される構造の高精度が達成されうる。
第一の当接部、第二の当接部、弾性ユニット、ベース支持部および(たとえばスライド可能にマウントされた)フレームからなる群の少なくとも二つは、少なくとも部分的に一枚の板から一体形成されてもよい。一枚の板から機能要素の少なくとも一つを一体形成することに関して述べたのと同じ利点が、一枚の板から二つまたはさらに多くの機能要素を形成することについても成り立つ。一枚の板を使ってできるだけ多くの機能要素を製造することが一層便利でありうる。特に、弾性ユニット上にマウントされる当接部および弾性ユニットは一枚の板から形成されうる。さらに、第一の当接部は、一枚の板から一体形成されうる。さらに加えて、スライド可能にマウントされたフレームおよび前記少なくとも一つのさらなる弾性ユニットは一枚の板から一体的に製造されうる。このように、第一の当接部、第二の当接部、弾性ユニット、スライド可能にマウントされたフレームおよび少なくとも一つのさらなる弾性ユニットまたは第三の当接部は一枚の板から一体形成されうる。板の形を適切に適応させるとき、同じ板からベース支持部も形成することさえ可能でありうる。
以下では、担体のさらなる例示的実施形態について記載するが、これらの実施形態は整列固定具および方法にも当てはまる。
複数の電子コンポーネントを整列させるための担体は、複数の整列固定具を設けられうる。ある実施形態では、複数の整列固定具は、共通の基板(これは一つまたは複数の板によって構成されてもよい)に基づいて一体形成されてもよい。
少なくとも一つの弾性ユニットが各レセプタクルに割り当てられうる。一つのレセプタクルに割り当てられた一つまたは複数の弾性ユニットがありうる。一つのレセプタクルに少なくとも一つの弾性ユニットを割り当てることによって、電子コンポーネントを別の電子コンポーネントとは独立に整列させる方法がありうる。これは、第一の電子コンポーネントを受け入れ、整列させることが、別の第二の電子コンポーネントを受け入れ、整列させることに影響をもたないので、有利でありうる。
特に、各レセプタクルは少なくとも一つの割り当てられた弾性ユニットを有する。
少なくとも一つの弾性ユニットがレセプタクルの複数に割り当てられうる。弾性ユニットは、二つ以上の弾性部を有していてもよく、二つの当接部が一つの弾性部の向かい合う側にマウントされるよう配置されてもよい。三つ、四つ、五つまたはそれ以上のレセプタクルが一つの弾性ユニットを共有してもよい。さらに、一つの弾性ユニットに二つ以上の弾性部を設けることは、コスト効率がよく、スペースの節約になることがありうる。弾性ユニット板に、それぞれレセプタクルまたは電子コンポーネントと同数の、弾性ユニットおよび弾性部を設けることが適切でありうる。
担体は、弾性ユニットを有する第一の板および第二の当接部を有する第二の板を設けられてもよい。ここで、第一の板は、第二の板に関してスライド可能に配列され、第一の板は、複数の第二の当接部に対して複数の第一の当接部の一斉的な(mutual)再配置を許容するよう適応される。本発明のある例示的な実施形態によれば、担体は、それぞれが複数の電子コンポーネントのうちの割り当てられたものを受け入れる複数のレセプタクルを有していてもよい。複数のレセプタクルのサイズは、第一の板の第一の当接部および第二の板の第二の当接部によって境界を定められてもよい。第一の板の第一の当接部および第二の板の第二の当接部は、レセプタクルの互いに反対側にあってもよい。第一の板および第二の板は、第一の板の主平面および第二の板の主平面に沿って互いに対して移動可能であってもよく、レセプタクルのサイズは、第一の板と第二の板の相対位置が互いに対して変わったときには変わってもよい。第一の板および第二の板は、互いに平行であってもよい。第一の板および第二の板の位置は、対角線方向に変えられてもよい。すなわち、第一の板のコーナー領域および第二の板のコーナー領域が近接させられてもよく、これとは逆に引き離されてもよい。第一の板および第二の板の動きまたは第一の当接部および第二の当接部の近接または引き離しは、第一の板の主平面および第二の板の主平面内で生起しうる。複数の電子コンポーネントは、複数のレセプタクル内で、第一の板と第二の板のコーナー領域どうしが接近するときに、複数の第一の当接部および複数の第二の当接部の間でクランプされうる。第一の板および第二の板のコーナー領域が接近し、引き離されるときに、複数のレセプタクルのコーナー領域は同時に接近し、引き離されてもよい。
第一の板は、複数の弾性ユニットを有する弾性ユニット板であってもよい。ここで、各レセプタクルは前記複数の弾性ユニットの少なくとも一つを割り当てる。第一の当接部は、それぞれ弾性ユニット上に形成されうる。弾性ユニットの目的は、複数の電子コンポーネントのさまざまな大きさについての補償許容差を認めることでありうる。そうでなければ、電子コンポーネントのさまざまな大きさのため、それらの電子コンポーネントはレセプタクルから外れることがありうるし、整列不良も起こりうる。弾性ユニットは、特に、第一の当接部の弾性属性を調整することを許容する弾性コーティングまたはゴム部分であってもよい。弾性ユニットは、任意の種類のばねのような、弾性的である任意のユニットであってもよい。ある実施形態では、第一の板および第二の板は、互いに対して平行に配置されうる。第一の板は、第一の板が配置されうる第二の板に沿って動きうる。第二の板に向かう方向であってもよい少なくとも一つの方向では、第一の板は、望ましくない変形に対して保護されうる。第二の板は平面状であってもよいし、あるいは第一の板の動きを案内するよう適応された凹部を有していてもよい。
各弾性ユニットの位置または変形状態は、それぞれの割り当てられたレセプタクルの境界の一つを決定しうる。弾性ユニットの位置は、レセプタクルの大きさを決定し得、弾性ユニットの変形状態は、レセプタクルの大きさを決定しうる。諸弾性ユニットの位置は、第一の板および第二の板の互いに対する位置とともに一斉に変化しうる。各第一の当接部の位置は、各第二の当接部に対して変化しうる。第一の板および第二の板の互いに対する位置の変化は、各レセプタクルの大きさの一斉的な変化を引き起こしうる。すなわち、一斉に、レセプタクルの大きさが増大してもよく、レセプタルの大きさが減少してもよい。しかしながら、各レセプタクルが、それぞれ弾性ユニットの変形状態の変化を伴って、個々にその大きさを変えてもよい。弾性ユニットの変形状態およびレセプタクルの大きさは、弾性ユニットがプレストレスを与えた(prestressed)位置に持ち込まれるときに増大してもよく、張力が除かれたときに減少してもよい。
第一の板および第二の板は、少なくとも一つの板接続弾性ユニットによって互いに弾性的に結合されてもよい。第一の板および第二の板を少なくとも一つの板接続弾性ユニットによって弾性的に結合することは有利でありうる。少なくとも一つの板接続弾性ユニットは、諸レセプタクルの大きさが一斉に増大させられるときに張力を受けてもよく、板接続弾性ユニットの張力は、第一の板および第二の板がレセプタクルの減少した大きさまでその位置を変えるときに少なくとも部分的に解放されてもよい。諸レセプタクルの大きさは、前記少なくとも一つの板接続弾性ユニットの張力が自己作用的に解放されるときに一斉に減少されうる。
第二の板は、第一の板の当接のために適応された第一の板当接部を有していてもよい。第一の板は、第二の板の当接のために適応された第二の板当接部を有していてもよい。第二の板当接部および第二の板当接部は、第一の板当接部と第二の板当接部が互いに当接するときに、レセプタクルのクランプ・サイズを定義しうる。ここで、レセプタクルのクランプ・サイズは、各レセプタクルにおける電子コンポーネントのクランプのために適応される。各レセプタクルはそれぞれの電子コンポーネントをクランプするよう適応され得、レセプタクルのクランプ・サイズは、第一の板と第二の板の互いに対する位置によって与えられうる。「クランプ(clamp)」の用語は、特に、担体が、電子コンポーネントを保持または圧握するために近づけられる諸パーツをもつよう設計されうることを表す。近づけられる諸パーツは、第一の当接部および第二の当接部であってもよい。
板接続弾性要素および複数の弾性ユニットは、電子コンポーネントがレセプタクル内に受け容れ可能でありうるレセプタクルの拡大されたサイズから、電子コンポーネントがクランプされうるレセプタクルの縮小されたクランプ・サイズに向けての自己作用式の遷移のための合力(total force)を与えるよう適応されうる。合力は、電子コンポーネントがクランプ位置に来たときの、前記少なくとも一つの板接続弾性ユニットによってはたらかされる力から前記複数の弾性ユニットによってはたらかされる力を引いたものによって定義されうる。前記少なくとも一つの板接続弾性ユニットの力は、前記複数の弾性ユニットによってはたらかされる力より大きいことがありうる。合力は正であってもよく、レセプタクルの拡大されたサイズから、第一の板の第二の板当接部および第二の板の第一の板当接部が互いに当接しうるレセプタクルのクランプ・サイズへの自己作用式の遷移を提供しうる。
担体はさらに、第一の板および第二の板において形成されるハンドリング構造(handling structure)を有していてもよい。ハンドリング構造は、スライド可能に配置された第一の板および第二の板を、板接続弾性要素に抗してレセプタクルの拡大されたサイズに向けて相対的に動かすよう、第一の板および第二の板を取り扱うために適応されうる。担体のハンドリング構造は、前記少なくとも一つの板接続弾性ユニットの力から前記複数の弾性ユニットの力を引いたものによって与えられる合力に抗して第一の板および第二の板を相対的に動かすよう適応されうる。ハンドリング構造はレセプタクルを、前記合力に抗して、電子コンポーネントのボディがレセプタクル内に受け容れ可能である拡大されたサイズに拡大するよう適応されうる。
担体は、第一の板、第二の板および第三の板を設けられてもよい。ここで、第一の板は弾性ユニットを有し、第二の板は第二の諸当接部を有し、第一の板は第二の板と第三の板の間に浮動式に配置され、第一の板は複数の第一の当接部の複数の第二の当接部に対する一斉的な再配置を許容するよう適応される。第一の板は、弾性ユニットを介して柔軟にマウントされた第一の諸当接部の一斉的な再配置(特に浮動)を許容するよう適応されうる。担体は第三の板を有していてもよく、ここで、第一の板は第二の板と第三の板の間に浮動的に配置されてもよく、第二の板および第三の板は互いに対して固定的にマウントされてもよい。第一の板は弾性ユニット板であってもよく、第一の諸当接部の一斉的な浮動(特に、なめらかに動作および調整するよう接続または構築されて)を許容するよう適応されてもよい。「浮動(float)」の用語は、特に、定義された外的制御なしでの漂動〔ドリフト〕を表しうる。特に、「浮動」は、第一の板が第二の板および第三の板に対して、小さなまたは無視できるほどの摩擦力で、その位置を変えうることを表しうる。ハンドリング構造は、第一の板を前記合力に抗してレセプタクルの拡大サイズに向けて動かすよう適応されていてもよい。板接続弾性ユニットは第一の板をレセプタクルのクランプ・サイズに向けて動かすよう適応されうる。第一の板、第二の板および第三の板は、互いに対して平行に配置されうる。第一の板は、第二の板と第三の板の間に配置されてもよく、第二の板と第三の板に沿って動きうる。第一の板は、第二の板に向かう方向および第三の板に向かう方向であってもよい各方向において望ましくない変形に対して保護されうる。第二の板および第二の板は、平面状であってもよく、あるいは第一の板の動きを案内するよう適応された凹部を有していてもよい。
第二の板はベース支持板であってもよく、電子コンポーネントの主要面を支持するよう適応されていてもよいベース支持部を有していてもよい。レセプタクルのベース支持部は第二の板から形成されてもよい。各レセプタクルに割り当てられるベース支持板は、一枚の板から一体形成されるまたは複数のベース支持板から構成される第二の板に延在してもよい。第二の板の配向は、各レセプタクルに平行であってもよく、各ベース支持部に平行であってもよい。各ベース支持部によってはたらかされる支持力は、電子コンポーネントの主平面に対して垂直に作用してもよく、互いに平行であってもよい。
第三の板は受け入れ板であってもよく、レセプタクルの受け入れ開口の境界を少なくとも部分的に定めるよう適応されてもよい。特に、第三の板は、レセプタクルに電子コンポーネントを供給するための受け入れ開口を有する受け入れ板であってもよい。第三の板は、第一の板を覆ってもよい。第三の板を通じて、電子コンポーネントは担体のレセプタクル中に入れられてもよい。第三の板は、一枚の板から一体形成されてもよいし、あるいは複数の受け入れ板から構成されてもよい。
第一の板または第三の板は、固定的にマウントされた第一の諸当接部および第二の諸当接部のうちの一方を有していてもよい。第一の諸当接部および第二の諸当接部は第一の板または第三の板から形成されうる。固定的にマウントされた当接部が、特に弾性ユニット板と称されうる第一の板から形成されるとき、この当接部は、第二の当接部と同じ高さに位置されうる。これは、きわめて薄い電子コンポーネントにとって有利でありうる。固定的にマウントされた当接部が第三の板から形成されるとき、レセプタクルのサイズは、第一の諸当接部および第二の諸当接部を一斉に接近させることによって、または第一の諸当接部および第二の諸当接部を引き離すことによって変えられる。
特に、第一の板または第三の板は、固定的にマウントされた第二の当接部を含んでいてもよい。
以下では、方法のさらなる例示的実施形態について記載するが、これらの実施形態は整列固定具および担体にも当てはまる。
方法はさらに、電子コンポーネントを後処理機械内に置き、その後、電子コンポーネントが担体のレセプタクル内で整列された位置を維持している間に電子コンポーネントを後処理機械の操作にかけることを含みうる。後処理方法は、特に、電子コンポーネントの評価または試験のプロセスを表しうる。よって、後処理機械は特に、電子コンポーネントを評価または試験する機械を表しうる。電子コンポーネントの後処理の間、電子コンポーネントの品質についての情報を得るために、電子コンポーネントはさまざまな物理的条件のもとに置かれうる。後処理は、特に、電子コンポーネントを関心のあるさまざまな電気的および/または機械的条件のもとに置くことによる電子コンポーネントの品質試験または品質評価を表しうる。
方法はさらに、クランプ機構によって電子コンポーネントを、電子コンポーネントの側部のみで弾性的にクランプすることを含みうる。電子コンポーネントは担体の拡大されたレセプタクル内に置かれ得、置かれると、クランプ機構によって、レセプタクルのクランプ・サイズ内に弾性的にクランプされて整列されうる。レセプタクルの拡大サイズからレセプタクルのクランプ・サイズへの遷移は、レセプタクルの主平面内で起こりうる。レセプタクルの主平面は、担体の主平面と、電子コンポーネントの主平面と、および整列固定具の主平面と一致しうる。担体は、後処理機械中に置かれうる。電子コンポーネントがレセプタクル内にクランプされ、整列されている間に、電子コンポーネントは後処理機械の操作にかけられうる。
方法はさらに、担体に、該担体の確定的な(特に精確な、一意的なまたは曖昧さのない)識別のための識別特徴(identifying feature)または識別子(identifier)を与えることを含みうる。後処理機械は、アセンブリー・ラインをなしてもよい。担体は、ある後処理機械からさらなる後処理機械に搬送されてもよい。後処理の際のプラントにおける各担体の一意的な識別情報は、プラント内での各担体の経路を追跡する(特にトレースする)ことを可能にし、各電子コンポーネントを追跡することを可能にする。こうして、識別特徴によって、各担体および各電子コンポーネントがアセンブリー・ラインにおいて追跡されうる。
方法はさらに、基準検出(fiducial detection)のための基準マーカー(fiducial marker)を担体に与えることを含みうる。基準マーカーまたはマークと併せた視覚システム(vision system)が、後処理機械内での担体の位置および配向の検出を提供しうる。これは、電子コンポーネントのマーク付け(marking)または接触(contacting)といった担体の精確な整列を必要とするプロセスを処理しているときに有利でありうる。
方法は、電子コンポーネントを第二の当接部と整列させることを含みうる。ここで、第一の当接部がマウントされている弾性(特に柔軟な、復元力のあるまたは弾力的な)ユニット(特にある特定の機能を実行するはたらきをする装置または装置複合体)によって第一の力が自己作用式にはたらかされうる。第一の当接部のそれぞれは、少なくとも弾性ユニットの割り当てられた一つにマウントされうる。弾性ユニットはそれぞれ、第二の当接部に向けて第一の力をはたらかせうる。第二の当接部のそれぞれは、第一の当接部の一つに割り当てられる。電子コンポーネントは第二の当接部と整列されうる。
方法はさらに、第一の当接部および第二の当接部の少なくとも一つに対して二つの力成分をはたらかせ、該当接部が電子コンポーネントに対して二つの角度をもった力成分をはたらかせるようにすることを含みうる。
後処理は、電子コンポーネントが担体によって保持および整列され、担体を取り扱うことによって動かされている間にレーザー・マーキングすることを含みうる。電子コンポーネントがレセプタクル内でクランプされ、整列されている間、電子コンポーネントはレーザー・マーキング手順にかけられうる。電子コンポーネントは、接点側がベース支持部に当接するかシンボル側がベース支持部に当接するかとは独立に、アクセス可能なシンボル側を有しうる。接点側がベース支持部と当接する場合、シンボル側は受け入れ側に対して開かれており、いかなる制約もなくレーザー・マーキングにかけられうる。シンボル側がベース支持部と当接する場合、レセプタクルのベース支持部はその中心にアクセス開口を有していてもよい。アクセス開口は、電子コンポーネントの端領域がベース支持部といまだ当接する程度だけの広がりをもつ。
後処理は、電子コンポーネントが担体によって保持および整列され、担体を取り扱うことによって動かされている間のバーンイン試験を含みうる。バーンイン試験では、電子コンポーネント、特に半導体デバイスは、所定の時間期間にわたって熱(たとえば一時間未満ないし数時間にわたって200°Cまでの温度)にかけられうる。バーンイン試験の間、電子コンポーネントは電流フィードによって追加的に電力試験にかけられうる、および/または、電子コンポーネントは該電子コンポーネントの電子的な品質を試験するために電子的な試験にかけられうる。担体は、金属、熱硬化性プラスチックまたは樹脂のような耐熱性材料で該担体を形成することによって、高温に耐えるよう適応されうる。
後処理は、電子コンポーネントが担体によって保持および整列され、担体を取り扱うことによって動かされている間のベークイン・プロセスを含みうる。ベークイン・プロセスは、電子コンポーネントが、電気的な試験や負荷なしに、所定の時間期間にわたって加熱される(たとえば一時間未満ないし数時間にわたって200°Cまでの温度)プロセスであってよい。耐熱性材料から前記担体を形成することにより、担体が、電子コンポーネントが約1時間の期間にわたって高温にかけられるベークイン・プロセスに耐えられるようにできる。ベークイン・プロセスは、最終試験をもってさらに続けるために電子コンポーネントに対する電気的な負荷を軽減するために使用されてもよい。
後処理は、電子コンポーネントが担体によって保持および整列され、担体を取り扱うことによって動かされている間の、ハンドラ上での最終試験を含みうる。多様な実施例をもつ最終試験は、電子コンポーネントがアセンブルされる前に実行される試験であってよい。電子コンポーネント、たとえば半導体デバイスの最終試験は、電子的な機能試験であってもよく、任意の組み合わせでの多様な温度、圧力、加速および傾斜角といった多様な物理的試験条件を含みうる。機械的および温度の荷重に耐える単数または複数の材料から前記担体を形成することにより、前記担体は、これらさまざまな条件下で電子コンポーネントを整列させるよう適応され得、電子コンポーネントの接点を接触させることを許容するよう適応されうる。
ある実施形態では、後処理は、電子コンポーネントが担体によって保持および整列され、担体を取り扱うことによって動かされている間の、ハンドラ上での最終試験を含まない。レーザー・マーキング、バーンインまたはベークインのあと、直接に、電子コンポーネントに対して選択的マーキングが作用させられてもよい。
特に、後処理は、電子コンポーネントが担体によって保持および整列され、担体を取り扱うことによって動かされている間の、ハンドラ上での最終試験がない。
後処理は、電子コンポーネントが担体によって保持および整列され、担体を取り扱うことによって動かされている間の、選択的マーキングを含みうる。レーザー・マーキングの説明を参照するに、同じことが選択的マーキング、たとえばレーザー・マーキングについても有効である:電子コンポーネントは、接点側がベース支持部に当接するかシンボル側がベース支持部に当接するかとは独立に、アクセス可能なシンボル側を有しうる。接点側がベース支持部に当接する場合、シンボル側は受け入れ側に対して開かれており、いかなる制約もなくレーザー・マーキングにかけられうる。シンボル側がベース支持部に当接する場合、レセプタクルのベース支持部はその中心に開口を有していてもよい。開口は、電子コンポーネントの端領域がベース支持部と当接する程度の広がりをもつ。選択的マーキング後、担体内に置かれた電子コンポーネントは、選択的に「陽(positive)」とマークされる、選択的に「陰(negative)」とマークされる、あるいは完全に「陽」または「陰」とマークされうる。他の分類(「陽」または「陰」以外)も可能である。選択的マーキングは、電子コンポーネントの品質特徴を指摘するマーク、たとえば半導体デバイスを動作させる最大周波数を記すマークをも含みうる。
レーザー・マーキング、バーンイン試験、ベークイン、最終試験および選択的マーキングからなる群の少なくとも二つが、担体から電子コンポーネントを取り除くことなく実行されてもよい。換言すれば、これらのまたは他の手順のうちの複数が、電子コンポーネントが担体上に整列されたままである間に実行されてもよい。担体は、多様な物理的条件に耐えるよう適応され得、完全なまたは部分的な後処理を通じて電子コンポーネントを精確に整列させうる。こうして、電子コンポーネントは完全な後処理の間または後処理の一部の間、担体内に保持され、整列されうる。
後処理後、電子コンポーネントは、電子コンポーネントが担体によって保持および整列されている間に担体を後処理機械から取り除くことによって、後処理機械から取り除かれうる。
上に定義した諸側面および本発明のさらなる諸側面は、以下に記載する実施形態の例から明白であり、これらの実施形態の例を参照することで説明される。
本発明の例示的な実施形態に基づく担体の詳細を示す図である。 本発明の例示的な実施形態に基づく担体の概観を示す図である。 本発明の例示的な実施形態に基づく担体の分解組立図である。 本発明の例示的な実施形態に基づく、四つの電子コンポーネントがマウントされた、アセンブルされた担体の概観を示す図である。 本発明の例示的な実施形態に基づく担体の詳細を示す図である。 本発明の例示的な実施形態に基づく担体の概観を示す図である。 本発明の例示的な実施形態に基づく担体の詳細を示す図である。 本発明の例示的な実施形態に基づく担体の分解組立図である。 本発明の例示的な実施形態に基づく、電子コンポーネントがマウントされた、アセンブルされた担体の概観を示す図である。 本発明の例示的な実施形態に基づく担体の詳細を示す図である。 本発明の例示的な実施形態に基づく担体の分解組立図である。 本発明の例示的な実施形態に基づく担体の詳細を示す図である。 本発明の例示的な実施形態に基づく担体の分解組立図を示す図である。 本発明の例示的な実施形態に基づく担体のある動作状態での詳細を示す図である。 本発明の例示的な実施形態に基づく担体の異なる動作状態での詳細を示す図である。
図面の図示は概略的なものである。異なる図面において、同様なまたは同一の要素は同じ参照符号を与えている。
図1は、本発明のある例示的な実施形態に基づく整列固定具10の、弾性ユニット41を有するばね板110の詳細を示している。図1に示される整列固定具10は、本発明の例示的な実施形態に基づく担体100の一部をなす。この担体100のより大きな部分が図2に示されている。
再び図1を参照すると、ここに示されている詳細は、担体100のコーナー領域に位置される。図1に示される詳細の大きさは、基本的には整列固定具10に対応する。レセプタクル20(破線で概略的に図示している)は第一の当接部31の第一の部分32、第一の当接部31の第二の部分34、第二の当接部51の第一の部分52、第二の当接部51の第二の部分54およびベース支持部71を有していてもよく、あるいはこれらによって画定されていてもよい。ベース支持部71は、レセプタクル20の下側に延在しうる。第一の当接部31は第一の部分32および第二の部分34によって形成され、この第一の部分32および第二の部分34は互いに対して90°の角度をもたされており、第一の当接部31は硬い部材である。第二の当接部51は第一の部分52および第二の部分54によって形成され、この第一の部分52および第二の部分54は互いに対して90°の角度をもたされており、第二の当接部51は硬い部材である。第一の当接部31および第二の当接部51は、電子コンポーネント1の側部に当接する(図2参照)よう適応されるべく、ばね板110から上方に垂直に延在し、あるいは突き出ていてよい。ベース支持部71は、第一の当接部31近くの部分および第二の当接部51近くの部分を有しうる。第一の当接部操作孔39は、弾性ユニット41をプレストレストを与えられたまたは付勢された位置にもってくるためにピン(図示せず)などによって操作されるよう適応されている。
弾性ユニット41は、第一のばね要素42および第二のばね要素44を有しうる。ここで、第一のばね要素42および第二のばね要素44のそれぞれは、第一の当接部31から第二の当接部51に向けて延在し、レセプタクル20の下側で、すなわちレセプタクルに受け入れられているときの電子コンポーネント1の下で、その全長に沿って整列される。図1に示される弾性ユニット41の配置は、整列固定具10の空間節約的な設計を許容する。
第一のばね要素42および第二のばね要素44は、隣り合わせに延在し、弾性ユニット41を形成する。第一のばね要素42および第二のばね要素44は鏡映対称である。第一の当接部はL字形で、少なくとも部分的にベース支持部71をなす板から上方に延在する。第一のばね要素42および第二のばね要素44は、レセプタクル20の主平面に垂直には硬く、レセプタクル20の主平面に平行には柔軟である。第一のばね要素42および第二のばね要素44は、下に配置されており、上から見た図ではレセプタクル20の間の空間にある。
第一のばね要素42および第二のばね要素44はそれぞれ平面状であり、蛇行形である。第一のばね要素42および第二のばね要素44のそれぞれは、一端で、第一の当接部に固定的にマウントされ、第一のばね要素42および第二のばね要素44のそれぞれは、その他端で、第二の当接部に固定的にマウントされる。第一のばね要素42、第二のばね要素44およびベース支持板は一枚の板から一体的に形成される。
図2は、いくつかの整列固定具10をもつばね板110を有する担体100の詳細を示している。ばね板110は、整列固定具10を有する。四つの整列固定具10のそれぞれに、一つの電子コンポーネント1が置かれる。電子コンポーネント1は、レセプタクル10内で上下さかさまに置かれており、そのため接点側2ならびに第一の側部5および第二の側部6が直接見える。孔のような基準要素118がばね板110の一つの側部に位置されていてもよい。
図3は、担体100の細部の分解組立図である。担体100は、レセプタクル20を担持でき、弾性ユニット板と称されうるばね板110を有しうる。担体100はさらに、ベース支持板と称されうる第二の板120と、受け入れ板と称されうる第三の板130とを有していてもよい。受け入れ板130は、電子コンポーネント1が整列固定具10のレセプタクル20内に受け入れられるときに通る受け入れ開口135を有しうる。この図では、12個の受け入れ開口135が見られるが、担体100は任意の数の受け入れ開口135ならびに対応する数の整列固定具10およびレセプタクル20を有しうる。電子コンポーネント1は上下さかさまの状態で描かれており、よって、接点側2ならびに第一の側部5および第二の側部6が直接見える。基準要素118がばね板110、第二の板120および第三の板130の各板のある側部に位置されていてもよい。
図4は、ばね板110、第二の板120および第三の板130を有しうる担体100の詳細を示す図である。第三の板130がばね板110および第二の板120を覆うので、整列固定具10のレセプタクル20のみが見える。ここでもまた、電子コンポーネント1は上下さかさまに描かれており、よって、接点側2ならびに第一の側部5および第二の側部6が直接見える。
図5は、ばね板110の詳細の上から見た図であり、レセプタクル20を描いている。レセプタクル20は別個の部材であってもよく、ばね板110にクリップされ、それにより留められていてもよい。ばね板110は、弾性ユニット受け入れ開口114および弾性ユニット受け入れ部90(これは弾性ユニット留め部と称してもよい)を有しうる。弾性ユニット受け入れ開口114は、対応する整列固定具10の完全なレセプタクル20を受け入れるよう適応されている。弾性ユニット受け入れ部90は、形状ロックする仕方で弾性ユニット固定部82(たとえばピン)と係合するよう適応されている。第二の当接部51および弾性ユニット固定部82は一緒になって硬い部材を形成する。このように、第二の当接部51はばね板110に固定的にマウントされている。第一の当接部31は弾性ユニット41を介して第二の当接部51に柔軟にマウントされている。その主たる機能において、レセプタクル20の本実施形態は、図1に示し、論じた実施形態と同様である。
図6は、図5に示される詳細を含む担体100の詳細の上から見た図である。弾性ユニット板110は、9個の対応する弾性ユニット受け入れ部90をもつ9個の弾性ユニット受け入れ開口114を有する。四つの整列固定具10が四つの対応するレセプタクル20を設けられる。基準要素118がばね板110の一つの側部に位置されてもよい。
図7は、本発明の別の例示的な実施形態に基づく担体の詳細の上から見た図であり、この担体は電子コンポーネント1の二つの角度をもった側部に係合するよう適応された第一の弾性ユニット46および第二の弾性ユニット48を有する。第一の弾性ユニット46および第二の弾性ユニット48は、鏡映対称な仕方で配置されている。第二の弾性ユニット48はS字形で、レセプタクル20の下に第一の蛇行部が位置されている。第二の弾性ユニット48の第二の蛇行部はレセプタクル20の横に位置されている。この実施形態における担体は弾性ユニット板110を有するのみであってもよい。すなわち、ここでは板120および130は省略される。レセプタクル20は、第一の弾性ユニット46を介して柔軟にマウントされた第一の当接部32、第一の部分52および第二の部分54によって形成される第二の当接部51、さらなる弾性ユニット48を介してマウントされる第三の当接部34ならびに電子コンポーネント1の主要面の一つのための支持をなすベース支持部71によって形成されうる。このように、電子コンポーネント1の六個の面のうち五つがレセプタクル20の諸部分に当接していてもよい。
図8は、図7に描いた詳細を参照する担体100の分解組立図である。担体100は、弾性ユニット46およびさらなる弾性ユニット48(図7に示した)を有するばね板110を有していてもよい。ベース支持板120とも称されうる第二の板120は、たとえばレセプタクル20内に上下さかさまに置かれ電子コンポーネント1の接点側2が見えるようにした電子コンポーネント1のレーザー・マーキングを可能にするために、アクセス開口125を有していてもよい。電子コンポーネント1は、受け入れ板130の受け入れ開口135を通じてレセプタクル20上に置かれうる。
図9は、担体100のアセンブルされた上から見た図である。ここでは、ばね板110、ベース支持板120および受け入れ板130が一緒にアセンブルされている。受け入れ板130がばね板110およびベース支持板120をほぼ完全に覆うので、受け入れ板130が認識できる。この図は、9個の整列固定具10を示しており、一つの整列固定具には一つのレセプタクル20内に受け入れられた電子コンポーネント1がある。さらに、電子コンポーネント1の第一の側部5に当接する第三の当接部34も見える。電子コンポーネント1は、その第二の側部6をもって、レセプタクル20の第二の当接部51の第一の部分54に当接する。操作部64は、レセプタクル20の大きさを拡大するために電子コンポーネントの第一の側部5から第三の当接部34を離すために操作されるようアクセス可能である。操作部64に対して角度をもって、さらなる操作部62が電子コンポーネント1の別の側部に当接していてもよい。操作部62および操作部64はそれぞれ、レセプタクル20の大きさを拡大するために操作されるためにアクセス可能である。
図10は、レセプタクル20を有する別個の弾性部材を示す図であり、図11はそれに従う担体100を分解組立図で示す。図10の実施形態のレセプタクル20は図7の実施形態のレセプタクル20と非常によく似ている。この別個の弾性部材は固定部82を有するので、この別個の弾性部材は図11に示されるようにばね板110にクリップされうる。より精確には、凹部90において固定部82に係合することによってばね板110に留められることができる。ばね板110は、弾性ユニット受け入れ開口115および弾性ユニット受け入れ部90を有しうる。弾性ユニット受け入れ開口115は、対応する整列固定具10の完全なレセプタクル20を受け入れるよう適応されている。弾性ユニット受け入れ部90は、形状ロックする仕方で(たとえばスナップフィット接続、クリップ接続など)弾性ユニット固定部82と係合するよう適応されている。第二の当接部51および弾性ユニット固定部82は一緒になって硬い部材を形成する。このように、第二の当接部51はばね板110に固定的にマウントされている。第一の当接部32は第一の弾性ユニット46を介して柔軟にマウントされ、第三の当接部34は第二の弾性ユニット48を介して柔軟にマウントされている。第一の弾性ユニット46は、該第一の弾性ユニット46をプレストレスを受けたまたは付勢された位置に持ち込むためのピン(図示せず)などによって操作されるよう適応された第一の操作アーム64を有する。第二の弾性ユニット48は、該第二の弾性ユニット46をプレストレスを受けたまたは付勢された位置に持ち込むためのピン(図示せず)などによって操作されるよう適応された第二の操作アーム62を有する。
図11は、図9に描かれた担体100の分解組立図である。この担体は、図10に基づく別個の弾性部材を有する。担体100は、レセプタクル20を担持でき、弾性ユニット板と称されうる第一の板110を有しうる。担体100はさらに、ベース支持板と称されうる第二の板120と、受け入れ板と称されうる第三の板130とを有していてもよい。受け入れ板130は、電子コンポーネント1が整列固定具10のレセプタクル20内に受け入れられるときに通る受け入れ開口135を有しうる。この図では、9個の受け入れ開口135が見られるが、担体100は任意の数の受け入れ開口135ならびに対応する数の整列固定具10およびレセプタクル20を有しうる。電子コンポーネント1は上下さかさまの状態で描かれており、よって、接点側2が見える。別個の弾性部材Aは、弾性ユニット受け入れ部90によって、ばね板110の弾性ユニット受け入れ開口115に固定的に挿入されていてもよい。
図12は、浮動可能にマウントされたレセプタクル20を有する整列固定具10を示している。浮動可能にマウントされたフレーム27は、二つの反対側の弾性ユニット49を介して浮動可能にマウントされている。二つの弾性ユニット49はS字形であり、外側部からこれにより浮動可能にマウントされたフレームに延在する。よって、浮動可能にマウントされたフレーム27内に統合されたレセプタクル20も浮動可能である。浮動可能にマウントされたフレーム27上に配置された調整ユニット28が、浮動可能にマウントされたフレーム27の微調整を、よってレセプタクル20の微調整を許容する。三つの調整ユニット28が整列固定具10の主平面内でレセプタクルの微調整を許容しうる。
図13は、4×9の整列固定具のマトリクス形に配置された36個の整列固定具を有する完全な担体100の上から見た概略図である。担体100の端領域に配置された二つの基準要素118が担体100を整列させるために使用されうる。
図14および図15は、担体100の詳細の上から見た図を示している。ここで、担体100は弾性ユニット板フレーム111に板接続弾性ユニット154を介して弾性的に結合されたスライド可能にマウントされたばね板110を有する。弾性ユニット板フレーム111は受け入れ板130に固定的にマウントされている。よって、板接続弾性ユニット154を曲げることによって、ばね板110は、第二の当接部51をなす受け入れ開口135を有する受け入れ板130に対してスライドしうる。弾性ユニット41を介してばね板110にマウントされた第一の当接部31は、受け入れ板130の固定部分をなす第二の当接部51に対してスライドしうる。第一の当接部31および第二の当接部51によって形成されるレセプタクル20のレセプタクル開口48は、ばね板110を受け入れ板130に対してスライドさせることによって拡大されうる。受け入れ板130および弾性ユニット板フレーム111は固定孔208で固定されうるので、弾性ユニット操作孔258に操作力210を係合させることによって、ばね板110は受け入れ板130および弾性ユニット板フレーム111に対してスライドさせることができる。担体100を操作力210の力に抗して固定するために、反対向きの力200が加えられてもよい。受け入れ板130および弾性ユニット板フレーム111は、いくつかの固定点156において互いに固定的に結合されてもよい。
図14を参照するに、受け入れ板130と称されうる第二の板130の第一の板当接部134と、ばね板110の第二の板当接部914とが互いに当接する。レセプタクル開口48のサイズを制御するようスペーサー257が適応されてもよい。第一の板当接部134および第二の板当接部114が互いに当接するとき、第一の当接部31と第二の当接部51とによって形成されるレセプタクルのクランプ・サイズに到達しうる。レセプタクル開口48のサイズは、受け入れられるべき電子コンポーネント1より小さくてもよく、よって、電子コンポーネント1は第一の当接部31と第二の当接部51とによってクランプされうる。ばね板110と弾性ユニット板フレーム111との間の空間259はスペーサー257のサイズを有しうる。
図15を参照するに、レセプタクル開口48の受け入れ時のサイズが示されている。ばね板110と弾性ユニット板フレーム111との間の空間259が拡大されている。したがって、レセプタクル開口48のサイズも、電子コンポーネント1がレセプタクル20内に、すなわち第一の当接部31と第二の当接部51との間の空間内に受け入れられうるサイズに拡大されうる。
「有する」の語は他の要素やステップを排除するものではなく、単数形の表現が複数を排除するものではないことを注意しておくべきである。異なる実施形態との関連で述べた要素が組み合わされてもよい。請求項に参照符号があったとしても、特許請求の範囲を限定するものと解釈してはならない。本発明の実装は、図面に示され上に記載された好ましい実施形態に限定されるものではなく、たとえ根本的に異なる実施形態の場合であっても、本発明に基づく示された解決策および原理を使用する多数の変形が可能である。
1 電子コンポーネント
2 電子コンポーネントの接点側
5 電子コンポーネントの第一の側部(側辺部)
6 電子コンポーネントの第二の側部(側辺部)
7 電子コンポーネントの第三の側部(側辺部)
8 電子コンポーネントの第四の側部(側辺部)
10 整列固定具/配置固定具/アライン・フィクスチュア
20 レセプタクル
27 浮動可能にマウントされたフレーム
28 調整ユニット/アジャストメント・ユニット
31 第一の当接部
32 第一の当接部の第一の部分/第一の当接部
34 第一の当接部の第二の部分/第三の当接部
39 当接部作動孔/当接部操作孔/当接部のアクチュエーション・ホール
41 弾性ユニット
42 第一のばね要素
44 第二のばね要素
46 弾性ユニット
47 さらなる弾性ユニット
48 レセプタクル開口
51 第二の当接部
52 第二の当接部の第一の部分
54 第二の当接部の第二の部分
71 ベース支持部
82 弾性ユニット固定部
90 弾性ユニット受け入れ部
100 担体/キャリア
101 力
110 ばね板/スプリング・プレート/弾性ユニット板/第一の板〔プレート〕
111 弾性ユニット板フレーム
115 弾性ユニット受け入れ開口
118 基準要素/フィデューシャル・エレメント
120 ベース支持板/第二の板〔プレート〕
125 アクセス開口
130 受け入れ板/第三の板〔プレート〕
134 第一の板当接部
154 板接続弾性ユニット
156 固定点
200 反対向きの力
208 固定孔
210 作動力/操作力
257 スペーサー
258 弾性ユニット作動孔/弾性ユニット操作孔
259 空間

Claims (15)

  1. 電子コンポーネントを整列させるための整列固定具であって:
    第一の当接部および第二の当接部を有する、前記電子コンポーネントを受け入れるよう適応されたレセプタクルを有し、前記第一の当接部は弾性ユニットを介してフレキシブルに取り付けられており、
    前記第一の当接部および前記第二の当接部は電子コンポーネントがレセプタクル内に受け入れられる電子コンポーネント受け入れ体積を画定しており、
    前記弾性ユニットは前記電子コンポーネント受け入れ体積の底面の下に延在し、
    前記弾性ユニットは、前記第一の当接部と前記第二の当接部の間に電子コンポーネントをクランプするためのクランプ力を与えるよう適応されている、
    整列固定具。
  2. 前記第一の当接部は、該第一の当接部が取り付けられている前記弾性ユニットから上方に延在し、前記第一の当接部は前記電子コンポーネント受け入れ体積の横に延在する、請求項1記載の整列固定具。
  3. 請求項1または2記載の整列固定具であって、
    前記電子コンポーネントに対して、前記第一の当接部は第一の力をはたらかせるよう適応され、前記第二の当接部は第二の力をはたらかせるよう適応され、
    前記第一の力および前記第二の力は少なくとも部分的に互いに反対方向である、整列固定具。
  4. 前記第一の当接部および前記第二の当接部は、前記第一の力が前記レセプタクルの主平面に平行にはたらかされ、前記第二の力が前記レセプタクルの前記主平面に平行にはたらかされるよう適応されている、請求項3記載の整列固定具。
  5. 前記レセプタクルはさらに、前記レセプタクルの主平面に平行な支持面をなし、前記電子コンポーネント受け入れ体積の底面を画定するベース支持部を有する、請求項1ないし4のうちいずれか一項記載の整列固定具。
  6. 前記ベース支持部が、前記第一の力に垂直かつ前記第二の力に垂直に前記電子コンポーネントに対して支持力をはたらかせるよう適応されている、請求項3および5記載の整列固定具。
  7. フレキシブルに取り付けられた前記第一の当接部が、前記レセプタクルの主平面に平行な動きを実行するよう適応されている、請求項1ないし6のうちいずれか一項記載の整列固定具。
  8. 前記弾性ユニットの下に配置されるベース支持板を有する、請求項1ないし7のうちいずれか一項記載の整列固定具であって、
    前記弾性ユニットが、前記ベース支持板によって少なくとも部分的に支持されて前記レセプタクルの主平面に平行な動きを実行するよう適応される、整列固定具。
  9. ベース支持板および受け入れ板を有する請求項1ないし7のうちいずれか一項記載の整列固定具であって、前記ベース支持板と前記受け入れ板の間に前記弾性ユニットが配置され、
    前記弾性ユニットが、前記ベース支持板および前記受け入れ板によって少なくとも部分的に案内されて前記レセプタクルの主平面に平行な動きを実行するよう適応される、整列固定具。
  10. 請求項1ないし9のうちいずれか一項記載の整列固定具を複数個有する、複数の電子コンポーネントを整列させるための担体。
  11. 各レセプタクルが少なくとも一つの割り当てられた弾性ユニットを有する、請求項10記載の担体。
  12. 少なくとも一つの弾性ユニットが前記レセプタクルの複数個に割り当てられる、請求項10または11記載の担体。
  13. 請求項10ないし12のうちいずれか一項に記載の担体を使う方法であって:
    ・クランプ機構を操作して、受け入れられるべき電子コンポーネントより大きなレセプタクル内の開口を露わにする段階と;
    ・電子コンポーネントをレセプタクル内の開口内に位置させる段階と;
    ・前記クランプ機構を操作して、電子コンポーネントが前記担体のレセプタクル内で整列されるよう開口のサイズを小さくする段階とを有する、
    方法。
  14. 請求項13記載の方法であって:
    ・前記電子コンポーネントを後処理機械内に位置させる段階と;
    ・前記電子コンポーネントが前記担体のレセプタクル内に整列された位置に維持されている間に、前記電子コンポーネントを前記後処理機械の後処理操作にかける段階とを有する、
    方法。
  15. 請求項13または14記載の方法であって:
    ・前記クランプ機構によって前記電子コンポーネントの側部のみで前記電子コンポーネントを弾性的にクランプする段階を含む、
    方法。
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